「Low」と一致するもの

Deerhunter
@ Rough trade 12/7
@ Irving plaza 12/8
@ Warsaw 12/9

 2015年、私がもっともよく聴いたアルバム3枚のうちの1枚がディアハンターの『フェイディング・フロンティア』だ。今回は、この力作を引っさげての、3日間のNYショー(全てソールドアウト)をレポートしよう。

 1日目は、ジュークリー(jukely.com)のイベントだった。つまり、一般客は入場できないのにソールド・アウト。
 ジュークリーとはメンバーのみがさまざまなイベントのゲスト・リストに載せてもらえるウェブサイト。月に$25払うと100以上のショーにアクセスできる。いまのところニューヨークを含む17都市で展開されていて、多彩なジャンルを網羅、メンバーでないとどんなショーがあるかわからない。
 さて、NYツアー1日目は、キャパ500ぐらいの、ディアハンターにとっては小さいハコだが、バンドにとってはウォームアップと言ったところでちょうどいいのかもしれない。
 ブラッドフォード・コックスのソロ・プロジェクト、アトラス・サウンドがすべてのショーのオープニングを務める。ギター、キーボード、マラカス、ヴォーカル、ドラム……すべてはフリーキーな即興で、何が出るのかわからない。毎日が新しく、ときには狂気さえ感じらる。アトラス・サウンドは、ブラッドフォードの可能性をとことん試す場なのだろう。
 そして、ディアハンターの登場。ブラッドフォードはキャップを被り、黄色のジャケットを着ている。メンバー3人も50年代風のグランジーな出で立ちで、この凸凹感が良い。ライヴは、ロケットが歌う“Desire Llines”でスタートした。
 ブラッドフォードは上機嫌で、ブルックリンに帰ってこれて嬉しいこと、ジュークリー、ラフトレードについて(どのdiscが好きだとか)、NYの最近について(グラスランズ、デス・バイ・オーディオはどうした?)などの会話を観客と楽しんでいた。
 誰かに「ナイスジャケット!」と突っ込まれると「グッドウィル(古着屋、スリフトストア)だよ」と言って、「NYにはグッドウィルはあるのか?」と訊く。で、自分の電話を出すと「僕はグッドウィルのアプリを持ってるんだ」と、お喋りしながら23丁目にあることを確認。ギターのロケットに「明日は早起きしてショッピング行かない?」と話しかける。なんだかんだと結局彼は、20分以上喋り続けていた。
 ブラッドフォードは、いままでにも(観客からのリクエストで)“マイ・シャローナ”のカヴァーを1時間プレイしたり、オーディエンスをステージに上げてキーボードをプレイさせたり、観葉植物をステージにあげそれとプレイ(?)したり……してきている。
 それで肝心のライヴだが、新曲の演奏が4曲ほどあって、あとは昔の曲、ファンにはお馴染みの曲が並ぶ。
 アンコール前の“Nothing Ever Happened”では10分以上に渡るジャムを展開。アンコールの“Ad Astra”では、ブラッドフォードはベースを弾く。ラストの“Fluorescent Grey”では10分以上におよびインプロヴィゼーションを見せたが、2時間弱のショーでは、他にも多くの場面で即興があった。

 2日目の会場のアービング・プラザは、キャパも1000人と昨日の2倍はある。オフィシャル・ショーの1日目ということもあり、バンドも気合が入っていた。
 8時にはアトラス・サウンドがはじまる。ライヴ開始の5分前にやって来たブラッドフォードは、ドアのセキュリティにバッチリひっかかっていた。で、お客さんに「この人、いまからステージだから」と擁護してもらう始末……。
 ディアハンターのショーはスムーズだった。ブラッドフォードのトークもほとんどなく(ホテル・プラザについてのみ。この日がアーヴィング・プラザだからか?)、ライティングによるサイケデリック感も増し、バンドも良いグルーヴに乗っていた。即興は危なっかしいところもあるのだが、音の厚さもバランスも良く、なにかと綺麗に着地する。私は、そのシューゲイズなグルーヴ感にずっと包まれていたかった。
 ライヴを終えた後のアフターパーティでは、ドラマーのモーゼス(aka moon diagrams) が、いまNYで一番いけてる会場、ベイビーズ・オール・ライトが運営するエルヴィス・ゲストハウスというバーでDJをした。

 3日目最終日は、グリーンポイントのポーリッシュ・ナショナル・ホーム内にあるワルソウでのショーだった。ポーリッシュの会場なので、ポーリッシュ料理が食べられる(ピエロギがオススメ)。
 長いラインを抜け、中に入ると、すでにアトラス・サウンドがはじまっていた。私は一番前に行く。そして、昨日や一昨日も来ていた人たちの会話に挟まれる。「今日は『Monomania』からの曲もやって欲しいね」「昨日は“Helicopter”後の最後の曲のインプロがよかったなー」「“Fluorescent Grey”ね。やっぱり“Nothing Ever Happened ”がどうなるかだよねー」など……まあ、濃い会話だ。
 隣の男の子が、「今日のアトラス・サウンドは1曲だけ彼の曲で、他は全部インプロだったよ」と教えてくれた。ちなみに最前列は男の子がほとんどで、ショーがはじまると、ずっとシンガロング。
 一番前で見ると、ブラッドフォードのペダルの多さやモーゼス(ドラム)のロボットのようなドラミング、ロケット(ギター)の落ち着きぶりがよくわかる。ジョシュ(ベース)のグルーヴもね。
 その晩のブラッドフォードとロケットはともにストライプ・シャツ着ていた。たまたまだろうが、その服は、たしかにグッドウィルで売っていそうだ。
 ライヴ終了後は近くのダンス・クラブ、グッドルームで再びモーゼスのDJがあった。4ADの社長も上機嫌。これにてNYショーはすべて終了。

 3日間のライヴはほとんど同じセットリストだが、しかし彼らのショーは1日1日違う。ブラッドフォード曰く「僕らは実験的バンドだよ。だって僕のiPod を1時間ずっと聞きたいかい?」
 何が出るかわからないヒヤヒヤ感と隣り合わせに、彼の音楽への真摯な姿と才能はショーからヒシヒシと伝わってきた。アーヴィング・プラザでの“Nothing Ever Happened”は、この曲を新たなレベルに高めた、最高のロング・ヴァージョンだった。
 グルーヴに乗ったバンドは火がついたように走り続ける。ディアハンターはいま新しい伝説を作っている。

■Setlist (Irving plaza)
Desire Lines
Breaker
Duplex Planet
Revival
Don't Cry
Living My Life
Rainwater Cassette Exchange
All The Same
Take Care
Nothing Ever Happened
Encore:
Ad Astra
Cover Me (Slowly)
Agoraphobia
Helicopter
Fluorescent Grey

https://deerhuntermusic.com

Miss Red - ele-king

 イスラエルのMC、ミス・レッドのミックス・テープ『マーダー』が先週より公開されている。プロデュースはザ・バグこと、ケヴィン・マーティンが担当。マーティンがイスラエルにツアーで赴いたときから、その交友ははじまった。いま彼女はアンダーグラウンドで注目を集めているMCのひとりだ。昨年リリースされれたザ・バグのアルバム『エンジェルズ&デビルズ』や、日本のビム・ワン・プロダクションのシングル「ナー・ボーイ」にもミス・レッドは参加している。
 今回の『マーダー』には、マーク・プリッチャードやアンディ・ストット、マムダンスといった豪華プロデューサーも参加している。文句なしの強力なトラックのうえで、ミス・レッドの妖艶な声が揺れる様は圧巻。こちらのサイトにてフリーでミックスを聴くことができるので、是非チェックしてほしい。マーク・プリッチャードとの“マーダー”は、後日ミス・レッドの〈レッド・レーベル〉より7インチでリリースされるとのこと。


Murder – Miss Red

Miss Red /Murder / Red Label
01 Mad
02 Murder (Mark Pritchard riddim)
03 No Guns
04 What Would You Like (Andy Stott riddim)
05 Rollercoaster
06 Ganja Man
07 Sugar
08 Lean Back (Stereotyp riddim)
09 Trash It
10 Fever
11 Pull It Up (Mumdance riddim)
12 Leggo (Evian Christ riddim)
13 1 Dog Shot
14 Come Down

Lyrics/Vocals - Miss Red
All riddims built by - The Bug (unless otherwise stated )
Produced The Bug
Mastered by Stefan Betke aka POLE


パーソナルなの? 地球規模なの? - ele-king

 ミステリー・ジェッツ……あのミステリー・ジェッツだ。「テムズ・ビート」なんて呼ばれて親しまれたあの頃から時が止まっているひとは驚いてしまうかもしれない。コンスタントにリリースをつづけてきた彼らだが、1月に発売される新作『カーヴ・オブ・ジ・アース(Curve of the Earth)』ではスケールを増しているどころではない。その一端を先行シングルのヴィデオにて確認することができるだろう。彼らがフォーカスする生命の神秘とは──?

UKロックの異端児ミステリー・ジェッツが先行シングル「Telomere」のビデオを公開!
ミステリー・ジェッツ結成史上、最高傑作『カーヴ・オブ・ジ・アース』は来年1月15日発売!

今作ビデオはUNKLE「Hold My Hand」やフォクシーズ「Youth」を手掛けたジェームズ・コープマンが監督を務めています。今作ビデオでは生物の染色体の末端を保護する役目を担い、細胞老化に影響を与えるTelomere(テロメア)という生命の神秘をテーマを女性ダンサーとボーカル/ギターであるブレイン・ハリソンが泥に塗れながらエモーショナルに歌い上げている。

シングル「Telomere」に関して、作曲を担当したボーカルのブレイン・ハリソンがコメントを寄せている。「昨年の冬にスタジオを離れて、テムズ川に停泊するボートの上で1週間滞在していたんだ。携帯電話も通じない、TVもない場所で幾つかの本を持ち込んでた。そうした中、「全ての苦境や栄光は僕らの血の中に流れ生きている」というミラン・クンデラの祖先に関する本の中の文章に出会ったんだ。Telomere(テロメア)は僕らのDNAの末端にあるキャップ状のもので染色体を保護している。まるで靴ひもの先端の部分の様にね。 そして、それらは染色体の秘密を保持させ、究極の永続性を得る為のものだ。僕はこういった決して理解できない生命と死という共依存関係にあるアイディアが好きなんだ。ヘンリーと僕がこのような表現主義のアプローチで歌詞を書いのは今回初めてになるね。これは僕らのリスナーが点と点を繋ぐ事ができる良い機会になると感じたし、同様に映像作家にこの曲のビデオを依頼する時にこのアイディアを使ってもらう事にしたんだ」。

Mystery Jets - Telomere

ミステリー・ジェッツ史上最もパーソナルで完成された最高傑作と呼び声も高い彼らの最新アルバム『カーヴ・オブ・ジ・アース』。先月に開催されたHostess Club Weekenderにて新作アルバムの楽曲を最初から最後まで演奏するというスペシャルセットを披露、未公開の楽曲をライブで初体験でき日本のファンも大いに盛り上がりました。バンド本人達もライブ後に「日本のオーディエンスは最高だよ。未だ聞いた事の無い音源なのに楽しんで受け入れてくれたようだったね。」と手ごたえを感じていました。

2012年にリリースされた『ラッドランズ』以来3年振りとなる最新作『カーヴ・オブ・ジ・アース』は2013年夏と2015年夏の2回に分け ロンドンにてレコーディングされた。ボーカリストであるブレイン・ハリソンが行ったテムズ川河口に ある隔離された小屋でのセッションに加え、東ロンドンにあるボタン工場跡地に自らのスタジオを建てアルバムを完成させた。プロデュースは共にスタジオを建てた、マシュー・スウェイツの手助けを受け、バンド・メンバーであるブレイン・ハリソン、ヘンリー・ハリソン、ウィリアム・リース、ドラマーであるカピル・トレヴェディ、そして新規加入のベーシスト、ジャック・フラナガンの全員で制作されており、ミステリー・ジェッツ史上最もパーソナルで完成された最高傑作と言えるだろう。

■新作情報

アーティスト名:Mystery Jets(ミステリー・ジェッツ)
タイトル: Curve of the Earth(カーヴ・オブ・ジ・アース)
海外発売日:2016/1/15(金)
レーベル:Caroline / HOSTESS
品番:HSU-10058

【トラックリスト】
1. Telomere
2. Bombay Blue
3. Bubblegum
4. Midnight’s Mirrior
5. 1985
6. Blood Red Balloon
7. Taken by The Tide
8. Saturine
9. The End Up
10. Spiralling (日本盤ボーナストラック)
11. Kickass (日本盤ボーナストラック)
※日本盤はボーナス・トラック2曲、歌詞対訳、ライナーノーツ付
新曲「Telomere」iTunes配信スタート&アルバム予約受付中!

■バイオグラフィ
ブレイン・ハリソン、ウィリアム・リース、カピル・トレヴェディ、ジャック・フラナガン、ヘンリー・ハリソンからなるUK出身ロック・バンド。2006年にはフジロックにて初来日。80's、プログレッシヴ・ロック、サイケデリック・ロックと全ての良いとこ取りをしたようなキャッチーなサウンドでここ日本でも高い人気を誇る。2010年6月には名門レーベル〈ラフ・トレード〉移籍後初となるサード・アルバム『セロトニン』をリリース。そして12年4月、オリジナル・メンバーであるカイが脱退するも通算4作目となるアルバム『ラッドランズ』をリリースしHostess Club Weekenderで来日。15年11月、新メンバー、ジャック・フラナガンを迎え入れ5枚めのニュー・アルバム『カーヴ・オブ・ジ・アース』を2016年1月15日にリリース予定。2015年11月にHostess Club Weekenderにて3年ぶりの来日を果たした。

札幌のギター・ポッパーたち - ele-king

 日本のインディ・シーンが見えないところで地殻変動をはじめているかもしれない。このアルバムを聴いてそう思った。
 欧米ではあたりまえのように、過去を掘り起こし参照しながら新しいバンドが登場してくる。パンクにせよ、ギター・ポップにせよそのフィールドにいるなら知らなければいけない数多くの名盤の上に新作が連なってゆく。それがまたオーディエンスにフィードバックされながらシーンが形成され、受け継がれてゆく。

 日本で継続的なシーンが生まれてきづらいのはそのあたりに理由があるとつねづね思ってきた。しかしいま、地方のローカルなコミュニティから飛び出してくる20代前半のバンドはそのサウンドも活動のスタンスも、これまでとはちがった価値観を持っている。

 札幌を拠点に活動するTHE SLEEPING AIDES AND RAZORBLADESは、僕が深く関わっているレーベル〈KiliKiliVIlla〉から今年アルバムを出したNOT WONKに多大な影響を与えている。どちらのバンドにも共通しているのは貪欲なまでに音楽を追求する姿勢だ。彼らは自分が生まれる前の音楽でもほんとによく知っている。70年代のパンク、80年代のギター・ポップ、90年代のUK/USそれぞれのインディ・シーン、僕らレーベルのスタッフとバンドが集まると、いつもそんな話ばかりしている。それがほんとに楽しいのだ。30歳ちかい年齢差があるにもかかわらず。

 90年代生まれの彼らが60年代から90年代まで、それこそT・レックスからプライマル・スクリームまで楽しみながら引用、カヴァーしている様子からは音楽好きのあるべき正しい姿を感じる。このアルバムを聴くと世界各地のローカルなインディ・バンドから、ギター・ポップ、パンク、ニュー・ウェイヴまでを連想させる、きっと彼らは毎日音楽の話ばかりしているにちがいない。
 そうやって自分たちが愛してきた名曲、名盤をオーディエンスに伝えようとしている。いやもしかしたら彼ら自身がわかってくれるオーディエンスを見つけようとしているのかもしれない。まるでニッキー・サドゥンのようなヴォーカルの歌声から筆者が勝手に想像しただけなんだが。

 景気の低迷も音楽業界の構造の変化も、彼らにとっては当たり前の日常として、ロックを聴きはじめたときからあったものだし、むしろどうでもいい人たちがまったく入ってこない歓迎すべき状況なのかもしれない。彼らのようなバンドが自分たちのできること、やりたいことを工夫しながら実現していくことがひとつのアティチュードの表明でもあるはずだ。

 特筆すべきは、このアルバムの取り扱いは全国の専門店だけでなく個人で商品を仕入れてライヴ会場や友人関係に販売する個人ディストロとネット・ショップが販売の中心となっている。こういうかたちでシーンに参加することも可能だし、それが地域のコミュニティの活性化にもなり、また各地に散らばるコミュニティを結び少しずつ広がってゆく現象が起きているのだ。音楽を配信とYoutubeでしか聴かない人にはけっして届かないだろうが、ロックやパンクに特別な夢を見ている人は自分でたどりついてほしい。このアルバムを見つけた人同士は絶対に話が合うはずだから。

 アナログ盤にちゃんとプレスされたCDが封入されて税込で2,000円! 世界を広げてくれるかもしれない買い物としては安いはずだ。

(与田太郎)

THE SLEEPING AIDES AND RAZORBLADES
FAVORITE SYNTHETIC

DEBAUCH MOOD
品番:BEBAUCH-009
https://debauchmood.blogspot.jp

THE SLEEPING AIDES&RAZORBLADES
/ MY STRANGE HEADACHE


名曲“luck”や“feather”がアナログ盤に - ele-king

 もはや説明不要な存在だろうか。ベッドルーム・エレクトロニカのユニークな才能、サーフ(Serph)の代表曲がアナログ盤になるらしい。「なるらしい」というか、これはクラウドファンディングを利用した企画で、アナログ盤に「する」のはわれわれだ。
 プロジェクトの概要によれば、ファンに人気の高い、かつサーフ本人も代表曲と認める“feather”“luck” “circus” “missing”が収録され、これはサーフ自らがリアレンジ。2曲ずつ2枚の7インチというかたちでの制作となる模様だ。もちろん河野愛によるアートワークは今回も際立った幻想性と抒情性をたたえている。ダウンロードコードも封入。
 なんでもタダな昨今にあってはアナログ盤など贅沢品であることにはまちがいないが、そもそも音楽が贅沢品でなくてどうしよう? おカネの問題ではない、いくらだろうがタダだろうが、音楽が贅沢でわくわくさせるものであることを、こうした心のこもったパッケージは思い出させてくれる。

【Serph代表曲アナログレコード化プロジェクト】
■クラウドファンディング・プラットフォーム:CAMPFIRE
■プロジェクトURL: https://camp-fire.jp/projects/view/3839
■募集期間:2015年11月1日 ~12月15日(45日間)
■目標金額:750,000円

収録曲より

Serph - feather (overdrive version)

Serph - luck (darjeeling version)

■Serph / サーフ
東京在住の男性によるソロ・プロジェクト。
2009年7月にピアノと作曲を始めてわずか3年で完成させたアルバム『accidental tourist』を発表。以降、4枚のフルアルバムといくつかのミニアルバムをリリースしている。最新作は、2015年4月に発表した『Hyperion Suites』。
2014年1月には、自身初となるライブ・パフォーマンスを単独公演にて開催し、満員御礼のリキッドルームで見事に成功させた。
より先鋭的でダンスミュージックに特化した別プロジェクトReliqや、ボーカリストNozomiとのユニットN-qiaのトラックメーカーとしても活動している。
https://soundcloud.com/serph_official


Future Brown - ele-king

 〈ハイパーダブ〉からのリリースでも知られるファティマ・アル・カディリ。LAのビート・ミュージック・デュオであるエングズングズのダニエル・ピニーダ&アスマ・マルーフ。シカゴ・ジュークの天才児Jクッシュ。この4人によるプロデューサー集団、フューチャー・ブラウンが来日する。今年の頭に〈ワープ〉よりリリースされたファースト・アルバムでは、グライム、ジューク、トラップ、ゲットー・ハウスなどが起こす鮮やかな音の化学反応が大きな話題を呼んだ。アルバムには多くのMCが参加していたように、今回の来日講演にはMCのローチ―が4人とともにステージに上がる。ファティマ・アル・カディリは去年も日本へやってきたが、フューチャー・ブラウンの来日は今回が初となる。スーパー・グループのセットを是非体感してほしい。


 いまや『ローリング・ストーン』誌も「いまや新しいブルックリン」と評価するアイスランドのエアウェイヴスに今年も行って来た(最近では、ジョン・グラントも引っ越した!)。たしかにレイキャヴィック(アイスランドの首都)のサイズは、ブルックリンのウィリアムスバーグぐらい。
 で、今年、ローカルで良かったバンドを思うがままに挙げてみると……


dj. flugvél og geimskip


bo ningen

 グライムスやコンピュータ・マジックのアイスランド版とも言えるdj. flugvél og geimskip(DJエアロプレインとロケットシップ)に、レイキャヴィッカダートゥア(発音できない……)は革命を起こしたい女の子10人のラップ・グループで、とにかくかわいい。2、3本のマイクを10人で次々にパスして行くのですが、間違えて違う人に渡したりしないのかなぁ、と素朴な疑問を抱いてみたり。ピンク・ストリート・ボーイズは今時珍しい、トラッシーなパンク・バンド。ヴォックは3年連続で見ているが、ドラマーが増え、よりバンドらしくなり、大御所の風格さえあった。シュガー・キューブスのリード・シンガーだった、エイナーのヒップホップ・プロジェクト、ゴースト・デジタルの大人気っぷりは流石、レコード屋から人が溢れ、道を渡ったところにも人が盛りだくさん。
 レイキャビックの『ヴィレッジ・ヴォイス』とも言われる、情報紙『grapevine』のライターのポールさんによると、ダークで、奇妙で、突拍子もない、Kælan Miklaが今年のエアウエイズのベスト1だと言っていた。私は、世にも美しい音を奏でるMr. sillaに一票。


pink street boys

 エアウエイヴスは、ニューヨークのCMJやオースティンのSXSWのアイスランド版と言った所だが、より個人が主張し、インディ感覚を忘れていない。リストバンドの種類がアーティスト、プレス、フォト以外にダーリンというVIPパスかあり、ダーリンを持っていると、長い列に並ばなくても良い。人気のショーはリストバンドがあっても列に並ばないとだめで、このダーリン・パスは大活躍だった。
 今年のハイライトは、ホット・チップ、ビーチ・ハウス、ファーザー・ジョン・ミスティ、バトルズ、アリエル・ピンク、パフューム・ジニアス、ボー・ニンゲン、グスグスなどで、私のハイライトは、断然ボー・ニンゲン。ブルックリンでも見て親近感が湧いたが、オフ・ステージでの腰の低さも好かれるポイントなのだろう。
 Samarisやkimonoのメンバーとアイスランド、ロンドン、日本、そして音楽に関しての対談が『grapevine』に掲載されている。
 今年のCMJではアイスランド・エアウエイヴスもショーケースを出し(dj. flugvél og geimskip, fufanu, mammútが出演)、アイスランドとブルックリンの位置はどんどん近くなっている気がする。

 昨年と比べて、街は少しだが変わっていた。空き地が取り壊され、新しいホテルができ、コーポレート企業が少ないアイスランドにダンキン・ドーナツができていた。と思えば、フリーマーケットに行くと、シガーロスのオリジナルのポスターが普通に売られていたり、道を跨ぐと壁にグラフィティが満載だったり、街には文化の匂いがする。ご飯は魚が新鮮で、何を食べても美味しいが、羊の頭、というギョッとするものがスーパーマーケットに売っていたりもする。名物は、パフィン(=ニシツノメドリ)とクジラですから。
 エアウエィヴスHQ近くのハーパ(窓のステンドグラスは光によって色が変わる!)と自然の美しさは相変わらずで、まるで他の惑星にいるような感覚に陥る。近くの水辺でまったりしていると、何処からともなく人が現れ、この最高の景色を共有出来る偶然と贅沢を、改めて堪能。こんな景色を毎日見ていたら、創作欲もどんどん湧く、と羨ましくも納得していた。


シガー・ロスのポスター


ニューヨークから直航便で6時間、時差は5時間。


 そしてニューオリンズ。今回はバンドのツアーで来たが、町も音楽も想像以上に素晴らしかった。ニューオリンズといえば、ブルースやジャズのイメージだが、インディ・ロックも、エレクトロ、ダンス・ミュージック、ヒップホップも何でも見ることができる。音楽会場がたくさん並ぶエリア(フレンチ・クオーター)では、バー、レストランなどがズラーッと並び、バーホップを楽しめる。ロック、ブルース、ジャズ、ホーン隊が10人以上いるビッグバンドや、2ピースのエレクトロ・ダンシング・バンド等、ミュージシャンはさすがに上手く、観光地になるに連れてカバーバンドが多かった。お客さん同士仲良くなるなどノリも良く、こちらは毎日がCMJやSXSWな感じ。
エレキング読者には、フレンチ・クオーターからは少し離れるが、私たちがショーをしたサターン・バーがオススメ。ここは元ボクシングを観戦する会場で、バルコニーが四方をグルっと囲み、バンドを180度何処からでも上から眺められる。何気に天井がプラネタリウムの様になっていたり、サターン(土星)が壁に、ドーンと描かれ、場末な感じが最高だった。
 今回お世話になったのは、ビッグ・フリーダ、シシー・バウンスなどでDJをしているDJ Rasty Lazer。ニューオリンズ・エアリフトも主催するニューオリンズのキーパーソンである。

www.neworleansairlift.org
https://en.wikipedia.org/wiki/Bounce_music

 エア・リフトが今年2015年夏に開催したアート/音楽・プロジェクト、「ミュージック・ボックス」の映像を見せてくれた。



 大きなフィールドに、多様なアートピースを創り、ミュージシャンが音楽を奏でるのだが、ディーキン(アニマル・コレクティブ)やイアン(ジャパンサー)、ニルス・クライン、ウィリアム・パーカーなど、面白いほどに、ブルックリン他のなじみある顔のミュージシャンが参加していた。

 このプロジェクトにも参加していたラバーナ・ババロンは、4年ほど前にブシュウィックで知り合ったアーティストだが、いつの間にかブルックリンからベルリンを経由し、ニューオリンズに引っ越していた。彼女曰く、ブルックリンより、こちらの方がアート制作に時間を費やせるし、露出する場がたくさんあると。たしかに彼女のようなパフォーマーは、あたたかい気候が合っているのかもしれない。
 そのDJ Rusty Lazerがキュレートするパーティにも遊びに行ったが、規模がブルックリンとまったく違うことに驚く。会場の大きなウエアハウスは南国雰囲気。手前にバー、真ん中にはトロピカルな藁のバー、回転車輪(ネズミの様にクルクル回る)、ポップコーンバス(中で男の子がポップコーンをホップし続けている)、ダンスホール(バウンス・ミュージック)、映像部屋(自分がライトの中に入っていける)、ライト&ペーパーダンスホール(上から紙のリボンが垂れ下がり、ブラック・ライトが照らされた部屋)、野外映画、仮装部屋(いろんなコスチュームが揃い、みんなで写真が撮れる)など、もりもりたくさんのエンターテイメントが用意されていた。人も今日はハロウィン? と思うくらいドレスアップ(仮装)している人ばかりで、こちらは毎日ハロウィン。

ニューヨークからは直行便で3時間半と。時差は1時間。

 全く違う2都市だが、空港に降り立った時から、違う空気を感じ、気候が音楽に与える影響も感じる。この2都市のパーティにかけるピュアな姿勢と気合は、ブルックリンは断然負けている。ブルックリンはパーティしつつも、頭は何処かで冷静だったりもする。さらに人びとが次々繋がっていくのが面白い。小さなインディ・ワールドにいるからか、今回もニューオリンズやレイキャビクからブルックリンの知り合いが繋がっていった。ブルックリンのエッセンスは、何処かで継がれていくのだろう。

 ダニエル・クオンを知ったのは3年か4年前のこと。都内の小さなライヴ・スペースで行われたイヴェントで、出演者のひとりがたまたま彼だった、という些細なきっかけだった。詳細は曖昧だが、ギターを抱えて椅子に腰かけ、少し訛りを含んだような英語詞で――時おり日本語も織り交ぜながらゆったりと歌い上げる、といった調子で、あくまで印象は典型的なシンガー・ソングライターのそれだったはずと記憶している。そして、そんな彼のインティメートな弾き語りに当時の自分が重ねて見ていたのは、たとえば王舟やアルフレッド・ビーチ・サンダルの北里彰久、あるいはパワフル・パワーの野村和孝といった、これもちょうどその頃に近い圏内でたびたび演奏を見る機会に恵まれた同じシンガー・ソングライターたちの音楽だった。

 もっとも、その時すでに彼は日本でのレコーディングを経験済みで、さらにこの少し前(2010年)にはファースト・アルバム『ダニエル・クオン』を日本でもリリースしていたことを自分は後になって知るわけだが。ともあれ、そんな彼の音楽が、あの頃の東京の――あえて言えば東京のインディ・シーンの風景にとてもよく馴染んで聴こえたことを思い出す。


ダニエル・クオン『ダニエル・クオン』
(Motel Bleu / 2010)

 といったダニエル・クオンについての個人的な原体験を記憶に留めていたこともあり、その数年後に次作の『Rくん』(2013年)を最初に聴いたときはすっかり意表を突かれた。かたや、ひとつ前の『ダニエル・クオン』は、ざっくりと言えばいわゆる弾き語りがメインで、ギターとピアノを中心に練られた演奏とウォーミーな歌声に、彼自身が敬愛するというエミット・ローズやポール・マッカートニーはおそらくもちろんのこと、ランディ・ニューマンやハリー・ニルソン、トッド・ラングレン等々の耳慣れた名前を連想したくなる一枚、というのが順番を前後して後日聴いたところの雑感。いまだったらトバイアス・ジェッソ・Jrなんかとも並べて聴きたい、70年代のシンガー・ソングライターの系譜を窺わせるグッド・メロディとグッド・ソングが詰まったアルバムだったが、対して、『Rくん』も基本的には弾き語りがベースではあるものの、その冒頭いきなり飛び込んでくるのは、ジョン・フェイヒィも思わせる緩やかなギター・アルペジオではじまる『ダニエル・クオン』のオープニングからは想像外の、ハーシュ・ノイズのように耳を劈く雨音(?)のサンプル。そして以降、ナレーション、館内放送、逆再生したような効果音、自然音や生活音の類、はたまた「AMSR」風の細かいブツ音が曲のいたる箇所で顔を覗かせ、なにやら奇想めいた気配が醸し出されていくのだった。


ダニエル・クオン『Rくん』
(R / 2013)
Amazon

もっとも、その手の演出は『ダニエル・クオン』でも一部に散見でき、相俟ってそこには初期のデヴェンドラ・バンハートにも通じる仄暗さ、あるいはフリー・フォークが幻視したサイモン・フィンやティム・バックリーへの愛着、さらにはピーター・アイヴァースやロイ・モンゴメリーのウィアードなサイケデリアに対する好奇心さえ聴き取れなかったわけではない。が、『Rくん』においてはそうした、一見ジェントリーな歌いぶりの裏にある種の衒いのようなものとして見え隠れしていたアウトサイダーな嗜好が横溢していて、その深い綾のように刻まれたツイステッドなポップ・センスはさながら、〈ポー・トラックス〉に発掘された頃のアリエル・ピンクかその師匠筋にあたるR・スティーヴ・ムーア、いやいやジョー・ミークやレイモンド・スコット、ブルース・ハックあたりのカートゥーン趣味も思わせる感触に近い、と言ったらさすがに印象論で解釈を広げすぎだろうか。エレクトロニックな音色が増えてループも活用されたテクスチャーは、それこそフォークとアンビエントやニュー・エイジとの間、言うなればノスタルジアとヒプナゴジアとの間を揺れ動くようで、それが2013年の作品であるという理由から強引に何かに紐付けさせてもらうとするなら、ジェームズ・フェラーロと〈ビア・オン・ザ・ラグ(Beer On The Rug)〉のYYUを両隣に置いて鑑賞したくなる代物――というのが、はなはだ一方的だが『Rくん』に対する個人的な評価だったりする。


ダニエル・クオン『ノーツ』
(Pヴァイン / 2015)
Amazon

 そんな驚きが先立った『Rくん』と比べると、まずはより歌にフォーカスが当てられた、という印象も受ける新作の『ノーツ』。ケレン味たっぷりのファルセットやスキャット。旋回するコーラス。いろんな種類の楽器がにぎやかなアンサンブルを奏でるなか、時おり主張するエレキ・ギターが妙に可笑しい。けれどもちろん、『ノーツ』にはそうした歌や演奏以外の音も相変わらずたくさん詰め込まれている。遠くで聞こえる吹奏楽や子どもの合唱。果実をかじったり葉物を切ったりする音。ぐつぐつと沸騰した鍋。踏切の警笛音や商店のブザーといった雑踏のBGM。そうして音楽と多様な具体音が織りなすレイヤーを聴きながら、ふと、ある高名な音楽家の「ミュージサーカス」という作品のことを思った。それは、大きな建物のなかだったり公園のようなひとつの空間を舞台に、異なる音楽やパフォーマンス、多くの出来事が同時に行われるという、一種の演劇的なイヴェント。まあ、そこまで大掛かりではないまでも、しかし、ダニエル・クオンの音楽もまた聴いていると、さまざまな場所から音が立ち上り、互いに無関係であるようなそれらが結ばれることで、縁日的とでも言いたい愉快な光景が姿を現し目の前に迫ってくるような感覚に襲われるのだ。あるいは、試しに『ノーツ』を聴きながら近所を散策してみてもいい。すると、身の周りの環境音や具体音とさらに混じり合うことで聴取は拡散し、その瞬間、そもそも私たちは「音楽」だけを純粋に聴くことはできない、なんてことに気づかされるかもしれない――と。たとえばそんなふうにもダニエル・クオンの音楽は私を楽しませてくれるのである。

ダニエル・クオン - Judy


当日会場にて対象書籍(※)ご購入のお客様は、智司さん健児さん“子ども時代の写真”ポストカードをプレゼント! サイン会にもご参加いただけます!

※『マイマイ計画ブック かたつむり生活入門』(ISBN 978-4-907276-35-5)が対象となります
※先着70名様までのご参加となります。

福岡県糸島市の住宅地の一角、
子どもたちから「こうもりひろば」と呼ばれているガレージを拠点に、
とってもユニークなあそびのプロジェクトを実践されている、
ネイチャーライター、
「マイマイ計画」こと野島智司さん。

そして、野島さんの実のお兄さんであり、
人気声優さんとしてご活躍の一方、
音楽的なこだわりの深いライブ・イベントや、
朗読会にワークショップの開催など、
一様でない表現活動を展開しておられる野島健児さん。

職業も生活スタイルも異なるお二人ですが、
そのバックボーンにはとってもユニーク&クリエイティヴな子ども時代のご経験が。

この度開催されるのは、
その驚くほど豊かな遊びの記憶をたどりながら、
現在の多彩な活動や、
それを支える考え方、ものの見方について、
いっしょに思考をめぐらせるトークライブです。

何かにはっとする瞬間が必ずあるはず。
トークのあとは“兄弟セッション”もいっしょに楽しみましょう!

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チケットについてはこちらから
https://www.hmv.co.jp/st/event/22833
注文ページ
https://l-tike.com/search/?keyword=34965
Lコード:34965

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福岡県糸島市の住宅地の一角、
子どもたちから「こうもりひろば」と呼ばれているガレージを拠点に、
とってもユニークなあそびのプロジェクトを実践している、
ネイチャーライター/ものづくり作家、
「マイマイ計画」こと野島智司さん。

会員制でも教育施設でもない、
野島さん自身のための“ただの遊び場”を開放して、
まず自分がいちばんに遊びながらも、
「あそんでいる人の存在が、誰かのあそびをひらく」瞬間について、考えつづけています。
絵を描いたり、自然の素材やがらくたで何かをつくったり、
猫やトカゲと遊んだり、
そうしているうちに今日もいろんな子どもがやってきて──

ときおりは“ヘンテコどうぶつ”づくりや“こうもり探検”などのワークショップも開催、
そのほかにもお手製の絵はがきや“ナゾマイマイ”(磁石のかたつむり)などの製作、
写真や日々の取り組みを書きつづったりと、
「マイマイ計画」の活動は、ささやかだけどとっても多彩。
その活動のスタイルとともに
小さいままに、でも人から人へ、ゆっくりと広がりつづけています。

そんな野島さんは、
じつは小中高校に通わずに、自給自足を試みる一家とともに山中で育ち、
大学では動物学や教育学などを数々の研究室で学ばれたという、
珍しいご経験の持ち主でもあります。

自然と遊びに彩られ、
遊びからつながる学びにあふれた、
驚くほど豊かな体験の数々、
そして、そんな環境を根っことした現在の多彩な活動や、
思いがけない考え方、
やさしくて時間をかけたものの見方──

そんな野島さんの半生と活動が、一冊の本になりました。

『マイマイ計画ブック かたつむり生活入門』(ele-king books、2015)

そして今回開催されるのは、
この本の中、
とくに野島さんの子ども時代について書かれた第2章について、
じっくりと読み解くトークライヴ。

野島さんの実のお兄さんであり、
人気声優さんとしてご活躍中の野島健児さんをお迎えして、
その驚くばかりにクリエイティヴィティあふれる、
子ども時代の遊びのエピソードを掘り下げます。

うーん、もういっかい子どもに戻ったら、
自分もぜったいこんなふうに過ごしてみたい……!

音楽的なこだわりの深いライヴ・イベントや、
朗読会にワークショップの開催など、
一様でない表現活動を展開されるお兄さん・健児さんからも、
そうした豊かなバックボーンについて、
インスピレーションあふれるお話がきけるはず。

あそぶこと、学ぶこと、
自然のこと、
そして、マイマイ計画の活動を支える
「あそびらき」という考え方について、
さまざまな角度からお話をうかがいます。
トークの後は「兄弟セッション」も!?

21世紀日本のための“遊ぶ”哲学、ライブ編!



■『マイマイ計画ブック かたつむり生活入門』詳細
https://www.ele-king.net/books/004598/

マイマイ計画 (野島智司) × 野島健児 presentsマイマイセッション!

野島智司・著 『マイマイ計画ブック かたつむり生活入門』刊行記念トークライブ@ HMV&BOOKS TOKYO

開催日:
2015年12月11日(金)
19:00開演(18:00整列開始、18:30開場)

場所:
HMV & BOOKS TOKYO 6Fイベントスペース

内容:
トークショー

出演:
野島智司さん(著者/弟) ゲスト:野島健児さん(声優/兄)

プログラム:
Chapter1 talk!「やまの生活」
Chapter2 think!「世界はあそぶとこだらけ」
Chapter3 play!「マイマイセッション」

チケット:
3500円(+ローチケ手数料)
HMV&BOOKS TOKYO6Fローチケカウンターおよび全国のローチケ・Loppiにてチケットをご購入ください
詳細ページ
https://www.hmv.co.jp/st/event/22833

注文ページ
https://l-tike.com/search/?keyword=34965
Lコード:34965

限定特典:
当日会場にて書籍ご購入のお客様限定で、智司さん健児さん“子ども時代の写真”ポストカードをプレゼント&サイン会へのご参加

注意事項:
※トークショーはチケットをお持ちの方のみ参加できます。
※当日のご入場は、整理番号順になります。
※イベント当日は、チケットを忘れずに必ずお持ち下さい。
※イベント内容・出演者は予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。
※イベント参加券は紛失/盗難/破損等、いかなる理由でも再発行は致しませんのでご注意下さい。
※イベント実施中の撮影/録音/録画は一切禁止とさせて頂きます。
※会場内にロッカーやクロークはございません。手荷物の管理は自己責任にてお願い致します。

【お問い合わせ】HMV&BOOKS TOKYO 電話番号:03-5784-3270(11:00~23:00)

書籍情報:
https://www.ele-king.net/books/004598/

出演者プロフィール:

■野島智司 のじま・さとし
1979年東京生まれ。東京農業大学農学部卒。北海道大学大学院地球環境科学研究科修士課程修了。同大学院教育学研究科修士課程修了。九州大学大学院人間環境学府博士後期課程中途退学。自然と人との関わりについて、動物生態学、社会教育学、環境心理学など、さまざまな角度からフィールドワークを行う。マイマイ計画(https://maimaikeikaku.net)主宰。著書に『ヒトの見ている世界蝶の見ている世界』(青春出版社)『カタツムリの謎』(誠文堂新光社)など。


■野島健児 のじま・けんじ
声優・朗読・ライブ
主な出演作品
PSYCHO-PASSシリーズ 宜野座伸元役
干物妹!うまるちゃん 土間タイヘイ役
スターウォーズ反乱者たち エズラ・ブリッジャー役



書籍売り場ではおふたりによる選書コーナーも!
いまを“あそびらく”30冊

野島智司さん、野島健児さんご兄弟が選ぶ、30の“わくわく”

マンガ、絵本から、自然科学まで。
現在の生活の中に“あそび”のスキマをひらいてくれる本を、
野島智司さん×野島健児さんが選んでくれました!
売り場ではコメントカードつきでご紹介しています。

忙しい人も時間がたっぷりの人も、
今日からわくわくするための一冊を見つけてくださいね!

MONK.T (Well-def Lab.) - ele-king

SWEET SOUL45 10選

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