ele-kingtag:www.ele-king.net,2013-02-06://62024-03-28T08:49:50ZGastr del Sol - ──デヴィッド・グラブスとジム・オルークから成るガスター・デル・ソル、アーカイヴ音源集がリリースtag:www.ele-king.net,2024://6.111052024-03-28T08:48:17Z2024-03-28T08:48:17Z──デヴィッド・グラブスとジム・オルークから成るガスター・デル・ソル、アーカイヴ音源集がリリースele-king Powerd by DOMMUNE
1991年、ポスト・ハードコア・バンド、バストロを継承するかたちでデヴィッド・グラブスにより結成されたバンドは、93年にファースト・アルバムを発表、ガスター・デル・ソルと名乗ることになる。同年、ジョン・マッケンタイアとバンディ・K・ブラウンがトータス結成のために脱退すると、入れ替わるようにジム・オルークが加入。デュオ体制となった彼らは94年から98年にかけ3枚のアルバムを残し、ポスト・ロックを代表する1組となった。 そんなガスター・デル・ソルの、じつに26年ぶりのリリースがアナウンスされている。これまでまだまとめられたことのないスタジオ・ワークと未発表のライヴ音源から構成される『We Have Dozens of Titles』は、〈Drag City〉より5月24日に発売。90年代のデヴィッド・グラブスとジム・オルークによる冒険を、いまあらためて確認するチャンスだ。 artist: Gastr del Sol title: We Have Dozens of Titles label: Drag City release: 24th May 2024 format: 3LP Bo… 続きを読むedbl - @Blue Note Tokyotag:www.ele-king.net,2024://6.111042024-03-28T06:35:57Z2024-03-28T06:35:57Zedbl@Blue Note Tokyoele-king Powerd by DOMMUNE
1st、2nd ステージともにチケットはソールドアウト、客席はおおよそ男女半々、多様で熱心なファンが詰めかけた edbl 初のバンド・セットでの来日ライヴ。3月23日、BLUE NOTE TOKYO での 1st ステージを観た僕がまず感じたのは、イギリスのバンドならではと言える伝統的なステージ運びのさすがのウマさと、そして、ヒップホップ・ビートをベースとするライヴにおける演じる側、聴く側、双方の成熟度合いの高さだった。 打ち込みメインのクールなヒップホップ・ビートと、元々はギタリストである edbl 自身が奏でるギターや、キーボード、ホーン、そしてヴォーカルといったメロディアスな要素の組み合わせの巧みさで、サウス・ロンドンの地から世界中でのブレイクを果たした edbl。ヒップホップ・ビートを用いるアクトでもいまや通例となったバンド・セットでのライヴは、インストの “Seven Eleven” で幕を開ける。ドラムスの Andrew Finney、ベースの John Wright、キーボードの Jim Baldock に続いてステージに上がった edbl は、他のメンバーとともにコ… 続きを読む『成功したオタク』tag:www.ele-king.net,2024://6.111032024-03-28T06:27:30Z2024-03-28T06:27:30Z『成功したオタク』ele-king Powerd by DOMMUNE
2012年から世界的な広がりを見せたK-POPのなかでもトップを切り、16年には韓流グループで初めてフォーブス誌の「世界で最も稼ぐ有名人100人」に選ばれたBIGBANGは日本の観客動員数も(2位の嵐をダブルスコアで抑えて)1位となるなど破竹の勢いで10年間を駆け抜けた……と思いきや、その年の暮にメンバーのV.Iがケータイを没取して女性たちとパーティをやっているという報道が出たと思ったら、そこからスキャンダル報道がとまらなくなり、翌年にはT.O.Pが大麻で逮捕、事務所の株価暴落、兵役で特別扱いに非難、19年2月にはV.Iが経営するクラブ、バーニング・サンで暴行事件、同クラブで麻薬と性犯罪の疑惑も取り沙汰され、V.Iは警察に出頭、3月に入ると隠し撮りしていたセックス・ヴィデオを芸能関係者8人がアプリで共有していたことが発覚し、V.Iは引退を発表、韓国よりも日本のファンがV.Iを擁護したことも話題になった。さらにアプリを運営していた歌手のチョン・ジュニョンも逮捕され、同アプリに登録していたHIGHLIGHTやFTISLANDのメンバーもグループを脱退もしくは引退。この時も日本のファンが脱… 続きを読むSadistic Mika Band - ──サディスティック・ミカ・バンドの豪華ボックスセットが発売tag:www.ele-king.net,2024://6.111022024-03-27T10:52:00Z2024-03-27T10:52:00Z──サディスティック・ミカ・バンドの豪華ボックスセットが発売ele-king Powerd by DOMMUNE
日本のロック史にその名を刻むバンドのひと組、加藤和彦、高中正義、小原礼、高橋幸宏、今井裕、後藤次利らから成るサディスティック・ミカ・バンド。そのボックスセットが本日3月27日発売されている。 MIKAがヴォーカルを務めた第1期および桐島かれんヴォーカル時代の第2期に発表されたオリジナル・アルバム&ライヴ・アルバム全6作に最新リマスタリングが施され(うち2枚は砂原良徳が担当)、新たに発見された京都でのライヴ音源を収める1枚、レア音源で構成される1枚を加えた計8枚のCDが封入される……のみならず、さらにBlu-rayとブックレットまで同梱という、なんとも豪華な仕様だ。 また、ロキシー・ミュージックのフロントアクトとして演奏した際の音源として名高い『Live In London』、そのアートワークをあしらったTシャツの予約も開始されているので、そちらもチェックしておきましょう。 アーティスト:サディスティック・ミカ・バンド タイトル:PERFECT! MENU レーベル:Universal Music 品番:UPCY-90244 仕様:CD8枚組+Blu-ray+ブックレット 発売日:… 続きを読む3月のジャズ - Jazz in March 2024tag:www.ele-king.net,2024://6.111012024-03-27T04:29:29Z2024-03-27T04:29:29ZJazz in March 2024ele-king Powerd by DOMMUNE
ジョン・コルトレーンとアリス・コルトレーンの音楽や思想を後世に伝えるために設立された非営利団体のジョン&アリス・コルトレーン・ホームは、コルトレーンの一族や〈インパルス〉レコード、デトロイト・ジャズ・フェスティヴァル、ハマー・ミュージアム、ニューヨーク・ヒストリカル・ソサエティなどと提携し、今年2024年と2025年を「アリスの年」と位置づけ、さまざまな企画や催し、出版などをおこなっていくとしている。2月22日にはコルトレーン夫妻の息子であるサックス奏者のラヴィ・コルトレーン、アリスの娘であるシンガーのミシェル・コルトレーンに、アリス・コルトレーンに多大な影響を受けたハープ奏者のブランディ・ヤンガーらが集まり、夫妻とも縁の深いニューヨークのライヴ・ハウス、バードランドで記念コンサートがおこなわれた。そして、これら企画の一環としてアリス・コルトレーンの未発表ライヴ盤が発表された。 Alice Coltrane The Carnegie Hall Concert Impulse! / ユニバーサル ジョンの死後から4年経った1971年2月21日、ニューヨークのカーネギー・ホー… 続きを読むinterview with Keiji Haino - 灰野敬二 インタヴュー抜粋シリーズ 第1回 tag:www.ele-king.net,2024://6.111002024-03-26T08:52:42Z2024-03-26T08:52:42Z灰野敬二 インタヴュー抜粋シリーズ 第1回
「エレクトリック・ピュア・ランドと水谷孝」そして「ダムハウス」についてele-king Powerd by DOMMUNE
「アンビエント/ドローンの歴史の中で、重要なアルバムを上げてみよ」と問われたら、私は1994年のラファエル・トラルの『Sound Mind Sound Body』と2004年のシュテファン・マチューの『The Sad Mac』の二作は必ず入れると思う。ノスタルジックなムードのドローン音という意味で、現在まで続くアンビエント/ドローン・ミュージックの源流のように聴こえてくるから。 そして1994年から30年後に発表された『Spectral Evolution』は、ラファエル・トラルがアンビエント/ドローン的な「音楽」に久しぶりに回帰した作品であり、彼の音響実験の成果が見事に結晶したアルバムであった。いや、もしかするとアルバム『Spectral Evolution』は、ラファエル・トラルの30年に及ぶ活動・経歴のなかでも、「最高傑作」と呼べる作品ではないか。むろんそんなことを軽々しくいうものではないことは十分に承知しているけど、しかし本作は彼が1995年の『Wave Field』以来、さまざまな音響の実験を経て、ついに新たな「音楽」へと辿り着いたといってもいいほどのアルバムに思えたのだ… 続きを読むexclusive JEFF MILLS ✖︎ JUN TOGAWA - 「スパイラルというものに僕は関心があるんです。地球が回っているように、太陽系も回っているし、銀河系も回っているし……」 tag:www.ele-king.net,2024://6.110952024-03-26T00:45:00Z2024-03-26T00:45:00Z「スパイラルというものに僕は関心があるんです。地球が回っているように、太陽系も回っているし、銀河系も回っているし……」
対談:ジェフ・ミルズ × 戸川純「THE TRIP -Enter The Black Hole- 」ele-king Powerd by DOMMUNE
子どものころTVを観ていたら「宇宙食、発売!」というコマーシャルが目に入った。それは日清食品が売り出すカップヌードルのことで、びっくりした僕は発売初日に買いに行った。ただのラーメンだとは気づかずに夢中になって食べ、空っぽになった容器を逆さまにして「宇宙船!」とか言ってみた。カップヌードルが発売された2年前、人類は初めて月面に降り立った。アポロ11号が月に降り立つプロセスは世界中でTV中継され、日本でもその夜は大人も子どももTV画面をじっと見守った。翌年明けには日本初の人工衛星が打ち上げられ、春からの大阪万博には「月の石」がやってきた。秋にはイギリスのTVドラマ「謎の円盤UFO」が始まり、小学生の子どもが「宇宙」を意識しないのは無理な年となった。アポロが月に着陸した前の年、『2001年宇宙の旅』が1週間で打ち切りになったとはとても思えない騒ぎだった。 Jeff Mills The Trip - Enter the Black Hole Axis / U/M/A/A Techno Amazon Tower HMV disk union ジェフ・ミルズが2008年から継続的に続けている… 続きを読むKelela - RAVE:N, The Remixestag:www.ele-king.net,2024://6.110982024-03-25T08:45:13Z2024-03-25T08:45:13Z好評を得たセカンド・アルバムから1年。インディR&Bシンガー、ケレラのリミックス盤が攻めている。ele-king Powerd by DOMMUNE
まるで太陽神かなにかみたいだった。直視することがはばかられる、物理的な光の反射。ブラック・カルチャーでよく参照される古代エジプトと関連があるのだろうか。2023年9月3日、胸に円形の鏡を装着して神田スクエアホールの舞台にあらわれた彼女は、「わたしは光をまとって立っている」という “Contact” の歌詞どおり巧みに照明を利用し、文字どおり光を放っていた。 黒人文化の入念な研究を経て送り出されたセカンド・アルバムは、ブラックであることと女性であることの両方をエンパワメントする作品だったわけだけれど、光を駆使するケレラはいまみずからが世界を変革するための道しるべになることを引き受けようとしているのかもしれない。好評を得た『Raven』から1年。そのリミックス盤『RAVE:N, The Remixes』もまた彼女の輝きを広く知らしめる作品となっている。 ケレラがリミックス盤を制作するのはもはや恒例行事だ。ミックステープ『Cut 4 Me』(2013→2015)、EP「Hallucinogen」(2015→2015)、ファースト・アルバム『Take Me Apart』(2017→201… 続きを読むLarry Heard - ——シカゴ・ディープ・ハウスの伝説、ラリー・ハード13年ぶりに来日tag:www.ele-king.net,2024://6.110962024-03-25T07:10:39Z2024-03-25T07:10:39Z——シカゴ・ディープ・ハウスの伝説、ラリー・ハード13年ぶりに来日ele-king Powerd by DOMMUNE
シカゴ・ハウスのレジェンドのなかのレジェンド、ラリー・ハードが13年ぶりに来日する。ディープ・ハウスを定義した“Can You Feel It”、ハウスの妖しい光沢を示した“Mystery Of Love”、アシッド・ハウス・クラシックの“Washing Machine”……多くのクラシックを残した重鎮、この機会を見逃すな。 ■Larry Heard aka Mr.Fingers Japan Tour 2024 4.26(Fri) 名古屋 @Club Mago music by Larry Heard aka Mr.Fingers ayapam D.J. (WIDE LOOP) Longnan (NOODLE) 2nd room DJ: xxKOOGxx (Raw Styelz, VINYL) HIROMI. T PLAYS IT COOL. food: ボヘミ庵 Open 22:00 Advance 3,000yen(https://club-mago.zaiko.io/item/363289) Door 4,000yen Info: Club Mago http://club… 続きを読むinterview with Julia_Holter - 私は人間を信じているし、様々な音楽に耳を傾ける潜在能力を持っていると信じている tag:www.ele-king.net,2024://6.110912024-03-22T09:45:48Z2024-03-22T09:45:48Z私は人間を信じているし、様々な音楽に耳を傾ける潜在能力を持っていると信じている
——ジュリア・ホルター、インタヴューele-king Powerd by DOMMUNE
アポロの像に欠けてはならぬは、そういう繊細微妙な線だ。あの節度ある限定、粗暴な興奮からのあの自由、あの知恵にみちた平静が、この造形家の神にはつきものなのだ。 ニーチェ『悲劇の誕生』(秋山英夫訳) Julia Holter Something in the Room She Moves Domino/ビート Magic musicAmbientDroneExperimental Amazon Tower HMV disk union 疲れている場合ではない。いま必要なのは、世界を新鮮に感じることだ。そしていまぼくは、ジュリア・ホルターの新作『サムシング・イン・ザ・ルーム・シー・ムーヴス(彼女が動く部屋のなかの何か)』を聴いている。 「アート」という言葉はいまでは曖昧で実体を欠いた、ともすれば再開発の付属品みたいになっているので使いたくないから、少々回りくどい説明をする。ブライアン・イーノの『アナザー・グリーン・ワールド』(1975年11月)に大きな影響を与えたアルバムに、ジョニ・ミッチェルの『コート・アンド・スパーク』(1974年1月)がある。彼女のソングライティングの才… 続きを読むKim Gordon - The Collectivetag:www.ele-king.net,2024://6.110942024-03-22T09:00:32Z2024-03-22T09:00:32Z2枚目のソロ・アルバムでさらなる進化を遂げたキム・ゴードン。強烈なインダストリアル・ノイズを聴こう。ele-king Powerd by DOMMUNE
ブラック・ホールをテーマにしたジェフ・ミルズのニュー・アルバム、戸川純が参加したことでも話題になっている『The Trip – Enter The Black Hole』が3月20日より配信にて先行リリースされている。またCDとアナログの発売も決定(CDは4月24日、LPは5月下旬)。なおCDは、サインつきのものが4月1日におこなわれる同名の舞台作品の会場(ZERO TOKYO)にて先行販売されるとのこと。LPは、内側の溝から外側の溝へ向かって再生されるという、かつてURもやっていたデトロイト仕様だ。これはぜひアナログ盤を入手しておきたいところ。下記のリリース情報およびイベント情報をチェックしておこう。 ジェフ・ミルズが導く究極のサウンドトリップ 戸川純が参加で話題のジェフ・ミルズ ニューアルバム 『THE TRIP – ENTER THE BLACK HOLE』が CD,アナログレコードでもリリース決定! 3月20日(水)配信にて先行リリース! 戸川純が参加『THE TRIP – ENTER THE BLACK HOLE』のCD、アナログの発売が決定! また、CDはサイン付きで4月… 続きを読むジョンへの追悼から自らの出発へと連なる、1971年アリス・コルトレーンの奇跡のライヴ - Alice Coltranetag:www.ele-king.net,2024://6.110902024-03-21T09:34:01Z2024-03-21T09:34:01Zele-king Powerd by DOMMUNE
アリス・コルトレーン - カーネギーホール・コンサート Alice ColtraneThe Carnegie Hall Concert Impulse! / ユニバーサル Spiritual JazzFree Jazz Amazon Tower HMV disk union 365日かけて元の位置に戻るこの地球という美しい岩の上では、作品を聴き、理解し、前日とは違った見方ができる日が365ある。私たちは、地球上の多くのひとがアリスやジョン・コルトレーンのステージを見たことがないであろう時代を迎えようとしている。コルトレーンは2人とも、やがてモーツァルトのように男女の神話のような空間に住むことになるだろう。幸いなことに、私たちには写真があるし、アーカイヴ映像も少しはある。今後新しい世代がこのコンサート、ファイアー・ミュージックとスピリチュアル・ジャズの両方を、そしてアリスとジョン・コルトレーンの一期一会のみごとな融合を解釈し、再評価することになるだろう。 本作『アリス・コルトレーン~カーネギー・ホール・コンサート』は、ノスタルジアの魅力が二重に構成されている。アルバム・タイトルには「… 続きを読むPrins Thomas - ──ノルウェーからプリンス・トーマスが来日、大阪BAR IncとRainbow Disco Clubに出演tag:www.ele-king.net,2024://6.110892024-03-21T06:54:05Z2024-03-21T06:54:05Z──ノルウェーからプリンス・トーマスが来日、大阪BAR IncとRainbow Disco Clubに出演ele-king Powerd by DOMMUNE
2022年に『8』『9』と立て続けにアルバムを送りだしたノルウェーのヴェテラン、プリンス・トーマス。その来日が決定している。アジア・ツアーの一環で、ソウルでの公演ののち来日、4月20日(土)にはオープンしたばかりの大阪 BAR Inc でオープン‐ラスト・セットを披露、その後21日(日)に Rainbow Disco Club に出演する。北欧が生んだコズミック・ディスコの真髄を春の陽気とともに味わいたい。 PRINS THOMAS ASIA TOUR 2024 ■4.19(FRI) MODECi, Seoul Info: MODECi https://ja.ra.co/clubs/140937 ■4.20(SAT) BAR Inc, Osaka PRINS THOMAS Open to Close set 8PM - 3AM Entrance fee: 2000yen Info: BAR Inc 〒542-0081大阪市南船場3-10-19-B1F https://www.bar-inc.co.jp ■4.21(SUN) RAINBOW DISCO CLUB 2024, Izu I… 続きを読む