「METAL」と一致するもの

TETSUJI TANAKA - ele-king

日本のD&B/DUBSTEPの総本山/パイオニアイベント我らがdbsで奇跡の共演LEEBANNON x SOURCE DIRECTが実現!!
ニンジャ・チューンから衝撃アルバム「オルタネイト/エンディングス」を放った奇才リー・バノンが急襲!
そして90’s ドラムンベースを急進させたダークの権化。あのレジェンド、ソース・ダイレクトが実に17年振りの来日!!
ジャングル/ドラムンベースが勃発してから20年、時を経て今新たに甦る爆発する漆黒ビーツ!!
LB x SD奇跡の競演を見逃すな!!TETSUJI TANAKAも90’s dnb setでメインフロアのトリとして出演します!!
https://www.dbs-tokyo.com/top.html

<DJ SCHEDULE>
4/19 dbs FT. LEE BANNON & SOURCE DIRECT @UNIT
4/27 TT BD 2014 @ 青山ever
5/4 INTERGALACTIC @ WOMB
5/11 TBA @青山fai
and more...

自身が所属、主宰するelenic productinsがプレオープンしました。
今後のスケジュールやDJ BOOKING、制作などこちらまで。
https://elenic-productions.crossgroove.jp.net/

<RADIO出演>
4月で4年目に突入した日本唯一のドラムンベース専門ラジオ番組"block.fm Localize!!"
毎週水曜日22:30~24:00にてレギュラー・オンエア!!
DRUM & BASS SHOW BY TETSUJI TANAKA & CARDZ
https://block.fm/program/localize/
https://twitter.com/TETSUJI_TANAKA

<リリース情報>
1/27 Bandcamp、2/28 UK iTunesワールドリリースTT & NAVE REMIX収録!

OPUS IIIとして活躍後、世界中のチャートを席巻したTIESTOとの共作「Just Be」やBT、ULRICH SCHNAUSSなど数多くの名曲やクラブアンセムを歌い、手掛けてきたUKを代表するレジェンダリー・シンガーKirsty Hawkshaw主宰のニューレーベルWELLHEAD RECORDSから日本を代表してTT & NAVEがビッグ・リリース!!

TOBIAS ZALDUA / Let It Go with Kirsty Hawkshaw (TT & NAVE Remix)
https://wellheadrecords.bandcamp.com/track/let-it-go-tt-nave
https://soundcloud.com/tobiaszaldua/let-it-go-tt-nave-with-kirsty

TETSUJI TANAKA Dark dnb/jungle set chart


1
ABSOLUTE ZERO & SUBPHONICS / Code / RENEGADE HARDWARE

2
NASTY HABITS / Shadow Boxing (OM UNIT REMIX) / 31 RECORDS

3
SOURCE DIRECT / Snake Style / SOURCE DIRECT RECORDINGS

4
BAD COMPANY /The Nine / BC RECORDINGS

5
ED RUSH & OPTICAL / Funktion / V RECORDINGS

6
RUFIGE KRU /Dark Metal / RAZORS EDGE

7
OM UNIT /Timelines / METALHEADZ

8
FLYTRONIX / Contemporary Accousticz Jam(ORIGIN UNKNOWN REMIX) / MOVING SHADOW

9
GROOVERIDER / Where's Jack The Ripper? / HIGHER GROUND

10
SPECIAL FORCES / Exocet / PHOTEK PRODUCTIONS

DBS: LEE BANNON x SOURCE DIRECT - ele-king

 ジャングル・リヴァイヴァルの真っ直中、4月19日(土曜日)に代官山ユニットで開催のDBS(ドラム&ベース・セッション)、好評だった前回2月のコンゴ・ナッティとはがらりと趣旨を変えてのユニークなブッキングです。

 ソース・ダイレクトはダーク・アンビエントな音響+激しいブレイクビートによって、90年代半ばのドラムンベース・シーンに強烈なインパクトを残したプロジェクトです。ちょうどアートコアなる括りで、音楽に意識的なジャングルが評価されていた時期にソース・ダイレクトは暗闇のなかを走ることを選びました。最近のジョイ・オービソンやボディカの先輩、そして、言うなれば、後にブリアルらが拡張することになるダーク・サウンドの先達です。

 先日、〈ニンジャ・チューン〉からアルバムを出したばかりの『オルタネイト/エンディングス』も一緒に来日します。4月18日には大阪公演もあります(https://circus-osaka.com/)。

 ※Sound Patrolにて、DBS主催者の神波京平さんによる「DRUM & BASS: DARKSIDE HISTORY 25選」が公開されています。ぜひ、チェックしてください。

★爆発する漆黒ビーツ! LEE BANNON x SOURCE DIRECT !!!
ニンジャ・チューンから衝撃のアルバム『オルタネイト/エンディングス』を放った奇才リー・バノンが急襲!
そして90'sドラム&ベースを急進させたダークの権化、あのソース・ダイレクトが実に17年ぶりの来日!
ジャングル/ドラム&ベースが勃発してから20年、時を経て今新たに蘇る!
LB x SD 奇跡の競演を見逃すな!!!

DBS: LEE BANNON x SOURCE DIRECT

2014.4.19 (SAT) @ UNIT

feat.
LEE BANNON x SOURCE DIRECT
with.
DJ YAHMAN (Tribal Connection)
TETSUJI TANAKA (90's d'n'b set)
HELKTRAM

Painting: THE SPILT INK.
Food:ぽんいぺあん
SALOON:
ASA (live), DUBTRO, KEN, DJ MIYU, PRETTYBWOY, STITCH

open/start: 23:30
adv.3300yen door 3800yen
info.03.5459.8630 UNIT
https://www.unit-tokyo.com
https://www.dbs-tokyo.com

====================================
Ticket outlets: 2014.3.14 ON SALE!
PIA (0570-02-9999/P-code:227-218)、 LAWSON (L-code: 73922)
e+ (UNIT携帯サイトから購入できます)
clubberia / https://www.clubberia.com/store/
渋谷/disk union CLUB MUSIC SHOP (3476-2627)、
TECHNIQUE (5458-4143)、GANBAN (3477-5701)
代官山/UNIT (5459-8630)、Bonjour Records (5458-6020)
原宿/GLOCAL RECORDS (090-3807-2073)
下北沢/DISC SHOP ZERO (5432-6129)、JET SET TOKYO (5452-2262)、
disk union CLUB MUSIC SHOP(5738-2971)
新宿/disk union CLUB MUSIC SHOP (5919-2422)、
Dub Store Record Mart(3364-5251)
吉祥寺/Jar-Beat Record (0422-42-4877)、disk union (0422-20-8062)
町田/disk union (042-720-7240)
千葉/disk union (043-224-6372)

UNIT
Za HOUSE BLD. 1-34-17 EBISU-NISHI, SHIBUYA-KU, TOKYO
tel.03-5459-8630
www.unit-tokyo.com

★LEE BANNON (Ninja Tune, USA)

★LEE BANNON (Ninja Tune, USA)
カリフォルニア州サクラメント出身、現在はNY在住のビートメイカー/プロデューサー。映画からインスピレーションを得ることも多く、フィールド・レコーディングを多用した自由なプロダクションが賞賛を浴びた1stアルバム『FANTASTIC PLASTIC』を'12年にFLYING LOTUSの作品で名高いPlug Research からリリース。またブルックリンの若手ヒップホップ・クルー、PRO ERAとの交流を経て、代表格のJOEY BADA$$のプロダクションや彼らのツアーDJとして注目を集める。'13年にはダーク&エクスペリメンタルな『CALIGULA THEME MUSIC 2.7.5』、『NEVER/MIND/THE/DARKNESS/OF/IT...』の2作のデジタル・アルバムのリリースを経てNinja Tuneと契約、ダウンテンポの"Place/Crusher"を発表。またKANYE WESTの"Bound 2"をジャングルでリワークし度肝を抜く。
そして2014年1月にNinja Tune/Beat Recordsから遂に発表された最新アルバム『ALTERNATE/ENDINGS』は、彼が影響を受けた90'sジャングル/ドラム&ベースのヴァイブを独自のサイファイ音響&漆黒ビーツで表現し、今まさにベースミュージック・シーンを震撼させている!
https://LeeBannon.com/
https://twitter.com/BANNON916
https://ninjatune.net/artist/lee-bannon

<リリース情報>
LEE BANNON : Alternate / Endings
1,890 (tax/in)
BRC-409:Beat Records / NINJA TUNE


★SOURCE DIRECT (Source Direct Recordings/Demonic, Metalheadz, UK)
現在プロデューサー歴23年のJIM KUTTAのソロ・プロジェクトとなるSOURCE DIRECT。ロンドン郊外セント・オールバンズ出身のJIMは'91年、級友のPHIL SOURCEと共同制作を開始して以来、自身のレーベル、Source DirectやOdysee、他にCertificate 18、Metalheadz、Good Looking、Mo'Wax等のレーベルから20作以上のシングルを発表。そのコズミックかつアブストラクトなSF感覚溢れるサウンドで90年代前半のドラム&ベースを急進させる。そしてVirgin/Scienceと契約し、'97年に編集盤『CONTROLLED DEVELOPMENTS』で日米に本格進出、またHOKUSAI名義で自主制作も継続する。'99年にはScienceから1stアルバム『EXORCISE THE DEMONS』を発表、ダークかつインダストリアルなサウンドスケープで歴史的名盤となる。2000年、JIMとPHILはコンビを解消し、SOURCE DIRECTはJIMが引き継ぎ、彼は新たにレーベル、Demonicを立ち上げ、当時新鋭のINSTRA MENTALやメンバーのBODDIKAたちと新世紀を歩み出す。その後、JIMは暫く沈黙を続けたが制作活動は続けられ、2014年、完全復活を遂げる! 2月にはGOLDIE率いるMetalheadzの20周年セッションに出演し、D&Bヘッズをノックアウトしたばかり。絶対に聞き逃せない、17年ぶりの来日!
https://www.facebook.com/SourceDirectFans
https://twitter.com/Source_Direct
https://soundcloud.com/source_direct_official

LEE BANNON 大阪決定!
4月18日(金) 大阪CIRCUS---info: https://circus-osaka.com/


DRUM & BASS: DARKSIDE HISTORY 25選 - ele-king

 4月19日(土)、代官山ユニットにて開催される「DBS: LEE BANNON x SOURCE DIRECT」、今回は、90'sジャングル/ドラム&ベースのダークサイドを開拓した巨匠、ソース・ダイレクトの17年ぶりの来日とあって、主催者の神波京平さんに「DRUM & BASS: DARKSIDE HISTORY 25選」を書いていただきました。
 ジャングル/ドラム&ベースが広まって20年、漆黒の歴史を振り返りましょう。

■DRUM & BASS: DARKSIDE HISTORY 25選 (選・文:神波京平)
1. 4 HERO - Mr. Kirk's Nightmare
[1990: Reinforced]
ポスト・セカンド・サマー・オブ・ラヴ=90年代初頭のレイヴ・シーンは暗い世相を反映して先鋭化するが、ハードコア・ブレイクビーツの台頭を予見した4ヒーローのビッグチューン。
https://www.youtube.com/watch?v=Xoxew9FO_JM
2. LENNIE DE ICE - We Are i.e.
[1991: i.e.]
ラッシュ感溢れるプロダクションのレイヴ・アンセム。エクスタシーを想起するヴォイスサンプルは空耳で、アルジェリアのライ音楽(CHEB SAHRAOUI)から。08年にCaspa + Ruskoのmixも出た。
https://www.youtube.com/watch?v=HQGmsQ2_Fa0
3. NASTY HABITS - Here Comes The Drumz
[1992: Reinforced]
ダークコアの到来を告げるナスティ・ハビッツことドック・スコットの歴史的名作は4ヒーローのレーベルReinforcedから。片面の"Dark Angel"も必聴。
https://www.youtube.com/watch?v=xkh_U3dRGzw
4. RUFIGE CRU - Darkrider
[1992:Reinforced]
同じくReinforcedからルフィジ・クルーことゴールディのダーク・クラシック。同時期の"Terminator"、"Sinister"('92)、"Ghosts Of My Life"('93)も必聴。
https://www.youtube.com/watch?v=-DblfFRL4ek
5. 4 HERO - Journey From The Light
[1993: Reinforced]
盤面に'YOU HAVE NOW ENTERED THE DARKSIDE'と書かれている4ヒーローの傑作。彼らならではのソウルフルなサンプル(BRAINSTORM、FIRST CHOICE、EW&F)を混成。
https://www.youtube.com/watch?v=sg9igdIHShM
6. Q PROJECT - Champion Sound (Alliance Remix)
[1993: Legend]
スピンバックとのコンビ、トータル・サイエンスで名高いQプロジェクトのオリジナルをよりアグレッシヴにリミックスしたアンセム。今なおプレイされ続けるモンスターチューン。
https://www.youtube.com/watch?v=qxTltrwuV2Q
7. ORIGIN UNKNOWN - Valley Of The Shadow
[1993: Ram]
アンディC&アント・マイルズのプロジェクトによるアンセム。BBCドキュメンタリーから採取した'long dark tunnel'のヴァイスがフラッシュするタイムレス・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=a5meT63flnM
8. ED RUSH - Bludclot Artattack (Dark Mix)
[1993: No U-Turn]
鬼才ニコが主宰するダーク工房、No U-Turnから出現したエド・ラッシュによる'93年ダークサイドの重要曲。
https://www.youtube.com/watch?v=tD14ioNOzyA
9. CODENAME JOHN - Deep Inside Of Me
[1994: Prototype]
コードネーム・ジョン=ハードコア~ダークコアをリードしたトップDJ、グルーヴライダー(因みに著作権出版社名はDARKLANDS MUSIC)のクラシック。ジュークのルーツがここに!?
https://www.youtube.com/watch?v=CzYz5KMWnWs
10. RENEGADE - Terrorist
[1994: Moving Shadow]
ジャパン"The Nightporter"のピアノ・サンプルから一転、激烈Amen breakと獰猛なReese bass(ケヴィン・サンダーソン発祥) が炸裂するビッグチューン。レイ・キースとヌーキーによるユニット。
https://www.youtube.com/watch?v=dnY5q-IYqfw
11. DEEPENDANCE - Dark Tha' Jam
[1995: Emotif]
シャイFXやTパワーを輩出したSOURがエクスペリメンタルにフォーカスした新レーベル、Emotifを担ったディーペンダンスはNo U-Turnのニコの変名。ダーク&ヘヴィー。
https://www.youtube.com/watch?v=g215hDv4UeI
12. ASYLUM - Da Base II Dark
[1995: Metalheadz]
ストリートに根差したジャングルの発展に貢献したLダブルがアサイラム名義でMetalheadzに提供したビッグチューン。システムで体感したい重量級D&B。
https://www.youtube.com/watch?v=rDkIX7Xu7BM
13. SOURCE DIRECT - Stonekiller
[1996: Metalheadz]
15才で制作を始め、'90s D&Bを急進させたジム&フィルのソース・ダイレクト。数多くの名作の中でもアトモスフェリックなサイファイ音響とダークネスが結晶した本作は不滅。
https://www.youtube.com/watch?v=XBQW2YoQetE
14. DJ TRACE - Mutant Revisited
[1996: Emotif]
Reese Basslineが席巻した'96年、ダークはTech-Stepの呼称で新たなステージに。No U-Turn門下生のトレイスによる9分を越す本作は、まさにテックステップの代名詞とも言える。
https://www.youtube.com/watch?v=gAPwdm04_MQ
15. BOYMERANG - Still
[1996: Prototype]
ポスト・ロックバンド、バーク・サイコシスを率いたグラハム・サットンがボーイメラングとしてD&Bシーンに参入、グルーヴライダーのレーベルからの本作はダブプレートでライダーが掛けまくったアンセム。
https://www.youtube.com/watch?v=iIfP9HC5CkM
16. ARCON 2 - The Beckoning
[1996: Reinforced]
ダーク・エクスペリメンタルの名門Reinforcedから突如出現したアルコン2 aka レオン・マー。そのディープ&ダークなサウンドスケープは'97年のアルバム『ARCON 2』で全開する。
https://www.youtube.com/watch?v=653SrLkVbDU
17. RUFIGE KRU - Dark Metal
[1996:Metalheadz]
D&Bの帝王、ゴールディ/メタルヘッズのアイデンティティを具現化した快心作はMoving Shadowのロブ・プレイフォードが補佐。片面"T3"は新型ターミネイター。
https://www.youtube.com/watch?v=d0_39xA3_H0
18. NASTY HABITS - Shadow Boxing
[1996: 31]
'Metalheadz Sunday Sessions'を始め、D&Bイヴェントでヘヴィーローテーションされたダークマスター、ドック・スコットの傑作、レーベルは自身の31。'14年にOm Unit Remixで蘇る!
https://www.youtube.com/watch?v=z_VKMWs2eaI
19. ED RUSH - The Raven
[1996: Metalheadz]
これもMetalheadzの定番チューン。ミニマルな前半からベースがうねりを上げるディープな展開に引き込まれる。
https://www.youtube.com/watch?v=Kuhjsn5bwDg
20. OPTICAL - To Shape The Future
[1997: Metalheadz]
'96~97年に弟のマトリックスと共にシーンに台頭したオプティカル。Prototype、31、Moving Shadow等の名門で活躍、本作はMetalheadzにフックアップされた未来派サウンズ。
https://www.youtube.com/watch?v=A8Y6OT4iooQ
21. DOM & ROLAND - Trauma
[1998: Renegade Hardware]
'94年にNo U-Turn系列Saigonから登場したドム&ローランド(ドムと彼の愛機Roland S760の意)。ダークかつインダストリアルな音響で個性を発揮、アルバム『Industry』('98年: Moving Shadow)も必聴。
https://www.youtube.com/watch?v=xmloE-iiNa4
22. KLUTE - Silent Weapons
[1998: Certificate 18]
パンクバンド出身でD&Bに転向したクルートは、フォーテックやソース・ダイレクトのリリースでも知られるCertificate 18で足場を築き、ダーク勢の一翼を担った。'01年に立ち上げた自己レーベル、Commercial Suicideも注目。
https://www.youtube.com/watch?v=jsrkL9jlz4Q
23. SOURCE DIRECT - Exorcise The Demons
[1999: Science]
Virgin/Scienceと契約したソース・ダイレクトの歴史的1st.アルバム&コンビ最終作。DARK!を実感するフルアルバムを堪能してほしい。SDはジムが引き継ぎ完全復活!17年ぶりの来日に注目!
https://www.youtube.com/watch?v=sVXyFwh9edI
24. BC - Planet Dust
[2001: Prototype]
DJフレッシュが主導し、'90年代末~'OO年代初頭に一世を風靡した4人組、バッド・カンパニー。グルーヴライダーが惚れ込んだ本作は一晩に8回プレイされたとの伝説があるオールタイム・クラシック。
https://www.youtube.com/watch?v=s0y9RbQYP3s
25. PHOTEK - Age Of Empires
[2004: Metalheadz]
Metalheadzに帰って来たフォーテックのアンセムはEgyptian Empire(ティム・テイラー)の"The Horn Track"('91年: Fokus)サンプルをハイテンションに構築、ヴィンテージな緊縛ダーク・エスニック!
https://www.youtube.com/watch?v=s_NxxPx8XPU
EXTRA: LEE BANNON - NW/WB
[2013: Ninja Tune]
そして最後に追加で、本企画の契機となった奇才リー・バノンのNinja Tuneからのアルバムからの1曲。必見の初来日!
https://www.youtube.com/watch?v=IXIKeqSMsmU

DJ AYASHIGE - ele-king

Storm of Spring Chart


1
Lou Reed - Metal Machine Music

2
Terry Riley - in C

3
The Flying Lizards - The Window

4
Sun Electric - Kitchen

5
Joey Beltram - Aonox

6
SUN O))) - WHITE

7
BRIAN ENO - Music For Airports

8
Buddhastick Transparent - S

9
COMPUMA - Something In The Air

10
AYASHIGE - CAFE HIMALAYA

DJ Tomoharu - ele-king

3月中頃~4月にかけて、DJ NORIさんを迎えてのPropeller17周年記念WarmRoomをはじめ、大阪からMOLE MUSICミツキくんを迎えてのMoLe×MOLE、HIKARUさんYOGURTさんを迎えてのIVYIZM 7th ANNIVERSARY PARTYと素晴らしいDJの方達が福井でプレイするPartyが盛沢山です。よろしくお願いします。

2014/03/22(SAT) "Propeller 17th Anniversary" WarmRoom @Propeller Guest/ DJ NORI
2014/03/26(WED) MoLe×MOLE @Church Guest/ DJ Mitsuki (MOLE MUSIC)
2014/04/12(SAT) IVYIZM 7th ANNIVERSARY PARTY @Propeller GUEST/ DJ HIKARU, YOGURT
2014/04/19(SAT) @Propeller
2014/04/26(SAT) D&D @Casa
2014/05/05(MON) @Creme

2014.03 recent favorites


1
Ensemble Skalectrik - Trainwrekz - Editions Mego

2
Pierre Bastien - Pop - Rephlex

3
Charles Hayward - Smell Of Metal - Kemal

4
Valentin Stip - Sigh - Other People

5
Counter Silence - Knowing the Right Question to Ask - Subexotic

6
Afterhours - Lowlife - Not Not Fun

7
Skymark - Primeiras Impressoes - Modern Sun

8
O1O - Futurespective - Further

9
Rainer Veil - New Brutalism - Modern Love

10
Untold - Black Light Spiral - Hemlock

interview with 快速東京 - ele-king


Punk Heavy Metal

快速東京
ウィーアーザワールド

felicity

Amazon iTunes

 「僕たちは悪者だから」と一ノ瀬雄太は取材の最後にぽつりと言った。
 快速東京は悪者ではない。が、そう言いたくなる気持ちもわからなくもない。彼らは、いまの日本では確実に少数派だろう。涙もろく、猫も杓子も「がんばれ」のこのご時世、快速東京の切り込み方は例外に思える。「ムダじゃん、ムダじゃん、いいじゃん」とか、「あー、ムダじゃん、絶望なんて」とか、ニヒルな言葉を撃ちまくる。いまどき、こんなパンク・ソングなんて誰が聴こうか。
 快速東京は浮いている。ふざけているし、ナンセンスを面白がるような、ある種プリティ・ヴェイカントな感性が、真面目腐った日本で素直に受け入れられるとも思えない。思えば、セックス・ピストルズも出て来たときはアレルギー反応を示した人が多かった。時代は変われど、世のなかに何となく生まれるもやっとした情緒にあらがう小さな存在の扱いとは、だいたいそんなものでしょう。が、こういう人たちが切り拓くところには、いつの日か心地良い風が吹くものでもある。

 2013年の1年を通して、個人的にもっと数多く見たライヴが、快速東京だった。レーベルの担当者よりも多く見た自信がある。彼らが演奏するライヴ会場に行けば若い子たちが踊っている。そして、筆者よりじじいなストーンズやキッスの10倍の速さで福田哲丸が踊っている。ミック・ジャガーとマイケル・ジャクソンを高速で動かしたような面白い踊りだが、いつぶっ倒れてもおかしくない運動量で、ときにそれは「面白い」以上の迫力を見せる。
 哲丸が自らの音楽を「娯楽」とエクスキューズするわりには、その規模はまだ小さい。大きければいいってものではないのだが、彼らは規模の大きなバンドを好んでいる。筆者なんぞは、彼らが尊敬するキッスにもメタリカにも関心を持たない人間であるのだが(ブラック・サバスだけは別)、快速東京の「いま」には共感するところがある。

 この若いパンク・バンドは、大人の憂鬱をよそに、「いまを生きる」ことを強調する。LIVE NOW DIE LATER──いまを楽しもう。快速東京にとって3枚目となる『ウィーアーザワールド』が1月15日に発売された。音楽的にはいままでの路線と大きな変更はないが、表現の幅は少しばかり広がり、ゲストにはラップ・グループのコチトラ・ハグレティック・エムシーズも参加している。彼らの基本にあるのはパンクとメタルで、アメリカ系の乾いた質感を特徴としているわけだが、そのサウンドは哲丸の、叙情性のいっさいを排除した簡潔な言葉表現と良く合っている。ダメじゃん、と思えるからこそ楽になれる、前に進める、そういうやり方で彼らは時代に挑んでいる。

 以下のインタヴューからは、その歴史性を失ってからのロックの現在が読み取れるかもしれない。彼らが実は2000年代の東京のハードコアに影響を受けていたこともわかる。これはリアルな話だ。筆者でさえもその時代はハードコアのライヴハウスに足を運んだものだ。彼らがまだ10代の頃、西荻のライヴハウスで会っていたかもしれない……取材には、ギターの一ノ瀬雄太、ヴォーカルと踊りの福田哲丸、ベースの藤原一真が参加してくれた。

「“ムダ”。暗いよね、これ」(哲丸)
「暗い」(一ノ瀬)
「実はさ、これ、希望なんだけどね」(哲丸)

なんでもいいワケじゃないぜ
どうでもいいだけなのだ
ムダじゃん ムダじゃん いいじゃん
 “ムダ”

先日のクアトロのワンマンが大盛況だったんだってね。良かったという評判しか聞いてないんだけど。

一ノ瀬:ほー。

あんなにたくさんのお客さんがいるのがすごかったと、行った方々が言っててね。自分たちでも、ようやく快速東京が受け入れられてきた実感はありますか?

一ノ瀬:クアトロでワンマンをやると決めて、直前になってゲスト枠を増やすとか、そういうことをしなくて良かったなとか(笑)。

哲丸:人が増えてるなーとは思うけど。でも、増えてるからどうのとは思わない。

冷静だねー。

哲丸:増えてんなー! ぐらい(笑)。

1年ちょい前に快速東京と知り合って、それ以来、何回もライヴを見させてもらって、つくづく思ったのは、日本の音楽文化というか、シーンのなかでは、ホントに、似たものがいない。良い悪いの話じゃないんだけど、浮いているよ。

哲丸:へへへへ!

ある種逆風のなかで活動しているっていうかさ。いまの日本のシーンで、快速みたいなことをやってオーディエンスを増やしていくのって、すごいよ。この面白さを理解してもらうのが、こんなに大変だったとはねー。

哲丸:ハハハハ!

一ノ瀬:キリンのCMはそこを逆手に取って、コレを見たら気になる人も増えるだろうと思ってやってるんだけど、クアトロのワンマンも、それまで普通にワンマンやるとチケット売り切れるんで、キャパを少し広くしていかないとお客さんに悪いなって気持ちでやったから。クアトロでやりたいって思ってやったわけじゃなく、クアトロでやらないと入れない人に悪いなって気持ちでやったんですよ。

哲丸:やったらできたみたいなね。

そういうスタンスだと思うし、作年末の踊ってばかりの国との「東京ダンス」じゃないけど、まずは楽しんでもらいたいってことをやっていると思うんだけど、それがストレートに伝わらないという、変な状況もあるでしょう。

哲丸:それでもやりゃあいいじゃんってスタンス。

クアトロのライヴでの哲丸君のダンスはどうだったの?

哲丸:いやね、正月明けで、怠惰な生活がたたってか、カラダが重たくて(笑)。

いつものキレがなかった(笑)。

一ノ瀬:僕らは演奏しているから、哲丸の動きはよく見えてないんですよね。映像を見ると、「動いてるな、この人」って思うんだけど。

哲丸:(動くしか)やることないからね。

で、新作『ウィーアーザワールド』、すごく良いアルバムだと思ったし、この表現は快速にしかできないと思うんだけど、ただね、今回のひとつの関心としては、いろんなことが出来たと思うんだよ。

哲丸:そうだね。

3枚目だし、音楽性をどうするかって言ったときに、いろんな選択肢があったじゃないですか。

哲丸:流行っていたんだよな。

一ノ瀬:そうそう。

何が?

一ノ瀬:来日ラッシュがあったんですよ。ブラック・サバス、メタリカ、キッスと。けっこうメンバー全員行って。

ハハハハ、その流れすごいね。

一ノ瀬:オレ、去年ブラック・サバス死ぬほど聴いたし、まあ昔のアルバムだけど。

ああ、たしかに昨年もTシャツ着てたもんね。

一ノ瀬:ホントにそれだけ(笑)。

いや、でもスタジオ録音なわけだし。仮にブラック・サバスだとしてもスタジオ録音だからこそできることを追求するとか、いろんな選択肢はあったと思うんですよ。でも、大雑把に言って、ライヴ演奏とそう大差ない作品に仕上がったよね。

哲丸:ライヴのことしか考えていないからだよ。

ああ。

哲丸:曲作りの段階でライヴのことしか考えていないから。

一ノ瀬:そうそうそうそう。

哲丸:短くて速くて、明るくてポップで、軽快な曲はいっぱいあるから、あのセットリストに足りないモノを、なんとなく考えながらやった。

なるほど。あくまでライヴありきの楽曲なんだね。

一ノ瀬:他の楽器を入れるっていう発想は一回も出なかったすね。

哲丸:そうだね。

一ノ瀬:ギター的には、ライヴではできないことやっているところがあるんですよ。2本録ってそれぞれ違うことやってるっていう。

それは初めて?

一ノ瀬:やってたかな。ギターに関しては。

哲丸:やってたけど、今回のほうが激しいわな。

一ノ瀬:そうね。

哲丸君と一ノ瀬君ふたりの友情関係は大丈夫だったの?

一ノ瀬:いや、もう、最初から一回も仲良くないから。

ハハハハ!

哲丸:いや、変わらないよ。ずっと一緒。

一ノ瀬:永遠に仲悪いから。

ハハハハ、面白いな-(笑)。本当に仲悪いからね。なのに、しっかり作品作れるからすごいよ。

哲丸:そこは櫻木さん(※レーベルのボス)の仕事だから。

一ノ瀬:オレらはね、ワイワイやってればいいから。

仲良しで「良いね」「良いね」なんて言い合ってるようじゃダメでしょう。喧嘩ぐらいしなきゃ良い物なんてできないよね。偉大なバンドはみんなメンバー仲悪いじゃん。

哲丸:今回はね、来日があったことが大きかったかも。

一ノ瀬:大きいよ。

哲丸:険悪な関係でも、キッスが来たら一緒に行くとか(笑)。

一ノ瀬:そう。

哲丸:ブラック・サバスが来て、雄太だけ行って、その感想を聞いて「良いなー」って思うとか。

一ノ瀬:こいつ、来日アーティストに高い金払って見に行くって発想なかったから。

哲丸:でもキッスは行かないと。

一ノ瀬:オレはガキの頃にオヤジにストーンズとか連れて行かれてるから、そういう発想があるんだよ。

哲丸:こういう、仲が悪くても好きなモノが一緒だから、好きなモノの話はできるじゃないですか。

一ノ瀬:いやでもね、見方が違う。

哲丸:ホントに見方が違う。

一ノ瀬:感想の話とかすると揉めるもんな。

哲丸:へへへへ!

一ノ瀬:面倒くさい!

哲丸君はホントに面倒くさいよ。

哲丸:いいんだよ!

[[SplitPage]]

オレらがバラードを作ることはないってことだけはわかっているんですけど。「やらない」ことははっきりしているんだけど、「やりたいこと」はわりとほんわかしていて。


Punk Heavy Metal

快速東京
ウィーアーザワールド

felicity

Amazon iTunes

リリースが予定よりも遅れたじゃない。それは何でだったの?

一ノ瀬:あれはね、googleのキャンペーン・ソングとかあったからだもんな。

哲丸:いろいろやってたから。

キリンのCMもね。

一ノ瀬:ああいうのがあったり、いろいろあったから、レコーディングを遅らせてもいいかという話になったんです。

哲丸君は昔から歌詞を書くのが早いと評判だけどさ。

哲丸:オレ、遅かった。今回は遅かった。

一ノ瀬:なんか、最後の最後まで、ごにょごにょやってたよな。

哲丸:書き方を変えたんですよ。みんなちょっと変えたように、オレもちょっと変えたいと思った。オレは楽器持ってないから、変えられるのは歌詞の書き方だけだって。

歌い方も変わったよね。

哲丸:ホント?

一ノ瀬:メロディが出現しているんですよね。

あと、歌い方がよりパンキッシュになった。

一ノ瀬:ほー。

哲丸:へー。

それない?

一真:ジョニー・ロットン風味になった。

ねえ?

一ノ瀬:それもねー、さも考えているようだけど、実は考えていないから。全然そんなことない。

哲丸:ハハハハ。

でもオレは、今回のアルバムでアンガー(怒り)をより強く感じたんですよ。

一ノ瀬:そこはね、オレは哲丸も大人になったなと思ったところがあったんだけど、でも、ちょっと説教臭いんじゃない?

えー、全然説教臭くないよ。むしろ、快速東京は、情緒とか、詩情とか、日本人が好きなウェットな感情をホントに取り入れないじゃない。

哲丸:入れないね。

それを売りにしないというか、そこが素晴らしいと思うんだよ。

哲丸:娯楽だから。

一ノ瀬:その解釈はすごいね。たしかにそうかも! そういうものは全然オレらにはないですね。

娯楽って言ってもね、ビジネスを考えれば、しんみりした音楽のほうが売れるわけだよ。

哲丸:そこを考えてないから。

わかってて逆らっているのか、はなっからそれがないのか。

哲丸:はなっからないんだと思う。

そうなんだ。

哲丸:音楽をやる理由がそこにない。

一ノ瀬:だけどね、意外とオジー・オズボーンやメタリカは詩情を出しているときもある。キッスにはないけどね。

オジー・オズボーンはなんかわかる。

一ノ瀬:子供が生まれたときに優しい曲を書いているんですよ。けっこう、可愛いヤツなんですよ。

哲丸:生まれたらオレだって書くかもよ。

一ノ瀬:ブラック・サバスで最初あんなダークなアルバムを作ったのも、当時ゾンビ映画を作っていて、ただそれだけだっていうね。

あの人たちは工場の町の労働者階級に生まれ育ったから、その環境に影響されたとも言ってるけどね。

哲丸:それはわかる。そこへいくとオレたちは、まあまあ幸せな家庭に育っているから、そんなヤツらが「生活が-」とか歌っても説得力ないじゃん。

そうは言うけど、哲丸君の言葉には何か訴えるものがあると思うよ。今回も“ハラヘリ”とか“ダラダラ”とか“ムダ”とかさ、良い歌詞がいっぱいあって、さらに言葉の力も強まっていると思ったけど。

哲丸:お、“ハラヘリ”っていま言ったよ(笑)。

一ノ瀬:すげー、“ハラヘリ”に言及した(笑)。

面白いよ、あれ。

哲丸:だよねー。ほらー、ハハハハ!

一ノ瀬:やっぱ虚無感みたいなもの(笑)?

哲丸君がいちばん気に入っている歌詞はどれ?

哲丸:いや、別に、歌詞はぜんぶよく書けているでしょう。今回は、たくさん書いて、削って作っているの。このことは、原爆オナニーズのタイロウさんとの対談が関係しているんだけど、ま、それはいいとして、歌詞かぁ。

一ノ瀬:気に入ってる曲は何よ?

哲丸:オレは“ヤダ”とか好きだよ。

一ノ瀬:“ゴハン”がいいって言うのは?

哲丸:“ゴハン”は、曲における歌詞という意味では、いちばんハマったなと思ってる。僕のなかのパンクというぼんやりしたもののなかに、“ゴハン”という曲はばっちりハマった。書いて、「わー、パンクだ、これ」と思った。

一ノ瀬君は?

哲丸:知らないだろ、歌詞なんて。

一ノ瀬:いや、こないだも久しぶりに聴いたけどさ。オレはやっぱ“メタルマン”がね。

哲丸:ハハハハ。

“メタルマン”と“あくまくん”が好きなんだ。

一ノ瀬:ていうか、“メタルマン”はオレの曲で、オレが種を撒き、「お前ら触るなー」って育てているわけですけど。で、“メタルマン2”の歌詞を書いたとき、哲丸もやっとオレが言ってることがわかってきたなと思って。それは、歌詞の内容じゃなく、アクセントの置き方とか、そういうところで、他の曲は、オレが思っていたアクセントとは違っているところがいっぱいあるわけ。だけど、“メタルマン”は、アクセントが良い感じで入っている。

哲丸:一真はどれが好き?

一ノ瀬+哲丸:思い出して!

一真:……。

ここに歌詞カードあるよ。

一真:……。

もっとも哲丸らしいなと思うのはどれ?

一真:……。

“ダラダラ”なんか哲丸節って感じじゃない?

一ノ瀬:これは説教臭さがないですよね。

哲丸:あれは時間がかかってない歌詞だね。

一ノ瀬:“アトム”なんかは哲丸にしては……。

哲丸:いや、あれはいろいろあんだよ。

ポリティカルだしね。

哲丸:ハハハハ。

一ノ瀬:そういうことは出さないほうが、あんときは格好いいと思っていたんだけど……

一真:“ムダ”。

哲丸:“ムダ”。暗いよね、これ。

一ノ瀬:暗い。

哲丸:実はさ、これ、希望なんだけどね。

一ノ瀬:とにかく、哲丸の変化は感じてましたね。

哲丸:いいじゃん。

一ノ瀬:難しいことを言うようになったとは思いましたね。

一真:「じゃん」って言い方が哲丸らしいよね。

哲丸:ハハハハ!

一ノ瀬:腹立つよね。

え、なんで(笑)?

一ノ瀬:うーん!

哲丸:ハハハハ!

一ノ瀬:まあ、歌詞はこいつの聖域だから、よほど迷っているときぐらいしか、オレらにも相談しないし、せいぜい「どっちが1番がいい」ぐらいだよね。

哲丸:そうそう。

音楽的な主導権は一ノ瀬君なの?

一ノ瀬:いや、それは全員。

哲丸:「このあとどうしたら格好いいかな」とか、「キッスだったらこんなにドラムを細かくしないよ」とか。

一ノ瀬:意外とみんなで話しているんですよ。オレが主導権を握ったのは“メタルマン2”ぐらいで、あとはみんなで話し合ってやってますね。誰かが主導権握って、ひとりの頭で作れば、スタジオ代1/4で済みますよ。必ず、音を出して、確認するんですよ。オレがギターを弾いて、それをみんなで聴いて、そこからリズムを考えてって。時間がかかるんです。

哲丸:意外と建設的だよね。

一ノ瀬:全員が「いい」ってなると、「ヨシ!」ってね。

しかし、今回は3作目だしさ、何か仕掛けてくるかなという期待もあったんだけどね。変化球とかさ。

哲丸:やらんね。

一ノ瀬:オレら、そんなにクレバーじゃなかったんでしょう。

いや、賢さっていうか、バンドの信念みたいなものがあるのかな?

一ノ瀬:実は、信念もそんなないし……いや、オレらがバラードを作ることはないってことだけはわかっているんですけど。「やらない」ことははっきりしているんだけど、「やりたいこと」はわりとほんわかしていて。将司がおそいリズムを叩きたいと言ったのも意外だったし、あいつがキッスを聴き出したりとか。メタリカも遅い曲あるし。みんながステージに上がってやりたいことをやる、で、一真だけが一段上から見下ろしているっていうね。

哲丸:(一真が)いちばん冷静な判断をするからね。

一真君もキッスやメタリカが好きなの?

一真:好きですけど……。

哲丸:ハハハハ。

強制されたの?

一真:いやいや、そういうわけじゃないですけど。高校のときに聴いてたけど、最近は聴かないですね。

だってさ、世代的にはおかしいでしょ。キッスはオレが小学校のときだったし、メタリカだって80年代からいるバンドだし。

一ノ瀬:メタリカやストーンズを好きなのって、僕らよりも下が多くて。
意外なんだけど。

[[SplitPage]]

東京のリアルってハードコアだったんですよ。哲丸もやっぱそうだし。東京人はみんな聴いていたんだよな、ハードコア。


Punk Heavy Metal

快速東京
ウィーアーザワールド

felicity

Amazon iTunes

ずっと思っていたんですけど、快速東京のお客さんは本当に若いじゃない。若い人が多いよね。

一ノ瀬:オレらの世代は、せいぜいニルヴァーナとか。もうちょっとリアルタイム感があったんですよ。90年代の音楽だったりとか。でも、いまの子たちは、ネットのせいなのか、マジで時間がフラットなんですよ。2000年以前はぜんぶ一緒くたに考えているから。

哲丸:「昔の音楽」みたいな。音楽の時間軸がない。

一ノ瀬:アナログ・レコーディングもエフェクトのひとつぐらいにしか考えてないから、悪い音でも素直に聴けてしまっているんだよね。オレらよろ上になると、80年代以前は古くさくて聴けないみたい人もいるんだけど、(中尾)憲太郎さんとかそうだよ。うちのプロデューサーです。ナンバー・ガールのベースやっていた。「オレらのときは、ニルヴァーナより昔の音は古くさくて聴けなかったけどね」って言ってたよね。リアルタイム感があるんですよ。

哲丸:ロックにまだ時間軸があったときだよね。

一ノ瀬:いまではもう歴史になってるから。いまロックが生まれている実感がない。

まあ、言い方変えれば、ブラック・サバスと競り合わなければならないわけだ。

一ノ瀬:そうそう。新しいものを目指すとロックから離れなければならないという、この矛盾を抱えながらやっている。最近メジャー・レーベルがやっているのは、みんな、裏打ちの速いリズムで、そこに日本人ぽいメロディが乗るっていう。それってでも、日本にしかないから、新しいんですよ、サビでハモっちゃたりして。

ちょっとエモな感じ?

一ノ瀬:90年代のエモの影響は大きいですよ。でも、イギリスなんかは、アークティック・モンキーズみたいに、ちゃんとブルースの影響が残っているところが面白いなーと思いますね。

哲丸:日本にはロックがなかったからさ。

一ノ瀬:メロディがさ。

哲丸:歌謡曲みたいになっちゃうんですよ。

一ノ瀬:アメリカ人がロックやると、そうはならない。

哲丸:生活にロックがある感じがするんだよね。

一ノ瀬:生まれ育ったところのメロディが違うんだよね。

みんな、同世代のなかでも浮いてたでしょ?

一ノ瀬:どこで?

学校とかで。

一ノ瀬:多摩美時代には、テクノ好きばかりだったね。

マジで?

一ノ瀬:ホント、そうすよ。オレの入ったときは、『トレインスポッティング』世代が多くて、みんな“ボーン・スリッピー”から入ったみたいな。
週末はアゲハに行くみたいな(笑)。そんなヤツばっかりで、オレなんかが「ギター弾いてるんだよね」って言うと、みんなピンと来ないっていうか。やっとテクノ・ブームが終わりつつあるよ。東京人からすると、東京のリアルってテクノじゃないんだよね。オレが高校のときは、みんなバンドだった。銀杏ボーイズも人気あったけど、東京のハードコア・バンドに詳しいヤツ、いっぱいいたもん。で、大学に入ったら、田舎もんがいっぱい来て、「東京はテクノだね」って。

それ何年の話?

一ノ瀬:8年前ぐらい?

『トレインスポッティング』って1996年の映画だよ、多摩美のその子らが時代錯誤だっただけでしょう。

一ノ瀬:そうそう、田舎もんなんですよ。

“ボーン・スリッピー”なんてもうかなり昔だよ(※1995年)。テクノのDJ、いまさらそんなものかけないから。

一ノ瀬:だから音楽好きじゃないヤツらが、テクノとかって言いだして、アゲハ行ってって、そんな感じだったんですよ。

それはダサ過ぎるよー。

一ノ瀬:ですよね。まあ、それはとにかく、東京のリアルってハードコアだったんですよ。哲丸もやっぱそうだし。東京人はみんな聴いていたんだよな、ハードコア。

オレでさえSFPを聴いていたからね、2000年代の東京がハードコアだっていうのは理解できる。みんなはどんなハードコアを聴いていたの?

哲丸:僕はレス・ザン・TVですよ。僕は、どしゃーと社会的なことを歌うのは耳が痛いってなってしまうんですけど、レス・ザン・TVの面白さは、客がみんな爆笑しているんですよ。だからあの人たちがやっている音楽にはユーモアがある。だけど、「それがどんな音楽か」と訊かれれば、ハードコアとかパンクとしか答えようがない。その現象が、僕にはハードコアだと。

一ノ瀬:ポリティカルなヤツらって、ハードコアにいなかったよね。

哲丸:いなかった。

一ノ瀬:BREAKfASTの“VOTE!!”が出たときは、すごかった。革命を感じたね。そこを歌ってしまうんだ! って思った。

哲丸:あれはすごかった。面白かったもん。

へー、ちょっと意外。でもさ、BREAKfAST聴いている子なんて、同世代で言ったらかなりの少数派でしょう。

一ノ瀬:そりゃそうですよ。

哲丸:みんな、くるりとかさ、ナンバー・ガールとか、アジカンとか。

一ノ瀬:ハイスタの残り香のあるようなのとか、そういうのはいたけど、オレがクラプトンのライヴに行くことを理解できる友だちはいなかったです。

哲丸:オレもひとりでレス・ザンのライヴに行っていたから。

一ノ瀬:そういえば、高校のときもメタリカ聴いてたヤツなんかいなかったなー。

だから一ノ瀬君が高校生のときなんか、メタリカのピークは過ぎていたでしょ。

一ノ瀬:そうっすね。

哲丸:オレらの世代だと、まわりは、洋楽自体をもうあんま聴いてなかったもんな。

一ノ瀬:グリーンデイぐらいじゃない。オフ・スプリングとかね。

哲丸:ああ、そういうのはいたね。

一ノ瀬:そこを入口に深いほうに行くヤツはいたよ。

哲丸:オレのまわりにはいなかったな。

いまの、ハードコアが背景にあるのは面白い話だと思ったんだけど、快速東京のライヴでもみんな笑ってるじゃん。

哲丸:やっぱそうじゃなきゃ、意味ないもん。

一ノ瀬:楽しむことがいちばん大切なのに……、楽しくないライヴ多いよね。

哲丸:ライヴを聴いて、次朝起きて曲を思い出して、そして思いを深めてとか、止めて欲しい。オレらのライヴが終わったら、それはそれまで。オレらの話なんかしなくていい。

一ノ瀬:そこは見に来た人が勝手に考えることだろ。

哲丸:ぜんぜんそうなんだけど、僕がやりたいのはそういうこと。

余韻を残すようなことはしたくないだよね。

哲丸:その瞬間に「イエー!」で。

ユーモアとか反抗心とか、いろんなもんが吐き出ているんだけど、スカッと終わる。

哲丸:娯楽だから。

一ノ瀬:エンターメインメントだから。

ところが日本のロックって、なんかちょっとトラウマがないとっていう。

一ノ瀬:そうそう。

哲丸:あれなんでなの?

一ノ瀬:演歌だからね。不倫のカルチャーでしょ。

哲丸:やべー(笑)。

なにそれ?

一ノ瀬:不倫の歌って多いじゃないですか。でもオレ、“孫”とか売れたときに晴れやかなものを感じて、演歌も進化してんなーと思ったことがある。

哲丸:氷川きよしもいいよな。♪やだねってら、やだね~。

一ノ瀬:あれ、ロックだよ。ジェロも良いよね。でも、“天城越え”とか言われると「ちょっとなー」って。

“天城越え”、いい曲じゃん(笑)。

哲丸:良い曲なんだよ(笑)。でもなー。

一ノ瀬:「越えられてもなー」って(笑)。

ハハハハ。

一ノ瀬:オレら、わりと真面目に音楽聴いてるんですよ。演歌だってちゃんと聴いてる。

そうだよね、“天城越え”なんか君らの世代は知らないものね。

一ノ瀬:アイドル文化の歌詞には最近は違和感を感じね。「みんな元気を出しましょー」とか。なんか、気持ち悪いんだよね。アイドル・カルチャーこそ本来はエンターテインメントであるはずなのに。

哲丸:ありゃ-、また別モノだからな。

銀杏ボーイズの峯田君が、アイドルよりもこっち(ロック)のほうが格好いいよってことは言いたいみたいな話をしてて。たしかに、オレも正月帰省して同世代のヤツらと会ったりして、同世代のいいオヤジがアイドルに夢中になっている様を見ると、ちょっとマズいかもって思っちゃうよね(笑)。

一ノ瀬:合法ロリっていうか、海外ではNGじゃないですか。レディ・ガガがあれを批判的にやってるってことを気づけてないこともすごくダサいし。アンチテーゼってことが理解できてないんじゃないのかなって思いますね。

哲丸:お国柄かな。

一ノ瀬:励ましソングもいいけど、実際に励ますとき、励ましの言葉じゃない表現もあるじゃないですか。「元気出せよ」じゃなくて、「ふざけんなよ、おまえ」っていうのも励ましだったりするわけですよ。そういうことが理解できなくなっちゃったんですよ。

哲丸:みんな疲れちゃってんだよ。

一ノ瀬:疲れかぁ?

哲丸:だって、満員電車に乗ると、隣のサラリーマンのイヤホンの音がもれてくるわけですよ。そうするとさ、西野カナとか、慰めている曲を聴いているわけですよ。「がんばって」とか。「大丈夫だよ」とか。「なんとかなるよ」とか。そういうのばっか聴いてる。みんな、余裕がないですよ。ロックは、余裕がないとできないと思っているから。

心の余裕だよね。

哲丸:そう、心の余裕。

一ノ瀬:金銭的な余裕がまったくないのも問題ですけどね。

哲丸:余裕がないんだよ。

一ノ瀬:オレ、そこだけじゃないと思うけどな。そこもあるんだけど、やっぱアンチテーゼを理解できないってことも大きいと思うよ。たとえば会田誠の絵を見てさ、あれはただのロリ好きのおじさんって本気で思っちゃってるじゃない。

哲丸:思ってるね。

一ノ瀬:でも違うじゃん。あれはアンチテーゼじゃん。そこが理解できないのよ。その裏側に何があるのかってことを。

哲丸:だから、考える余裕がない。

一ノ瀬:ま、それもそうか。

哲丸:見たまんま理解しちゃってるから。

一ノ瀬:宮崎駿の作品でさえ批判があるのに、なんでアイドルにはそれがないのかって。

別にその人の趣味だったらどうでも良いけど、2~3年前までロックについて書いていたような、偏差値高そうな連中まで本気で論じちゃったりとかね(笑)。

一ノ瀬:昔のちゃんとしたアイドルとはまた別モノだからね。海外にもアイドルいるけど、歌うまいし、曲も自分で書いたりしているし。でも、日本では、なんかおっさんに踊らされてるっていうか。小学生や中学生の女の子は憧れらるからなりたいと思うじゃないですか。

[[SplitPage]]

会田誠はそのあたりうまいよね。アンチテーゼをうまく出せていると思う。直接的な言い方はしないけど、めちゃくちゃ批判しているっていうね。


Punk Heavy Metal

快速東京
ウィーアーザワールド

felicity

Amazon iTunes

踊ってばかりの国もそういうところがあるけど、哲丸君の歌詞にはトゲがあって、でも、いまの日本ではそのトゲを見ないようにするっていう風向きが強いよね。

哲丸:ハハハハ。

一ノ瀬:会田誠はそのあたりうまいよね。アンチテーゼをうまく出せていると思う。直接的な言い方はしないけど、めちゃくちゃ批判しているっていうね。

傷つけ合うのが恐いみたいな空気感があると思うんだけど、快速東京は良いよ、ふたりが仲良く喧嘩しててさ。

一ノ瀬:銀杏ボーイズみたいに(売れている)数字もあって、知らない人はいないような存在でさえも、なんかメインストリームからははじかれるっていうか。アイドルって、結局、無害で、いっさいの苦情が来ないような、綺麗なことしか歌えないようなカルチャーになってしまっているわけですよ。あの子たちもすげーがんばって、だんだん人気も出てって、それで会場も大きくなっていって、ももクロじゃないけど、日産スタジアムでどかーんって。それを記録して、見せて……で、それって、キッスとどこが違うだ? って言われれば、「同じじゃん」とも思うんだけど(笑)、でも、それを気持ち悪いって言う人間がひとりもいない状況は絶対に良くないよね。

哲丸:まあ、アイドル自身は悪くないからな。

一ノ瀬:でも、人生のいちばん大切なときに勉強しないでさぁ、どうするんだろうなぁって思うよ。

日本のロック・バンドにがんばって欲しいよ、マジで。

一ノ瀬:がんばったほうがいいすよね。まあ、オレの読みでは、もうすぐロック・ブームが来るので。

どこに根拠があるの(笑)?

一ノ瀬:いや、もう流れがきてますよ。僕の世代では、モーニング娘が下火になったときに、銀杏が出てきている。だから、AKBがそうなったときに(ロックが)出てきますよ。まあ、これだけアイドルの時代が続いてるんだから、そろそろ下火になっていくでしょう。

今日は、せっかく一真君がいるんだし、彼の話を聞こうよ。

一ノ瀬:いいね!

一真君から見て、いまバンドはどう?

一真:どうって?

この1年で、どう飛躍したのか、どう変化したのか、どう……。

一真:どう変化?

なんか感想あるでしょう?

一真:あんま変わってないですね。最初からこんな感じですよ。

バンドにとってベースは重要だよね。

一ノ瀬+哲丸:ハハハハハ!

一真:ホントは、もっとうまく演奏したいんですけど、できないんで……。

一ノ瀬:いいよ、ルート弾きが似合っている人もあんまいないから。

哲丸:一真はそこにいるだけで格好いいんだよ。

一ノ瀬:ここにめちゃくちゃうまいヤツが来ても面白くないから。

哲丸:そんなじゃ、やる気なくなっちゃうよ。

一ノ瀬:オレ、絶対にソロ弾かないよ。

一真:ホントはね、フーみたいなベースを弾きたいんですけど。

一ノ瀬+哲丸:おいおい!

哲丸:すごいの出すね-(笑)。

志は高いほうがいいでしょ。いずれベースソロが聴けそうだね。

一ノ瀬:ルート音のベースソロね。♪だらだだ~。

哲丸:格好いい~、格好良いね。

今回の『ウィーアーザワールド』は、資料には「東京から世界へ」って書いてあるけど、本気で世界進出を意識しているの?

一ノ瀬:前作が『ロックインジャパン』だったから、今回は「ワールド」ってことで広くなるのと。

ハハハハ、「ジャパン」の次に「アジア」とか、それはなかったの?

一ノ瀬:たまたま“ウィ・アー・ザ・ワールドを聴いたんですよ。「これだ!」って。で、後付けの意味としてはだんだん広くなっている。意味ありげなね。オレらがそれを言ったら、マイケル・ジャクソンの“ウィ・アー・ザ・ワールドとは別の意味を持てるだろうって。『ロックインジャパン』のときも、オレらが同じ言葉を使えば、あのフェスとは別の意味を受け取る人もいるはずだと。発言者によって意味が変わって聞こえる有名な単語。

オレは深読みしちゃって。

哲丸:それはしてくれたほうが良いね。

一ノ瀬:深読みしやすいタイトルだからね。

「オレたちが世界だ、おまえたちに見えてない世界がここにある」っていう風に。

一ノ瀬:あ、それ良いね。

哲丸:そうしよ。

一ノ瀬:良いタイトルだな。

哲丸:それで決まりだな。

ところで今回のデザインは何? 不評だった、カッターで切らないと開かない仕様をまたしても踏襲しているけど。

一ノ瀬:いや、これは意志持ってやっているんだから! 中古対策なんで
す。BOOK OFFに持っていっても、ジャケが破けているから、値段が下がるはずでしょ。

売るなと。

一ノ瀬:そう。あとは自分で開ける感動だよね。一回PCに取り込んでもう開かれないCDじゃなくて、友だちにデータ送るんじゃなくて、モノとしてこのCDを貸してやって欲しい。

デザインは一ノ瀬君の聖域になっているの?

一ノ瀬:いや、ベースはオレが考えているんですけど、歌詞カードは前作の倍の大きさにしたいってい意見があって。

歌詞カードの文字もでかいしね(笑)。

一ノ瀬:だから重いんだよ。

哲丸:重いCDっていいじゃん。モノ感があって良いよ。

一ノ瀬:オレは紙のケースが良かったんだけど、意外なことに哲丸がプラケースが良いって。

哲丸:オレはデジパックでも良かったけど、雄太のアイデアがデジパックでなければいけないほどのものじゃなかったから、じゃあ、プラでいいんじゃない? って。

細かい話だけど、『ウィーアーザワールド』のこの書体は?

一ノ瀬:ハハハハ、それは勘亭流っていういちばんダサい書体で、そのダサい書体をどう使うのかっていうのが自分のテーマとしてあって。

哲丸:これだけはオレも一発で良いなって思ったね。

一ノ瀬:説明しちゃうと、段ボールに「取り扱い注意」ってステッカーが貼ってあるイメージなんです。

いちいち理由があるんだね。

哲丸:ハハハハ。

一ノ瀬:そう、ぜんぶ理由があってやっているから。

(了)

Sound Patrol - ele-king

FKA twigs - Water Me


 顔が似ているからだろう、明らかにツィギーを縮めたネーミングで、セカンド・シングルからは「旧」を表すFKA(=Formelly known as)という3文字が加わった。基本的にはマッシヴ・アタックやポーティスヘッドを受け継ぐ存在と言われ、大半の曲は確かにそうなんだけど、Bサイドに収録されていた"ウォーター・ミー"が別な意味でとにかく素晴らしい。ユーチューブの再生回数も他の曲を遥かに上回っている。これは、穿って言えば、メデリン・マーキーの試みをコマーシャルなモードへと移し変えたもので、実際に『セント』を聴いてインスパイアされたものではないだろうか(共同プロデューサーのアーカは過去にアンビエント・タイプのヒップ・ホップ・アルバムをリリースしているので、独自にたどり着いた可能性も高い→https://www.youtube.com/watch?v=1FLFnmv1wWI)。東京オリンピックのこともあるし、亡くなられた木村恒久氏が奥さんのことを「ツィギー」と呼んでいたことを思い出す(マリー・クァントをモチーフにしたらしきヴィデオは視聴制限がかかっている)。DLコードを印刷したインナーのデザインがまたオシャレ。

R&B

Jameszoo - The Clumtwins - Water Me


 アムステルダムから脱力系グリッチ・ホップの4作目。ダブステップ以降のTTCというか、ギャグが決まらないエイフェックス・ツインというか、いつも真剣にフザけていて、テンションが上がれば上がるほど悲しみが滲み出るタイプ。あるいは笑いと悲しみが極端に分離したかと思うと、一気に融合したりして、外れも多いけど、面白いときはホントに面白いので、ついつい、追っかけてしまい......。とはいえ、ジャズを扱うセンスも充分にあったりして、なにもかもが複雑すぎるので、こういう人は絶対に売れないと思っていたら、昨年末にフライング・ロータスと意気投合したようで......(どうなるんでしょう?)。

AbstractDubstep

Curt Crackrach - Alice Dee feat. Nikhil Singh and Carmen Incarnadine


 ナッティマリの変名によるデビュー・アルバムから12分を越すダブ・ヴァージョンを。春ぐらいにジェシー・ルインズがチャートでアルバム・ヴァージョンを紹介していましたけど(https://www.youtube.com/watch?v=pVz1HSBUU6w)、いや、しかし、ここまでやるかというほどトリップさせてくれる。それに関してはまったく妥協がない。といっても、最初に目を引くのは映像で、ふらふらと街をうろつくアリスが心配で、結果がわかってからも何度も観てしまいました(基本的には音が気持ちいいからだけど)。いつもクラブで友だちの介抱役になってしまう人ほど楽しめるのか、それとも、その逆なのか。ドラッグ・カルチャーって友だちとの距離感を再認識させてくれますよねw。これは、しかし、12インチでリリースされないのかなー。

Dub

E + E - Elysian Dream


 工藤キキがNYから「この人は最高!」とリポートしていた〈フェイド・トゥ・マインド〉のDJ、トータル・フリーダムが昨年末に(新曲だけで)コンパイルした『ブラスティング・ヴォイス』(ティーンエイジ・ティアドロップ)で、最もユニークだと感じられた曲(トータル・フリーダム自身はドラム・ソロ!)。ドローンとR&Bが過不足なく接点を探ったような曲で、E + E ことイーライジャ・クランプトンはサウンドクラウドも抹消してしまったようで、現代音楽かと思えばクンビアと、まったく正体がつかめません。この1曲を聴くだけです。......それにしても、これはなんなんだろう? リクレイム・ザ・ストリートの仲間?→https://www.youtube.com/watch?v=9IUA3FbHBlY

ExperimentalDroneRnB

Jar Moff - Tziaitzomanasou


 経済が逼迫したからか、それとも、その危機感を脱したからか、大挙して様々なジャンルのミュージシャンが飛び出してきたギリシャからアンディ・ストットへのアンサー。エッジがキレいに処理され、鉄鎚感にもストレートには訴えないインダストリアルの変り種はケイヒンにも倉本くんにも支持されないだろうが、マシュウデイヴィッドの〈リーヴィング〉を経て〈パン〉からリリースされたミニ・アルバム『コマーシャル・マウス』では松村くん好みのレコメン系スキルが種々雑多に取り入れられ、聴き応えがあるなんてものじゃない完成度。日本でも黒沢清が浮上してきたのは不況がどん底と言われた時期だったし、経済危機にもなってみるものかも。

industrial

Wrekmeister Harmonies - You've Always Meant So Much To Me


 〈スリル・ジョッキー〉がドゥーム・メタル! それだけで聴きたくなりましたよね。探してみたらユーチューブにフル・アルバムで上がってるし。もうちょっと短いやつは意味がさっぱりわからなかった......→https://www.youtube.com/watch?v=5OcTy05Gn18

Doom Metal

Andy Kolwes - Walk To The moon


まー、最後はまったりとディープ・ハウスで。

Deep House

 レイバーディ・ウィークエンド(日本でいう勤労感謝の日、9月最初の週末)に、ブルックリンのインディ・レーベル〈キャプチャード・トラックス〉の5周年記念パーティ(CT5)がブシュウィックのビアガーデンのウエルで開催された。ラインアップは以下の通り。

DAY 1  8/31 (sat)
HEAVENLY BEAT (ヘヴンリー・ビート)
CHRIS COHEN (クリス・コーヘン)
MINKS (ミンクス)
BLOUSE (ブラウス)
MAC DEMARCO (マック・デマルコ)
DIIV (ダイヴ)

DAY 2 9/1 (sun)
ALEX CALDER (アレックス・カルダー)
SOFT METALS (ソフト・メタルス)
SPECIAL GUESTS (スペシャル・ゲスツ)
WIDOWSPEAK (ウィドウスピーク)
BEACH FOSSILS (ビーチ・フォシルス)
WILD NOTHING (ワイルド・ナッシング)

 チケットは1日$30。同じ日(8/31)にユニオンプールのサマー・サンダーでサーストン・ムーアとダニエル・ヒグスをフリー見たあとに$30(!)と思ったが、フェスが終わる頃にはそんなことも忘れた。

 〈キャプチャード・トラックス〉は、設立者マイク・スニパーのバンド、ブランク・ドッグス他、ダムダム・ガールズ(マイクは初期ダムダムのメンバー)、グラス・ウィドウ、オーシーズ、レターエス、ヴェロニカ・フォールズなどのバンドのシングルから、最近はビーチ・フォシルス、ワイルド・ナッシング、スウェーデンのホログラムス(インタヴュー最後でマイクが話している、彼の聞きたかったパンク・バンド)などをリリースしている。モノクローム・セット、クリーナーズ・フロム・ヴィーナス、ウェイク、サーヴァンツなどの、英国バンド、シューゲイザーの再発にも力をいれている。また、このフェスの週末から、ヴァイナルのみのレコード屋もグリーンポイントにオープンした。
https://capturedtracks.com/news/captured-tracks-shop-now-open/

 2日目のスペシャル・ゲスツ、ダイヴ、ビーチ・フォシル、ワイルド・ナッシング、マック・デマルコのスーパーグループ(シット・ファーザー)では、〈キャプチャード・トラックス〉から再発されたクリーナーズ・フロム・ヴィーナスの「オンリー・ア・シャドウ」、「ヴィクトリア・グレイ」、レーベルオーナーのバンドであるブランク・ドッグスの「ティン・バード」のカヴァー。
 その他、ザ・ウェイク(ボビー・ギレスビーが一時メンバーだった)の「ペイル・スペクトル」では、コールがブラウスのチャーリに変装(?)してプレイ。ワンピースと黒のロングヘアで、本物と同じぐらい可愛いし、このスーパーグループは、レーベルのいまと再発バンドを楽しめる良い企画だった。



 ウィドウ・スピーク、ビーチ・フォシルス、ワイルド・ナッシングと代表アーティストを続けて見たが、何層にも重なったギター・サウンドやファジーなガレージ・ロック、ドリーミー・ポップなどすべてにスーパー・バンドで見たような80年代の英国音楽の影響を感じさせながら、独自の音楽を発展させていた。物販テーブルでは、お客さんやスタッフたちが情報交換し、一番前でノリノリの人から、後ろでまったりしている人、いろんな種類の人が〈キャプチャード・トラックス〉を軸に集まっていたのは、一昔前のインディポップ・フェスっぽくもあった。

https://www.brooklynvegan.com/archives/2013/09/mac_demarco_col.html

 以下、レーベル設立者のマイク・スニパーへの話をバッド・ヴァイブスのサイトから抜粋。
https://www.gimmebadvibes.com/...

〈キャプチャード・トラックス〉の声明を教えてください。

マイク(以下、M):メジャー・リリースがないアーティスト、PRをすでに築き上げているアーティストにサインすること。音楽が一番だけど、レーベル関連の考えには疑問を持っていたから、〈クリエイション〉、〈ファクトリー〉、昔の〈4AD〉の凄さについて考えさせられた。彼らの主要アーティストはそのレーベルに最初からいるし、〈クリエイション〉に関してはアラン・マッギーに発見され、その後盗まれている。
 現代のたくさんのインディ・レーベルより、60~70年代のメジャーがイケてた頃の、たとえば60年代の〈アトランティック〉や70年代後期から初期80年代の〈サイア〉のことを考えてみようよ。現代とは違う時代だけど、少なくとも彼らは、『ピッチフォーク』や『NME』のお墨付き(もしくはそれに値するもの)を待つことなく、新しい才能を見つけることに頭を使っていたし、それに賭けていた。もしエコー・アンド・ザ・バニーメンがいま現れたら、たぶんアンダーグラウンドのためのレコードを作って終わっていると思うし、すべてのメジャー・レーベルやコロンビアは目も向けなかっただろうね。スミスやジーザス・アンド・メリーチェインがデモを送っても「お墨付きがない」というだけで無視されてただろうね。

レコード会社やレコード会社というコンセプトは、2000年代に終わってしまったと考えますか?

M:ここ5年、たくさんのレーベルは自分たちの好みでアーティストを開拓しようとしていないのはたしかだね。僕のヒーローのひとり、ダニエル・ミラーは「ミュートは働いていた人の好みの反映だったから良いレーベルだったし、レーベルを信用する人たちにも反映していた」と言った。デペッシェ・モードやイレージャーだけでなく、ノン、ディアマンダ・ガラスみたいな違ったモノをリリースしていたことが素晴らしい。まさに理想だよ。アイデンティティを持っていても、レーベルのリリースは音楽のスタイルで制限されていなかった。だいたい現代では、ほとんどの人が去年のベストワン・レコードがどのレーベルから出てるかなどは気にしていないだろう。

あなたが指摘した、ヒップなレコード会社のA&Rが欠けているという点は面白いと思います。レコード会社は、昔からのレコード会社というより、ブログ的な物になると思いますか?

M:ブログを非難しているわけじゃないよ。というか、実際たくさんのレコード・レーベルは『ピッチフォーク』や『ゴリラVSベア』や『20ジャズ・ファンク・グレイツ』、『ステレオガム』なんかに借りがあるから。彼らが音楽を発見し、熱狂的になるのに文句を言う筋合いもない。でも、これらのひとつが反応を示すのを待っているという現代のA&Rポリシーはかなり問題だよね。だから、A&Rなんてものは除去して、会計士に取引させておけば良いと言ったんだ。だって、自分のレーベルから最初のリリースがないなんて、それではいったいレーベルの役割って何なの? おいおい......。

〈キャプチャード・トラックス〉は、あなたが最初に持っていた7"のヴァイブをもつ良い名前ですね。なぜこの名前にしたのですか? また、あなたの音楽の選択にどのように反映していますか?

M:僕が、声に出して良く言ってたから、僕のガールフレンドが、「レーベル名に良いんじゃない」と言った。当時は、レーベルがどこまでいくのか想像もしてなかったら、名前を選ぶのに深く考えてなかったし、「OK、じゃあそうしよう」って感じだった。ただ、●●●レコーズとか、レコーズで終わる名前だけにはしたくなかった。

〈キャプチャード・トラックス〉が行き着く、最終的な美しい形はどうなりますか?

M:まだ100%定義しているわけじゃないけど、アイデンティティを持っているバンドが好きだ。音楽的には多くなくても、僕以外にその人がすべてのバンドが好きというケースが作れたら嬉しい。例えば、ティム・コーヘンはソフト・メタルに似ていないし、ソフト・メタルはワイルド・ナッシングに似ていないし、ワイルド・ナッシングはソフト・ムーンに似ていない。
 視覚的には、アートやデザインのバックグラウンドがあって、最初は工場のように、僕がデザインするシステムに入れるよう遊んでみる。サクリッド・ボーンズが既に似たような事やっていたんだ。僕がケイラブ(Caleb)のレーベルからEPをリリースしたときに、ケイラブのLPフォーマットを発展させた。僕らが相互にデザインした(定番レコードをベースにした)何かでつながっていくのは良いと思った。去年のゾラ・ジーザスのレコードを見て、「僕らがデザインしたブランク・ドッグスEPデザインはまだまだ強い」と思ったな。話が逸れたけど、〈キャプチャード・トラックス〉は、このルートでは行かないと決めて、それはよかったと思う。できたときのアートワークに意見は言うけど、アーティストに僕の美学を押しつけたくないから。サクリッド・ボーンズを否定しているんじゃないよ。僕はファンだし、見栄えも好きだ。

〈キャプチャード・トラックス〉の再発シリーズも楽しんでいますが、インターネット文化のなかでは、再発の紹介やリリースは新しいバンドとして無理があると思いますか?

M:僕たちが手がける再発は、所属アーティストに関連しているけど、尊敬の念を込めて推そうとしているわけでもない。元レコード屋店員、現在レコード店経営者という立場から言えば再発市場は強い。再発のために新しいレーベルをはじめるというプレッシャーがあったけど、いまと昔のバンドに迷惑になると思った。これが存在しないふりをして新しいレーベルでリリースするなんておかしいよね。
 僕らのアーティストは自分のことをやっている。リヴァイヴァルではないが、彼らの影響は無視していない。「進行のための進行」はよいが、ヴィジュアル・アート界がすでに成し遂げている。「そこからどこに行くのか」というぐらい、70年代のミニマリズムに行くまで、ヴィジュアル・アートはあっという間に進んだ。ヴィジュアル・アートはそれ以来、過去や技術について考え直すことに戻ってきた。すでに発掘されたことは、発掘され終わったことを意味しないと気がついたからね。音楽ライターは、まだそれで奮闘していると思う。それらを書類棚に寝かせてしまうには、あまりに用意ができすぎて軽蔑的だから。

一番驚いた成功は何ですか?

M:ソフト・ムーン。「これは良いレコードだね。たぶん2000枚は売れるんじゃないかな」ぐらいに僕は思っていたけど、それをとっくに通り越した。素晴らしい。つい最近まで、メインストリームのインディにこんな音楽が入る場所はなかったのを覚えているし、こうなることに貢献できたのも嬉しい。

〈キャプチャード・トラックス〉はサイト上をミックスし、インターネットをうまく包含していますね。インターネット文化内で働くことがレーベルを保持できたと思いますか?

M:もちろんテクノロジーの利益を無視したりしないよ。僕らはニューポートのボブ・ディランを見捨てるピート・シーガーじゃない。レーベルのアーティストが「僕らはデジタルはしない」と言ったけど、「何で?」と答えた。単純な質問だけど、まだ良い答えをもらっていない。デジタル技術は、物理的フォーマットやメジャー・レーベルがやっていることを殺さなかったし、誰かが本当にレコードを買いたいと思ったら、いまでも買う。たくさんの人は、消費者を過小評価していると思ってるよ。人びとはアーティストを支持したいし、彼らの努力を認識する何かを持ちたいと思っている。デジタルを買う人はそのなかの一部だ。彼らはレコード、CDプレイヤーを持っていないからね。それらを得る一つの選択として、メディアファイア上で、誰かが裂いた歌を盗んで欲しい? 人びとに支持する機会を与えようよ。

音楽に関して、英国はこれから来るバンドなどに対して停止しているように見え、アメリカは有り余るような刺激的なことが起こっているように見えます。どう思いますか?

M:これに関しては長く話せるよ。でも僕が事情に通じている見解を持っているとも言いがたいけどね。英国では、アメリカ、ヨーロッパ大陸、日本、オーストラリアと違って、遺産という感覚が少ないと思う。音楽とは別の何かどんちゃん騒ぎでもないと勢いを表せない報道のやり方に問題ありだよね。何でもかんでも新しい物につばを付けるようなものだ。
 陸的にも近く、英国とほとんど同じ市場ということもあるけれど、フランスやドイツがいまだ英国プレスに支配されているのが不思議だよ。アメリカのバンドはヨーロッパで売れるためには、いくつかの例外はあるけど(スペイン、イタリア、スウェーデン)、英国でのブレイクが必要で、なぜヨーロッパ大陸が自分たちの国のプレスを発展させないのか疑問だ。僕は支持するけどね。
 英国には、何よりも先にマネージャーをつけるという慣習がある。僕は、マネージャーは自分たちが本当にマネッジが必要になったときにつければ良いと思っている。僕たちは英国マネージャーから終始求められるけれど、マネージャーがついた名もないバンドにサインするのは順番で言って最後だね。いまは2013年だぜ。レコード売り上げのグラフをみて、君の7インチか何かに会計士が必要なのかな? 違うでしょう。決してマネージャーを否定しているわけじゃないけど、そこにはしかるべき時期ってものがあるんじゃないかな。マネージャーをつけることより、自分たちで歌を録音して、ショーをして、レーベルと話すのが先だ。マネージャーが長所を証明するのに必要なぐらい、十分なことが起こるのを待って、マネージャーに彼が君のディールを見つけたと証明させないようにね。
 これはただの意見だよ。バンドはしたいようにすれば良いんだ。でも僕は、7インチもリリースしていないバンドのマネージャーと取引することはしないってことだ。過去、英国の音楽のすべてのサブジャンルに対する世界的な影響が明白だったということは、恥じるべきだと思う。ニルバーナなどのアメリカの90年代は、ビッグ・ドラムやメタリック・ギター・サウンドを人気とし、アメリカのギター・ベースのインディ・ロック・バンドは英国の影響を殺し、さらにメタルになった。ブラーやスエード、パルプなどのメロディ重視のバンドはアメリカでは比較対象として無視されていたし、英国の音楽プレスでは内部の見解を作成し、長すぎたブリット・ポップにも関わらず、戻ってこなかった。僕はアメリカ人だから、他に何があるのかわからない。

他には、どんなレコード、バンドをチェックすれば良いでしょうか?

M:レーベル以外で? 2011年に出たニューラインというバンドのセルフLPがよかったよ。誰も気にしてなかったけど僕は好きだった。他には......わからないな。すべてがまわりにありすぎるよね。ハードコアじゃなくて、明らかにパンクでもない、ただアグレッシヴな新しいパンク・バンドが聴きたいかな。聴いたときにわかるよ。誰かリリースしてくれないかな。だって、最近は50~60年代のジャズばかり聴いているから。

   ────────────────────

 このフェスの週末にオープンしたレコード店にもお邪魔した。白を基調としたクリーンなイメージの店内で、キャッシャーの後ろにはレア盤がずらりと並んでいる。その奥にはオフィスがあり、パックマン、ギャラガーなどの、昔なつかしのゲーム・テーブルもあった(マイク曰く、バンドやスタッフとのコミュニケーション道具だとか)。店内には、レーベル・アーティストがピックアップしたお勧めコーナーがあり、さすが元レコード屋と思わせる、隅から隅までチェックしたくなるインディ泣かせなセレクションを。「自分の感覚を信じて、消費者に機会を与えることが僕の役目」と言いながら、「ゲームする?」と一緒にギャラガーをプレイしてくれた。5年目、〈キャプチャード・トラックス〉の挑戦は続く。

GOLDIE x DEGO - ele-king

 ゴールディとディーゴと言えば、泣く子も黙るドラムンベース界の2大巨匠。シカゴ・ハウスで言えば、マーシャル・ジェファーソンとラリー・ハード、NYハウスで言えばフランキー・ナックルズとフランソワ・ケヴォーキアン、デトロイト・テクノで言えばホアン・アトキンスとデリック・メイが一緒に来るようなもの。あまりにでっっっっっかいブッキングだ。とくにディーゴはいま何を回すのだろう? すっっっっっっごく興味あるんですけど......。では、9月21日、代官山ユニット。待ってるぜ。


DBS presents
"GOLDIE x DEGO (2000Black/4hero)"
W Birthday bash!
2013.09.21 (SAT) @ UNIT

feat.
GOLDIE (Metalheadz)

with:
DX
DJ MIYU
DJ ICHI a.k.a DIGITAL ONE

vj/laser:
SO IN THE HOUSE

Painting : The Spilt Ink.

saloon:
DEGO (2000Black/4hero)

Yoshihiro Okino (Kyoto Jazz Massive)
Yukari BB (Juno Records)
Toshimitsu "Tiger" Takagi
OKA (DESTINATION)
SAYURI (DESTINATION)
ZuKaRoHi (ブロークンビーツ酒場)
Shimoda

open/start 23:30

adv.¥3,300 door ¥3,800

info. 03.5459.8630 UNIT

====================================
Ticket outlets:NOW ON SALE!
PIA (0570-02-9999/P-code: 208-636)、 LAWSON (L-code: 70076)、
e+ (UNIT携帯サイトから購入できます)
clubberia https://www.clubberia.com/store/

渋谷/disk union CLUB MUSIC SHOP (3476-2627)、TECHNIQUE(5458-4143)、GANBAN(3477-5701)
代官山/UNIT (5459-8630)、Bonjour Records (5458-6020)
原宿/GLOCAL RECORDS (090-3807-2073)
下北沢/DISC SHOP ZERO (5432-6129)、JET SET TOKYO (5452-2262)、
disk union CLUB MUSIC SHOP (5738-2971)
新宿/disk union CLUB MUSIC SHOP (5919-2422)、Dub Store Record Mart (3364-5251)
吉祥寺/Jar-Beat Record (0422-42-4877)、disk union (0422-20-8062)
町田/disk union (042-720-7240)
千葉/disk union (043-224-6372)

★90年代初頭ロンドンのアンダーグラウンドから勃発したUKブレイクビーツ革命はジャングル/ドラム&ベースから今日のベースミュージックの潮流を生んだ。そんなシーンのパイオニアはゴールディー、そして4ヒーロー/ディーゴに他ならない。20数年前、活動を共にして以来、それぞれの音楽を追求して行ったゴールディーとディーゴが9/21(土) 代官山UNIT&SALOONで再会する。GOLDIE x DEGOのW Birthday bash!!!! 奇跡の一夜!伝説を見逃すな!

GOLDIE (aka RUFIGE KRU, Metalheadz, UK)
"KING OF DRUM & BASS"、ゴールディー。80年代にUK屈指のグラフィティ・アーティストとして名を馳せ、92年に4ヒーローのReinforcedからRUFIGE KRU名義でリリースを開始、ダークコアと呼ばれたハードコア・ブレイクビーツの新潮流を築く。94年にはレーベル、Metalheadzを始動。自身は95年にFFRRから1st.アルバム『TIMELESS』を発表、ドラム&ベースの金字塔となる。98年の『SATURNZ RETURN』はKRSワン、ノエル・ギャラガーらをゲストに迎え、ヒップホップ、ロックとのクロスオーヴァーを示す。その後はレーベル運営、DJ活動、俳優業に多忙を極めるが07年、RUFIGE KRU名義で『MALICE IN WONDERLAND』をMetalheadzから発表、08年に自伝的映画のサウンドトラックとなるアルバム『SINE TEMPUS』を配信で発表。09年にはRUFIGE KRU名義の『MEMOIRS OF AN AFTERLIFE』をリリース、またアートの分野でも個展を開催する等、英国が生んだ現代希有のアーティストとして精力的な活動を続けている。12年、Metalheadzの通算100リリースに渾身のシングル"Freedom"を発表。13年3月には新曲"Single Petal Of A Rose"を含む初のコンピレーション『THE ALCHEMIST: THE BEST OF 1992-2012』がCD3枚組でリリースされ、まさにアルケミストなゴールディーの不朽の音楽性を再認識させる。
https://www.goldie.co.uk/
https://www.metalheadz.co.uk/
https://www.facebook.com/Goldie
https://twitter.com/MRGOLDIE

DEGO (2000Black/4hero, UK)
 ロンドンに生まれたDEGOはサウンドシステムや海賊放送でのDJ活動を経て90年にReinforced Recordsの設立に参加、4HEROの一員として実験的なハードコア/ブレイクビーツ・トラックのリリースを開始。やがて4HEROはDEGOとMARC MACの双頭ユニットとなり、タイムストレッチング等、画期的な手法を編み出し、ドラム&ベースのパイオニアとなる。傑作『PARALLEL UNIVERSE』(94年)、『TWO PAGES』(98年)以降、4HEROはD&Bのフォーマットを捨て、『CREATING PATTERNS』(01年)、『PLAY WITH THE CHANGES』(07年)で豊潤なクロスオーヴァーサウンドを打ち出す。DEGOはTEK9名義でダウンテンポを追求する等、オープンマインドかつ実験的な制作活動は多岐に及び、98年に自己のレーベル、2000Blackを始動し、革新的な音楽共同体としてのネットワークを拡張、ブロークンビーツ/ニュージャズの潮流を生む。KAIDI TATHAMらBUGZ IN THE ATTIC周辺と密に交流し、dkd、SILHOUETTE BROWN、2000BLACK名義のアルバムを制作。11年には満を持してDEGO名義の初アルバム『A WHA' HIM DEH PON?』を発表、ジャズ、ファンク、ソウルetcへの深い愛情を反映した傑作となる。その後も精力的な活動を続け、12年に『TATHAM,MENSAH,LORD & RANKS』を発表している。
https://www.2000black.com/
https://mrgoodgood.com/
https://www.facebook.com/2000blackrecords
https://twitter.com/2000black_dego

〈UNIT〉
Za HOUSE BLD. 1-34-17 EBISU-NISHI, SHIBUYA-KU, TOKYO
tel.03-5459-8630
www.unit-tokyo.com

===============================

〈GOLDIE JAPAN TOUR 2013〉
9/20(金) 高知 X-pt. GOLDIExDEGO (問)088-885-2626
9/21(土) 東京 UNIT GOLDIExDEGO (問)03-5459-8630
9/22(日) 広島 cafe Jamaica (問)082-240-0505
9/23(月) 札幌 DUCE (問)011-596-8386

〈DEGO JAPAN TOUR 2013〉
9/20(金) 高知 X-pt. GOLDIExDEGO(問)088-885-2626
9/21(土) 東京 UNIT GOLDIExDEGO(問)03-5459-8630
9/22(日) 大阪CIRCUS ---(問)06-6241-3822


 東京の幡ヶ谷にある異空間「LOS APSON?」が恵比寿リキッドルームの〈KATA〉で、大々的にTシャツ販売大会を実施する。これがとんでもないメンツだ。日本のストリート・カルチャー/アンダーグラウンド・シーンの総決起とも言えるような内容になっている。本格的な夏に向けて、Tシャツを買うならいましかない。そして、少数しか作られない格好いいTシャツを探すなら、ココに行くしかないでしょう。坂本慎太郎のzeloneのTシャツから五木田智央、ヒップホップのWDsoundsやBLACK SMOKER RECORDS、COMPUMA等々、「LOS APSON?」から送られてきた以下の資料をじっくり読んで、その参加者の膨大なリストに驚いて欲しい。

(以下、資料のコピペです)

 白い~マットのジャングルにぃ~、今日もぉ~嵐が吹き荒れ~るぅ~♪ということで、おまんた?アゲイン!!! 今年2013年も"T-SHIRT! THAT'S FIGHTING WORDS!!!"の季節が、遂にやってまいります! 回を重ねるごとに出品参戦者も続々と増え、闘魂バトル・デザイン壮絶!あの手この手のアイデア空中殺法!Tシャツのみならずの場外乱闘!十六文キックに卍固め、サソリ固め、ラリアットに、バックブリーカーに、スピニング・トーホールド、そしてマイナーな?決め技、人間風車まで飛び出す始末!!!(なんのこっちゃ...暴走しすぎ。。。) そんな、ストロング・スタイルから金網デスマッチまでをも網羅したような総合格闘Tシャツフェアが、この"T-SHIRT! THAT'S FIGHTING WORDS!!! 2013"なんですっ!!! そして今年は、なんと!なんと!あの革新邁進画家!大竹伸朗氏(宇和島現代美術)が、バ・バ・バーーーンと遂に参戦決定!!! Tシャツ虎の穴から大本命現れる!みたいな感じで、オジッコちびりぞぉーーー!!! Tシャツフェア参戦者達をゾクゾク・ビンビンに震撼させています! 我がロスアプソン・チームは今回、開店当初からお付き合いさせて頂いているSAMPLESSさんにデザインを入魂オーダー!めちゃんこカッコイイ(自我自賛!)3パターンのTシャツを取り揃えました!!! こりゃ、Tシャツフェア史上における記念メモリアルイヤーになりそうです!!! さあ~それでは、そんな特濃3日間に無くてはならないDJミュージック・プレイヤー達を紹介してまいりましょう! 初日は「GRASSROOTSな夜ぅ~」と題して、"ミュージック・ラバー・オンリー"を掲げるGRASSROOTSのオーナーINSIDEMAN a.k.a. Qと、MIX CD「Crustal Movement Volume 02 - EL FOLCLORE PARADOX」も好評のワールド・パラドックス・ハイブリッド・ミキサーShhhhh、そして女性アーティスト集団WAG.からオヤG達をも唸らせる選曲ムードを醸すLIL' MOFOが参戦! 中日は、酔いどれトロピカル・ハウス・パーティー「細道の夜ぅ~」で、Tシャツフェアでも毎年大人気!お馴染みの373&DJ DISCHARGEと、ALTZのレーベルALTZMUSICAからリリースしたMIX CDが早々に完売したマジカル・オーガニック奥様bimidoriの細道トリオが集結! そして、最終日は異種格闘バトルよろしく、トリップ・ストレッチングMIX「UNWOUND MIX」が大ロングセラー中のBING、ぶっトバしにかけては現在最高峰のDJ!アシッド夢芝居テクニシャンのKEIHIN、キュートなサイケデリックHIP HOPにファン急増中のDJ Highschool、そして私ロスアプソン店主ヤマベの4人にて、一時間ごとにムードがガラリと変貌するミル・マスカラス的?異空間を楽しみながら、Tシャツ争奪に参戦して頂ければ幸いです!!! 3日間の会期中はTime Out Cafe & Dinerスペースにて、お食事&喫茶&お酒を飲んだり出来るのですが、最終日には、ロスアプソン西新宿店時代に毎日モニターで流していたPOP実験映像、'80sブレイクダンス、レア・ベルベッツ、あるバンドの解散コンサートetc.を収録した伝説の?7時間ビデオの特別上映もありますので、お買い物参戦に疲れたらダラリとそちらの方も鑑賞してみて下さい。さあ!さあ!さあ!ゴングが打ち鳴らされる時が迫っています! 今からしっかりと準備万端、走り込み&うさぎ跳びなどをして体力をつけて、ご来場下さいませっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(山辺圭司/LOS APSON?)

2013.6.28 (fri) ~ 30 (sun)
at KATA
(東京都渋谷区東3-16-6 LIQUIDROOM 2F)
https://www.kata-gallery.net/
open 15:00 close 22:00
Entrance Free!!!

〈参加アーティスト/ブランド〉
LOS APSON?, 宇和島現代美術(大竹伸朗), 五木田智央, SAMPLESS, zelone records, SEMINISHUKEI, Vicinity, DJ Discharge, 373, KIZM, GRASSROOTS, KLEPTOMANIAC, JOJI NAKAMURA, 86ed, BLACK SMOKER RECORDS, HE?XION! TAPES, THE GODS ARE CRAZY, SONIC PLATE, COLORgung, DMB PRODUCTION, DREADEYE, PARANOID, COSMICLAB, COMPUMA, hentai 25 works, MANKIND, Ackky, 威力, TACOMA FUJI RECORDS, TARZANKICK!!!, TOGA, TRASMUNDO, BOMBAY JUICE, BREAKfAST, BATH-TUB OffENDERS, MGMD KRU, 2MUCH CREW, chidaramakka by syunoven, 大井戸猩猩, 植本一子, VINCENT RADIO, WACKWACK, WDsounds, WENOD RECORDS, WOODBRAIN/水面花木工, word of mouth, Akashic, BLACK SHEEP, 4L, chill mountain, DEATH BY METAL / galeria de muerte, ESSU, ExT Recordings, FEEVER BUG, 2YANG, 37A, FORESTLIMIT, GEE, KEN2-DSPECIAL, MAGNETIC LUV, MidNightMealRecords, MOWHOK ART SHOP, nightingale, noise, SLIMY MOLD HEAVENS, SpinCollectif TOKYO, STRANGER, SUMMIT, TUCKER, LIQUIDROOM and more!!!

〈追加アーティスト/ブランド〉※6月22日現在
コトノハ, dublab.jp, STRUGGLE FOR PRIDE, INDYVISUAL, ヨロッコビール, DogBite, amala, 前田晃伸, RWCHE, SWOW Backshelter Lab.

〈DJ Time/17:00~〉
6.28 fri
「GRASSROOTSな夜ぅ~」
DJ: INSIDEMAN a.k.a. Q, Shhhhh, LIL' MOFO

6.29 sat
「細道の夜ぅ~」
DJ: 373, DJ DISCHARGE, bimidori

6.30 sun
「異種格闘でバトルな夜ぅ~」
DJ: BING, KEIHIN, DJ Highschool, ヤマベケイジ

more information
https://www.losapson.net/tshirtfair/
https://twitter.com/losapson



  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12