「Man」と一致するもの

DUBBY - ele-king

2011.12.3チャート


1
Andreas Reihse - Romantic Comedy - m=minimal

2
Gold Panda - DJ Kicks (Peaking Lights Dub) - !K7

3
The Kham Lingtsang Band - Solen - Unknown

4
Discossession - Manitoba - Crue-L

5
Legowelt - Poverties Paradise EP - Echovolt

6
Extrawelt - Neuland (Robag Wruhme Rekksmow) - Darkroom Dubs

7
Luv Jam - Outlander - We Play House

8
Tyedye - Fisherman's Bend - Italians Do It Better

9
Seahawks - Invisible Sunrise LP - Ocean Moon

10
Brain Machine - Alpha Beta Gamma (Von Spar Remix) - Titan's Halo

Chart by UNION 2011.12.05 - ele-king

Shop Chart


1

PINCH & SHACKLETON

PINCH & SHACKLETON Pinch & Shackleton HONEST JONS / UK »COMMENT GET MUSIC
2011年下半期最大級の問題作!! TECTONICの首領・PINCHとダブステップ・シーンの異端児SHACKLETONとのコラボレーション!!!2011年前半にリリースがアナウンスされ大きな反響を巻き起こしていたPINCHとSHACKLETONのコラボレーション・アルバムが遂に、遂に登場!! ブリストルにて自身のレーベル・TECTONICを運営しつつ、PLANET MUやPUNCH DRUNK、DEEP MEDIなど主要レーベルからも精力的にシングルを切る実力者PINCHと、拡張を続けるシーンにおいてなお孤高の存在であり続ける奇才SHACKLETONが創出した異次元の音響空間がここに!! 生々しいパーカッションと不穏なドローンが覚醒感たっぷりのM-2、重々しいベースライン上で女性のヴォイス・サンプルが奇妙にに変調していくM-5など、どこを切っても濃厚すぎるトラックばかり!!まさにこれこそがダブステップの正当なる進化を体現した真にアンダーグラウンドな作品、シーンの歴史に鋭利な爪跡を残す怪作の誕生です!!

2

VAKULA

VAKULA Leleka001 LELEKA / UK »COMMENT GET MUSIC
限定500枚プレス、ハンドスタンプ仕様の180グラム重量盤!!デトロイト/シカゴのアイデンティティーを昇華/消化した初期衝動的な6トラックを収録した注目の1枚!!別名義VEDOMIR、3RD STRIKEからリリースされた"Saturday"のリミックス12"を控えるシーンの中でも突出した実力者VAKULAがセルフレーベルLELEKAのファーストリリースに登場!!

3

NO BOUNDARIES

NO BOUNDARIES Modular Pursuits (Daphni Remixes) PLANET E / US »COMMENT GET MUSIC
DAPHNI (CARIBOU/MANITOBA)リミックス!!! 昨年突如リリース、モジュラー・シンセの発信音のみで収録&構成されたアルバムが話題となったCARL CRAIGのプロジェクト・NO BOUNDARIESのトラックを、LEAF~DOMINO等でお馴染みの鬼才・CARIBOU/MANITOBAの別プロジェクト・DAPHNIが2バージョン・リミックス!!! 軽くバウンスするボトムに細かく刻むハット、そこへ発信音やヒプノなシンセ、ヴォイス&ボーカル・サンプル、時にヘビー&ヒステリックに打ち付けるパーカッション等、様々な音の欠片が時に過度なボリュームの強弱をつけ次から次へと飛び交っては変容、ズブズブに引き込んでいく圧巻の2ミックス。

4

TOFU PRODUCTIONS

TOFU PRODUCTIONS Trabalhador SUNDANCE / GER »COMMENT GET MUSIC
THOMAS MELCHIOR & FUMIYA TANAKAによるニュー・プロジェクト・TOFU PRODUCTIONSリリース第一弾!! これまでもRICARDO VILLALOBOSやJOHN THOMAS等、ミニマル・シーン注目のコラボレートでも話題を集めてきたFUMIYA TANAKAが、主宰SUNDANCEレーベルよりPERLONやSMALLVILLE、LUCIANOの共作等で知られるTHOMAS MELCHIORとの新プロジェクト・TOFU PRODUCTIONSのデビュー・シングルをドロップ。少ない音数の隙間から生み出される絶妙なグルーヴとブラック&ジャズ・フィーリング溢れるサンプル使いがたまらなくファンキーな仕上がりです!!

5

FLOATING POINTS

FLOATING POINTS Shadows EGLO / UK »COMMENT GET MUSIC
セルフレーベルEGLOからFLOATING POINTSによる2枚組12"がリリース!!リリースの度に即売れが続くUK発EGLOの22番は主宰者FLOATING POINTSの新作12"!!デトロイト・マナーなシンセトラックから、ダブステップ、エレクトロニカ的な音響など、これまでにも増してそのレンジの広い才能を発揮した5トラック収録の2枚組!!

6

ONUR ENGIN

ONUR ENGIN Sweet Power/Summer Madness GAMM / SWE »COMMENT GET MUSIC
ホワイトでリリースされた「Onur Engin Edits Vol. 5」収録の山下達郎"Love Talkin' (Honey It's You)"のリエディットが注目される中、ONUR ENGINがスウェーデンのGAMMレーベルから再登場!!A-サイドにはJAMES MASON"Sweet Power"を、KOOL & GANG"Summer Madness"をビートダウン仕様にエディット/アレンジしたB-サイドと2トラックを収録した1枚。

7

MIKE HUCKABY

MIKE HUCKABY Tresor Records 20th Anniversary (国内仕様盤) TRESOR / JPN »COMMENT GET MUSIC
SURGEON!JOEY BELTRAM!DREXCIYA!クラシック満載!!!!!ベルリンで20年以上の歴史を誇り、数々の傑作を残すドイツはベルリンの老舗レーベル・TRESORの20周年を記念した超強力オフィシャル・ミックスCD。本CDのミックスではなんとデトロイト・ミュージック・シーンに於いて欠かせない存在として長きにわたり活躍してきたベテランDJ/プロデューサー、MIKE HUCKABYをフィーチャー。これまで幾度もクラブTRESORに出演してきた彼ですが、TRESORレーベルからのリリースは本作が初。全22曲でまとめられたそのトラック・リストは冒頭のSURGEONからROBERT HOOD、BAM BAM、JEFF MILLS、BELTRAM、DREXCIYAまでお馴染みのトレゾア・ファミリーの名作/代表作に加え、"The Tresor Track"と題されたMIKEによる未発表トラックも。

8

RROSE

RROSE Merchant Of Salt SANDWELL DISTRICT / UK »COMMENT GET MUSIC
UKインダストリアル~アンダーグラウンド・ミニマルの最深部・SANDWELL DISTRICT新作に16番でも変態度満点のドープ・テクノ・チューンを鳴らし大きなインパクトを残したあのRROSEが2度目の登場 !!!! 唸りをあげてドライブするビッキビキのマッシヴ・テクノ・ビートが兎に角ヤバい圧倒的な内容でドープ&ドラッギー全搭載といった様相の超強力な1枚です。マスト!!!!!

9

NINA KRAVIZ

NINA KRAVIZ Ghetto Kraviz REKIDS / UK »COMMENT GET MUSIC
ジャケットからしてTRAXイズム丸出しのRADIO SLAVE主宰・REKIDS新作。そのジャケが指し示す通りオールド・スクール・シカゴ/ゲットーテイストなトラックを搭載していますが、これを手がけるのはこのREKIDSは勿論、DJ JUS-EDのUQやEFDEMINのNAIF等、毎度強烈なレーベルからリリースを重ねているロシア出身の才女・NINA KRAVIZ。スッカスカのトラックの隙間をグルーヴさせますが、けだるげな女性ヴォイスで構成されたループは往年のシカゴ・ルーツものよりグッとクールな印象でそこがまた独自の世界を作り出しています。

10

TROPICS OF CANCER

TROPICS OF CANCER End Of All Things DOWNWARDS / UK »COMMENT GET MUSIC
REGIS主宰・UKアンダーグラウンド・レーベルDOWNWARDSを拠点にBLACKEST EVER BLACK等からのリリースでもその異色のノイジー&アヴァンギャルド/ダブなサウンドで圧倒的な存在感を示すSANDWELL DISTRICT一派・SILENT SERVANT=JOHN MENDEZがパートナーCAMELLA LOBOと組む漆黒のゴシック~ノイズ/ダブ・オルタナ・デュオ、TROPIC OF CANCERが遂にリリースした7曲入りデビュー・アルバム。

Chart by Underground Gallery 2011.12.01 - ele-king

Shop Chart


1

GERALD MITCHELL

GERALD MITCHELL Family Property (GMI Productions / CD) »COMMENT GET MUSIC
ジェラルド・ミッチェル、待望の1st・ソロ・アルバム完成!! UG 限定特典ミックスCD付き![Soul City]、[Metroplex]、[Underground Resistance]、そしてLOS HERMANOSと、彼 が歩んできた輝かしい音楽活動の本質が、すべてここに凝縮されている。あの 「Knight Of Jaguar」のリフレインを弾き出したテクノ・マスターから届いた、美し くも雄々しい、そして温かく響き渡る、珠玉の14篇。20年以上に渡るキャリアのター ニング・ポイントとなる、初のソロ・アルバムが遂に完成!"G2G"の初代主要メンバーならではのスペーシーでエモーショナルなメロディー、 LOS HERMANOSで魅せるドライブ感ある黒いグルーヴ、彼のエッセンスすべてを 凝縮したファンクネスに満ちたハウシーな空気感、まさにGERALD MITCHELLの 集大成と呼べる全14曲!

2

PSYCHEMAGIK

PSYCHEMAGIK Heelin' Feelin' (Psychemagik / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
自身主宰レーベルや[History Clock]などから注目リリースが続く PSYCHEMAGIK新作が、これまた自身が新たに立ち上げた新レーベル[Heelin' Feelin']より登場。THE WALKER BRTOHERSが78年にリリースしたアルバム「Nite Flights」に収録されていた「Disciples Of Death」をネタにした、ブルージーなミッド・ブギー・ファンク「Welcome To The Boogie Drome」のA面、ネタが分からなかったのですが、イタロ系のヴォコーダー・ヴォイスや、アルぺジオ・シンセが印象的なディスコ・ロック「Diamond Star」のB面の2トラックス。特にA面は、 HARVEYや IDJUT BOYS辺りがプレイしそうな雰囲気もあり、大きな話題を集めそうです。

3

V.A

V.A Sound Sampler Vol. 1 (Soundsampler / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
KILLER!ベルリン・アンダーグラウンド・ディスコ・ヒーロー、SOUNDSTREAM & SOUNDHACK収録のコンピ12インチ! ベルリンHARDWAXが贈る、人気ディスコ・レーベルSOUNDSTREAM & SOUNDHACKのサンプラー12インチがリリース!得意のワンループ・ディスコ・スタイルで、グイグイとファンクさせるSOUNDSTREAM、極端のカットアップされたディスコ・サンプルがグルグルとリフレインするSOUNDHACK、[Ostgut Ton]からリリースされたPROSUMERのミックスCD 「Panorama Bar 03」に収録されていたT.S.O.S.「Over And Over」など、全4曲を収録!

4

LATECOMER

LATECOMER Cosmic Cart (Mcde / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
2011年を代表するミックスCDの一つ、MOTOR CITY DRUM ENSEMBLE「DJ Kicks」に先行収録され大きな話題となっていた LATECOMER「Cosmic Cart」が遂に12インチ化!まず Side-Aに収録された そのオリジナルは、躍動感のあるウッドベースが◎なハウスグルーブに、可憐でムーディーなピアノメロ、ド渋な男性ヴォーカルを絡ませた、これからの時期にピッタリなモダン・ジャズ・ハウス。コレだけでも十分に満足できちゃう1枚なのですが、さらにカップリングには、[Philpot Records]オーナー SOULPHICTIONによるリミックスが収録され、こちらは THEO PARRISHワークっぽいLo-Fiさに、クラシカルなアシッドテイストを加えた、デトロイト・スタイルのディープ・ハウス・リミックスを披露。

5

DVS1

DVS1 Evolve (Hush / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
ミネアポリスのベテラン・ミニマリストZAK KHUTORETSKYことDVS1、HARDWAX流通の新レーベル(自身のレーベル?)からの新作12インチ! BEN KLOCK主宰の[Klockworks]、DERRICK MAYの[Transmat]などからのリリース、そして、オリジナルなグルーヴを生み出すDJプレイの評判もあり、現在世界中のパーティー・ピープルから、大きな注目を集めている、ミネアポリスのベテラン・ミニマリストZAK KHUTORETSKYことDVS1の新作HARDWAX流通の新レーベル(自身のレーベル?)からリリース! 往年の[M-Plant]作品を思わせるようなメカニカルなシンセ・フレーズをリフレインさせたA面、雲のもこもこした手触りのシンセ・リフを浮かばせたデトロイティシュなB面の2トラックを収録。

6

HEAVY DISCO / DARKSTARR

HEAVY DISCO / DARKSTARR I Ain'T Hiding / Smiling Faces (Modern Artifacts / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
NORMAN WHITFIELD Prod. THE TEMPTATIONの73年産 サイケ・ファンク・クラシック「Smiling Faces」のASHLEY & DJ COSMO Edit Side-Bが◎!! 過去に PHIL COLLINS、KATE BUSHらのリエディット作品で話題を集めた ASHELY BEEDLEによる人気リエディットレーベル[Modern Artifacts]新作は、自身と [Disco Devience]オーナー BARRYによるプロジェクト HEAVY DISCOと、DJ COSMOとの DARKSATARR名義による 2リエディット作品を収録した1枚。オススメは DARKSTARRによる、THE TEMPTATIONSの73年リリースのサイケ・ファンク・クラシック「Smiling Faces (Sometimes)」を仕様した Side-Bで、原曲の土着的なムードを残しながらも、パワフルなリズムやサイケ感の増したロッキン・ファンクな鍵盤、ギタープレイが◎な、ナイス・フロアーユーズ・リエディット。コレは DJ HARVEY辺りのプレイも間違いないのでは!?また Side-Aには、HEAVY DISCOが 2009年にリリースされた THE BLACK CROWES 通産8枚目のアルバム「Before The Frost...」より、HORSE MEAT DISCOクルーもフェーヴァリットに上げる、80年代風のエレクトロ・ロックナンバー「I Ain't Hiding」を、原曲に忠実にディスコ・リエディット。

7

FLOATING POINTS

FLOATING POINTS Shadows (Eglo Records / 2x12inch) »COMMENT GET MUSIC
先日リリースされた新作7インチも、速攻でソールドアウトとなった、ロンドン育ちの若き才能、FLOATING POINTSが、12インチ2枚組にて新作をリリース! 今作も、彼の幅広い音楽性と、その才能を遺憾なく発揮した、捨て曲無しの、全5曲を収録。エレクトロニカ的なシンセワークを多用した繊細さ、ジャズ的な生楽器演奏、ダブステップ以降のビート感覚、ビートダウンとも通じるグルーヴ、現在のシーンの大事な所が全て凝縮されたかのような、完璧な2枚組!

8

NINA KRAVIZ

NINA KRAVIZ Ghetto Kraviz (Rekids / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
絶好調なリリースが続いている[Reklids]新作はまたしてもキラー!! STEVE REICH「Come Out」バリのヴォイスループが◎な B1が一押し。 JUS-EDの[Underground Quality]や[Bpitch Control]などからのリリースで話題を集める、ロシアの美女アーティスト NINA KRAVIZ新作が、RADIO SLAVE主宰の人気レーベル[Reklids]より再び登場。 今回は、ヴォイスサンプルを執拗にループさせた覚醒度の強いキラー・ミニマル・トラックを 3作収録した1枚なのですが、中でも、シンプルながらも音圧のあるパワフルでバウンシーなトラックに、STEVE REICH「Come Out」っぽい雰囲気の声ネタがグルグルと連呼された B1「Show Me Your Time」が強烈! 是非チェックしてみて下さい。

9

A MADE UP SOUND

A MADE UP SOUND Take The Plunge (A Made Up Sound/ 12inch) »COMMENT GET MUSIC
2562名義の作品も高い人気を誇る、ダブステップ×テクノ・ハイブリッドの先駆 者DAVE HUISMANS aka A MADE UP SOUNDが自身のレーベルから新作をリリース! ベースの効いたバウンシーなハイブリッド・グルーヴに、AUTECHERのように不規則な グリッジーなカットアップ電子音が立体的に飛び交う、A MADE UP SOUNDの新境地とい える、実験的なミニマル・テクノを披露した「Take The Plunge」が凄まじくヤバイ! 個人的に、ここ最近、90年代後半のエレクトロニカやグリッジ・テクノが、新鮮に感 じていたところなので、こういうアプローチは大歓迎!面白いです!!

10

V.A.

V.A. Hortoug Edits (Wah Dubplate / 7inch) »COMMENT GET MUSIC
DUSTY SPRINGFIELDによる大名作「Son of a Preacher Man」をスローモー・ハウス化。 詳細不明のデンマーク人アーティスト HOLTOUGが、ファンク/ソウルの名曲2作をダンスフロア仕様にリミックスした要注目の1枚。 オススメは、NANCY WILSON、TINA TURNERらによるカヴァーでも知られる DUSTY SPRINGFIELD 68年作「Son Of A Preacher Man」を使ったA面!心地の良いテンションで響くギター、カリンバなど、原曲のユラユラとした気持ちの良い空気感を、そのままスローモーなハウスグルーヴに絡ませた、シンプルで飽きの来ない好作品! 意外とこの曲をネタにした、こういう仕上がりのリミックスって今までリリースされていなかっただけに、これは希少ですよー!さらに Side-Bには、レアグルーブ古典としても人気の CHARLES WRIGHT & THE WATTS 103rd STREET RHYTHM BANDの 70年作「Express Yourself」をネタにした、ファンキー・ディスコ・リミックスを収録。

Simi Lab - ele-king

「アンダーグラウンドのままでいよう。どうせ、ブロンクス以外でこんなものを聞きたがる奴なんていないんだから」(グランドマスター・フラッシュ)

 だが......ヒップホップは世界中に拡がった。どんなにヒップホップを嫌悪する人間でさえ、『Arular』(M.I.A.、2005)が世に問われる頃には、その普及度を認めずにはいられなかった。たかだか30年の歴史ではあるが、サンプリング・ビートという特殊な構造を持つこの音楽は、理論的には無限のトラックを生み出すことが可能であり、また、この音楽特有のラップという手法も、あらゆる隙間を流れ、R&Bやロック、ポップスといったジャンルの半径を拡張させている。それは、ジャンル間での交流・交通を流動的に促し、ヒップホップそれ自体をも変えていった。もはや、それはヒップホップと呼べない、呼ぶべきではない、という声もある。しかし、カニエ・ウェストとジェイ-Zがビルボードの頂上からヒップホップのチャンピオンシップを宣言するような現在、それでもなお、変わっていく変わらないもの(changing same)がこの文化にはあり、すなわち、「優れたヒップホップは必ずアンダーグラウンドからやって来る」、ということだ。

 そう、『ヒップホップはアメリカを変えたか?』(菊池訳、2008)の序盤で、この音楽の持つ種々の潜在性を軽視していた言葉として強調されている冒頭の、フラッシュによる自虐的なフレーズは、いまや、ヒップホップの持つべき矜恃をむしろ代弁している。あるいは、『いるべき場所』(ECD、2007)を思い出してもいい。この音楽にはこの音楽に相応しい場所があるのだ。しばしば、それが「どこからやって来たか」が、音楽以上に評価を決めることもある。この国のドメスティック・ラップは、商業的な規模にはいまだ恵まれていないが、そうした意味で、シーンのルールが一夜にしてひっくり返る、そうした可能性を孕んだ文化なのだ。具体的には、YouTube、SNSが音楽伝播の補助インフラとして機能する現在、王が城で高いびきをかく夜に、伏兵がひとつの鮮烈な動画を世界に問いかけ、一晩でシーンのルールを変えてしまうこともあり得る。"WALKMAN"(2009)は、いち部ではそのようなざわめきとともに迎えられた。

 以降、準備は着実に進められてきており、じらすようにして各所で発表されたSIMI LABの断片は、すでに収集困難になりつつある。また、クルーの核となるQN(a.k.a Earth No Mad)は、各所でのインタヴューによればヒップホップ・クラシックに限らず広い射程で音楽を聴くというし、何人かの異なる趣向を持つビート・メイカーを抱えているわけだから、SIMI LAB名義でのアルバムがどのような内容になるのか、想像し難かった。が、結果から言えば、本作『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』はどちらかと言えばこれまでの「伏線回収」の観が強く、個人的には『The W』(Wu-Tang Clan、2000)を思い出すなど、ひとまずはヒップホップの面子を立てた作品となった。Hi'Specによる、ハスラー・ラップばりに高圧的なトラックの上で堂々とマイクを回すクラシック・スタイルの"Show Off"が、それを象徴している。

 思えば、アメリカのローカル・ミュージックが複雑な変換を伴って受容されるに際して、この国のドメスティック・ラップは様々な歪み、膿、しがらみを抱え込んできた。不毛な内紛もあった。また、先人らの奮闘の甲斐あり、90年代のうちに「何語でラップするか」という段階を越え、USのシーンとの時差を一挙に減らしながら、ゼロ年代には「何をラップするか」という次元に突入しつつも、結局、新しい季節に「何をラップするか」で再び躓いた。SIMI LABはいま、この国で日本語を使ってラップすることの不自由さをまったく感じさせない。むしろ、日本語と英語のあいだを自由にフロウしつつ、意味性に囚われることなく無意味性をも避け、武装よりは内省を好む彼らのラップは、絶妙なバランスの上でラップ本来の軽やかさを取り戻しているようでもある。また、ネット・ネイティヴなのだろう、YouTube、Twitterなどの拡散力を巧みに利用しつつも、隠すべきものは隠しており、Googleでどう検索をかけても、SIMI LABの全貌は見えない。彼ら・彼女らのそうした自由な振る舞いを見ていると、この国のドメスティック・ラップが新しい季節を通過していることがわかる。

 正直、アルバムとしてはいささかムラのある仕上がりとなった。個人的には、QNにもう少し出しゃばりを期待していたが、それを含めてもやはり、SIMI LABはいずれの固有性をも拒絶し、物語性を排除することでアンダーグラウンドの掟を守ったのであり、敬意を込めて言えば、この音楽を好む人はまだ少ないだろう。にも関わらず、SIMI LABの周辺がにわかに騒がしくなってきた。そう、あらゆるジャンルにおいて、既存の価値観を問い直すような表現は、喝采ではなく常にざわめきとともに迎えられる。前例なきメンバー構成が成す魅力的なヴィジュアル・イメージも、極めてクールだ。このざわめきが聴こえるだろうか? プレスされたような息苦しいアンビエンス、不穏な金属音、淡々と進行するビート、各々のメランコリアを内破するような堂々たるマイク・リレー、いまの閉塞感に対するアンサーのようにもなったアンダーグラウンド・クラシック"The Blues"(pro by OMSB'Eats)は、この先もっと多くの聴き手にこのざわめきを届けるだろう。

Chart by JET SET 2011.11.28 - ele-king

Shop Chart


1

DEADSTOCK 33'S & STOPMAKINGME

DEADSTOCK 33'S & STOPMAKINGME ON RUSHMORE »COMMENT GET MUSIC
Is It Balearic?からの09年名作も記憶に新しい、UKレジェンドJustin RobertsonによるThe Deadstock 33S名義での待望の新作EP。A-Sideのオリジナル2作品に加え、レーベル主宰ZNTNと大活躍中のTiagoによる2リミックスも最高な仕上がりです!!

2

APOLLO HEIGHTS

APOLLO HEIGHTS SAD CABARET / REVERIE »COMMENT GET MUSIC
Dennis "Citizen" Kaneが主宰するGhost Town関連レーベル"Disques Sinthomme"から、Daniel & Danny Chavisブラザーズを中心に、Hayato Nakao、Chris Juliani、Micah Gaughと共にバンド編成で活動しているNYのApollo Heightsによる新作が登場。

3

DERRICK MAY

DERRICK MAY HEARTBEAT PRESENTS VOL. 2 »COMMENT GET MUSIC
人気のHeartbeat×Airのミックス・シリーズにテクノゴット、Derrick Mayが帰還!フロアの熱狂をダイレクトに伝えるべく、ターンテーブルとミキサーのみを使い、一発録り!テクノ・ゴットの『いま』を体験できる1枚です。

4

V.A.

V.A. GET DOWN EDITS VOL.2 »COMMENT GET MUSIC
アイルランドのDarrendaz Daltonが手掛ける"Get Down Edits"第二弾がお勧めです!!相方Martin Rocheと共に手掛けるリエディット・ユニットGet Down Edit、さらにGiant Cuts周辺で躍進中の78 Edits、ブルックリンのDeep & Discoらによる即戦力リエディッツ4楽曲を収録した大推薦盤!!

5

UNKNOWN

UNKNOWN RESON »COMMENT GET MUSIC
ノルウェイジャン・カルト・レーベルからまたしても堪らない一枚が出ました。Sex Tags UFOなどの傘下や周辺レーベルを巻き込んだ素晴しいリリースが相次いでいるノルウェー屈指のカルト・レベル"Sex Tags Mania"から新作23番が到着!!

6

UNKNOWN ARTIST

UNKNOWN ARTIST TALKIN' BOUT MINE »COMMENT GET MUSIC
フューチャー・ブラック・ミュージックなセルフ・プロダクションを筆頭に、Theo Parrishとの合作や4 Hero~Slum Village作品のリミックスなど、多岐に渡る活動でクロスオーヴァー・シーンのトップに君臨し続けている西ロンドンの某重鎮プロデューサーによるスローモー・ディープハウス傑作が限定入荷。

7

NICOLAS JAAR

NICOLAS JAAR DON´T BREAK MY LOVE EP »COMMENT GET MUSIC
NYを拠点に辺境ビーツなどの要素も忍ばせた美麗音響ミニマル・スタイルで傑作を連発する時代の寵児Nicolas Jaar。自らのC&Sから放つ特大傑作10"がこちらです!!

8

TATSUO SUNAGA

TATSUO SUNAGA ORGAN B. SUITE NO.7 CANDIDO TELEFUN »COMMENT GET MUSIC
ミックステープの頂点を極めたオルガンバー・スイート★遂にNo.7が初CD化です!!ご存知レコード番長こと須永辰緒氏による伝説のミックステープ・シリーズ、Organ b. Suite!!現存するマスター・DATテープからリマスタリングが施され、新デザイン・ジャケットにてCD化が実現。コレを待ってました!!

9

PSYCHEMAGIK

PSYCHEMAGIK HEALIN' FEELIN EDITS »COMMENT GET MUSIC
History Clock、そしてセルフ・レーベルからのリリースいずれもがカルト・ヒットを記録しているUK発のミステリアス・ユニット、Psychemagikによる話題沸騰の新作リエディット2作品。

10

TORNADO WALLACE

TORNADO WALLACE UNDERGROUND SUGAR CAVES »COMMENT GET MUSIC
人気レーベル"Delusions of Grandeur"新作21番はIdjut Boys Remix収録のキラー盤!!Sleazy Beats, Instruments Of Raptureからの近作も最高だったメルボルン出身の気鋭プロデューサー、Tornado Wallaceによるニュー・リリース。

第六回:時計と巻物 - ele-king

 私はヨコハマトリエンナーレ2011に関わっている方と話したとき、今回のメダマのひとつがクリスチャン・マークレーの《The Clock》と聞いて、ある感慨をおぼえた。この作品は映画から切りだした映像の断片を現実の24時間の流れとシンクロさせた24時間の長さの映像作品で、鑑賞者は12時にそれを観るとしたら、画面には時計の針が12時を指す映像が映っている。1分程度の断片が線条の時間に沿って延々と展開するのをまのあたりにすることで、私たちは映像の集積がつくるイメージのベクトルに引きずられつつ、おのおのの断片の記号性と向き合うだけでなく、現実の時間をつねに意識することになる。ウォーホルの『エンパイア』や前回のトリエンナーレに参加したダグラス・ゴードンの『24時間サイコ』とか、時間を脱臼させたり再認識を迫る映像作品は、実験映画/映像の分野にすくなくないが、マークレーのように外からではなく、時間の内側で時間と戯れてみせたものはあまりない。というか、原理を転倒させることなく、似たものがないものをつくりあげるのは途方もない手間がかかる。マークレー(とスタッフ)は《The Clock》を制作するにあたり数千の映画を観たという。時計の映っているシーンはないかと血眼になった。キリのいい時間ならそれなりにあるが、ハンパな時間は簡単に見つからない。それは映画のアーカイヴにタグをつける作業に似ていた。あるいは、エスペラント語を学んで長編小説を書くようなものかもしれないと思うと眩暈がする。

 宇川直宏は「DOMMUNE開局宣言」で「映像により世界は連帯している」と、映像があふれる時代を指摘した。一方で「何をもって"映像"なのか?」総意のない混沌とした情況に進んで巻きこまれることで、どこまでも「現在」であろうとする。「世界」とのつきあい方をいいたいのだ。クリスチャン・マークレーはアーカイヴを掘ってつなぎ作品にすることで、映像に現実の時間をとりこみ、作品と現在とのあいだに緊張関係をうみだした。映像が現実と相互交通するこの関係の背後に逆・現実拡張というほどの狙いがあったかどうかわからないが、マークレーがふたたび(?)現在のアートシーン(?)の先頭にあらわれたのは、宇川直宏の問題意識と無関係とはいえないと思うのである。なんといっても、マークレーは《The Clock》の展示で今年のベネチア・ビエンナーレでグランプリにあたる金獅子賞を受賞したということだ。ヨコハマトリエンナーレ2011に鳴り物入りで登場したのである。


2011年10月22日 「"Manga Scroll" A vocal score by Christian Marclay」より
ヨコハマトリエンナーレ2011 / 日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)

 マークレーはわかりやすい。と書くと語弊があるかもしれないが、もってまわったいい方の現代美術と較べるとそのコンセプトは輪郭がはっきりしている。鑑賞するひとが受ける印象にはちがいがあるのは当然だが、マークレーのいいたいことが伝わらないという心配はない。あるいはいいたいことをねじ曲げて受けとられないという気がする。シンプルなアイデア。それを形にするための偏執的編集。さらにそれを浸透させる伝達力とそこに含まれる笑いがポップさにつながるのはマークレーも例外ではない。しかもここにはヨーロッパ的な屈託というよりも--マークレーはスイス系アメリカ人である--20世紀初頭にカフカが夢想した未来のアメリカの工業化された都市の摩天楼と、それを支えるシステムの影にある野趣を感じさせる逞しさがある。逞しさというのはちょっとちがうかもしれないが、即物的で実体的な手触りはやはり拭えない。この印象は私がマークレーを知った最初に感じたことだ。いまも変わらない。私は彼を90年代前半に知った。マークレーがダウンタウン派と呼ばれるニューヨークの即興音楽シーンに出入りしていたころで、フリージャズの形式を逃れ、ロックやハードコアやオルタナやダンスミュージックに逃走線を敷いたその界隈の音楽家に較べても、マークレーは最初からどこか超然としていた。というか、誰彼のように高度な音楽の素養がないからアイデアで勝負するしかない。ターンテーブルといっても、ヒップホップやバトルDJみたいな系統的なスキルとフォーマットとは関係ない。マークレーの影響下にあった大友良英はターンテーブル音楽を批評として機能させたが、マークレーは諷刺に近かった。諷刺であるからには対象を異化し、なにものからも距離を保たねばならぬ。だからターンテーブルの個数をベラボウに増やすか、会場に敷きつめたレコードを踏ませるか、レコードを切り刻んで接着するか、ヤヤコシイことばかりマークレーは考えていたが、それを簡便に伝達する術をほとんど本能的に心得ていた。才能という言葉を使うのは何もいってないに等しいが、これを才能といわずして何といおう。

 マークレーの代表作に、ルイ・アームストロングやジミヘンや、ゲンズブールとジェーン・バーキンの音源をコラージュした数曲を収録した『More Encores』という10インチ盤がある。89年にドイツの〈No Man's Land〉から発表し、97年にクリス・カトラーの〈ReR〉から再発された。当時東証一部上場企業の従業員だった私は社員寮でこの10インチ盤を聴いていた。やや音量は大きかったかもしれないが、そこは折り目正しい企業人であるから、騒々しいということはなかったはずである。ところが一曲目の"ヨハン・シュトラウス"がはじまり誰もが知っている"美しき青きドナウ"をコラージュしたパートにさしかかったとき、隣の部屋の方が壁をバンバン叩く音がした。部屋の模様替えでもしているのだろうと、私は気にかけなかった。レコードの中ではマークレーがヨハン・シュトラウスの三拍子に合わせてスクラッチしている。一拍目にスクラッチが来るのがいかにもワルツだ。興に乗ってきた私は盤面を擦りはじめた。ヨハン・シュトラウスを擦るマークレーを擦る私という連想が私を陶然とさせたそのとき、ドアを激しく叩く音がした。レコードから針をあげ、扉を開けてみると、隣の部屋の先輩が立っていた。スポーティに刈りこんだ頭髪とシャンと伸びた背筋は彼がかつて運動部で厳しい鍛錬を積んだことをうかがわせる。技術職で、たしか工場のシステムを管理する部署だったはずだ。
「きみが音楽を好きなのはわかるけど、キチガイみたいなのは止めてくれないかな」と彼はいった。怒気はふくんでいるが、口調は穏やかである。私はひどくメン食らった。楽しんでいた音楽が他人の迷惑になっていたことに動揺した。
「すみません。以後気をつけます」
 その場はそれで収まった。ともに折り目正しい企業人であったのが幸いした。しかし私は考えこまざるを得ない。マークレーが彼の神経を逆なでしたのは、音量でもノイズの含有量とも美意識とも(たぶん)関係ない。教科書に載っている名曲が歪曲されたこと、無自覚に前提としていた教科書的なものの歪みから生まれた「余り」と向き合うことの不安があったのではないか。マークレーは長いキャリアを通じて、観客と鑑賞者にそれを突きつけてきた。境界線はここにある、と。それは案外すぐそばにある、と。そしてまた、その外に踏み出すのは意外に簡単だ、と。ちょっとした頭の捻り具合だ、と。マークレーはいっている。それはヒップホップがブレイクからループを組み立てたこととも、ジミヘンがギターを壊す瞬間だけを持続させる目的でJOJO広重が非常階段を結成したのとも動機はそう変わらない。インダストリーとポップ音楽をまとめてフルクサスの血脈に引きずりこめ! と。マークレーの音楽はそういうふうに耳を鼓舞する。と、考えながら、10月22日、私は日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)に腰かけている。


2011年10月22日 「"Manga Scroll" A vocal score by Christian Marclay」より
ヨコハマトリエンナーレ2011 / 日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)

 今日はクリスチャン・マークレーのコンサートである。といっても、マークレーは演奏しない。ヨコハマトリエンナーレ2011の関連イベントとして、マークレーの《Manga Scroll》を巻上公一が「演奏」するのである。簡単に説明すると、《Manga Scroll》は海外(アメリカ)に輸出した日本のマンガに描かれたオノマトペ--当然外国語に翻訳されている--をロールペーパー上に再構成したグラフィック作品で、掲載図版をご覧いただきたいのですが、「KA-BAWM」「FLIP PLOOF」「ZOOOM」「BOOM!」といった大小さまざまな擬声語が左から右へ流れていく巻物(スクロール)形式になっている。巻上公一はこの幅20メートルにおよぶ作品をスコアに見立て、擬声語を音声化するという。


Christian Marclay / Courtesy of Gallery Koyanagi
Image courtesy of Graphicstudio/USF, Tampa, Florida, USA

 おおかたの席はすでに埋まっていて--定員制のイベントなのです--演奏者=巻上公一も待機している。最前列で作者が見守っている。三日後にギャラリー小柳ではじまる「Scrolls」展のために来日したのだろう。司会の女性の前口上に続き作者が挨拶する。「中世日本の表現形式である巻物と現代のマンガのミックスであるこの作品を上演するのにマキガミ以上にふさわしいアーティストはいない。マキガミは日本語でいうスクロール、巻紙ですから」と作者は面長な顔をやや上にさし向けてしゃべっている。社員寮の隣の先輩とどことなく似てる、と思ったのはさっきまで彼のことを考えていたからだ。《Manga Scroll》が中央の長机の上に寝かされていて、観ることができないのはちょっと不満だが、コンサートでは観客は演奏者の手元の譜面を見ないのだから、しょうがない。主役はあくまで音だということだ。


2011年10月22日 「"Manga Scroll" A vocal score by Christian Marclay」より
ヨコハマトリエンナーレ2011 / 日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)

 巻上公一は声帯を縦横に駆使し《Manga Scroll》を音声化する。『Kuchinoha』『Koedarake』といったソロ・ヴォイス盤の音声実験(実験的音声)における声の可能性を上から下へ、あるいは右から左へ、スクロールするように、巻上は声を引き攣らせ撓ませ歪ませ二重化させる。巻上の声のヴィルトゥオーゾぶりは圧倒的だが、アクロバティックなテクニックに溺れるより、テクニックそのものを戯画化するように思えるのは、マークレーと巻上の思惑の一致というべきだ。オノマトペという、意味でも音でもある言葉をどちらともつかないように音にすることに巻上公一ほど長けたひとはいない。しかも《Manga Scroll》は日本のマンガの擬声語を英語に翻訳したものが元である。そこに誤解や誤読や翻訳不可能性が入りこむ隙間が生まれる。それだけでなく、世界中に知れわたった「マンガ」とカートゥーンやアメコミといった海外コミックとのタッチのちがい--文化的なコードの差異--も《Manga Scroll》には投影されている。あるいはマンガ史という形式の来歴まで視野に入れ、演奏者はつぎつぎ現れる擬声語を読み解いていかなければならない。普段マンガを読むとき、誰もそこまで気にしない。みんな電車の中で普通にマンガ本を開き、電車に揺られている。誌面はコマに割られていて、その中にキャラが描かれていて、フキダシには文章があり、擬声語がそこに描かれた情況や運動を視覚化している。読者はそれら全部を頭の中で統合しながらマンガを読み進めていくわけだけだが、ここでマークレーの側に立って考えてみると、マンガという形式/メディアをサンプリング/エディットするには擬声語に着目するのがいちばんてっとりばやい。というか、これしかない、とマークレーは思った。その発想は大文字の「映画」を「時計」という記号からリエディットした《The Clock》と響き合っている。

 巻上公一の演奏が終わって、はじめて実物の《Manga Scroll》を目にしたとき、さまざまな擬声語が紙面上で連鎖し旋回し衝突していた。文字たちが結託してひとりでにDNAの螺旋構造に組み上がったかのようなシームレスな文字列はマークレーの偏執的編集性をうかがわせるだけでなく、文字のデザインのエフェクト(初期マック・デザインを思わせる)がそのまま、この作品をグラフィック・スコアとして使うときに指示記号に転化することを物語っていた。音の長短や高低など、演奏者の決定に任せる部分はもちろんある。であっても、グラフィック・スコアはだいたいそういうものだともいえるのだが、これを詳しく述べるのには私は稿を改めなければならない。(了)

クリスチャン・マークレー「Scrolls」
2011年12月22日まで
GALLERY KOYANAGI
www.gallerykoyanagi.com


2011年10月22日 「"Manga Scroll" A vocal score by Christian Marclay」より
ヨコハマトリエンナーレ2011 / 日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)

Chart by STRADA RECORDS 2011.11.24 - ele-king

Shop Chart


1

CHOCOLAT'S

CHOCOLAT'S EL CARAVANERO-JOE CLAUSSELL EDIT SALSOUL (US) »COMMENT GET MUSIC
77年リリースのアルバム「Kings Of Clubs」に収録されていたJOE CLAUSSELLのフェイバリット・チューンChocolat's「El Caravanero」がナント12インチでしかもJOE CLAUSSELLによるエディット・ヴァージョンで登場!濃厚なパーカッションやオルガンにヤラれる極上のアフロ~ラテン系ダンス・クラシック!マスト!

2

HERVE SAMB & DANIEL MORENO

HERVE SAMB & DANIEL MORENO KHARIT(W-PACK) SACRED RHYTHM MUSIC (US) »COMMENT GET MUSIC
【限定200セットのみのプレス!】PHAROAH SANDERSやHARBIE HANCOCKといったトップ・プレイヤーとの仕事でも知られるギタリストHERVE SAMBと、JOE CLAUSSELLのほとんどの作品に参加してきたパーカッション・プレイヤーDANIEL MORENOによる限定2枚組アナログ!アコースティックで音楽性の高い極上のブラジリアン・サウンドです!

3

TIMMY REGISFORD

TIMMY REGISFORD FELA IN THE HOUSE OF SHELTER(CD) OCTAVE LAB(JPN) »COMMENT GET MUSIC
【日本盤先行発売&ボーナス・トラック収録!】近年Timmyが進めていたFela Kutiのリミックス・プロジェクト「FELA IN THE HOUSE OF SHELTER」が遂に完成!今回Fela Kutiのカタログ を管理するフランスのFKO Musicが公認したFela Kuti音源を自由に使ったリミックス音源をオフィシャルにリリースする事が許された最初のアーティストとなった。70年代のFela Kuti代表作である「Coffin For Head of State」や「Ikoyi Blindness」を始め、アフロビート・サウンドとブラックネス溢れるTimmy RegisfordのNYディープ・ハウス/シェルター・サウンドの相性はとにかく抜群で、近年の彼のプロダクションの中でも出色の作品となった。TimmyのFelaの作品に対する並々ならぬ愛情に包まれた全ディープ・ハウス・ファン必聴の話題作!

4

OLIVER $

OLIVER $ GRANULATED SOUL PLAY IT DOWN(UK) »COMMENT GET MUSIC
MOODYMANNネタの「Doin' Ya Thang」で大ブレイクしたOliver $がまたまた強烈な黒い作品をリリース!アフロなドラム・トラックにスピーチを絡ませたカッコ良過ぎるハウス・チューン!「Doin' Ya Thang EP」同様今回も限定で、たったの200枚のみの生産!多めにオーダーしましたが早速ショートしての入荷。なのでお早めに!

5

STEVE WINWOOD

STEVE WINWOOD TIME IS RUNNING OUT ISLAND(UK) »COMMENT GET MUSIC
77年リリースのバレアリック~ロック系ダンス・クラシックがオリジナル仕様の12インチで再発!注目はB面に収録されているインスト~ダブ的バージョンの「Penultimate Zone」!グルーヴィーなボトムにサイケデリックなシンセのソロがフィーチャーされた極上のインスト・ダンス・ロック!David Mancusoもプレイ!オリジナル盤はウルトラ・レアですのでこの機会に是非どうぞ!

6

APHREME

APHREME HIGH-RISER STYLISTIC(US) »COMMENT GET MUSIC
Seasons LimitedからもリリースしていたAPHREMEによる強力盤!ジャジーなシンセやピアノが絡み合う極上のインスト・ハウス!タイトル通り空高く舞い上がるような高揚感がたまらないA1の他にもディープな作品を3曲も収録しています!

7

BAYARA CITIZENS(JOE CLAUSSELL etc)

BAYARA CITIZENS(JOE CLAUSSELL etc) BAMBARA OBSCURE MIXES SACRED RHYTHM MUSIC (US) »COMMENT GET MUSIC
7インチでリリースされていた「Bambara」の新たなヴァージョンが12インチで登場!グッと低重心な音作りでディープに始まり、ドラマチックに展開するA面、トリッピーで後半のシンセ・ソロもカッコイイB面共に盛り上がり必至!

8

AUDIOJACK

AUDIOJACK GET SERIOUS EP 2020VISION (UK) »COMMENT GET MUSIC
ナント!89年のハウス・クラシックPrecious「Definition Of A Track」のリメイク収録!曲調はほぼそのままに、今っぽいサウンドになって大満足!タイトルも同じというのが潔い!

9

COSMIC METAL MOTHER

COSMIC METAL MOTHER TIME IS NOW PANACUSTICA(GER) »COMMENT GET MUSIC
イタリアのPAOLO DI NOLAによるバレアリック系注目のアーティストCOSMIC METAL MOTHERが自身のレーベルPANACUSTICAからリリース!サイケ&プログレ風のゆったりした極上バレアリック作品をCOMMODITY PLACEと、なんとシカゴ・ディープ・ハウスのLARRY HEARDがリミックス!ディストーション・ギターを加えサイケ度を増した前者と原曲の持ち味はそのままにLARRY HEARD節ディープ・ハウスに仕上げた巨匠の技、と両者甲乙つけがたい高品質な内容!

10

JOHN JASTSZEBSKI

JOHN JASTSZEBSKI CHILDREN OF CHILDREN EP PHONOGRAMME(FR) »COMMENT GET MUSIC
パリを中心に活躍中のアーティストJOHN JASTSZEBSKIが新レーベルPHONOGRAMMEから第一弾シングルをリリース!ややわらかく包み込むようなシンセ・パッドに語りを乗せたアブストラクトに響くディープ・ハウスなオリジナルをデトロイトのベテランRICK WADEがリミックス!ミュート・ギターやパーカッションを加えより黒さをアップ、この辺りのサウンドのオリジネイターとも言える余裕の貫禄すら感じさせる仕上がりとなっています!

Chart by UNION 2011.11.24 - ele-king

Shop Chart


1

DERRICK MAY

DERRICK MAY Heartbeat Presents Vol. 2 LASTRUM / JPN »COMMENT GET MUSIC
デトロイトテクノのオリジネーターとして世界中のダンスミュージックシーンから最大級のリスペクトを受け続け、数多くのアーティストにケタ違いの影響を与え続けたデリック・メイ究極のミックスショーが再び!トライバルでファンキーな疾駆するテクノとハウス、圧倒的なターンテーブルスキル、卓越したカットイン、ライブ感溢れるイコライジング、多彩な展開で魅せるストーリー、ピッチ・スイッチングによるスローダウン、現場のテンションを重視するパワフルなミックスには何度も心奪われます。天才にしかつくり得ない唯一無二な神の領域、前作同様、今作もターンテーブルとミキサーのみの生々しい一発ライブ・レコーディング!!

2

DEETRON

DEETRON Balance 020(帯ライナー付き国内盤仕様) BALANCE / JPN »COMMENT GET MUSIC
大人気MIXシリーズ「BALANCE」にDEETRON本作は約3年ぶりとなるMIX CDが登場!!「ヴァイナルというすばらしいフォーマットと、デジタルの尽きることのない可能性に満ちた世界を賞賛するために」DISC 1はCUBASE、WAVELABで加工したデジタル・ミックス、DISC 2は3台のターンテーブルとミキサーを用いヴァイナル・オンリーでのミックス。AUTECHREの"Nine"で幕を開け、TODD TERJEやBURIAL/FOUR TET/THOM YORKEの話題曲"Ego"、THROBBING GRISTLEまで飛び出し縦横無尽な展開で飽きさせないDISC 1、SHEDの変名WAX、SURGEONなどの硬派なテクノ中心に自らの未発表曲も盛り込んだ入魂のミックスを披露するDISC 2 と、どちらもスキルフル!

3

CV313

CV313 Second To Forever ECHOSPACE / US »COMMENT GET MUSIC
Steve Hitchelのリマスタリングを施したマーブル柄カラーヴァイナル仕様の160g重量盤、8ml MYLAR BAGジャケット再発!!!生前、マスタリングの権威NSC Mastering(Detroit) Ron Murphyがマスタリングを行うことで初めて完成に至った22分58秒に及ぶ「Beyond The Clouds(reprise)」が遂にアナログ化。穏やかに音の表情を変化させていくCV313版E2-E4とも言えよう超大作。まもなくアルバムのリリースを迎えるStephen HitchellとRod ModellのユニットCV313。本作はそのアルバムリリースに先駆けてのシングルカット第4弾。E2-E4的な反復の心地よさと、Gas (Wolfgang Voigt)を生っぽく仕上げたようなホワイトノイズが空間を埋め尽くす、CV313ならではのリキッドなアンビエントハウス。

4

RAHAAN

RAHAAN R Music EP FOUR PLAY MUSIC / UK »COMMENT GET MUSIC
2002年にシカゴのFOUR PLAY MUSICからリリースされたRAHAANの「R Music EP」が再入荷!!RON HARDYの意志を継承し、他を圧倒するグルーヴ感、ミックスセンスでシカゴローカルから発信するRAHAAN。エッジの効いたギターリフ、カットアップフレーズでグルーヴを生ませたA-1"Coming Hard"や、歪んだキックに美麗なエレピの調べがフィーチャーされたA-2"Montana Groove"など5トラックを収録!!廃盤状態だった貴重なバックタイトル!!

5

DJ YOGURT & KOYAS

DJ YOGURT & KOYAS Sounds From Dance Floor UPSET REC / JPN »COMMENT GET MUSIC
アンビエント古典を独自の解釈でリメイクし大きな話題を集めた「Chill Out」や「Sound Of Sleep」新作と、立て続けに注目作を生むユニットDJ YOGURT & KOYAS。DACHAMBO等へ提供したリミックス・ワークや数々のライブ・アクトが益々大きな評判を集める中、待ち望まれていた彼らの初のダンス・アルバムが遂にリリース。これまで数々のライブ・アクトで披露し幾度もオーディエンスを爆発的に盛り上げてきたキラー・トラックの数々、既に12"でリリースされフロア・ヒット中のトラック、GAINAXやDACHAMBOのEIJI、NABOWAのHIKARUやギタリストARATAとのコラボレート作品やリミックス等、2人のダンス指向/ダンス・フロアへの熱い想いを全面に打ち出した初のダンス・アルバムでありながらある意味ベスト盤ともいえる1枚。

6

MAXMILLION DUNBAR

MAXMILLION DUNBAR Everyday L.I.E.S. / US »COMMENT GET MUSIC
RAS GやTOKiMONSTAもリリースするRamp Recordingsを中心に活動中のMAXMILLION DUNBARがNYアンダーグラウンドL.I.E.S.から限定盤3トラックEPをリリース!MOODYMANN至高の傑作JANを彷彿とさせる不穏なベースライン、しかしそれを覆うのは煌びやかでサイケデリックなキーボード、さらにムーグ調のソロシンセも絡み幻想的なスローモーハウスを展開するA1のインパクトも強烈だが、突き抜けるようなキーとクラシカルなパーカスを纏い、浅い時間にマッチするヴィンテージなアンビエントハウスB1、さらにBENT BOYS"Walk The Night"系のランニングベースにLATE 80'sなシカゴの雰囲気たっぷりのオールドスクールな手法がセンス良く配置されたB2も素晴らしい、三様のスタイルを見せ付けた1枚。

7

EQD

EQD Equalized #005 EQUALIZED / GER »COMMENT GET MUSIC
SHED(OSTGUT TON、SOLOACTION)を筆頭にWAX、WK7、STP...等等、様々な変名を用いる鬼才・RENE PAWLOWITZが送るHARDWAX流通のホワイトラベル+スタンプもの、中でも根強い人気を誇る変名のひとつ、EQDの"Equalized"シリーズ最新第5弾が到着!!! ヘビーなキックの中を力強いシンセ・リフがよどみなく疾走するソリッドなミニマル・作品A-1、ボトムの重さはそのままに、トランシーなシンセ・ラインが叙情的に波打つテック・トラックB-1といずれもロング・タームで展開する強力なユース・チューンを収録。

8

V.A.(SOUNDSTREAM,SOUNDHACK,T.S.O.S.)

V.A.(SOUNDSTREAM,SOUNDHACK,T.S.O.S.) Sound Sampler Vol. 1 SOUND SAMPLER / GER »COMMENT GET MUSIC
SMITH N HACKの片割れことFRANK TIMMを代表する変名、ファンキー・ディスコ&ループな作風で人気を確立するSOUNDSTREAM/SOUNDHACKの2作品に加え、更にPANORAMA BARのミックスCDシリーズ第三弾・PROSUMERミックスの「Panorama Bar 03」でもお目見えした楽曲"Over And Over"を含めた、T.S.O.S.による2トラックを搭載したおそろしく強力な4曲入りサンプラーEPが"SOUND SAMPLER"001番として登場!! グッとディープなハウス作品となったA-1、カットアップされたホーンの様な音がキレ味抜群、まさにSOUNDSTREAM & SOUNDHACK仕様なA-2、つんのめった様なキックの中をファンキーなシンセ・ラインがせわしなくうごめくB-1に加え、更にリズム・トラックのみで構成されるDJ的にはかなり応用できそうなB-2と見逃せない内容!

9

BUTCH

BUTCH Butch's Raw Beats Vol.1 REKIDS / UK »COMMENT GET MUSIC
RADIO SLAVEのREKIDS最新作にRICARDO VILLALOBOS主宰のSEI ES DRUM新作"Rawhide/I Love You/Gray"で話題沸騰中のジャーマン・テック・ミニマルの雄・BUTCHがいよいよ登場!!!TRAPEZ、AFU LTD~GREAT STUFFまで、様々な人気レーベルから作品を発表、現在絶好調の俊英が送るスウィンギン・ディスコ・テック!! 生々しいスポークン・ボイス使いも超ファンキーなA-1、ロング・タームのシンセ・ラインが徐々にビルド・アップしフロアの温度をグッと上げていくCOOLなB-1、両サイド共にこれはかなりの強力盤です!!

10

FAR OUT MONSTER DISCO ORCHESTRA

FAR OUT MONSTER DISCO ORCHESTRA Keep Believing (Can You Feel It) FAR OUT RECORDINGS / UK »COMMENT GET MUSIC
FAR OUTの人気シリーズにTHEO PARRISHが登場。MARK Eや4HERO等が続いたFAR OUT MONSTER DISCO ORCHESTRAの16thアニヴァーサリー12"はTHEO PARRISH、ONUR ENGINを擁するUSのPLIMSOLLからリリースするKOMPLEKSが担当。優雅に浮遊するストリングス/シンセのフレージングにポエトリーと鍵盤のカットアップを交え、クラッピングの連打で変化をつける荒削りなドラミングでスリリングに展開するTHEO PARRISHリミックス、肝となるジャジーな鍵盤フレーズを変化させビートダウン・トラックに落とし込んだB-サイドのKOMPLEKSも負けず劣らず好リミックスを披露しています。

Baths - ele-king

 いよいよ今週は本サイト『ele-king』のイチオシのひとり、バス君の登場。デイデラスやビョークのIDM好きの人とか、あるいは初期のマニー・マークがグリッチを試みたとしたら......LAからやってくるバス君は、〈アンチコン〉レーベルが見いだした素晴らしい才能です。アンダーグラウンド・ヒップホップの鬼っ子だった〈アンチコン〉が送り出すドリーム・ポップとも言えますが、そのメッセージは混沌とする現代社会への鋭いメッセージでもあります。ジェームス・ブレイク、そしてカリブーが好きなリスナーもぜひ注目してみてください。
 22日にはDOMMUEにも出演。また、24日の代田橋FEVERでは、アルバム『言葉の泡』が話題のPhotodiscoもライヴ出演します。
 
 バス君のメッセージは、たとえば次のようなものです。


Baths
Cerulean
Anticon

ReviewAmazoniTunes Store

 love, この世界は真っ暗で
 僕はなにも見えない
 ねぇ、僕を必要としてよ.

 boy, 君は華やかで
 僕はどう見えるかな
 ねぇ、僕を必要としてよ.

 あなたは、将来が見えるけど
 僕はなにも見えない
 僕を必要だって言ってよ

 love, 僕が諦めたのを知っているよね
 だって、僕らははまだ相応しくないんだよ
 ねぇ、僕を必要としてよ
Baths "Plea"

2011.11.25(金) 新代田 Fever (All Night)
"Tugboat presents Baths Live in Tokyo 2011″

OPEN 24:00 / START 24:30
ADV¥3,500(+1Drink)/DOOR¥4,000(+1Drink)
opening act: Sodapop (anticon. label Manager)
出演: Sodapop / Baths / Photodisco / cokiyu

※ご注意 / 要身分証明書 https://www.tugboatrecords.jp/category/event

Chart by Underground Gallery 2011.11.18 - ele-king

Shop Chart


1

THEO PARRISH

THEO PARRISH S.T.F.U [Sound Signature / 12inch] »COMMENT GET MUSIC
THEO PARRISH [Sound Signature]からの新作12インチは、マッド & ピプノなブリープ・ハウス!これはヤバイ!! ここ最近、かなり活動が活発化しているTHEO PARRISHですが、久々に自身のレーベル[Sound Signature]から新作を発表です!まさにTHEO PARRISHのDJプレイの、ダークな時間帯にばっちりハマリそうな、かなり危険なアシッド・ハウスを展開した今作、どことなく90's初期のブリープ・ハウスを思わせるような、サブソニック・ベースと捻れたブリープ音で、深く深くドープな世界へ誘って行く、圧巻の1枚!THEO PARRISH節と言える、土着的なリズムの組み方も、鳥肌モノ!これは凄いです!「Long Mix」と「Short Mix」の2ヴァージョンを収録!

2

DJ KAOS

DJ KAOS From Inside [Dfa/12inch] »COMMENT GET MUSIC
[Astro Lab]や[Clone]、[Rong Music]、[Skylax]など、シーンを代表するアンダーグラウンドレーベルより快作を連発するDJ KAOSの新作が[Dfa]より登場。鳴りの良いロッキンなギターやノスタルジックムード漂うフルートを響かせ、エモーショナルな男性ヴォーカルとともに展開してくロマンチックなコズミック・チューンのオリジナルをA面に、B面には、ポルトガルの鬼才 TIAGOがリミックスを手掛ける2ヴァージョンが収録され、アシッディーなシンセなどを絡め、中盤からのトリッピーな展開が、DAVID MANCUSOのプレイを期待させる B1と、パワフルなオルガンプレイを響かすグルーヴィーなダブミックスの B2。いずれもホント良いですね縲怐B最近の[Dfa]作品の中でも、特にオススメしたい1枚です。是非チェックしてみて下さい!

3

LEVON VINCENT

LEVON VINCENT Impressions Of A Rainstorm Ep [Novel Sound / 12inch] »COMMENT GET MUSIC
先日来日したばかりのN.Y地下テクノ・シーンの重要人物LEVON VINCENT、自身のレーベル[Novel Sound]からの新作!ヨーロッパ産とは明らかに違う「空気感と鳴り」。オススメです。

4

LEE VAN DOWSKI

LEE VAN DOWSKI On [Rekids /12inch] »COMMENT GET MUSIC
ここ最近の[Rekids]のベスト作品!オリエンタル・フィールなテックチューン! [Cadenza]、[Mobilee]、[Bpitch Control]からも作品を残す LEE VAN DOWSKIが、大人気レーベル[Rekids]より新作をリリース。 躍動感のあるパーカッシブな4/4ビートに、オリエンタルな弦楽器や、どことなく[Ecm]のサックス奏者 JAN GARBAREKを思わせるような旋律と奏でるサックス・ソロなどを前面にFeatした、異国感漂うディープ・テックハウスのA面、MR RAOUL Kの作品を彷彿とさせるオーガニックなトラックに、軽快なオルガン・フレーズやピアノ、モダンジャジーなホーンアンサンブルなどの生楽器を取り入れたB面、どちらも文句なしのキラー・トラック!

5

VENTRESS

VENTRESS Avn002 [Avian / 12inch] »COMMENT GET MUSIC
SIGHA、LUKE SLATER、SILENT SERVANT、MARCEL FENGLERなどがプレイ中の、ヘビー・ウェイト・ドープ・ミニマル!グルーヴも音響もばっちりです。 LUKE SLATERの[Mote-Evolver]からのリリースでお馴染みのSHIFTEDによるプライヴェート・レーベル[Avian]の第2弾!SIGHA、LUKE SLATER、SILENT SERVANT、MARCEL FENGLERなどがプレイ中の、アンダーグラウンド・ミニマル話題作!

6

FACTORY FLOOR

FACTORY FLOOR Two Different Ways [Dfa / 12inch] »COMMENT GET MUSIC
[Dfa]新作!サイケデリックなウワ音の鳴りが◎なグレイト・トライバル作品! 個人的にもここ最近の[Dfa]作品の中では断トツにオススメしたい1枚!ポスト・インダストリアル系アーティスト FACTORY FLOORによる新作がとにかくヤバいです!!アシッディーでトライバルな感覚を孕んだリズムに、硬質なパーカションの鳴りやサイケなウワモノを響かせ、ディープな覚醒観の中展開させた Side-A、怪しげな女性ヴォイス・サンプルを交え、よりテクノ的なミニマル感をもった Side-Bと、どちらもとにかく危なすぎます!!フロアーでの音鳴りも十分に期待させてくれそうですよね縲怐Bアンダーグラウンドファンの方、コレは絶対に要チェックですよ!

7

FAR OUT MONSTER DISCO ORCHESTRA

FAR OUT MONSTER DISCO ORCHESTRA Keep Believing (Can You Feel It) - Theo Parrish Remix [Far Out Recordings / 12inch] »COMMENT GET MUSIC
UKの老舗レーベル[Far Out]、レーベル設立16周年を記念した特別企画第6弾は、満を持してTHEO PARRISHが登場!お得意のラフなリズムにジャジーな鍵盤やストリングを幻 想的に響かせ、力強く打たれるドラムグルーブで徐々に高揚していく、壮大かつ深遠なキラー・リミックスを披露!これは、幅広いファン層から支持を受けそうな!セルビアのプロデューサー KOMPLEKSによる、ビートダウン・ライクなリミックスも素晴らしい!これは絶対に聴くべき

8

SHIMMY SHAM SHAM

SHIMMY SHAM SHAM Shimmy Sham Sham 004 [Shimmy Sham Sham/ 12inch] »COMMENT GET MUSIC
過去3作品がいずれもキラーな内容だった SHIMMY SHAM SHAMですが、個人的には今作が文句なしで一押し!DJ NORIさんもプレイしていた、FAZE ACTIONによるカヴァー・ヴァージョンも記憶に新しい、ARTHUR RUSSELLの名作「In The Light Of The Miracle」をネタにしたA面、土着的でブルージーなオリジナルの良さを見事に引き出した NINA SIMONEネタのアフロ・パーカッシブ・ハウスのB面の2トラック!

9

V.A

V.A Remake Me Whole / Gimmeyour Curtis [Boot1 / 12inch] »COMMENT GET MUSIC
謎のホワイト盤ですが、既にCARL CRAIGやRADIO SLAVEがプレイしているというこの冬のパーティー・チューン!程良くメロウでナイス・テンションのグッド・ハウスです!オススメ!限定盤ですので気になる方はお早めに! [Cocoon]からのリリースで知られるRoss EvanaとSam Richardsonなるアーティストによるスプリット盤!90'Sディープ・ハウス・ライクなサンプリング・ループと煌びやかなシンセ・メロディを軸に、2分近くもある中盤のロングブレイクで盛り上げるA面、CURTIS MAYFIELD「Gimme Your Love」をリエディットした、スローモーでソウルフルなビートダウン・ナンバーのB面、共に◎!

10

COYOTE FT. GAVIN GORDON

COYOTE FT. GAVIN GORDON Minamoto [Is It Balearic / 12inch] »COMMENT GET MUSIC
COYOTEが MOCK & TOOFらの作品でVo.を務めていた GAVIN GORDONをフィーチャーした [Is It Balearic]新作は、アートワーク、そしてタイトルでお気づきの方も多くいるであろうとは思いますが、古典「平家物語」などで御馴染み「源(氏)」= 侍をテーマしたとのこと。 正直、どの辺りにそのテーマが隠されているのか分からなかったのですが(笑)クールな GAVIN GORDONのヴォーカルを軸に、メランコリックなハープの音色や浮遊感のあるストリングスフレーズ、ギターのアルベジオなどを絡め、バレアリック & ドリーミーに展開させていったオリジナル、パーカッションを散りばめた軽やかなリズムに、スペーシーなシンセフレーズやレイドバック感のあるピアノループを鳴らし、幻想的な雰囲気へ仕上げたDJ STEEFリミックス、アシッドテイストを加えたドープなダブグルーブと、ダヴィーなウワモノでジワジワと展開させた、西海岸のHARDWAY BROS.によるリミックス、リバーブを効かせたドロ縲怎唐ネウワモノに"Big Chill"感覚なブレイクビーツ風リズムを敷いた「Shocks Pulpit Chill Mix」、ジプシー風なスパニッシュ・フラメンコギターを響かせた、哀愁漂うチルトラック「El Sueno Oscuro」など、全曲オススメです
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196