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Home >  Interviews > interview with Lizzy Bougatsos (Gang Gang Dance) - アート・ロック・エキゾチカの帰還

interview with Lizzy Bougatsos (Gang Gang Dance)

interview with Lizzy Bougatsos (Gang Gang Dance)

アート・ロック・エキゾチカの帰還

――ギャング・ギャング・ダンス、インタヴュー

沢井陽子野田 努    通訳:沢井陽子   Apr 18,2011 UP

シャーデーは家にいつもあるし、あとはアリーアね。彼女はR・ケリーのガールフレンドで、2001年に飛行機事故で死んだのだけど、私はほとんどCDを買って、i Podで聴いているんだけど、アリーアに関してはヴァイナルも買ったわ。


Gang Gang Dance
Eye Contact

Pヴァイン E王

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ダブステップは好きですか?

リズ:昔はよくきいていたけど、いまは聴いていないわ。いまは新しい音楽には興味がないの。同じ音楽をずっと聴いているの。

ホット・チップの音楽とGGDの音楽には、それほど共通点があるようには思えないのですが、どんなところで彼とは気が合うのでしょうか?

リズ:アレクシスはとても良い友だち、彼はとってもおかしな音楽を聴くのよ。私たちはお互いドン・チェリーが好きと言う共通点があるわ。思えば、そこから私たちの関係がはじまったのかもね。あと、私たちはジェイデラを聴いていて、彼はデトロイトのプロデューサーなんだけど、たくさんの曲をカットアップしたり、エリカ・バドウなど、たくさんのアーティストと仕事している、有名なプロデューサーなんだけど、アレクシスにこの曲をジェイディラっぽくミックスしてもらえないか、と持ちかけたの。彼とは、同じようなヴァイブを持っているし、それで、アレクシスに「歌ってみる?」と訊いたのよ。彼って、マーヴィン・ゲイのような声をしていると思わない?

ロサンジェルスの〈ノット・ノット・ファン〉を拠点とするLAヴァンパイアーズは好きですか? 共通する感覚があると思うんですけど。

リズ:知らないわ。

サン・アロウ(Sun Araw)は? 

リズ:それがサン・ラーのことならイエスね。ホント、いまはそんなに新しいバンドを聴いていないのよ。さっきも言ったけどエチオピアン・ミュージックとか、古いヒップホップとか、ずっと同じものを聴いている。私はいつも曲を書いているし、それが好きなのね。シャーデーは家にいつもあるし、あとはアリーアね。彼女はR・ケリーのガールフレンドで、2001年に飛行機事故で死んだのだけど、私はほとんどCDを買って、iPodで聴いているんだけど、アリーアに関してはヴァイナルも買ったわ。だって、私はレコード・プレイヤーを持っていて、プレイヤーを動かすときだと思ったのよ。

『アイ・コンタクト』というアルバムのタイトルの意味を教えて下さい。

リズ:私たちはオーディエンスとより直接的な関係を気づきたかったのよ。たとえば、誰かの目を見ながらね。また、私たちのバンド内で、何か正しいことがわかったときの、コミュニケーションでもあるの。

曲の最後に「forever ever」という声が聴こえるのですが、それはこのアルバムのクローズとしてどんな意味を持っているのでしょう?

リズ:音楽は永遠に生き続けるってことよ。

それにしても、今回は、なぜポップスをやりたかったのでしょう?

リズ:これは、どのように私たちの音を発展させるかによるわ。私たちは、自分たちの音楽がどのようになるか計画したこともない。ポップ・ミュージックも聴くけど、私たちの音楽は自分たちが、どのように世界を知覚しているかの反映というだけなのよね。

ブルックリンに行ったら、どこのレストランがオススメか教えてください。

リズ:私はチャイナタウンに7年間住んでいるのよ!

質問:野田 努(2011年4月18日)

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Profile

沢井陽子沢井陽子/Yoko Sawai
ニューヨーク在住20年の音楽ライター/ コーディネーター。レコード・レーベル〈Contact Records〉経営他、音楽イヴェント等を企画。ブルックリン・ベースのロック・バンド、Hard Nips (hardnipsbrooklyn.com) でも活躍。

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