「ZE」と一致するもの

INNA (LifeForce / mixer) - ele-king

今年はLife Force21周年、mixer10周年ですのでいろいろおもしろいパーティを企画しています。
3/29には初来日のLivity SoundのAsusuを迎えて、原宿のスタジオ会場、2フロア、Asadaサウンド、Mixerのインスタレーション空間でスペシャルなパーティがあります。ぜひ遊びにきてください。

3/29 Life Force "Flower War"
@Sad Cafe Studio Harajuku
DJ: Asusu(Livity Sound from Bristol),
Shhhhh, MaNA, Inna, Cossato, pAradice, Ginji
more info- https://lifeforce.jp

inna soundcloud- https://soundcloud.com/innamixer

Inna "On Repeat" Feb2014 Chart


1
Hazylujah - How Can You Hide From What Never Goes Away - Meda Fury
https://soundcloud.com/meda-fury/sets/hazylujah-how-can-you-hide

2
Charles Cohen - The Middle Distance - Morphine Records
https://soundcloud.com/experimedia/charles-cohen-the-middle

3
Archie Pelago - Lakeside Obelisk - Archie Pelago Music
https://soundcloud.com/archiepelago/ap003-archie-pelago-lakeside

4
Vtgnike - Dubna - Other People
https://soundcloud.com/experimedia/vtgnike-dubna-shop-excerpts

5
Georgia - Like Comment - Meakusma
https://meakusma.bandcamp.com/album/like-comment

6
Joakim & Bambounou - Fructose EP - Sound Pellegrino
https://soundcloud.com/soundpellegrino/sets/joakim-bambounou-fructose-ep

7
SH2000 - Untitled Works - Volking Music
https://volking.biz/

8
Co La - Soft Power Memento - Hands In The Dark
https://soundcloud.com/experimedia/co-la-soft-power-memento-album

9
Rachael / DJ Sotofett - Okada/So-Phat Riddimix Is Junglized - Hotline Recordings
https://www.youtube.com/watch?v=nC1wPnZgtUI

10
Chapelier Fou - Protest (Dimlite's re-ça va pas Remix) - Ici D’ailleurs Records
https://soundcloud.com/dimlite/protest-remix

11
Metome - Objet - Schist
https://metome.bandcamp.com/album/objet

カタコト - ele-king

 カタコトって何者? 快速東京のメンバーがいるとかいないとか?
 YANOSHITの言葉を借りれば「♪カタコトのカは快調~/カタコトのタは体調/カタコトのコは好調~/カタコトのトはトウチョウ~?」(“Man In Da Mirror”)とのことで、あるいは『bounce』誌のインタヴューによれば「カタコトっていうのは概念なんですよね。いわば宗教……ですよね」(MARUCOM)とのこと。ううん? まあ彼らがそう言うのであればそういうことなのだろう……。

 とにかく。カタコト、超待望のファースト・アルバムである『HISTORY OF K.T.』をプレイすれば、このヤングでギャングなボーイズが何者かなんてことはどうでもよくなってしまう。『HISTORY OF K.T.』はとんでもなくゴキゲンでグルーヴィで──もっとも重要なことに、底抜けに楽天的だ。
 だってこのご時世に「♪安心なのさ/安心なのさ/安心なのさ/安心なのさ~」(“からあげのうた”)なんてだれが歌えるのだろう(とはいえもちろん「こんなループに乗せて歌う日本の平和な音楽」というアイロニカルな一節は無視すべきではない)? ふざけたおしすぎて意味不明で笑かしてくれる謎のブックレットやスキットにはいったいどんな意味が? ……つまり、カタコトにしか表現できないへんてこな抜けの良さ=大衆性が、アルバムにはぎゅうぎゅうに詰まっている。
 元気の良さとふざけっぷりはティーンだった頃のオッド・フューチャーの悪ガキどもと同じくらいだ。でもカタコトは露悪的な猟奇趣味じゃない。というよりは、橋元さんが書いているように(https://www.ele-king.net/review/live/003305/)「コミカルな妖怪たち」あるいはオバケみたいな「はっきりした正体不明さ」でもって肯定的な開放感をめいっぱい呼び込んでいる。

 “Man In Da Mirror”にはビースティ・ボーイズとB級ホラー映画が、VIDEOTAPEMUSICを迎えた“リュックサックパワーズ”にはローファイと裏山の冒険が、“G.C.P”にはファンクとパンクが、“魔力”にはサイケデリックと超能力が、“からあげのうた”には童謡が、“Starship Troopers”にはアシッド・フォークと昆虫採集が、“ピアノ教室の悪魔”には学校の怪談とゲームボーイがそれぞれひしめきあっている。そして、どの曲にも映画と食べ物とヒップホップへの愛が詰まっている。それは、何かの間違いでそういったものをぜんぶ洗濯機に投げ込んで回してしまって、ぐっちゃぐちゃのかっちかちのぴっかぴかの一塊の何かとして取り出されたような、ストレンジで強引なラップ・ロックとして形成されている。

 もちろん僕らをそわそわさせるあの名曲“まだ夏じゃない”も、ゴキゲンでキュートなお宝探し冒険譚“Gooonys”もパワーアップして再録されている。とくに“Gooonys”は最高だ。カタコトというバンドをよく表している。
 YANOSHITはここで「心が未だにTeen-age/もしかしたらと思った大人が大冒険」なんてヴァースをぶちかましていて、RESQUE-Dのフックは「鎖繋がれてるモンスター」「悪餓鬼6人集めて映画にすれば大人が感動する」といった具合だが、果たしてカタコトはティーネイジャーの心を持った大人なのか、それとも「悪餓鬼」なのか、はたまた鎖に繋がれた「モンスター」なのか? もしも「モンスター」だったとしたら大変だ。いまに鎖をぶっちぎって僕らに襲いかかってくるかもしれない……。

 『HISTORY OF K.T.』は愉快痛快な一撃だ。スチャダラパーとRIP SLYMEの王座を奪うのは、もしかしてカタコトなんじゃないの? そんなことまで想像させるだけのポップネスとユーモアがきらきらと炸裂している。

“玉之丞ウィンク”に気をつけろ! - ele-king

劇場版も絶賛公開中。ドラマ『猫侍』に惚れ込んだ岡田屋鉄蔵が、“浪人斑目久太郎(北村一輝)”と“怪猫玉之丞”を活写する! 猫好きの目と筆は本作をどうとらえるのか。そして、この北村一輝が……すごい!

岡田屋鉄蔵
2007年「タンゴの男」(宙出版)でデビュー。2010年奇譚時代劇『千』(白泉社)発表後、時代劇ジャンルに活動の場を広げる。2011年、歌川国芳一門を題材にした『ひらひら国芳一門浮世譚』(太田出版)を発表、文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出され評判を得る。現在『口入屋兇次』(集英社)『無尽-伊庭八郎伝』(少年画報社)『むつのはな』(太田出版)を同時連載中

 幕末の江戸、主人公である元加賀藩剣術指南役斑目久太郎は、剣の道をひたすら追い求め、その凄まじい太刀筋から「まだら鬼」の異名を取る剣豪であった。ゆえあって役を解かれ、いまは浪人となり江戸で仕官先を探す毎日。しかし戦国時代ならいざ知らず、泰平の世にあって剣の腕だけで雇い入れる藩もなく。ツテもコネもない上に愛想笑いの一つもできない愚直で無骨ですこぶる強面な斑目久太郎。必死の就職活動も空しく、気づけば絵に描いたような貧乏浪人に。内職でもして当座をしのげばよいものの元剣術指南役のプライドが邪魔をする。まるでリストラされた潰しの利かないサラリーマン。ああ生きるのに不器用な男の悲哀はいつの世でも変わらない。

 さて、斑目は困っていた。半年溜めた家賃を今月中に払わなければ長屋を出て行ってもらうと大家から宣告されていたのだ。いよいよ住む家すら無くなる危機に。無宿人となっては洒落にならん、なんとか金を調達しなければと焦る斑目。そこへ奇妙な依頼が舞い込む。依頼人は大店の番頭佐吉と名乗る男。店の主人与左衛門が玉之丞と言う魔性の猫に取り付かれ魂を抜き取られている、主人を助けるためにこの猫を成敗してほしいと言うのだ。猫を斬るなど侍のやることではないと断る斑目に、相手は化猫、ただの猫にあらず、立派な侍の仕事だと佐吉は必死に食い下がる。尋常ではない佐吉の様子、加えて報酬は金三両。気乗りはしないが金のためと斑目は化猫退治を引き受ける。佐吉の手引きで深夜の大店に忍び込み、化猫玉之丞の部屋へと向かう。豪奢な部屋の真ん中に絹の座布団で鎮座まします玉之丞、後ろからエイと斬り込むその瞬間、玉之丞が振り向いた。

 大きく愛らしい目が斑目を捉え、鈴のように軽やかにニャーンと一声。
 斑目の動きが止まる。

©岡田屋鉄蔵

 ……というところまでをYoutubeの予告動画で観た。昨今珍しい娯楽時代劇。加えて北村一輝の浪人姿。とどめは主演の玉之丞。これは観なければならんドラマだ、とゴーストが囁いた。直感とも言う。第六感か。何でもいい。ともかく時代劇&猫好きのアンテナにビンビンと引っ掛かったのだ。だがまだ油断はならない。「萌え」とか言うてるしな。猫が歩く度に「ぷきゅっぷきゅっ」とか妙な効果音ついたりしないとも限らん。甲高い声で人語喋るやも知れん。おまけに語尾が「~にゃん」だったりしたら目も当てられん。正直わたしはその手の動物ドラマが苦手なのだ。とくに猫はいかん。猫は猫のままでいい。愛らしさを強調する必要などないのだ。すでに完璧なものに何かを足すのは蛇足というものだ。猫の考えていることなど人にゃ分からんし分からなくていいのだ。妙な効果で可愛いアピールされたらいっそ白ける。どうかそれだけは止めてくれ。重度の猫好きなら誰もが思うであろうが普通の人にはどうでもいい期待と不安を抱いて第一話放映を待った。

 放映初日、まずオープニングで「おお!」と思った。格好いい。歌詞の土臭さ、そしてイントロに使われているズルナ(なのだろうか?)の独特な響きが、現代的でありながら地に足のついた演出を感じさせ時代劇とうまく噛み合っている。これぞ娯楽時代劇! という感じだ。そして途中途中で挟まれる玉之丞&斑目画像の犯罪的な愛らしさ。この時点で床を転げまわった。期待が高まる。高まり、高まって、そのままエンディングまで一気に視聴。そして確信した。これは猫好きによる猫好きのためのドラマだ。

©岡田屋鉄蔵

 懸念材料だったアテレコも効果音もなく、画面の玉之丞は気侭にフリーダム。自然体でありながらどのシーンもこれでもかと猫好きのツボを突いてくる。昔、サーカスの調教師から猫を調教するのは相当難しいと聞いたことがある。とすると、さらっと流しているあのカットもこのカットも現場の努力と忍耐のたまものか。特筆したいのはオープニングと第2話に出てくる玉之丞ウィンク。抱き上げた斑目と目があった時に玉之丞がゆっくりとウィンクするこのカット。一体どうやって撮ったのか。奇跡としか言いようがない。画面の前で魂を抜かれ与左衛門化した視聴者はわたしだけではないはずだ。たまらぬ。

 全話を通して、猫飼いなら頷かずにはいられない猫あるある満載なのも制作側の猫愛を感じ「分かってらっしゃる…!」と言わざるを得ない。布団で小便、留守中の悪戯、蚤の洗礼、口に合わなければ腹ペコでも食わないグルメ舌……などなど、斑目が玉之丞に翻弄される姿にいちいち「あるある」と頬が緩む。ちなみに玉之丞は三猫一役で撮っているそうで、あなご(メイン、くりくりの大きなブルー・グリーンの瞳)、さくら(鼻筋が通ったゴールドの瞳)、大人さくら(最年長、動じない貫禄演技とまろやかボディ)がそれぞれ場面にあった役をこなしているとか。どの場面がどの猫なのかを当てるという楽しみ方もできる。

©岡田屋鉄蔵

 さて、ココまで書いて猫語りしかしていないことに気づいた。内容についても触れておこう。コメディベースではあるが、コメディだからという甘えはなく至極真面目に作られた作品だ。何より制作側の熱意と情熱を感じさせ観ていてわくわくする。「萌え」が売りの作品は少しでも制作側の「こういうの好きなんだろ? ほらヨ」的な傲慢さが見えると萎えてしまうのだが、猫侍は最後まで楽しめた。面白いものを作ろう、楽しませようという制作側の熱気と遊び心が、オープニング、エンディング、予告、アイキャッチにいたるまで行き渡っている。

 時折差し込まれる現代的要素や横文字は計算されたギャグなので素直にクスリと笑えるし、そもそも娯楽時代劇に「時代考証ガー」などと突っ込みを入れるのは野暮というもの。視聴者に斑目の心の声が聞こえるという手法は漫画的だが嫌いではない。時代劇では珍しいので最初は驚いたが慣れると斑目の意外と怖がりで俗っぽい心の声が楽しくなる。同時に、元剣術指南役の凄腕剣豪という遠い存在が、「うちの駄目なお父さん」くらい身近な存在になりぐっと感情移入しやすくなるのだ。悪を裁く闇のヒーローがいるでもなく、将軍のご落胤が暴れるわけでも陰謀渦巻くわけでもなく、極悪人も聖人君子も出てこない。登場するキャラクターは誰もが人間的で当たり前で、地に足がついている。「基本的にみな根はいい奴」というファンタジーを嫌味なく描いているのは素晴らしいと思う。最終的にはどのキャラクターも嫌いになれないのだ。斑目を執拗に狙う水責めの政や、仕官の道を故意に閉ざしたかつてのライバル内藤勘兵衛、さらには不良武士蜂谷孫三郎ですら、最後はなんだか憎めない。トラブルを巻き起こした番頭佐吉も気持ち悪い男だな……だったのが「お前、しっかり幸せになれよ!」とエールを送りたい相手になっている(ところでこの佐吉役水澤紳吾の演技がべらぼうに上手い、視聴時にはぜひ注目していただきたい。最終3話はその迫真の演技にぐいぐい引き込まれるだろう)。

©岡田屋鉄蔵

 気侭な玉之丞と生活するうちに、武士として父として男して「あらねば」「あるべきだ」にがんじがらめだった斑目が、憑き物が落ちたようにホッと肩の力を抜けるようになった。観る人にも同じように心地よい脱力と爽やかな癒しを与えてくれる、それが猫侍ワールドだ。1話20分程度という長さもいい。現代社会の荒波を泳ぎ疲れた夜はちょっとだけ夜更かしして猫侍の世界に癒されてみてはどうだろう。第1話で嵌った人はその週末は空けておくといいかもしれない。我慢できず全話一気視聴からのリピート再生ルートをたどると思われる。

©岡田屋鉄蔵

 放映終了からペットロスならぬ玉之丞ロスに悩まされた人にとっては、待ちに待ったDVD発売。(BDが出なかったのが返す返すも残念だがDVDの売り上げ次第ではまだ出るチャンスが残っていると信じている)玉之丞関連書籍も続々発売。猫好きならば手に入れて損はない。いますぐ本屋へGOだ。そして今月ついに劇場版も公開された。ドラマ版に負けない素晴らしいキャスト、音楽、そして大画面の玉之丞&斑目! 萌えるもよし、癒されるもよし。こちらもリピート間違いないので手前の懐が少々不安だが気にしない!


ドラマ「猫侍」DVD-BOX 発売中!
猫侍

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劇場版も現在公開中

全国15局ネット、BSフジ、ひかりTV、スターキャットなどで放送中の、猫好き、動物好きの枠を超えて評判を呼んでいる連続ドラマ『猫侍』が、全編撮り下ろしのオリジナル・ストーリーで映画化。絶賛公開中だ。
主演は、たしかな演技力と強烈な個性を併せ持つ実力派・北村一輝。映画版オリジナルのキャストとしてヒロインに蓮佛美沙子、敵役に寺脇康文を配し、〈EDO WONDERLAND日光江戸村〉の全面協力によりリアリティ溢れる日本最大級の江戸の街並みの中で全編を撮影。『ねこタクシー』『幼獣マメシバ』『くろねこルーシー』の製作チームが“笑い”と“癒し”で贈る剣客ムービー。

公式サイト 
https://nekozamurai.info/


MASUO (Lighthouse Records / Gallery) - ele-king

自分がSound System/Lightingを担当しているSunday Afternoon Party「ギャラリー」を3/9青山CAYで開催します。
皆さんお誘い合わせの上お越しください!

■3/9 (Sun) Sunday Afternoon Session "Gallery" at Cay
Open: 17:00~24:00
Admisson Fee: 2,000yen
Music by DJ Nori, Fukuba, Alex from Tokyo, Kenji Hasegawa
Food: Rico Curry (カレー), Cacao∞Magic (ローチョコ), 玄米おむすび
https://www.facebook.com/RestaurantCAY

■3/5 (Wed) "Tree - Smoker Edition" at Aoyama Zero
OPEN :22:00
Door:2000yen (1d) W/F:1500yen(1d)
Special Guest DJ: DJ FUKUBA
DJ: DJ NORI, YUKI TERADA

■3/7 (Fri) "3on3" at Bonobo
60min of f**k match by MASUO x G.O.N. x DJ BAJA aka 元カレー屋まーくん
Special foods "のぐち亭" by Yukancois [ROOM FULL OF RECORDS]
Welcome Ladies: YUKIKO & CHIE
Fee: 1,000yen
https://bonobo.jp/

■3/26 (Wed) "MASUO 5hours Exclusive Set" at Kieth Flack (福岡)
OPEN: 20:00 - 25:00
https://www.kiethflack.net/

■3/29 (Sat) "World Invader" at SHeLTeR (八王子)
GUEST INVADER: イケダマスオ aka MASANORI IKEDA & MASUO
WORLD INVADER: MR.KEI (SAL), FUJINO▼ (feel), SANCHE☆
INVADER MIXER: SHO-DEN (Surprise Audio Lab)
https://www.at-shelter.com/

=== 2014 Early Spring Chart ===


1
Grandbrothers - Ezra Was Right - Film

2
Fat Freddy's Drop - Mother Mother (Cosmodelica Remix) - The Drop

3
Africaine 808 - Lagos, New York - Golf Channel Recordings

4
Whilst - Everything That Was Was There - Optimo Music

5
David Bowie - Love Is Lost (Hello Steve Reich Mix By James Murphy For The DFA) - Columbia

6
Paqua - Late Train (Emperor Machine Mix) - Claremont 56

7
Bah Samba - Here For Now - Village Again

8
Wild Rumpus - Musical Blaze-Up - Bitches Brew

9
Mantis - Yoru no Tobari feat. Mahina Apple - 3rd Stone

10
Kuniyuki - Precious Hall (Secret Street Mix) - Natural Resource

Asusu (Livity Sound / Project Squared) - ele-king

Asusuが3月29日に-Flower War- Life Forceで初来日する。彼はPeverelistとKowtonと同じレーベルでライブユニットである”Livity Sound”のメンバーで、UKブリストルから、ベースミュージック以降のシーンにテクノやハウスの実験精神を持って、ダブステップやダブの最良の部分を組み合わせたサウンドを追求し続けている。昨年はLivity Soundのセルフタイトルアルバムや、Pevとの共作シングルといった傑作をリリースし、2013年のRA Pollではレーベル部門で見事1位に輝いた。Asusuは3月28日(金)に豊橋Quark、29日(土)原宿The Sad Cafe STUDIOでは、90年代初頭より20年以上にも渡り、国内でオープンエアパーティー、ウェアハウスパーティーのカルチャーを根付かせてきたLife Forceに登場する。3月26日(水)にはDOMMUNEへの出演も予定されている。Asusuによるテクノとハウス、ガラージュ、ダブステップが融合した現行ブリストルサウンドをAsadaのサウンドデザインで是非体感してみてほしい。

Asusu Tour Dates
3/26 (水) Life Force Presents BROADJ at DOMMUNE, 渋谷
3/28 (金) Paranoid at Grand Space Quark, 豊橋
3/29 (土) -Flower War- Life Force at The Sad Cafe STUDIO, 原宿

限定前売りチケット発売中 -Flower War- Life Force 3/29 (土)
Feelgood Shop

Asusu
Soundcloud | Facebook | Twitter

Life Force

a top 10 of old and new bits I'm playing at the moment...


1
Zenker Brothers - Vamp Like - Tresor

2
Iori - Wave - Phonica White

3
Kobosil - Aggregate - Unterton

4
Photek - Glamourama - Science

5
Hodge - Renegades - Ytivil Dnuos

6
Batu - Spooked / Clarity(Dismantled) - Ytivil Dnuos

7
Skudge - Wonder Stories - Skudge

8
DJ Dozia - Pop Culture #1 - Ovum Recordings

9
Elgato - We Dream Electric - Elgato

10
Rashad Becker - Traditional Music of Notional Species - PAN

踊ってばかりの国 - ele-king

 ニュー・アルバム『踊ってばかりの国』が絶好調。いよいよジャパニーズ・ロック・シーンに乱入かと、上昇気流に乗っている踊ってばかりの国ですが、ele-king12インチ・レーベル(通称、VINYL FOREVER series)の第一弾として、「踊ってはいけない国 EP」が3月5日にリリースされます。
 リミキサーは、踊ってばかりの国ファンを自認するDJヨーグルトさん。これ、予約だけでアマゾンのアナログ盤チャートの1位になったほどなので、こう言うのもナンですが、見つけたら迷わない方が良いと思います。
 ただでさえ、最近の日本は安部首相のおかげで海外からの評判落としまくり、そこへきて、まがりなりにもオリンピックをやるという都市でナイトクラビングができないなんて、外国から来たお客さんに呆れられてしまいますよね。
 
 なお、踊ってばかりの国は3月7日からツアーがあります。九州、北海道、東京、神戸──お近くの方はぜひライヴに足を運んで、下津君や林君をひやかしましょうね。

 2014年3月7日(金)福岡県 Queblick
 2014年3月14日(金)北海道 COLONY
 2014年3月30日(日)東京都 下北沢GARDEN

 2014年4月6日(日)兵庫県 music zoo KOBE 太陽と虎


※以下、おまけ。先日 本人から届いた季節外れの年間チャートです。

■下津光史(踊ってばかりの国)2013年間ベスト10

1. Christopher Owens - Lysandre
2. Kirt Vile - Wakin On A Pretty Daze
3. Foxygen - We Are the 21st Century Ambassadors of Peace & Mag
4. The Strokes - Comedown Machine
5. King Krule - 6 Feet Beneath the Moon
6. Vampire Weekend - Modern Vampires of the City
7. Jake Bugg - Shangri La
8. Yuck - Glow & Behold
9. Blood Orange - Cupid Deluxe
10. Toro Y Moi - Anything In Return

最近伊達眼鏡をかけはじめました。昨年に引き続き、どうも、踊ってばかりの国の下津です! ちなみに最近はセーターも着てます! 先日、踊ってばかりの国のセルフ・タイトルのニュー・アルバム『踊ってばかりの国』が発売されたので聴いてね! 3月30日に下北沢ガーデンでツアー・ファイナルをやるので来てください! 待ってまーす! イェー!


Record Store Day 2014 - ele-king

 音楽メディア/文筆業をはじめて以来、レコード店で音楽ライターに会ったためしがないんですよ。ワタクシ野田よりも年配のライターの方にはディスクユニオンなどでお会いすることもあるし、三田格とは会いたくもないのに会ってしまったりするものなのですが……。ほかに僕が知っている顔とはまず会わないのです。

 レコード店は、たんにモノの売り場というだけではありません。音楽シーンのメディア(情報発信地)であります。とくに洋楽なんぞを好きなリスナーが本当にフレッシュな音に出会いたければ、輸入盤を扱っているレコード店に行くしかないでしょう。すべてが並列しているネット通販などと違って、その扱われ方、置き場所にも触発されますし、隣り合わせの盤など自分の未開拓領域との出会いもあります。ナイスなレコード店のスタッフは自分たちの持っている知識を分け与えてもくれます。

 近年のネット通販の普及やDL問題などによってかどうか、レコード店は(音楽メディアと同様に)危機に瀕しています。こりゃまずいと、USのインディ・シーンで、ミュージシャンやレーベルなどが小さなレコード店を支援するために立ち上がり、はじまったのがレコード・ストア・デイ。その日に限り小さなレコード店でしか買えないレコードを売る。予約もなし、お店に行くしか買えないというわけであります。

 さて、少々気が早い、2014年4月19日土曜日のレコード・ストア・デイですが、大ニュース。なんと今回、坂本慎太郎&メイヤー・ホーソーンのスプリット7インチ・シングルが出ます。zelone recordsから届いた資料によれば、「これは、メイヤー・ホーソーンが、坂本慎太郎の1stアルバム『幻とのつきあい方』(US盤: Other Music Recording & Co.)を愛聴していて、『坂本とメイヤーで2014年の全米のレコード・ストア・デイで一緒に7inch出さないか?』とNYのOther Musicに連絡して来たことから始まりました」という話だ。そして、「お互いのインスト・ヴァージョンのオリジナル・マスターを使用してそれぞれ英語/日本語での訳詞ヴァージョンでレコーディングしよう、という事になり、遂に実現/完成しました」
 
 しかも、今回の7インチがすごいのは、「坂本慎太郎が、メイヤーの最新アルバム『Where Does This Door Go』から、ファレル・ウイリアムスのプロデュース楽曲“Wine Glass Woman”のオリジナル・トラックに日本語で歌詞を付けて歌い、メイヤー・ホーソーンは、坂本の1stアルバムから「幽霊の気分で (In a Phantom Mood)」のオリジナル・トラックに英語の歌詞を付けて歌った、つまり、坂本慎太郎がファレルのトラックで歌い、メイヤー・ホーソーンが坂本のトラックで歌うという、なかなかあり得ない日米のコラボレーション/スプリット7inchです!」という点にあるのです。
 坂本慎太郎がファレルのトラックで歌っているなんて……!

 さあ、2014年4月19日 (土) 発売! 店頭のみの販売。web・予約販売は無し。

 ああ、なんてこった。とんでもないコンピレーション・アルバムがリリースされた──インターネット・ミュージック・ディガーのみんなにはおなじみのブログ、Hi-Hi-Whoopeeがコンパイルした『Meili Xueshan I&II』だ。


 参加ミュージシャンには、『ele-king vol. 12』でもたびたび名前の挙がっていた奇天烈実験音楽家アレックス・グレイことD/P/Iを筆頭に、これまで3作の傑作ミックステープをリリースしているエクスペリメンタルR&Bの急先鋒デュオ18+、〈Beer On The Rug〉からの『TIMETIMETIME&TIME』で知られるYYU、その〈Beer On The Rug〉の主催C V L T S、〈Exo Tapes〉主宰のSofa Pits(=Mediafired=JCCG)、〈AMDISCS〉からの『Fools』も記憶にあたらしいAyGeeTee等々。
 日本からはジュークとエクスペリメンタルを接合する食品まつり a.k.a footman、axion117 + Lidly + canooooopyによるGANGHOUSE FUNGI、ele-kingのDJチャートでもおなじみのあらべぇ(先日、パーティー〈ELMER〉で超限定リリースされたイルビエントな『Bootleg CDR Vol One』も最高だった!)などなど。
 他にもM. Sage、Ahnnu、E+E、susan balmar、James Matthew、Constellation Botsu、Real Clothes、Angel 1、Ñaka Ñaka、Rhucleらも要注目――っていうか、すごいぞ、みんな。

 Hi-Hi-Whoopeeの記事には親切にも各アーティスト(39名!)について詳しい紹介とリンクがついているから、そちらをぜひ読んでほしい。

 とにかくとにかく。これはナカコーも絶賛する、とんでもない、恐ろしいコンピレーションだ。すでに海外では「Tiny Mix Tapes」や「Ad Hoc」が紹介し、反響を広げている。

 インターネットの奥の奥、あるいは裏の裏をかきわけ、立ちのぼる蒸気のその向こう側にそそり立っていたものは、前人未踏のエクスペリメンタルな音が視界いっぱいに広がる美しき秘峰だった! ってな感じなのでダウンロード&リッスン!

ダウンロードはこちらから

Meili Xueshan I

Meili Xueshan II



CHAINE INFINIE PLUS

Tower HMV Amazon

 フリー・モラル・エージェンツが拠点とするロング・ビーチにはサブライムがいたが、レッド・ホット・チリ・ペッパーズやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなどLAをはじめとして西海岸にホットな拠点を持っていたいわゆる“ミクスチャー・ロック”には、メタルとヒップホップなどジャンル上のミクスチャーという側面とともに、エスニシティやカルチャーにおけるミクスチャーという側面がある。ザ・マーズ・ヴォルタなどをここにストレートに分類するのはためらわれるものの、中心のひとりオマー・ロドリゲス・ロペスがプエルトリカンであり、ラテン・ミュージックを血液としながら、一方でチリ・ペッパーズのフリーやジョン・フルシアンテらを迎え、オルタナのマーケットでシリアスにプログレッシヴ・メタルを展開してきたことを鑑みれば、彼らもまた十分に「ミクスチャー」的な要素のひとつを肥大化させた存在と考えることができるかもしれない。

 フリー・モラル・エージェンツは、そのオマーや相方のセドリック・ビクスラー・ザヴァラ、そしてフルシアンテらとともにマーズ・ヴォルタの黄金期を支え、デ・ファクトやロング・ビーチ・ダブ・オールスターズ等でもオマー、セドリックとともに活動してきた鍵盤奏者、アイキー・オーウェンスが率いるセッション・グループだ。彼はメンバーの多くが黒人であることにもプライドを持っていると述べるが、そこにリプリゼントされているのはブラック・ミュージックというよりも、やはりもっと“ミクスチャー”なものである。若く瑞々しい問題提起があるわけではないが、熟達したテクニックとミュージシャンシップによって音楽的な芳香を放つ彼らは、ニュー・メタルやラウド・ロックの筋骨隆々としたイメージとはかけ離れながらも、そうした音の周辺から生まれ、それをダンス・ミュージックやクラブ・カルチャーに結びつける存在としてじつに堂々たる存在感がある。ジャズロックの煙たさと艶やかさ、サイケデリックなセッション、這うようにして迫ってくるグルーヴが、夜の鷹のように鋭く魅了する。アルバム後半にゴシックなシンセ・ポップまで開陳するリーチの長さは、鍵盤奏者としてのオーウェンスの幅でもあるだろう。過去のシングル「ノース・イズ・レッド」(2010年)ではトニー・アレンにリミックスを依頼しているが、本作ではLAビート・シーンの俊英としてその登場がいまだ鮮やかに記憶されるハドソン・モホークが登場し、ミュータントなミックスを生んでもいる。
フル・アルバムとしては4年ぶりとなる本作は、そうしたセッション・バンドが録音物への注意と興味も深めた結果として、とても充実した盤となった。こだわりのアナログ録音も、曲によってはとても意外に感じられるだろう。

LAに住むと、エレクトロニック・ミュージックに囲まれていると感じるよ。LAビート・シーンの大ファンだし、僕らにしてもLAのロック・シーンよりLAビート・シーンで認められている。

フリー・モラル・エージェンツにおいては、あなたはバンド・マスターのような役割を果たしているのですか? あなたのバンドなのか、それとも独立したミュージシャン同士のセッションがコンセプトなのか、どちらでしょう?

アイキー:俺がフリー・モラル・エージェンツの創立者なんだ。ラインナップが固まってから、本当にバンドになったんだ。いまでも、俺が作品のプロデュースを担当して、全体の作品の美学や方向性を決めているよ。

ヴォーカルもそうですが、アンサンブルや楽曲自体から、あなたがかつて活動されてきたマーズ・ヴォルタ等のバンドが持つストイシズムとは異なった豊満さを感じます。あなたがフリー・モラル・エージェンツにおいて目指すものはどんなことでしょう?

アイキー:メンディー(・イチカワ)と出会った日から、このバンドのリード・シンガーになってもらいたいと思った。彼女のヴォーカル・サウンドを意識して、このバンドのサウンドを決めているんだ。

あなたがたにはLAのアンダーグラウンド・カルチャーへの愛を感じますし、地元に根づいた活動をされていると思いますが、それがハドソン・モホークなどのアブストラクトなダンス・ミュージックに結びつくのが素晴らしいと思います。彼にリミックスを依頼したことにはどのような意図があるのでしょうか?

アイキー:俺らは全員、エレクトロニック・ミュージックのファンなんだ。とくにLAに住むと、エレクトロニック・ミュージックに囲まれていると感じるよ。LAビート・シーンの大ファンだし、僕らにしてもLAのロック・シーンよりLAビート・シーンで認められている。

あなたがたの魅力はライヴやセッションにおいて真価が発揮されるのではないかと思いますが、アルバム制作にはどのような意味がありますか?

アイキー:年齢を重ねるにつれ、レコーディングの重要性が増している。俺がレコーディングした作品こそ、後世に残していく作品なんだ。俺らの作品は、グループそして個人的に俺らの経験を反映しているんだ。最近は、自分がどのようなアートを残していくのかをとても意識している。

制作する音楽のなかに、あなたの血としてのルーツやアイデンティティはどのくらい意識されているのですか?

アイキー:黒人であることは、フリー・モラル・エージェンツにおける俺のアプローチに多大な影響を与えてる。まず、このメンバーを選んだことが、このバンドにおいて不可欠だった。黒人のインテリジェンス、センス、音楽性の交差点は、俺たちの音楽において極めて重要なんだ。このバンドのメンバーのほとんどが黒人だということだけじゃなくて、黒人男性としての俺たちの生き方も重要なんだ。

”Requiem”には具体的な対象がありますか? とても印象的なブラス・アンサンブルですが、どこか無国籍的で、よるべない魂に捧げられるかのようなはかなさを感じました。

アイキー:この曲は、バルセロナに住んでいるまだ生きている女性に捧げられた曲なんだよ。

2010年のシングル「ノース・イズ・レッド」にはトニー・アレンのリミックスが収録されていますが、これはあなたがたがどのような音楽に経緯を払い、意識をしているのかをよく物語っていると思います。どのような経緯でこの話が決まったのでしょうか。また、彼のあなたがたへの反応をどのように感じましたか?

アイキー:トニー・アレンにはまだ実際に会ったことはないんだ。彼のレーベルに連絡をしたら、親切にも彼はリミックスを引き受けてくれた。ライヴをやるとき、俺たちは彼のヴァージョンを演奏しているんだ。彼のヴァージョンの方が熟成したサウンドで、簡潔なんだ。彼はこの曲を次のレヴェルにまで進化させてくれた。

このメンバーを選んだことが、このバンドにおいて不可欠だった。黒人のインテリジェンス、センス、音楽性の交差点は、俺たちの音楽において極めて重要なんだ。このバンドのメンバーのほとんどが黒人だということだけじゃなくて、黒人男性としての俺たちの生き方も重要なんだ。

「フリー・モラル」を掲げるのはなぜでしょう? 自由を倫理として掲げているのか、倫理からの自由を謳っているのか。また、それはあなたの芸術に対する姿勢ということになりますか?

アイキー:「Free moral agency(自由道徳的選択)」というのは、神学/哲学的な概念であって、人間には自由意志があることを意味している。アーティスト、家族の一員、友だち、恋人、労働者として、自分たちが正しいと思うことに基づいて行動することができる。人間同士の絆を強くしたり、人に親切にしたり、どの音符を使いたいかなどを選択することができる。俺たちは毎日このような決断をしている。成功をすることもあれば、失敗することもあるけど、毎回選択は自分たちがしているんだ。どういう選択をするかによって、優れたアーティスト、息子、兄弟、人間になることができる。

一方でKORGのファンでもあるそうですね。KORGとあなたの音楽との関わりについておうかがいしてもいいですか?

アイキー:KORG CX3 Organがいちばんのお気に入りだし、メインで使用してるキーボードなんだ。micro KORGとmicro XLも気に入ってる。この作品『チェーン・アンフィニ』では、JUNO60とエフェクトをかけたWurlitzerを多用している。1980年代半ばのYAMAHA PSRや70年代のエレクトロニック・チェンバロも多用してる。

アートワークについてはこだわりがありますか? マーズ・ヴォルタやロング・ビーチ・ダブ・オールスターズなどには、ヴィジュアル自体が音やそれが体現するカルチャーの一部というようなところがありますが、フリー・モラル・エージェンツのアートワークについてのコンセプトはどんなものなのでしょう?

アイキー:今作のアートワークを手がけたのは、マティース・イバラという地元のミュージシャン兼アーティストなんだ。彼のアートのスタイルは、今作のサウンドを反映しているんだ。この作品のサウンドは、前作に比べると無駄をそぎ落としたミニマルなサウンドなんだ。このアートワークもそうだけど、間近で見ないとクリアに見ることができないんだ。このアートワークが好きなのは、人の反応が好きか嫌いか二手にはっきりわかれるからなんだ。あと、ロングビーチの最近のグラフィティを反映したスタイルでもあるんだ。

ロング・ビーチでは最近何がおもしろいですか?

アイキー:いまのロングビーチの音楽シーンは本当に最高だよ。ブラインド・ジョン・ポープやデニス・ロビショーのようなアヴァンギャルド・フォーク・アーティストもいるし、ワイルド・パック・オブ・カナリーズみたいにノイズとドゥワップを融合させているバンドもいる。ダフト・パンクをさらにダーティでヘヴィにしたファットバーフのようなアーティストもいれば、素晴らしいソウル・シーンもある。フリー・モラル・エージェンツのベーシストであるデニスは、〈グッドフット〉というクラブ・イヴェントを運営していて、地元の連中はみんな教会のように通っているよ。決まったサウンドがないから素晴らしいシーンなんだ。それぞれのアーティストが個性を持っているんだよ。

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 みんな大好きDOMMUNE宇川直宏の「セレブリティー1000人の偽サイン展」、そう、「偽サイン」です。覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。宇川直宏いわく「降霊術」によってセレブを自らに「憑依」させてサインを描くという、その1周回ったいかがわしさ、オリジナルを超えた偽物のリアリティといいますか、当たり前の価値観をカオスの海に放り投げながら笑っているといいますか、とにかく、5年前の500人の偽サイン展から、宇川は、日々偽サインを忘れることなく、その数ついに1000人に到達したのであります。
 そう、先週から山本現代において、その完結編として「UKAWA'S TAGS FACTORY(完結編)~宇川直宏によるセレブリティー1000人の偽サイン展」がはじまっています。2月22日まで開催しているので、ぜひ、観に行きましょう。あまりの「うまさ」(いろいろな意味で)に驚くはず。そして、その1000人の人選には、宇川直宏らしさが思い切り出ています。開催中には、トークショーも予定されているそうで、楽しみです。
 なお、開催中には、「FREE DOMMUNE ZERO」にて話題となった「夏目漱石/THE UNIVERSE」も展示されます。


■~2月22日 @山本現代?宇川直宏 個展【2NECROMANCYS】

=「UKAWA'S TAGS FACTORY(完結編)~宇川直宏によるセレブリティー1000人の偽サイン展」
&「夏目漱石/THE UNIVERSE(re-turns)」with やくしまるえつこ(朗読)!


https://www.yamamotogendai.org/japanese/exhibition/index.html

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