「AY」と一致するもの

Chart by Underground Gallery 2012.02.17 - ele-king

Shop Chart


1

JEFF MILLS

JEFF MILLS Taken (Taken / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
2011年、活発なリリースだったJEFF MILLSが、2012年一発目に発表するのは 「Something In The Sky」から派生した「Taken」(拉致)なる新シリーズからの 新作12インチ! 「Something In The Sky」シリーズ直系と言える、危機迫るような、スリルのあるシンセ・シークエンスを軸にした、スペーシーなサイエンス・フィクション・テクノが4トラック。レーベルからの詳細が一切無く、ミステリアスな「Taken」シリーズ、どんなコンセプトなのか、今後のリリースで明らかになっていくことでしょう

2

SECRET CIRCUIT

SECRET CIRCUIT Nebula Sphynx / Parascopic Rope (Beats In Space / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
TIM SWENNYによる話題の新レーベル[Beats In Space]第2弾!今回は、[Whatever We Want]からもリリースを残す LAUGHTING LIGHT OF PLENTYの EDDIE RUSCHAによるプロジェクト SECRET CIRCUIT! RUB'n TUG、MAP OF AFRICAで御馴染み、THOMAS BULLOCKとのライブプロジェクト LAUGHTING LIGHT OF PLENTYや、同じく、[Whatever We Want]からもリリースを残す、 FOOD OF THE GODS名義での活躍で知られる EDDIE RUSCHAが、新プロジェクトを始動させ、TIM SWENNYによる話題の新レーベル[Beats In Space] 第2弾として登場!ドープなアシッド・グルーブに、アナログ・シンセやトリッキーなサンプルを散りばめた。ディープ・エレクトロ・コズミック2トラックを披露。

3

MODEL 500

MODEL 500 Control (R&S Records / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
デトロイト・テクノのパイオニア、JUAN ATKINSが、MODEL 500名義にて新作12インチ をリリース! 前作はMIKE BANKSと元URのMARK TAYLORが制作をサポートしていましたが、今作 はJUAN ATKINS自身が、スタジオに籠って創り上げた完璧なソロ作品。 緊張感のあるリズムとダークなベースライン、そしてデトロイト・シンセにヴォーカ ルがのった、古くからのファンにはお馴染みのMODEL 500節炸裂のAサイド、浮遊感漂 うシンセとラフ・ビートの疾走感溢れるムーディーなトラックのBサイドの2トラック。

4

BOB CHANCE

BOB CHANCE Wild It'S Broken/It'S Broken (Emotional Rescue / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
DJ HARVEY、RUB'n TUG、SOFT ROCKS等がプレイする、BOB CHANCEのレア・ロック・ディスコが、UK [Emotional Rescue]より 7インチにて、嬉しい再発! カリフォルニアのマイナー・レーベル[Morrhythm]よりリリースされた、コンポーザー/プロデューサー/シンガー、BOB CHANCEの80年作。ロカビリー、コズミック、ディスコを巧く融合させた、ファンキーなディスコ・ロック・ナンバー。オリジナルは本当にレアな作品なだけにコレは絶対に見逃せません!

5

MITSUAKI KOMAMURA

MITSUAKI KOMAMURA Vintage Moon Ep (Weedis / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
カナダのモノ・ミニマル・レーベル[Relolver]からのリリースで知られる、東京在住 のトラックメイカーMITSUAKI KOMAMURAが主宰する[Weedis]レーベルの第二弾! THEO PARRISH や MARCELLUS PITTMANにも通じる、LO-FIで黒味のあるマッド・アシッ ド・ハウス! MIKE INKが[Profan]でやっていたようなアシッド感に、ローファイなのに立体的な音 響処理を施したキックとハットが絶えず表情を変えながら展開していく、その様が、 月の満ち欠けを表現しているというA1「Sorcery In Eclipse」、ローファイでヒプノ テックなリズムに、太くてファンクを感じさせるベースが絡む、シカゴ・ハウス・ラ イクな「Tribe On The Moon」、ジャズ・ベーシストのウォーキング・ベースのような フレーズを軸に、シンプルなベース・ラインとローファイなリズムがコンビとなって 展開する「Bunny hopper」は、デトロイトのTERRENCE DIXIONに捧げたい、そんな1曲。 マスタリング及びマスターカットは、レーベル1番に引き続きMONOLAKEやHARDWAX関連 のリリースに携わるベルリン「Dubplate & Mastering」にて、CGB竏・によるアナログ感 満載で太く暖かみのある音に仕上がっている。

6

MARVIN BELTON

MARVIN BELTON Find A Way (Mahogani Music / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
MOODYMANN主宰、[Mahogani Music]の新作はTHEO PARRISH率いるTHE ROTATING ASSEMBLYのメンバーであり、同レーベル前作JOY OF SOUND PRODUCTIONSのプロデューサーでもあるMARVIN BELTONによるスモーキーでソウルフルなデトロイト・ディープ・ハウス! しっとりとした、アダルトなムードが漂うハウス・グルーヴに極め細やかなアルペジオ・シンセが旋回する「I Believe」、デトロイトらしいLO-FIなアフロ・パーカッシブ・ハウスの「Back To Africa」など、全4曲、[Mahogani Music]らしいソウルフルでスモーキーなディープ・ハウスばかり!

7

ANDRES

ANDRES New For U (La Vida / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
MOODYMANNが主催する[KDJ]や、[Mahogani Music]からのリリースでもお馴染み、Slum Villageのメンバーとしての肩書きも持つ、DJ DEZ aka ANDRESが自身のセルフレーベル[La Vida]をスタートし、新作12インチを発表! ヒップホップで培われた、サンプリング・センスが光る、デトロイト・マナーな漆黒のディスコ・グルーヴを軸に展開される3トラックを収録。限定盤。

8

HARDWAY BROTHERS

HARDWAY BROTHERS MANIA THEME (Is It Balearic? / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
[History Clocks]や[Luna Flicks]、[I'm A Cliche]、[Astro Lab]など、UGでも一押ししている、人気レーベルから多数の傑作を生み出してきた、HARDWAY BROTHERSが、COYOTE主宰[Is It Balearic?]より新作をリリース。 今回は、スローモーなディスコ・ダブ・グルーブに、サイケデリックなシンセや、スペーシーなキーボードを響かせた、コズミック・トリッピーなサイケ・ジャムのA1、カップリングには、最近リリースラッシュが続く、番長 ANDREW WEATHERALLによる ドープ・スローモー・エレクトロ、心地良く伸びやかに広がるメローなスペース・シンセを響かせ、原曲のドープな雰囲気を一転させる、北欧ムードなディープ・スペーシー・ハウスへリミックスしたTOBY TOBIASなど、どれも本当に良い楽曲ばかり。

9

ROBERT OWENS

ROBERT OWENS Sacrifice (Ndatl / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
LARRY HEARDがプロデュースした、ROBERT OWENSのアルバム『ART』に収録されていた 「Sacrifice」を、デトロイトのKAI ALCEがリミックスした話題作。 現在、デトロイトで最も勢いのあるレーベルと言っても過言ではない、KAI ALCE主 催[NDATL]新作は、シカゴの大ベテラン・シンガーROBERT OWENSが初登場。昨年リリー スしたアルバム『ART』に収録されていたLARRY HEARDプロデュースによる楽曲 「Sacrific楽曲を、レーベル主宰KAI ALCEが4ヴァージョンのリミックス。初回プレス のみの限定盤ですので、お早めに

10

DISCO DEVIANCE PRESENTS

DISCO DEVIANCE PRESENTS Ray Mang Edits (Disco Devience / 12inch) »COMMENT GET MUSIC
THE REVENGE、SOCIAL DISCO CLUB、ONUR ENGIN、ERIC DUNCAN aka DR.DUNKSと好調なリリースが続く[Disco Devience]新作は、意外なことに今回が初登場となる RAY MANG。 今回は、80年代の鮮やかなディスコ作品を使用。A面、B面ともに、パーカッシブでトライバルなブギー・ディスコを下地に、オリジナルの甘くソウルフルな女性ヴォーカルを巧く引き立てた、ナイスなリワークを披露。どちらも本当最高ですね!既に ERIC DANCAN、AL KENT、THE REVENGE、LEO ZERO、JACQUES RENAULT、TODD TERJE、FAZE ACTION、OOFT、CRAZY P、RAYKO、COSMIC BOOGIEらを筆頭に、錚々たる著名DJ陣がサポート中!

THE GIRL, TADZIOほか - ele-king

 DOMMUNEで「GOTH-TRAD特集」をやった翌日の晩、筆者はブルックリンのライヴハウスにいた......というのはもちろん嘘だが、沢井陽子さんが本サイトでレポートしているようなイヴェントにいた。2月14日、いわゆるヴァレンタインのチョコレートには縁のない筆者と小原泰広は、小雨の降るなか、3組のガールズ・バンドが出演する新代田の〈FEVER〉に向かった。「BATTLE AnD ROMANCE」という名前のイヴェントで、筆者のお目当てはタッツィオである。
 7時になると最初のバンド、THE EGLLE が登場。ヴォーカル&ギター、ベース、ドラマーの3人組のガールズ・バンドで、「グッド・イヴニング」という英語の挨拶からはじまった。音は初期のキュアやデルタ5といった感じで、気だるいミニマルなビートとぺらぺらのギターが暗いムードを誘い、(オーディエンスとコミュニケーションをはかるというのではなく)引きこもりを思わせるヴォーカルが際だっている。〈4AD〉リヴァイヴァルとも重なっている雰囲気もあって、興味深い演奏だった。

 この日の主宰者はきくりんと呼ばれていた21歳の青年で、長州ちから(28歳)という名前のパートナーと一緒にセット・チェンジの合間のDJとMCも担当していた。歌謡曲をかけたり、ヒップホップをかけたり、ハードコアをかけたり、意味がわからなかったが、とにかく陽気で、バカみたいにご機嫌な連中だった。ちょっとオタクっぽくも見えたが、絶えずツイッターをやっているようなタイプではなかったし、どこか20年前の小林を彷彿させた。「BATTLE AnD ROMANCE」の主題は? と訊いたところ「クロスオーヴァーであります」と21歳は語気を強めていたが、それは多くの自由時間をPCの前で過ごしているSNS世代への反発とも受け取れなくもない。

TADZIO

 7時半を過ぎて、ステージにはタッツィオのふたりが登場する。いきなりラウドなノイズ・ギター、そのすぐ横ではドラマーがしっかりとリズムをキープしている。ルックス、そして演奏にもポップとノイズが衝突しているが、実に感覚的なこのバンドが素晴らしいのは、言葉に酔うことを拒むかのような衝動、その威力、その勇気にある。「ブス」「こんにちわ」......闇雲にわめき散らしている彼女たちを観ていると、微笑みがこみ上げてくる。説明よりもノイズが先走る。言葉を口から出す前の、そのうまく言えないもどかしさを音は突き抜けていく。そう、いい感じです。新曲の"3939"は素晴らしいドライヴ感を持った曲で、演奏は後半のほうが良かった。何度もライヴを観ている人に訊いたら、その日の出来は60%ぐらいだったとか。

TADZIO

THE GIRL

 8時を過ぎると日暮愛葉率いるTHE GIRLが出てくる。THE EGLLE と同様に3人組のガールズ・バンドで、ヴェルヴェッツの"フー・ラヴズ・ザ・サン"をBGMに演奏ははじまった。そしてTHE GIRLは......ロックンロールのジェットコースター、ドラムとベースが創出するグルーヴは素晴らしいうねりとなって、オーディエンスをすっかり魅了する。彼女たちの演奏は否応なしに身体を揺らすもので、気持ちをどんどん上げていく。
 THE GIRLを訊いていると筆者は13歳のときにラジオで大貫憲章さんが紹介した"シーナ・イズ・パンク・ロッカー"すなわちロックンロールというものを初めて聴いた夜の気持ちを思い出すことができる。音楽を聴いて、生きていることにわくわくしてくる。それはいつまでも変わることのないファンタジーであり、ロマンスであり、永遠なのだ。

 これだけの圧倒的なステージのあとに出演するバンドは、ちょっと気の毒だった。杏窪彌(アンミン)は台湾人の女性ヴォーカルをフィーチャーしたバンドで、相対性理論を思わせた。MCは中国語と日本語だった。トリを飾ったバンドは、男ふたり組のGAGAKIRISEで、ライトニング・ヴォルトを思わせた。それぞれ個性的なパフォーマンスだったし、GAGAKIRISEは迫力満点の演奏によって、今後おそらくもっともっと知名度を上げていくだろう。
 しかしこの晩に限って言えば、誰が何と言おうとチャンピオンはTHE GIRLだ。久しぶりにロックンロールで踊り、筆者は彼女たちのロックンロールにプラトニックな恋に落ちたのである。

THE GIRL

Chart by STRADA RECORDS 2012.02.14 - ele-king

Shop Chart


1

ROCCO & C.ROBERT WALKER

ROCCO & C.ROBERT WALKER I LOVE THE NIGHT-LOUIE VEGA REMIXES FOLIAGE(FR) »COMMENT GET MUSIC
スマッシュ・ヒットしたディープで大人っぽいこの男性ヴォーカル・ハウスにナントLOUIE VEGAによるリミックスが登場!

2

FUDGE FINGAS

FUDGE FINGAS MASS X REMIXES FIRECRACKER(UK) »COMMENT GET MUSIC
Prime NumbersからもリリースしていたFudge FingasがFirecracker Recordingsからまたまた限定盤をドロップ!しかもVakulaとJuju & Jordashが片面ずつリミックスを手掛けた豪華な内容!メロディアスなヴァイブやスペイシーなシンセが絡み合う洗練されたディープ・ハウスのVakulaサイド、やはり遅めなBPMでダビーに展開してきたJuju & Jordashサイド共にさすがの出来!オーダー数がショートしての入荷なのでお見逃しなく!

3

A SAGITTARIUN

A SAGITTARIUN CARINA EP ELASTIC DREAMS(UK) »COMMENT GET MUSIC
第1弾の前作もクオリティーが高かったこのレーベルからの第2弾!ファンキーなブレイクビーツ・ハウス的なビートで始まり、デトロイト・テクノ風なディープなシンセが加わるA1が鳥肌モノのカッコ良さ!ディープ&スペイシーなテック・ハウスのA2もグッド!

4

5 KING'S

5 KING'S GIRL YOU NEED A CHANGE OF MIND AMOUR(FR) »COMMENT GET MUSIC
Marvin Gayeのハウス・リミックスが大ヒットした第1弾も記憶に新しいこのレーベルからの第2弾が入荷!Eddie Kendricksによる名クラシック「Girl You Need A Change Of Mind」を筆頭に、ナントKenny Dixon Jr. のレア曲「Lt 1」やJames Brownネタのエディットまで収録!

5

DISTANT PEOPLE

DISTANT PEOPLE UNCONDITIONAL LOVE(feat.NICKSON) SEASONS LIMITED(FR) »COMMENT GET MUSIC
Sole ChannelやLargeといったレーベルから数多くの作品をリリースしているUKのクリエイターJoey SilveroによるプロジェクトDistant Peopleが男性ヴォーカルものをリリース!グルーヴィーなオリジナル・ミックス、A2のディープめのリミックスあたりがオススメ!

6

TENDERNESS

TENDERNESS GOTTA KEEP ON TRYING-DJ HARVEY EDIT RCA (US) »COMMENT GET MUSIC
オリジナルはレアなこの曲が、オリジナル・ヴァージョンに加えナントIdjut BoysのレーベルNoid RecordingsからリリースされていたDJ Harveyによるリエディットも収録してのミラクル復刻!ソウルフルでパワフルな極上女性ヴォーカルものです!オリジナルの中古もですがHarveyのエディットの方も相当レアだっただけにこれはビックリです!

7

OOFT!

OOFT! MEMORIES FOTO(UK) »COMMENT GET MUSIC
Instruments Of Rapture等からもリリースしているUKはグラスゴーの2人組OOFT!が自身のレーベルから登場!まったりウォーミーなビートダウン・ハウスと、硬質でカッコいいテック・ハウスをカップリング!

8

MAM

MAM MODERN HEAT EP FINA(UK) »COMMENT GET MUSIC
20:20 Vision傘下の注目レーベルFina Recordsからの注目盤!Wolf + Lamb主宰のW+L Blackレーベルからの「Mam Edits」が当店でも売れたMamによる、80'sダンス・クラシックスをネタに使用したグルーヴィーで上質なブギー・トラックス!

9

CHUBBY DUBZ

CHUBBY DUBZ DIRECT EXPERIENCE LOUNGIN (UK) »COMMENT GET MUSIC
Moodymannネタの「DOIN' YA THANG」で大注目されたOliver $絡みのユニット!ディープ&スペイシーなB1、ウッド・ベースがジャジー且つ濃厚な雰囲気を演出しているB2が◎!

10

BUCIE

BUCIE GET OVER IT FOLIAGE(FR) »COMMENT GET MUSIC
Black Coffeeの大ヒット曲「Superman」でヴォーカルを務めていたBucieのソロ作が人気レーベルFolliageから登場!リミキサーにはEzelが参加しており、メロディアスで洗練されたトラックにあの可憐な歌声が乗った極上な仕上がりとなっています!

Lana Del Rey - ele-king

私を悲しませないで 私を泣かせたりしないで
ときに愛は不十分で 道のりは険しいの
それがなぜかはわからないけれど
私を笑わせ続けて ハイになろうよ
あなたも私も みな死ぬために生まれてきたんだから
"Born to Die"(筆者訳)

 本誌の紙媒体版『vol.4』における「マイ・プライヴェート・チャート2011」で、(アルバム、シングル等はごちゃ混ぜでよい、ということだったので)私はラナ・デル・レイを名乗るエリザベス・グラントの"Video Games"を、7位にリスト・アップした。1986生まれの25歳(筆者とタメ)にして、彼女のその悩ましい歌は、美しい季節はもうすべて過ぎ去ったのだ、甘い時間はもう記憶のなかにしかないのだと言わんばかりの、突っぱねた厭世観に満ちていた。表面的に言えば、西山茉希あたりの『CanCam』モデルが、「ベルベット・イースター」(荒井由実、1973)のカヴァーでレコード・デビューしたようなものだ。そのコントラストは、世界中のミュージック・ブロガーをはじめ、『NME』から『ピッチフォーク』までをも巻き込むバズを呼び込み(本稿執筆時点で、You Tubeにおける再生回数は26,135,450回)、当然、デビュー・フルレンスである本作『Born to Die』は、あらかじめビッグな成功が確約された作品であると同時に、悪意の群衆に撃たれるために舞台に上がった哀れな作品でもある。

 話題の作品なので、態度を明確にしておこう。『Born to Die』は、私が期待していたような作品ではない。第一に、私が彼女のハスキー・ヴォイスから当初一方的に連想し、また期待もしていた作品が、例えば『Let It Die』(Feist、2004)の、あるいは『Martha Wainwright』(マーサ・ウェインライト、2005)の最新ヴァリエーションであったためである。第二に、しかし、打ちのめされたシンガー・ソングライター・スタイルの代わりに彼女が選んだのが、 R&B寄りのエレクトロニック・プロダクションであり、重厚なストリングス・アレンジメントであり、結果的にはゴージャスな、グラミー・ビルボード・ポップであったせいである。もちろん、ここはおのずと感想がもっともわかれる点であり、『ピッチフォーク』などが書いているように、「本作はイマイル・ハイニー、つまり、エミネムやリル・ウェイン、キッド・カディの諸作にクレジットされている人間によってプロデュースされており、その豪華絢爛なアトモスフィアが、批判者と理解者のあいだを取り持つ要素となっている」との声もある。(もっとも、彼女の気持ちがわからないでもない。彼女が思春期を迎えた90年代後期は、ブリトニー・スピアーズがデビューするなど、ティーン・ポップが何度目かの最盛期を迎えていた時期なわけだし......)

 また、平均的なリスナーであればなんとなくそうしてしまうように、レディー・ガガが掲げた"Born This Way"と、本作のぶら下げる"Born to Die"とを比較する傾向が、国内外のブロガー(ツイッター・ユーザー)のあいだでも散見される。「抱えるもの」がある者のほうがむしろ自身を強い衝動で肯定しながら生き、上質な容姿を持って生まれて思い出に恵まれた者がなぜ沈鬱として生きるのか、わけがわからない、といったところだろうか。たしかに、成功者にも憂鬱はあるのだろう。しかし、どれだけ富とスポットライトを得ても、人生はどこかの地点でなお満たされない、というのは、ポスト・モダニティ・ライフにおける不可避の、典型の、言いようによってはごく平凡な虚無を、彼女は消化しきれていないだけ、という言い方もできるのではないだろうか。彼女の歌のなかで、男は常に彼女を強く抱き、口づけし、そして不可避に去っていく存在としてのみ、ある。たくさんの男と出会い、ときに関係を持って、ひたすら別れ続けてきた、遊び盛りのブロンドの美女が綴るのは、良くも悪くも、平均的な女子大生がアメブロに開設した失恋ブログのよう。

 しかし、『Born to Die』は飛ぶように売れている。アメリカン・ユーチューブ・ドリームのもっともポピュラーな前例として、本作はこのディケイドにおいて長く語り継がれるのだろう。ただ、はっきり言って、『ローリング・ストーン』誌の大御所、ロブ・シェフィールドが言うように、アルバムを"Video Games"の期待に応えさせるという意味では、まだまだ準備不足だったと思う。そう、下世話な言い方をすれば、まだまだ男文化である音楽ジャーナルが、ひとりの計算高い美女にまんまと利用された感が否めない。いまごろ、一方的に失恋気分を味わっている評論家も多いのではないだろうか。とはいえ、『FACT』誌が、そうしたポップ・ミュージックの偶像文化の楽しみを擁護するように、こう書いている。「ラナと、彼女のバック・スタッフでさえ、彼女が"本物"かどうか、完全にはわかっていないのだ」。そう、歴史的に言っても、これは遅かれ早かれ、いつかは醒める、だがまだはじまったばかりの夢だ。ならば、しばらくはまだ、彼女の思わせぶりに振り回されることとしよう。歴史的に言って、決して報われることのない夢ではあるが......。

Chart by STRADA RECORDS 2012.02.07 - ele-king

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1

GEOFFREY ORYEMA

GEOFFREY ORYEMA KEI KWEYO-JOAQUIN JOE CLAUSSELL REMIXES ROBIN HOOD/SACRED RHYTHM MUSIC(US) »COMMENT GET MUSIC
Peter Gabriel主宰のワールド・ミュージック系レーベルReal World Recordsからもアルバムをリリースしていたウガンダ出身のアーチストGeoffrey OryemaをJoe Claussellがリミックス!野太いベースに怒涛のパーカッション類が独特のグルーヴ感を醸しだすディープなアフロ・ハウス!B面のダブも圧巻です!

2

DAVID GRAY/TRACY CHAPMAN

DAVID GRAY/TRACY CHAPMAN THE OTHER SIDE/CROSSROADS-NK RMX WHITE(JPN) »COMMENT GET MUSIC
【今回も限定プレス!】Dazzle Drumsによるリミックス・シリーズ待望の第2弾が入荷!UKの人気シンガー・ソングライターDavid Grayの大ヒット曲「The Other Side」と世界的フォーク・シンガーTracy Chapman「Crossroads」を見事ハウス・リミックス!どちらも極上なヴォーカルを最大限に生かしたパーカッシヴ&グルーヴィーな仕上がり!既にBody&SOULにてJoe ClaussellやDanny Krivitもプレイ!

3

DJ GARPHIE AND DIVINITI

DJ GARPHIE AND DIVINITI COULD YOU BE MINE SEASONS LIMITED(FR) »COMMENT GET MUSIC
人気女性ヴォーカリストDivinitiをフィーチャーした強力盤!パーカッシヴで走ったビートに温かみのあるシンセを配した上質なトラックに、彼女の可憐なヴォーカルがバッチリ合った文句ナシの一品!ドッシリとした雰囲気に仕上げたPirahnaheadによるリミックスもグッド!

4

VA(JOE CLAUSSELL)

VA(JOE CLAUSSELL) UNOFFICIAL EDITS AND OVERDUBS PROMO SAMPLER SACRED RHYTHM MUSIC (US) »COMMENT GET MUSIC
【限定プロモ200枚のみのプレス!】JOE CLAUSSELL自身がリエディット~ヘヴィ・プレイしてきたキラーな作品をコンパイルしたCDからの先行12インチ・カット!長らくリリースが待たれていたRADIOHEAD「EVERYTHING'S IN ITS RIGHT PLACE」のJOE CLAUSSELL EDITもようやく登場!

5

HELIUM ROBOTS

HELIUM ROBOTS JARZA EP-THEO PARRISH TRANSLATIONS RUNNING BACK(GER) »COMMENT GET MUSIC
UKの2人組ユニットHELIUM ROBOTSがRUNNNING BACKから12インチをリリース!注目はなんと言ってもB面に収録されたTHEO PARRISHによるリミックス!2ヴァージョン収録されており、いずれも実験的でぶっ飛んだ展開予測不可能なTHEOならではのエレクトリック・ハウスに仕上がっています!

6

TODD TERJE

TODD TERJE SNOOZE 4 LOVE-VERSION(10inch) RUNNING BACK(GER) »COMMENT GET MUSIC
【限定500枚のみのプレス!】人気シングル「RAGYSH」のB面に収録されていたディスコ・チューン「Snooze 4 Love」のアンビエント・ヴァージョンを収録!グルーヴィーなあの曲が極上のアンビエント・チューンになっています!B面には84年産エレクトロ名作Son Of Sam「Nature Makes A Mistake」のリミックスを収録!こちらも今っぽい仕上がりでグッド!

7

PATRICE RUSHEN

PATRICE RUSHEN MUSIC OF THE EARTH-DANNY KRIVIT EDIT ELEKTRA (US) »COMMENT GET MUSIC
【限定300枚のみのプレス!DANNY KRIVIT EDIT!】Patrice Rushenの1978年リリースのアルバム「Patrice」収録の「Music Of The Earth」を長尺化!、4分に満たないオリジナルを曲のメインリフでもあるストリングス・フレーズやギター・カッティングを多用し7分オーバーに!カップリングは同じく1978年リリースのTony Orlando「Don't Let Go」で、こちらはヴォーカル・パートをばっさりと削除し、コーラス部分を残しながら再構築したほぼインスト仕様の極上リエディット!

8

CUTTLEFISH & ASPARAGUS

CUTTLEFISH & ASPARAGUS VOLUME ONE BUOYANCY(GER) »COMMENT GET MUSIC
人気リエディット・レーベルGAMMからのリリースでもお馴染みのDJ Asparagusも絡んだ注目のリエディット作品が新レーベルBuoyancyから登場!D-Train「Tryin' To Get Over」そして再発12インチが出て話題のConnie Case「Get Down」等を収録!

9

THE BURRELL BROTHERS

THE BURRELL BROTHERS THE NU GROOVE YEARS RUSH HOUR (EU) »COMMENT GET MUSIC
伝説のNY地下レーベルNuGrooveで活躍していたThe Burrell Brothers関連の音源が正規復刻!90'sハウス・リヴァイバルな今、本物の当時のサウンドが堪能できる貴重な1枚!当時同じくNuGrooveで活動していたBobby Knodersがエンジニアとして参加したクールなトラックに男性のファルセット・ヴォーカルが配されたB1が特にオススメ!

10

ART DEPARTMENT

ART DEPARTMENT TOUCH YOU GENTLY CROSSTOWN REBELS(UK) »COMMENT GET MUSIC
DJ Harveyリミックスを収録した「We Called Love」も記憶に新しいArt Departmentが、今度はBrennan Greenによるリミックスを収録した12インチをリリース!ディープ&ダビー なオリジナルに対しBrennan Greenはピアノのリフも軽快な走ったビートのストレートなハウスをクリエイト!これはピーク時にも対応したナイス・ミックス!

Leila - ele-king

 レイラがイギリス人のテクノ・リスナーにいかに愛されているかは、ここを読めばわかる。彼女の新作『ユー&アイ』を「とにかくやたら気むずかしい作品」だと酷評した『ガーディアン』の記者は気の毒なほど、けちょんけちょんな目に遭っている。「無意味な評をありがとう」「これぞ難聴のレヴュー」「2011年のベスト・アルバムの3位にジャスティスを挙げるようなヤツにレイラの魅力がわかるはずないだろ」(ま、そりゃそうだ)......同メディアが作品に対して厳しく言うことは今回に限ったことではないし、酷評は英国のお家芸とも言えるはずだが、これほどリスナーからの攻撃を食らうことは珍しい。レイラにはいまでも熱狂があることを察する(というか、レイラでここまで盛り上がれるというのがすごい)。

 ロンドン在住のアラブ系の女性、レイラはUKのテクノがもっとも華やかなだった時代にデビューしている。彼女のすぐ近くにはまずプラッドがいたし、そしてビョークとエイフェックス・ツインがいた。1997年のシングル「ドント・フォール・アスリープ」、翌年の「フィーリング」は渋谷のレコード店でもけっこうな話題となって、あっという間に売り切れた。時代はエレクトロニカ/IDM全盛へとまっしぐらだったし、トリップホップがいまよりも幅をきかせていた......というか、とにかくエイフェックス・ツインとビョークがもっとも勢いづいていた。その時代においてレイラはIDMとトリップホップを巧妙に掛け合わせた。『ライク・ウェザー』(1998年のクラシック)は、いまで言えばマウント・キンビーというか、R&BベースのIDMとしては最高の出来だ。
 
 『ユー&アイ』は彼女にとっての4枚目のアルバムで、8年ぶりのサード・アルバムとなった『Blood, Looms & Blooms』に引き続いて〈ワープ〉からの2枚目のリリース。過去のどのアルバムにおいても共演者(主にヴォーカリスト)を招いている彼女だが、今回は、〈インターナショナル・ディージェイ・ジゴロ〉からの作品で知られるベルリンのマウント・シムズ(Mt. Sims)ひとりのみが参加している。テリー・ホールやマルティナほか、派手なゲスト陣の前作とくらべると地味な印象を持つが、彼のダークウェイヴな雰囲気は、『ユー&アイ』という作品を特徴づけるのにひと役買っている。
 アルバムには"Colony Collapse Disorder(蜂群崩壊症候群)"という農薬や遺伝子組み換え農作物による深刻な環境破壊をテーマにした曲があるように、不吉で、暗闇がひしめいている。もとよりレイラの作品に暗闇はつねに偏在しているので、それ自体は目新しくもないかもしれない。が、『ユー&アイ』には、ドラムンベースを取り入れた"Welcome To Your Life"が象徴するようなアグレッシヴさも際だっている。昔のながらのレイラのリスナーは、彼女の気だるさとダウンテンポ、トリップホップの幻覚、それに適したアンニュイな感覚を好んでいたが、今作においては幻覚とアンニュイはウィッチネスに傾き、そして彼女の気だるさはささくれだった感覚へと変換されている。そういう意味では、見事に今日的な音にアップデートされていると言える。"(Disappointed Cloud) Anyway(失意の雲――どのみち)"~"Interlace(交錯)"~そして"Colony Collapse Disorder(蜂群崩壊症候群)"への展開はとくに圧倒的で、彼女がどうしてこのような方向性を選んだのかは知りたいところである。

 最後に、くだんの『ガーディアン』の読者からの反論をひとつ紹介しておこう。「アートとは喜びを与えるための日用品にはなりえません。"ポピュラー"なアーティストの勇敢と言われるいかなる作品よりもよほど彼女の作品のほうが勇気を与えてくれます。そもそも人間は複雑で、難しい生き物です。その複雑さを音楽で伝えようとする行為は間違っているのでしょうか? もっともあなたの文章で何よりも私ががっかりことは、あなたがユーモアを理解してないということです」

Chart by UNION 2012.02.06 - ele-king

Shop Chart


1

V.A.

V.A. Altering Illusions (5 Years of Echospace) ECHOSPACE / US »COMMENT GET MUSIC
レーベル5周年を迎えるECHOSPACEから届いた全曲未発表ヴァージョンという160グラム、ミックスド・カラー・ヴァイナル4枚組。CV313の大ヒットトラック"SECONDS TO FOREVER"のINTRUSION'S LOST DUB、DEEPCHORD PRESENTS: ECHOSPACE "SPATIALDIMENSION" のINTRUSIONによる2テイク、また、STEPHEN HITCHELLのドローン/アンビエント名義VARIANTによる3トラック、そして本作の中でもハイライトといえるダブテクノ傑作DEEPCHORD "ELECTROMAGNETIC DOWSING" のCV313 LIVE REWIREで、ボンゴがダブテクノへ溶け込んだニューミックスで、フロアへのアプローチを強めた抜群の仕上がり!

2

JOE CLAUSSELL

JOE CLAUSSELL Trembling Sending Space By Lidy Six (+Book) SACRED RHYTHM MUSIC / US »COMMENT GET MUSIC
2009年、アムステルダムのパフォーマンス・アーチストLIDY SIXとJOE CLAUSSELLがダンスフロアから離れた地下空間で、インスタレーションの世界へ向け楽曲を製作したスピリチュアルな実験的作品がDVD & ブックレット付きで到着!テーマとなるカラーに合わせ緩やかに変化する音色、プログラミングからピアノ、パーカッション、サウンドエフェクトをJOE CLAUSSELLが手がけ、幻想的な空間演出を行なっています。CDには今回のインスタレーション用に製作されたアンビエントアルバム、DVDにはアムステルダムで行なわれたインスタレーションの模様及びメイキング映像を収録。

3

REGIS

REGIS 1994-1996 DOWNWARDS / UK »COMMENT GET MUSIC
UKハード・ミニマルのリビング・レジェンド、REGISの初期~中期音源をまとめた3部作第1弾!15年以上に及ぶキャリアの中で12"のみで発表したトラック及び別ヴァージョン、更に未発表音源までをもまとめた3部作の第一弾となる本作は、彼の活動最初期の2年間に焦点を絞った作品で、世界中にフォロワーを生み出した名作M-1"Speak To Me"からスタート、同じくEP「Montreal」に収録されていたM-2"Model Friendship"、未発表曲で押し潰されそうなほど重くゴツゴツとしたキックがすさまじいインダストリアル・テクノM-5や1stアルバム収録の"Keep Planning"の別ヴァージョン、コンピレーションLP「HARD EDUCATION」収録のM-15等重要作目白押し!

4

DEMDIKE STARE

DEMDIKE STARE Elemental Part Three:Rose MODERN LOVE / UK »COMMENT GET MUSIC
ANDY STOTT、DEEPCHORDなど底なしにディープなサウンドを送り出しているマンチェスターのMODERN LOVEから、DAMDIKE STAREの限定盤が登場! 本作は"Elemental"と題された4部作のPART 3。ずぶずぶと地底深くのめり込むようなドープ極まりないエクスペリメンタル・ダブテクノ!

5

RAYKO

RAYKO Rayko's Doo Doo AMERICAN STANDARD / US »COMMENT GET MUSIC
RARE WIRIレーベルを主催しスペインを拠点に活動するRAYKOがAMERICAN STANDARDに初登場!80sモダンブギーを調理した本作は2種のエレクトロベース・レイヤーを軸に、哀愁漂うキー・コードとオールドスクールなシンセ&クラップで絶妙で心地良い横揺れのグルーヴを演出!全体をうまく纏め上げた、深くもクリアな鳴りを奏でるリヴァーヴ使いはフロア映え必至でしょう。リプレス無しの完全限定300枚プレス!

6

SHAMBHU & THE TRUE LOVE HEARTS/RUMMELSNUFF

SHAMBHU & THE TRUE LOVE HEARTS/RUMMELSNUFF Sadness/Machen Wir Den Tanz! OSTGUT TON / GER »COMMENT GET MUSIC
OSTGUTの記念すべきカタログ50番は、ベルクハインのバーテン&セキュリティのレーベル過去タイトルを大胆カバー...というジャケット込みで異形の7インチ&スプリット怪盤。SHAMBHU AND THE TRUE LOVE HEARTS名義で音楽活動も展開する(女装で)SHAMBHUによるどブルージーなSTEFFI"Sadness"、ドイツ弁丸出しのヴォーカルが乗ったNW全開のPROSUMER & MURAT TEPELI"Makes Me Wanna Dance"と、共に相当アクの強い内容に...。

7

LADY BLACKTRONIKA

LADY BLACKTRONIKA Ghost Spell According To...Fred P Rmx SOUND BLACK / US »COMMENT GET MUSIC
FRED Pリミックス収録!SOUND BLACKレーベルを主宰するLADY BLACKTRONIKA待望の新作が登場!!JENIFA MAYANJA主宰のBU-MAKOや、KINDA SOUL、DEEP EXPLORERといった気鋭レーベルからリリースする次世代アーティスト。オーガニックなウワモノに自身の??ソウルフルなVoフレーズが絡む"Lil Re Re"をFRED Pがダビーにマナー通りにReshape、フリーキーな展開を見せるB-1や漆黒のディープトラックB-2と濃厚な内容の間違いない1枚。

8

LOOPS OF YOUR HEART

LOOPS OF YOUR HEART And Never Ending Nights MAGAZINE / GER »COMMENT GET MUSIC
老舗KOMPAKTファミリーの実験的レーベルMAGAZINEが送る最新アルバムは、最新アルバムも大きな話題を集めるKOMPAKTの代表アーティスト・FIELDとして絶大な人気を誇るアクセル・ウィルナーが送る新プロジェクト・LOOPS OF YOUR HEARTのデビュー・アルバム。FIELDよりも実験的且つアンビエントなサウンドにフォーカスをあてたこのアルバムは、なんと彼の敬愛するCANのホルガー・シューカイやクラスター等、クラウト・ロックの偉大なる先人達に捧げられた作品集。FIELDよりもエクスペリメンタルなサウンドを展開していますが、彼ならではの独特な浮遊感が漂うシンセ/ループ・サウンドはここでも心地よくその音を鳴らしています。

9

JARAMILLO & BASTIAN

JARAMILLO & BASTIAN Candombe/Los Locos LIMONDA / FRA »COMMENT GET MUSIC
前作をVILLALOBOS、LUCIANO等がスピンし注目を集めるフランスLIMONDAレーベルの第四弾リリースは超ワイルドな強力トライバル・テック!南米エクアドル出身のJARAMILLO & BASTIANコンビによる本作はチリのバンドMATENLOをフィーチャーし、かなり肉感的な本格トライバル・ビートを展開したリミックス込みでパーカッションまみれの1枚。ブレイクのラフなビート乱れ打ちの展開等構成もかなり格好良く強烈なフロア・トラックです!

10

HELIUM ROBOTS

HELIUM ROBOTS Jarza EP RUNNING BACK / GER »COMMENT GET MUSIC
THEO PARRISHリミックス収録。DJ HARVEYやPRINS THOMASのプレイリストを賑わせたロンドンのレーベルDISSIDENTからのリリースの諸作がカルト的に支持されたHELIUM ROBOTSの新作がRUNNING BACKから登場!色鮮やかなシンセチューン"Jarza"を、B-サイドでTHEO PARRISHが2リミックス!荒々しくウネリをあげるベースラインにチープでスカスカのフレーズを絡めて展開されるマナー通りのスリージーなアシッド・トラック。

Chart by JAPONICA music store&cafe bar 2012.02.06 - ele-king

Shop Chart


1

THE UNITY SEXTET

THE UNITY SEXTET THE UNITY SEXTET LEGERE / UK / 2012/1/28 »COMMENT GET MUSIC
極上の漆黒スピリチュアル/コズミック・ジャズ・ファンク・アルバム!昨年末にCDリリースされていた本作がこの度アナログ・リリース!あの MADLIBの仮想ジャズ・バンド・プロジェクト=YESTERDAYS NEW QUINTETを彷彿とさせるとびきり黒い艶やかなジャズの世界を偏差値高めなヒップホップ感覚をも取り込み描き上げた濃厚スピリチュアル/ファンクネ ス・ナンバー全13曲収録。

2

THE REFLEX

THE REFLEX RE-VISIONS VOL.2 G.A.M.M. / SWE / 2012/1/25 »COMMENT GET MUSIC
永遠のモータウン・クラシックMARVIN GAYE & TAMMI TERRELL"AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH"の丁寧なリグルーヴ・エディットA-1、R&BシンガーAMY WINEHOUSEのヒット・ソング"REHAB"のどことなく50'Sジャイブ/オールドR&B風味を醸すスクリュード・エディットB-1、そしてラストにMARVIN GAYE"WHAT'S GOIN ON"のセミ・ビートレス・エディットB-2を収録でこれがホント最高。

3

J.M.F.G.

J.M.F.G. #1 J.M.F.G. / FRA / 2012/1/18 »COMMENT GET MUSIC
詳細不明"謎"のクリエイターJ.M.F.G.によるかなり怪しい体裁でのMOODYMANN音源リワーク集が緊急リリース!全4トラック共にオ リジナルのそれに勝るとも劣らない絶品にリメイクされた極々上盤。インフォには「Kenny Dixon Jr. Real work ! Limited」と記載あり。

4

THE MOLE

THE MOLE LOVE IS THE WAY HAUNT / GER / 2012/2/1 »COMMENT GET MUSIC
個性的なリリースの続くドイツの注目レーベル<HAUNT>第5弾!<PHILPOT>、< WAGON REPAIR>、<INTERNASJONAL>といった名門から多数の作品を残すカナダの奇才THE MOLEによる一枚。エクスペリメンタル・ミニマル~ソウルフル・スロー・ハウスetc..収録の注目作です!

5

DNT

DNT EOH COSMIC LAB / JPN / 2012/1/26 »COMMENT GET MUSIC
07年にリリースした「CELEBRATION VIBRATION」以来約5年ぶりとなる<COSMIC LAB>からのDNTニュー・ミックス!独特の色気と浮遊感のある艶やかなビートダウン・ハウスでしっとりと幕開け、根幹の太い安定感のある四つ打ちグルーヴでぐいぐいと心地良くハメていき、途中現場さながらのドキドキ/ワクワク感もあったりの前途「BEFORE THE WIND」の流れをも巧く汲んだ至極の内容。

6

THE REFLEX

THE REFLEX RE-VISIONS VOL.1 G.A.M.M. / SWE / 2012/1/25 »COMMENT GET MUSIC
不朽のキッズ・ソウル・ナンバーJACKSON 5"ABC"のクラップ・グルーヴが効いた絶妙な展開で再構築されたブレイクビーツ・エディット、そして疾走ファンク・ダンサーJAMES BROWN"I FEEL GOOD"のアフロセントリックな味付けも程よく相まったピッチダウン・ブレイク・エディットをカップリング!

7

PBR STREETGANG

PBR STREETGANG DOWNSTROKE HOT CREATIONS / UK / 2012/2/1 »COMMENT GET MUSIC
スイスの奇才テックハウサーDEETRONによるエレクトロ・ハウス感覚でのリミックスも乙な仕上がりですが、ここはアーリー・ハウス感も残る骨 太ディスコ・ダブ・ファンク・グルーヴにスクリュードされたスポークンワードが全編に渡りコラージュされていくド渋な一 発"DOWNSTROKE"オリジナル・ヴァージョンを断然オススメ!

8

ALFABET

ALFABET E/F RUSH HOUR / NL / 2012/2/1 »COMMENT GET MUSIC
<RUSH HOUR>のハウス部門筆頭TOM TRAGO&AWANTO 3による好評のアルファベット制覇シリーズ。既存のハウス・フォーマットから一皮剥けた異彩を放つ逸品に仕上がってます◎

9

V.A.

V.A. LUV 004 LOVE UNLIMITED VIBES / GER / 2012/1/24 »COMMENT GET MUSIC
ASHA PUTHLIの1976年名作"SPACE TALK"のグルーヴィーなディスコ・ハウス・エディットA-1をはじめ、メロウな鍵盤リフにミッド・テンポの心地良いハウス・グルーヴが弾むB-2等、 今回もリエディット/ハウス/ビートダウン・サイドのツボを突く粋な仕上がりとなっております◎

10

ANALOG PLAYERS SOCIETY

ANALOG PLAYERS SOCIETY I CAN'T WAIT REDBUD / US / 2012/2/2 »COMMENT GET MUSIC
メロウ・ダンスクラシックNU SHOOZ"I CAN'T WAIT"のゆるゆる絶品レゲエ・カヴァー7"!スウェーデン出身のヴォーカリスト=CECILIA STALINをフィーチャーしたA面に、そのインストとなるB面とどちらも最高◎意外なところからネタを引っ張っては絶妙なレイドバック調のレゲエ・サウ ンドでカヴァーするこのバンド、今後のリリースにも注目です!

Duenn - ele-king

BGM SELECT 10


1
teebs-Ardour
ローランドSP-404一台でサイケでドリーミーな世界観を提示してくれるまさにインスタント禅。人呼んで黒いレイハラカミ。

2
STELLAR OM SOURCE - TRILOGY SELECT
美人なのにド変態な音を奏でるオランダの女性シンセ奏者。どこが好きなのか説明しにくいが何故か惹かれるものがある不思議な作品。

3
IKEBANA-From Dusk Till Dusk
作品全体に漂う喪失感にも似たアンビエント感がせつない。ジャケットもメンバー自ら一枚一枚シルクスクリーンでハンドプリント。昨年弊社レーベルの定期イベントに出演して頂きました。

4
Expressway Yo-Yo Dieting - Bubblethug
残像の美学。球種で例えたら間違いなくチェンジアップ。

5
ken ikeda-kosame
木とゴムで作ったハンドメイド感溢れる創作楽器を駆使して日常音を奏でてるにも関わらず聴いてると未知な世界と交信してるような錯覚を覚えます。

6
THE XX-THE XX
漢字一文字で例えると黒。一生ミニマリストを貫いて欲しいです。

7
rim-friends in Astoria
myspaceで知り合ったフランスのサウンドアーティスト。一緒にファイルを投げ合って曲を作ろうと意気投合して早5年。まだ1曲も出来てません。このタイム感が心地良くも有るんですがそろそろ何か作りたいです。

8
arcars-the surface of muclique
大分在住のエガミヤスシが福岡のテクノレーベルサイジジーレコードより1996年にリリースのアンビエント作品。自分にとって教科書のような存在。これがあれば何も要らないというぐらい好きです。一生聴きます。

9
WILLIAM BASINSKI / DISINTEGRATION LOOPS
無音じゃ少し物足りなく、でも「音楽」を聴きたくない時に極小音量で聴いてます。良い事も悪い事も全てを包み込んで肯定してくれるイメージ。

10
i8u/Surface tension
カナダのフィールドレコーディング作家。ここではないどこかへ連れて行ってくれます。ライブが見たいです。

Chart by JET SET 2012.02.06 - ele-king

Shop Chart


1

KEN ISHII PRESENTS METROPOLITAN HARMONIC FORMULAS

KEN ISHII PRESENTS METROPOLITAN HARMONIC FORMULAS MUSIC FOR DAYDREAMS »COMMENT GET MUSIC
Mr Fingersのハウス史に名を残す名曲"Can You Feel It"や、Alex From Tokyo率いる、Tokyo Black Starとのコラボ楽曲など名実共に十分の1枚です。

2

IFAN DAFYDD

IFAN DAFYDD TREEHOUSE / TO ME »COMMENT GET MUSIC
あのJames Blakeの覆面プロジェクトとも噂されたAmy WinehouseとUsherのホワイト・リミキシーズが爆裂ヒットしたウェールズの美麗UKベース超新星が遂に待望の正規デビューです!!

3

JAMES MASON

JAMES MASON NIGHTGRUV / I WANT YOUR LOVE »COMMENT GET MUSIC
James Mason傑作にして唯一のアルバム『Rhythm Of Life』から約20年後にリリースされたUK"Mighty Fine Records"に遺される貴重作。未発エクステンド・エディットを追加収録、ポートレートが描かれたオリジナル・ジャケット仕様にて待望の復刻です!!

4

MACHINE DRUM

MACHINE DRUM SXLND EP »COMMENT GET MUSIC
同名門LuckyMeからの限定ホワイト・リミキシーズ・プロモ12"や、ジュークを消化したPlanet Muからの傑作アルバム『Room(s)』もヒットを記録した絶好調男Machinedrumの新作が登場!!

5

ANGO

ANGO ANOTHER CITY NOW EP »COMMENT GET MUSIC
ご存じHudson MohawkeやTOKiMONSTAら時代を代表する才能を続々と輩出してきた『Red Bull Music Academy』出身の要注目新鋭が絶好調LuckyMeから遂にデビューです!!

6

COS/MES / RONNY & RENZO

COS/MES / RONNY & RENZO NARUTO (RONNY & RENZO TAKOTSUBO TAKE TEN) / TABOO »COMMENT GET MUSIC
ベルギーのカルト・レーベル"King Kung Foo"から既に大きな話題となっている10"+7"仕様のスペシャル・パッケージが世界限定100枚でリリース。10"へはCOS/MES「Naruto」のRonny & Renzoによるニュー・リミックスを、そして7"へは新録「Taboo」を収録。

7

TERRENCE PARKER

TERRENCE PARKER LOST TREASURES VOL.2 : LOVE'S GOT ME HIGH »COMMENT GET MUSIC
デトロイトハウス御大Terrence Parkerによる'95年名作「Love's Got Me High」のリミックス10"シリーズ、大好評頂いた第一弾の続編Vol.2がリリースされました。

8

K. ALEXI SHELBY

K. ALEXI SHELBY FINEST CUTS LEGENDS »COMMENT GET MUSIC
Marvin Gayeクラシック・エディッツ第一弾がロングラン・ヒットとなったフランスの新興レーベル"Amour Records"発、Mr. K Alexiによるリエディット・シリーズ待望の第二弾が到着。

9

MARVIN BELTON

MARVIN BELTON FIND A WAY »COMMENT GET MUSIC
Scott Fergusonが指揮する"Ferrispark"からのEPリリースやTheo Parrish率いるThe Rotating Assembly、さらにはJoy Of Sound Productionsでの活躍でお馴染みのヴォーカリスト、Marvin Beltonによる待望の"Mahogani Music"ソロ・デビュー作が登場。

10

UNION

UNION ANALOGTRONICS »COMMENT GET MUSIC
Talib Kweli&Sly Johnsonを迎えた"Time Leak"で既にクオリティの高さは実証済であるUnionが、これまたもの凄い客演陣を迎えた一発をリリース! ※ダブル・クリアバイナル、ダウンロード・コード付。
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