「ZE」と一致するもの

YO.AN (HOLE AND HOLLAND) - ele-king

2013年7月24日にHOLE AND HOLLANDよりFUSHIMINGの初ソロEP"HEAVY MOON EP"がリリースされます!以前ALTZ氏のele-king DJチャートにピックアップされた"SELENADE"も収録されています。
https://soundcloud.com/hole-and-holland/sets/fushiming-heavy-moon-ep
リリースパーティーは8/16に渋谷SECOにて開催。
その他MIX、MASTERING作業やスケボーDVDの曲製作、EDIT、自身のソロもマイペースですがやってます。
2013年上半期にプレイし反応良かった曲や印象深い作品をリストしました。

DJ SCHEDULE
7/23 神宮前bonobo
7/27 東高円寺grassroots
8/15 恵比寿bBATICA
8/16 渋谷SECO
8/17~ 三浦BEACH WHISTLE
8/24 静岡EIGHT&TEN
8/31 中野Heavy sick zero
9/17 神宮前bonobo
9/21~23 CHILL MOUNTAIN@大阪

https://soundcloud.com/yoan
https://twitter.com/YOholeAN
https://instagram.com/holeandholland
https://www.hole-and-holland.com/

2013上半期(順不同)


1
FUSHIMING - SELENADE - HOLE AND HOLLAND

2
RAMSEY HERCULES - Disco Morricone - Stereopor Records

3
Grandmaster Flash & Melle Mel - White Lines (Don't Don't Do It) - Sugar Hill Records

4
stim - Blue (Taichi Remix) - Revirth

5
Altz.P - Dodop - Crue-L Records

6
BOTTIN&RODION - ONE FOR ALL - Tin

7
AKIOCHAM - JAMAICA mix - AKIOCHAM.com

8
ASHLEY BEEDLE VS DJ HARVEY - Voices Inside My Head - Bbv

9
Justin V - Version 2 - Keep It Cheap

10
YO.AN - HANG - HOLE AND HOLLAND(promo)

Nobuyuki Sakuma (Jesse Ruins / Cold Name) - ele-king

Jesse Ruins
Facebook: https://www.facebook.com/jesseruins
Twitter: https://twitter.com/JesseRuins

最近Nate Youngを聴きながら無理矢理ドストエフスキー読んでます。
Curt CrackrachもLust For Youthもジャケがかっこいいです。German Armyはカセットをこれからコレクトしようかなと。Strarredは音よりもボーカルLiza Thornの存在感でしょうか。
Jesse Ruinsはファーストアルバムが発売中です。Cold Nameは初ライブを8月×日にする予定です。

〈Jesse Ruins〉
Live Schedule
2013/09/21 Rhyming Slang at Ebisu Batica
w/ ミツメ, Elen Never Sleeps

〈Cold Name〉
DJ Schedule
2013/08/01 Dommune
2013/08/02 Co La Japan Tour at Seco Bar

2013/07/最近聴いてるレコード


1
Curt Crackrach - Alice Dee feat. Nikhil Singh & Carmen Incarnadine (Clan Destine Records)
https://www.youtube.com/watch?v=pVz1HSBUU6w

2
Tuff Sherm - Burglar Loops (The Trilogy Tapes)
https://www.youtube.com/watch?v=SarNlHxNi1Q

3
Destruction Unit - Sonic Pearl (Suicide Squeeze Records)
https://www.youtube.com/watch?v=BkbgRkHihvI

4
Lust For Youth - Breaking Silence (Sacred Bones Records)
https://www.youtube.com/watch?v=J5MD-yd0t6A

5
German Army - Folded Skin (Skrot Up)
https://vimeo.com/22063575

6
Young Echo - Voices On The Water (Ramp Recordings)
https://www.youtube.com/watch?v=fAPiosBC5T0

7
Nate Young - When Nothing Works (NNA Tapes)

8
V.A - Dark Acid (Clan Destine Records)
https://www.youtube.com/watch?v=tsKnV8nMmdM

9
Starred - Cemetery (Pendu Sound Recordings)
https://www.youtube.com/watch?v=rq-jsShPDi0

10
Sewn Leather - Φυλλ Σκυλλ(Phase! Records)
https://www.youtube.com/watch?v=8e-hlgxkLcc

Various Artists - ele-king

 タグやリンクのみを頼りに、サウンドクラウドとバンドキャンプ上の倦むことなきサーフィンを続ける音楽中毒者たちは続々と増え続けている。彼らは、日中はイヤホンごしにiPhoneアプリでサウンドクラウドを横断し、夜はベッドルームに据え置かれたPCのヘッドホンジャックから溢れ出す音の波に溺れ、解凍されることなく増え続け、ハードディスクの容量を圧迫していくZIPファイルたちを前に頭を悩ませている(僕はそこまで重症ではない)。
 サウンドクラウドやミックスクラウド、バンドキャンプという新しいツールを手に入れ、音楽ブログは再び栄華を極めている。ここ日本も例外ではない。
 例えば、ヒップホップからインディ・ロックまで、フィジカルの新譜であろうとフリー音源であろうと、条件を問わずボーダーレスに音楽を紹介し続けている「キープ・フール・クール」。バンドキャンプで"name your price"にて販売されている音源やサウンドクラウドの音源やインタヴュー記事を紹介している「Hi-Hi-Whoopee」は、複数のエディターが参加している1つのメディアとなっている点でもおもしろい(ちなみに、エディターたちはツイッター等を介して知り合っているので、直接会ったことのない人もいるとか)。他にも「lights + music」など、ユニークなブログがたくさんある。
 そういった音楽ブログの盛り上がりと同様、ネット上の"掘り師"たちが編んだコンピレーションもまた更なる耳目を集めている。インディ・ロック中心のネット・レーベル〈アノ(ト)ラックス〉の『スーン V.A.』や『アップワーズ・アンド・オンワーズ V.A.』は国内外で注目を浴びた。あるいは、毎回テーマを設け、それに沿った音源を募集してコンピを編んでいる〈フォグパック〉などなど。

 そういったネットコンピ全盛のなかで、フィジカルのコンピレーションを出すということは、なかなかの覚悟と費用と時間とが必要とされることが想像に難くない。が、〈コズ・ミー・ペイン〉はそれでもアナログ盤でコンピレーションを出し続けている。この3作目も、前2作と同様、LPにダウンロード・コードを付けた形式である。アナログとカセットのみに限ったリリース方法にこそ、〈コズ・ミー・ペイン〉のこだわりや遊び心、クールな装いのなかに秘めたる熱情が垣間見えている。それが、〈コズ・ミー・ペイン〉のアティチュードなのだろう。

 幕開けを飾るホワイト・ウェアの"クリア・シティ"は、リヴァーヴやエコーの靄のなかで、幻想的なシンセ・リフ、ギター・リフが折り重なり、左右に揺れる男性とも女性ともつかない複数の声が現れては消えていく。霞がかったバレアリックの中で、ハイハットとキック、ベースは冷静さを保っている。彼らはまた、ジェシー・ルインズが〈キャプチャード・トラックス〉からリリースした「ドリーム・アナリシス」のリミックスも提供している。原曲のヴォーカルを生かしつつネオアコ風のギターが重ねられ、ドリーミーなチルウェイヴに様変わりしている。
 一方で、スーパー・VHSやナリザ・ムー、マスキュラン、ソレイユ・ソレイユはアグレッシヴだ。スーパー・VHSの"ボーイ"はこのコンピレーションのなかではもっともバンド色が強く、陽性の力強いビートを打ち出している。ファンキーなギター、太いシンセ・ベースとパーカッション、ニューウェイヴ直系のヴォーカル・スタイルが異色を放っている。ナリザ・ムーはクラシック・ハウスとテクノの血を正統に受け継いだかのようなストイックな相貌だ。くぐもった音質のなかでウネウネと鳴っている太いスクラッチのような音、永遠に続くかのようにリピートされるチープなギターリフを轟かせているマスキュランの"ガール・イン・ヘヴン"はどこか皮肉めいている。上昇していくオルガンが印象的なソレイユ・ソレイユはバレアリックな感覚を披露している。
 今年に入って〈リヴィング・テープス〉からカセットをリリースした、ジェシー・ルインズの佐久間によるソロ・ユニットであるコールド・ネームは、インダストリアルな音作りで不思議な存在感を放っている。リンチの『イレイザーヘッド』の映像が浮かんできそうなノイジーでグロテスクな音だが、〈ブラッケスト・エヴァー・ブラック〉の冷徹さとは異なる、妙にソフトな気味の悪い感触を湛えている。
 翻って、ザ・ビューティの"ヴァーチェ"では、清廉なアコースティック・ギターの調べと聖歌隊めいたシンセ・リフ、クリーンなエレクトリック・ギターが透き通るようなサウンドを構成している。また、〈レフス〉からアルバム『ア・フィルム』を上梓した、〈コズ・ミー・ペイン〉の顔役とも言えるジェシー・ルインズは、ミュートされたギターの不穏なオープニングから分厚く重ねられたシンセサイザーが鳴り響くエンディングへと至る、涼やかでドラマティックな"エカテリーナ"を提供している。

 『コズ・ミー・ペイン・コンピレーション #3』は、総じてダンス・オリエンテッドだ。一方でおもしろいのは、参加ミュージシャンにバンドが多い点だろう。こういったインディ・ダンスのアクトには、バンド形式のユニットが増えているように見える。そう、ダンスフロアとライヴハウス、クラバーとインディ・ロックのファンの距離が再び極小化し、その境界は曖昧になりはじめているのだ。ダンス・ミュージックとインディ・ロックの、何度目かの幸福な邂逅が起こっている。


にせんねんもんだい
N

美人レコード

Amazon

2011年のライヴ盤以来久々のリリースとなった、にせんねんもんだい『N』(美人レコード)。〈zelone records〉からはその12インチ・ヴァイナル化の報とともに、レコ発パーティの開催が案内されている(8月リリース予定)。「いつもとは違う」という特別なライヴに期待が高まる。
今年に入ってからも国内の大型フェスに続けて出演し、6月には9度目のEUツアー(4カ国8カ所)を敢行、7月5日には!!!(チックチックチック)との共演、7月13日には〈FREEDOMMUNE〉への出演と、西へ東へ飛び回る彼女たちのいまのエネルギーと、それをクールに閉じ込めた演奏、構築度の高い楽曲スタイルを堪能しよう。

多彩なDJが参加!
まずは今回の12inchのサウンド・プロデューサーであり、Ogre You Assholeやゆらゆら帝国のプロデューサーとしても知られる、石原洋。
つづいて、LIQUD LOFTの名物イヴェント〈COMPUMA 7hours〉や悪魔の沼でもおなじみ、日々フレッシュでユニークなファンク世界を探求し、昨年末には最新MIXCD『MAGNETIC』を自身のプロジェクト〈SOMETHING ABOUT〉からリリースしたばかりのコンピューマ。
そして、今年3月に、最前線のテクノからオルタナティヴ・ハウス、そしてインダストリアル、ノイズ、ドローンなど広義な電子音楽を未体験のサウンドスケープへと昇華した、
2年ぶりのオフィシャルMIXCD『Crustal Movement Volume 01 - Dream Into Dream』をリリース。この国のダンスフロアを語る上でもはや欠かせない存在となっている、〈FUTURE TERROR〉主宰、DJ Nobu。
さらに、〈zelone records〉主宰、坂本慎太郎がDJとして初登場します。

にせんねんもんだいのレコ発パーティにふさわしい、よりミニマルでインダストリアルな一夜になるでしょう。
2013年東京発、ガールズ・オルタナティヴ最前線をいま一度体験せよ!

zelone records presents
"NISENNENMONDAI 12inch vinyl Release Party!"

■LIVE
にせんねんもんだい

■DJ
石原洋
Nobu (FUTURE TERROR/Bitta)
COMPUMA
坂本慎太郎

■開催日
2013年8月20日(火)

■会場
LIQUID LOFT + Time Out Cafe & Diner[LIQUIDROOM 2F]

■開場 / 開演
19:00 / 20:00

■前売券
2,000円(1ドリンク付き)
*ローソンチケット[Lコード 77351]、イープラス、ディスクユニオン(新宿本館 日本のロック・インディーズ館(BF)/渋谷中古センター(2F)/お茶の水駅前店/下北沢店/吉祥寺店/池袋店/立川店/町田店/横浜西口店/柏店)、リキッドルーム

■問い合わせ先
リキッドルーム 03-5464-0800 https:///www.liquidroom.net 
zelone records 03-6320-4396 https:///www.zelonerecords.com

■にせんねんもんだい (NISENNENMONDAI) バイオグラフィ
1999年: にせんねんもんだい結成。G-高田、B-在川、D-姫野、東京を中心に活動。
2004年: ep"それで想像する / ねじ"、2005年ep"トリ"をnisennen/dotlinecircleより発表。
2006年: 自主レーベル "美人レコード" 創立。
同年アルバム"ろくおん"、2008年"デスティネイショントーキョー"、2009年"FAN"を発表。海外レーベルsmalltown supersoundより"TORI/NEJI","DESTINATION TOKYO"をリリース。
2011年: 結成12年の集大成・初のライブ盤"NISENNENMONDAI LIVE!!!"を発表。
過去、3回のUSツアーと8回のヨーロッパツアーを敢行。
2013年: "NO NUKES"、"Sonar Sound Tokyo"に出演、6月には9回目のヨーロッパツアー。
この夏、新作CDを自身の"美人レコード"から、New 12inch Vinylをzelone recordsから発売予定。

official HP: www.wearenisennenmondai.com


Music Video"B-1 (You Ishihara Mix)"zelone official YOU TUBE:

■more info
zelone records official HP:www.zelonerecords.com
official twitter: https://twitter.com/zelonerecords
official face book: https://www.facebook.com/zelonerecords

PROM (AVERY ALAN + SEM KAI) - ele-king

2012年に設立されたアーティストコレクティブPROM。国内外のシーンの繋がりを目標に、東京を軸に様々な企画を手がけている。PROM主宰のパーティ「PROM NITE」ではこれまでにNEON INDIAN、LE1F、HEEMS (DAS RACIST)などのアーティストを召還。次の「PROM NITE」は8/2に代官山ユニットでLAのレーベル〈FADE TO MIND〉よりR&BシンガーKELELAとDJ、TOTAL FREEDOMを招いて開催決定。

■PROMオフィシャルWEB 
https://www.tokyoprom.com

■ele-king内関連ページ
https://www.ele-king.net/interviews/003100/
https://www.ele-king.net/news/003201/



Ynfynyt Scroll - Butch Queen (AiR DJ Remix) -#FEELINGS
Baauer - Harlem Shake (MikeQ x Jay R Neutron QB Remix) - Queen Beat
Rihanna - Diamonds (Dj Sliink Remix)
Destiny's CVNT - Nuclear (Cmore Edit by CUNT TR4XXX)
Tempa T - Next Hype (50 Carrot's A Day Keeps The Doctor Away Remix)
Bok Bok - Silo Pass - Night Slugs
Rabit - So Clean (Drippin' Remix) - #FEELINGS
Mike Jones feat. Slim Thug and Paul Wall - Still Tippin' - Swishahouse
Marcus Price & Carli - Flaska & Bas (Ben Aqua Remix) - #FEELINGS
Rizzla - Church - Fade To Mind
Fatima Al Qadiri - Hip Hop Spa (Nguzunguzu Remix) - UNO NYC
Usher - There goes my baby (Chopped & Screwed by Dj Michael 5000 Watts & Swishahouse) - Swishahouse
Hint - Lock The Door (feat. Zed Bias) - Tru Thoughts Records
Lil Silva - Venture - White Label
French Fries - Space & Smoke (Justin Martin Remix) - DIRTYBIRD
Jam City - Her - Night Slugs
Tony Quattro & Doctor Jeep - Forth & Seek (feat B. Ames) - Trouble & Bass Recordings
KW Griff - Bring in the Katz (feat. Pork Chop) - Night Slugs
Cakes Da Killa - Rapid Fire (feat. Dai Burger) - DTM Records

FREEDOMMUNE <ZERO>2013 - ele-king

 最初から最後まで、各ステージ、楽しめました。エレキングまわり(菊地祐樹、天野龍太郎、小原泰広、松村正人)でとくに評判が良かったのは、まずはボア・ドラムと大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンド。そして、hanali、ペニー・リンボー、灰野敬二、GOTH TRAD、にせんねんもんだいあたり。すべてを見れるわけではないので、人によっていろいろでしょう。読者のみなさまにとっては何が最高でしたか。
 とにかく、宇川直宏さま、関係者のみなさま、ありがとうございました&お疲れ様でした。最高にぶっ飛んだひと晩でしたね。



FREEDOMMUNE<ZERO>2013 - ele-king

 今週末のフリードミューン、もはや宇川直宏のアート作品とも呼べそうな「あり得ない」ブッキングについていまここで何を言っても野暮というもの。詳しくは、ココをチェック→(https://www.dommune.com/freedommunezero2013/
 さて、たいへん名誉なことに、昨年に引き続き不肖「ele-king TV」(野田努、三田格、松村正人)も、司会:五所純子とともに、この歴史的イベントの16:00からの開会宣言に出席します。ハードコアな参加者および日帰り参加を予定している方、是非とも冷やかしついでに見に来て下さい。まだタイムテーブルは発表していないようですが、早い時間からビッグ・アーティストのライヴもあるようだし、夕方から翌朝まで目が離せないです。直に発表されるでしょうが、トークのほうもすごいブッキングですよ。ちなみに明け方のトークは、坂口恭平、磯部涼、九龍ジョーだそうで、これはいまからご苦労様としか言いようがない......。

 今月の24日、結成20周年を祝する編集盤『ReDiscoVer. Best, Re-recordings and Remixes of Buffalo Daughter』のリリースを控えたバッファロー・ドーター、アルバムのなかでもとくに注目曲のひとつ(というか、最大の注目曲)、KAKATO (環ROY×鎮座DOPENESS) のラップを加えた"New Rock"のセッション風景の動画がアップされました。格好いいですよ。
 なにせスタジオは、エンジニアを担当するzAkのホームスタジオ"ST-ROBO"、ドラマーはZAZEN BOYSのメンバーであり、長年バッファロー・ドーターのライヴ・サポートをつとめている松下敦。どうぞ!

「 KAKATO Freestyle 3 with Buffalo Daughter」

Melt Yourself Down - ele-king

 セックス・ピストルズから脳天に風穴をぶち抜かれ、その後の人生でその穴を埋めようと必死で地道に生きて来たアラフィフのばばあが、過去10年間で最もやられた音楽は、Acoustic Ladylandというジャズ畑の人々のものだった。ということは、昨年末の紙エレキングでも書いたところで、彼らのサウンドを髣髴とさせるというそれだけの理由で、Trio VDの『Maze』を2012年私的ベスト10アルバムの1位に選んだのだったが、いよいよ本家本元のリーダーだったPete Warehamがシーンに帰還した。それも、Melt Yourself Downなどという大胆不敵な名前のバンドを引き連れて。
 己をメルトダウンさせろ。とは、また何ということを言うのだろう、この人たちは。いい大人が、メルトダウンなんかしちゃいけません。
 が、実際、このアルバムでは、さまざまのものがメルトダウンしている。だいたいこれ、ジャズなのか、ワールド・ミュージックなのか、ロック&ポップなのか、ダンスなのか、もうジャンルがさっぱりわからない。異種をかけ合わせて、ハイブリッドを作りました。とかいうようなレヴェルの話ではない。カテゴリーの境界線がぐにゃぐにゃになって溶解している。そもそも、レコード屋に行ったとき、何処に彼らのCDを探しに行けば良いのかわからない(ブライトンのレコ屋では、ジャズじゃなくてワールドのコーナーにあった)。
 「キャプテン・ビーフハートみたい」(野田さん)、「渋さ知らズを思い出した。高揚感ではNortec Collective」(habakari-cinema+recordsの岩佐さん)、「こっそりカン。&ジョン・ケイジも」(成人向け算数教室講師R)という、諸氏が連想したアーティストを並べるだけでも国籍が日本からメキシコまでバラバラだが、バンド自身は「1957年のカイロ。1972年のケルン。1978年のニューヨーク。2013年のロンドン」がキーワードだと語っている。国境のメルトダウンである。多国籍すぎて、無国籍。みたいな。中近東のクラブのDJみたいな煽り方をするヴォーカルのKushalは、モーリシャス出身なのでフランス語&クレオール語も混ざっており、勝手に自分で作った何語とも知れない言葉を叫んだりもしているそうで、もはや言語すら溶解している。

 Pete Wareham 率いるAcoustic Ladylandは、実は卓越したジャズ・ミュージシャンの集団(わたしにはこの道は全くわからんので、文献に卓越したと書かれていれば、そのまま書き写すしかない)であり、2005年のBBC ジャズ・アワードでベスト・バンドに選ばれている。彼らがパンク・ジャズ・サウンドを確立した2ndの『Last Chance Disco』は、英ジャズ誌「Jazzwise」の2005年ベスト・アルバムにも選ばれた。この頃はまだジャズと呼ばれていた彼らの音楽には、何か得体の知れない起爆力があった。で、その原因は各人が一流の音楽家であったからというか、素人耳にもめっちゃ巧いとわかる人々が、ぐわんぐわんにそれを破壊しようとしているというか、それは、楽器が弾けなくとも気合だけで音楽を奏でようとしたパンクとは真逆のルートでありながら、同様のエネルギーを噴出させていた。
 Acoustic LadylandのドラマーだったSeb Rochford率いるPolar Bearや、前述のTrio VDも含め、ここら辺のUKのジャズ界の人びとの音楽が、日本にあまり紹介されていないというのは、大変に残念なことである。小規模なハコでのギグなどに行くと、ちょっとやばいほど熱く盛り上がっているシーンだからだ。

 白いパンク・ジャズだったAcoustic Ladylandが、いきなりアフロになって、駱駝まで引きながら帰ってきたようなMelt Yourself Downは、それこそパンクからポストパンクへの流れを体現しているとも言える。Acoustic Ladylandがセックス・ピストルズだったとすれば、Melt Yourself Downはジャマイカ帰りのジョン・ライドンが結成したPILのようなものだ。36分のデビュー・アルバムは、激烈にダンサブルな"Fix Your Life"から怒涛のアラビアンナイト"Camel"まで、ジャズやワールド・ミュージックはわかりづらいと思っておられる方々も、このキャッチーで淫猥な音のライオットには驚くはずだ。
 ナショナリティーも、ランゲージも、カテゴリーも、コンセプトですらメルトダウンして、どろどろとマグマのように混ざり合いグルーヴしている彼らのサウンドは、レイシストとカウンターが街頭でぶつかり、世界各地で政府への抗議デモが拡大している2013年夏のテーマ・ミュージックに相応しい。排他。衝突。抑圧。抵抗。憎悪。闘争。を反復しながら、世界がやがて混沌とひとつに溶け合う方向に進んでいるのは誰にも止められない。LET'S MELT OURSELVES DOWN.

 東京の幡ヶ谷にある異空間「LOS APSON?」が恵比寿リキッドルームの〈KATA〉で、大々的にTシャツ販売大会を実施する。これがとんでもないメンツだ。日本のストリート・カルチャー/アンダーグラウンド・シーンの総決起とも言えるような内容になっている。本格的な夏に向けて、Tシャツを買うならいましかない。そして、少数しか作られない格好いいTシャツを探すなら、ココに行くしかないでしょう。坂本慎太郎のzeloneのTシャツから五木田智央、ヒップホップのWDsoundsやBLACK SMOKER RECORDS、COMPUMA等々、「LOS APSON?」から送られてきた以下の資料をじっくり読んで、その参加者の膨大なリストに驚いて欲しい。

(以下、資料のコピペです)

 白い~マットのジャングルにぃ~、今日もぉ~嵐が吹き荒れ~るぅ~♪ということで、おまんた?アゲイン!!! 今年2013年も"T-SHIRT! THAT'S FIGHTING WORDS!!!"の季節が、遂にやってまいります! 回を重ねるごとに出品参戦者も続々と増え、闘魂バトル・デザイン壮絶!あの手この手のアイデア空中殺法!Tシャツのみならずの場外乱闘!十六文キックに卍固め、サソリ固め、ラリアットに、バックブリーカーに、スピニング・トーホールド、そしてマイナーな?決め技、人間風車まで飛び出す始末!!!(なんのこっちゃ...暴走しすぎ。。。) そんな、ストロング・スタイルから金網デスマッチまでをも網羅したような総合格闘Tシャツフェアが、この"T-SHIRT! THAT'S FIGHTING WORDS!!! 2013"なんですっ!!! そして今年は、なんと!なんと!あの革新邁進画家!大竹伸朗氏(宇和島現代美術)が、バ・バ・バーーーンと遂に参戦決定!!! Tシャツ虎の穴から大本命現れる!みたいな感じで、オジッコちびりぞぉーーー!!! Tシャツフェア参戦者達をゾクゾク・ビンビンに震撼させています! 我がロスアプソン・チームは今回、開店当初からお付き合いさせて頂いているSAMPLESSさんにデザインを入魂オーダー!めちゃんこカッコイイ(自我自賛!)3パターンのTシャツを取り揃えました!!! こりゃ、Tシャツフェア史上における記念メモリアルイヤーになりそうです!!! さあ~それでは、そんな特濃3日間に無くてはならないDJミュージック・プレイヤー達を紹介してまいりましょう! 初日は「GRASSROOTSな夜ぅ~」と題して、"ミュージック・ラバー・オンリー"を掲げるGRASSROOTSのオーナーINSIDEMAN a.k.a. Qと、MIX CD「Crustal Movement Volume 02 - EL FOLCLORE PARADOX」も好評のワールド・パラドックス・ハイブリッド・ミキサーShhhhh、そして女性アーティスト集団WAG.からオヤG達をも唸らせる選曲ムードを醸すLIL' MOFOが参戦! 中日は、酔いどれトロピカル・ハウス・パーティー「細道の夜ぅ~」で、Tシャツフェアでも毎年大人気!お馴染みの373&DJ DISCHARGEと、ALTZのレーベルALTZMUSICAからリリースしたMIX CDが早々に完売したマジカル・オーガニック奥様bimidoriの細道トリオが集結! そして、最終日は異種格闘バトルよろしく、トリップ・ストレッチングMIX「UNWOUND MIX」が大ロングセラー中のBING、ぶっトバしにかけては現在最高峰のDJ!アシッド夢芝居テクニシャンのKEIHIN、キュートなサイケデリックHIP HOPにファン急増中のDJ Highschool、そして私ロスアプソン店主ヤマベの4人にて、一時間ごとにムードがガラリと変貌するミル・マスカラス的?異空間を楽しみながら、Tシャツ争奪に参戦して頂ければ幸いです!!! 3日間の会期中はTime Out Cafe & Dinerスペースにて、お食事&喫茶&お酒を飲んだり出来るのですが、最終日には、ロスアプソン西新宿店時代に毎日モニターで流していたPOP実験映像、'80sブレイクダンス、レア・ベルベッツ、あるバンドの解散コンサートetc.を収録した伝説の?7時間ビデオの特別上映もありますので、お買い物参戦に疲れたらダラリとそちらの方も鑑賞してみて下さい。さあ!さあ!さあ!ゴングが打ち鳴らされる時が迫っています! 今からしっかりと準備万端、走り込み&うさぎ跳びなどをして体力をつけて、ご来場下さいませっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(山辺圭司/LOS APSON?)

2013.6.28 (fri) ~ 30 (sun)
at KATA
(東京都渋谷区東3-16-6 LIQUIDROOM 2F)
https://www.kata-gallery.net/
open 15:00 close 22:00
Entrance Free!!!

〈参加アーティスト/ブランド〉
LOS APSON?, 宇和島現代美術(大竹伸朗), 五木田智央, SAMPLESS, zelone records, SEMINISHUKEI, Vicinity, DJ Discharge, 373, KIZM, GRASSROOTS, KLEPTOMANIAC, JOJI NAKAMURA, 86ed, BLACK SMOKER RECORDS, HE?XION! TAPES, THE GODS ARE CRAZY, SONIC PLATE, COLORgung, DMB PRODUCTION, DREADEYE, PARANOID, COSMICLAB, COMPUMA, hentai 25 works, MANKIND, Ackky, 威力, TACOMA FUJI RECORDS, TARZANKICK!!!, TOGA, TRASMUNDO, BOMBAY JUICE, BREAKfAST, BATH-TUB OffENDERS, MGMD KRU, 2MUCH CREW, chidaramakka by syunoven, 大井戸猩猩, 植本一子, VINCENT RADIO, WACKWACK, WDsounds, WENOD RECORDS, WOODBRAIN/水面花木工, word of mouth, Akashic, BLACK SHEEP, 4L, chill mountain, DEATH BY METAL / galeria de muerte, ESSU, ExT Recordings, FEEVER BUG, 2YANG, 37A, FORESTLIMIT, GEE, KEN2-DSPECIAL, MAGNETIC LUV, MidNightMealRecords, MOWHOK ART SHOP, nightingale, noise, SLIMY MOLD HEAVENS, SpinCollectif TOKYO, STRANGER, SUMMIT, TUCKER, LIQUIDROOM and more!!!

〈追加アーティスト/ブランド〉※6月22日現在
コトノハ, dublab.jp, STRUGGLE FOR PRIDE, INDYVISUAL, ヨロッコビール, DogBite, amala, 前田晃伸, RWCHE, SWOW Backshelter Lab.

〈DJ Time/17:00~〉
6.28 fri
「GRASSROOTSな夜ぅ~」
DJ: INSIDEMAN a.k.a. Q, Shhhhh, LIL' MOFO

6.29 sat
「細道の夜ぅ~」
DJ: 373, DJ DISCHARGE, bimidori

6.30 sun
「異種格闘でバトルな夜ぅ~」
DJ: BING, KEIHIN, DJ Highschool, ヤマベケイジ

more information
https://www.losapson.net/tshirtfair/
https://twitter.com/losapson



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