「IR」と一致するもの

interview with Takeshi "Tico" Toki - ele-king

 数年ぶりの国立。駅は改装中だった。
 土生"Tico" 剛は「腹減ったからカレー食べる」と言った。僕はビールを頼んだ。ウェイトレスのお姉さんは土生君にも「お飲み物は?」と訊いたが、彼は「水があるからいい」と答えた。「もったいないし」......。
 『太陽と花嫁』は日々の暮らしに必要とされるであろう愛を誘発する音楽だ。アルバムにはいろんな愛が詰まっている。
 6月後半の曇天の昼下がり、国立の古くて品が良い喫茶店で、土生"Tico" 剛と会った。

家族は早めに九州に逃がして、俺は家にひとりでいてテレビ見ていたの。そんで頭おかしくなってきたから、ちょっと自然のヴァイブスを取り戻そうと思って、温泉に行って、そこで冷静に考えたの。


LITTLE TEMPO
太陽の花嫁

PヴァインE王

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さっそくだけど、今回も良いアルバムで......、素晴らしかったですよ。

土生:ヤーマンっす。

聞いた話だと、レコーディング中にちょうど地震があったんだって?

土生:そうだね。制作期間中にそれがあって。

どんな感じだったんですか?

土生:それね、録音してるときじゃないけどね。その日にリハーサルがあって、で、俺は外で弁当食おうと思って...食おうと思った瞬間に来て。

外で弁当食おうと思った瞬間というと?

土生:立川の警察署に出頭してて。

ハハハハ、なんで?

土生:罰金のカネ払わなくて、呼び出し食らってたの。

なんの罰金?

土生:交通関係。

あー、交通関係。

土生:で、その帰りに国立で腹減ってたからカキフライ弁当大盛り買って食べようとした瞬間に、ガーっと(地震が)来て。カキフライ2コ落ちたんだよ。夜にリハーサルだったから、がんばってスタジオに行ったんだけど、誰も連絡取れずで。

携帯繋がらなかったからね。

土生:ものすげー時間かかったね、スタジオまで。で、誰も来るわけないよね。電車もストップしてるから。(田村)玄(一)さんは車でスタジオに向かったらしんだけど、すごい渋滞で途中で断念して、結局家に帰るまで8時間かかったって言ってた。

スタジオは遠いの?

土生:吉祥寺だから近いんだけど。

じゃあまあそんなに。

土生:スタジオにポツリとひとりで、ふと、俺も練習してる場合じゃねぇじゃんと思って、また2時間ぐらいかけて帰ったの。

リハっていうのは、もうアルバムを録音しはじめていたの? 録る前の段階?

土生:録る前の段階で、リハして良い感じになった曲は録っていって、また次の2~3曲をリハして録音するって感じで、いっきに全曲録るわけじゃないんだよね。震災前に録音してた曲も、もちろんあるよ。

途中だったんだね。だいたい完成まで、どのぐらい残していたの?

土生:半分ぐらいかなぁ。

半分ぐらい。

土生:震災直後でパニックだったから、いろいろメンバーと話したんだけど、「こんなときだから逆にやりましょう」みたいな。熱い想いがメンバーそれぞれにあったね。

心強いね。

土生:そうそう。あらためて契りを交わしたんだよ。ちぎり......。

福島第一原発の影響は?

土生:もちろんあったよ。家族は早めに九州に逃がして、俺は家にひとりでいてテレビ見ていたの。そんで頭おかしくなってきたから、ちょっと自然のヴァイブスを取り戻そうと思って、温泉に行って、そこで冷静に考えたの。

なるほど。そういう大きなことがあったから、当初予定されていたものとは違った箇所が出て来きたと思うんだけど、どうなんですか?

土生:いや、自分ではわからない。たぶん意識していなくても、音に出ているんじゃないかと思うんだけど、とくに意識して何かを変えたってこともないから。

あらかじめ曲は決まっていたから?

土生:そう、年明けに、たこ焼きパーティしながら、みんなでデモテープを聴いて。2月は練習して、アレンジして、で、良くなって来たら録音するって流れになってた。

じゃあ、やることは決まっていたんだね。

土生:そう。

とくに何か変えようとは思わなかったんだね。

土生:ただ気持ち的には強くなったね。みんな。

ああ

土生:だから音にも、そんなところが出てるんじゃないかなと思うんだけど。

『太陽の花嫁』っていうタイトルも決まっていたの?

土生:決まってない。

それはあとからなんだ。

土生:うん、曲名はいっさい決まってなかったから。

あー。

土生:最後の最後まで。

なるほどね。

土生:デモの段階では曲名を決めないんだよね、言葉でイメージが固まっちゃうから。どんどんセッションしてくなかで変わっていくものだから、曲は。

で、どうして『太陽の花嫁』っていうタイトルにしたの?

土生:究極の幸せっていうか、愛......溢れ出る愛。太陽は生命の源だしね。

まあそうだね。生命の象徴というかね。

土生:そうなの。

曲名も土生君がつけるの?

土生:いや~、曲名で俺の出番はないよ。リトテンは曲名の検閲が厳しくて。

民主制だから(笑)?

土生:そうなんだよ。なかなか通らない。とにかく曲名決めるのが難関で、曲作るよりたいへんだっていう

でも、さすがに今回は満場一致だった?

土生:そうだね。泣いてたね、みんな。号泣してたね。

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『太陽の花嫁』っていうタイトルは、究極の幸せっていうか、愛......溢れ出る愛。太陽は生命の源だしね。


LITTLE TEMPO
太陽の花嫁

PヴァインE王

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リトルテンポって、すごくキャリアがあるバンドで......。へたしたら結成して20年ぐらい経っているでしょ。

土生:余裕で経っているね。学生の頃にいっしょにバンドやってた連中もいるからね。

92年に結成だっけ? ラティチュードが1995年ぐらいでしょ。

土生:かなー。その前にシングルを出してるんだけどね。

まあ、とにかくそのぐらいのキャリアがあるわけだけど、アルバムも10枚以上出してるし。で、『山と海』(2008年)以降、なんかすごく吹っ切れた印象受けるんだよね。

土生:うん。

それまでのアルバムも俺はみんな好きなんだけど、『山と海』より前は、アルバムごとに工夫しているというか、初期の頃はヒップホップの影響が強いし、『ケダコ・サウンズ』(2001年)の頃は、こういうこと言うと嫌がるかもしれないけどラウンジーな感じもあるし、『スーパー・テンポ』(2005年)の頃はもっと躍動感が強調されている感じがするんだけど、『山と海』からは、タイトルが象徴的だと思うんだけど、削ぎ落とされた感じがあるんだよね。あえてベタな言葉を使っているというか。

土生:敢えてってこともなくて、自然に出てくるんだよね。

そこはやっぱ、何か吹っ切れたってところじゃない?

土生:そうだね。うん。

どういう部分が。

土生:自然でいいんじゃないかなっていう。何かこう大きな野望を抱いてとか、「ブチかましてやる」とかって感じじゃなくて。自然体でいたいな。

その前は野望があったの(笑)?

土生:野望あったよ。紅白歌合戦に出演するとか(笑)。

過去の作品を聴き直すと凝っているんですよ。

土生:すごい凝っているね。あの時代はサイケだった。

なぜ『山と海』になったの?

土生:自然そのものに憧れてたね。街を否定するわけじゃないけど、いちばん必要なのは、ありのままの自然。ベタだけど、俺、ホントにそう思うんだよね。自然のなかで遊ぶのが好きなの。本来は自然といっしょに生きているわけだけど、都会で生活していると人間本来の感覚が麻痺してきちゃうんだよ。だから、なるだけ山と海に行って遊びたいなっていう気分だった。

そういう、自然のままでやる、ありのままの自分たちで良いって、言葉でいうのは簡単だけど、実際にやっていくのって、また別のことだと思うんだけど。

土生:何も考えていない。考えていたらできないから。感覚じゃない。

それは経験から来るものなのかな?

土生:そう、みんなそういう感覚だと思う。言葉じゃない世界。

録音がやっぱ違うと思った

土生:そうだね。スタジオや録音の仕方で変わる部分は大きいと思うけど、結局、精神的な部分が大きく作用するよね。

そこはミュージシャンが鍛えられていくってことなんだろうね。

土生:日々、修行です。

曲は土生君が作ってるんでしょ? どんなふうに?

土生:俺ね、ゼロワンっていう時代遅れのキーボードがあって、16チャン打ち込めるのよ。それで、ベースラインだったり、リズムだったり、あとメロディだったりを軽くスケッチしておいて、で、そういうスケッチがいっぱいあるのよ、俺。

へー

土生:そのなかで、イケてるなと思ったヤツを育てるわけ。で、ある程度まで自分で育てたら、みんなのところに持って行って、曲を育ててもらうの。

そのスケッチっていうのは日常的にやってるの?

土生:毎日、定期的にはできないよ。突然の合コンもあるからね(笑)。

ふーん。

土生:だからアレだよ、理論とか楽典みたいなので作っている人がいるかもしれないけど、俺はまったくそういう部分で作らないから。なんだろうな......ホントに......言葉では言えないね、それは。

ああ。

土生:そんな高度なことをやってるつもりはぜんぜんないけど、とにかくイメージが膨らんでいくだけだからさ、いかにそこを広げるかって作業だね。

『太陽の花嫁』は最近のスケッチを編集したって感じなのかな?

土生:いや、昔にできてた曲もあるし、1年なのか2年なのか、その期間はわかんねぇな。

まあとにかく、土生くんの毎日の、その気分になったときのスケッチがベースにあるんだね。

土生:今回にいたるまで、いろんな人とセッションして、そんななかで曲が生まれたってこともあったし、アルバム用に新たに作ったヤツもあるし、すべて流れだね。

作り方に変化はある?

土生:変わらない。

変わらないんだ。

土生:うん、ぜんぜん変わらない。昔からデモ作るのはゼロワンだし、楽器弾きながやることが多いね。リズム流して、ベース弾いたり、パン叩いたり、ギター弾いたり。

もともとはギターだもんね。

土生:そう、サイコビリー。

ちょっと話しが戻るんだけど、福島第一原発がボカーンといったとき、けっこうミュージシャンみたいに自由に移動できる立場の人で東京離れた人は多かったじゃん。土生くんはそのときどう考えてた?

土生:俺はぶっちゃけ、仲間のいるところからは逃げられなかった。自分だけそうゆうことはできなかった。ただ、家族は避難させたよ。まだちっちゃい子供がいるから。放射能ヤバいから。でも俺はレコーディングを延期する気はなかったし、やりたくねぇってヤツがいれば、そうしたけど、そういうこと言う人はいなかったからね。

でもミュージシャンという職業なら、わりと移動しやすいわけじゃん。

土生:俺個人で言うと、東京の人間だし、国立で生まれ育っているから、俺のふるさとは多摩、武蔵野なの、だから、そこを簡単に離れる感じではないね。あと俺は東京にいる仲間といっしょに音楽やってるから、それは大事な縁だと思ってるから、その縁を大事にしたいっていうのもあるよ。そこが俺の最大のポイントだね。縁で繋がっていて、金で繋がっているわけじゃないからさ。

曲名の言葉のなかに、そういう......なんだろう、一生のうちに一度か二度あるかないかのような大きな出来事は反映されている?

土生:しているはず。

ああ、そっちではしてるんだ。

土生:自然賛歌だから、リトテンは。

ああ。

土生:どんくらい伝わってるのかわからないけど。"ときめき☆リダイアル"とか(笑)。

はははは、それは自然賛歌とは言えないかもね(笑)。最高の曲だけどね。こういう名曲をおちゃらけたタイトルにするところがリトテンらしいね。

土生:いや、でもね、真剣に考えてみて、片思いの好きな子にリダイアルするときの気持ち、もう忘れてるでしょ? その感じ。

リダイアルって携帯の文化だからね。俺はいまでもときめき☆手紙って感じだから。

土生:そこは融合してるんだよ。現代社会と。

じゃあ、2曲目の"雨の日には"とか、含みがあるんだ?

土生:その先にストーリーがあるからね。雨の日には......野田さんは可愛いギャルとデートしました。相合い傘がとっても楽しかったで~す。とか。

原発問題でいえば、雨の日には恐怖も加わっちゃったじゃない、僕らの日常のなかで。

土生:でも雨は本来綺麗なもんだからね。放射能の雨はイメージしてないね。もっとその先の綺麗な雨をイメージしてるよ。

たしかに曲自体も綺麗な曲だし、それで、"水平線"とか"そよかぜ通り"とか、自然を連想させる曲名が多いんだね。

土生:そう、イメージしてるね。すごくポジティヴに。

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自然そのものに憧れてたね。街を否定するわけじゃないけど、いちばん必要なのは、ありのままの自然。ベタだけど、俺、ホントにそう思うんだよね。自然のなかで遊ぶのが好きなの。

表現者って自分が抱えた重たさを表に出す人と出さない人がいるけど、土生くんは後者だよね。

土生:重たいもの、別にないからね。

はははは、、そんな事ないでしょう(笑)。そこにリトテンの、大袈裟に言えば哲学みたいなものを感じるんだよね。

土生:そんなこと考えてないけどね。

そんなことないでしょ。

土生:そんな暗くないからね、俺。

それは暗い暗くないって......。

土生:うん、わかるよ、言ってる意味は。俺は確実に後者だね。

でも、自分で聴いてる音楽には、そうした重さを出してるものだってあるじゃん。

土生:もちろん。

でも、自分が作る作品は絶対にそうはならないんだよね。

土生:性格じゃないのかな。

ホントに性格的なこと?

土生:だと思うよ。

ますますそうなってる感じもするんだよね。10年前はもうちょっと重たさを出していたじゃん。子供たちに歌ってもらったりとか(VOICES OF FLOWERS )。

土生:だから天然になったんだよね。天然の状態に近づいたんだと思うよ。

はははは。

土生:マジで。

なるほど。

土生:ジャンルもどうでも良くなった。

それは音楽に出てるよね。

土生:ジャンル越えだね。

リトテンの音楽は、もはやエキゾティックに聴こえないんだよね。この国の音楽に聴こえるんだよ。

土生:DNAから発してるからね。

はははは、

土生:俺も演奏で出稼ぎが多いから、日本のいろんなところ行くしさ、そういうところでたくさん自然のヴァイブスや人の情けを受けるからね。

おそらくリトテンが表象している日本とは、そういう日本なんだと思うよ。

土生:東京以外はホントに面白いね、日本。

前も言ってたよね。

土生:そういうエキスが入っちゃってるんだよ。理屈や言葉じゃない世界だね。

土生くんはさ、片目が見えないじゃない。そのことは土生くんのなかでどれくらいの......。

土生:忘れてたね(笑)。片っぽが見えてれば充分じゃねーの。

はははは、去年、こだま(和文)さんが本(空をあおいで)を出したじゃん。そのなかに土生くんの話しが再録されているんだよね。タケシの話しとして。

土生:まあしょうがないよね。自分で勝手にやっちゃった話だから。

こだまさんが、そういうことを引き留めなかった自分を悔やんだって書いてたけど。

土生:無理無理そんなことは。

ふーん

土生:まあでも、半分死にかけたからね。

どのくらい入院してたの?

土生:けっこう入院してたかな。路上に止まって駐車してた車にぶつかったんだけど、すぐに記憶なくなって、その車の人が救急車呼んでくれて。

いい人だったね。

土生:仁義がある、すごくいい人だったね。

相手は大丈夫だったの?

土生:その人は、車から出てたんだよ。

じゃあ、土生くんがひとりで突っ込んじゃったわけか。

土生:そう。

その経験はやっぱ大きかったわけでしょ?

土生:そりゃそうだよ。死にかけたからね。三途の川でバーベキューしてきたよ。

どんな思いだったの?

土生:あんま覚えてねぇかな。

ブライアン・イーノが交通事故に遭って、入院先の病室のベッドのなかで雨の音を聴きながらアンビエント・ミュージックのコンセプトを考えたっていうエピソードがあるけど。

土生:へー、いい話だね。

きっとそういう大きな事故って、音楽で表現している人にとって大きな契機になるでしょ。『ラティチュード』の頃はまだ事故してないでしょ?

土生:いや、『ラティチュード』の頃かなぁ。たぶんその頃だと思う......だったような気が......。頭を強打したんで覚えてねぇな。

それでスティールパンにしたの?

土生:事故ったからじゃなくて、その頃まだ玄さんが正式メンバーじゃなくて、アルバムにゲストで参加してもらったりしてて、俺、パンすごく好きだったけど金がなくて買えなかったんだよね。そんな話したら玄さんが中古で安く譲ってくれて、それが縁で、そっからこう、花が開いていった。

練習はどこでやったの?

土生:家でやってたよ。ぜんぜん問題ないよ。近所のバアちゃんも、「綺麗な音ねぇ~」とか言って、みかんくれたりしてたから。

でも、そういう死にかけたことって、自分にどんな変化をもたらしたと思う?

土生:どうかなー。......まだ余計なこと考えるしね。(小さな声で)合コンしたいとかさ

え?

土生:合コンしたいとかさ!

はははは、またそんなこと言って。

土生:だから事故した当時は煩悩を削ぎ落としていたんだよね。それでも俗世間に戻ってくると、人間とはバカなもので、煩悩が生まれてくるんだ、やっぱり。あれしたい、これしたい......って。

『ロン・リディム』はそう言われると、いちばん澄んでるのかな?

土生:そうかもしれないね。言われてみれば、めっちゃピュアだったかもしれない。

じゃあ、『ケダコ・サウンズ』ぐらいは?

土生:『ケダコ』ぐらいになると、もう煩悩まみれなんだよ(笑)。

そうは言いながら、その煩悩を捨てたときの土生くんも残っているでしょ。

土生:残ってるよ。そのイメージはつねに持っている。なかなかそうはいかないんだけどね。

合コンは照れ隠しでしょ?

土生:なかなか実現しないからね(笑)。

はははは、

土生:ぶっちゃけ、そんな時間ないんだけど。

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俺個人で言うと、東京の人間だし、国立で生まれ育っているから、俺のふるさとは多摩、武蔵野なの、だから、そこを簡単に離れる感じではないね。あと俺は東京にいる仲間といっしょに音楽やってるから。

あと......結婚して、子供ができたっていうことも、リトルテンポを変えた要素だよね。

土生:それは大いにあるね。子供が生まれ、そこでやっぱ愛がでかくなるわけだから。

物事を発するときの足下みたいなのが違ってくるしね。

土生:自分に対しての音楽じゃなくなっちゃうね。若い頃は、自分が心地よいとか、俺がいちばんカッコいいとか、そんなことばっか考えていたんだけど、逆にいま他人を笑かそうとか、楽しませようとか、なんかそういう気持ちのほうがでかいね。

「ワイワイ祭り」もそうだよね。あれも『山と海』以降でしょ。そういうこともぜんぶリンクしてるでしょ。

土生:そうだね。

あれはなぜ「ワイワイ祭り」なの?

土生:あれはもう、人間本来の歓喜を取り戻そうという。

素晴らしいね、それは。

土生:マジにホントそうだよ。だから、ワイワイなんだよね。

ワイワイって?

土生:ワイワイ、ガヤガヤ。みんなでワイニーダンス!

俺、一昨年の日比谷野音でやった「ワイワイ祭り」は行って、すごく楽しかった。
今年はやるの?

土生:今年はリキッドルームで、9月16日(金)に、レコ発とワイワイ祭りをかねてやるから。

今年で何回目?

土生:4回目だね。

また野外でやって欲しいね。

土生:地方でもやりたいけどね。去年は国立でやって、さすがにキャパが狭いだろうって。

ライヴハウスでしょ。

土生:そこがいいんじゃん、超ライブ&ダイレクトで。地元で、みんな一体となって、汗だくになってやるっていうね。


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太陽の花嫁

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なるほどね。土生くんは『太陽の花嫁』のなかで1曲選ぶとしら何を選ぶ?

土生:やっぱタイトル曲だね。

ああ。

土生:やっぱいちばん愛があふれてたね。あふれ具合がハンパじゃなかった。みんな泣いてたからね。

今回はこのジャケットにも泣いたけどね。すごく良いよね、この絵。

土生:ジャケットのアイデアはベースの白水(生路)とテレパシー交換して小鳥が出てきたの。タイトルも何も決まってないときにパッと俺の心に飛んできたんだよ。いつもはタイトルが決まってから描くんだけど、今回はタイトルも何も言葉がない状態で、小鳥が出てきたね。しかもそれ......日本画だからね。

いい絵だね。

土生:ベースの白水が描いてるんだよね。希望だね。

たしかにね。じゃあ、最後に月並みで申し訳ないんだけど、読者にメッセージを言ってもらおうかな。

土生:あのー、随時合コン募集中だよ、みなさん。気軽に、現場であったら僕に声をかけてください。

CDを買うように言わないと。

土生:いや、CDはコピってくれればいい。いいんだよ、買わなくたって。金ねぇよ、みんな。だからコピって聴いてくれ。

アナログ盤も出るからね。

土生:そうだよ。若い子は音楽を携帯みたいのばっかで聴いてると耳が腐るから、アナログでいい音を体感してください。

カッティングもロンドンなわけだよね?

土生:あったりめぇーよ(笑)。ケヴィンといっしょにね。間違いないよ、なにせ〈グリーンスリーヴス〉のカッティングやってた人だからね。

それは間違いない。じゃあ、そこには〈グリーンスリーヴス〉と同質の溝が。

土生:そうなんです、刻まれている。ただ、正確な発売日が見えないんだよね。アメリカのプレス工場が混んでいるんだよ。

あ、だっていまUSのインディはアナログばっかだよ。

土生:そうみたいね。

あとカセットテープね。

土生:カセットいいね。俺もそれやりたいな。みんな、デッキ持ってるんですか?

買ってるみたいよ。

土生:俺はずっとカセットだよ。デモテープ渡すのもカセットだし、カーステもカセットだし。炊事はカセットコンロだし(笑)。

それはすごいね。決して贅沢な費用があるとは思わないけど、リッチな音を作っていると思うよ。

土生:気合いがあれば、そんなに金かけなくてもできるんだよね。

そこはやっぱ熟練していくんだね。

土生:そこはやっぱ中央線沿線が鍛えてくれた。だって間違いないもん。俺たちが使っているスタジオも吉祥寺で、もともとは国分寺にあったし。中学でパンクやってたときに、そこで練習してたんだよね。それがいま吉祥寺に移って、録音とリハができる老舗スタジオになっているんだよね。それもやっぱ縁だよ。話し変わるけど、野田さんは配信で聴くの?

基本的には聴かないけど、最近、アメリカのオッド・フューチャーっていって、配信でばっか作品出してるヒップホップの子たちの音楽にハマっちゃって、それを何本もダウンロードしたよ。そいつらの音楽はきっと土生くんも好きだと思うよ。パンクだよ。

土生:そういう風に新しいものが出てくるのは良いことだね。

ホントにそうだね。じゃあ、今日はどうもありがとうございました。

LIVE情報
7月29日(金) 新潟: FUJIROCK 2011
9月16日(金) 東京: リキッドルーム 『太陽の花嫁』レコ発記念LIVE
Info : https://www.littletempo.com/ | https://twitter.com/#!/Little_Tempo

1TA a.k.a. DJ 1TA-RAW (PART2STYLE) - ele-king

My favarite brand new tunes lately


1
Redlight / Source 16 - Digital Soundboy

2
Jammie xx / Far Nearer - Numbers

3
Phillip D Kick / Adam F - circles (footwork edit) - Unknown

4
Harmonic 313 / Lion -Plant Mu

5
Tippa Irie & Colonel / Once again (e-mura Remix) - El Ricallan

6
Chrissy MURDERBOT feat Mungos Hi-Fi & Warrior Queen/ Nice Lookin Bwoy Remix - Planet Mu

7
Mungos Hi Fi / Super Sharp Roller-21 - Scotch Bonnet

8
Aidonia / Dem Love We - Unknown

9
LUVRAW & BTB / Give Me Some More (Part2style Dub) - Part2style

10
Cyril Diaz & His Orchestra / Voodoo - Sound Way

Chart by JET SET 2011.07.04 - ele-king

Shop Chart


1

G.MITCHELL & JEBSKI FEAT. KENGO ONO

G.MITCHELL & JEBSKI FEAT. KENGO ONO NATSU EP3 »COMMENT GET MUSIC
Kaito、Juzu a.k.a. Moochy、Claudio Mateリミックスを収録した『Natsu EP』第三弾!G.Mitchell(UR / Los Hermanos)とJebskiによる話題プロジェクト『Natsu』シリーズ最終章となる本作はメランコリックにNatsuを彩る傑作リミックス3曲を収録。

2

HEROES OF THE GALLEON TRADE

HEROES OF THE GALLEON TRADE NEPTUNE'S LAST STAND »COMMENT GET MUSIC
かつてのWhatever We Wantを彷彿とさせる際立ったリリースをコンスタントに送り届けるホットなNY発レーベル、Justin Van Der Volgen(a.k.a. TBD)主宰Golf Channelの15番。限定プロモが出回っていた時点で相当話題を集めていましたが、ゴージャスなスリーヴに包まれて遂に正規リリースされました!

3

PETE ROCK & SMIF N WESSUN

PETE ROCK & SMIF N WESSUN MONUMENTAL »COMMENT GET MUSIC
Smif-N-Wessunとのダブルネーム・コラボ・アルバム!客演にはRaekwon, Buckshot, Sean Price, Styles P, Black Rob, Bun B等らが脇を固め、Pete Rockのハードな質感の安定したトラック群。Duck Downからのビッグ・ボムは凄まじい! *デジタル・ダウンロードカード付き

4

REBOOT JOY CONFESSION

REBOOT JOY CONFESSION BLACKLIGHT CHAMELEON »COMMENT GET MUSIC
待望の第2弾、またしても強烈です!!昨年の第1弾にも度肝を抜かれたSoulphiction新ユニット、The Reboot Joy Confessionの第2作が遂に登場。もう言葉を失う怒涛のビートダウン・ニューフェイズです。

5

MAYER HAWTHORNE

MAYER HAWTHORNE DIRECT TO DISC #1 »COMMENT GET MUSIC
'11年4月に行われたMayer Hawthorneのライヴ音源が超限定アナログ・リリース!!大ヒット・アルバム『Strange Arrangement』収録曲に加え、話題となった新曲"No Strings"、Snoop Dogg"Gangsta Luv"カヴァーも収録。アナログ・オンリーでのリリースです!!

6

MAKOSSA & MEGABLAST FEAT. CLEYDYS VILLALON

MAKOSSA & MEGABLAST FEAT. CLEYDYS VILLALON SOYCOMOSOY (LUCIANO & KOZE RMXS) »COMMENT GET MUSIC
DJ Koze & Lucianoによるキラー・リミキシーズ!!レーベル・コンピ"CD Twelve"に収録された、G-Stoneの鬼才コンビによるエレクトロ・ディスコ傑作をヒプノ・トライバル・ミニマルにアップデートした"DJ Koze No Voy A Cambiar Repaso"が最高なキラー!!

7

MACHINEDRUM

MACHINEDRUM SACRED FREQUENCY EP »COMMENT GET MUSIC
LuckyMeからの前作も爆裂ヒットしたMachinedrumがPlanet Muから初登場。相棒Brailleとの別働プロジェクトSepalcureの流れも汲む美麗エディテッドUKベース傑作の誕生です!!

8

FALTY DL

FALTY DL MAKE IT DIFFICULT / JACK YOUR JOB »COMMENT GET MUSIC
Planet MuやRampなどからのリリースでお馴染みNYCの天才がAll Cityデビュー!!燃え盛るL.A.シーンを紹介する10"シリーズも大好評だったアイルランドの名門All Cityから。NYC産らしい、B-More定番ブレイクを使ったNYハウス x UKベースな新型2トラックスを搭載です!!

9

ARGY / LEE VAN DOWSKI

ARGY / LEE VAN DOWSKI ETHIOPIA'S RISE / BIMBAM »COMMENT GET MUSIC
主宰するThese Daysからのハウス回帰的リリース、Permanent VacationからのZodiac Free Arts Club名義でのクラウト・アンビエントなど、ギリシャ出身の多芸多才なアーティストArgyがCadenzaから初登場。スウィングしたトライバルなリズム・アプローチが面白いミニマル・ダブを展開していて凄くカッコイイです。

10

MATTHEW DEAR

MATTHEW DEAR LITTLE PEOPLE (BLACK CITY) - SASCHA DIVE REMIXES »COMMENT GET MUSIC
先行でMark Eリミックスが本家Ghostly Internationalよりシングルカットされていた、Mathew Dear a.k.a. Audionがフリーキーなニュー・ディスコを展開してみせた傑作アルバム『Black City』収録曲のデジタル・オンリーで発表されていたSascha Diveミックスが主宰のDeep Vibesから。最高です!!

YUSAKU SHIGEYASU - ele-king


1
Pev & Kowton - Beneath Radar (Peverelist mix) - Livity Sound

2
F - Slowdown - 7even Recordings

3
Morphosis - Androids Among Us (Just For One Day Remix) - Morphine Records

4
Objekt - Objekt #2 - Objekt

5
Knowing Looks - Abandoned Skip - West Norwood Cassette Library

6
Pearson Sound - Stifle - Hessle Audio

7
Irrelevant feat. Brad Sucks - Better off in me - Kokeshi

8
Blawan - Kaz - R & S

9
Margaret Dygas - Country Way of L - Perlon

10
Roska - Error Code - Hot Flush

ATARI TEENAGE RIOT - ele-king

12年振りの新作『Is This Hyperreal?』を引っさげ元祖デジタル・ハードコア!ATARI TEENAGE RIOTが完全復活!フジロックでの来日を目前に控え、過去~現在~未来のアタリを最近新たに発見された秘蔵ライヴ映像と爆裂トークで完全徹底解剖!!!!!!!!!!
さらにアレック本人からのメッセージも上映!!!!!!!
モッシュ&ダイブの熱気を激震体感セヨ!!!!!!!!!!!!!

日時:2011年7月12日(火)OPEN 20:00 / START 20:30
会場:UPLINK FACTORY www.uplink.co.jp/factory/log/004039.php
料金:1000円(1ドリンク付)
内容:ATARI TEENAGE RIOT 秘蔵映像上映 & トークショー
上映映像:過去の秘蔵ライブ映像&PV、最新ライブ映像

トークショー出演者
2DD (Audio Active )
唐沢真佐子(ex.snoozer)
AKIRADEATH

アップリンク・ファクトリー
〒150-0042 東京都東京都渋谷区 宇田川町37-18トツネビル1F 03-6825-5502 uplink.co.jp
more info : https://goo.gl/3JtGL

Chart by TRASMUNDO 2011.07.02 - ele-king

Shop Chart


1

DJ HOLIDAY

DJ HOLIDAY 『FREE BLONDIE THE ORANGE BOX CUTTER』 »COMMENT GET MUSIC

2

V.A

V.A 『THE METHOD』 TOKAI DOPENESS / »COMMENT GET MUSIC

3

TONOSAPIENS

TONOSAPIENS 『PRESIDENTS HEIGHTS FUNK vol.1』 »COMMENT GET MUSIC

4

Febb vs ADAMS CAMP

Febb vs ADAMS CAMP 『FLIPPED SHIT Enter the Vo.Ku.remix EP』 »COMMENT GET MUSIC

5

BLACK RAIN A.K.A KILLER-BONG

BLACK RAIN A.K.A KILLER-BONG 『BLACK BIRF BASE』 »COMMENT GET MUSIC

6

UNIVERSAL INDIANN

UNIVERSAL INDIANN 『Light My Fire』 »COMMENT GET MUSIC

7

$perb boogie

$perb boogie 『Replacement Killa EP』 »COMMENT GET MUSIC

8

GUILTY.C

GUILTY.C 『BOTTOM DOWN』 »COMMENT GET MUSIC

9

QROIX

QROIX 『MUZIK MAKES ME FLY』 »COMMENT GET MUSIC

10

IMG

IMG 『jewel of ear』 »COMMENT GET MUSIC

 重たい一撃がお好きな方に、ZETTAI-MUからのダビーなお知らせです。
 UK最大のダブの祭典『UNIVERSITY OF DUB』をはじめ『SUBDUB』『Exodus』などのレジテンツを務めるヨーロッパ・トップのルーツ&カルチャー&ダブ・サウンドシステム、アイレイション・ステッパーズ(IRATION STEPPAS)が今年も来日!
 9月にクロアチアで開催されるヨーロッパ最大のベース・ミュージック&サウンドシステム・カルチャーの祭典〈OUTLOOK FESTIVAL〉のジャパン・ローンチ・パーティとして、首謀者エクソダス(EXODUS)も来日決定!

::Cast::
IRATION STEPPAS (SUB DUB from Leeds.UK)
KURANAKA 1945 (Zettai-Mu.JP)
EXODUS(OUTLOOK FESTIVAL / EXODUS from Leeds.UK)

@ sunsui
Info tel: 06-6243-3641(sunsui)
ADDRESS: 大阪市中央区東心斎橋1-12-20
心斎橋シキシマビル B1F
WEB SITE : https://www.sunsui.net/

OPEN/START. 20:00 - CLOSE 24:00

● ADV. ¥1,800YEN (1ドリンクチャージ別途500円)
● W/Fryer. ¥2,100YEN (1ドリンクチャージ別途500円)
● DOOR. ¥2,300YEN (1ドリンクチャージ別途500円)

★ 前売りチケットは"ZETTAI-MUWEBSITE"および "sunsuimart"でのみ購入頂けます。

https://www.zettai-mu.net/news/1107/0710_sunsui/0710_sunsui.html


★アイレイション・ステッパーズ(IRATION STEPPAS)

 IRATION STEPPASは UK最大のDubの祭典『UNIVERSITY OF DUB』のレジテンツをABA SHANTI-Iなどとともに務めるイギリスおよびヨーロッパでトップのNew Roots Reggae、Dubのサウンドシステムである。Mark IrationとDennis Rooticalの運命的な出会い以来「Scud Missile」「Killamanjaro」のキラー・チューンをはじめさまざまなレーベルから数多くのビッグ・チューンをリリース、世界中のサウンドシステムにおいてヘヴィ-・プレイされている。
 また「Kitachi」の変名でIRATION=DUBを護るかのようにアブストラクトな作品を『REACT』よりリリースし、UKインディーズ・チャートにおいてスマッシュ・ヒットを出している。彼等の分厚いヒストリーの中でも近 年 彼等が主催する『SubDub』と『Exodus』のふたつのダンスは、Horace Andy、Johnny Clark、Zion Train、Vibronics、Adrian Sherwood、Dread Zone、Twincle Brothers、Scientist、Mad Professor、Lee Scratch Perryなどの数多くの素晴らしいアーティストを迎える New Roots Reggaのダンスの頂きとなっており、かたや Digital Mystikz(DMZのホーム・ダンス)をはじめ、Rusko、Caspa、SkreamなどなどからUK最強のサウンドシステムと最大のリスペクト を受ける、Roots&Cultue,Dubのサウンドシステムから派生したと言われるDubstepミュージックの世界最高峰 として 2011年現在 っとも盛り上がっているダンスである。
 2ndフロアーには Shy FXやRagga Twinsといった往年のJungle、D'N'Bのアーティストも多数出演することや、例年ソールドアウトのクロアチアで開催される世界最大・最高峰の ベース・ミュージック&サウンドシステム・カルチャーの祭典〈OUTLOOK FESTIVAL〉をはじめ、Nightmares On Wax とのツアーも成功させるなど、ヨーロッパでもっとも注目を集めているサウンドシステム!

9月1日(木)~4日(日)に、クロアチア"Fort Punta Christo(プンタ・クリスト要塞跡地)"にて開催されるベース・ミュージックの祭典「OUTLOOK FESTIVAL 2011」の開催に先駆け、ヨーロッパ各地で開催されているローンチパーティが日本にも上陸!!!
https://www.outlookfestival.com/

 元あふりらんぽのピカチュウが、6/11~6/19までニューヨークで4本ライヴを敢行した。5月に光宙★魔呼斗(ピカチュウ&マコト)でアメリカをツアー、その後にニューヨークにやってきた。
 今回は共演バンドにあわせて、ドラム・ソロやフォーク・ソロを披露。Gals Forever、Man Forever、Soft Circle、Pika ☆Yuka と、全部で4バンドと共演した。一緒にプレイしたバンドは、みんなピカに共通するヴァイブを持っているバンド。

6/11 @Gutter
 初日は、ボーリング場でもあるGutterでドラム・ナイト。女の子のドラマーが集まったギャルズ・フォーエヴァー、オネイダのキッド・ミリオンがやっているマン・フォーエヴァーがピカとコラボレートした。
 ギャルズ・フォーエヴァーはピカと3人の女の子ドラマー(トム・トム・マガジンのミンディ、ハード・ニップスのエミ、シンダーズのケリー)からなる。基本、他の3人がビートを刻み、ピカが所々で、びっくりするようなおかずを入れる構成だ。ピカと女子ドラマーのコラボレートは、華やかで動きがあって面白かった。
 マン・フォーエヴァーは対照的に、かなりインテンス。ピカとマン・フォーエヴァー(オネイダのキッド、ヤーヤーヤーズのブライアン、トール・ファーのライアン)の4人が、静かにスネア・ドラムに向かい合って座り、ただただ延々とスティックで音を刻み続ける。途中ベースが入り、少し変化をつける。ギャルズ・フォーエヴァーとは対照的なマス的ドラム演奏で、違う面でのドラムの可能性を見せた。




6/11(sat) @ Gutter: Drum Night
オープニングのドラムナイトは、ピカがNYのガールズ・ドラマーとコラボレートした今回の特別企画、ギャルズ・フォーエヴァー。NYのサイケ・バンドの重臣、オネイダのキッドのドラム・アンサンブル、マン・フォーエヴァーは、今回はカルテットとして,ヤーヤーヤーズのブライアン、トールファーのライアンなど,凄腕ドラマーを起用。そして、NYのガールズ・メタル・ロック・バンド、ハード・ニップスが出演。

● Man Forever Quartet (With Brian Chase, Ryan Sawyer)
www.myspace.com/manforeverusa
● PIKA☆ & GALS Forever
www.myspace.com/moonmama2013
● Hard Nips
www.hardnipsbrooklyn

■Gutter: 200 N 14th street, Brooklyn, NY 11211 9pm $7
www.facebook.com/event.php?eid=132388193503159
www.thegutterbrooklyn.com/

6/16 @ pianos
 聖なる少女の夜、と命名された夜。ピカはフォーク・ソロのムーン・ママ(Moon♀mama)名義。共演は湯川潮音と元ライツで〈ドラッグ・シティ〉のアーティストでもあるソフィア・カナップ。大阪、東京、ニューヨークを代表するフォーク・ソング、しかも女の子という共通点の彼女たち。この夜は、『ピッチフォーク』の兄弟サイト「Altered zone」からエミリー・フライドランダーがDJとして出演した。
 湯川潮音は、ニューヨーク初ライヴで、天使のような透き通る歌声で観客を魅了した。小さい体から、驚くべきパワーを放ち、いちど歌に入ると最後まで止まらない。ソフィアはお似合いのサンドレスで、エフェクターを多用し愛らしいヴォイスを披露。とてもスウィートだった。
 Moon♀mamaは、ギター・フォーク・ソロで、ピカの歌声には心に強く感じるものを残した。日本語もあったがどの曲も観客をつかんで話さないパフォーマンスはさすが。

● Moon♀mama(Osaka...PIKA guitar folk solo)
● Sophia Knapp (NY) 
www.dragcity.com/artists/sophia-knapp
● Shione Yukawa (Tokyo)
www.yukawashione.com
www.myspace.com/yukawashione
● DJ:Emilie Friedlander (La Big Vic, Altered Zones)
www.myspace.com/labigvic
alteredzones.com

■Pianos: 158 Ludlow Street, New york, NY 10 pm $8
www.facebook.com/event.php?eid=147681128637541
www.pianosnyc.com/

6/17@ union pool
 ノースサイド・フェスティヴァル(ハイライトはガイデッド・バイ・ヴォイス)の一部のショーで、共演は、スター・スクリーム、ハード・ニップス、ソフト・サークル。
 スター・スクリームは、19歳(!?)のゲーム音楽にインスパイアされた、男の子たち。音的にオーディオ・ドレッグスのE*rockを彷彿させる。ハード・ニップスは、ブルックリン発の日本人女子へヴィー・メタル(!?)・ロック・バンド。このふたつで会場を盛り上げ、元ブラック・ダイスのヒシャムのソロ、ソフト・サークルへ続く。最近はふたり体制らしいが、今回はまったくのソロで、ヒシャムはキーボードをプレイ。その後、ピカのドラム・ソロ、続いて、ふたりのコラボレート。ヒシャムがギターで、ピカがドラム。お互い長く知っているふたりだが、今回初のコラボレートで、ふたりとも、何か新しい面がみえた。





6/17(fri) @ Union pool: NORTHSIDE FESTIVAL #1
ノースサイド・フェスティバルの一部。バッジホルダーを優先。
共演は、元ブラック・ダイスのヒシャム率いるソフト・サークル(1)、ゲーム音楽に深い影響を受けたスター・スクリーム(2)、NYのガールズ・メタル・ロックバンド、ハード・ニップス(3)で,ノースサイド・フェスティヴァルを盛り上げる。

● PIKA ☆( ex. afrirampo)
● Soft circle
www.myspace.com/softcircle
● Hard Nips
● Starscream
starscreamband.com

■Union pool : 484 Union Avenue. Brooklyn, NY 11211 8 pm $8
www.facebook.com/event.php?eid=166462670081394
unionpool.blogspot.com

6/19@ coco 66
 最後の日もノースサイド・フェスティヴァルの一部。ブラウン・ウィング・オーヴァー・ドライブ、フェアリーヴィジョン、SLZRD WZRD(ライトニング・ボルトのブライアンのベース・ソロ)とチボ・マットの本田ゆかさんとのコラボレートのPIKA☆YUKA(ピカ☆ユカ)。ブラウン・ウィング・オーヴァー・ドライヴは〈Tzadik〉などから作品もリリースしている、アヴァンギャルドでエクスペリメンタルなトリオ。
 フェアリー・ビジョンは、窓ごしに化粧する女子、望遠鏡でのぞく男の子がステージにずっといて、後で聞いたら歌詞の内容だった。SLZRD WZRDはライトニング・ボルトのベースのブライアンのソロ・プロジェクトで、女の子がヴォイス担当。ディヴィッド・ボウイを彷彿する衣装、蛍光電波を目と口から発し、シルヴァーの大きな紙を広げ、その上に乗って回り続けたり、クレイジーなパフォーマンスを繰り広げる。光のバランスが恐美しい。
 ピカ☆ユカは去年もやっているコラボレート。チボ・マットの再結成もあって、忙しい中参加してくれたゆかさんはキーボードとエフェクター、ピカはドラムとエフェクターを操る。このふたりがコラボレートすると音の遊びもしっくり収まるから面白い。






6/19 (sun) @ Coco 66: NORTHSIDE FESTIVAL #2
ノースサイド・フェスティヴァルの一部。バッジホルダーを優先。ピカは,チボ・マットの本田ゆかとのコラボレート、PIKA☆YUKA(1)として登場。共演は、ライトニング・ボルトのブライアン・ギブソンのベース・ソロ、SLZRD WZRD(2)と、エクスペリメンタル・ユニット、ブラウン・ウィング・オーヴァードライヴ(3)、そして、カート・ヴァイル、アメージング・ベイビーなどのメンバーが結成した、フェアリー・ヴィジョン(4)。

● PIKA ☆ Yuka ( ex. afrirampo, Cibo Matto)
www.wbr.com/cibomatto/
chimeramusic.com/ifbyyes.html
● SLZRD WZRD (member of Lightning bolt)
laserbeast.com
● Brown Wing Overdrive
www.myspace.com/brownwingoverdrive
● Fairy vision

■Coco 66: 66 Greenpoint Ave Brooklyn, NY 11222 8 pm $8
www.facebook.com/event.php?eid=213054528716003
www.coco66.com/
www.thelmagazine.com/newyork/NFSchedule2011/Page#sunday

Chart by JET SET 2011.06.27 - ele-king

Shop Chart


1

DOC SEVERINSEN

DOC SEVERINSEN BE WITH YOU / YOU PUT THE SHINE ON ME (DJ HARVEY 12" CUTS) »COMMENT GET MUSIC
オレゴンのトランペット奏者Doc Severinsenが'76年にEpicからリリースしたジャズ/フュージョン名盤"Night Journey"の収録2作品を、DJ Harveyがリエディットした話題の一枚が遂に入荷。Harvey自身も勿論プレイ!!

2

COS/MES

COS/MES SADISTIC SKATEPARK - 2011 RE-MASTER VER. »COMMENT GET MUSIC
2007年にリリースされ、既に廃盤となった現在、某サイトでは1万円を越える高騰を見せている幻の1st.アルバム『Sadistic Skatepark』が、JVCマスタリングセンターの重鎮、小鐵徹氏によるリマスタリングを施されて遂に再発。

3

MANKIND

MANKIND METRO CITY BLUES EP »COMMENT GET MUSIC
Vakulaのリリースで御馴染みの"3rd Strike"から新作が到着です!!良質なビートダウン作品のリリースが相次ぐ"3rd Strike"から、"Late Night Audio"コンビのToby TobiasとDanny Clarkによる匿名ユニットと思われる"Mankind"による大推薦ソロ・デビュー作が登場!!

4

BULLION

BULLION MAGIC WAS RULER »COMMENT GET MUSIC
リリース即廃盤となったミニ・アルバム"You Drive..."収録曲のフル・ヴァージョン3曲に、新曲"Good News on Her"を加えた4曲入り12インチ!!今回も完全限定です。お急ぎ下さい!!

5

DJ KENSEI

DJ KENSEI ULTIMATE BACK INTO TIME VOL.2 »COMMENT GET MUSIC
記念すべき第1弾をを飾ったDJ Doc.Holidayからバトンを受けるのは今も現役バリバリの求道者、DJ Kensei。お題は、90'SにKenseiくんがプレーしていたアブストラク・ヒップホップ。By DJ Doc.Holiday

6

V.A.

V.A. BROWNSWOOD ELECTR*C 2.1 »COMMENT GET MUSIC
超新星Gang Coloursを発掘するなど、最前線UKベース方面へと舵をきったGiles Peterson率いる名門Brownswood。ジュークや新型D'n'B新鋭も参加したコンピからのカット第2弾です!!

7

LUCKY PAUL

LUCKY PAUL SLOW GROUND EP »COMMENT GET MUSIC
名門Brownswoodからデビューを飾ったポストJoy O最有力候補新鋭Eliphinoのリリースで幕開けた当店直撃レーベルから、またしても強力過ぎる新星がデビューです!!

8

RADIO SLAVE (YOUANDME & RHAUDER EDIT) - K-MAZE

RADIO SLAVE (YOUANDME & RHAUDER EDIT) - K-MAZE »COMMENT GET MUSIC
OrnamentsからPaul St. HilaireことTikimanをフィーチャーしたシングル「No News」で注目された新鋭Rhauderをパートナーに迎えたyouANDmeによるエディット・シリーズ第4弾!!

9

BEAT BROKER

BEAT BROKER PACIFIC BREAK »COMMENT GET MUSIC
Harveyも絶賛のGhost Town発Jerry Williams"Easy on Yourself"リエディットも当店大ヒット、西海岸バレアリック重鎮Ryan Bishopの新曲が、DJ Ritesh(American Standard)とTony Watson(ex. Wax Records)主宰新レーベルの第1弾として登場!!

10

JOOLS HOLLAND AND HIS RHYTHM & BLUES ORCHESTRA

JOOLS HOLLAND AND HIS RHYTHM & BLUES ORCHESTRA DANCE THE SKA VOL 2 EP »COMMENT GET MUSIC
クボタタケシ・ファンもれなく直撃の激キャッチー・ビッグバンド・スカ!!爆発人気500枚限定7"シリーズ第2弾は、今回も超豪華ゲスト・シンガーを迎えての名曲カヴァー4曲収録です。

Chart by STRADA RECORDS 2011.06.21 - ele-king

Shop Chart


1

DJ HARVEY pres.LOCUSSOLUS

DJ HARVEY pres.LOCUSSOLUS LOCUSSOLUS(W-PACK) INTERNATIONAL FEEL(EU) »COMMENT GET MUSIC
DJ HarveyのユニットLocussolusによる1stアルバムからのアナログ・カット!大ヒット曲「I Want It」のLindstrom & Prins Thomasによるリミックスや「Throwdown」の Harvey自身によるリミックス等、強力すぎる2枚組重量盤仕様の2枚組12インチ!

2

BRAD PETERSON

BRAD PETERSON MIDNIGHT ESCAPE MOODS AND GROOVES (US) »COMMENT GET MUSIC
2004年にもこのレーベルから上質な12インチをリリースしていたBRAD PETERSONが久々に12インチをリリース!またしてもハイ・クオリティーなシリアスかつディープインスト・ハウスのオンパレード!要チェック!

3

ABOUT GROUP

ABOUT GROUP YOU'RE NO GOOD-A THEO PARRISH TRANSLATION DOMINO(UK) »COMMENT GET MUSIC
【アナログのみの初回プレス限定盤!】SpiritualizedのギタリストJohn Coxon、Hot ChipのAlexis Taylorらによる注目ユニットABOUT GROUPの作品をナントTheo Parrishがリミックス!ファンクネス溢れる濃厚でソウルフルなトラックが圧巻の黒いハウス・リミックスです!

4

LOGIC SYSTEM

LOGIC SYSTEM RMXLOGIX(with SPECIAL TRACKS) MOTION±(UK) »COMMENT GET MUSIC
YMO第4のメンバーと呼ばれ現日本シンセサイザープログラマー協会会長でもある松武秀樹のユニットLOGIC SYSTEMの名曲をLOCUSSOULSでのプロデュースも好評のDJ HARVEYがリミックス!A面には、豪華リミキサー陣が話題のLOGIC SYSTEMの新作『RMXLOGIX』収録のDJ HARVEYリミックス、B面には90年代初頭録音の貴重な未発表音源「TRAFFIC CIRCUIT」、「TURNING POINTS」を33回転で収録!

5

SPEKTER

SPEKTER PIPE BOMB SOUND SIGNATURE (US) »COMMENT GET MUSIC
THEO PARRISHジャパン・ツアーでのヘヴィー・プレイで話題となっていたANDRES ORDONEZのユニットSPEKTERの12インチがSOUND SIGNATUREより満を持して登場!スペインのホワイト盤レーベルDOWNBEATやPATRICE SCOTTのSISTRUMなどでも活躍するなどアンダーグラウンド・シーンで注目度赤丸急上昇なSPEKTER、本作ではオールドスクール・シカゴを継承するTR-707主体のビートにドープで幻想的な上モノを配したマッドなミニマル・ハウスを披露!

6

MOODYMANN

MOODYMANN PRIVATE COLLECTION 3 WHITE (FR) »COMMENT GET MUSIC
MOODYMANN aka KENNY DIXON JRによる、今となってはレアな音源をコンパイルしたEPシリーズ第3弾が入荷!Gilles PetersonのレーベルBrownswoodからリリースされていたJose Jamesのリミックスや、幻のKDJ1番「Moody Trax EP 」収録曲等、今回も見逃せない濃い内容!

7

OWINY SIGOMA BAND

OWINY SIGOMA BAND WIRES-THEO PARRISH REMIX BROWNSWOOD (UK) »COMMENT GET MUSIC
Gilles Petersonが主宰するレーベルBrownswoodからトロピカルな1枚!しかもリミキサーはTheo Parrishで、そのトロピカルなオリジナルを一転、ドープで色濃い作品に仕上げています!エンジニアであのFloating Pointsも参加している見逃せない1枚です!

8

OSUNLADE

OSUNLADE IDIOSYNCRACY(10inch) YORUBA (UK) »COMMENT GET MUSIC
アルバムからのシングル・カット!B面にはアルバムには未収録の楽曲が収録されており、コレがまた良い!ミニマルに刻み込まれるファットなビートにディープなシンセや男性のヴォイス・サンプリングがアクセントとなったディーーープな作品!タイトル曲はINNERVISIONS系のサウンドを彷彿とさせるトリッピーでエレクトリカルなテック・ハウスです!

9

STEFFI

STEFFI REMIXES OSTGUT TON(GER) »COMMENT GET MUSIC
OSTGUT TONからのアルバム「YOURS & MINE」の大ヒットで注目を集めるベルリンPANORAMA BARの女性レジデントDJ、STEFFIの同アルバムからのリミックス12インチをリリース!オールド・シカゴ直系のビート&ベースにLARRY HEARDを思わせるロマンティックで華麗な上ものが美しい「ARMS」のLONEによるリミックスが素晴らしすぎる!

10

JIMMY MAHERAS

JIMMY MAHERAS SPACE JAM REBELLION(UK) »COMMENT GET MUSIC
ナント!Carl Craigの名曲「At Les」をネタに使ったドープなダブ・ハウス!あのアンビエントな上モノにBasic Channelライクなトラックが合体したカッコ良すぎる仕上がり!
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