ele-king Powerd by DOMMUNE

MOST READ

  1. interview with Sonic Boom サイケデリック・ロックの重鎮が30年ぶりのソロについて語る (interviews)
  2. スチャダラパー - シン・スチャダラ大作戦 (review)
  3. interview with Darkstar 失われたレイヴに代わるもの (interviews)
  4. ralph ──気鋭の若手ラッパーがファーストEPをリリース、プロデュースは Double Clapperz (news)
  5. Wire - Mind Hive (review)
  6. Aphex Twin ──エイフェックス・ツインが現在の状況を警告 (news)
  7. Knxwledge - 1988 (review)
  8. NINJAS ──なんか面白いことないかねー、ニンジャス? (news)
  9. Shabaka And The Ancestors - We Are Sent Here By History (review)
  10. Jun Togawa──戸川純がまさかのユーチューバーになった! (news)
  11. 井上鑑 - カルサヴィーナ (review)
  12. The Soft Pink Truth ──マトモスの片割れ、ドリュー・ダニエルによるザ・ソフト・ピンク・トゥルースがクラストコアのカヴァー集をリリース (news)
  13. Ralph ──東京の気鋭のラッパーが新曲を発表、プロデュースは Double Clapperz (news)
  14. Run The Jewels ラン・ザ・ジュエルズは何がすごいのか (interviews)
  15. Various Artists - Gilles Peterson Presents MV4 (Live from Maida Vale) (review)
  16. Columns JPEGMAFIA『Veteran』の衝撃とは何だったのか (columns)
  17. Tomas Phillips Pulse Bit Silt (style)
  18. Columns Stereolab ステレオラブはなぜ偉大だったのか (columns)
  19. Roger Eno & Brian Eno - Mixing Colours (review)
  20. Post-Pandemic Memories 第2回 キックとキックの間の長いブレイク (columns)

Home >  Interviews > interview with Jazzanova - ベルリンからの温かいソウル ──ジャザノヴァ、インタヴュー

interview with Jazzanova

interview with Jazzanova

ベルリンからの温かいソウル ──ジャザノヴァ、インタヴュー

渡利一典    Jun 12,2012 UP

気持ちは若いままだよ。すべてが新しくてエキサイティングに感じるしね。毎日が学ぶことの連続でそれが重要なんだ。ライヴでは20代の若者が僕たちをレジェンドのように見ているときがある。でも彼らは"フェディムズ・フライト"を知っている。


Jazzanova
Funkhaus Studio Sessions

Sonar Kollektiv/Pヴァイン

Amazon iTunes

あなたたちにとって音楽は仕事ですか? 趣味ですか?

アクセル:実際には仕事ではないね。ときには簡単なことではないけれど、僕たちにエナジーを与えてくれるんだ。音楽なしでは生きられないよ。ライヴのときは前の方の観客がバンドにあわせて反応するのを見るのは気持ちのいいことで、一体感を感じる。頑張った甲斐があったと感じるんだ。

制作しているのは売れる音楽? それとも好きな音楽?

アクセル:売れる音楽を作っているとは思っていないよ。たぶんできないね。つねにジャザノヴァは僕たちのなかから出てくるものを制作する。僕たちにはレディ・ガガのような音楽はできないし、彼女にも僕たちの音楽はできないんじゃないかな。これは個性であって真似できるものではないよ。ヒットを作ろうとは思わない。一度ヒットしてしまうと、同じようなものを作ろうと思うんだけど、同じものは作れないよ。それでは成功したとは言えないでしょ。ラナ・デル・レイも一緒。セールスはとてもいいし、他と同様な曲は入っていない。同じようなことを繰り返ししようとは思わないんじゃないかな。

ある意味、このアルバムでジャザノヴァにとってのひとつの最終地点/完成形を迎えてしまったと思うのですが、次はどこへ向かうのか、次に向かう先はもう明確に見えているのか?

アクセル:休もうとは思っていないよ。次のアルバムを作りたいんだ。向かう先は今作で作った道の延長だろうね。バンドで作曲した曲を増やしたいし、また原点に帰ったインストの曲も入れたいな。そういう曲もジャザノヴァらしい曲だと言えるし、新しいテクニックや、新しいサウンドを見つけたい。
 完成形と言われるのが不思議だよ。このアルバムではジャザノヴァは大して変化していないからね。すべての音符をきっちりプログラミングしてきたことから、ライヴ・バンドによってレコーディングするという変化はあったけどね。自分たちでこれ以上コントロール出来ないこともあって、諦めたこともあったけど、いろいろと学ぶことができた。僕とステファンにとってはとても楽しい経験だったよ。もしバンドがいいグルーヴを持っていたら、レコーディングしたものを切り刻んでつなぎ合わせることはしない。ひとつの音が遅れてたり、もしくは走っていたとしても、良い感じに聴こえるのならOKなんだ。昔はすべてをきっちり作ろうとしすぎていたけどね。ポールのヴォーカルもきっちりと正そうとは思わなかった。たとえ音がずれていても、それがライヴ・パフォーマンスなんだ。これは僕たちの主張でもある。すべてを完璧にしようとは思わない。感情に従って、全体像を見る。相互作用を聴くんだよ。でももしかしたらおかしなところがあるかもしれないけどね。

最後に日本のリスナーにメッセージをお願いします。

アクセル:いつでも日本には行きたいと思っているよ。僕たちの住むベルリンとは全く異なる街だからとても楽しいしね。長く滞在して文化を学べたらいいと思ってるよ。どこへ行ってもライヴに集中して、インタヴューなど受けたりするとその街をじっくり探検することができないからね。みんな日本が大好きで、友人からは日本に行くことを羨ましがられるんだ。素晴らしいファンがいてくれて、素晴らしいコミュニティがあるしね。日本に行けることを本当に楽しみにしているよ!

ゆっくり生きていたときを忘れないで
いっしょにどんちゃん騒ぎをして祝おう
"アイ・ヒューマン"


I Human feat. Paul Randolph


Believer


Let It Go


【ジャザノヴァがバンドセットでの来日決定!】
BROOKLYN PARLOR presents
"GOOD MUSIC PARLOR" LIVE at BLUE NOTE TOKYO


JAZZANOVA LIVE featuring PAUL RANDOLPH
ジャザノヴァ・ライヴ featuring ポール・ランドルフ

DJ : DJ KAWASAKI (7.16mon.)、沖野修也(Kyoto Jazzz Massive) (7.17tue.)

2012 7.16mon.-7.17tue.

7.16mon.
 [1st]Open4:30p.m. Start6:00p.m.
 [2nd]Open8:00p.m. Start8:45p.m.
 ★DJ
 [1st]4:30p.m.-6:00p.m.
 [2nd]8:00p.m.-8:45p.m.

7.17tue.
 [1st]Open5:30p.m. Start7:00p.m.
 [2nd]Open8:45p.m. Start9:30p.m.
 ★DJ
 [1st]5:30p.m.-7:00p.m.
 [2nd]8:45p.m.-9:30p.m.

http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/jazzanova/

取材:渡利一典(2012年6月12日)

123

Profile

渡利一典渡利一典/kazunori Watari
1974年長野県出身。学生時代から現在まで、かれこれ15年程渋谷のレコード・ショップ「テクニーク」にてバイヤーを担当中。

INTERVIEWS