
そこにはポップのすべてがあり、
それは戦後アメリカの最初に陰り(=ベトナム戦争)のなかで起きた。
そしてそれは、いまだに眩しい……
重版出来『ボブ・ディランは何を歌ってきたのか』、ヒット作『70年代シティ・ポップ・クロニクル』に続く萩原健太の書き下ろし新刊。
『スターウォーズ』を撮る前にジョージ・ルーカスが手がけた最初の商業映画、『アメリカン・グラフィティ』の徹底解説にしてポップ・ミュージックの原点を巡る旅。
それは戦後アメリカで、最初に陰り(=ベトナム戦争)が見えた時代に起きた分水嶺だった。時代の光と闇のなかで生まれた音楽、そしてその後さまざまスタイルに多様化し、世界中の多くの人たちを魅了するポップ・ミュージックのすべては『アメリカン・グラフィティ』に集約されている!
古き良き時代への抑えがたいノスタルジー、アメリカという国が見せる光(文化)と闇(政治)の合奏、そして21世紀のいま、なぜ『アメリカン・グラフィティ』なのか。
ほろ苦くも心温まる、音楽エッセーです。
ご注文は最寄の書店でもお取り寄せが可能です。
また、バックナンバー、お取り扱い店、募集中です!
ele-king Books
-
ele-king臨時増刊号 2023年、日本を生きるための羅針盤
-
宇宙こそ帰る場所──新訳サン・ラー伝
-
自転車と女たちの世紀──革命は車輪に乗って
-
ele-king vol.30
-
WOMAD横浜──歴史から消えた日本のビッグ・フェスティバル
-
奇妙なものとぞっとするもの──小説・映画・音楽、文化論集
-
現代メタルガイドブック
-
映画とドラマで学ぶイギリス史入門
-
別冊ele-king VINYL GOES AROUND presents RARE GROOVE──進化するヴァイナル・ディガー文化
-
看護師に「生活」は許されますか──東京のコロナ病床からの手記
-
90年代ディスクガイド──USオルタナティヴ/インディ・ロック編
-
インディ・ゲーム新世紀ディープ・ガイド──ゲームの沼
-
ヴァイナルの時代──21世紀のレコード収集術とその哲学
-
新世代ホラー2022
-
反=恋愛映画論──『花束みたいな恋をした』からホン・サンスまで
-
生きるために死ね──死とロックをめぐるアメリカ紀行
-
ele-king vol.29
-
分断された天 スラヴォイ・ジジェク社会評論集
-
[新版]ジャスト・ライド──ラディカルで実践的な自転車入門
-
別冊ele-king イーノ入門──音楽を変革した非音楽家の頭脳