「IO」と一致するもの

CUZ ME PAIN DJs (NITES, ODA, TSKKA, YYOKKE) - ele-king

CMPs Favorite Vinyl & Cassette -2011 June-


1
Alexis Blair Penney/Lonely Sea/Ecstasy

2
Hatchback/Zeus&Apollo/Lo Recordings

3
Linda Mirada/Fantastico San Jose/Discoteca Oceano

4
Christian Aids/Stay/Double Denim

5
V.A./Cuz Me Pain 4Way Split/Cuz Me Pain

6
Mater Suspiria Vision/Inverted Triangle I/Clan Destine

7
Saint Etienne/Spring (Air France Remix)/Heavenly

8
Gunnar Bjerk/Back Then/DFA

9
Diva/The Glitter End/Big Love

10
ARP/Pastoral Symphony Remixed/Smalltown Supersound

Idiot Glee - ele-king

 本人は「ポスト・ドゥワップ」と言っているようだし、『ガーディアン』は「ピアノ・ポップ・ウェイヴ」と苦しい名状を与えていて、しかし音を聴くかぎりでは両者が「チルウェイヴ」という言葉を避けているのがありありとうかがわれる。実際のところは『パーソン・ピッチ』から大いに影響を受けたベッドルーム・ポップ。ドゥワップなど50年代のブラック・ミュージックやモータウンといったレトロな音楽スタイルを参照しているが、とろとろとしたリヴァーブをきかせるプロダクションといい、寄せては返すコーラス・ループといい、パンダ・ベア的な方法論と現実逃避的な企図を含んでいて、これをチルウェイヴと呼ばないわけにはいかない。

 ケンタッキー育ちの青年ジェイムス・フライリーのプロジェクト、イディオット・グリーのデビュー・フル・アルバム。ジェイムスにはクラシック・ピアノの素養があり、ソロ・ピアノのカセット・テープもリリースしているようだが、彼のメロディ・センスとリズムへの独特の感度が、ピアノ演奏においていかなる効果を生んでいるのか非常に興味がある。メロディとリズム。このシンプルな要素を洗練させることで、彼の音楽は一種の中毒性を生み出しているとさえ思う。
 一聴したところモーニング・ベンダースと近い部分を抉っているようにも思われるが、こちらのほうが機能性の高い音である。音として気持ちよく、身体的な効果が期待できる。足し算でも引き算でもない、もともとピースが限られた積み木を、組んだりこわしたりするような、ミニマルな音使い。神経にやさしく、しかしそれだけで頭の働きを麻痺させそうな力を持っている。たとえば"ドント・ゴー・アウト・トゥナイト"のスネアとコーラスが響きあう空白の多い音作り。ベースとキックは渾然一体としていて、スローだがパーカッシヴな心地よさを生み出している。
 にぶく、ゆるく、西日のような色彩を感じさせるリヴァービーな音像は、つづく"オール・パックト・アップ"に引き継がれ、発展する。これこそは『パーソン・ピッチ』である。歌ものとしてはフリート・フォクシーズや、フォスターの歌曲などを思わせるアメリカン・フォークロアのスタイルだが、バック・トラックやコーラスのループ、奇妙な残響感、トロピカルでも土俗的でもエキゾチックでもありかつ世界のどこでもないという、あのパンダ・ベアの手つきをすみずみに感じる。
 ほどよくまどろんでいると"トラブル・アット・ザ・ダンスホール"のダビーなサイケ・ナンバーがおもむろにはじまる。グロッケンやピアノはオルガンに取って代わられ、ヴォーカル・スタイルもややワイルド、コントラストのついたトラックである。この曲の挿入で作品に奥行きがつく。またサイケデリックなムードがこれを境に色濃くなってもいて、構成も巧みなようだ。しばらく後に出てくる"エフ・オー・イー"のジョナサン・リッチマンを彷彿させるドゥワップもとてもよくて、あのヴィンテージ感に比してリズム・トラックがまったくオートマチックな打ち込み音をはじき出しているのがたまらない。
 "ウェルカム・バック"の、安っぽいリズム・パターンもとてもきいている。リズムの有り無し、抜き差し。あってなさそうに思われるリズム感覚が、じつは替えのきかないほど楽曲の中に大きな比重を占めていることを、このいくつかの楽曲が証している。
 ラストはベースと4声のコーラスがシンプルに締める。牧歌的なラインと"イン・ザ・サディスト・ガーデン"というタイトルのミスマッチ、そしてアップライトのようなややちゃちな響きのピアノの後奏が奇妙な後味を残す。旧きよきアメリカ......を擬した、いや、鏡映しにした、存在しない世界。イディオット・グリーのレトロ・ポップは、懐古趣味というよりは、このようにリアルを描かないことによって別世界をひらく、そしてそこに浸って帰ってこれなくするためのまじないのようなものだ。

 フリート・フォクシーズも、あるいはモーニング・ベンダースやザ・ドラムスなど、活気づくビーチ・ポップ・シーンが触れられない、音楽の闇のようなものに、彼は触れている。そしてそここそがジェイムスの逃避先。やわらかい光を持った、闇のビーチ・ポップ。5回聴けば骨抜きになってしまうはずだ。最後に多くのメディアに倣って、彼ジェイムスがモルモン教徒として育ったことを注記しておくが、筆者にはそれと音との関係についてとくに指摘できる知識はない。

Chart by JET SET 2011.06.06 - ele-king

Shop Chart


1

OBRIGARRD

OBRIGARRD HEIGE ME MARS E.T. »COMMENT GET MUSIC
刃頭+YANOMI=OBRIGARRDによる辺境ブレイクス~ジプシー・ヒップホップ!!ヒップホップを軸に、世界中のあらゆる民族音楽や土着的グルーヴを飲み込んだ傑作『OBRIWORLD』から、アンセム化必至のA1他4曲収録の限定12"が登場!

2

I BOAT CAPTAIN

I BOAT CAPTAIN SLOWER / MOODY BEAT »COMMENT GET MUSIC
The Backwoodsリミックスを収録したTiago新作が到着!!現行バレアリック重要レーベルを軒並み制覇中、八面六臂の活躍を繰り広げるポルトガルのイケメン・プロデューサー/DJ、Tiagoが遂にIs It Balearic?に参戦。しかもThe Backwoods a.k.a. DJ Kent(of Force Of Nature)リミックスまで搭載してしまった間違いの無い一枚が登場!!

3

ABOUT GROUP

ABOUT GROUP YOU'RE NO GOOD REMIXES »COMMENT GET MUSIC
曲者揃いのスーパー・グループをTheo Parrishがリミックスしたアナログ・オンリー初回プレス限定盤!!お得意の前衛的なファンク感覚が漲る打点を武器にワン&オンリーな漆黒ハウスへと改造したTheo ParrishによるA面、ケルン勢力も顔負けの脱臼ミニマルに仕立てたAshley Wales(of Spring Heel Jack)によるB面、どちらも聴き応え十分です!!

4

D.L A.K.A. BOBO JAMES

D.L A.K.A. BOBO JAMES OOPARTS (LOST 10 YEARS ブッダの遺産) »COMMENT GET MUSIC
世の中が変わろうとも俺自身は変わらない。この言葉以上の作品力を感じさせる、どこか懐かしい感覚を覚えつつも、いつの時代にも通用するサンプリング・ミュージック。

5

LOVEBIRDS

LOVEBIRDS WANT YOU IN MY SOUL FEAT. STEE DOWNES »COMMENT GET MUSIC
自身が主宰のKnee Deepは言うに及ばず、Teardrop、Lazy Daysとここ最近のリリースは全て外れなしの高打率を誇るジャーマン・ハウス・ベテラン、Sebastian Doringによる新作は復活した名門Winding Roadから久々に登場。

6

STEFFI

STEFFI REMIXES »COMMENT GET MUSIC
ベルリンPanorama Barのレジデントとしてここ日本でもメジャーな存在となったSteffiによる傑作1st.アルバムからのリミックス・カット。なんとニュー・ミレニアム・レイヴ旗手、Loneも参加してます。

7

QUANTIC

QUANTIC HIP HOP EN CUMBIA EP »COMMENT GET MUSIC
ヒップホップ・クラシックをトラディショナルなクンビア・スタイルでカヴァー!!中南米路線を突き進むQuanticによる話題沸騰作!!片面セラート・コントロールのカラー・ヴァイナル完全限定盤。全て未発表、エクスクルーシブ音源の全7曲収録です!!

8

GREG FOAT GROUP

GREG FOAT GROUP DARK IS THE SUN »COMMENT GET MUSIC
先行10"が一瞬で世界の市場から姿を消した、UKの鍵盤奏者/コンポーザーGreg Fort率いるバンドのデビュー・アルバム。エレガントでサイケデリックでグルーヴィー、独自の世界が花開いた大傑作!!

9

BATTLES

BATTLES GROSS DROP »COMMENT GET MUSIC
2007年の"Mirrored"以来となる待望のセカンド・アルバム。Warpからの限定アナログ!!Tyondai Braxtonが脱退、トリオ編成となっての4年ぶり通算2枚目のフル・アルバム。

10

M.A.N.D.E.A.R

M.A.N.D.E.A.R BUDDIES (RADIO SLAVE,MANDY RMX) »COMMENT GET MUSIC
M.A.N.D.Y.& Matthew Dearがコンビを組んだ話題のユニット! 昨年Thomas Schumacher によって手掛けられた当レーベル新作ズラリのDJミックス・コンピ『Get Physical 8 』の一曲めを飾り、話題となっていた"Buddies"がRadio Slaveによるリミックスにアップデートされシングル・カット!!

interview with Mike Paradinas - ele-king


Various Artist
14 Tracks from Planet Mu

Planet Mu

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 昔からのファンに言わせれば、かつてマイケル・パラディナスの〈プラネット・ミュー〉は、エイフェックス・ツインの〈リフレックス〉の後を追って出てきたレーベルだった。が、ゼロ年代のなかばにその形勢は変わった。〈プラネット・ミュー〉はいまや、ダブステップ/グライム/ポスト・ダブステップにおける第一線のレーベルのみならず、シカゴのゲットー・ハウスの最新型、ジュークを発信するレーベルでもあり、まあ早い話、目が離せないレーベルのひとつである。
 201O年の暮れにレーベルが発表したシカゴのジュークのコンピレーション・アルバム『バングス・アンド・ワークス』は日本でもずいぶん話題になったものだが、今年に入ってからも新しいコンピレーション・アルバム『14トラックス・フロム・プラネット・ミュー』、あるいはフォルティ・DLのセカンド・アルバム、そしてボックスカッターの新作と〈プラネット・ミュー〉は相変わらず好調なリリースを続けている。あまたあるインディ・レーベルのなかで、正直な話、僕自身もここまで長く〈プラネット・ミュー〉の音源を追うことになるとは思いもよらなかった......といったところである。
 『ブラフ・リンボー』をアンディ・ウェザオールがむちゃくちゃ評価していた時代を知るわれらテクノ世代からIDM世代、そして若きダブステップ世代にいたるまで、いまや幅広く支持されているこのレーベルの主宰者、マイケル・パラディナスに話を訊いた。

レーベルのリリースを選ぶにあたって、エレクトロニカ/IDMのデモを聴くだけでなく、他のシーンを見ることは新鮮だったし、そのおかげで前に進めたと思う。それは自分がDJするときにレコードを選ぶ興奮や衝動といった感情に似ている。

まずはこの10年のレーベルの変遷について。2003年くらいまでは、IDM、ブレイクコア、ノイズやエクスペリメンタルを出していた〈プラネット・ミュー〉が2005年くらいからですかねー、ヴァイルス・シンジケートやマーク・ワン、ヴェクスドあたりをきっかけにグライムやダブステップのリリースをはじめて、2006年にはピンチやボックスカッターの作品も出すようになります。個人的にはあなたがミュージック(μ- Ziq)の名義でデビューした1993年から追ってきたので、2006当時は、あなたがグライムやダブステップに力を入れたことに驚きを覚えたんですよね......。

パラディナス:こんにちは! 自分の感覚ではレーベルの変遷それよりももっと前の91年くらいからはじまっていて、建築を勉強していたキングストン大学の頃だと思う。そのころはデトロイト・テクノ、ベルギー系のテクノ、当時真新しかったUKのブレイクビーツ・ハードコア(エイフェックス・ツインの"ディジリドゥー"のようなトラックも含め)をミックスしたDJセットで、 例えばこのDJセットなんか当時僕がよくかけていたレコードになるね。
www.mixcloud.com/mikep/mike-paradinas-90-92-hardcore-mix/

 僕が言おうとしているのは、音楽的なルーツはDJで、とにかくみんなを踊らせることだってことだよね。だから1998年に〈プラネット・ミュー〉をはじめたときは、自分がレーベルから出している音楽とDJしているときにかけている音楽にあまり繋がりはなくて、2000年夏ごろにヘルフィッシュ(Hellfish)やハードコアテクノの12"シリーズ"コンスタント・ミューテイション"(Constant Mutation)という、その当時かけまくっていたレコードのリリースでそういった不一致を修正しようと決めたんだ。レーベルのリリースを選ぶにあたって、エレクトロニカ/IDMのデモを聴くだけでなく、他のシーンを見ることは新鮮だったし、そのおかげで前に進めたと思う。それは自分がDJするときにレコードを選ぶ興奮や衝動といった感情に似ていて、2003年と2004年にリマーク(Remarc)を再発しようと決めたときにも同じような刺激があった。
 UKガラージ、2ステップ、130BPMのブレイクビーツは1998年くらいからDJでかけていたから、グライムが出て来た頃はそんなに驚きではなかった。 何人かのアーティストはジャングルやドラムンベースのプロデューサーやMCであったころから追っかけてたんだけど、2003年か2004年くらいになると、よりロウでそぎ落としたホワイト・レーベルがうようよ出てきて、ウィリーキャット(Wiley Kat)のホワイト・レーベル、DJ マースタ(Marsta)、ジョン・イー・キャッシュ(Jon E Cash)とか、本当に面白い時期だった。でもDJするときは違った音楽をかけていたから、〈プラネット・ミュー〉からリリースするとは思わなかった(例えば、2001年のワープのネッシュ・パーティのときなんかは完全にUKガラージ/ブレイクビーツだったね)。2001年のDJセットをちょっと録音したのがこれ。
www.mixcloud.com/mikep/2001-mike-paradinas-dj-set-at-alive-festival/

 2004年にマーク・ワン(Mark One)のリリースを決めて、それがレーベルで最初のグライムだった。とてもデストピアでインダストリアルなサウンドだと思う。ヴァイルス・シンジケート(Virus Syndicate)のあとに、もっとグライムを出したかったんだけど、多くのMCはメジャーと契約したがってたから上手くいかなくてね。金銭的に満足させられなかった。それでゴースト・レコード(Ghost Records)、ビークル・レコード(Vehicle Records)、オリス・ジェイ(Oris Jay)、ゼット・バイアス(Zed Bias)とか、その先のシーンであったダブステップに行き着いた。彼らはグライムのプロデューサーほどがっついてないからさ(笑)。いまだにグライムはダブステップより面白かったと思ってて、もっとアンダーグランドで荒っぽくて、妥協のない、それでいてポップでもある。いろんな企画のリリースがもっとあったんだけどダメだったね。
 ベクスド(Vex'd)は2004年に契約した最初のダブステップだった。彼らがピンチを紹介してくれたんだよ。ベクスドはグライムに近かったね。よりインダストリアルで、"スマート・ボム(Smart Bomb)"(2006年)なんか正にそれだよね。
www.youtube.com/watch?v=kwkwxyZ_-4k

 彼らはグライムが大好きでね。だから僕はベクスドが好きなんだけど。そこからしばらくダブステップ・レーベルになって、有名なプロデューサーだとハッチャ(Hatcha)やベンガ (Benga)みたいな人から連絡がきはじめたりしたよ。そのときのDjセットがこれ。
www.mixcloud.com/mikep/mike-paradinas-2005-breakstepdubstepgrime-mix/

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僕はいつだってストリート・ミュージックは好きだし、ただエレクトロニカのアーティストとして知られているわけで、もちろんナードは大好きだよ。グライムはブレイクコアよりガラが悪いと思うかな? 自分が見て来た感じだとグライムはとてもフレンドリーなシーンだった。

グライムとダブステップのどこがあなたにとって魅力だったのですか? それとも、あなたのなかでブレイクコアとグライムやダブステップとの共通性があったのでしょうか?

パラディナス:正直ブレイクコアと呼ばれるものに入れ込んだことはないね。なんかどれも同じに聴こえるし、そういった音楽をクラブで聴くこともなかったよ。つまらないと思ってた。それよりもラガ/ジャングルに影響された音楽やアーメン(Amen)がチョップしていた"ブレイクビーツ・サイエンス"が好きで、シットマットは最高のプロデューサーだと思う。DJでもよくかけていたし、みんなよく踊ってた。
 ヘルフィッシュ(Hellfish)や DJ プロデューサー(DJ Producer)も同じで、最初のダンスフロア・レコードだったね。激しい昔のジャングルやドラムンベースなんかを速くて踊れる音楽に持っていくときなんかは彼らをDJセットに入れてた。ヘルフィッシュ(Hellfish)、プロデューサー(Producer)、テクノイスト(Teknoist)、ドロフィン(Dolphin)、シットマット(Shitmat)なんかはブレイクコアだと思ってなかったね。ジャンスキー・ノイズ(Jansky Noise)、スピードランチ(Speedranch)のアルバムもブレイクコアではない、まあそういう感じはあるけどね。
 ベネチアン・スネアズ(Venetian Snares)は唯一自分がかけていたブレイクコアだったかな。彼は唯一無二のヴィジョンがある素晴らしいミュージシャンで、シーンのなかでもずば抜けていたよ。ブレイクコアのルーツであるDJ スカッド(DJ Scud)、パラキス・レコード(Paraxis Records)、アレック・エンパイア(Alec Empire)なんかは好きだよ。とても面白いし、別にブレイクコアを否定しているわけではないから。ただ個人的にはそういう見方ではなかった。グライムとブレイクコアではファン層もサブカルチャーも違うし、そんなに共通点はないじゃないかな。たぶんディジー・ラスカル(Dizzee Rascal)の"I Love You"のキックなんかはガバのキックに聴こえるけど、それは偶然だよね。

いまでもあなたはベネチアン・スネアズやシーファックス(Ceephax)のようなテクノ系のアーティストの作品をリリースし続けていますが、あなた自身はすべてを大きくエレクトロニック・ミュージックとしてみているのでしょうね。ファルティ・DLなんかは90年代初頭のテクノを思い出すようなサウンドだし、最近のダブステップのシーンからはテクノやハウスに近いサウンドが目立つようになったし、あなたにとっては20年前にテクノに接したのと同じ耳でダブステップにも接しているって感じなんですか?

パラディナス:テクノって何だろう? 前はハウスでないものすべてだった。いまの僕の捉え方だと4つ打ちでミニマルなものになる。僕がグライムや後のダブステップ(2002年から2003年)聴きはじめたころだったら、そう言えると思う。80年代後期のシカゴ・ハウスやデトロイト・テクノと同じくらいの衝撃だった。僕にとってそれは感情の流れで、時間がたてば変わっていくし、ある音楽は自分のなかで古くなって、興味がなくなったり、感情の浮き沈みだよね。コンセプトやジャンルでどうこうってわけではないよ。新しいと言われるポスト・ダブステップなんかは、ハウスのプロダクションとメロディがちょっといままでと違うけど、ただダブスッテプの初期にあった重要な要素であった荒っぽいエナジーはなくなったよね。

とはいえ、〈プラネット・ミュー〉は、やっぱある時期まではナードなブレイクコア・シーンの中心的なレーベルだったわけだし、ワイルドでガラの悪いグライムのシーンに足を突っ込んだりして、それまでのファンからの反発なんかはありませんでしたか?

パラディナス:さっきも少し話したけど、僕はいつだってストリート・ミュージックは好きだし、ただエレクトロニカのアーティストとして知られているわけで、もちろんナードは大好きだよ。グライムはブレイクコアよりガラが悪いと思うかな? 自分が見て来た感じだとグライムはとてもフレンドリーなシーンで、ちょっと乱暴ではあったけど、ハイプもあったと思う。古くからのファンや新しいファンからも良い反応、悪い反応はいつもある。僕ができることは自分の感情に忠実である、それだけだよ。

たしかにテラー・デンジャ(Terror Danjah)のアルバムも面白かったんですが、あなた自身はグライムのシーンに足を運ぶことはあるんですか?

パラディナス:2004年と2005年くらいはよくグライムのパーティに行ってたいたよ。サイドワインダー・レイヴとか(Sidewinder Rave)。テラー・デンジャに関しては2003年から2006年の彼のレーベル、〈アフターショック(Aftershock)〉から出ていたレコードを集めていたから、すごいプロデューサーだよね。ただ、いまとなってはもうグライムのパーティは見当たらないな。警察が全部閉め出したからね。まだブターズ(Butterz)、ノーハッツ/ノーフーズ(No hats No Hoods)まわりであるみたいだけど。

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ダブステップは、その名前はまだあるけど、過去のものとはまったく変わったよね。クロイドン/ビッグ・アップルがアプローチした現行ダブステップのウォブリー・サウンドから進化を見て来たけど、2007年初頭にはもうその姿は変わっていた。

いままでミュージックやキッド・スパチュラ(Kid Spatula)、ジェイク・スラゼンガー(Jake Slazenger)などの複数の名義で自分の作品を発表してきたあなたですが、途中からレーベル業に専念しているように思えたのですが、このあたりの裏事情を教えてください。

パラディナス:そのとおりだよ。自分の音楽を作るのにちょっと飽きたし、自分では十分やったと満足している......と言いながらすぐに新しいリリースがあるかもね!

そういえばニール・ランドストラムのようなテクノのベテランまで、グライムの作品を出しましたよね。それだけ当時のダブステップには、テクノのプロデューサーを魅了するような勢いがあったっていうことなんでしょうね?

パラディナス:そうだね。グライムではなかった思う。シェフィールドのブリープから派生したテクノ系統のグライム/ダブステップとブレイクビート・ハードコアをミックスしたとても面白いミックスであったことに間違いないね。ニールはそういったサウンドにつねに影響を受けていたから、だからそんなに驚くような動きではなかった。多くのプロデューサーがダブステップの影響を受けていたのはたしかで、なにせジャングル以降もっとも大きなムーヴメントだったから。

スターキー(Starkey)、ヴェクスド、ボックスカッター、フォルティ・DL......ダブステップのアルバムを積極的にリリースしていきますが、もちろんあなたが好きだから契約しているのでしょうけど、とくに気に入っているアルバム名を挙げてもらえますか? 

パラディナス:そう、好きだからだね。スターキーのファースト・アルバム『エファメラル・エキシビッツ(Ephemeral Exhibits)』はとくにお気に入りで、やり過ぎてる感がなくより即効的で踊れると思う。ボックスカッターの新しいアルバム『ディゾルブ(Dissolve)』は彼のベストだね。まわりにどうこう思われるのを気にすることなく、彼の良いとろこが全面に出たんじゃないかな。

いま現在のエレクトロニック・ミュージックのシーンに関して、あなたはどう見ていますか? ダブステップはもう面白くないという意見の人もいるし、シーンはネクストに入ったという人もいます。

パラディナス:ダブステップは、その名前はまだあるけど、過去のものとはまったく変わったよね。2004年と2005年にのFWDと〈DMZ〉にはじまって、クロイドン/ビッグ・アップルがアプローチした現行ダブステップのウォブリー・サウンドから進化を見て来たけど、2007年初頭にはもうその姿は変わっていた。小さな島であったシーンが世界へ繋がったときからかな。いまだに初期のDMZがやってたピュアなダブステップのヴァイブレーションやサウンドは覚えてるよ。いまでも多くのレコードにそういった初期の雰囲気は残っていて、クロメスター(Kromestar)、スリー(Sully)、ルーカ(Lurka)、スクリーム(Skream)のプロダクションなんかそうだね。スクリームは最高だよ。テクノ、ガラージ/ハウス、フライング・ロータスのヒップホップに〈ランプ(Ramp)〉、〈ヘムロック(Hemlock)〉、〈ヘッスル・オーディオ(Hessle Audio)〉のようなポスト・ダブステップのフィーリングもある。本当に最高だよ。

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ジュークはシカゴのゲットー・ハウスから派生していて、ゲットー・ハウスは都市のクラブであったような反復的なサンプリングを多用したゲイ・カルチャーによるハウスとは違って、90年代前半に発展したストリート・ハウスで、〈ダンス・マニア〉がメインのレーベルだった。


Various Artist
14 Tracks from Planet Mu

Planet Mu

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最新のコンピレーション・アルバム『14 Tracks From Planet Mu』はどんなコンセプトで編集したのですか?

パラディナス:音楽的にはないかな。僕としてはその年にリリースされた作品を集めたコンピレーションを作ることでレーベルのいまの流れを伝えたかった。『Bangs and Works』のコンピレーションがあったからジュークは入れないようにした。

ちなみにいまのところもっとも売れたのは誰のどのアルバムでしたか?

パラディナス:ベネチアン・スネアズ『ロズ・シラグ・アラット・ズレテット(Rossz Csillag Allat Szulletet)』とミュージック『ビリオアス・パス(Bilious Paths)』だね。

これだけデジタルの時代になってもあなたは12インチ・シングルを出し続ける理由は何ですか?

パラディナス:まだ売れるからね! ヴァイナルが好きなんだ。本格的に売るのが難しくなったら止めるけどね。12"がお店にあると、それに気づいて家に帰ってダウンロードしようって人もいるから。お金を払ってダウンロードしてくれるかもしれないし。

DJネイト(Nate)やDJロック(Roc)のようなシカゴのジュークをどうして知って、あの音楽のどんなところに惹かれたのですか?

パラディナス:Youtubeとダットピフ(Dat Piff)のミックス・テープ・サイトで知ったよ。フットワーク(Footwork)は音楽的にもリズム的にも本当に面白い。自分の好きなツボがたくさんあって、昔のシカゴ・ハウス、アシッド・ハウス、ブレイクビート・ハードコア、ジャングルを思いだすんだ。ジャングルはダブル・テンポのドラムとハーフ・テンポのベースだけど、フットワークはハーフ・テンポのドラムとダブル・テンポのベースになっていて、両方とも160BPMくらいかな。

ジュークがどのように生まれ、発展したのか、ちょっと歴史的なことを教えてください。

パラディナス:ジュークはシカゴのゲットー・ハウスから派生していて、ゲットー・ハウスは都市のクラブであったような反復的なサンプリングを多用したゲイ・カルチャーによるハウスとは違って、90年代前半に発展したストリート・ハウスで、〈ダンス・マニア〉がメインのレーベルだったね。90年代後半にどんどん速くなっていって、ダンスとかパーティといった意味合からジュークで知られるようになったんだ。
 80年代なかばからハウス・オー・マティクス(House-O-Matics)のようなダンス・クルーがいつもハウスのダンスを踊ってて、90年代前半にフットワークはダンスバトルに特化した音楽としてジュークとともに進化しはじめて、ダンスが速くなるにつれて音楽も速くなって、最終的にはフットワークはジュークのキックドラムがなくなって今日の160BPM以上のベース・ミュージックになった。フットワークを"発明"したプロデューサーは90年代後期から00年代初頭あたりのPRブー PR Boo)、DJクレント(Klent)、DJチップ (DJ Chip)、トラックスマン(Traxman)、DJ スピン (DJ Spinn)、そしてDJ ラッシュド(DJ Rashed)。色の付いたミックステープで売られていて、シカゴには12インチを出すホワイト・レーベルもちらほらあったよ(シカゴの外には絶対に出さなかったとか)。

実際に現場に行かれたんですか?

パラディナス:ない(笑)。シカゴには行くつもりだったけど、そのときに各クルーのあいだでもめごとになりそうだから取りやめたんだ。『Bangs and Works』の発売するためにライヴァル・グループのプロデューサー連中とも上手く関係を保つためにもそうする必要があったし。そういった事情が穏やかになったら行こうかなと思ってる。実際にヨーロパ・ツアーに来ていた何人かは会ったし、もちろんフットワークに絡んでもらった人たちとも話をしてるよ。

実際にいまロンドンではああしたゲットーなダンス・ミュージックは受けているのでしょうか?

パラディナス:ジュークとゲットー・ハウスはいつでもリアクションあるけど、フットワークはちょっと違うかな。もうちょっと時間かかるんじゃないかと思う。ロンドンで3、4回DJしたけどレスポンスは毎回良いよ。アジソン・グルーブはとても上手く取り入れてるけど、フットワークというよりはポスト・ダブステップの続きとして見られてる感じがあるな。

〈プラネット・ミュー〉以外で、好きなレーベル、共感しているレーベルに何がありますか?

パラディナス:トライ・アングル(Tri Angle)、リフレックス、ハイパーダブ、ヘムロック、ビュターズ(Butterz)、エグロ (Eglo)あたりだね。

あなた自身の新作はいまどんな状態でしょうか?

パラディナス:いまはヘテロティック(Heterotic)っていうバンドのメンバーとして曲を書いてる。
www.soundcloud.com/heterotic
僕、ララ・リックス-マーティン (Lara Rix-Martin)、シンガーのニック・タルボット(Nick Talbot)がメンバーでもうすぐか、来年にはリリースしたいと思ってる。

最後にあなたのここ1~2年のトップ5を教えてください。

パラディナス:まずは『Bangs & Works vol. 1』、それからトロ・イ・モアの『Causers of this』、ティーンガール・ファンタジー『7am』、DJネイト『Da Trak Genious』、オリオール『Night and Day』

TV On The Radio - ele-king

 先日、TV・オン・ザ・レディオのベーシストのジェラルド・スミスが肺がんで亡くなった。あまりに若い彼の死に多くのファンやミュージシャンが悲しみの言葉を捧げ、バンドはいくつかの予定されていたライヴをキャンセルしたのだが、そのとき、僕は彼らもまたたしかに「バンド」であったのだということを思い知らされた。
 そのハイブリッドなサウンドがアメリカにおけるレディオヘッドの最大にして最良の回答だと称賛されたTV・オン・ザ・レディオは、しかしレディオヘッドと違って旧来のバンドの物語のようなものが希薄で、よく組織された音楽集団という印象が強い。とくにその頭脳であるデヴィッド・シーテックは感覚よりも論理でさまざまなジャンルを跨ぎコントロールするタイプのプロデューサーで、アフロ・ファンク、ポスト・パンク、ドゥワップ、ハードコアなどなどを混ぜ合わせて調理するその手際が良すぎるあまり、そのサウンドには良くも悪くも隙や破綻が見えにくいのだ。その言葉も抽象的かつ含意的で、政治的なモチーフを匂わせつつもあからさまな主張にまでは至らせない。彼らは実験精神がひしめくブルックリンにおいても最高の知性派であり、カオティックなニューヨークのゼロ年代を代表する音となった。ただ、その複雑でありながら理知的なサウンドのマルチ・カルチュラルなあり方は、ある程度の文化的な寛容さを聴き手に要求し、その点で日本では海外ほど火がつかなかった。ブルックリン以外には、彼らが属するわかりやすいシーンもなかったこともあるだろう。

 しかしそれでも、2008年の『ディア・サイエンス』はバンドに距離を置いていた人間を引きずりこむほどの魅力を持ったアルバムだった。それはさらにさまざまな音楽をぶつけ合いながらもさらに隙がなく完成されたハイブリッド・サウンドになっていたが、同時に情熱的なエモーションに満ちていた。それはメディアによってオバマの登場と都合よく重ねられ、希望に満ちたファンク・トラック"ゴールデン・エイジ"の「黄金時代がやってくる!」という宣言は、偶然だったとしても時代の高揚感と併走した。"DLZ"の怒りに満ちたビートとノイズの迫力、そして"ラヴァーズ・デイ"の輝かしいユーフォリア......それらは、彼らプロフェッショナルな音楽集団のラボから生まれた実験そのものが、可能性を象徴するものとして花開いた瞬間であった。

 その後のシーテックによるソロであるマキシマム・バルーンが音楽的にはバンドほどの多様性を見せなかったことを思えば、やはり彼らの複雑な化学反応はバンドという器で生まれるものなのだ。『ナイン・タイプス・オブ・ライト』は結果的にジェラルド・スミスが参加した最後のアルバムとなり、そしてこれまででもっとも穏やかなエモーションに満ちている。"セカンド・ソング"、"キープ・ユア・ハート"、"ユー"と、普通ならアルバムの中盤以降で出てきそうなスロウでジェントルなナンバーが頭から続くことがその印象を生んでいるのだと思うが、そこでとくに目立つのはファンクとソウルの要素で、それは『ディア・サイエンス』のような激しさよりもブラック・ミュージックにおける甘さを持ち込んでいる。"ノー・フューチャー・ショック"はそのタイトルから例の金融恐慌が連想されているそうだが、そこでもホーンが華やかな彩りを添えて禍々しくはならない。"キラー・クレーン"、"ウィル・ドゥ"と続く優しげなメロディのミドルテンポのナンバーもまた、アルバムのムードを決定づけている。なかでは"レペティション"がもっともアップリフティングな演奏を聞かせるが、そこでも荒々しさよりも軽やかさがある。
 『ディア・サイエンス』の重厚さ、あるいは初期の重々しさを思えば、本作は彼らのなかでもっともリラックスしたものとなっていて、これまでのプロフェッショナル然とした佇まいはむしろファイティング・ポーズだったのだと思う。ここではそのサウンドの高度さや複雑さよりも、その歌のエモーションの幅や軽やかさが堪能できるが、それは彼らがバンドとして成熟した証だろう。

 だからこそひとりのメンバーが永遠に失われたことは相当な痛手であったろうし、その悲しみは深いに違いないが、バンドは前に進むことを決めたようだ。この夏のフェスティヴァルに彼らは出演する。TV・オン・ザ・レディオの実験精神はそのまま、目の前の暗闇を照らす光としてある。

MILKMANN (DUNCETERIA) - ele-king

10 tracks for DUNCETERIA


1
Wiz - Extra Inches - Hot Tortillas

2
Christian Mantini - Silence - Neorecords

3
James Duncan - FEEL THE SKY - Cortelyou

4
The Junkies - Quatro uno sei(Uglh & Federico Remix) - Noir music

5
Nena - Leuchtturm / Kino - CBS

6
C.V.O. - Mighty Real Groove - slow to speak

7
Axel Boman - Modern Fluids - Studio Barnhus

8
Joe Goddard - Apple Bobbing (Four Tet remix) - Greco-Roman

9
DISKJOKKE & STRANGEFRUIT PRES. SJUKT - GHOST IN THE MACHINE - LUNA FLICKS

10
ZWICKER - Oddity (John Talabot Remix) - COMPOST

Various Artists - ele-king

 レーベルのコンピレーション・アルバムには2種類ある。回顧録としてのそれと最新型の提示だ。デヴィッド・ケネディー、ベン・トーマス、ケヴィン・マックオーリーの3人によって、2007年にはじまったロンドンの〈ヘッスル・オーディオ〉にとって最初のコンピレーション・アルバム『116・アンド・ライジング』は、〈ホットフラッシュ・レコーディングス〉のそれと同様に、その両方を見せようとしている。また、〈ホットフラッシュ・レコーディングス〉のそれと同様に、このコンピーションはポスト・ダブステップにおける重要なランドマークでもある。

 まずリリース形態が興味深い。12インチ・ヴァイナル3枚組+CD2枚組というパッケージで、そう、お察しのように、3枚のヴァイナルの溝すべてには新曲か未発表が11トラック掘られている。レーベルの主宰者のひとりであるデヴィッド・ケネディーによるピアソン・サウンド(ラマダンマンとしても知られる)をはじめ、もうひとりのレーベルの主宰者、ケヴィン・マックオーリーによるパンジア、それからアントールド、ジェームス・ブレイク、アジソン・グルーヴ、ジョー、ペヴァリスト......いまもっとも旬な連中というか、錚々たるメンツが名を連ねている。そして、ヒットメイカーたちによる新しいトラックは、ピアソン・サウンドがそうであるように、リッチー・ホウティンが2ステップをやったかのような、面白いくらいにミニマリスティックに展開される。
 ヴァイナルでもCDでも最初のトラックとして選ばれたエルゲイトの"ミュージック(ボディ・ミックス)"は、まさに象徴的だ。このリズムが2ステップではなく4/4キックドラムによるものだったら、まったくプラスティックマンである。アントールドの"クール・ストーリー・ブロ"は、昨年から顕著な彼のアシッド・ハウスへの接近が聴ける。この曲もまたリズムが2ステップでなはなくファンキーなエレクトロであったら、まったくモデル500の"チェイス"だ。こう書いてしまうと味も素っ気もないかもしれないけれど、"ミュージック"も"クール・ストーリー・ブロ"もUKベース・ミュージックの現在のクラクラするような新鮮さを持っている。後者のスライドするベースの入り方も実に格好よく、最小限の音の構成でありながらそうしたディテールにしっかり凝っているところからも、ポスト・ダブステップがいまノリにノっている感じが見えてくる。
 それでも僕が1曲選ぶとしたら、ピアソン・サウンドの"スティフル"にする。このトラックは声ネタのファンキーなエディットと彼の2ステップにおけるミニマリズムの美学との見事なブレンドで、そしてとにかくヒプノティックなのだ。アジソン・グルーヴの"ファック・ザ・101"、ジョーの"トゥワイス"、ペヴァリストの"サン・ダンス"も面白い。"ファック・ザ・101"はチョップド・ヴォイスによるファンキー風のトラックで、"トゥワイス"はジョーらしいパーカッシヴなトラック、"サン・ダンス"はアブストラクトなダブステップで、それぞれ作者の個性がよく出ているし、同時にレーベルの色も共有されている。〈ヘッスル・オーディオ〉はいま上昇気流にいるのだ。

 2枚組のCDのうちの1枚は、レーベルの回顧録となっている。その12曲のなかにはアントールドの"テスト・シングナル"や"アイ・キャント・ストップ・ディス・フィーリング"、ジョーの"レヴェル・クロッシング"といったフロア・ヒットも含まれている。デビューしたばかりのジェームス・ブレイクらしいクセのあるアクセントを持った"バザード・アンド・ケストレル"、ラマダンマンのジャングル・トラック"ドント・チェンジ・フォー・ミー"、パンジアによるディープ・ハウス調の"ユー・アンド・アイ"といった聴き応え充分のトラックも収録されている。しかし......アントールドのもっともユニークな"アナコンダ"、それからラマダンマンのファンキーな"アイ・ベグ・ユー"......も収録されていない。だいたいジョーのもっともバカ受けした"クラップトラップ"もない。コンピレーション・アルバムですべてをまかなえると思うなよ、というメッセージだろう。

Chart by JET SET 2011.05.30 - ele-king

Shop Chart


1

DJ NOBU

DJ NOBU 011E.P. REMIX »COMMENT GET MUSIC
Rawfila a.k.a. Kazuhiro主宰の国産ドープ・レーベル"Grasswaxx"から昨年リリースされたDJ NOBUによるオリジナル・トラック"Friday"の2ver.が、最新ミックス"ZONAZONA"もロング・ヒット中の盟友CMT、Future Terror 9th Aniv.でのプレイも記憶に新しいMarcel Fenglerによる2リミックスで再登場。

2

JUZU A.K.A. MOOCHY

JUZU A.K.A. MOOCHY GROWNATIONS RMX EP »COMMENT GET MUSIC
敏腕リミキサーがズラりと名を連ねた強力12インチ!2008年リリースの2ndアルバム『RE:Momentos Memories』に収録の"Grownations"を内田直之、Los Recyclers、Jebskiがリミックス !

3

WHO KNOWS?

WHO KNOWS? THE LAST SONG FOR TOMORROW »COMMENT GET MUSIC
Crue-Lボス、瀧見憲司リエディット第2弾が到着!!前作1番も最高の内容で圧倒的な支持を集めた"Who Knows?"ですが、待望の第2弾も素晴らしいです。今回も既にHarveyプレイの他、Joel Martin(Quiet Village/Maxxi & Zeus)、DJ Nori、Daniel Wang等が絶賛、そしてGerry Rooney(Black Cock)からもウォンツがかかったそうです!!

4

GONZALES

GONZALES KNIGHT MOVES »COMMENT GET MUSIC
Paul White、Bullionらのリリースもある『One Handed』から新たな刺客!インド洋南西部に位置するモーリシャス島出身のパーカッショニスト=Mo KoloursによるデビューEP。土着的なパーカッションとヴォーカルのループが、スモーキーかつマッドな世界観を形成している力作!

5

TOKIMONSTA

TOKIMONSTA CREATURE DREAMS »COMMENT GET MUSIC
L.A.ビート・シーンの紅一点が、『Brainfeeder』よりEPをリリース!TokimonstaのEPが遂に出ました! 女性ならではの温かさと女性らしからぬ重厚なベーストラックが見事に調和し、タイトル通り夢世界へ連れていかれるようなサウンドを披露した全7トラックを収録。

6

RAYKO / THE GLUE

RAYKO / THE GLUE DIE FOR YOU / A BROKEN HEART »COMMENT GET MUSIC
Prince"I Would Die 4 U"の激キラー・リエディットが到着!!Rare Wiri主宰のスパニッシュ・ニュー・ディスコ・プロデューサーRaykoによる噂のトラックが遂にアナログでデリヴァリー。初回プレス・オンリーのレッド・カラー・ヴァイナルです。

7

RUB N TUG

RUB N TUG SCANNERS / ALL 4 U »COMMENT GET MUSIC
遂に最強コンビがオリジナル・トラックをリリース!!今年屈指の大推薦盤です!!Eric Duncan(Still Going, C.O.M.B.i., Keep It Cheap) & Thomas Bullock(Map Of Africa, Laughing Light Of Plenty, Welcome Stranger, etc)の言わずと知れた最強コンビが遂にリリースする1st.アルバムからの先行カット。完全初回プレス・オンリーです!!

8

ZOOVOX

ZOOVOX ZOOVOX THEME »COMMENT GET MUSIC
NYアンダーグラウンドから話題のグレイト・チューンが到着!!Ben Gebhardt(Bumrocks)、Jeremy Campbell(Tropical Computer)というUSを代表する二大マニアック・ブロガーから成るZoovoxの1st.シングル。限定の片面プレス仕様。

9

VAMPIRE WEEKEND

VAMPIRE WEEKEND WHITE SKY »COMMENT GET MUSIC
ごぞんじ"Contra"からのシングル・カット。Basement Jaxxによるサマー・アンセムMix筆頭に、粒揃いの3ヴァージョン+オリジナル!!ダウンロード・コード封入。

10

HOLY GHOST!

HOLY GHOST! WAIT & SEE »COMMENT GET MUSIC
Kris Menace、CFCF、Richard Xによるリミキシーズ!!ファースト・アルバム収録曲が素晴らしいリミキサー陣を迎えて嬉しいシングル・カット。

Chart by JAPONICA 2011.05.30 - ele-king

Shop Chart


1

SUN RA

SUN RA THE MIKE HUCKABY REEL TO REEL EDITS VOL.1 ART YARD/KINDRED SPIRITS / NL / 2011/5/22 »COMMENT GET MUSIC

2

FATIMA & FLOATING POINTS

FATIMA & FLOATING POINTS FOLLOW YOU EP EGLO / UK / 2011/5/22 »COMMENT GET MUSIC
FATIMA自身もFLOATING POINTS ENSEMBLEにも参加する等深く関わりのある両者がこの度ガチンコ・タッグを組みニュー・シットをドロップ!最近ではハウス~ブロークン/ダブステップを通過したハイブリッドな作風が多かったFLOATING POINTSですが、今作はFATIMA共同制作というのもあってか、オーソドックスかつストレートにニュー・ソウル/ヒップホップへ傾倒したかなり好感触な一枚に仕上げてきました!

3

ZOOVOX

ZOOVOX ZOOVOX THEME LECTRIC SANDS / US / 2011/5/24 »COMMENT GET MUSIC
<RUB N TUG>や<GOLF CHANNEL>周辺とも深い関わりがるという注目新興レーベル<LECTRIC SANDS>から素性不明の謎のプロジェクトZOOVOXによる渾身のワンサイド・プレスで届けられた超限定盤!BPM100前後の硬めのエレクトロ・グルーヴをベースにスペイシーなシンセ・ワークが弧を描くように取り巻くコズミック/バレアリック系フューチャー・ディスコ・ファンク大傑作!

4

JUZU a.k.a. MOOCHY

JUZU a.k.a. MOOCHY GROWNATIONS RMX EP CROSSPOINT / JPN / 2011/5/26 »COMMENT GET MUSIC
名曲"GROWNATIONS"(オリジナルは1st収録の"MORNING GROW")リミックスEP!JEBSKI、内田直之、キューバのラテン・コラージュ・ユニットLOS RECYCLERS、そしてMOOCHY自身のセルフ・リミックス収録の強力盤!ハウス・サイドからダブ、ワールド・ミュージック・サイドにまでアプロー チ可能の個性豊かな一枚に仕上がってます!

5

GECKO TURNER

GECKO TURNER GONE DOWN SOUTH REMIXES PT.2 LOVE MONK / SPA / 2011/5/22 »COMMENT GET MUSIC
バレアリック・テイストも垣間見せつつレゲエ~ラテン・エッセンスが絶妙に調和したメロウ・レイドバック・グルーヴの<CLAREMONT 56>主宰MUDDリミックス、めちゃ最高!GECKO TURNERのしゃがれ声ヴォーカルも映えます。そしてB面では敏腕クリエイターNATURAL SELFによるボトムを深くしたエレクトリックなヒップホップ/ブレイクビーツ・テイストでのリミックスを収録!

6

DELICIOUS ALLSTARS

DELICIOUS ALLSTARS GRITWEED SKYLINE / UK / 2011/5/22 »COMMENT GET MUSIC
UKのファンク/ブレイクビーツ・レーべル<SKYLINE>よりスローペースのリリースながら着実なプロップスを得るディープファンク・バンド DELICIOUS ALLSTARS通算4枚目となるニュー・シングル!モダン・ソウル~ブギー・エッセンスも取り込んだミッド・ジャズ・ファンク"GRITWEED"、そ して土着アフロ・グルーヴを下地にヴィンテージ感あるオーセンティックなジャズ・ファンク節をミックスさせたミッド・ナン バー"AFROLATINO" (←最高です!)、共にクロスオーヴァー感覚に磨きのかかった秀逸作!

7

ALMUNIA

ALMUNIA NEW MOON CLAREMONT 56 / UK / 2011/5/27 »COMMENT GET MUSIC
PAUL MURPHY aka MUDD主宰<CLAREMONT 56>より、先行リリースされたシングル「NEW MOON」も好評だったイタリアのニューカマーLEONARDO CECCANTIとGIANLUCA SALVADORIによるユニットALMUNIAのアルバムが登場!ヘビーウェイト2LP、豪華見開きジャケットで限定300枚リリース!

8

SINKICHI

SINKICHI HOUSE MUZIK FOR SUNCONSCIOUS / 2011/5/27 »COMMENT GET MUSIC
当店限定販売の「LIVEMIX@AMAMI OSHIMA」も当然ながら大好評だったSINKICHIさんニュー・ミックスはコザにて自身が主催するパーティー「SUNCONSCIOUS」でのダンスミュージック・サイドを切取った臨場感溢れる一枚。美しいコザの空を映した盤面もばっちり◎

9

KUNIYUKI

KUNIYUKI ALL THESE THINGS JOE CLAUSSEL REMIX MULE MUSIQ / JPN / 2011/5/20 »COMMENT GET MUSIC
JOE CLAUSSELLにより選び抜かれたミュージシャンによって新たに演奏し直された今作は、原曲の美しさや力強さを最大限に引き出し、さらに中盤のブレイクではキング牧師のスピーチを取り入れるなどJOE CLAUSSELLの本気が伝わる圧巻のミックスとなっています!7つのパートに分けられたトータル22分にも及ぶ超大作。

10

Q a.k.a. INSIDEMAN

Q a.k.a. INSIDEMAN DEDICATED TO THE MOON 3.19 AT GRASSROOTS POSSE KUT / JPN / 2011/5/20 »COMMENT GET MUSIC
Qさん最新ミックス!Shhhhh主催「SUNHOUSE@GRASSROOTS」での明方DJプレイをライブ録音。心温まる歌物中心の序盤か ら、程よいテンションのフュージョン/ハウスで心地良く上昇していく中盤を経て、気付けば再びまろやかナンバーでそっと着地し〆てくれる、安心の 一枚。気持をリセットさせてくれます。そして一日中リピート再生も余裕です。これ、めちゃくちゃ最高!勿論JAPONICA猛烈プッシュ!

Chart by STRADA RECORDS 2011.05.26 - ele-king

Shop Chart


1

SADE

SADE THE ULTIMATE COLLECTION(3LP) SONY(UK) »COMMENT GET MUSIC
500セットのみの生産!】Sadeの最新ベスト盤が3枚組アナログで登場!「Smooth Operator」「Love Is Stronger Than Pride」「Kiss Of Life」「By Your Side」「Soldier of Love」等々、Sadeの名曲を完全網羅!

2

VA(LOUIE VEGA)

VA(LOUIE VEGA) MAD STYLES & CRAZY VISIONS 2-PART A(W-PACK) BBE (UK) »COMMENT GET MUSIC
【強力盤!!!】Louie VegaのミックスCDからのアナログ・カット第1弾!Anane,Boddhi Satva,Ian Friday,Jihad Muhammad等、初アナログ化となる音源を多数収録!

3

VA(LOUIE VEGA)

VA(LOUIE VEGA) MAD STYLES & CRAZY VISIONS 2-PART B(W-PACK) BBE (UK) »COMMENT GET MUSIC
強力盤!!!】Louie VegaのミックスCDからのアナログ・カット第2弾!Josh Milan,Black Coffee,Lou Gorbea & Chris Perez,Boddhi Satva等、初アナログ化となる音源を多数収録!

4

KUNIYUKI

KUNIYUKI ALL THESE THINGS-JOE CLAUSSELL REMIX MULE MUSIQ(JPN) »COMMENT GET MUSIC
【遂に発売!初回プレスのみの限定盤!】2008年にリリースされたリミックス盤「kuniyuki-remixed」に収録する為にオファーされていたJoe Claussellのリミックスが待つこと約4年.....、遂に世にリリースされる日が来ました!Joeによって選び抜かれたミュージシャンによって演奏し直された楽曲は美しくも強い珠玉の作品!オリジナルや未発表のアンビエント・ヴァージョンも収録!この12インチ、なんと日本のみの流通!完全限定盤ですのでお見逃し無く!

5

TONY LIONNI

TONY LIONNI LOST SOULS EP MADHOUSE(US) »COMMENT GET MUSIC
WAVE MUSIC等からのリリースで知られるテック系のクリエイターTONY LIONNIがナントKERRI CHANDLERのレーベルMADHOUSEから登場!レーベル&ケリ・チャンに合わせてか、へヴィーで安定感のあるインスト・ハウスを中心に収録しています!

6

LINKWOOD

LINKWOOD FROM THE VAULTS PT1 PRIME NUMBERS(UK) »COMMENT GET MUSIC
LINKWOOD久々の作品は意外や意外、ドライヴ感満点のピアノ・ハウス的作品!安定感抜群のボトムにピアノのバッキングが一気に盛り上げてくれるピーク・タイム対応型12インチ!ディープなB面の2曲もクオリティー高い!

7

MAMPO

MAMPO VILLAGE SACRED RHYTHM MUSIC (US) »COMMENT GET MUSIC
7インチが売れまくっておりますが全ヴァージョン異なる内容の12インチも登場!13分近い怒涛のトライバル・ハウスのA面に加え、浮遊感満点の上モノのみのB1、ビート・トラックのB2という正にDJ仕様の好内容!7インチとの2枚使いもオススメ!

8

TEDDY PENDERGRASS

TEDDY PENDERGRASS CAN'T WE TRY-TIMMY REGISFORD REMIXES SHELTER (US) »COMMENT GET MUSIC
Timmy Regisfordがここ数年DJ時にはほぼ毎回プレイするビック・チューンがナント日本独占にて遂にリリース!今までアナログは勿論のことデジタル配信も一切行っていない門外不出曲だけにこれは絶対見逃せない!故Teddy Pendergrassのバラード「Can't We Try」をオリジナルに忠実に高揚感タップリのハウスに仕上げています!しかも今回は日本独占プレスということでFlower Records主宰にしてエンジニアとしても名高い高宮永徹氏がマスタリングを手掛け、USプレスの片面1ヴァージョンずつ、45回転仕様とこだわりもかなりもの!完全受注生産との事なので後から欲しくなっても手に入らない可能性大!マストです!

9

DELANO SMITH

DELANO SMITH DARK SHADES OF DETROIT SUSHITECH(GER) »COMMENT GET MUSIC
長いキャリアと卓越したセンスで古くよりデトロイトのシーンを支えてきたベテランDELANO SMITHがベルリンのSUSHITECHより登場!今作ではいつものビートダウン・スタイルではなく、黒く研ぎ澄まされた感覚はそのままに疾走感抜群&完全フロア対応のテック・ダブ、テック・ハウスを披露!見逃せない一枚です!

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HOLY GHOST!

HOLY GHOST! WAIT & SEE DFA (UK) »COMMENT GET MUSIC
DFAを代表する人気ユニットHoly Ghost!によるゴキゲンなヴォーカル入りディスコ・チューン!メロディアスで適度にポップなジャンルを超えた作品!これはヒット確実!
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