最近はフローティング・ポイントの〈エグロ〉レーベルの諸作、あるいは〈ブラウンウッド〉からデビューしたギャング・カラーズのような、ダブステップを経たUKのクラブ・カルチャーからも期待が膨らむジャズ系の、今日的なメロウな感性(それはチルウェイヴはもちろんのこと、フォルティDLやボックスカッター、下手したらOFWGKTOのようなヒップホップにまで通底する)をもった印象的な作品が出ている。
そういうなか、ジャズの再発で知られる〈ジャズマン〉からデビューの新人というのも場違いな印象を持ちかねないが、すでに都内の輸入盤店でも話題のザ・グレッグ・フォート・グループは、その新しい"ヴィンテージ・サウンド"もさることながら、快楽的でチルアウトな演奏を展開する。しかもこれがいま、チルウェイヴやポスト・ダブステップを聴くような若者に受けているそうじゃないですか。
日本盤は7月20日、Pヴァインから。けっこうな注目株ですよ!
「Lowã€ã¨ä¸€è‡´ã™ã‚‹ã‚‚ã®
先日、素晴らしいアルバム『ISAM』を発表したアモン・トビンのモントリオールでのライヴ映像です。これ、かなりすごいですよ。いまIDMって、こういう発展の仕方しているんですね。
1.Holy Other - With U | Tri Angle
ハウ・トゥ・ドレス・ウェルでリスナーの度肝を抜いた〈トライ・アングル〉レーベルが送り出す、今年の注目株のひとり。マンチェスターのホリー・アザーによる5曲入りのセカンド・シングルで、ダブステップとチルウェイヴを通過したセイバース・オブ・パラダイスのゴシック・ロマンといった感じに聴こえる。女性ヴォーカルをフィーチャーした"タッチ"に関しては、さしずめジェームス・ブレイク+ジョイ・ディヴィジョンといったところだろうか。
B面の"ウィズ・ユー"はポーティスヘッドによるダーク・アンビエントのようで、"フィーリング・サムシング"にはブリアルをフェミニンに展開したような甘美がある。12インチ1枚でアルバム並みに大きく騒がれるのはジェームス・ブレイク以来のことだが、たしかに騒がれるに値する内容だ。
2.Ford & Lopatin - Emergency Room | Software
そろそろファースト・アルバム『Channel Pressure』が店頭に並ぶ頃だろう。OPNのダニエル・ロパティンとジョエル・フォードによるチルウェイヴ・ユニット、ゲームスあたらめフォード&ロパティンに改名してからの最初のシングルで、笑ってしまうほどキャッチーな80年代シンセ・ディスコ。な、なんなんだよ~、これは~。ゲームス名義の最初の7インチにあったドロッとした感触は見事に払拭されて、さわやかに聴こえるほどだ。B面では〈DFA〉のギャヴィン・ルッソムによるリミックス、ザ・バグによるダブ・ヴァージョンが収録されている。アルバムは店頭に並んだら買う予定。
3.Fatima - Follow You | Eglo Records
ロンドンの〈エグロ〉レーベルは、ポスト・ダブステップにおいてもっとも大人びでいるレーベルだ。ミズ・ビートの「Are We The Dictators?」がそうだったように、このレーベルにはジャズ/ソウルといった明確な音楽的なヴィジョンがある。ドラムンベースで言えば4ヒーローのような役割を果たすのだろう。
レーベルの運営に関わるフローティング・ポイントがトラックを作っている女性シンガー、ファティマ・ブラム・セイのセカンド・シングルは、このレーベルの底力を見せつける。ファティマの素晴らしいヴォーカリゼーションだけでも充分に魅力だが、フローティング・ポイントによる瑞々しいトラックがこの12インチを特別なものにしている。B面に彫られた"レッド・ライト"はいかにもUKらしいジャズの香気をもったキラー・チューンである。ネオ・ソウルのシーンにおけるエースの登場といったところだろうか。
4.Floating Points - Faruxz / Marilyn | Eglo Records
いま出たものすべて買ってもハズレがないのが〈エグロ〉レーベルとフローティング・ポイントで、片面プレスの10インチ「Sais Dub」の前にリリースされたこの12インチは彼らしい、優雅なアンビエント・テイストとポスト・ダブステップのビートとの美しいブレンドとなっている。A面の"Faruxz"は、いわばデトロイティッシュな濃いめの叙情性が広がっている。動くベースライン、メランコリックなストリングス、瑞々しいフルート......アズ・ワンとラマダンマンの溝を埋めるのはこの男だ。
5.Gang Colours - In Your Gut Like A Knife | Brownswood Recordings
これはジャイルス・ピーターソンのレーベルから期待の新星、そのデビュー・シングル。なかなか侮れないというか、素晴らしいほどトロっトロっのネオ・ソウルで、日が暮れてからでなければ聴きたくないような、美しい真夜中の音楽なのだ。確実にポスト・ダブステップを通過した音数の少ないビートが心地よく、そしてジャズ・ピアノはアシッディな電子音とダブの空間的な録音のなかで絡みつく。ギャング・カラーズは、ファティマとともにネオ・ソウルの主役となるのだろう。はっきり言って、期待を抱かせるには充分な出来である。
6.Vessel - Nylon Sunset EP | Left_Blank
ブリストルからダンスフロア直撃の1枚。ユニークなビート・プログラミングとカオスを秘めた、得体の知れないポスト・ダブステップ系だ。いわばハマり系の音だが、インストラ:メンタルのようにノスタルジックではなく、アディソン・グルーヴをディープ・ハウスと掻き混ぜたような感じというか。タイトル曲の"ナイロン・サンセット"などはいわゆるどんキまり系のドラッギーな音で、ちょっと恐いなーという気もするけれど、ビートの細かいアクセントは面白く、ベルリンというよりもシカゴやデトロイトに近いかもしれない。ペヴァリストもリミックスで参加している。
7.Greg Gow - Twilight Soul EP | Transmat
カナダのトロント在住のDJ/プロデューサーによる2年前の「The Pilgrimage EP」に続いて〈トランスマット〉からは2枚目となる12インチ。もう一貫してデリック・メイ好みというか、思わず走り出したくなるような真っ直ぐなデトロイト・テクノで、「勇気を持て~持つんだ~」と言われているような気持ちになる。
Current Top 10
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TOWA TEI - SUNNY 手放しで絶賛します。 |
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Metro Zu - Softwork Hardhead こんなラップが聞けて2011年もすばらしい。 |
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Teams vs. Star Slinger - The Yes Strut アーバン、メロウ、セクシー。 |
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Hypnotic Inc. - EP1 大阪梅田ダブ・テクノ若手最高峰。 https://vol4records.com/main/007.html |
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Submerse - Agepoyo UK新進気鋭のガラージDJが日本旅行で持ち帰ったモノとは。 https://soundcloud.com/submerse/agepoyo |
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Sentinels - Hyperglow 少々前ですが当時かなり衝撃を受けた。8-bar grime。 https://soundcloud.com/sentinels/hyperglow |
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Ikeda X - Vol.01 すぐ太くてウォームにしがちなディスコ・エディット業界でこのタイトさ。 |
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POOLSIDE - Do you believe こんな暮らしがしたい。 |
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Cherry Brown - I'm 沢尻エリカ 日本語ラップでこの808。他の曲も総じて良いです。 |
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tofubeats & Onomatope daijin - 水星 年内に黒い樹脂が出ます。 |
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MOODYMANN
PRIVATE COLLECTION 3
UNKNOWN / US / 2011/6/2
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10 tracks for DUNCETERIA
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Wiz - Extra Inches - Hot Tortillas |
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Christian Mantini - Silence - Neorecords |
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James Duncan - FEEL THE SKY - Cortelyou |
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The Junkies - Quatro uno sei(Uglh & Federico Remix) - Noir music |
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Nena - Leuchtturm / Kino - CBS |
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C.V.O. - Mighty Real Groove - slow to speak |
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Axel Boman - Modern Fluids - Studio Barnhus |
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Joe Goddard - Apple Bobbing (Four Tet remix) - Greco-Roman |
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DISKJOKKE & STRANGEFRUIT PRES. SJUKT - GHOST IN THE MACHINE - LUNA FLICKS |
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ZWICKER - Oddity (John Talabot Remix) - COMPOST |
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DELICIOUS ALLSTARS
GRITWEED
SKYLINE / UK / 2011/5/22
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Q a.k.a. INSIDEMAN
DEDICATED TO THE MOON 3.19 AT GRASSROOTS
POSSE KUT / JPN / 2011/5/20
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KUNIYUKI
ALL THESE THINGS-JOE CLAUSSELL REMIX
MULE MUSIQ(JPN)
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TEDDY PENDERGRASS
CAN'T WE TRY-TIMMY REGISFORD REMIXES
SHELTER (US)
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すでにご存じの方も多いと思いますが、Budamunk + ISSUGI + S.l.a.c.k. による新ユニット、シック・チーム(Sick Team)がいよいよその全貌を露わにします!
発売日は6月2日、しかも......なんとその日にはDOMMUNEでライヴも披露することが決定しました! 7時から12時までたっぷり5時間使って、日本の新しいヒップホップの誕生をお届けします。当日は会場に来れる人は来てくださいね! 生で彼らのライヴやDJを体験しましょう!
7:00~12:00 @ DOMMUNE
ライヴ:Sick Team、PUNPEE、GAPPER、etc
DJ:PUNPEE、BUDAMUNK
トーク:SORA(DOWN NORTH CAMP)、大前至、二木信、野田努......(後半、Sick Team参加予定)




















































