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Record Store Day 2014

Record Store Day 2014

坂本慎太郎がファレル・ウイリアムスのトラックで歌う!

Feb 27,2014 UP

 音楽メディア/文筆業をはじめて以来、レコード店で音楽ライターに会ったためしがないんですよ。ワタクシ野田よりも年配のライターの方にはディスクユニオンなどでお会いすることもあるし、三田格とは会いたくもないのに会ってしまったりするものなのですが……。ほかに僕が知っている顔とはまず会わないのです。

 レコード店は、たんにモノの売り場というだけではありません。音楽シーンのメディア(情報発信地)であります。とくに洋楽なんぞを好きなリスナーが本当にフレッシュな音に出会いたければ、輸入盤を扱っているレコード店に行くしかないでしょう。すべてが並列しているネット通販などと違って、その扱われ方、置き場所にも触発されますし、隣り合わせの盤など自分の未開拓領域との出会いもあります。ナイスなレコード店のスタッフは自分たちの持っている知識を分け与えてもくれます。

 近年のネット通販の普及やDL問題などによってかどうか、レコード店は(音楽メディアと同様に)危機に瀕しています。こりゃまずいと、USのインディ・シーンで、ミュージシャンやレーベルなどが小さなレコード店を支援するために立ち上がり、はじまったのがレコード・ストア・デイ。その日に限り小さなレコード店でしか買えないレコードを売る。予約もなし、お店に行くしか買えないというわけであります。

 さて、少々気が早い、2014年4月19日土曜日のレコード・ストア・デイですが、大ニュース。なんと今回、坂本慎太郎&メイヤー・ホーソーンのスプリット7インチ・シングルが出ます。zelone recordsから届いた資料によれば、「これは、メイヤー・ホーソーンが、坂本慎太郎の1stアルバム『幻とのつきあい方』(US盤: Other Music Recording & Co.)を愛聴していて、『坂本とメイヤーで2014年の全米のレコード・ストア・デイで一緒に7inch出さないか?』とNYのOther Musicに連絡して来たことから始まりました」という話だ。そして、「お互いのインスト・ヴァージョンのオリジナル・マスターを使用してそれぞれ英語/日本語での訳詞ヴァージョンでレコーディングしよう、という事になり、遂に実現/完成しました」
 
 しかも、今回の7インチがすごいのは、「坂本慎太郎が、メイヤーの最新アルバム『Where Does This Door Go』から、ファレル・ウイリアムスのプロデュース楽曲“Wine Glass Woman”のオリジナル・トラックに日本語で歌詞を付けて歌い、メイヤー・ホーソーンは、坂本の1stアルバムから「幽霊の気分で (In a Phantom Mood)」のオリジナル・トラックに英語の歌詞を付けて歌った、つまり、坂本慎太郎がファレルのトラックで歌い、メイヤー・ホーソーンが坂本のトラックで歌うという、なかなかあり得ない日米のコラボレーション/スプリット7inchです!」という点にあるのです。
 坂本慎太郎がファレルのトラックで歌っているなんて……!

 さあ、2014年4月19日 (土) 発売! 店頭のみの販売。web・予約販売は無し。