「S」と一致するもの

Gilles Peterson - ele-king

 ジャズとクラブといえばこの人、イギリスを代表するDJ、ジャイルス・ピーターソン。その選曲の素晴らしさもさることながら、自身のレーベル〈Brownswood〉においてはUKジャズからアフリカ、グローバルまでと幅広く質の高い作品のリリースを続けている、多くのミュージック・ラヴァーたちから信頼のリジェンドが4年ぶりに来日する。東京はO-EAST/AZUMAYAにてオールナイトで開催。これは行くしかない。日本でジャズとクラブを盛り上げてきた功労者にして盟友の松浦俊夫、ファッション界を中心に活躍するDAISUKE G.、Fraser Cookeといった日英の音楽愛好家が参加する。なお、本イベントにはファッション・ブランド、sacaiのサポートが決定している。

2023年9月9日土曜日
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Contact presents Gilles Peterson
-Still Searching for The Perfect Beat-

supported by sacai
at Spotify O-EAST / AZUMAYA

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Lineup:
GILLES PETERSON (Brownswood Recordings / BBC / Worldwide FM I UK)
TOSHIO MATSUURA
DAISUKE G.
FRASER COOKE

Lighting:
MACHIDA

Laser & Visual Effect:
REALROCKDESIGN

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Open 11PM
¥5000 Door
¥4000 Advance
¥3000 Early Bird Ticket (Limited to 100)
¥2000 Under 23
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Gilles Peterson (ジャイルス・ピーターソン)
1980年代よりクラブ・シーンのキーパーソンとしてジャズを中心にしながらも、ジャンルという音楽の境界線を砕き、多くのアーティストと点で結ばれながら世界中のDJとアーティストに大きな影響を与え続け、またリスナーに愛されてきたイギリスを代表するDJ。ラジオ・プレゼンター、クラブDJ、アーティストのプロデュース、フェスティバル主催・キュレーションなど、40年近く第一線で音楽トレンドを発信し続けるテイスト・メイカー。英国営放送局BBC Radio 6 Musicにて週末の看板番組を担当。また2016年、自らオンライン・ラジオ・プラットフォーム「Worldwide FM」を立ち上げた。ロンドンで開催されるWorldwide Awards、フランスのセットで開催されるWorldwide Festivalのホストを務め、2019年にはイギリスで新しいフェスティバルWe Out Hereを立ち上げた。またレーベル・オーナーとして新世代のアーティストを紹介する為に「Brownswood Recordings」を主宰し、次々と新しい才能を発掘し、世に送り出している。自身の作品としては2021年にインコグニートのブルーイとのプロジェクトSTR4TAをスタート。これまでに2枚のアルバムをリリース。また最近は初の著書「Lockdown FM - Broadcasting In A Pandemic」を上梓した。
http://www.gillespetersonworldwide.com


松浦 俊夫 TOSHIO MATSUURA
1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。5作のフル・アルバムを世界32ヶ国で発表し高い評価を得る。2002年のソロ転向後も国内外のクラブやフェスティバルでDJとして活躍。またイベントのプロデュースやホテル、インターナショナル・ブランド、星付き飲食店など、高感度なライフスタイル・スポットの音楽監修を手掛ける。2013年、現在進行形のジャズを発信するプロジェクトHEXを始動させ、Blue Note Recordsからアルバム『HEX』をワールドワイド・リリース。2018年、イギリスの若手ミュージシャンらをフィーチャーした新プロジェクト、TOSHIO MATSUURA GROUPのアルバムをワールドワイド・リリース。「TOKYO MOON」(interfm 金曜 23:00) 好評オンエア中。
http://www.toshiomatsuura.com


Daisuke G.
1975年生まれ、2007年。源馬大輔事務所を設立。クリエイティヴ・ディレクター/DJ。ファッション、音楽を取り巻く様々なものをプロデュース。店舗内装、イベントと空間プロデュースなども手掛ける。現在のクライアントにはsacai、香港Joyce、Lane Crawford Consultantなども手がける。人気DJとしても大活躍中。
https://www.mixcloud.com/daisuke-gemma/


Fraser Cooke.
(Nike | Mild Bunch)

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【開催日時】
2023年9月9日(土) 23時~5時

【会場】
Spotify O-East
東京都渋谷区道玄坂2丁目14-8
https://shibuya-o.com/east/

【料金】
当日 ¥5000
前売り ¥4000 *8/11(金)13時よりzaiko / e+にて取り扱い
早割り ¥3000 *8/4(金)12時よりzaiko / e+にて100枚限定取り扱い
23歳以下 ¥2000 *要写真付き身分証明書

【前売取扱】
zaiko: https://contacttokyo.zaiko.io/e/Gilles-Peterson-20230909
イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3931120001-P0030001

*20歳未満の方はご入場できません
*写真付き身分証明書をお持ちください

ジャイルス・ピーターソン・ツアー・インフォ

GILLES PETERSON JAPAPN TOUR 2023
-STILL SEARCHING FOR THE PERFECT BEAT-

9月9日(土) 横浜 Local Green Festival
9月9日(土) 東京 Spotify O-EAST / AZUMAYA
Contact presents GILLES PETERSON
-STILL SEARCHING FOR THE PERFECT BEAT-
supported by sacai
9月15日(金) 京都 CLUB METRO
9月16日(土) 大阪 CIRCUS Osaka
9月17日(日) 福岡 THEATER 010

John Minnis - ele-king

Byrne & Barnes - ele-king

HIROSHI MATSUMOTO - ele-king

MATSUMOTO HIROSHI ICHIKAWA HIDEO QUARTET - ele-king

MELVIN BLISS - ele-king

Treeboy & Arc - ele-king

 ツリーボーイ&アーク、ヤード・アクトの最初期にメンバーを共有していたこともあったイングランド・リーズのこのポスト・パンク・バンドはコロナでアルバムをリリースすることが難しくなってしまったバンドのひとつだろう。いくつかのシングルをリリースしファン・ベースを広げていくことが必要だった時期に活動することができず、既にアルバムをリリースする計画があったバンドが順番待ちを強いられて、そうこうしていくうちに時代もシーンの空気も変わっていった。同郷のドラーラ(Drahla)やヤード・アクトの1stアルバムがリリースされ、2ndアルバムはどんな感じになるのだろうと気になってくるような2023年のこの時期にやってきたツリーボーイ&アークのデビュー・アルバムはしかし他のバンドとは少し違ったユニークな魅力を放っている。

 初期衝動にあふれた1stアルバムが最高だとその名をあげられるようなバンドの持つエネルギーと、方向性の定まった2ndアルバムで化けたと評されるバンドの、その中間にこのツリーボーイ&アークの『Natural Habitat』は存在する。ロンドンのバンドたちよりもより強くコペンハーゲン・シーンに影響されたような2017年の「Not Yet」期、〈Speedy Wunderground〉からリリースされた自ら不安を煽りイラだちの中に答えを見つけようとしたかのような2019年の傑作シングル “Concept” 、そこに存在していた10代の荒ぶるエネルギーがついに収まるべきところを見つけたかのようにアルバムの中で鋭く小さな爆発が起きている。太いベースとソリッドなギター、不穏な空気を撒き散らすシンセサイザーの音、心をせかせるドラム、そこに乗る小さくイラだったヴォーカル、ツリーボーイ&アークのそのバランスは何かが変わることを夢見るアート・パンクの興奮を生み出すのだ。
 呪詛的なフレーズで幕をあけるオープニング・トラック “Midnight Mass” は否が応でもこれから起こることへの期待感を抱かせて、そうしてノイ!のようなクラウトロック由来の緩やかで力強い推進力を持つ “Retirement” へと繋がっていく。勢いのそのままに突っ走るようなことをせずにここで息を入れるようにしてペースを落とすのがツリーボーイ&アークの変化だろう。しかしスイッチは入ったままだ。「グラスは半分満たされている/だけど頭はほとんど空で/どうすることもできない」。空虚な日々と閉塞感、何も手にしていないわけではないがずっと同じところから抜け出せずにいる、そうしたフラストレーションがこの緩やかな曲の中に渦巻いている。“Behind The Curtain” ではそのフラストレーションがイラ立ったようなベースのフレーズの上でもっと直接的に発露される。理解はできるがそうであっては欲しくない現実、期待は裏切られ望みは薄れる、しかしその中にあってももがき続ける、その姿勢に心がかき立てられていく。ツリーボーイ&アークの音楽は時を経てより一層に強度を増したのだ。

 このアルバムを聞いたときに最初に抱いた印象は上記のような時代とともに変化したバンドのデビュー・アルバムだったが、実際にツリーボーイ&アークは2019年にレコーディングしたアルバムを廃棄したという。バンドが言うにはその最初のアルバムはほとんどライヴ・アルバムのようなもので、パンデミックで全てが止まり、活動を再開した後のいまの自分たちを反映したものではないと考えてもう一度レコーディングし直すことを決めたという。そのときに存在していたうちの5曲は再びアレンジされてこのアルバムの中に収録されているらしいが、“Box Of Frogs” から “Human Catastrophe” にシームレスになだれ込むその瞬間にまるでライヴを見ているような気分になる。それはおそらく昔とは異なった種類のもので、ほとばしる衝動が暗い空気の中、内側で渦巻いているように感じられ、自らに言い聞かせるよう、あるいは理解のために状況を整理し直すかのように言葉が響き、そこで生まれた興奮が広がっていく。ふたりのシンガー、ふたりのソングライターがそれぞれの曲を繋ぐ、この瞬間こそがアルバムの最高の瞬間であるとそんなことだって言いたくなってしまう。

 最初のアルバムのヴァージョンはどんな感じだったのだろう? そう気にならないこともないけれど、しかしこの渦はここまでの過程があったからこそ生まれる渦なのだろう。そうしたバンドの歴史と変化がポップ・ミュージックをより一層魅力的にする。選択と判断、理念と行動、新鮮さがなにより重要でタイミングが大きく作用する世界の遅れてきた快作、ツリーボーイ&アークのこのデビュー・アルバムは僕にはそんなアルバムに感じられるのだ。

Theo Parrish Japan Tour 2023 - ele-king

 Rainbow Disco Club、秋のオールナイト公演「Sound Horizon」。今年はセオ・パリッシュの登場です。9月22日(金)23時~、会場は2021年にオープンしたGARDEN新木場FACTORY。演出はREALROCKDESIGNが担当します。チケットは3カテゴリー用意されていましたが、すでに「1」と「2」の枠は完売、9,000円の「カテゴリー3」のみ販売中です。『Wuddaji』(20)に『DJ-Kick』(22)に『Free Myself』(23)にと、近年精力的に活動をつづけているセオ・パリッシュ。その最新型を目撃しましょう。

https://rainbowdiscoclub.zaiko.io/e/soundhorizon0922

 そして追加情報です。上述のモーリサ・ローズとのコラボ作がフィジカルでもリリースされることになりました。3LP、ディジパックCD、カセットの3形態です。9月下旬ころに入荷とのこと。こちらもお見逃しなく。

https://diskunion.net/clubt/ct/news/article/0/116023?utm_source=mailmagazine&utm_medium=email&utm_campaign=20230726vegyn

 さらに追加情報(8/20)です。大阪公演も決定しました。
2023.9.23(土) 大阪 @ Club Joule
- Theo Parrish Japan Tour in Osaka -

DJ: Theo Parrish, YAMA (Newtone Records), SHUN145 (tide and time / Jazzy Sport Kyoto)
PA: Kabamix
Coffee: edénico
Open 22:00
Advance 4,000yen Ticket Link e+ https://eplus.jp/sf/detail/3923880001-P0030001
Door 5,000yen
U-23 3,000yen

Info: CLUB JOULE www.club-joule.com
大阪市中央区西心斎橋2-11-7南炭屋町ビル2F TEL06-6214-1223

C.E presents Low Jack, Rezzett & Tzusing - ele-king

 ファッション・ブランドC.Eによる最新パーティが9月8日(金)に開催される。ヴェニューはVENT。パリからロウ・ジャック、ロンドンからレゼット、上海/台北からツーシンとなかなかに強力な面子で、これは楽しい一夜になること間違いなしだ。詳細は下記よりご確認を。

[9月4日追記]
 当日、会場限定のTシャツが販売されるとのことです。これは行くしかない!


すべてはナムコからはじまった
『パックマン』『ギャラクシアン』『ニューラリーX』『ゼビウス』『マッピー』

いまや世界中で親しまれているゲーム音楽、その出生の秘密を探る

「今となっては信じられないことだが、初期の時代のビデオゲームにはゲーム音楽が存在しなかった。〔……〕では、いったいどのようにしてゲーム音楽が誕生し、やがて世界に類を見ない、日本独自のゲーム音楽市場が形成されるに至ったのか? 今までほとんど顧みられることがなかった、ゲーム音楽誕生から今日まで至る過程の歴史を紐解くにあたり、とりわけ絶対に避けて通れないのが、ナムコの黎明期の作品である」(まえがきより)

効果音から音楽へ──
多くの取材・証言から浮かびあがる、先駆者たちの試行錯誤と草創期の真実

四六判並製/256頁

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刊行記念トーク&サイン会開催
ゲーム音楽家インタヴュー集
『ナムコはいかにして世界を変えたのか』
2023年10月9日(月・祝)12:00~14:00(予定)
@秋葉原 書泉ブックタワー 9Fイベントスペース
https://www.shosen.co.jp/event/12953/

目次

まえがき

第1章 「ゲーム音楽」前史
第2章 伝説のメーカー、ナムコの参入
第3章 「ゲーム音楽の父」大野木宣幸
第4章 ゲーム音楽専門コンポーザーの誕生
第5章 「ゲーム音楽」市場の形成

あとがき
参考文献・サイト

【著者プロフィール】
鴫原盛之(しぎはら・もりひろ)
1993年に「月刊ゲーメスト」の攻略ライターとしてデビュー。その後、ゲームセンター店長やメーカー営業などの職を経て、2004年からゲームメディアを中心に活動するフリーライターとなり、近年では文化庁のメディア芸術連携促進事業 連携共同事業などに参加し、ゲーム産業史のオーラル・ヒストリーの収集・記録も手掛ける。主な著書は『ファミダス ファミコン裏技編』『ゲーム職人 第1集』(共にマイクロマガジン社)、共著では『デジタルゲームの教科書』(SBクリエイティブ)『ビジネスを変える「ゲームニクス」』(日経BP)などがある。2014年より日本デジタルゲーム学会ゲームメディアSIG代表を務める。

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