「ウエストバム、前にも言ったと思うけど、レナーは〝ディスコ・ドイチュラント〟が大好きなのよ。DJはダンスだけではなくて、人びとを挑発して、さらに政治的な影響力も持てるだろうって言っているわ」 ──(本書より)
70年代末、西ドイツにパンクの波が押し寄せ、ノイエ・ドイッチェ・ヴェレがはじまった。1988年、ベルリンのクロイツベルク地区で大暴動が起きた同じ時刻、すぐその傍らでは、ひとりの若者がシカゴ・ハウスをスピンして、何千人もの人間を踊らせていた。DJの名前はウエストバム。西ドイツにレイヴ革命を起こした男である。
たちのぼる3000の夜のにおい。
汗、ニコチン、酒、グミベア、ヘアスプレー、セックス、ドラッグ、テクノ、灰、腐敗、堕落、そして笑顔と涙……。
ベルリンは、いかにしてテクノの拠点となったのか? パンク、ノイエ・ドイッチェ・ヴェレ、DAF、DJカルチャー、ゲイ・カルチャー、シカゴ・ハウス、デトロイト・テクノ、UKレイヴ・カルチャー、セカンド・サマー・オブ・ラヴ、ベルリンの壁、東側の熱狂、ラヴ・パレード、ジャーマン・トランス、祝福された世代、そしてレイヴ共同体の衰退……ドイツ・テクノのあまりにもドープな物語
石野卓球の盟友としても知られる、ドイツの国民的な人気DJ、ウエストバムが描くその半生と90年代レイヴの狂騒。ドイツ・テクノのあまりにもドープな物語。待望の翻訳!
「是非日本語訳で読みたかったんで出版社に話持って行きました。案の定スーパー面白い! ETM (Elektronische Tanz Muzik)! Not EDM.」 ──石野卓球
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