「Low」と一致するもの

SHINGO★西成 - ele-king

 最近、NHKの連続テレビ小説『てっぱん』にはまっている。いまのところ、大阪の下宿を舞台にお好み焼き屋を開業する少女の成長を描く物語として進行している。富司純子(寺島しのぶのお母さんです!)の美貌と素晴らしい演技を観られるだけで、朝8時からの15分は僕にとって幸福な時間のひとつとなっている。さてそこで、日本語ラップの大阪名物と言えば、SHINGO★西成である。それこそ彼は『てっぱん』に出ている元・ボクサー赤井英和とも曲を作っている。さあ、地元・西成を愛する兄貴が通算2作目となるフル・アルバムを引っ提げて帰ってきた。MSCが所属する〈LIBRA〉から般若が主宰する〈昭和レコード〉に移籍してのリリースとなる。

 ファースト・アルバム『SPROUT』が発表された3年半ほど前、取材のために大阪の西成まで行き、彼の地元を案内してもらったことがある。まさに"ILL西成BLUES -GEEK REMIX"の世界を歩いた。日本最大の労働者の街であり、日雇い労働者の寄せ場となっているあいりん地区で写真を撮影していると、サングラスをかけたいかにも堅気ではなさそうな強面のおじさんが近づいてきた。そのときのSHINGO★西成の対応はさすがだった。彼は自分が西成出身のラッパーであることを伝え、地元について歌っていると言って相手を納得させたのだ。だからもちろん、SHINGO★西成は大阪の表の世界だけにスポットを当てているわけではない。彼のフッド感覚やタフさや人情味は、彼の音楽においてもっとも重要な要素でもある。そのときご馳走になったホルモンうどんの味はいまでも忘れられない。
 前作を出したあと、ナニワのソウル・シンガー、大西ユカリとデュエットした「二人の新世界」や、これまた大阪市にある日本最大の遊郭のひとつとして大正期に作られた飛田新地についてラップする"飛田新地"を発表している。また、ULTRA NANIWATIC MC'Sというグループ名義の『THE FIRST』には、ソロとは違うどんちゃん騒ぎのファンクネスが詰まっていて面白い。

 『I・N・G』の冒頭を飾る"G.H.E.T.T.O."はまさにオープニングにふさわしい曲で、再スタートの合図を打ち鳴らすように疾走していく。PVがまた格好いい。ショーン・ポールを思わせるダンスホール風の"左"はアッパーなパーティ・チューンで、DJ FUKUの、ぴかぴかした光沢を感じさせる音の鳴りが気持ち良い。教育テレビの子供向け番組で流れていてもおかしくないような"できたかな?"の牧歌的なトラックはEVIS BEATSによるものだ。派手なシンセ・ベースがうねる極彩色のバウンス・ヒップホップ"ずるむけ"もユニークだ。それにしても、いままで以上にSHINGO★西成のラップはシンプルで聴き取りやすくなった。ある種の教訓的なことを歌いながら、説教臭さを上手く回避できているのも彼だからこそ成せる業と言える。

 先日、野宿者支援を長年続けるある活動家に頼まれて、デモでかける音楽の選曲をした。野宿者が生きるための生業であるアルミ缶や新聞の収集を墨田区が条例で禁止したことに反対する浅草でのデモだった。こういう行政や町の狭量さやセンスの無さというものを僕は心の底から軽蔑する。人間の生き死に関わることを条例で安易に規制するな、というのだ。SHINGO★西成流に言えば、「ぞうきんちゃうぞ人間は......」ということである。CDには、エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラの祝祭的なバルカン・ミュージックやアンティバラスのアフロ・ビート、いまは亡き元・じゃがたらのサックス奏者、篠田昌巳の曲、その次あたりにファンキーなサックスのサンプリングが映えるSHINGO★西成の"段取り"を入れた。野宿者の人たちが喜んでくれたかはわからないけど、そういう場面、そんな流れでかかっても彼の音と言葉はしっかりと町中に響く力を持っている。

 「ないところから取らない(カラス)/あるところから根こそぎ 取る」"カラス"という、常に弱者の立場から世のなかを見て、弱者の味方をするSHINGO★西成が僕は好きだ。そりゃ、金持ちにもいい人がいるのは知っているけど、下から見なければ絶対にわからない世のなかの仕組みやからくりだってあるし、地を這うように動かなければ変えられないこともある。西成の越冬闘争や地元の幼稚園に足を運び数十人のオーディエンスの前でラップしながら、武道館や2万5千人規模のレゲエ・フェスも沸かせるラッパーはSHINGO★西成ぐらいのものだろう。仮に彼がいまよりさらに有名になってお金を手にしたら、ウータン・クランが遊園地やアパートを作ったように、なんらかの形で地元に還元することだろう。彼はそういう人だと思う。

 音のクオリティは高いが、たしかに耳の早い音好きを充分に満足させるほどの斬新なサウンドではないかもしれない。しかし、日本語ラップを聴く面白さには、ラッパーの人間性に触れることができるというのも大きい。僕のような人好きの人種には堪らない。これだけ人間力のようなものが問われる音楽ジャンルも珍しいのではないだろうか。いまから日本語ラップを聴こうと思っている人がいて、その観点から選べと言われれば、僕は迷わずSHINGO★西成を勧めるだろう。『I・N・G』は聴くたびに心に沁み渡るアルバムだ。ここにはブルースがある。悪いことは言わない。騙されたと思って聴いてみて欲しい。できることならいち度ライヴに行くべきだ。マジで感動するよ。

SHINGO☆西成ILL西成BLUES -GEEK REMIX
SHINGO☆西成 PV 飛田新地
SHINGO西成「G.H.E.T.T.O」

IORI (PHONICA / PROLOGUE) - ele-king

Current top 10


1
Moebius&Neueier Reconstruct DJ NOBU- ZERO SET Reconstruct

2
DONATO DOZZY - K

3
TV VICTOR -GRV 1

4
SIGHA - Early Morning Light / Over The Edge

5
SHACKLETON - Mukaba Spacial

6
RAU - The Blessing

7
Traversable Wormhole - Exiting The Milkyway (Surgeon remix)

8
Commix - Emily's Smile (she's still smiling mix sigha)

9
Claudio PRC - Clear Depth (silent servant remix)

10
Kassem Mosse & LOWTEC - WORKSHOP EP

MIPITIX (ODlounge / fab-space ) - ele-king

地下発狂実験室TOP10


1
Cycheouts a.k.a. Cycheouts Ghost - Lum'n'Bass - Romz

2
UTEROZZZAAA - B.B.KILLOurBabys mixed By Shaka-Itchi - vagina sewing

3
Gabbenni Amenassi - Inglourious Basterds - Sociopath Recordings

4
K-bomb x Olive Oil - 666 - Black Smoker Records

5
Pizza Circus - Weed Boulevard For Rasta Heart - Sociopath Recordings

6
DoN29 - Libble Rabble Bass

7
Ove-NaXx - Kita Low Rimix

8
Numb'n'dub - Blink-182 feeling this NMDB Breakcore remix

9
Muraqmo - 後ろの正面 - Trefoil Productions

10
Rivak - 1200 Mashed Pills - Rus Zud Net Label

SCANDAL (BEATPOP / 酔人) - ele-king

SCANDAL AVENTURE 10


1
Edward - Vivien's Therme - Giegling

2
Pantom Ghost - The Shadow - Dial

3
Stereociti - Cosmoride - Mojuba

4
Yapacc - Coral Garden - Wir

5
Glimpse - Fine A Way - Leftroom

6
Krakatoa - P&D (Prais Connwction Remix) - Krakatoa

7
Smallpeople&Rau - Life Aquatic - smallville

8
Brendon Moeller - Sweetspot - Echocord

9
Mr Bizz - Jantra - Mono

10
Dave DK - Sweet Yellow - Moodmusic

KABUTO(LAIR) - ele-king

LAIR CHART


1
Sit - Year 3000 - Jesus loved you

2
Red Rack'em - How I program - Bergerac

3
Shakarchi & Straneus - Macedonia - Geography

4
Rondenion - In one's mind - Bosconi extra

5
Rills - Peep show - All inn

6
Signor Andreoni - Soul Burner - T-Bet

7
Lowtec - Use Me(Laid mix) - Laid

8
TT ENSEMBLE - Fiul Risiptor - Yojik ConCon

9
Jus-ed - Shit - Underground Quality

10
Delano smith - I Fly - Undertones

Magnetic Man - ele-king

 ミズ・ダイナマイトのラップをフィーチャーした"ファイヤー"を聴いた瞬間から、手は震え、舌は乾き、胸の鼓動は激しさを増し......「マグネティック・マン、最高!」と叫んでいる。家のなかで......。
 これを聴いていると、久しぶりにクラブに行きたくなる。音楽から週末の夜の匂いがしてくるのだ。猥雑で、エロティックで、少しばかり危険で、激しい歓声が聞こえてくる。レイヴ・カルチャーの懐かしい感覚は、しかし彼らが作るダブステップ/グライム・サウンドによって掻き消される。
 完璧なアルバムではない。冗長な曲もあるし、お決まりのダーク・ストリングス系の曲など要らないと思う。それでもずば抜けて良い曲が不満を吹き飛ばす。スクリーム、ベンガ、アートワークの3人によるライヴ・プロジェクト、マグネティック・マンのデビュー・アルバムは、エネルギッシュでストレートな、シンプルで大迫力のダンス・ミュージックである。

 いま、UKは20年振りにダンスの季節の真っ直中にいる。インディ・キッズはライヴハウスに背を向けてクラブに押し寄せ、ロックのシングルにはダブステップやファンキーやウォンキーのリミキサーが名を連ねる。次から次へと新しいDJ、新しいプロデューサーが現れている。
 マグネティック・マンのデビューを促したのはそうした時代の風向きだが、このプロジェクトにはある種批判めいた声もあった。まさに「20年前と同じことが起きている」と『ガーディアン』の記者は書いている。アンダーグラウンドの純粋主義者たちは、あからさまに商業主義に臨んでいるこのプロジェクトをよく思っていないという話だ。まあ......僕もどうかと思っていた。スクリームのセカンド・アルバムで充分ではないかと思ったし、アンダーグラウンドにおけるポスト・ダブステップがやたら面白いので、シーンの重鎮3人によるスーパー・プロジェクトという、ハナからヒット狙いのあざとさに引き気味だったのも事実である。が、マグネティック・マンはそんな雑音を尻目に、2010年の夏をキャッチーな"アイ・ニード・エア"で制覇すると(UKチャートで10位)、続いてシングル・カットされたR&Bナンバー"パーフェクト・ストレンジャー"(16位)によって、クロイドンの地下室から生まれたこの音楽のポップとしての実力をまざまざと見せつけたのである。
 場数を踏んでいる3人だけあって、無闇にベースを鳴らしたりはしない。抑えるところと出すところを心得ているし、その最悪な瞬間でさえも包み込んでしまう、ダブステップを生んだコミュニティのマナーの説得力というモノがある。そしてとくにかく、"ファイヤー"、"アイ・ニード・エア"、"パーフェクト・ストレンジャー"の3曲がずば抜けている(僕と同世代のいい歳した連中には、これらはゴールディーの"インナーシティ・ライフ"の現代版であると言っておきましょう)。お陰様でというか、マグネティック・マンがここまで魅力的なのだから、スルーしていたロスカ(UKファンキーの第一人者)のアルバムもやっぱ聴いてみようかと思い直している。それを聴かずして、2010年を終えてしまうのもアレだし......。三田格も良いって書いているし......。
 
 7年前、ディジー・ラスカルは「ロンドンよ、立ち上がれ!」と言った。マイノリティの就業率が60%を下回るほどの格差社会の生んだグライムからの切なる叫び声である。マグネティック・マンは最近のライヴでこうMCした。「ロンドンよ! ぶっ飛ぶ準備はできてるかい?」
 そこで「イェーイ!」と叫ぶ人が僕は20年前から好きなのである。もっとも、立ち入り禁止の領域からチャート・ヒットまでものにしてしまったサウス・ロンドンの不良がステージいれば、押し黙りながらひとりで踊るなんてこともできないだろう。連中はマナーの悪いクラフトワークではない。これはジャングル、ヒップホップ、R&B、ダンスホール、テクノがごちゃ混ぜになった現代のアーバン・ミュージックであり、要するに、20年振りの高みを迎えているUKダンス・カルチャーからのどでかい一発である。

Chart by JETSET 2010.11.15 - ele-king

Shop Chart


1

MOEBIUS & NEUMEIER

MOEBIUS & NEUMEIER ZERO SET 2 RECONSTRUCT PT.1 (RECONSTRUCT BY RICARDO VILLALOBOS) »COMMENT GET MUSIC
国内先行カットされたDJ NOBUに続き、Villalobosによる『Zero Set 2』リコンストラクトも待望のアナログ・カット。両面併せて33分超えのウルトラ・ディープ・トリップ。

2

V.A.

V.A. TIMELESS: SUITE FOR MA DUKES »COMMENT GET MUSIC
Mochilla主催の奇跡のコンサート『Timeless』シリーズ第3弾はJ Dilla!Slum Village"Fall In Love"、De La Soul"Stakes Is High"、Dwele"Angel"、ソロ作も含む全15曲!

3

MOEBIUS & NEUMEIER

MOEBIUS & NEUMEIER ZERO SET 2 RECONSTRUCT PT.2 (RECONSTRUCT BY PRINS THOMAS) »COMMENT GET MUSIC
国内先行カットされたDJ NOBUに続き、Prins Thomasによる『Zero Set 2』リコンストラクトも待望のアナログ・カット。今年の春に発表された1st.ソロ・アルバムの延長線上にある傑作ミックス!!

4

HOUNDS OF HATE

HOUNDS OF HATE HEAD ANTHEM »COMMENT GET MUSIC
Salem + Gold PandaなUKサイキック・インディ・シンセ最前線!!Hype Williamsの友達というだけでもヤバすぎるロンドンの3人組、Hounds of Hate。ダブステップ以降のエレクトロニカにサイキックなオカルト趣味を山盛りにした、凄まじく最高のサウンド!!

5

DASO

DASO WHY TRY »COMMENT GET MUSIC
名門My Best Friendからのデビュー作"Daybreak"でシーンに旋風を巻き起こしたキラメキ込み上げテックハウサーDaso。伝説の1st.越えとなる大傑作を完成です!!

6

在日ファンクとサイプレス上野

在日ファンクとサイプレス上野 BAY DREAM ~FROM課外授業~ »COMMENT GET MUSIC
ハマケン率いる在日ファンクの3ヶ月連続コラボ・シングル。第2弾はサイプレス上野がライドン!!なんと"Bay Dream"のカヴァー!!サ上とロ吉の横浜クラシックが在日ファンク流に蘇ります!さらにカップリングも"担当者不在"カヴァー。当然サ上もマイクを握っております!

7

A.MOCHI

A.MOCHI PRIMORDIAL SOUP III »COMMENT GET MUSIC
WIRE10への参戦やヨーロッパでのツアー等、2010年は大きく躍進した一年となった日本人クリエイターA.Mochiによる3連続リリース・シングルの最終章。ヨーロッパのクラウドをうならせたファットな出音と空間演出に長けたサウンド・メイキングが今作でも炸裂しています!!

8

JAY KING & MACK ONE / D'LUX BEATS

JAY KING & MACK ONE / D'LUX BEATS 48 HOURS / KOTB / LAZY »COMMENT GET MUSIC
あの『Secondhand Sureshot』の元ネタ企画(!?)からの初リリースがコチラ!!20ポンド以内の予算でロンドンのレコ屋を巡ってネタ盤を掘り、各々が1日の期限で組み上げたビートで競い合う企画『King Of The Beats』の産物が7"化!

9

TOM TRAGO

TOM TRAGO VOYAGE DIRECT (FS GREEN REMIXES) »COMMENT GET MUSIC
ダーティ・ビーツとニュービーツを操る超新星FS Green現る!!注目のテックハウサーTom Tragoによる1st.アルバムからのリミックス・カットとして届けられた本作。実質的には天才新星FS Greenによる特大傑作1st.12"なのです!!

10

SLUGABED / GHOST MUTT

SLUGABED / GHOST MUTT DONKEY STOMP »COMMENT GET MUSIC
天才Slugabedと直系新星Ghost Muttによるカラフル・スプリット!!要注目新興レーベルDonky Pitchからの第1弾。スクウィー勢との交流も深める天才Slugabedと、オランダのLowridersからデビューを飾ったGhost Muttによる極上盤です!!

You Kobayashi (SWC) - ele-king

YOUKOBA's CHOICE October.2010


1
Marc Houle - The Next - Minus

2
Andrei Fiber - I Want To Have 5 Noses - Indeks Music

3
Mar-T - Propaganda(Marc Marzenit Remix - Wow! Recordings

4
Fantastic Explosion - 血と掟(Blood And Rules) - ExT Recordings

5
Elad Emek - Dansvloer Bloedbad - Magic Powder Music

6
Egbert - Open - Cocoon Recordings

7
Bob Holroyd - African Drug(Four Tet Remix - Phonica Recordings

8
Traks Boys - Yellowbirds(TBD Remix) - Internasjonal

9
Mugwump - Losing Game - Kompakt

10
Mount Kimbie - Field - Hotflush Recordings

[Post Dubstep & Techno & others] #2 - ele-king

1. Toddla T ft. Wayne Marshall / Sky Surfing | Ninja Tune


iTunes

 トドラ・Tとは、ダンスホール・スタイルのマイク・スキナーと評価されているシェフィールドのDJで(まだ25歳ぐらい)、2009年に最初のアルバム『スカンキー・スカンキー』を〈1965〉から発表している(僕はかなり好みだった)。暗い感覚が多くを占めるUKのアンダーグラウンドにおいて、異例と言える陽気さを持っている人で、彼の音楽の売りのひとつである"笑えるリリック"がわからなくても、グライムとダンスホールのハイブリッドなポップ・ヴァージョンとして楽しめる。で、その明るさ、その音楽性を考えれば〈ニンジャ・チューン〉ほど彼に納まりの良いレーベルもなくて、これは移籍第一弾のシングルとなる。
 "スカイ・サーフィン"はジャマイカのMC、ウェイン・マーシャルをフィーチャーしたご機嫌なダンスホール・ナンバーで、リミキサーはベンガ、新人のドウスター(Douster)、グラスゴーのベテラン、DJ Q、で、もうひとりもベテランで、ロス・オートン。オリジナルでは今年流行の絶頂を迎えているオートチューンを使い......、だからもうその声はいい加減聴き飽きたぜよと思うのだが、ウェイン・マーシャルのガッツ溢れるラップがこのエレクトロ・ダンスホールに生気を与えている。そして、これでもかと言わんばかりのアッパー・チューンをベンガはダークなサイバー・テイストに、新人のドウスターはポスト・ダブステップへと変換する。『スカンキー・スカンキー』の共同プロデューサーであるロス・オートンはさらにそれをレゲエ色を強め、ファンキーなシンセベースを注入し、DJフレンドリーに仕上げている。セカンド・アルバムのリリースは来年だそうだ。

2. Subatomic Sound System Meets Ari Up & Lee Scratch Perry / Hello, Hello, Hell Is Very Low / Bed Athletes | Subatomic Sound

 アリ・アップにとって遺作なってしまったのがこの7インチで、彼女が急逝する2ヶ月前にリリースされている。両面とも『スーパー・エイプ』に収録された有名な"アンダーグラウンド"を使い、アリ・アップは彼女のラバダブを披露している。ラバダブ(Rub A Dub)とは、既存のレコードに上に新たに歌をのせたり、トースティングしたりするジャマイカのDJスタイルで、アリ・アップはリー・ペリーとともに、このクラシカルなリディムの上に素晴らしい声を乗せている。A面ではダブステップのテイストを取り入れ、そして後半にはオーガスタス・パブロのピアニカのような音色を響かせる。B面は、同じく"アンダーグラウンド"をネタにアリ・アップがセクシーで陽気なダンスホール・スタイルで歌いまくる。スピリチュアルでユーモラスな1枚。そして聴いて元気になる1枚だ。ファンなら絶対に買い。

3. Games / Everything Is Working / Heartlands | Hippos In Tanks


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 OPNのダニエル・ロペイティンが(ジョエル・フォードなる人といっしょに)チルウェイヴをやってる! と言われれば三田格でなくとも興奮するでしょう。この7インチ、A面の"エヴリシング・イズ・ウォーキング"が素晴らしい。ウォッシュト・アウトが永遠の夏なら、こちらは恍惚としたぬかるみとでも言いましょうか。まるでブリアルがダウンテンポ・ディスコをやったようなビートと儚く消えていく声という声、途中で入るギターのアルペジオが少々臭いが許そう......せめて10分ぐらいのロング・ヴァージョンで聴きたい。B面の"ハートランズ"はジェームス・ブレイクとウィッチ・ハウスの溝を埋めるかのような亡霊の歌の入ったダンス・ナンバーで、まあ、悪くはない。このプロジェクトのアルバムが出たら本当にすごいことになりそうだ。

4. James Blake / Klavierwerke EP | R & S Records


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E王 今年のナンバー・ワン・シングルはこれで決まり......いやいや、ちょっと待った、ネットで出回っているこれもまたすごいのよ。とにかくいま、12インチを買って家で聴いて驚きを感じるひとり、ジェームス・ブレイクのこの夏の大ヒット曲"CMJK"に続くシングルは、早速その手法(R&Bサンプルのグロテスクな応用)をいろんなところでコピーされたと思いきや、今度は違う角度から攻めてきた。アグラフのセカンド・アルバムと同じようにこれもピアノをテーマにしているが、しかしアグラフとはまったく違う方角を向いている。これは......ダークサイド・ミュージックで、ロンドンの汚れた街がよく似合うポスト・ダブステップである。
 前作同様に今回も4曲。歪んだベースが心臓の鼓動のように鳴り続ける上を蜃気楼のようなサンプリングが流れ、ブリープ音と合流する"クラヴィアヴェルク"。これもテクノやハウスともクロスオーヴァーできるトラックで、まあ、UKでクラブ・ヒットするのもうなずける。続く"ドント・ユー・シンク・アイ・ドゥ"もメロウで良い曲だ。ちまたにあるその他大勢の曲とくらべればずいぶんとぶっ飛んだ曲だが、ここには人を惹きつける美しいメロディがある......が、実を言うとB面の1曲目に収録された"アイ・オンリー・ノー"こそこのシングルにおける最高の瞬間だ。ピアノからはじまり、幽霊声がメロウに流れていく。ピッチは遅めで、シンプルなドラムとメランコリックなピアノの断片が空間を彷徨い続けている。
 かつてワイルド・バンチがアメリカのヒップホップとジャマイカのレゲエをブレンドして独自のハイブリッド・ミュージック(ブリストル・サウンド)を作ったように、ジェームス・ブレイクはアメリカのR&Bとダブステップをブレンドしてこの時代のストリート・ミュージックを創造している。ブリアルの次は彼だ。

5. Model 500 / OFI / Huesca | R & S Records


iTunes

 ゴッドファーザーの復帰作である。それだけで充分だろう。デトロイト・エレクトロここにありだ。しかも歌っている。36歳の伊東輝悦は清水エスパルスを解雇されてしまったが、来月48歳になるホアン・アトキンスはまだ現役なのだ。そして、多くのファンはこのシングルにモデル500の永遠のクラシック"ノー・UFOズ"を聴くだろう。マイク・バンクスによるリミックスは実際に"ノー・UFOズ"のシンセ・ベースラインが加えられ、デトロイトの伝説の復活を解説する。アトキンスはその心意気に応えるように、「アイム・フライング」と"ノー・UFOズ"のサビを歌う。俺はいまもぶっ飛んでいる。そう、ホアン・アトキンスこそデトロイト・テクノにおいてもっともぶっ飛んだ男である。そしてB面の"ヒュースカ"、これ、半分以上はマイク・バンクスの曲だと読んだ。


〈ブラロウィン〉で演奏するバンド

 今回は、ブルックリン・ミュージック・シーンの重臣であるバンド、オネイダ(Oneida)のメンバーとして知られるキッド・ミリオン(Kid Millions)にご登場していただく。昨年〈ジャグジャグウォー〉から発表したオネイダの『Rated O』は『NME』の年間ベストに選ばれたり、キッドの別プロジェクトであるマン・フォーエヴァー(ドラム・アンサンブル・プロジェクト)も『NYタイムス』誌などメディアから絶賛されたり、ボアダムスの77人ドラム以来のボア・ドラム・プロジェクトに参加するなど、彼の評価は上々だ。
 先日開かれた、彼のレーベル〈ブラ(Brah)〉のハロウィ・ンパーティ〈ブラロウィン((brahloween)〉に行って彼の声を拾ってきた。


向かって右側の白い服の彼が、取材に応えてくれたキッド・ミリオン

会場内ではお客さんも仮装する

■今日の〈ブラロウィン〉について。〈ブラ〉はあなたのレーベルですが、いつ頃はじめて、どんなアーティストがいるのですか。

キッド・ミリオン:〈ブラロウィン〉=(Brah+Halloween)は、今年で6回目なんだよ。なぜこのパーティをはじめたかは覚えていないんだけど、自分のレーベル〈ブラ〉で何かイヴェントを組みたいな、って、あと、〈ブラロウィーン〉っていう語呂も面白いと思ったし。

■〈ブラロウィン〉をはじめて今年で何年目ですか。1回目に出演したアーティストや毎年出演しているアーティストなど教えて下さい。今年のアーティストそれぞれについて、コメントください。

キッド・ミリオン:最初のショーは2005年で、たしかノース6(現ミュージック・オブ・ウィリアムスバーグ)の地下でやって、とても楽しかったんだよ。オークリー・ホール、カンパニー、ダーティ・フェイシィズが出演したよ。それから〈ブラ〉のバンドやオネイダの友だちバンドで毎年パーティをするようになって、今年は〈ブラロウィーン〉も6回目を迎えた。この何年間かで、ナイフ・フィッツ、ビッグ・ベア、サイティングス、パーツ・アンド・ラバーなど、たくさんのバンドがプレイしたよ。これらのバンドはいつも僕がオーガナイズしているよ。今年プレイしたバンドもオネイダの友だち。紹介するね。
 トップバッターは、Be/Nonで、オネイダと同じく〈Turnbuckle〉レーベルから作品を出している。1997年にはオネイダといっしょにツアーもしている。リーダーのブロディ・ラッシュはいつも良い友だちで、インスピレーションをくれる。彼らはカンサスシティ出身で、最近新しいアルバムをリリースしたんだ。
 2番目は、ノース・キャロライナのラレィ出身のバーズ・オブ・アヴァロン、彼らは、1998年に彼等の昔のバンド、チェリー・バランスがツアーしていた時に、カンサスのローレンスで、出会ったんだ。オネイダは彼らとはそのときからずっとプレイしている。
 3番目はエリック・コープランド。ブラック・ダイスのメンバーで、ソロとしても活躍している。彼やブラック・ダイスは、オネイダのスタジオ〈オクロポリス〉(=モンスター・アイランドの地下にある)でたくさんのレコードを録音している。彼は、ピープル・オブ・ノースの未発表トラックにゲスト出演している。
 4番目は、テロダクティル。ダクは、〈ブラ〉から2枚のレコードをリリースしていて、現在は3枚目を制作中。彼らはブルックリンの地元のバンドで、オネイダの古くからの友だちだよ。で、5番目がオネイダ。説明はいらないよね?
 オネイダの後は、レッド・ドーン2。元オーサム・カラーのアリソンとカイ・ロック・プリンティングのウルフィーのバンドだよ。最高のハードコア・バンドで、〈エクスタティック・ピース〉からもうすぐ出るアルバムをオクロポリスでレコーディングしている。
 ダブ・ノウ・ダブがこの夜の最後のバンド。オクロポリスでレコーディングしている最高のブルックリン・バンドでオネイダの良い友だちだよ。ちなみにバードロウとDJノックス・オーヴァー・ストリートがバンド間のDJで、2回目から6回目の〈ブラロウィン〉にも出演している。

■どのように出演バンドを決めているのですか。

キッド・ミリオン:僕が〈ブラロウィン〉にピックアップするバンドは、とても個人的で任意的だよ。まず、〈ブラ〉レーベルのバンドであったり、オネイダに関係するバンドであったり、もしくは、これはレアだけど、まだ会ったこともプレイしたこともないけど僕が尊敬するバンドにお願いすることもある。


もちろんバンドもハロウィン仕様です

■〈ブラロウィン〉とハロウィンをかけているけど、ハロウィンはアメリカ人にとって、どれぐらい大切なイヴェントなんでしょう?

キッド・ミリオン:ハロウィンは、アメリカで大きなホリディだよ。中学から高校生になるとダサいって感じになるけど、楽しく着飾って、創造的な楽しいことだよ。もちろん、アメリカのホリディは商品化されているけど、買う必要はないし、公共のなかに埋もれたときに、魅力的に感じるのかな。

■シークレット・プロジェクト・ロボット(https://www.secretprojectrobot.org/spr_menu.html)で毎年ショーを開催していますが、彼らとの関係を教えて下さい。

キッド・ミリオン:シークレット・プロジェクト・ロボットのレイチェルとエリックがいなかったら〈ブラロウィン〉はないね。彼らは毎年、このパーティが起こることを可能にしてくれている。僕はただたんにバンドを集めているだけだからね。僕がシークレット・プロジェクト・ロボットのみんなを知ったのはだいたい2000年ぐらいかな。たぶんオネイダがツイステッド・ワンズのショーをスタートしはじめたぐらいから。たくさんのショーがマイティ・ロボット・スペースでおこなわれたんだ。彼らはヴィデオ・クルーでもあるし、ほとんどのオネイダのショーのライトを担当していた。彼らは、僕らが見せたい音楽や僕たちがやっている本質的な要素の大きな部分を占めている。彼らは僕らがやっていることの"ハート・アンド・ソウル"なんだ。僕らが5年前にスタジオをモンスター・アイランドに移すときに、建てるのを手伝ってくれたり、オネイダへの助けは計り知れない。

■あなたのプロジェクトについて話してもらえますか?

キッド・ミリオン:いまのところ、オネイダとマン・フォーエヴァーが僕のふたつのメイン・プロジェクトだよね。オネイダは僕がブルックリンで1996年に作ったバンドで、それ以来、僕のメインプロジェクトになっている。マン・フォーエヴァーは、僕のドラム・アンサンブルで、実験的なパーカッションとサウンド・コラージュ実験。いまはそれ以外のプロジェクトには関わっていない。

■それぞれはどのように分けているんですか? バンドとレーベルをするにあたり、気をつけていることはありますか?

キッド・ミリオン:オネイダが僕のいちばんのプライオリティ。マン・フォーエヴァーは2番目かな。〈ブラ〉は僕とジャガジャガのスタッフが運営するレーベル。僕が彼らにプロジェクトを提案して、彼らが少し資金を調達してくれる。いまのところ15枚のレコードをリリースしたよ。

■それだけバンドやレーベルなどに関わっていたら、たまに音楽を止めたくなることなどあります?

キッド・ミリオン:音楽を嫌いになったことはないよ。音楽作りやレーベル運営に関して、ハッスルする状況は好きじゃないけどね。僕はできる限り音楽を聴いたり練習したりしようとしてる。ときどき休んでリフレッシュすることも必要だけど、ニューヨークではそのバランスが難しいね。

■音楽以外で好きなことは? 音楽をやっていないときは何をしていますか?

キッド・ミリオン:音楽以外は書き物をしたり、読んだり料理したりすることが好きだね。いまはおいしいラーメンを作り方を学んでるよ。たぶん、君が助けてくれるかもね(笑)。

■この界隈のバンドで、おすすめのバンドはいますか?

キッド・ミリオン:ファビュラス・ダイアモンズや地元のバンドのブルース。リタージーもいいし、インヴィジブル・サークルも好きだよ。

■日本のバンドで好きなバンドはいる? そういえばbore 77 drumに出演していましたよね。それはどのように関わったのですか?

キッド・ミリオン:DMBQがボアダムス以外で僕の大好きな日本のバンドだね。もちろんボアダムスが世界でいちばん好きなんだけど......。彼らは、ただすばらしくて、僕が、彼らと一緒にプレイできたのは本当にラッキーだよ。日本のボアダムスファンは、本当に彼らのことが大好きで、特別でパワフルなグループであることを知っていると思う。

■この雑誌ele-kingは日本のウェブ・マガジンだけど、〈ブラ〉として、オネイダとして、日本に対するイメージは?

キッド・ミリオン:日本は大好き。そこにいれることはとても特別で信じられない。音楽、友だち、食べ物、人びと......。ただ単にすばらしいね。すべてのことが大好きだし、また戻るのが待ちきれないよ。

■いま日本では洋楽のCDを売るのがとても難しいし、アメリカのインディ・ミュージックに夢中になる人も少ないんですよね。たぶんいろんな新しいことが起こりすぎて、音楽以外にもたくさんの情報がありすぎるし、それが彼らにとってリアルでないのだと思う。もちろん、それを共有したいと思っている人もいるし、日本のインディ・ロック・ファンにはこのシーンを理解してもらいたいと思っているんですが、このシーンを日本に伝える何か良い方法はあるでしょうか?

キッド・ミリオン:難しい質問だね。ブルックリンには確立されたDIYシーンがあると思う。たくさんの才能ある人びとが、さまざまな希望を持ってここに引っ越してくるからね。僕らはここに引っ越した。ルールなんて知らなかったけど、ただ音楽をプレイしようと決めて、そしてプレイできる場所を見つけるんだ......。この感情を日本に持って行くのは難しいだろうね、なぜなら文化的に僕らは、音楽のプレゼンの仕方が違う。他には、日本は、ハード・ワーキンに対しての尊敬や、深い才能のプールがある。地元の日本のアーティストがすでにたくさんいて、ブルックリン・ミュージックが入り込む余地はないんだと思う。でも僕らがマイティ・ロボット仲間とそこに行って、日本の変わったオルタナティヴ・スペースでプレイできるなら、きっとどこかのシーンとコミュニケートできると思うよ。でも僕はもっとたくさんの日本のバンドがブルックリンに来てプレイしてほしいな。友だちになる良い方法だよ。

■来年の〈ブラロウィン〉はどんなバンドを招待したい?

キッド・ミリオン:次? ボアダムスとOOIOOなんて最高だね!

ツイステッド・ワンズ(Twisted Ones):
フィッツとアーサーのふたりが2000年頃からはじめたブッキング・チームで、ヤー・ヤー・ヤーズ、ラプチャーなどのバンドをマイティロボットも含むブルックリンのDIYスペースでブッキングしたチームとして知られる。ブルックリンのジャンクヤード(空き地)を借り切り、毎年夏に開いていたジャンクヤード・フェスは有名で、ライトニング・ボルトやライアーズなどの、その頃のブルックリンを代表するバンドがそこでプレイした。現在、フィッツはベルリン在住で、アニマル・コレクティブ、ライアーズなどのヨーロッパ・ツアーをブッキング。アーサーは、ブルックリン在住で、ウィリアムスバーグ・ファッション・ウィークエンド( NYのハイエンドなファッションウィークに対抗し)を毎年開催してる。https://williamsburgfashionweekend.com/

マイティ・ロボット(mighty robot):
2000年~2005年ぐらいまでブルックリンにあったDIYスペース。ここでツイステッド・ワンズがマイティ・ロボットと組んでショーをオーガナイズしたのがブルックリンシーンのはじまり。ヤーヤーヤーズ、アニマル・コレクティブ、ラプチャー、ライトニング・ボルト、オネイダ、!!!、ブラック・ダイスなどのブルックリンニュー・パンク・シーンの発信地。ショーのアナウンスはメーリングリスト、口コミのみだが、いつでも人がパンパンの知る人ぞ知る場所。詳しい情報は〈コンタクト・レコーズ〉からリリースされているDVD『u.s. pop life v.34 tribute to mighty robot』(CR-034)参照。ここにジャンクヤードの映像やマイティ・ロボットのレアヴィデオクリップ集が収録されている。

モンスター・アイランド(monster island):
さまざまなアーティスト・スペースが入った見た目もそのまま、その名の通りモンスター複合建物。
2F(mountain):カイロック・スクリーン・プリンティング(インディ・バンドのポスター、Tシャツなどデザインをする、プリント会社)。
1F:シークレット・プロジェクト・ロボット(アートスペース)、ライヴ・ウィズ・アニマルズ(アートスペース)、モラスク・サーフ・ショップ。
BF(cave):オクロポリス(オネイダ、キッドのスタジオ)、モンスター・アイランドベースメント(Todd Pスペース)その他、ヨガスペースなどもはいっている。年にいち度monster island block partyを開催している。
https://www.brooklynvegan.com/archives/2010/09/monster_island_2.html
https://flavorpill.com/brooklyn/events/2010/9/4/third-annual-monster-island-block-party
https://www.freewilliamsburg.com/saturday-3rd-annual-monster-island-block-party/
https://www.lastfm.jp/event/1634523+Monster+Island+Open+House+-+Block+Party

マイティ・ロボット・ヴィジュアル・スクアッド(mighty robot visual squad):
ヴィジュアル・チーム。マイティ・ロボット・スペースでのショーはもちろん、バンドと組んだり、単体でもさまざまなイヴェントでVJをする売れっ子ヴィジュアル・チーム。アナログ手法を使い、水と油など、理科の実験のごとく、多彩な虹色ヴィジュアルを創りだす。有名なアートギャラリー、ダイチ・プロジェクト、他、いろんなチームとのコラボも良くある。

シークレット・プロジェクト・ロボット:
2005年の終わりにマイティ・ロボット・スペースがクローズし、2006年より、シークレット・プロジェクト・ロボットと名前を変え再始動。モンスターアイランドの1Fにあるアートスペース。
www.secretprojectrobot.org

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