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僕は根底には「DJというのはお客さんを楽しませるものだ」というのはかなりあるんで、それに対して迷いがないということです。

五十嵐:ベルリンで、精神的に変わったことはある?

yone-ko:それもたぶん、メチャメチャあると思います。ベルリンは本当に、DJもですけど、絵を描く人、写真家の方、いろんなアーティストが世界中から集まってるので、「どういうのが好き/どういうのが嫌い」とかじゃなくて、みんな「自分」なんですよ。「自分らしいことを、自分100%でやる」みたいな。
 その姿勢、そういう人たちを見てると、なんて言うんですかね、「自分ってこういうものだと思ってた、その自分のワクを外していく楽しさ」に気付いてしまった、みたいな(笑)。自分はこうじゃないといけないんだ、とか、そういうのまだまだ自分にもあると思うんですね。けど、まずそういうワクが自分にあるということに気付いて、そこから外れていく楽しさというか。

五十嵐:それはでも、大きい出来事だろうなぁ。あのさ、ワクがあったことに気付いたならば、それを超えることの怖さもあると思うんだよ。ドイツにいるとその怖さを感じさせない、っていうことでもあるのかな?

yone-ko:そういうところもあるでしょうね、多分。他人からの評価を気にしてないというか。でもそれは、傲慢だとか、礼節がないとか、そういうこととは全く違う話だと思っていて。自分が表現しているものに対して『自分はこうなんだ』と、そこに対して全く迷いがない。そういう人たちをいっぱい見ているんで。

五十嵐:じゃあ、さっきの話に戻っちゃうんだけど、静岡でDJ KATSUさんから「フロアを見ろ」と言われた話ね。それって、「自分以外のことも考えろ」という意味でもあると思うんだよ。そことは相反することはないの?

yone-ko:個人的な感覚としては、相反するということはないです。その、なんていうか……僕は根底には「DJというのはお客さんを楽しませるものだ」というのはかなりあるんで、それに対して迷いがないということです。

五十嵐:なるほど、なるほど。それはそれでプロフェッショナルな考え方だね。

yone-ko:そうですね。例えば、DJブースに立ったら自分の世界のセットを1個ガンッ! ってやることに迷いがなければ、それはそれで全然アリというか。
 だからもう、いろんな「自分らしいことをやってる人」がいっぱい居すぎるから、批評する気も失せてくるんですよ(笑)。「俺はあれが好きだ、俺はあれが嫌いだ」っていうのがだんだんなくなってくるんですよ。で、そういう批評をしなくなっていくと、相当気持ちよくなっていくんですよ(笑)。だって、「こうじゃないといけない」っていうところから離脱するわけですから。
 ただ、僕、いろんな人のいいところを見て、それをありがたく吸収させていただくことが多くて。それは、自分で自分のいいところだなと思ってる部分なんですが(笑)。だから、いろんな人のいい部分をありがたく吸収しまくれる環境にいる、ってことですね。

五十嵐:いまベルリンに行って2年か。その間、盟友と言っていいマスダ(dj masda)が日本に残って〈CABARET〉をやって、元〈FUTURE TERROR〉のKABUTO君が〈CABARET〉に合流して。カブト君がこの前、「俺は〈CABARET〉に参加してまた面白くなった」みたいな話をしてたの。さっきのヨネの話にもつながるんだけど、同じテクノのなかでもいろんなスタイルの違いがあって、例えばマスダやヨネのお客さんにプラスして、カブト君のお客さん、もちろんそれぞれが持ち寄る音、それらがいい感じで化学反応を起こしていて、いますごく〈CABARET〉が楽しい、っていう話をカブト君がしていてさ。そういう、日本では〈CABARET〉にいい流れができつつある、っていう現状ね。それはヨネ、ベルリンでどう感じてる?

yone-ko:最高ですね。

五十嵐:最高だよな。

yone-ko:最高ですね(笑)。あとは今後、ベルリンでもサミー・ディー(Sammy Dee)がやってる〈Anita Barber〉っていうBar兼クラブで〈CABARET〉を開催していく企画もあるので、さらに面白くなっていくと思いますね。

五十嵐:最高という以外ないよな。それで〈CABARET〉はこないだ、レーベルとして第1弾のシングルを出したじゃない? あれにはヨネはどういう関わり方をしてるの?

yone-ko:実際にレーベルのマネジメントをやってるのマスダさんと、そのレーベル1番でリリースしたプロデューサーのソウ・イナガワ君です。ただ、ふたりともずっと知ってる仲なので、マスダさんから音源をもらって聴いたりしながら喋ったりとか、僕はそれぐらいなんですね。ただ、これは微妙な感覚なんですけど、マネジメントには直接関わってないんですけど、自分のレーベルだっていう感覚はあるんですよ(笑)。ひとつの大きいまとまりとして、自分たちがやってるものなんだ、っていう。だからフル・サポートするし、みたいな。

五十嵐:で、ヨネがベルリンに移住して、レーベルとしての〈CABARET〉が始動して、という流れがあって、いよいよこの10月から、日本でのツアーがスタートすると。なんかこう、期するものはないの? 移住してから初めてだろ?

yone-ko:実は今年2月にもシークレットDJとして北海道と〈CABARET〉でやらせていただいたんですけど、ちゃんとアナウンスして、DJやりに帰るのは初めてで。正直、それまではあんまり帰る気にもならなかったんですよ。なんかこう、やっぱり「ベルリンで何かを成し遂げた自分」として帰りたい気持ちがあったんですね。でもそれも結局、「自分ってこうじゃないといけないんだ」みたいなところがあったと思うんですよね。いま考えると。
 でも前回、北海道と東京でDJさせてもらったときに、「あ、なんかこんなに、自分のDJを聴きたいと思ってくれてた人がいたんだ」みたいな感じになり。「じゃ、もっとDJしに来ます!」みたいな。なんて言うんですかね、固く考えてた自分がいたんですけど、もうちょっと解けよう、と。
 なので、次はちゃんとアナウンスしてDJやらせていただこう、ということでの、今回のツアーです。ただ、それをやるんだったら、自分がワクワクするやり方でやりたいなと思ったんですよ。で、その時浮かんだのが「そういえばマスダさんと一緒に全国を回ったことないよな」ということだったんですね。それがキッカケみたいなものですね。いちばん信頼できるDJですし、マスダさんと一緒だったら間違いないだろう、と思ってます。

五十嵐:なるほどね。内容的になんか、考えてるものとかあるわけ?

yone-ko:ないですね(笑)。いまの自分のなかで最新の「いま自分はこうなんですよ」というものをやるだけ、って感じですね。でも自分がDJをやるときには「今日の場所ってこういう場所で、こういうお客さんで」っていう要素が根底に必ず入っているので、「自分のなかでいまこういう感じなんだ」っていうのと、その場でしかない感じが合わさってくると、自分でも「こういうのやろう」って決めれないというか。

五十嵐:「いろんな人のを吸収するのが得意なんです」っていう話をさっきしてたじゃない。だからすごく楽しみなんだよね、俺。いろんな空気やエッセンスを吸収してきて。場所はどこを回るの?

yone-ko:正確な情報はあとでまた流させてもらいますけど、まず北海道からはじまって、静岡、東京、名古屋、大阪、京都、長崎、宮崎、鹿児島、沖縄、他にもいくつか交渉中、とそんな感じですかね。

五十嵐:素晴らしいね。今回、日本でもいろいろ回るけど、そこにかける思いみたいなのもある?

yone-ko:あの、海外に住んだ経験のある人にはある感覚なのかもしれないですけど、日本から一度出ると、日本に対して滅茶苦茶興味が沸いてくるんですよ。日本で行ったことないとこいっぱいあるし、食べ物もメチャメチャ美味しいですし。だから今回はいろんなところに行ってみたいな、と。せっかく期限を決めて帰るんで。「日本再発見の旅」みたいな感じですね。

五十嵐:日本人DJの素晴らしさも再発見する可能性がある、ということだよね?

yone-ko:そうですね。すごい、いいDJさんいっぱいいると思うので。それはずっと昔からそう思ってたことですけど。

五十嵐:それをそっちにも伝えてほしいという気持ちも俺にはあるので。

yone-ko:ただ、ベルリンのお客さんは、クラブが居酒屋みたいな感じでそこら中にあるから、割とテキトーなところもあるんですけど、テキトーに見えて、やっぱり反応が正直なんですよね。ハマればめっちゃ踊るし、ちょっと外せば人がいなくなったりするし。毎週のように相当いいのを聴いてるから、何でもいいって感じではなく、やっぱり耳は肥えてますね。クラブのスタッフも、いいDJをやると「お前、次いつやるんだ?」みたいな感じになりますしね。一味違うのを見分ける嗅覚は、お客さんもクラブのスタッフもかなり研ぎ澄まされてるんじゃないかと思います。

安田:で、その〈CABARET〉のyone-koとdj masdaによる全国ツアー、知ってる人はもちろん楽しみに遊びに行くと思うんですけど、そうじゃない読者向けに、〈CABARET〉ってどんなパーティなのかを説明してほしいんですが。いつからやってるんでしたっけ?

yone-ko:やってるのは、1999年頃からやってるはずですね。ソウ・イナガワ君とサクライ君(Sackrai)とケイスケ・コンドウ君(Keisuke Kondo)っていう3人もやってたんですけど、その3人はいまはパーティの運営には携わってなくて、いまは実際にはマスダさんがメイン・オーガナイザーとしてやってる感じですかね。
 僕らがやってるパーティっていうのは……DJをやってる人たちは音楽バカで、レコードオタクみたいな人たちなんですけど、あくまでクラブ・パーティとしてのフィジカルな楽しみを忘れないというか。パーティとして、一晩いい音楽でみんなが踊れるような空間をつくる、っていうのは結構やってましたね。ずーっとブレないで、基本的なコンセプトとしてずっと持ってるのは、例えばゲストを呼ぶにしても、自分たちがいま聴きたいと思う人たちを招待しようと。それは、自分たちが聴きたいと思う人が自分たちのパーティでDJやったら、自分たちもそのパーティが滅茶苦茶面白いから、っていう。

安田:それこそベルリンからも、以前からいろんなゲストを呼んでますよね。

yone-ko:はい、ダニエル・ベル、キャシー(Cassy)、あとファーベン(Farben)のライヴとか、他にもたくさん。基本〈UNIT〉でやってたんですけど、最近は〈SALOON〉でもはじめて。いわゆるビッグ・バジェットではないんだけど、この人いいからみんなに紹介したい、みたいな人をもうちょっとカジュアルに招待できるような場づくりを〈SALOON〉でやってます。今年6月にはベルリンからビン(Binh)、2月にはエリ・ヴァーヴェン(Eli Verveine)を招待してやりましたね。どっちもすごくいいDJです。カッコいいです。

安田:レコードだけじゃなくて、DJのプレイそのものも紹介したい人たちがいるってことですね。

yone-ko:でも基本は「遊んでる」ところがあるかもしれないですね。少なくとも僕は、ですけど(笑)。「自分のパーティでこの人聴きたくない?」みたいな。

安田:今回のツアーは〈CABARET〉のメンバーで回るんですか?

yone-ko:いや、今回〈CABARET〉というワクは全く設けてなくて、僕とマスダさんでのツアーということで。静岡大学で出会った僕とマスダさんが初めて一緒にツアーやります、みたいな(笑)。

五十嵐:だいぶかかったなぁ!

yone-ko:だいぶかかりましたね。13年越しぐらいですね(笑)。面白いのがですね、マスダさんがここ2ヵ月ぐらいヨーロッパに居て、ベルリンにも居て、当然マスダさんのDJを聴いたり、一緒にDJするタイミングも結構ありまして。ちょっと前、日本にいる頃は、お互い同じところを掘ってるかな、っていうところがちょっとあったんですけど、いまはだいぶもう、どっちも違う方に行ってるな、みたいな。いい意味で。同じレコードを持っててもお互い違う面をかけてる、みたいなのが自然に(笑)。

五十嵐:それはヨネがさっき言ってたみたいな、自分の違う面をそれぞれがいろんな意味で発見しはじめてるっていうことなのかな?

yone-ko:そうですね。影響を受けたものはありがたく、それとして頂いて、その上で自分らしい方向に向かってるのが、お互い出てるんじゃないですかね。だから今回ふたりで回るのも面白いと思います、かなり。

五十嵐:感慨深いね。

yone-ko:そうですね。マスダさんとは、それぞれの目指してるところがお互いにわかってる、みたいな関係でもあるので。

安田:dj masdaさんについても、ちょっと紹介してほしいんですけど。

yone-ko:マスダさんと知り合ったのはですね、マスダさんはイギリスに何年か留学してたんですよ。で、イギリスから帰ってきてうちの大学に編入してくると。で、まだ1999年とか2000年とかなんで、その頃、DJやってる人がいたら、それだけで噂になるような時期だったんですよ。だから、「なんかイギリス留学から帰ってきたDJが編入してくるらしい」って……。

五十嵐:それだけで当時の静岡なら有名人だよな(笑)

yone-ko:それで会ってみたい、と思って。で、会って、「マスダさん、うちでミックス録りに来ませんか?」とか話して。最初はそんな感じですね。その時はマスダさん、ドラムンベースかけてました。で、その頃、“WinMX”とか“SoulSeek”のファイル交換ソフトがめちゃめちゃ流行ってたじゃないですか。静岡に居ながらにして、世界中のありとあらゆるライヴ音源がバンバン聴ける、みたいな。僕はそれにかなりハマってて。それで、ダン・ベルの現場録音音源を落としてきて、「すごいDJを聴いたんだよ」みたいな感じでマスダさんに渡して。で、マスダさんも「すごいね、この人」みたいな感じで、そこから4つ打ちに行き出したんじゃないかな、というのが記憶としてありますね。そこから静岡で一緒にパーティやったり。マスダさんもその後東京に住み出すんですけど……そうそう、マスダさんは大阪でもパーティやってたんですよ。〈鶴の間〉っていうクラブで。

安田:〈鶴の間〉でもやってたんですね。

yone-ko:そう、〈quop〉っていうパーティをやってたんですよ。ダン・ベルもだし、スティーヴ・バグとか、ジョン・テハダとか、ユスタス・コンケ(Justus Kohncke)とか、そこら辺のヨーロピアンな面々を呼んでやってたんです。そのパーティも相当凄くて。現場叩き上げ系ですね、マスダさんは。

五十嵐:ヨネがいちばん信頼が置けるDJなんだね。他に何か聞きたいことない? ヨネもなんか言っておきたいことない?

yone-ko:そうですね、インタヴューとしては趣旨から外れるかもしれないんですけど、僕、「3.11」以降、政治のことを結構考えてたというか、例えば反原発デモにも自分なりのスタンスで参加したりしてたんですけど、ベルリンに来てちょっとしてから、一度、政治的な話題は一切見ないようにしたんですね。たぶん、ベルリンでの自分の基盤も全然できてないところだったから、一度、目をそらしたかったんでしょうね。で、とあるきっかけがあってまた見るようになったんですけど、それがこないだの参院選が終わってからで。申し訳ないことに。

五十嵐:いいと思うよ。そういうのは誰に強制されることでもないし。でも、改めて見てみて、どう思った?

yone-ko:あのですね、正直に言っちゃうと、震災以降のこのモヤモヤ感はリアル・マトリックスの世界にいるようだな、と思っちゃってて。本当はそうだと思ってたものが、実はそうではなかった世界に暮らしてる感じ。こっちに来てから結構時間ができて、本をいろいろ読むようになったんですよ。それで世界のいろんなカラクリに気付いたときに思ったのが「自分の目の前の現実をちょっとでも面白くするには、ちょっとでも素敵なものにするにはどうしたらいいのか」ということを、少なくとも考えながら生きよう、と。

五十嵐:いま重要なことを言った。俺はそれがDJやパーティの存在意義だと思うんだよね。

yone-ko:うん、うん。

五十嵐:やっぱり喜び、楽しみって重要なことだと思うんだよね。さっき「楽しませることに迷いがない」っていうヨネの言葉があったけど、それって重要なことなんじゃないかと思う。

yone-ko:本当そうですよね。自分のなかでもいくつかステップがあるんですよ。ベルリンに引っ越そうと決めた後に地震があって、形あるものはいつかは無くなるっていう当たり前のことに気付いたりとか。それで、自分にとって本当に大切なことは自分の人生を生きることだ、て考えるようになったり。
 僕らがやっている音楽についても、ちょっとありきたりな言い方かもしれないですけど、テクノやハウスって言葉がない分、聴き手が勝手に楽しんでいい、聴き手に完全に委ねられる音楽ですよね。その気持ちよさって相当デカいし、そういう音楽だから伝えられることがあるはず。社会への不安やモヤモヤを感じる時代だからこそ、自分自身、音楽やパーティの大切さを再認識しているし、「それでも音楽って素晴らしいんだよな」というところが、震災後のクラブで感じていることですね。自分としては。

五十嵐:パーティの会場ではいいイマジネーションを与えられるように心がけたいよね。

yone-ko:そうですよね、それは。やっぱり愛ですよね。愛の表現手段としての音楽。

五十嵐:来たね。100%同意だな。ツアーの成功を祈ってます!  また静岡でも一緒に飲みたいね。

◆dj masda and yone-ko tour 2013◆

11/23(Sat) Synchro@Jakata Shizuoka/静岡
http://www.jakata.jp/event.php?m=201311&eventid=139

11/30(Sat) HIdden Project@桜坂G Okinawa/沖縄
https://www.facebook.com/events/522198644531618/

12/13(Fri) CABARET@SALOON Tokyo/東京
http://www.unit-tokyo.com/saloon/

12/15(Sun) SundaySunset@Oppa-La Enoshima/江ノ島
http://oppala.exblog.jp/

12/20(Fri) TBA@Bar Timeless Kagoshima/鹿児島
http://timeless099.com/

12/21(Sat) TBA@TBA Miyazaki/宮崎

12/22(Sun:Before Holiday) Tokoton Nacht@Provo Sapporo/札幌
http://provo.jp/

12/25(Wed) Houz' Proud People@Metro Kyoto/京都
http://www.metro.ne.jp/index.html

12/28(Sat) Next Level@somewhere in Osaka/大阪

More dates tba……

◆yone-ko(solo)DJスケジュール◆

11/8(Fri) Cross Mountain Night@Womb Tokyo/東京
http://www.womb.co.jp/#!/calendar/2013/11/08

11/22(Fri) Fonon@Mago Nagoya/名古屋
http://club-mago.co.jp/

More dates tba……

取材:五十嵐慎太郎  構成・文:yasuda koichiro
写真:Shinsui Ohara