「IO」と一致するもの

Various Artist - ele-king

 1990年、ニューヨークのこのレーベルのリリースがはじまったときの、ハウスを扱っているレコード店のプッシュときたらすごいものがあった。"黒い"ディスコのファットなビート、このグルーヴ、このピアノ、このベース、この歌、これぞハウスの真髄である、僕はそう教え込まれた。当時、レコード店のディスプレイにはザ・KLFやコールドカットが並んでいて、店に入るとそっちに歩く僕の向きを、ニューヨークを信仰するハウスの玄人たちはレンガのほうに変えるのだった。そして僕はその当時の誰もがそうしたように、アンダーグラウンド・ソリュージョン(ロジャー・サンチェス)の「ラヴ・ダンシン」を買った。まさに1990年のことだ。

 とはいえ、当時の僕はこの手の黒いディープ・ハウスや歌モノのハウスの心地よさを心底理解していたわけではなかった。また、ニューヨークを向いていたわけでもなかった。UKレイヴ・カルチャーへと、それからデトロイトの未来派ファンクへとアプローチしている最中だった。DJピエールをつまみ食いしたほかは、〈ストリクトリー・リズム〉に夢中になることはなかった。僕の耳がまだ肥えていなかったというのもあるのかもしれないが、たくさんの優秀なプロデューサーを抱えて数多くのヒットに恵まれながら、しかしジャンルをまたぐような決定的な代表作というものを発表できなかった〈ストリクトリー・リズム〉というレーベルの限界もあった。地味と言えば地味だったし、大人びていると言えば大人びていた。それでも"青レンガ(ストリクトリー・ブルー)"が出てきたときは、知り合いから「青レンガこそ玄人好みなんだぜ」と教えられ、「そっか」と思って買ったけどね(玄人好みというか、本当は歌モノ専門が青レンガ)。レーベルはじょじょにコマーシャルになって失速していったけれど、少なく見積もっても1993年まではハウスにおける重要な拠点のひとつだったと言えるだろう。

 レーベル生誕20周年ということで、昨年から今年にかけてミックスCDが2枚出ている。第一弾は昨年の夏にリリーされた森田昌典(スタジオ・アパートメント)とムロによる選曲とミックスで、そしてもう1枚が今年に入ってからリリースされたDJノリと高橋透による選曲とミックスだ。ふたりのベテランによる第二弾は、レーベルの魅力を再発見するというだけでなく、ふたりの大御所の個性がとてもよく表れている点でも興味深い。

 DJノリのミックスは、ある意味では、1992年あたりの東京のクラブへとタイムスリップさせる。当時のハウス系のフロアは本当にこういう感じだった。〈ストリクトリー・リズム〉はニューヨーク系らしくフロア映えする音だったから、熱心なリスナーではなかった僕でさえもクラブでかかるとその心地よさに陶酔したものだった。
 そして、やはりと言うべきか......DJノリの選曲のほとんどが、1993年以前の音源だ。そして、物静かなこのDJは、いまからおよそ20年前の黒いグルーヴがいまでも充分に有効であることを証明する。あるいは、この時代の人気スタイルのひとつであるピアノ・ハウスも、ソウルフルな歌モノのハウスも、いま聴くと新鮮に感じることを教えてくれる。
 それにしても......「さすが」というか、現場で実際に使っていた人のミックスだと思う。はじまりからバーバラ・タッカーの"ビューティフル・ピープル"までの流れは圧巻だし、モアレル・インクのゴスペル・ハウスを経由しながらエレガントに終わっていく後半にも彼のセンスが出ている。早い話、ドラマチックなのだ。ちなみにニューヨークのダンスフロアは"ビューティフル・ピープル"のようなキャッチーな歌モノがかかると一緒に大声で歌う。

 かつて自分がまわしていたアナログ盤を使うことにこだわり(だからノイズまで入っている)、レーベルのさまざまな表情と素晴らしいグルーヴを抽出するDJノリとは対照的に、高橋透は彼の好奇心と冒険心を大胆に発揮している。すべてをデジタルでミックスするばかりではない。ムードマンによるリエディット、DJケントと千田によるリエディット、アッキーによるリミックス、DJノザキによるリミックスといった新しい解釈の加わったヴァージョンを使っている(CDは3枚組で、2枚のミックスCDのほか、もう1枚、日本人DJによるリエディット/リミックス音源も付いている)。

 〈ストリクトリー・リズム〉の最良の部分を抽出しようとするDJノリに対して、高橋透は老舗レーベルの音源をモダンな感性で再解釈していると言える。いちどミニマル・テクノにドップリつかった耳をフル稼働させながら、酒を愛するこのDJはクラシカルなハウスに新しい光沢を与えているというわけだ。アシッディで、起伏の多い展開で、それもまた「お見事」である。ちなみにふたりともアンダーグラウンド・ソリュージョンの"ラヴ・ダンシン"を使っているけれど、使い方がまったく違っている!

 簡単に言えばソウルフルなDJノリ、フリーキーな高橋透というか、面白いようにふたりの色が出ているし、それは尊敬に値するお手並みなのだ。続けていることの凄さというヤツである。録音も良い。

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1

DANIEL BELL

DANIEL BELL Globus Mix Vol. 4 - The Button Down Mind Of Daniel Bell TRESOR / JPN »COMMENT GET MUSIC
名盤再発!! DBXことDANIEL BELLが2000年代初頭にリリースしたMIX CDが再発!!! 現在のシーンを予見する確かな選曲。当時はほぼ無名だったVILLALOBOSをフックアップし、LOSOUL、HERBERTあたりのTECH HOUSE、さらにはNICK HOLDERまでチョイスする、今でもブレないセンス。海外サイト「レジデントアドバイザー」でゼロ年代BEST MIX 2位に選出。(I)

2

JEFF MILLS

JEFF MILLS Occurrence -Vinyl-disc Edition- THIRD EAR / JPN »COMMENT GET MUSIC
MINIMAL TECHNOのパイオニア、ターンテーブルの魔術師の異名を持つJEFF MILLS、実に6年ぶりの最新MIXが到着!! 『MIX-UP 2』での超絶スキル、『Exhibitionist』での完全オープン状態でのMIXワークに続いて、今作は自身の音源のみを使用し、宇宙遊泳中に自身に起こったトラブルをMIXで表現したコンセプチュアルな作品。限定プレス盤は日本初のヴァイナル・ディスク仕様。(I)

3

PRINS THOMAS

PRINS THOMAS Prins Thomas FULL PUPP / NOR »COMMENT GET MUSIC
NU DISCOシーンの決定盤!! LINDSTROMの盟友でもあり、レーベル「FULL PUPP」の主催者PRISN THOMASが初のソロ・アルバムをリリース!!! 出し惜しみの一切ない、渾身の一枚ということが、ひしひしと伝わる力作!! LINDSTROM、TODD TERJEもゲストで参加していて。やっぱり最高です!!!(I)

4

CASSY

CASSY Cassy 03 CASSY / GER »COMMENT GET MUSIC
ヨーロッパでは絶大な人気を誇り、SVEN VATH主宰「COCOON」からMIX CDをリリースした女性アーティストCASSY、久方ぶりの自身のレーベルから。シンプルながら、音のチョイスが他とは違い、グルーヴも強靭。ダウナーなVOCALを絶妙に重ね合わせながらひた走るこのビート。DJならば必須でしょう。(I)

5

DJ CHIDA

DJ CHIDA 7 Years Journey Of Dancaholic ENE TOKYO / JPN »COMMENT GET MUSIC
東京アンダーグラウンドを代表するパーティーの一つ、"DANCHAOLIC"@青山LOOPのラストパーティー用に製作されたアニヴァーサリーMIX CD!!! フロアを揺らす低音とDISXO GROOVEが場所を選ばず踊れるDISC 1。朝方、アフターアワーズの時間帯に向けたチルアウトかつ、メランコリックなMIXを聴かせるDISC 2。厚い歴史を誇る東京のハウスシーンに残る、しっかりした内容です。(I)

6

JENS ZIMMERMANN

JENS ZIMMERMANN C30 INTERNATIONAL FREAKSHOW / JPN »COMMENT GET MUSIC
現在のミニマル・テクノシーンの中で、面白いことをやっていて、かつ踊れるトラック・メイカーと言えば、ツィマーマン。このC30はアナログ・オンリーでリリースされていたものを元に、17分の未発表VERSIONを加えた5曲収録の1STアルバム。ほぼリズムとベースで構成されたミニマルな展開のなかで、じっくりと捻れていき、本当の深みに到達する、エキスペリメンタル・テクノ。(I)

7

DJ FUNNEL

DJ FUNNEL Wind Flow VIBRANT RECORDINGS / JPN »COMMENT GET MUSIC
07年に発表された「MOMENTS OF」以降リリースを重ねるごとに熱心なファンを増やしてきたDJ FUNNELが、待望のNEW MIX CDをドロップ! FUNNELにしか描き得ない、クラブ・ミュージック的ビート感覚とリスニング・ミュージックとしての叙情性が破綻せず同居した唯一無二のMIXが堪能できます! これぞミュージカル・ジャーニー!(S)

8

DEER

DEER Projectionist's Nightmare GIEGLING / GER »COMMENT GET MUSIC
ドイツはワイマールのマイナー・レーベル・GIEGLINGの5番。NEO OUIJAのオーナーであるMARTIN HIRSCHによるプロジェクト・DEERの作品で、ウッドベースや環境音をカットアップし、淡々とした生々しいビートと融合させたA-1が、ダーク・ミニマルを好む輩にはたまらない仕上がり! 小さなレーベルなので、あまり日本には入ってきてません。(S)

9

DJ JUS-ED

DJ JUS-ED Next Level UNDERGROUND QUALITY / US »COMMENT GET MUSIC
LEVON VINCENTやDJ QUと共にアンダーグラウンドハウスの中核を担いEUでも現在ブレイク中!!のDJ JUS-EDによる本人手刷りのCDRアルバムが入荷。90年代のNYアンダーグラウンドハウスの雰囲気とジャジーなコード、アンビエンスを醸し出すシンセにJUS EDらしいミニマリスティックな実験性が幅広いDJに支持されています。(Y)

10

RON HARDY

RON HARDY Best Of Ron Hardy Volume 1 STREETFIRE / US »COMMENT GET MUSIC
リビングデッド、というかリアルなキ●●イになってしまったMARCUS MIXXと今は亡きRON HARDYによる、92年リリースの激レア音源のリイシュー。ベースライン、エフェクト、リフやスポークンワード等どのパーツを拾っても歓喜と狂気、体がガチガチになるくらいのアシッドさ。孫の世代まで「これこそドープ」と語り継がれるべき1枚。(Y)

CHART by STRADA RECORDS 2010.04.20 - ele-king

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1

AFRIKANZ ON MARZ

AFRIKANZ ON MARZ THE ROAD WE TRAVEL OUT HEAR AUDIO(UK) / 2010年4月14日 »COMMENT GET MUSIC
ご存知Ashely BeedleとUKのキーボード・プレイヤーDarren Morrisによるユニットが12インチをリリース!アフロなパーカッションに洗練されたピアノやシンセ、さらに子供によるコーラスがバッチリな極上セミ・インスト・ハウス!展開も文句なし!

2

VA

VA VINYL CUTS:2 SOUL HEAVEN (UK) / 2010年4月14日 »COMMENT GET MUSIC
DEFECTED系列の良質レーベルSOUL HEAVENからの3曲入りEP!中でもKing Street 等からの数々のヒット曲でお馴染みのベテラン・シンガーStephanie Cookeを起用したB1がグッド!シットリとしたアーバンなトラックに彼女の繊細な歌声がバッチリ!ピーク・タイムのチョイ前や遅い時間帯にイイ雰囲気を作れそうな上質なヴォーカル・チューンです!

3

DANNY CLARK & JAY BENHAM

DANNY CLARK & JAY BENHAM CALL IT DONE(feat.ANDREA LOVE) SOLID GROUND(UK) / 2010年4月14日 »COMMENT GET MUSIC
1作目、2作目共にヒットしているUKの注目株SOLID GROUNDレーベルから待望の第3弾!今作も期待を裏切らないストレートでソウルフルな女性ヴォーカル・ハウス!

4

PACIFIC HORIZONS

PACIFIC HORIZONS UNIVERSAL HORIZONS PACIFIC WIZARD FOUNDATION(US) / 2010年4月15日 »COMMENT GET MUSIC
DJ HARVEYやTHE REVENGE、RAY MANGらがプレイしている話題盤!チープな打ち込みトラックにスパニッシュ調のアコースティック・ギターがなんとも哀愁漂うB面が最高!遅めのトラックにサイケデリックなギターソロが印象的なA面もプログレっぽい仕上がりでグッド!

5

RON TRENT

RON TRENT ALTERED STATES-2010 REMIXES PRESCRIPTION(US) / 2010年4月14日 »COMMENT GET MUSIC
シカゴ・ディープ・ハウスの大御所RON TRENTが90年にWAREHOUSE RECORDSからリリースした出世作「ALTERED STATES」の2010年ヴァージョンが登場!しかも同じくシカゴ・ハウス のベテランTERRY HUNTERのリミックスと現在は高額レア盤となった92年オランダのDJAX-UP-BEATS盤でのCARL CRAIGによる傑作リミックスも同時に収録!これは買うしかないでしょう!

6

BIG STRICK

BIG STRICK 100% HUSTLER(W-PACK) FXHE(US) / 2010年4月14日 »COMMENT GET MUSIC
Omar-Sの従兄弟Big Strickが人気の「7 Days」に続き今後は2枚組のアナログをリリース!この2枚組、1枚はBig Strickによるオリジナル曲で、もう1枚はOmar-Sによるリミックスという構成!荒削りでオールド・スクールなドープ・ハウス・サウンドが圧巻!

7

LY SANDER AND MICHAEL J COLLINS

LY SANDER AND MICHAEL J COLLINS YOU WERE THERE EP ELECTRIC MINDS(UK) / 2010年4月15日 »COMMENT GET MUSIC
Arthur Russellトリビュート作品で注目を集めるロンドンのレーベルElectric Mindsから!グルーヴィーなクラシックス調のトラックに男性のヴォイス・サンプリングやディープなシンセが乗ったB1、遅めのビートにパーカッションや神出鬼没なスイープ音で構成された個性的なB2あたりがオススメです!

8

BIG ZIS

BIG ZIS SUURE RAGE-REMIXES VOLUME 03 NATION MUSIC(GER) / 2010年4月15日 »COMMENT GET MUSIC
スイスのアーティスト奇才Franziska SchlapferのユニットBig Zisのリミックス・シングル!ResopalやSthlmaudio等からのリリースで知られるAgnesによるリミックスを収録しており、太めのトラックに浮遊感のあるシンセや男性のヴォイス・サンプリングがカッコいいインスト・ハウスに仕上がっております!

9

HENRIK SCHWARZ AND KUNIYUKI

HENRIK SCHWARZ AND KUNIYUKI ONECE AGAIN MULE MUSIQ (GER) / 2010年4月14日 »COMMENT GET MUSIC
HENRIK SCHWARZとKUNIYUKIによる強力タッグ!特にオススメなのはB面のKUNIYUKIによるヴァージョン!太めのグルーヴィーなトラックにパーカッションやピアノ、さらにHENRIK SCHWARZによる渋いヴォーカルがフィーチャーされたディープ・ジャジー・チューン!

10

PRINS THOMAS

PRINS THOMAS PRINS THOMAS(W-PACK) FULL PUPP (GER) / 2010年4月15日 »COMMENT GET MUSIC
人気のPRINS THOMASが2枚組のアルバムをリリース!なんと全て自分自身で楽器を演奏したものを多重録音した作品で、メランコリックな和める曲からプログレみたいなナンバーまで聴き応え十分の仕上がり!

CHART by JET SET 2010.04.20 - ele-king

Shop Chart


1

JEFF MILLS

JEFF MILLS THE OCCURRENCE (限定盤ヴァイナル・ディスク仕様) »COMMENT GET MUSIC
日本初、新たなメディア、ヴァイナル・ディスク仕様盤が登場です!!未だにDJ Mix CDの金字塔と言われる『Mix Up Vol.2』(96年)そして一挙45曲もミックスした『Exhibitionist』(04年)から6年、待望のミックスアルバムが遂に完成です!!こちらは初回限定盤、CDサイドとヴァイナル・サイド2面仕様のヴァイナル・ディスク盤です。

2

ZEN-LA-ROCK

ZEN-LA-ROCK THE NIGHT OF ART EP »COMMENT GET MUSIC
傑作2ndアルバムから遂にアナログ・シングルが登場!コレは相当コブ付いてます!『THE NIGHT OF ART』からのアナログ・シングルが登場!Dam-Funkファンも絶対注目のアーバンでメロウなエレクトロ・ファンクです!

3

FUCK BUTTONS

FUCK BUTTONS OLYMPIANS »COMMENT GET MUSIC
大傑作2nd.からビューティフル・トリッピン・キラーがカット。なんとJ. Spaceman Remixです!!MGMT がSonic Boomなら、こちらはJason Pierce from Spiritualized★Andrew Weatherall Prod.のオリジナルも強力ですが、さらにAlan Vega Remixまで入ってる廃人寸前グリーン・ヴァイナル盤!!

4

MAVIS FT. CANDI STATON

MAVIS FT. CANDI STATON REVOLUTION - DARKSTARR REMIXES »COMMENT GET MUSIC
DJ Cosmo主宰Bitches Brewから話題のMavisがライセンス・リリース!!昨年のHorace Andy & Ashley Beedle"When The Rain Falls"も素晴らしかったですが、これも最高です!!

5

PSYCHOBUILDINGS

PSYCHOBUILDINGS BIRDS OF PREY »COMMENT GET MUSIC
激烈オススメ★Nite Jewel meets Washed Outなロウファイ・ブリージン・シンセ爆裂キラー!!話題沸騰のブルックリン・トリオ、Psychobuildingsのデビュー・7インチ!!KIndess"Swinging Party"にも匹敵のArthur Russell直系浮遊シンセ・ポップ。メチャ最高です!!

6

AHMED JANKA NABAY

AHMED JANKA NABAY BUBU KING »COMMENT GET MUSIC
Very BestもEl Guinchoも吹き飛ぶモダン・トロピカル・アフロ・グルーヴ!!メチャおすすめ★LemonadeにTanlinesをリリースするTrue Pantherから。西アフリカのブブ・ミュージックをモダンに展開するJanka Nabayの超強力12インチ!!

7

SHORTSTUFF / TAYLOR

SHORTSTUFF / TAYLOR REGRESSION / SQUEEGE »COMMENT GET MUSIC
☆大推薦☆泣けるほどに甘酸っぱいです。卓上チャーミング美麗ガラージュ・ポップ大傑作!!レジェンドGeiomも参加のコンピ12"で幕開けた要注目ガラージュ・ポップ新興レーベルWigflexより、Four Tetファンにも大推薦のキューテスト美麗スプリットが登場!!

8

MITTEKILL

MITTEKILL ZUM SPIELPLATZ »COMMENT GET MUSIC
ダブステップ以降のレフトフィールド・ポップ・リミックスも搭載の美麗鍵盤音響ハウス傑作!!☆大推薦☆ドイツの老舗Kitty Yo周辺から登場した当店激注目のベルリンの新鋭デュオMittekill。鬼才デュオGoldwillによるリミックスx2も素晴らしいです!!

9

SCOTT FERGUSON

SCOTT FERGUSON MIDWEST BORN & BRED EP »COMMENT GET MUSIC
マイナーリーグの底力を見せ付ける燻し銀のベテランScott Ferguson、快調です!!活動再開の主宰レーベルFerrispark発'10年二発目。ザックリとした質感のバウンシーなキックとロウなベースが大変にカッコイイ、これぞUSミッドウェスト・グルーヴ。

10

LAYO & BUSHWACKA!

LAYO & BUSHWACKA! FEMMER FATALE »COMMENT GET MUSIC
う~ん、これはハマリます!!秒殺だったブート"Daa Daa Din"も話題なLayo & Bushwackaによるニュー・シングルはコズミック・ディスコ・ミーツ・ミニマルなドープなハマリ系ディープ・チューン!!

Various Artists - ele-king

 山崎ヒロが主宰する〈サウンドオブスピード〉は、東京を拠点としたインターナショナルなテクノ・レーベルのひとつである。10年以上前の話だが、彼がこの名前のパーティをはじめた頃に、彼が当時住んでいた新宿の家に行ったことがある。窓を開けると高層ビルがよく見えるマンションの一室の、決して広いとは言えないその部屋で座りながら、彼は「プラッドを日本に呼んでパーティをやったんだけど、ここに泊めてあげたんです」と話していたことを憶えている。それから彼は日本の〈ビッグ・チル〉を目指しながら、ジンプスターやトム・ミドルトン、ミックスマスター・モリスらを招聘しながらパーティを続けていた(現在、パーティは休止中)。その活動のなかでレーベルも生まれたというわけだが、〈サウンドオブスピード〉の初期の傑作のひとつが北海道のクニユキ・タカハシのKoss名義のアルバム『リング』(2001年)で、評価の高いこのアンビエント・アルバムは"チルアウト"を指標するこのレーベルの色を明確に表している。それはIDMスタイル、チルアウト、もしくはジャズ(フュージョン)......である。また、このレーベルから昨年リリースされた(山崎ヒロの友人である)ルーク・ヴァイバートの『リズム』も忘れるわけにはいかない。〈サウンドオブスピード〉からシングルを4枚連続でリリースしてからのそのアルバムは、世界中のチルアウターたちのコレクションの1枚に加えられている(僕のそのひとりである)。

 『サークルズ』は、レーベルにとって2枚目のコンピレーション・アルバムだ。アルバムの1曲目はクニユキ&クシティの"ビー・フリー"。ジャジーで、チルアウティで、ユーフォリックなこのトラックはレーベルの音楽性を象徴する、実にブリリアントなトラックだ。続いてオルシッドネイーションによるスペイシーなディープ・ハウス、そしてジンプスターによるアトモスフォリックなミニマル・ハウス......〈サウンドオブスピード〉らしいトランシーでラウンジーなエレクトロニック・ミュージックが展開される。メランコリックなピアノが印象的なリー・ジョーンズ(かつてへフナーとしてジャジー・ダウンテンポを発表している)の"トゥー・イン・ワン"、それからシュリケン(ジンプスターの〈フリーレンジ〉レーベルからのリリースで知られる)によるアブストラクトなハウス......。そしてルーク・ヴァイバートによるアシッディな"メジャシッド"、スウィッチの"ゲット・オン・ダウンズ"のヘンリック・シュワルツによるリミックスを経て、アルバムの最後はふたたびクニユキ&クシティ、曲名は"トレモロ"のクニユキ・ダブ・ミックス......。

 アルバムはすでに海外のメディアでも好意的に取り上げられている。今世紀もまたチルアウト・オア・ダイというわけだ、そう、何年経とうが......。目新しさはないけれど、しかし間違いなくクオリティの高いコンピレーションである。チルアウトの夏にそなえよう。

interview with Gold Panda - ele-king

 「知恵のない4歳半のマイク・スキナーのようだ」――ある人はゴールド・パンダの音楽をこんな風に評している。本国イギリスでは期待の新人として評価され、リトル・ブーツ、ブロック・パーティ、シミアン・モバイル・ディスコ等々、人気アーティストのリミックスを手掛ける彼は、自分の最初のアルバムのリリース先を日本のレコード会社に決めた。


Gold Panda
Companion

エイベックス・トラックス

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エセックスのBボーイだった彼だが、日本語を学ぶために自分のレコード・コレクションを売るほどの日本文化好きでもある――『ガーディアン』にはそう記されている。「そしてエイフェックス・ツインのように、彼は100トラックも作り貯めている。際だったトラックのひとつである"マユリ"にひび割れた音とやたら低いベース、それからビットとバイトが一緒になったエイフェックス・ツインのグルーヴがあるのも偶然の一致ではないだろう」
 "マユリ"? なんていう曲名だ。彼のオモチャ箱をひっくり返したようなエレクトロニック・ミュージックを聴きながら、その曲名が気になって、質問のひとつにメモった。資料を読むとアニメが好きで、日本語も少しなら話せるとある。テクノ好きな日本オタクなのだろう。それにしても何故"マユリ"? 
 もうひとつ、テクノ好きな日本オタクにしてはいくつかの曲はエモーショナルだし、"ロンリー・オウル"はフォー・テットのような哀愁を帯びている。それにオタクが"ポリス"なんて曲名のハード・テクノを作ったりはしないだろう。いずれにせよ、パンダの音楽には訴えるモノがある。お世辞抜きにして僕は彼の音楽を好んで聴いていたのである......。

どうせ普通の仕事をやってもクビになったりうまくいかないんだから、音楽をちゃんとやってみようと思い直した。そしてロンドンに引っ越して、また音楽に取り組んだんだよ。

iPodのなかにあなたの音楽を入れてよく聴いているんですよ。

パンダ:ホント?

好きなタイプの音楽なんです。IDMスタイル、グリッジ・ホップ、ブレイクコア、クラウトロック......エレクトロニック・ミュージックのいろんなスタイルが詰まっている。あなたの音楽リスナーとしての履歴書を見ているようですよ(笑)。

パンダ:今回いろいろ取材されたけど、僕の音楽性をちゃんと指摘したのは君が初めてだよ。いま君が言ったスタイルが僕は本当に好きなんだけど、何故かダブステップと言われてしまう。とくにIDMスタイルとグリッジは大好きだ。スクエアプッシャーが大好きなんだ。

ちょうどあなたの音楽と同じ部類に入るアーティスト名をメモってきたんだけど、えー、読み上げますね。ビビオ、スクエアプッシャー、ミュージック、エイフェックス・ツイン、クリス・クラーク、フライング・ロータス、フォー・テット......。

パンダ:イエイエ、そうだね、そして僕は彼らのチープ・ヴァージョンだ。彼らと同じ質のものを作りたいんだけど、僕がやると安っぽくなってしまう。僕はスクエプッシャーの弟を知っているよ。シーファックス(Ceephax)、知ってるよね? アンディ・ジェンキンソン、彼はとても良いヤツだよ。

ホント?

パンダ:彼がエセックスに住んでいたことがあって、それで知り合ったんだ。音楽っていうよりも、彼女とか友だちとか、そういうので共通点があってそれで近くなって。

なるほどね。ちょっと話が前後するけど、あなたの資料に、大きく「イースト・ロンドンのダブステップ・プロデューサー」と書いてあるんですけど。

パンダ:えー!

だからダブステップと言われるんだよ。まあ、音を聴けばこれがダブステップではないってことはわかるんだけど、日本の音楽メディアは怠惰だから、ベンガもスクリームもブリアルだってちゃんと聴いていないんですよ。資料にそう書いてあると、「これがダブステップか」と鵜呑みにしちゃうんです。君の責任じゃないけど(笑)。

パンダ:そうだったのかー! 知らなかった。僕はダブステップは好きだよ。ダブが好きだから。でもそれは僕のスタイルではない。君の前の取材でもダブステップだと言われたばかりだよ(笑)。

ハハハハ。新種のダブステップでいいじゃないですか。

パンダ:(日本語で)ムカツクー。

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ハハハハ。じゃ、あなたと日本との結びつきについて話してもらえますか?

パンダ:最初はアニメだった。15歳のとき、『アキラ』が大好きだったんだ。ストリート・ファイターも好きだったし、どんどん日本の文化にのめり込んでいった。日本のヴィデオ・ゲームも集めはじめたんだけど、イギリスではホントに高くて、ひとつ100ポンドもする。それでも僕は日本の文化にハマっていったんだ。で、19歳のときに、僕は思いきって東京に行った。ちょうどフィルという友だちが東京に住んでいて......サブヘッドという名前で活動していたんだけど。

フィル? えー!!! マジですか!!! びっくり。そうかー、それでわかった。アルバムのなかに何で"マユリ"って曲があるのか。質問するつもりだったんだけど。(注:フィルはマユリちゃんの元彼氏で、フィルは彼女の家に住んでいた)

パンダ:そうだよ。まさにそのとき川崎のマユリの家に泊まったんだ。観光客みたいにお金があるわけじゃないから、観光地には行かなかったけど、居酒屋行ったり、カラオケ行ったり、すごく刺激的だった。川崎、渋谷、新宿、目黒......すべてが面白かった。

それ何年?

パンダ:1999年。

はぁー。僕もマユリちゃんの家に何度か遊びに行ったことがあったよ。

パンダ:15歳で、僕が音楽を作りはじめた頃、フィルはいつも僕を励ましてくれた。「お前なら音楽で食っていける」って言うんだ。自分はダメなんじゃないかって思っていると、「You can do it, you can do it, you can do it」って言うんだ。そんなのジョークだと思ってたし、友だちだから言ってくれるんだと思っていたよ。だけど、彼が死んだとき、どうせ普通の仕事をやってもクビになったりうまくいかないんだから、音楽をちゃんとやってみようと思い直した。そしてロンドンに引っ越して、また音楽に取り組んだんだよ。ロンドンではセックス・ショップで働いてたりしたんだけど、友だちと通じてブロック・パーティのリミックスをやることになったり......。

ホントびっくりだね。フィルとは何回か飲みに行ったなぁ。下北で彼が酔っぱらってしまって、店内でスティーヴィー・ワンダーを歌ったこともあったよ。

パンダ:モータウンが大好きだったよね。僕は彼が亡くなるときに看取ったんだ。

そうなんだ。

パンダ:彼は年を取りたくないって言っていた。だからああやってパーティという人生を終えて、星になって飛んでいったんだと思っている。

彼は本当に自由に生きていたからね。僕より年上で、ターザンみたいな体格の人だったけど......ボクサーだったんだよね?

パンダ:そうだよ。とても強かった。そういえば、1970年代に彼がやっていたロック・バンドの写真を持っているよ。僕の叔父さんと一緒にバンドをやっていたんだ。

へー、そんなに近い関係だったんだね。幼なじみ?

パンダ:ていうか、僕が生まれたときから知ってるよ。

デヴィッド・ボウイみたいなことをやっていたのかな?

パンダ:聴いたことがないからわからないけど、写真を見るとパンク・ロックみたいだったね。うん、たしかにフィルは、デヴィッド・ボウイが大好きだったよね。

好きだった。

パンダ:だから彼が危篤状態になったときに、僕は"スターマン"を再生してそのイヤホンを彼の耳に突っ込んだんだよ。

それは良かった。ところでフィルのサブヘッドはハードな音楽だったけど。

パンダ:そうだね。

あなたの音楽はまた違っているよね。

パンダ:フィルはハッピーな人間だっただろ? でも僕は悲しくて孤独な人間なんだ。僕は自分のエモーションを音楽に反映させているから、それで彼とは違ったものになるんだろうね。

いやー、僕はあなたのことを日本のアニメが大好きで、〈リフレックス〉のカタログを揃えているようなオタクかと思っていましたよ(笑)。

パンダ:ハハハハ。

本当ですよ(笑)。

パンダ:わかるよ。ある部分は本当だからね。マニアとまではいかないけど、アンダーグラウンドなマンガが好きなんだ。丸尾末広とか。ちょっと危ないヤツ。

丸尾末広は僕らの世代では人気があったんだよ。日本語で読んでいるの?

パンダ:そう。でもアメリカでも出ているんだよ。絵が変えられているんだけどね。ただ、日本では2千円で買えるけど、イギリスではその倍以上するんだ。

古本屋さんを探せばいいですよ。

パンダ:他にオススメは?

花輪和一とか......あとでメールするよ。ところで日本の文化でアニマやマンガ、ゲーム以外には惹かれなかった? 音楽とか?

パンダ:そうだね。「これだ!」っていうモノじゃなくて、もっと日常的なモノというか、街の雰囲気とか好きだね。

へー、日本人からすると「なんだこのクソつまらない街は」って感じなのに。

パンダ:なんでだろうね。僕のなかではすごく興味深いんだ。なんてことはない風景が好きなんだよ。たとえばこの窓の向こうのマンション、あのミニマルな感じとか。イギリスにもマンションはあるけど、日本の建物はもっと規則正しくきっちりしているように見える。何故かわからないけど、それが気持ちいいんだ。僕は金がないから、新幹線に乗って名所を見て回っているわけじゃないんだけど、日本人の普通の生活のなかで「それがいいな」と思えるところがたくさんあるんだ。

へー。

パンダ:先日も友だちと山形に行ったんだけど、そこで見た日常の風景がとても良かった。ぶらっと行ったときに偶然目に入る景色が好きなんだ。目的地を決めて苦労して観光するのは性に合わないんだろうね。それは音楽でも同じなんだ。自分で、フィニッシュを決めて作ると、うまくいかないときにイライラしてしまう。だけど、もっとリラックスしてやっていけばうまくいく。だから曲作りも、てきぱきと済ませるんだ。素早くできた曲のほうが出来がいいんだよ。逆に、時間がかかってしまった曲は収録しなかった。

今回はどこに泊まっているの?

パンダ:市川の友だちのところ。まだ日本で行ったことのないところばかりだし、また日本に住みたいよ。

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アルバムも日本先行発売なんだよね。

パンダ:日本のために何かしたいと思っていて、〈エイベックス〉が出してくれるというので、やっと夢が叶った。

日本のためを思うなら、サッカーの日本代表に対する意見を聞かせて欲しいですね。

パンダ:ハハハハ。ワールドカップは好きだけど、フットボールはそんなに好きじゃないんだ。

イギリス人と言えば、パブとフットボールとオアシスだと思っているんで(笑)。

パンダ:ハハハハ。おかしいね、昨日パブに行ったら、たしかにフットボールの映像が流れていて、オアシスがかかっていたよ(笑)。

でしょ。でも、僕がゴールド・パンダのことを知ったのは、『ガーディアン』のサイトの音楽欄の新人紹介の記事でだったんです。読んだ?

パンダ:読んだ。

「彼は捨てられた音の破片から美しい音楽を作る」とか、「ちょっとグライミーな天才だ」って書かれていたんです。すごく評価されていた。すでに人気アーティストのリミキサーでもあるわけだし、イギリスのレーベルから出したほうが売れるんじゃないかと思うんだけど。

パンダ:たしかにそうかもね......いや、でもそんなにオファーが来てないよ(笑)。それに、一箇所に留まっているのは好きじゃないんだ。それぞれの場所で違うものを出すのも面白いんじゃないかな。

コネクションもあるじゃない。

パンダ:コネクションはあるけど、彼らが僕の音楽を好きだとは思わないでしょ(笑)。シーファックスともただの飲み友だちだしさ、音楽の話をしたことがないからね。次はまた別のレーベルから出すかもよ。何で〈エイベックス〉と契約したかと言えば、「J-POPワイフが見つかるかも」って(笑)。

J-POPワイフ?

パンダ:J-POPのスターと知り合って(笑)。

ハハハハ。好きなJ-POPのスターは?

パンダ:ホントに好きなのは椎名林檎。

彼女はイギリスで受けていたよね。

パンダ:木村カエラも可愛い。

えー?

パンダ:音楽はどうでも良いけど。

音楽は酷いからね。

パンダ:椎名林檎はそこは違うよね。ポップだけど良い音楽をやっていると思う。日本での評価は知らないけど、ポップでリスペクトされるってすごいことだから。

でもJ-POPの80%がゴミだと思っているでしょ。

パンダ:そこはイギリスも同じ(笑)。でも、ほとんどの日本人はそれが良いと思っているんだから、君が間違っているかもよ(笑)。

だね(笑)。

パンダ:ハハハハ。

ところ音楽作りは最初はどこから入ったの?

パンダ:サンプリングから入った。最初はヒップホップを作っていたからね。フィルの親友だった僕の叔父さんからサンプラーをもらって、父親のロックのレコード・コレクションからサンプリングしていた。パフ・ダディみたいなタイプのヒップホップだったよ。だけど、スクエアプッシャーの『ビッグ・ローダ』を聴いてびっくりしてしまって、それからブレイクコアやドリルンベース、ドリルンベースというのはドラムンベースのクレイジー・ヴァージョンなんだけど、まあ、そっちの方向に進むんだ。

デデマウスも『ビッグ・ローダ』に衝撃を受けたと言っていたな。

パンダ:あのアルバムはショックだった。オウテカはダメだったけど。オウテカはずっと好きになれなかったんだ......でも、最近になってようやく彼らの良さがわかったよ。音楽のプロセスというものが伝わってくる。セックスと同じでやっているときが興奮するんだ。終わったらもうどうもいい、そんな感じだよ。僕もそこは共感できる。ブリアルにもそういうところがあるよね。彼はツアーをやらない。家で音楽を作っているときが彼にとっての幸福な時間なんだ。僕もこうして取材を受けていると"自分"という気がしない。音楽を作っているときが"自分"だと思う。

ちなみにゴールド・パンダという名前はどっから来たんですか?

パンダ:最初は下らない、バカみたいな名前ばかりにしていたんだ。彼女から「あなたの好きなものをふたつ付けたものにしたらどう?」と言われて、で、色と動物にしてみようと思って、最初に思いついたのがピンク・ワーム。

ハハハハ。ピンク・ワームいいね。

パンダ:なんだかインダストリアル・バンドみたいでしょ。それがイヤだったので、第二候補だったゴールド・パンダにしたんだ。

最近、動物の名前を付ける人が多いでしょ。パンダ・ベア、グリズリー・ベア、フリート・フォクシーズとか。

パンダ:そうなんだよ。あと"ゴールド"も多いよね。ゴールデン・シルヴァース、ゴールデン・フィルターズ......「クソ、なってこったい、"ゴールド"も多いし、動物の名前も多いじゃないか!」って(笑)。「どうしよう?」と思ったんだけど、音楽がぜんぜん違うからいいかと。

なるほど。

パンダ:うん、似た音楽がなくてラッキーだった。

しかし、今日はびっくりしたな。こんなところでフィルの親友と会うとはね......、アルバムの最後の曲名がなぜ"ポリス"なのかも訊かなくてもわかちゃっいました(笑)。

パンダ:フィルも僕もポリスが嫌いだからね。まったく良い思い出がない。昔新聞配達をやっていたときもライトが点いてないって止められたり、ホントに良い思い出がない。悪いことしてないのに、イヤな思いをするんだ。女友だちのひとりが警察になって、しかも警察と結婚したんだ。もう彼女とは会わないだろうね(笑)。いい人もいるんだろうけど、会ったことがないんだ。

ミー・トゥー!

 かつてのエイフェックス・ツインのように、本当に彼にはアルバム3枚分ぐらいの曲のストックがあるらしい。テクノ好き――とくにIDMスタイルが好きなリスナーはしばらく聴きたい音楽に困らないだろう。ちなみに彼は"BBCの世論調査における2010年のサウンド"のひとつにリストアップされている。

 

CHART by STRADA RECORDS 2010.04 - ele-king

Shop Chart


1

CRUE-L GRAND ORCHESTRA

CRUE-L GRAND ORCHESTRA ENDBEGINNING CRUE-L(JPN) / 2010年4月9日 »COMMENT GET MUSIC
DJ Harveyが今なおプレイし続けているPrinsThomasによる2005年の傑作リミックス「Psycho Piano(Prins Thomas Diskomiks)」をボトムとミッドハイを持ち上げた今日的なニュー・リマスタリングで収録!海外でも100ドル以上で取引されていた作品だけにこれは嬉しい!DJ NobuによるA面はSteve Reich的なミニマルさがカッコいいディープで繊細な仕上がり!

2

PEVEN EVERETT

PEVEN EVERETT BEYOND THE UNIVERSE EP1 TRIBE (UK) / 2010年3月10日 »COMMENT GET MUSIC
【お待たせしました!遂に発売!】TIMMY REGISFORDがヘヴィー・プレイ中!A面に話題曲「BURNING HOT」、さらにB面に「TONIGH TONIGHT」をカップリングしており、両方ともTIMMY REGISFORDとADAM RIOSコンビが手掛けたダブルA面仕様の強力盤!

3

BLACKCOFFEE

BLACKCOFFEE SUPERMAN(feat.BUCIE) WHITE (US) / 2010年3月4日 »COMMENT GET MUSIC
【LOUIE VEGAやDANNY KRIVIT、JOE CLAUSSELLらもプレイ!】REALTONEやGOGO MUSICから作品をリリースしていた南アフリカのクリエイターBLACK COFFEEによる話題盤!ディープなトラックにピアノ、女性ヴォーカルが乗った黒くて渋~い一発!

4

KAITO

KAITO AND THAT WAS THE WAY KOMPAKT (GER) / 2010年4月12日 »COMMENT GET MUSIC
ワールドワイドに活躍中の子煩悩アーティストHIROSHI WATANABE aka KAITOのリミックス・シングル!リミキサーにはテック・ダブ系の代表格ECHOSPACEが起用されており、重厚なディープ・トラックに仕上がっています!全てビートレスなアンビエント~チル・アウト系作品のB面も気持ちイイ!

5

HERMAN

HERMAN PROTOTYPE(10inch) FINE ART(EU) / 2010年4月12日 »COMMENT GET MUSIC
新人(?)にしてはクオリティーの高すぎる大注目の1枚!ダブ・ステップみたいなビートにオールド・スクールなテクノやハウスの雰囲気の上モノが組み合わさり、さらに絶妙な展開を見せる怒涛の2トラック!かなり個性的な作品ですがこれは見逃せません!

6

MOODYMANC

MOODYMANC MODE EP 2020VISION (UK) / 2010年3月31日 »COMMENT GET MUSIC
MOODYMANNフォロワーとしてMOODYMANCの名を隠れ蓑にじっくり実力をアップしてきたDanny Wardがホーム・レーベル20:20VISIONから12インチをリリース!満を持してMOODYMANN的なサウンドから脱却し本気度溢れるオリジナル・サウンドとなった本作は実に丁寧に組み上げられたハイ・クオリティーなテック・ハウス!緊迫感のある上モノのシンセのリフレインがカッコイイA1が特にオススメ!

7

RICK WADE

RICK WADE THE CRAFT USER HARMONIE PARK(EU) / 2010年4月12日 »COMMENT GET MUSIC
デトロイト・ハウスの重鎮RICK WADEが自分のレーベルHARMONIE PARKか12インチをリリース!ノリの良いディスコ・サンプリングのイメージがある彼ですが、今作ではアーバンで渋めのディープ・インスト・ハウスを展開!ムーディーで心地良い仕上がりです!

8

KERRI CHANDLER

KERRI CHANDLER THE THINGS FOR LINDA 2010 DOWNTOWN 161 (US) / 2010年4月7日 »COMMENT GET MUSIC
出ましたKERRI CHANDLERによるお馴染みの「THE THINGS FOR~」シリーズ!彼らしいヘヴィーなキックが頼もしいディープ・ハウスを全4曲収録しており、中には「Kerri Bacharach」なんて興味深いタイトルの作品も・・・!曲のヴァリエーションも多彩でそれぞれのクオリティーも高い1枚です!

9

GENE HUNT

GENE HUNT CANCEMNINI EP HHYR(EU) / 2010年4月12日 »COMMENT GET MUSIC
シカゴ・ハウス・シーンのベテランGENE HUNTがシカゴ・ハウス・リバイバルなサウンドで注目を集めるレーベルHOUR HOUSE IS YOUR RUSHから4曲入りEPをリリース!このレーベルらしく、オールド・スクールなシカゴ・ハウス・ファンから現在進行形のシカゴ・ハウス・ファンまでもをフォローする充実の内容です!

10

DJ HARVEY pres.LOCUSSOLUS

DJ HARVEY pres.LOCUSSOLUS GUNSHIP/LITTLE BOOTS INTERNATIONAL FEEL(EU) / 2010年3月1日 »COMMENT GET MUSIC
早くも見逃し厳禁の人気レーベルとなったINTERNATIONAL FEELから、同レーベルからのROCHA「HANDS OF LOVE」にリミキサーとして参加していたDJ HARVEYがなんとソロ作品をリリース!数々のリエディットやリミックスで名を馳せた彼ですが、完全な自分のオリジナル作品はこれが恐らく初めて!ダビーでぶっ飛んだHARVEYらしい作品で、既にPRINS THOMASや、IDJUT BOYS、STILL GOING、ASHLEY BEEDLE、FAZE ACTIONあたりは勿論のこと、FRANCOIS K、CHRIS COCO、LAURENT GARNIER、RADIO SLAVE、TOM MIDDLETON、LUKE SOLOMONらも絶賛の強力盤!

Shop Chart


1

HENRIK SCHWARZ & KUNIYUKI

HENRIK SCHWARZ & KUNIYUKI Once Again MULE MUSIQ / JPN »COMMENT GET MUSIC
間違いなさすぎ!! HENRIK SCHWARTZとKUNIYUKIによる共作!!! エレクトリックなDEEP HOUSEトラックに、ピアノ、フルート、男性VOCALでSOULを吹き込んだHENRIK VERSION。土着要素UPのキック、パワフルなピアノ、トライバルなリズム・・・。よりフロア向けになったKUNIYUKI VERSION。両面オススメです!!(I)

2

MIDLAKE

MIDLAKE Roscoe IS IT BALEARIC? / UK »COMMENT GET MUSIC
COYOTE率いる「IS IT BALEARIC?」レーベルから。USインディー・フオーク・バンド"MIDLAKE"の名曲をEROL ALKANのユニット"BEYOND THE WIZARD SLEEVE"のREMIXを初アナログ化!! 元の歌がサイッコーにブルージーでオススなのですが、バレアリック要素全開!!のREMIXは「感涙むせび泣きSHIT」です!!!(I)

3

JOY ORBISON

JOY ORBISON Shrew Would Have Cushioned The Blow' EP AUS MUSIC / UK »COMMENT GET MUSIC
SCUBA MIXCD「Sub:Stance」収録!!! 卓越したメロディーセンスはDUBSTEP方面以外からも絶賛!! JOSE JMAESの12inchにもREMIXERとして参加したJOY ORBISON。TECH SOUND 寄りのDUBSTEPですが、キラキラ☆っとした質感はこの人ならでは!! HOUSE DJもチェック!! 今後の期待値NO.1。(I)

4

HIEROGLYPHIC BEING

HIEROGLYPHIC BEING Ancient Echoes EP +++ / US »COMMENT GET MUSIC
JAMAL MOSSのMATHEMATICSレーベルの限定シリーズ"MATHPLUS"の三番。LARRY HEARDの変態HOUSE作成時の変名"GHEKIN JERKS"の名を使ったA面は、LOW-FIで暴力的なリズムに、スペーシーでヒプノティックなリフ使いが印象的。"AM6:00"ノリのピアノと、シンプルなCHICAGO TRAXがバッチリなB面。GOOD HOUSE。(I)

5

RON TRENT

RON TRENT Altered States (2010 Remixes) PRESCRIPTION / US »COMMENT GET MUSIC
RON TRENTの名前を一躍世界に知らしめた「クラシック」ALTERED STATESがNEW VERSIONを伴ってCD化(4/17発売)。その先行12"。自身による、モダンでスピリチュアルな新作REMIX、「DJAX UP BEATS」盤に収録されていたCARL CRAIGのREMIX、TERRY HUNTERによるREMIX(新作)を収録。スルーしたら痛い目見ますよ、旦那。(I)

6

STEVE POINDEXTER

STEVE POINDEXTER Work That Mutha Fucker MUZIQUE RECORDS / US »COMMENT GET MUSIC
JACK系シカゴハウスの中でも、特に人気の高いクラシック"WORK THAT MUTHA FUCKER"が再発・・・と思いきや、タイトル曲のみ別VERSIONに。しかし、変態LOW-FI HOUSE"COMPUTER MADNESS"や、暴力"ACID"大将、"BORN TO FREAK"はオリジナルVERSIONを収録しているのでご安心を。もちろん、リマスタリング済。ゲッツ!(I)

7

CHICAGO SKYWAY

CHICAGO SKYWAY Wolfgang Hair EP UZURI / GER »COMMENT GET MUSIC
次世代CHICAGO HOUSER"CHICAGO SKYWAY"による新作が、独のDEEP HOUSEレーベル"UZURI"より。4曲収録で、古き良きシカゴハウス。デトロイトテクノの伝統を今に引き継ぐスタイル。ARMANDO、PHUTURE、LARRY HEARD、DERRICK MAY・・・。オールドスクールな素材と、シンプルなリズム。要チェックです。(I)

8

LUCIEN-N-LUCIANO

LUCIEN-N-LUCIANO Cuidad De Luz CADENZA / GER »COMMENT GET MUSIC
LUCIANO待望の新作! "LUCIEN-N-LUCIANO"名義では久しぶりのリリースです! 傑作アルバム「TRIBUTE TO THE SUN」で実証された豊かな音楽性がこちらでも遺憾なく発揮され、細かくエディットされたウワモノの有機的な連なりやつぼを押さえたラテン・パーカッションの使い方が抜群の12インチ2枚組! アートワークもクール! LUCIANOの充実ぶりがひしひしと伝わってきます!(S)

9

STEWART WALKER

STEWART WALKER Scratched Notes CURLE / BEL »COMMENT GET MUSIC
自身のレーベル・PERSONAを中心にTRESORやFORCE INC.などを渡り歩いてきた実力者なのに、いまいちスポットが当たらない印象があるSTEWART WALKERのNEW! 不穏なベースライン上に切なげなエレピのメロディーが散りばめられたA-1"Scratched Notes"が深みのあるすばらしい仕上がり! これは新たなファンを獲得すること間違いなし!(S)

10

X-103

X-103 Atlantis TRESOR / JPN »COMMENT GET MUSIC
リリースから20年弱が経過したしたTRESOR発の歴史的名盤が待望の再発。12インチ的解釈しか出来ず当時アルバムとしての深い意味が解らなかった"自分も耳"も肥えたか、聴き直してみてこの1枚がきっちりアルバムとして成立していることに気が付かされる。今年のメタモにはX-102が来日ということで未聴の方は是非この機会にチェックを!(Y)

CHART by JET SET 2010.04.13 - ele-king

Shop Chart


1

PRINS THOMAS

PRINS THOMAS S/T »COMMENT GET MUSIC
本年度ベスト・アルバム候補到着!!製作面ではLindstromの影に隠れがち(?)だったこの男ですが、やってくれましたね~遂に出た1st.アルバムは期待値を大幅に上回る傑作です!!

2

ERYKAH BADU

ERYKAH BADU NEW AMERYKAH PART TWO »COMMENT GET MUSIC
第四次世界大戦を越える問題の"New Amerykah Part Two"が遂に登場!!プロデューサー陣に9th Wonder、J.Dilla、Madlib、James Poyser、Shafiq Husayn等を招いた豪華な全11曲収録!!

3

ASWEFALL

ASWEFALL NEVERMORE »COMMENT GET MUSIC
日独両雄によるハイ・レヴェルなコラボレート第2弾!!クニユキ氏の新アルバム『Walking in the Naked City』からの先行カットとなる本作はHenrik Schwarzが達者なヴォーカルを聞かせる他、板橋文夫氏がピアノで参加!!

4

TIGA

TIGA OVERTIME REMIXES »COMMENT GET MUSIC
09年リリースのセカンド・アルバム『Ciao!』からのシングルカット。今回はスウェーデンの重鎮、Adam Beyer & Jesper Dahlbackコンビ、そしてMotor City Drum Ensembleとかなり4つ打ちなりミキサーを揃えてくれました!!

5

DJANGO DJANGO

DJANGO DJANGO WOR / SKIES OVER CARGO »COMMENT GET MUSIC
またやってくれましたー★デビュー・シングル"Storm"が大ヒットした当店期待のニュー・バンド!!Whitey直系のインディ・ダンス・サイケ・バンド、Django Django!!妖しいエキゾ・サーフと、シンセ・ダンス感、サイケなポップ・メロがゴチャ混ぜになった激傑作チューン!!メチャおすすめです。

6

CRUE-L GRAND ORCHESTRA

CRUE-L GRAND ORCHESTRA ENDBEGINNING (DJ NOBU REMIX) »COMMENT GET MUSIC
デラ最強なカップリング。DJ Nobu & Prins Thomasリミックス!!レーベル・コンピ"Post Newnow"に収録され最も12"の要望が高かったDJ NOBUによるリミックスと、05年作ながら今なおHarveyがスピンし続けるPrins Thomasの伝説的名リミックスをカップリング!!

7

JOSE JAMES

JOSE JAMES WARRIOR REMIXES »COMMENT GET MUSIC
ダブステップ以降のUKガラージュ仮面の新星SbtrktによるリミックスA1を搭載!!Giles Petersonが主宰を務める名門Brownswoodの看板シンガー、Jose James。最新作"Black Magic"からの超強力リミックス・カット第3弾!!

8

BARRYTONE

BARRYTONE SMOKIN' TUNES »COMMENT GET MUSIC
生ジャズ・ドラムが大暴れ☆音響派スウィンギン・ミニマル大傑作の誕生です!!☆特大推薦☆ガールズ・ヴォイスが練り込まれたキューテスト・エキゾ・パーカッシヴ・ミニマル特大ボムB1も収録。暑苦しくないところが最高過ぎます~!!

9

FRAN-KEY, CRYSTAL & ROGER

FRAN-KEY, CRYSTAL & ROGER MOONWALK ON THE ROCK »COMMENT GET MUSIC
昨年の衝撃アルバム・デヴューに続いてF,C & Rが遂に12"アナログをリリース!!デビューCDからの選りすぐりの3曲に加え、Jacques Renault & Marcos CabralによるNY新世代ユニット、Runnawayによる最高の90'sリヴァイヴァル型ハウス・リミックスを収録!!

10

DER DRITTE RAUM

DER DRITTE RAUM ROSA RAUSCH »COMMENT GET MUSIC
Joy Orbison最新作でもリミキサーを務めたActressを、今度はZombyがリミックス!!☆大推薦☆スクウィー以降の耳にもフィットする8ビット・メランコリック・ニューディスコB1や、カラフル・サイケ・ダブステッパーZombyによる傑作リミックスA2を搭載ですっ!!

CHART by DISC SHOP ZERO 2010.04 - ele-king

Shop Chart


1

RSD feat. LIKKLE MAI

RSD feat. LIKKLE MAI PROPHECY DSZ / JP / 2010.03.01 »COMMENT GET MUSIC

2

RSD

RSD NAKED MARIOKART BLACK BOX / UK / 2010.02.23 »COMMENT GET MUSIC

3

BREAKAGE

BREAKAGE FOUNDATION DIGITAL SOUNDBOY / UK / 2010.03.05 »COMMENT GET MUSIC

4

PUPAJIM

PUPAJIM I AM A ROBOT JAHTARI / GE / 2010.03.12 »COMMENT GET MUSIC

5

MARK PRITCHARD

MARK PRITCHARD ELEPHANT DUB / HEAVY AS STONE DEEP MEDI MUSIK / UK / 2010.2.23 »COMMENT GET MUSIC

6

VON D

VON D NOUVELLE HISTOIRE / BERLIN CALL ARGON / US / 2010.3.10 »COMMENT GET MUSIC

7

GEIOM feat. MARITA

GEIOM feat. MARITA SUGAR COATED LOVER BERKANE SOL / UK / 2010.3.10 »COMMENT GET MUSIC

8

G31 / ROOMMATE

G31 / ROOMMATE PITY / RAS VIBES STUPID FLY / US / 2010.3.10 »COMMENT GET MUSIC

9

AIRHEAD & JAMES BLAKE

AIRHEAD & JAMES BLAKE PEMBROKE / LOCK IN THE LION BRAINMATH / UK / 2010.3.3 »COMMENT GET MUSIC

10

BORGORE

BORGORE ICE CREAM / ACT LIKE A HO TRILL BASS / UK / 2010.3.3 »COMMENT GET MUSIC
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