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佐々木敦

佐々木敦

──最新アンソロジー『批評王』が8月26日に刊行

Aug 19,2020 UP

 先般 ele-king books から『小さな演劇の大きさについて』を刊行したばかりの佐々木敦が、新たに著書『批評王──終わりなき思考のレッスン』を8月26日に刊行する。氏にとって31冊目の単独著作となる同書は、音楽、映画、演劇、アート、文芸、思想を縦横無尽に行き来した、528ページにもおよぶ大著に仕上がっている(ジャンル別でも時系列順でもなく、批評文のタイプによって分類された全78編収録のアンソロジー)。目次には「プリンス」「ヴェイパーウェイヴ」など、気になるキイワードが多数並んでいるが、凝られたブック・デザインにも注目です。

 なお氏は今年ほかにも『これは小説ではない』(新潮社)を刊行しており、さらに『絶体絶命文学時評』(書肆侃侃房)、『それを小説と呼ぶ』(講談社)も控えている。

佐々木敦
『批評王──終わりなき思考のレッスン』

工作舎
四六判ソフトカバー
528ページ
ISBN: 978-4-87502-519-1
2020年8月26日刊行
本体2,700円+税

【目次】

批評王の「遺言」 (序)
第1章 批評の絶体絶命 (「批評」という営み/試みの危機におけるマニフェスト)
第2章 批評の丁々発止 (批評対象およびそのコンテクストとの渡り合い)
第3章 批評の虚々実々 (虚構の中の真実、現実の中の仮構、その見通しと処理)
第4章 批評の右往左往 (迷子の快楽/迷路の至福、書くことによる発見)
第5章 批評の荒唐無稽 (意味や意図を摑まえようとする思考との追走)
第6章 批評の反射神経 (考えるよりも前に書く、書き終えたあとに考えたことを知る)
批評王の追伸 (あとがき)

【著者】

佐々木 敦(ささき・あつし)
文筆家。1964年、愛知県名古屋市生まれ。ミニシアター勤務を経て、映画・音楽関連媒体への寄稿を開始。1995年、「HEADZ」を立ち上げ、CDリリース、音楽家招聘、コンサート、イベントなどの企画制作、雑誌刊行を手掛ける一方、映画、音楽、文芸、演劇、アート他、諸ジャンルを貫通する批評活動を行う。
2001年以降、慶應義塾大学、武蔵野美術大学、東京藝術大学などの非常勤講師を務め、早稲田大学文学学術院客員教授やゲンロン「批評再生塾」主任講師などを歴任。2020年、小説『半睡』を発表。同年、文学ムック『ことばと』編集長に就任。
批評関連著作は、『この映画を視ているのは誰か?』(作品社、2019)、『私は小説である』(幻戯書房、2019)、『アートートロジー:「芸術」の同語反復』(フィルムアート社、2019)、『小さな演劇の大きさについて』(Pヴァイン ele-king books、2020)、『これは小説ではない』(新潮社、2020)他多数。