Home > News > コーネリアスの「あ」 - ――教育番組「デザインあ」が都内で展覧会
教育テレビ......といまは言わないのだろうか、NHK Eテレにて放送中の教育番組「デザインあ」が東京ミッドタウン内21_21 DESIGN SIGHTに出現している。同番組の内容が展覧会として再組織されており、番組が掲げる「デザインマインドの育成」というテーマに沿って、音や映像を中心にさまざまな展示がなされた楽しい空間だ。ディレクターには総合指導を行なう佐藤卓、番組制作にかかわる中村勇吾に加え、コーネリアスの名も見える。音をめぐってコーネリアスが2つのコーナーを手掛けていることもあり、音楽ファンにも楽しめそうな場所である。館内では撮影も可能。いちはやく春休みを迎えたかたは行ってみられたい。
企画展「デザインあ展」
■会期 : 2013年2月8日(金)〜2013年6月2日(日)
■休館日 : 火曜日(4月30日は開館)
■開館時間 :
11:00〜20:00(入場は19:30まで)
*3月23日(土)は六本木アートナイト開催に合わせ、通常20:00閉館のところを特別に24:00まで開館延長します(最終入場は23:30)
■入場料 :
一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
*15名以上は各料金から200円割引
*障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料
その他各種割引についてはウェブサイトをご覧ください
■会場 : 21_21 DESIGN SIGHT
21_21 DESIGN SIGHTでは、2013年2月より、「デザインあ展」を開催いたします。NHK Eテレで放送中の教育番組「デザインあ」を、展覧会というかたちに発展させた企画です。
展覧会のテーマは、「デザインマインド」。日々の生活や行動をするうえで欠かせないのが、洞察力や創造力とともに、無意識的に物事の適正を判断する身体能力です。ここでは、この両面について育まれる能力を「デザインマインド」と呼ぶことにいたします。
多種多様な情報が迅速に手元に届く時代を迎え、ただ受け身の生活に留まることなく、大切なものを一人ひとりが感じとり、選択し、そして思考を深めることの重要性が問われています。その点からも、豊かなデザインマインドが全ての人に求められているといえるでしょう。
次代を担う子どもたちのデザインマインドを育てること。大人もまた、豊かな感受性を保ちながら、デザインマインドを養うこと。本展では、音や映像も活かしながら、全身で体感できる展示を通して、デザインマインドを育むための試みを、さまざまに用意いたしました。
展覧会のディレクションは、NHK Eテレ「デザインあ」で総合指導を行なう佐藤 卓をはじめ、同番組に関わる中村勇吾、小山田圭吾の3名。デザインマインドを育むこととともに、デザイン教育の可能性に注目した、子どもと大人の双方に向けた展覧会をどうぞご体験ください。
■主催 : 21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団、NHK エデュケーショナル
■後援:
文化庁、経済産業省
■特別協賛:
三井不動産株式会社
■協賛:
株式会社 佐藤卓デザイン事務所
■協力:
株式会社アマナ、株式会社アマナイメージズ、キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、ジャパンマテリアル株式会社、ベンキュージャパン株式会社、マックスレイ株式会社、ヤマハ株式会社
■展覧会ディレクター:
佐藤 卓、中村勇吾、小山田圭吾
■参加作家:
阿部洋介(tha ltd.)、岡崎智弘、緒方壽人(takram design engineering)、折形デザイン研究所、studio note、Perfektron、plaplax、山田悦子(むす美)、他
■展覧会グラフィック:
林 里佳子(佐藤卓デザイン事務所)
■展覧会会場構成協力:
五十嵐 瑠衣
■21_21 DESIGN SIGHTディレクター:
三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
■同アソシエイトディレクター:
川上典李子