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蜂工場

イアン・バンクス(著) 野村芳夫(訳)

2019/3/13   本体 2,200円+税   ISBN:978-4-909483-24-9

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あまりにも常軌を逸したフランクの行動、そこに隠された秘密とは──

刊行当初物議を醸した衝撃のゴシック・ミステリー、
ブレット・アンダーソン、ケイヴ・イン、ベン・フロストなど音楽にも多大な影響を与え、
いまや現代英文学の古典にも数えられる傑作が30年のときを経て蘇る

新たに序文を追加し、生前最後の改訂を反映した、本邦初の完全版!

解説:牧眞司/三田格

そこはスコットランドの小さな島。海岸沿いの家では16歳のフランクが、学校にも行かずひっそり父と暮らしていた。彼はある日、精神病院にいるはずの兄エリックが脱走したことを知る。かつてエリックは犬を燃やすなど異常な行動をとっていたのだった。直後にかかってくる電話。「おれだ」「殺してやる!」──

●英『インディペンデント』紙「20世紀を代表する100冊」選出
●英『ガーディアン』紙「誰もが読むべき小説1000冊」選出
●英アマゾン「一生のうちに読むべき100冊」選出

【著者】
イアン・バンクス (Iain Banks)
スコットランドの作家、著述家。1954年生まれ。スターリング大学にて英語学、哲学、心理学を学ぶ。30歳のときに処女作『蜂工場』を刊行、大きな注目を集める。その後もコンスタントに作品を発表し、『フィアサム・エンジン』で英国SF作家協会賞を受賞。ほかにもヒューゴー賞、英国幻想文学大賞などノミネート作品多数。イラク戦争のさいには抗議としてパスポートを裁断して話題に。2013年6月9日、癌のため他界。邦訳された著作に『共鳴』『秘密』『フィアサム・エンジン』(以上、早川書房)『ゲーム・プレイヤー』『エスペデア・ストリート』(以上、角川書店)がある。

【訳者】
野村芳夫 (のむら よしお)
幻の王都、茨城県坂東市にて出生。ミスカトニック大学中退。日本文藝家協会、日本推理作家協会会員。訳書は、ホジスン『〈グレン・キャリグ号〉のボート』(アトリエサード)、クーンツ『ライトニング』(文春文庫)、ハウスマン「人狼」(東京創元社)、グレイ&モレーノ=ガルシア編『FUNGI──菌類小説選集』(Pヴァイン)他、多数。『蜂工場』の本邦初訳も手がけた。


目次

蜂工場

1 生贄の柱
2 蛇公園
3 陣地のなかで
4 爆弾の環
5 花 束
6 髑髏塚
7 スペース・インベーダー
8 蜂工場
9 エリックに起きたこと
10 走る犬
11 放蕩息子
12 おれに起きたこと

著者序文
訳者あとがき
解説1 アモラルにしてイノセントな呪術的神話世界 (牧眞司)
解説2 文化的起爆剤としての『蜂工場』──それがいかに音楽に影響を与えたか (三田格)


表紙・カット:竹上美保子
デザイン:鈴木聖

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