ele-king Powerd by DOMMUNE

MOST READ

  1. Kenmochi Hidefumi - たぶん沸く〜TOWN WORK〜 (review)
  2. There are many many alternatives. 道なら腐るほどある 第11回 町外れの幽霊たち (columns)
  3. interview with Trickfinger (John Frusciante) ジョン・フルシアンテ、テクノを語りまくる (interviews)
  4. Politics 都知事選直前座談会 「今回の都知事選、どう見ればいいか」 (columns)
  5. Moodymann - Take Away (review)
  6. Boris ──世界的に評価の高いヘヴィロック・バンド、ボリスが完全自主制作による新作をリリース (news)
  7. interview with Mhysa ジャネット・ジャクソンとブランディが好きな〈NON〉~〈ハイパーダブ〉のシンガー (interviews)
  8. Random Access N.Y. vol.128:迷惑な花火ブーム? (columns)
  9. interview with Baauer 大ヒットメイカー、その後の展開 (interviews)
  10. Speaker Music - Black Nationalist Sonic Weaponry (review)
  11. RILLA ──これが噂のリラ、ついにデビュー作を発表 (news)
  12. Jun Togawa──戸川純がまさかのユーチューバーになった! (news)
  13. Gary Bartz & Maisha - Night Dreamer Direct-To-Disc Sessions / Archie Shepp, Raw Poetic & Damu The Fudgemunk - Ocean Bridges (review)
  14. Arca ──アルカがニュー・シングルをリリース……って62分も!? (news)
  15. Karl Forest ──〈TREKKIE TRAX〉からリリースのある Miyabi が新名義で新曲をリリース (news)
  16. Kenmochi Hidefumi - 沸騰 沸く ~FOOTWORK~ / Xiangyu - はじめての○○図鑑 (review)
  17. Columns 「実用向け音楽」の逆襲 ──ライブラリー・ミュージックの魅力を紐解く (columns)
  18. Columns JPEGMAFIA『Veteran』の衝撃とは何だったのか (columns)
  19. KOTA The Friend - EVERYTHING (review)
  20. A Certain Ratio ──ア・サートゥン・レシオが12年ぶりに新作 (news)

Home >  News > ele-king特別対談に続報! ゲイ・エロティック・アートの巨匠・田亀源五郎が描いたジョン・グラントTシャツが発売決定

ele-king特別対談に続報! ゲイ・エロティック・アートの巨匠・田亀源五郎が描いたジョン・グラントTシャツが発売決定

ele-king特別対談に続報! ゲイ・エロティック・アートの巨匠・田亀源五郎が描いたジョン・グラントTシャツが発売決定

Aug 05,2016 UP

 ジョン・グラントは、ゲイとして歌うことを少しも恐れていないシンガーだ。その痛み、喜び、孤独、愛を赤裸々にさらけ出し、HIVポジティヴであることも公表し、さらにはその心境をも歌っている。だから彼が日本に来ると聞いたとき、僕が会ってほしいと真っ先に思ったのが田亀源五郎氏だった。田亀氏こそ、日本でゲイとして表現することをもっとも恐れていないアーティストのひとりだからだ。ゲイ・エロティック・アートというのは、ゲイであるということを肯定する、その支えになるはずのものだ。形は違えども、両者の表現にはゲイとして生きることがたしかに刻まれている。
 そうして実現した対談は、想像していた以上に熱を帯びたものになった。ゲイ・カルチャーの現在をヴィヴィッドに伝えるものになったとも思う。僕は立ち会いながら真摯な対話に胸を打たれるばかりだった。

 そして、その貴重な出会いは思わぬ続報をもたらしてくれた。ジョン・グラントは今月のHOSTESS CLUB ALL-NIGHTERで再来日することが決まっているが、その際に田亀源五郎氏がイラストを手がけたジョン・グラントの日本限定Tシャツが発売されるそうだ。田亀源五郎のタッチがたしかに感じられるクールな仕上がり。率直に言って、大手アパレルが手がけたプライド・コレクション系のアイテムよりも、ひと癖もふた癖もある絶妙なものになっていると思う。両者のファンだけでなく、先日の対談で興味を持たれた方にもぜひチェックしていただきたい。

 フロリダのゲイ・クラブで起きた銃乱射事件の数日後、ジョンはコンサートでカイリー・ミノーグをゲストに迎えて“グレイシャー”を歌いあげた。対談でも話題になった曲だ。僕は田亀氏の『弟の夫』の連載を毎月読みながら、その曲の歌い出しのことを思い返す……「自分の人生を生きたいだけ 知る限りのいちばんいいやり方で」。そして『弟の夫』に目を戻すと、そこではゲイたちの「自分の人生」が丹念に描かれている。あらためて、この特別な出会いを祝いたいと思う。 (木津 毅)



NEWS