「UR」と一致するもの

 そう、あの集団のことだ。現在はツアーまっただ中で、明日には東京公演を控えている。昼はワークショップ形式ということだから、オープンリールに触れたりするのだろうか……?
音楽好きも、そんなに音楽には興味がないという人も、何かライヴに行きたいという人も、ただデートの行き先が見つからないという人も、まるごと楽しませてくれるのがOREだ!
新作アルバム『Vocal Code』から冒頭の奇曲"”のMVが公開されたということだから貼っておこう。ぜひライヴに参加されたし!


Open Reel Ensemble - 帰って来た楽園 with 森翔太

ツアー真っ只中!!
旧式のオープンリール・デッキと現代のコンピュータをドッキングさせた圧倒的なパフォーマンスで見るものを熱狂させ世界中から注目を集めるコンテンポラリーアート楽団、Open
Reel Ensembleが”声”をテーマにしたニュー・アルバム『Vocal
Code』から、「仕込みiPhone」の動画等でメディアアートでも注目を集める映像作家・パフォーマーの”森翔太が歌っているコラボ曲「帰って来た楽園」のMVが公開された。

映像はカメラ周りの360度全方位の風景を、撮影・共有・視聴できる「360度動画」に対応しており、PCでは画面左上に表示される矢印を、動かしたい方向にクリックすることでアングルを変更でき、スマートフォンからは本体を動かすことで映像が見れるので、実際にその場にいるような体験ができる。出演しているのは、ディレクターの森翔太の他、本物のご両親や親族も出演している。

また「帰って来た楽園」は、60年代に同じくオープンリールを使って作られたザ・フォーク・クルセダーズのあの名曲をOpen Reel
Ensembleが勝手な続編として作った曲とのことで、異色のコラボとそのコンセプトに注目が集まる。

9/20(日)には渋谷7th Floorで昼・夜2部構成でそれぞれ違う内容の東京公演が開催される!

【動画】
Open Reel Ensemble - 帰って来た楽園 with 森翔太

【LIVE】
Open Reel Ensemble presents 『巡回』~「Vocal Code」Release Tour 東京公演~

9月20日(日)東京 渋谷7th Floor
昼公演
OPEN/START 13:30/14:00
Act:Open Reel Ensemble, 市原えつこ×菅尾なぎさ
Add3,500yen+D 全席自由
Door4,000yen+D 全席自由
チケット取扱・問い合わせ先:
7th Floor 03-3462-4466, https://7th-floor.net/

夜公演
OPEN/START 18:00/18:30
Act:Open Reel Ensemble, 市原えつこ×菅尾なぎさ
Add3,500yen+D 全席自由
Door4,000ye+D 全席自由
チケット取扱・問い合わせ先:
7th Floor 03-3462-4466, https://7th-floor.net/

注>>>昼公演と夜公演は内容が異なります。


【作品】
Open Reel Ensemble
Vocal Code
2015/09/02 release
PCD-25180
定価:¥2,500+税
https://p-vine.jp/music/pcd-25180

01. 帰って来た楽園 with 森翔太
02. 回・転・旅・行・記 with 七尾旅人
03. 空中特急
04. ふるぼっこ with クリウィムバアニー
05. Reel to Trip
06. 雲悠々水潺々
07. Tape Duck
08. アルコトルプルコ巻戻協奏曲 with 神田彩香
09. NAGRA
10. (Life is like a) Brown Box with Jan
11. Tapend Roll
12. Telemoon with Babi

 はっきり言って今年は当たり年です。とくに、いままでは日本で観られなかったヨーロッパの映画作家の作品が続々入ってきていて、しかも水準の高いものばかり。だからそれらを映画館で体感することは僕たちにとって幸福でしかなく、連休はあの暗闇のなかで旅をしましょう……ということで、公開中の作品と公開予定の作品を。

■EDEN/エデン

監督 / ミア・ハンセン=ラヴ
出演 / フェリックス・ド・ジヴリ、ポーリーヌ・エチエンヌ、ヴァンサン・マケーニュ 他
配給 / ミモザフィルムズ
2014年 フランス
新宿シネマカリテ、立川シネマシティ ほかにて、全国公開中。
© 2014 CG CINEMA – FRANCE 2 CINEMA – BLUE FILM PROD – YUNDAL FILMS

▼Side A 野田努
 映画のオープニングが最高。初めてクラブ・カルチャーを体験した青年は、お店が終わり人がいなくなったフロアにひとり残って、レコードを仕舞っているDJに歩み寄る。青年は、彼にとってその晩もっとも印象に残った曲が何という曲だったのかをDJに問う。DJはその曲のジャケを青年に見せる。画面に大きく写されるその美しいスリーヴ。そして曲がかかり、タイトルが出てオープニングがはじまる……。
 その曲名をここで明かしてしまうと見る楽しみが半減するので言わないでおくけれど、しかし、90年代初頭のクラブ・カルチャーを体験している人がこれを見たら、まず泣くだろう。ハウス/テクノの名盤中の名盤、「エデン」というタイトルに相応しい曲だが、ぼくはまさかのこのオープニングに涙した。クラブ・カルチャーが好きな人は、最初の30分のためだけにこの映画を見ても損はない。
 オープニングの次は、主人公の青年が親に嘘をついてウェアハウス・パーティに出かけるところだ。そこも時代をうまく描写している。いわゆるレイヴのシーンだが、かかっている曲はジ・オーブの“ラヴィング・ユー”と、まあ、わかっている選曲だ。
 そして時代は進み、90年代のクラブ黄金時代が描かれる。映画のなかでは、その時代その時代のアンダーグラウンドのヒット曲が流れてる。90年代以降のクラブ・ミュージックを聴いていた人は、クレジットを見なくてもほとんどの曲名がわかるだろう。
 ダフト・パンクの“ダ・ファンク”がかかるところも良い。あの曲は、当時は誰もが狂喜した完璧なアンダーグラウンド・ヒットで、多くのクラブ・ミュージック好きの耳をパリに向けさせる契機となった1曲だ。

 とはいえ、この映画は「フレンチ・タッチ」を描いているものではないし、パリのクラブ・カルチャー史を描いているものでもない(ロラン・ガルニエもDJディープも出てこない)。語られているのは、クラブ・カルチャーに心奪われDJとなったひとりの人間の、およそ20年の人生だ。
 90年代はよかった。が、移りゆく季節のなかで物事は思うようにはいかなくなっていく。時代に歓迎されたセンスも、時代が更新されるなかでズレていく。当たり前のことだ。ターンテーブルはCDJへと、そしてPCへと変わる……。

 残念なのは、この映画がDJカルチャー/ダンス・カルチャーのラジカルなところにはまったく無頓着な点だ。初期のクラブ・カルチャーの、未知の世界に繫がる扉を開けてしまったかのような興奮よりも、恋人との世知辛い別れや金銭的な現実が前景化されていくわけだが、実際のクラブ・カルチャーに関わっている多くの人たちはもっとタフに生きている……し、じつは現実にはもっとおもしろい話がいっぱいあるのだよ(長生きしたら、書いたる!)。
 せっかくこれだけの素晴らしいオープニングを作ったのだから、もったいなかったというか、話をもっと膨らませてもよかったのに……。まあ、それでも最初の30分は最高だけど。そう、オープニングですべてを許そう。

 これは自慢だが、ぼくは映画の舞台となったシャンゼリゼ通りのリスペクトに当時行ったことがある。DJはジェフ・ミルズとディミトリ・フロム・パリスだった。最高のメンツだ。行って、朝までそこにいて──外国のクラブであのときほど女性から声をかけられたことはなかったので、「俺はパリならいけるのかも!」と思っていたら、友人からパリではこれが当たり前だと言われた。主人公もぼくのように大勘違いをしたのだろう──、まあ、とにかくリスペクトではずいぶん気をよくして、最後のひとりとしてそこを出た。通りから細い路地に入ると、いっしょに行ったフランス人は「ここがジャン=ポール・ベルモンドが『勝手にしやがれ』で倒れた場所だよ」と教えてくれた。(野田努)

▼Side B 木津毅

 オリヴィエ・アサイヤス一派であるミア・ハンセン=ラヴの映画では、残酷なほどにあっけなく過ぎていく時間がつねに描かれていた。ミアの兄であるスヴェンがDJとして経験したことがもとになっている本作では、90年代前半からのパリ、フレンチ・タッチ・シーンがその勃興から描かれる……のだが、「シーン」以上にここで映されるのは時間の経過そのものである。つまり、ガラージに夢中だった大学生がDJとなり、音楽仲間たちとパーティを開き、ドラッグをやっていくつかの恋をして、そして……それらをひとつひとつ失っていくまでを。おそらくこの映画の観客が期待するような、ポップ史に刻まれるドラマティックな出来事はここではほとんど起こっていない。だが、ハンセン=ラヴ監督の『あの夏の子どもたち』(2009)において映画プロデューサーの自殺がすべてのその横を通り過ぎていく人びとの人生を少しずつ変えたように、重ね続けられるパーティの夜は主人公たちとその恋人たち、友人たち、仲間たち……の人生を動かしていく。それは「栄光と挫折」なんて華やかなものではけっしてなく、ディスコとハウスの名曲が連投される横で、ちょっとした、しかし取り返しのつかない失敗ばかりが積み重なっていく。
 映画のなかでダフト・パンクはほんの少しだけ実名で登場するのだけれど、きわめて象徴的な存在としてそこにいる。彼らが巨大になっていくいっぽうでポール(=スヴェン)の人生からはありとあらゆるもの――人間関係だけでなく、音楽への情熱や未来への眼差しといったことも含めて――が退場していき、そして彼自身も「そこ」からの撤退を余儀なくされる。だからこれはフレンチ・タッチ版『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』(https://www.ele-king.net/review/film/003843/)だが、余韻は本作のほうがはるかに切ない。
それでもこの映画を観た僕たちは知っている……彼らがたしかにそこにいたことを。『あの夏の子どもたち』で流れた“ケ・セラ・セラ”に涙したように、エンド・クレジットのパーティの映像には目頭が熱くなる。だって僕たちもまた、その夜が二度と戻らないことを身を持って知っているのだから。 (木津毅)

予告編



■夫婦の危機

監督 / ナンニ・モレッティ
出演 / シルヴィオ・オルランド、マルゲリータ・ブイ 他
配給 / パンドラ
2006年 イタリア
下高井戸シネマにて、特集上映〈Viva! イタリア! Vol.2〉中の一作として公開中。また、全国順次公開。

 イタリア映画祭で上映されたきり、この映画が日本に入ってこないことをナンニ・モレッティ・ファンの僕はずっと怒っていた。が、この2015年の日本でこの映画がようやく正式上映されることに何か宿命めいたものを感じてしまう……なぜなら本作は、ベルルスコーニ政権下、イタリアの政治の危機に向き合って撮られた映画だからだ。原題は『カイマーノ』――強欲を暗示する「ワニ」のことだ。僕が今年日本で観るべき映画は何かを問われれば、絶対に本作を挙げるだろう。

 とはいえ、この映画は単純なベルルスコーニ批判の映画ではなく、きわめて複雑な構造を取っている。まず、主人公は冷え切った夫婦関係に頭を悩ませ、また財政的にも窮地に陥っているB級映画のプロデューサー。そんな彼のもとに若い女性からある脚本『カイマーノ』が持ち込まれるのだが、斜め読みして企画を進めたら、なんてこった、ヒットなんてしそうもないベルルスコーニ批判の映画ではないか……。そもそも彼は「政治的な人間」ではない。だが気がついたときは映画制作は始まっている。何もかもうまくいかない――夫婦仲は悪化するいっぽうで、息子のサッカーの試合の応援にも行けない、映画の資金は集まらない、肝心のベルルスコーニ役は見つからないし、お土産のジェラートを買うことすらままならない。だが映画制作は動き出している。こんな映画を撮ったからって、経済も政治も生活も、何が解決するわけではない。だが、もう映画を作ることでしか何も始まらない。もう映画からは逃げられない。
 本作は政治映画であると同時にコメディでありメロドラマであり、それに映画と映画制作への愛の告白である。ナンニ・モレッティはとくに90年代の作品においてエッセイ的に「映画とともに生きる」ことを体現していたが、本作においてそれは徹底したテーゼになっている。映画は主人公ブルーノにとって仕事であり生活であり、悩みのタネであり災厄であり希望そのものでもある。自身の監督作に(それこそウディ・アレンのように)よく主演するモレッティが「今回はチョイ役だなー」と思っていたら、詳しくは書かないが、ラストで彼が映画そのものをすべて背負ってしまう様には感動を通り越して完全に打ちのめされてしまった。監督の映画作家として負った責任の重さがそこにはあり、と同時にこの映画が素晴らしいのは、撮影現場で叫ばれる「アクション!」を聞く瞬間を待つ喜びに満ちているからだ。意味があるか、勝てるかなんてわかりっこない。だけど、この映画でモレッティと向き合った僕たちは、とにかくやるしかないのだ。 (木津毅)

予告編(〈Viva! イタリア! Vol.2〉)


■わたしに会うまでの1600キロ

監督 / ジャン=マルク・ヴァレ
出演 / リース・ウィザースプーン、ローラ・ダーン 他
配給 / 20世紀フォックス映画
2014年 アメリカ
全国公開中。
©2014 Twentieth Century Fox

 女はひとりで南はメキシコ国境から北はカナダの国境まで約1000マイル歩くというバカな旅をしている。くじけそうになった瞬間に歌を口ずさみつつ、ひとり呟く。「ねえブルース、いっしょに歌って」……すると、そこにブルース・スプリングスティーンの“タファー・ザン・ザ・レスト”がほんの数秒重なってくる。いいシーンだ。いいシーンだし、音楽好きなら身に覚えのある光景だろう。
 本作はシェリル・ストレイドによる〈パシフィック・クレスト・トレイル〉の踏破体験の映画化であり、シングルマザーの母を喪い悲しみに暮れるあまりヘロインと行きずりのファックに溺れていた彼女が自分に向き合った旅を描いている。であれば、(邦題にあるような)自分探しの旅の映画だと思われがちだろうが、原題が『Wild』であることからもわかるように、それよりも「荒野」に出ることで「野性」を取り戻しつつ荷物を減らすことについて語られている。冒頭、立ち上がれないほどの荷物を背負っていた彼女は自身の記憶とともに旅をし、いくつかの出会いを通じて、少しばかり身軽になるだろう。
 過去の記憶がシームレスにフラッシュバックする映像はヴァレ監督らしい繊細な演出だが、そこでポップ・ミュージックが次々に流されるのもポイントだろう。とくにローラ・ダーン演じる母親との思い出はいつもサイモン&ガーファンクルの“コンドルは飛んでいく”とともにあり、だから気がつけば過酷な旅の道程でそのフォークロアのポップ・ヴァージョンが大音量で流れている。iPhoneではなく、記憶から音楽が流れ出す旅についての映画。観終えたら爆音でサイモン&ガーファンクルを聴きたくなる。それから荒野に旅立ってもいいだろう。 (木津毅)

予告編



■アメリカン・ドリーマー 理想の代償

監督 / J・C・チャンダー
出演 / オスカー・アイザック、ジェシカ・チャステイン 他
配給 / ギャガ
2015年 アメリカ
10月1日(木)より、TOHOシネマズ シャンテ 他にて全国公開。
© 2014 PM/IN Finance. LLC.

 70年代のニューヨークを描いた優れたギャング映画の空気を彷彿とさせつつ、本作は1981年のニューヨークを舞台として『もっとも暴力的な年』とのタイトルを持っている。つまり、燃料業界で成り上がることを夢見た男の物語でありながら主役は「その年のニューヨーク」に他ならず、フレームの外で起こっていること――「時代」そのもの――に翻弄され、あがき続ける人間たちのドラマである。監督は1971年生まれの気鋭J・C・チャンダーで、だからリアルというよりは彼が憧憬した街の荒涼さが画面に充満している。実際にはドンパチやるギャング抗争映画ではなく、30日間の期限のなか資金を集めるために奔走するという大変地味な話なのだが、それでもグラフィティだらけの電車のなかで追跡劇があったりとどうにもスリリングだ。
 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』で浮上したオスカー・アイザックの弱々しい発話が印象的で、貪欲に成功を追いながらもそのこと自体に疲弊しているようにも見える。その両義性がアメリカということなのだろう。 (木津毅)

予告編


HOLY (NO MORE DREAM) - ele-king

~HR/HM 狂熱のVISUAL SHOCK 10選~

ご無沙汰upな10曲(順不同)

Zomby - ele-king

 UKのアンダーグラウンド・シーンを担う孤高のアーティスト、ゾンビが〈XLレコーディングス〉と契約し、来月2枚のEPをリリースすることが発表された。彼は〈ハイパーダブ〉や〈ランプ・レコーディングス〉といった日本でも馴染みが深いレーベルからもリリースを重ねており、これまでに2枚のアルバムを〈4AD〉からリリースしていた。
 直近のリリースは〈ビッグ・ダダ〉からのもので、ゾンビがついにワイリーと組んだ“ステップ2001”。
EPタイトルは「Let’s Jam EP1」と「Let’s Jam EP2」。トラック・リストは以下の通りで、リリース日は10月5日を予定している。

Tracklist
Let's Jam EP1
01. Surf 1
02. Surf 2
03. Slime
04. Acid Surf

Let's Jam EP2
01. Neon
02. Bloom
03. Peroxide
04. Xenon

Via RA
<https://www.residentadvisor.net/news.aspx?id=31339>


「ポストロック」なる用語はいつ生まれ、その要件はどのようなものだったのか──
バトルスの新譜から遡る、ポストロック21年めの新定義。

「ポストロック」なる音楽用語は、1994 年、UKの音楽誌「Mojo」でジャーナリスト、サイモン・レーノルズの筆によりはじめてお目見えし、同氏の『The Wire』での記事でその概念は拡張され世に広まったとされるが、諸説紛々、現在にいたるまでさまざまに文脈を変化させてきた。
仮に、その代表格と目されるトータスの音楽になぞらえ、「複数の音楽的要素」を「テクノロジーにより折衷」し、「既存にロックの価値観への対抗軸を提示」した音楽と定義するなら、その背後にはサンプリング・カルチャーの擡頭とそれによる音楽の細分化、さらには録音技術の発展といった、90年代的の磁場もかいまみえるにちがいない。

90 年代リヴァイヴァルの波に同調して、いままたホットな「ポストロック」。
そこに隠れている“ポストロックの三要件""の可能性。
その現在性と歴史を、2000 年代、ポスト・ポストロックとしてのオルタナティヴ・ミュージックを提示したバトルズの新作から考える!
そしてポストロックとともに90 年代音楽のもうひとつの大きな潮流だった「音響派」も取り上げ、両者の接着面から現在を炙り出しみる、“別エレ""新刊。

テーマは定義と歴史だ。

Contents
インタヴュー バトルス 4年ぶり3作目『La Di Da Di』の表も裏も網羅するトリプルインタヴュー
    デイヴ・コノプカ/イアン・ウィリアムズ/ジョン・スタニアー 松村正人
考察1 ハードコア、金科玉条 松村正人
考察2 『La Di Da Di』で極まったアンダーグラウンドの理性の時代 三田格
基調インタヴュー 佐々木敦に金子厚武が訊く ポストロック新3要件!? 松村正人
君はサーフィンをしたことがあるかい? ポストロックの自由と快楽 野田努
再録1 ポスト・ロッキン・オン 三田格
再録2 ブリストルのポストロック 飯島直樹
考察3 レッド・クレイオラ的 You Can Connect to Anything 湯浅学
考察4 サウンドテクノロジーと身体 ありがたや、PT 山口元輝
考察5 ポスト・ヘドバン・ミュージック The Changing Same 倉本諒
PostRock Early Works ポストロックの初期衝動 アーティスト・ファイル
    ペレ/ディラン・グループ/マイス・パレード/ジ・アルバム・リーフ 木津毅/加藤直宏/橋元優歩
源流探訪1 ジム・オルーク、スティーヴ・アルビニを語る 松村正人
My Favorite Post’n’Sound わたしの三枚 井手健介/須藤俊明
インタヴュー サンガツ ポストロックと、サンガツの18年間 松村正人/小原康広
インタヴュー スパングル・コール・リリ・ライン(藤枝憲) ばるぼら
ディスクガイド うたものポストロックの5枚 ばるぼら
インタヴュー にせんねんもんだい 松村正人/菊池良助
ディスクガイド ポストロック・ファンに聴かせたいクラウトロックの15枚 小柳カヲル
論考 写真家=サム・プレコップを考える 杉原環樹
ディスクガイド ミレニアムの10枚 松村正人
ディスクガイド ポスト・ポストの20枚 木津毅/倉本諒/橋元優歩
源流探訪2 岸野雄一の90年代講義 松村正人
インタヴュー タイヨンダイ・ブラクストン 松村正人/タイコウクニヨシ
論考 「音響」の分子分母論 大谷能生
考察6 音響前夜もしくは後夜 松村正人
鼎談 goat×空間現代ふたたび 日野浩志郎+野口順哉+山田英晶 松村正人
論考 90年代の池田亮司から音響派へ畠中実
論考 テクノロジー(とそのエラー)と電子音楽 刀根康尚とオヴァルのスキップ 川崎弘二
論考 音響派の再発見 虹釜太郎
My Favorite Post’n’Sound 私の三枚 蓮沼執太
ディスクガイド 音響とIDM、はざまの15枚 デンシノオト

NORIKIYO - ele-king

 アーティストにはそれぞれ個性がある。これまで日本人のラップに興味を持ったことがない人に、筆者が日本人のラップの取材をしている話をすると、「いま一番かっこいいラッパーは誰か」みたいなことをよく訊かれる。つまり、誰から聴けばいいかと。
 答えは、その度に違う。ファースト・インパクトで好みとのズレを感じてしまうと、それ以上聴かなくなってしまうかもしれない。それは小さくても(その場ではたった1人の話でも)大きい損失だと考えているので、けっこう真剣に考える。入口でおもしろいと感じてもらえれば、もっといろいろ聴いてみたいと思うのが人間というものだろう。
 ここ何年は、よくNORIKIYOの名を口にしている。ではNORIKIYOのどのアルバムを聴けばいいのかと訊かれたら、筆者は迷わず「ネクストワン」、つまり筆者もまだ聴いていない(筆者の知っている段階ではNORIKIYO本人すら聴いてない)次のアルバムだ答えるだろう。これはほとんど確信であり、またこれこそが筆者が人に「NORIKIYOを聴いてほしい」と勧めるゆえんでもある。NORIKIYOは常に次の作品こそが最高傑作だと予感させてくれる。
 とはいえ、現実には次の作品を聴くことはできない。では、いまNORIKIYOのどの作品を推薦すべきかと言えば、リリースされたばかりの『実験的断片集』ということになる。タイトルからわかる通り、本作はあくまでNORIKIYOの“断片”であり、彼名義のソロ・アルバムではない。コンセプト・アルバムといったほうが近いだろう。それでもNORIKIYOの「らしさ」が十分に詰まったこの新作を“断片”としてリリースすることに、やはりというかむしろというか、アーティストNORIKIYOの「らしさ」を感じてしまう。

 NORIKIYOの音楽の魅力を裏で支えるのは、何よりその切実さでありアーティストとしての誠実さだ。これは充実した彼の活動の裏にも(実は)切実さが潜んでいるのだという意味ではないし、もちろん誠実だから素晴らしいわけでもない。一生懸命作ったから評価されるべきなんてことを信じているアーティストがいたら、そんなに興ざめな話はないだろう。そうではなく、たとえ傑作と評価される作品を生み出しても現状に安住できない、難儀ともいえる切実さこそがNORIKIYOの音楽を高みに向かわせる原動力とでも言えばいいか。もっとも本物のアーティストとは往々にしてそういうものだろうし、難儀だから制作を楽しんでないということでは、もちろんないわけだが。
 野蛮なストリートのスラングや皮肉や毒の効いた巧みな言い回しは、言うまでもなくNORIKIYOの音楽の魅力だ。だが、NORIKIYOにとってそれはデフォルトで、それを上手くやるのも、もっと上手くなるのも「ラッパーだったら当たり前」の範疇なのである。そこから「より高みを目指したい」という志向を抑えられない姿勢こそが、むしろ彼の本質である。これは「彼は内面ではこう考えている」といったメンタリティーに限った話ではなく、他のラッパーがあまり扱ってこなかったようなトピックの多彩さなどにも立ち現れてくる。

 「ほらThinkaboutit どこに向かってるのみんなThinkaboutit/何に蓋してるの いま胸/そこに?(ハテナ) とめどねぇ/それの答え探すよ俺もね」

 “夕暮れと珈琲”でNORIKIYOはこうラップする。インタヴュー中、彼と小難しい話をしたことはないのだが、例えば我々が生きていく上で、当たり前に突きつけられる現実的な矛盾というものがある。矛盾をいちいち問うことは、「現実に準拠してない」と言われたり「青臭い」と言われたりするわけだが、それでも「政治屋がなんと宣おうが爆弾は人を殺すものでしかないだろ?」という問いはまっとうなはずだ。表現者はガザを忘れるべきでないというのは暴論だろうか? なにも大仰な話でなくてもいい。例えば、PCやスマホの画面から離れられない現実は正しいのか? 
 NORIKIYO(https://www.ele-king.net/review/joint/002418/)のリリックはミクロからマクロまで素朴な問いをあらためて突きつけてくるものだ。そしてそれらの問いは、“私たち”のものでもある。ラップは基本的に一人称の音楽だが、NORIKIYOはすでにその外に出ている。掘り下げると止めどがないので、ひと言にとどめるが、NORIKIYOの「俺」はもはや一人称に収まっていない。だからこそ彼の言葉は日本人のラップ・ファンには新鮮で、同時にジャンルを問わず幅広い音楽ファンの耳に響くのだろう。蛇足だが、それはNORIKIYOの戦略ではない。あえていえば、難儀な切実さが、やがて彼をそこに運んだのだ。

 以前、NORIKIYOをインタヴューしたとき、彼は忌野清志郎や甲本ヒロトの名を挙げ、彼らに「ロックの」や「パンクの」という枕詞は必要ない。自分もそうなりたいと話していた。今度の『実験的断片集』のジャケットは、いうまでもなく“ジョン・レノンセンス”(『イマジン』)であり、4thアルバム『花水木』には“ジョン・レノンに会いたい”や“Dear 20 Century Boy〜花水木〜”という楽曲が収録されている。清志郎はたくさんのラヴソングを歌い、ときに大麻についても歌ったが、社会からも目を背けなかった。レノンはいうに及ばず。NORIKIYOの根底にはある種のロックやフォークがあり、直接的にか間接的にか、それが彼のラップに自然な形で影響を与えているようにも思える。

         *********

 もともと『実験的断片集』は、神奈川中のラッパー/プロデューサーを一堂に会したド派手なアルバムを目論んでいたとのことだが、とある事情でそれが頓挫し、自主レーベルの〈諭吉レコーズ〉から出すことになった。予算的な限界もあり、「神奈川の2割いってないくらい」とはNORIKIYO自身の談だが、これは作品を卑下しているわけではない。むしろ、このラフなやり方で(さしたる打ち合わせをせずに、フックを入れて、各々バースを書いてとサクッとしたレコーディング)でも、ここまでできるという自信を含んだ言葉で、実際、フッド神奈川の充実をプレゼンする内容だ。
 「普段から遊んでない人と曲を作るのは苦手だが、今回はあまり遊んでいない人と作った」(NORIKIYO)
 これが「実験的」の意味。とはいえ、サイプレス上野、SALU、T.O.P、ダイナリー・デルタ・フォースの面々、WATTa.k.a.ヨッテルブッテルと参加アーティストの顔ぶれは実験的というにはいかにも楽しげな人選である。あるいは実験的だから楽しめるのか。
 本作の収録楽曲は、ほとんどが前作『如雨露』(前半の話に戻るとこれが現時点のNORIKIYO名義の最新アルバムで、半分以上がラブソングで占められている「異色」の内容だ。未聴の方は今作と合わせて是非聴いて頂きたい)製作時にはあった曲だという。ちなみに、今回新たにレックしたという「あの女–良はタチンボ〜待ちぼうけPart.2〜」は、山仁の2006年のアルバム『愛(LOVE)』収録「女–良」へのオマージュ的な楽曲だとか。ここで山仁というラッパーについての説明は省くが、こういった形でも神奈川のアーティストへのレップが生きている。これもまたNORIKIYOのらしさである。
 いまもっとも精力的に活動しているラッパー、NORIKIYOによる『実験的断片集』。このアルバムタイトルの意味を考えながら、おそらく傑作になるであろうネクストワンを待ちたい。

KAMATAN (仙台PANGAEA) - ele-king

今日のレコードバッグ

MITSUKI (MOLE MUSIC) - ele-king

「不変推、推増即正」

注目のD.A.N.“夏の終わりの”新曲配信 - ele-king

 あまりにみずみずしく、また、あまりに堂々たるインディ・ロック──「ジャパニーズミニマルメロウ」を掲げる若き3ピース・ユニット、D.A.N.のデビューEP『EP』がすばらしい。リリース・パーティを10月に控え、さらなる活躍に期待が高まる中、新曲1曲が配信限定で発表されるとの報が寄せられた。
 「夏の終わり」に合わせた曲だということだが、長雨が野分の風とともに暑気を振り払ったかと思えば、ふたたび夏の名残りが戻ってきそうな予感のこの頃、9月の終わりをもってようやく、わたしたちはこの曲とともに夏を惜しめるかもしれない。

フジロックのルーキーステージにも出演、いまだセールスが伸び続けている全員まだ21歳の3人組D.A.N.ですが、夏の終わりに合わせ新曲を1曲、配信限定で9月30日にリリースします。
デビューepとはまた一味違う、D.A.N.の新たなセンスが伺えるとてもポップな楽曲です。
都会の夜に合うアーバンな世界を持ち、かつバレアリックなチル効果もあり、涼しくなったまさに今この季節に聴いてほしい最高に気持ちのいい1曲です!
今作は最近ライブでもサポートしてくれている、トロピカルなマルチミュージシャン"小林うてな"嬢がシンセとスティールパンで参加しています。
また、REC&MIXエンジニアは前作に続き、葛西敏彦さんが手掛けています!間違いありません!
そして、この新曲のリリースに伴い、デビューep『ep』と併せた形でリリースパーティーを開催します。
10/19、場所は渋谷WWW、ゲストアクトに、U-zhaan × mabanua、submerseという強力なメンツが揃いました。

■リリース情報

D.A.N.
digital single『POOL』

発売日:2015.09.30(wed)
価格:¥250
発売元:SSWB / BAYON PRODUCTION

itunes
https://itunes.apple.com/jp/album/ep/id1004255038

D.A.N.
桜木大悟 (Gt,Vo,Syn)
市川仁也 (Ba)
川上輝 (Dr)

Guest Player
Utena Kobayashi (Syn,Steelpan)

Engineer
Toshihiko Kasai

○Message
誰にでも大切な記憶の「プール」がある。
その記憶の貯水池が「溢れる」瞬間を見つめた、新曲「POOL」。
夏の終わりの虚無感とともに訪れる記憶の走馬灯。
瑞々しい記憶や切ない記憶、すべての記憶が絡み合い溢れ出して、頭の中を心地よく漂っていく。

誰にでもある大切な記憶の「プール」。
当たり前のように 側にあるひと時、
宝物のような 幸せなひと時、
胸を擦り剥いて 眠れないひと時、
目を見れない 恥ずかしいひと時
その一枚、一枚の記憶の断片が折り重なる広大な貯水池。

いつの間にか化粧された記憶ばかりが溢れていき、胸がいっぱいになる。
ありのままの自分を探し求めてその「プール」を泳ぎ続ける。
きっと愉快でしあわせな桃色の記憶だってあるはずだから。
私たちはそんな記憶の「プール」を泳ぐ生きものだ。

D.A.N.

■イヴェント情報

D.A.N. release party "POOL"

2015.10.19 (mon)
at 渋谷WWW

ACT
D.A.N.
U-zhaan × mabanua
submerse

開場19:00 / 開演19:30
前売¥2,800 / 当日¥3,300(ドリンク代別)

問い合せ:WWW 03-5458-7685

チケット
一般発売:9/12(土)
チケットぴあ【P:276-621】/ ローソンチケット【L:76011】 / e+ / WWW・シネマライズ店頭

○D.A.N.
2014年8月に、桜木大悟(Gt,Vo,Syn)、市川仁也(Ba)、川上輝(Dr)の3人で活動開始。様々なアーティストの音楽に対する姿勢や洗練されたサウンドを吸収しようと邁進し、
いつの時代でも聴ける、ジャパニーズ・ミニマル・メロウをクラブサウンドで追求したニュージェネレーション。
2014年9月に自主制作の音源である、CDと手製のZINEを組み合わせた『D.A.N. ZINE』を100枚限定で発売し既に完売。
6月11日に開催の渋谷WWW企画『NEWWW』でVJ映像も取り入れたアート性の高いパフォーマンスで称賛を浴びる。
そして、トクマルシューゴ、蓮沼執太、森は生きているなどのエンジニアを務める葛西敏彦を迎え制作された、
デビューe.p『EP』を7月8日にリリース。7月にはFUJI ROCK FESTIVAL '15《Rookie A Go Go》に出演。

○U-zhaan × mabanua (ユザーン・バイ・マバヌア)
タブラ奏者 U-zhaanとドラマーmabanuaによるプロジェクト。
レイ・ハラカミ氏の「ユザーンがmabanuaくんとやるのをちょっと観てみたいなー、おれ」という軽い勧めにより結成。
音源リリースは未だないにも関わらず、UNIQLO CMへの楽曲提供や、FUJI ROCK、KAIKOO、りんご音楽祭など全国のフェスにも多数出演。

U-zhaan
ザキール・フセイン、オニンド・チャタルジーの両氏にタブラを師事。yanokami、UA、HIFANA、七尾旅人、SUPER CAR、
大橋トリオ、小室哲哉など多くのアーティストの作品にタブラ奏者として参加している。
憧れのミュージシャンはレイ・ハラカミ。1stアルバム『Tabla Rock Mountain』が発売中。
https://u-zhaan.com/

○mabanua
ドラマー、ビートメーカー、シンガー。Chara、くるり、大橋トリオ、DJ BAKU、COMA-CHI、TWIGY、Eshe、Chet Fakerなどの作品のプロデューサー、
ドラマー、リミキサーとしても活動。またGoogle、キユーピー、UNITED ARROWSなど数々のCM音楽の制作や、
フジテレビ系アニメ「坂道のアポロン」「スペース☆ダンディ」への楽曲提供など、あらゆるシーンで奮闘中。
https://mabanua.com/

○submerse
イギリス出身のsubmerseは超個人的な影響を独自のセンスで 消化し、 ビートミュージック、ヒップホップ、
エレクトロニカを縦横無尽 に横断するユニークなスタイルを持つ DJ/ビートメーカーとして知られている。
SonarSound Tokyo2013、Boiler Room、Low End Theoryなど国内外の人気パーティーに数多く出演。
また、Pitchfork、FACT Magazine、XLR8R、BBC といった影響力のあるメディアから高い評価を受ける。
昨年ファーストアルバ ム『Slow Waves』を、今春最新EP 『Stay Home』を flau/Project Mooncircleよりリリース、ロングセラーを続けている。
https://soundcloud.com/flaurecords/sets/submerse-stay-home
https://soundcloud.com/submerse/slow-waves


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