
ツイッター時代のヴォネガット ──『ザ・タイムス』
文化的な診断による怒りのコメディ! ──『ガーディアン』
本を読む人種こそはこのネット社会が生み出した地獄絵図に抗う術を手にしている唯一の存在だぞ。本を読む人種だけがネットに対しても多少なりとも興味深い反論を試みることができるのだ。 ──本書より
ビヨンセもレディー・ガガも
マーク・ザッカーバーグも
スティーヴ・ジョブスもだいきらい!
21世紀にもっともやってはいけない
唯一の大罪を犯してしまったアラフォー女子一名、
ツイッターで自衛し、
ツイッターで攻撃を仕掛けるが……
インターネットという地獄絵のなかで我々一般庶民はいったい何をさせられているのか。
アメリカのウエルベック、現代のヴォネガットなどと評され、現代アメリカ文学において唯一読むに値するとまで言われたネット時代を痛快なまでに風刺する問題作。
自費出版からスタートして、『ニューヨーク・タイムス』や『ガーディアン』などで賞賛され、いまのところ12か国で刊行されている異形の国際的ベストセラー、ついに本邦上陸!
ジャレット・コベック (Jarett Kobek)
トルコ系の在米移民の子孫で、カリフォルニア在住の小説家。本書『くたばれインターネット(I Hate the Internet)』は国際的なベストセラーで、9つの言語に翻訳され、12カ国で刊行されている。最新作にラッパーのXXXテンタシオンについて書いた『DO EVERY THING WRONG』と『ONLY AMERICANS BURN IN HELL (=地獄で灼かれるのはアメリカ人だけ)』がある。
浅倉卓弥
作家・翻訳家。東京大学文学部卒。レコード会社洋楽部ディレクター、団体職員等を経て作家へ。著書に『四日間の奇蹟』『君の名残を』『向日葵の迷路』『黄蝶舞う』ほか、訳書に『安アパートのディスコクイーン──トレイシー・ソーン自伝』(トレイシー・ソーン著)『父と僕の終わらない歌』(サイモン・マクダーモット著)『天才作家の妻』(メグ・ウォリッツァー著)などがある。
ご注文は最寄の書店でもお取り寄せが可能です。
また、バックナンバー、お取り扱い店、募集中です!
ele-king Books
-
別冊ele-king 渡辺信一郎のめくるめく世界
-
あたらしい散歩──専門家の目で東京を歩く
-
恋愛は時代遅れだというけれど、それでも今日も悩みはつきない
-
別冊ele-king VINYL GOES AROUND presents RECORD――レコード復権の時代に
-
別冊ele-king ゲーム音楽の最前線
-
「土」の本
-
すべての門は開かれている――カンの物語
-
はじめての老い
-
つくって食べる日々の話
-
ele-king presents HIP HOP 2024-25
-
ele-king vol.34 特集:テリー・ライリーの“In C”、そしてミニマリズムの冒険
-
変わりゆくものを奏でる──21世紀のジャズ
-
別冊ele-king 日本の大衆文化はなぜ「終末」を描くのか――漫画、アニメ、音楽に観る「世界の終わり」
-
ゲーム音楽はどこから来たのか――ゲームサウンドの歴史と構造
-
K-PUNK アシッド・コミュニズム──思索・未来への路線図
-
ele-king cine series 誰かと日本映画の話をしてみたい
-
DUB入門――ルーツからニューウェイヴ、テクノ、ベース・ミュージックへ
-
ele-king vol.33特集:日本が聴き逃した日本の音楽と出会うこと
-
さあ、本屋をはじめよう 町の書店の新しい可能性
-
K-PUNK 自分の武器を選べ──音楽・政治