
「社会主義」は、「社会」の終わりから始まった。それは、資本主義の危機でも あったが、資本主義はそれを取り込んで生き 延びてきた。だから、いまの資本主義にとっては、「社会的なもの」は不要なのである。(粉川哲夫「序文」より)
3.11から2年、原発問題、金融危機、などなど、激動する社会に生きる私たちに見える世界の正体とは……? デジタル・メディアが社会に行き渡った21世紀、すべてが「正しく」「オープン」になる社会がなぜ息苦しいのか? なぜ「ヒキコモリ」は正しいのか? なぜ人は「なぜ?」と思わなくなっていくのか?
自らの身体感覚を手がかりに生きてきた老人(思想家)と中年(音楽ライター)が戦後のサブカルチャーから政治までを俯瞰しつつ、映画や音楽を手がかりに世界の見方とその可能性について語る!
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