00年代終盤のデビュー以降、さまざまに音楽性を変化させてきたエセックス出身のインディ・バンド、ジーズ・ニュー・ピューリタンズ。今日の彼らは貪欲に室内楽的なアイディアを導入する。新作にはスティーヴ・ライヒからの影響がうかがえる曲も。
シェーンベルクの「(12)トーン・ロウ」をもじって「クローン・ロウ」なるアルバムを作ったのは前衛ジャズ界屈指のドラマー、チェス・スミス。メアリー・ハルヴォーソンが右、リバティエルマンが左からと、2本のギターがじつに高度な演奏を披露し、融合する。ほとんどポスト・パンクな1枚。
「ダブ」とは、タフなこの世界の美しきB面 ──ウガンダのインディジェナス・レジスタンス(IR)、本邦初インタヴュー
アリス・コルトレーンは20年前とはまったく違う意味を備えた存在になっている──『変わりゆくものを奏でる』著者ネイト・チネン、インタヴュー(後編)