Home > News > Red Bull Music Academy presentsMORITZ VON OSWALD TRIO featuring TONY ALLEN and MAX LODERBAUER - ──3月4日火曜日の夜リキッドルーム、アフロビートとベルリン・ミニマルとの出会い!
先日もフェラ・クティの『シャカラ』や『ゾンビー』を聴いておりました。いや、アフロ・ビートというんじゃなく、ディスコ・クラシックとしてなんですけどね。当たり前ですが、いま聴いてもまったく色あせず、素晴らしい音楽です。
ここ数年アフリカのリズムとヨーロッパのエレクトロニック・ミュージックとの邂逅が続いていますが、ことの発端にあったのは、ロンドンの〈ホネスト・ジョンズ〉という音楽をよく知ってらっしゃるレーベルが、2006年にフェラ・クティ&アフリカ70のリード・ドラマーだったトニー・アレンのアルバム『Lagos No Shaking』を出したことがきっかけになっているのではないでしょうか。その数年前にデイモン・アルバーンなんてというロックスターが手を出しているのですが、そんなものよりも、2006年にくだんのアルバムに収録された曲をデトロイトのカール・クレイグ、そしてベルリンのモーリッツ・フォン・オズワルドとマーク・エルネストゥス等々のリミックスを収録した12インチ・シングルのシリーズのほうがインパクトがありました。で、それを契機に、ヨーロッパの先鋭的なエレクトロニックは、アフリカへのアプローチを加速させたのです。
アフロビートを創ったのは、もちろんフェラ・クティでしたが、彼の70年代のバンド、アフリカ70の打楽器のリーダーはトニー・アレンでした。フェラ・クティ亡きこの時代、トニー・アレンは、ただ稀代の打楽器奏者というだけではなく、当時を一緒に生き抜き、演奏してきた歴史的な人物です。その偉人が、来週の火曜日、リキッドルームに来ます。共演者は、モーリッツ・フォン・オズワルド(と、マックス・ローデンバウアー)です。行くしかないでしょう。
3.4 tue @ LIQUIDROOM
Live: MORITZ VON OSWALD TRIO featuring TONY ALLEN and MAX LODERBAUER
DJ: SOUL BONANZA SOUND SYSTEM
Open 20:00 / Start 21:00
Advance: 4,500 yen / Door 5,000 yen plus 1 Drink Charged @ Door
Information: 03-5464-0800 (LIQUIDROOM) http://www.liquidroom.net/
Ticket Outlets: PIA (223-581), LAWSON (79986), e+ (eplus.jp), DISK UNION CLUB MUSIC SHOP (渋谷, 新宿, 下北沢), DISK UNION (お茶の水駅前店, 吉祥寺店), JAZZY SPORT MUSIC SHOP TOKYO, JET SET Tokyo, Lighthouse Records, TECHNIQUE and LIQUIDROOM - NOW on SALE!!
Information: 03-5464-0800 (LIQUIDROOM) http://www.liquidroom.net/
【レクチャー】 講師: Moritz von Oswald 18:00-20:00 限定招待制 @ Time Out Cafe & Diner SOLD OUT
Moritz von Oswald Trio featuring Tony Allen and Max Loderbauer
モーリッツ・フォン・オズワルド・トリオ(以下MvOT)は、モーリッツ・フォン・オズワルド(Basic Channel)とマックス・ローダーバウアー(サン・エレクトリック、NSI)とヴラディスラヴ・ディレイ(ルオモ、ウージタロー)という、90年代ベルリンに於いてエレクトロニック・ミュージック・シーンに改革をもたらした3人のパイオニアによって結成されたパフォーマンス・プロジェクトである。2008年結成、僅か5年の間に3枚のスタジオ・アルバムと1枚のライヴ・アルバム(カール・クレイグとフランソワ・ケヴォーキアンが参加)と2枚の12インチ・シングルを発表した。2013年、ヴラディスラヴ・ディレイの離脱によって、新たにドラマーとして加入したのはアフロビートの創始者ブラック・プレジデントことフェラ・クティの右腕として知られるナイジェリア人ドラマー、トニー・アレンである。このメンバー刷新よって、よりリズミカルな鼓動を前面に押し出した新たなアフロビートとエレクトロニカが融合したトライバルかつヒプノティックなグルーヴを、エレクトロニクスとサスペンドしたシンセ音を何層にも重ねて、流れるような脱構築テクノを聴かせてくれるだろう。
MORITZ VON OSWALD(モーリッツ・フォン・オズワルド)
1980年代半ば、トーマス・フェルマンも在籍していたジャーマン・ニュー・ウェイヴ(ノイエ・ドイチェ・ヴェレ)の旗手、パレ・シャンブルクのパーカッショニストとして活動を始める。1993年、マーク・エルネストゥスと共に独ミニマル・テクノ不滅の金字塔となったプロジェクト<Basic Channel>を筆頭に多数のサブ・レーベルやプロジェクトを立ち上げた。それら<Chain Reaction> <Main Street> <Burial Mix> <Basic Replay> <Rhythm & Sound>は現在も計り知れない影響をエレクトロニック・ミュージック・シーンに与える続けている。世界随一のクラシック・レーベルである独グラモフォンから2008年にリリースされたカール・クレイグとのコラボ・アルバム『RECOMPOSED』は各方面で大絶賛を浴びた。2013年、デトロイト・テクノのオリジネーター、ホアン・アトキンスとのコラボ・アルバム『Borderland』をリリースしている。
MAX LODERBAUER(マックス・ローダーバウアー)
1990年代を通じ、ベルリンのユニット、サン・エレクトリックのメンバーとして、R&S / Apolloからアンビエント・テクノの傑作を数多く発表。現在は、トビアス・フロイントと新たなユニットNSI(Non Standard Institute)を結成し、ルチアーノ主宰のCadenzaやフィンランドのSahkoなどからエクスペリメンタルなミニマル作品をリリースしている。あのリカルド・ヴィラロボスが最も信頼を寄せるコラボレーターとして多数のプロダクション・ワークやリミックス・ワークを共同制作している。
TONY ALLEN(トニー・アレン)
ブラック・プレジデントことフェラ・クティの右腕として、アフリカン・ファンクの強靭さとハイライフが持つ繊細なクロス・リズムを融合させたアフロビートを生み出した、ナイジェリア人ドラマー。ここ最近ではブラーのデーモン・アルバーンとレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーと結成したロケットジュース・アンド・ザ・ムーンでアルバムをリリースしている。
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コレはメッチャ行きたい!興味深い。 RT @___ele_king___: [NEWS]来週の火曜日はリキッドルームに行きますよ。何がなんでも。だって……http://t.co/pD8Xh4ZYYj@dts0093 02.28 17:12
RT @___ele_king___: [NEWS]来週の火曜日はリキッドルームに行きますよ。何がなんでも。だって……http://t.co/syFdjVJVug@LIQUIDROOM 02.28 17:09
こ、これは行かねばなるまい。今日のNIN我慢したし、行こう。 RT @___ele_king___: [NEWS]来週の火曜日はリキッドルームに行きますよ。何がなんでも。だって……http://t.co/GbBm8KZhJ1@nyorikichi 02.28 14:37
[NEWS]来週の火曜日はリキッドルームに行きますよ。何がなんでも。だって……http://t.co/syFdjVJVug@___ele_king___ 02.28 14:21
これはヤバいでしょホントに。火曜かよ... http://t.co/KwoEsXBdAV@arp4098 03.3 18:24