「Nothing」と一致するもの

Deadletter - ele-king

「ちいかわの逆張り」なんて書いたらアーティストに怒られてしまいそうだが、図らずも、私のなかでデッドレターとちいかわの二項対立ができ上がってしまった。

 のっけから何を言い出しているのかという感じだが、どうかお許しいただきたい。UKはノース・ヨークシャーを出身として現在はロンドンを拠点に活動するポスト・パンク・バンド、デッドレターの2ndアルバム『Existence is Bliss』のレヴューを書くこととなり、まずは公開されている本作品のプロモーション文章を読むことにした。なるほど、彼らはこの作品について以下のように語っている。

(前略)この現実のなかで、たんに「存在する」のではなく、あえて「生きる」ことを選択するのは──ある偉大な哲学者の言葉を借りれば──英雄的な行為である。ただ存在するだけであることを選ぼうとする誘惑は、あまりに強力で、馴染み深い感覚だ。しかし、自らの目をまっすぐに見つめ、人生の葛藤を引き受け、世界の酸素をたんなる呼吸のためではなく、「行動」し「耽溺」するために使うこと。それこそが、我々を人間たらしめるのだ。ただ在ることは至福かもしれない。だが、「生きる」ということは大きな混乱であっても、その先に待つ報いは計り知れない。

 私は冷や汗が出てくる。おいおい、ここは、なにも考えず、食べて、働いて、怖い目に遭いながらも「生き延びる」ことが何より肯定され、無力であることも、立ち止まることも等しく祝福される世界観を持つ「ちいかわ」さまが絶大な指示を得ている日本である。「ただ存在するだけ」を拒絶し、「生きること」を英雄的行為として言及するこの一文は、この国のマジョリティが縋り付く安寧の空気に対し、あまりにも鋭利なクエスチョンを投げかけているように思えたのだ。

 まずはデッドレターについて説明すると、2010年代後半のUKサウス・ロンドンを端にしたポスト・パンク・リヴァイヴァル以降に出現したこの6人組は、その大所帯ゆえの厚みと、ストイックなまでの緊張感を武器に頭角を現してきた。タイトに刻まれるドラムはダンス・フレンドリーな推進力を持ちながら、つねに楽曲に抜き差しならない緊迫感を走らせる。ビートを導火線として機能させる切れ味鋭い2本のギターと、感情を煽り立てるサックス。ダンスフロアに直結するようなテンポの良さのなかで、フロントマンのザック・ローレンスは、ビートの上にしかめっつらに言葉を叩きつける。
 その手法において、彼らはヤード・アクトらと地続きに見えるかもしれないが、ヤード・アクトが皮肉とユーモアで現代社会の滑稽さをなぞるのに対し、相当な読書家として知られるザックのヴォーカルは、もっと剥き出しで、哲学的な問いの「豪速球」を投げ込んでくる。ストイックなサウンドがもたらす肉体的な快楽性と、リリックに現れる文学的・形而上学的なアプローチ。このコントラストこそがデッドレターの面白さだと感じている。個人的には、初期の代表曲 “Fit For Work” や “Line The Cows” はDJでも大変お世話になった楽曲なので、未聴の方はぜひチェックしてみて欲しい。

 今作のリード・トラック “To The Brim” は、バンドの洗練された進化を端的に示す一曲だ。BPM132の太く踊れるビートが刻まれながらも、アコースティック・ギターのスローモーションな旋律が並走し、カオスと美しさの両面に立ち上がる二重構造が浮かび上がる。パンクの衝動を超えた計算されたアンサンブルが叙情的な輪郭を描き出しているのは、“What the World Missed” や “Focal Point” といった楽曲でも明らかで、彼らがたんなる「怒れる若者」から「思考する表現者」へと脱皮したことを物語っている。

 さて、今作のテーマ、そしてタイトルである『Existence is Bliss(存在は至福だ)』についてもう一度考えよう。本作を通して聴こえてくるのは、「ただ存在する」ことの危うさを、社会構造・テクノロジー・自己欺瞞・トラウマ・承認欲求・アイデンティティの喪失といった複数のレイヤーから解体していくプロセスである。

 例えば、“It Comes Creeping” における「それ(It)」とは、あらゆる依存や観念に読み替え可能な寄生体だ。それは私たちの意識の隙間に忍び込み、人格を乗っ取っていく。「Before it skins you / hangs you out / And wears you like a sweater(お前を剥ぎ取る前に/吊るし上げ/セーターのように着る)」というラインは、現代ホラー的な生々しさで、主体性を失った人間が無残な「器」へと成り下がる恐怖を突きつける。また、“Among Us” では、私たちの欲望と一体化したテクノロジーが、監視する側とされる側の主客を逆転させるディストピアを描き出す。

 こうした冷徹な観察眼は、たんなる社会批判に留まらない。アルバム中盤の “Cheers!” では、「Cheers! Cheers for waking up!(乾杯! 目覚めに乾杯!)」という叫びが響く。字面にすれば素朴な一言だが、ザックの切迫したヴォーカルで放たれるとき、それは自分自身と向き合うことを決意した者への、血の通った祝杯へと変貌し、奇妙な清々しさを残す。“Focal Point” で示される、人生の混乱を拒絶せず、かといって悲観主義にも陥らない強かな態度は、本作の底流にある「意志」の強さを象徴している。

 クロージング・ソング “Meanwhile, In A Parallel” で放たれる「the opposite of living isn’t death, it is existing(生きることの反対は死ではない、存在することだ)」という一節。これに触れたとき、本作のタイトルがたんなる皮肉ではなく、切実な「存在の再定義」であることに気づかされる。

 情報の濁流に呑まれ、思考を停止して「ただ存在する」ことで嵐をやり過ごす。それは、ちいかわたちが過酷な世界で「生き延びる」ために選択する切実な生存戦略と似ている。その倫理を否定することは誰にもできない。しかし、デッドレターはそこから「もう一歩」を踏み出すことを促す。彼らにとっての「Bliss(至福)」とは、平穏な静止状態ではない。葛藤し、傷つきながらも、自らの意志で世界の酸素を使い切る瞬間に火花が散る、爆発的な生の実感を指すのだ。存在は至福かもしれないが、放置されたままでは腐るのだと。

 ちいかわ的な「生き延びる」倫理と、デッドレターが提示する「生きる」倫理。実際のところその狭間で揺れ続けることこそが、現代を生きる私たちの正直な姿であり、どちらも否定はできないだろう。だが、その揺れすらも引き受け、混乱の渦中へ能動的に飛び込んだとき、私たちの目に映る『Existence is Bliss』の景色は、少し違ったものに見えてくるのかもしれない。

Laraaji × Oneohtrix Point Never - ele-king

 4月に大阪と東京での来日公演が決定しているワンオートリックス・ポイント・ネヴァー。そのスペシャル・ゲストとして、なんと、巨匠ララージの出演が決定した。
 ダニエル・ロパティンといえば、彼が音楽を手がけた映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』のサウンドトラックが2月27日にリリースされたばかりだけれど、ララージは同サウンドトラックにも参加しており、なんとも絶妙なタイミング、組み合わせと言えそうだ。
 来日公演の詳細は、こちらから

Dolphin Hyperspace - ele-king

 サンダーキャットルイス・コール、あるいは近年のドミ&JD・ベックなどなど、カリフォルニアには凄腕プレイヤーたちによるジャズ/フュージョン文化が息づいている。そうした系譜に新たに連なることになりそうなのが、ドルフィン・ハイパースペースと名乗る彼らだ。サックス奏者のニコール・マッケイブと、ベース奏者のローガン・ケインからなるこのLAのデュオは、すでに2枚のアルバムを発表しているのだけれど、来る5月1日、3枚目のアルバム『Echolocation』がリリースされることになっている(ルイス・コール、ジャスティン・ブラウンらも参加)。このアルバムでいよいよブレイクしそうな予感がひしひし。チェックしておきたい。

先行シングルのヴィジュアライザー

ルイス・コールとのライヴの様子

LAビートシーンを切り裂くブっ飛びエレクトリック・ジャズ、ドルフィン・ハイパースペース最新作!ベースとサックスのバカテクデュオに超絶ドラマー、ルイス・コールも参加した摩訶不思議奇天烈ダンスビートとエレクトリック・ジャズの融合!

ニコール・マッケイブ(Sax)とローガン・ケイン(Bass)によるバカテクデュオに超絶ドラマー、ルイス・コールも参加した、摩訶不思議奇天烈ダンスビートとエレクトリック・ジャズを融合したドルフィン・ハイパースペース最新作がリリース決定!

現代ジャズの先進性と電子音楽の拡張性を取り入れたジャズの複雑なハーモニーや即興的なアプローチとシンセサイザーやビートシーンから生み出されたエレクトロニックな要素をクロスオーヴァーしたサウンドはLAビートの新たなスタイルと言っても過言ではないでしょう。

同じくLA拠点に活動する超絶ドラマー、ルイス・コール、ジャスティン・ブラウンに加えて、グラミー賞ノミネートのピアニスト、ジェラルド・クレイトンもゲスト参加し、前作でも話題となったイルカをフィーチャーしたビジュアルは健在!

現在進行形のLAジャズ/ビートシーンを体現するサウンドを聴き逃しなく!!

The Life of a Bee (official visualizer)
https://youtu.be/UyKaLedYRmA

【Streaming/Download/Pre-Order(CD/LP)】
p-vine.lnk.to/kaBy6J

【リリース情報】
アーティスト:DOLPHIN HYPERSPACE / ドルフィン・ハイパースペース
タイトル:ECHOLOCATION / エコロケーション
フォーマット:CD/LP/DIGITAL
発売日:2026.5.1
定価:CD ¥2,750(税込) / LP ¥5,060(税込)
品番:CD PCD-25524 / LP PLP-8334CP
レーベル:P-VINE

【Track List】
01.Vacation
02.BIG FISHY feat. Louis Cole
03.The Life of a Bee feat. Louis Cole
04.Kyoto feat. Louis Cole & Bad Snacks
05.Dolphins are Cute feat. Jon Hatamiya & Justin Brown
06.Biological Sonar
07.Dolphin Samba feat. Aaron Serfaty
08.Green Chimneys feat. Gerald Clayton
09.The One Evil Dolphin (About Which We Can Make No Conclusions)
10.Cool Star feat. Justin Brown
11.Sardine Jam Session feat. Louis Cole
12.Dolphin Mode feat. Bad Snacks & Justin Brown
13.Never Give Up on Cephalopods
14.My Big Break feat. Louis Cole
15.Memories of the Deep Blue Sea feat. Justin Brown
LP SIDE A:M1-M7 / SIDE B:M8-M15

【DOLPHIN HYPERSPACE (ドルフィン・ハイパースペース)】
USロスアンゼルスを拠点に活動するエレクトロ・ジャズ・デュオ。サックス奏者のニコラ・マッケイブとベーシスト/プロデューサーのローガン・ケインの2人により結成され、現代ジャズの先進性と電子音楽の拡張性を取り入れジャズの複雑なハーモニーや即興的なアプローチとシンセサイザーやビートシーンから生み出されたエレクトロニックな要素をクロスオーヴァーしたスタイルが特徴的なアーティストである。2020年に1st EP『Dolphin Hyperspace』、翌2021年に1stアルバム『Mini Giraffe』を発表するとともにLAビートシーンで頭角を現していくと、2024年に発表した2ndアルバム『What is my Propoise?』ではルイス・コールやジャスティン・ブラウンといった同じくLAを拠点とし世界的にも高い評価を得ているドラマーをゲストに迎え、そのサウンドの先進性と奇妙奇天烈なグルーヴから生み出させる絶妙なポップネス、そしてイルカのイラストをカヴァーに採用した独特なアートワークで日本国内でも話題となり世界的にリスナーを獲得している。2026年5月にリリースされる『ECHOLOCATION』には前作から活動を共にしているルイス・コール、ジャスティン・ブラウンに加えて、同じくLAを拠点に活動するグラミー賞ノミネートのピアニスト、ジェラルド・クレイトンも参加するなど現在進行形のLAジャズ/ビートシーンを体現する作品へと仕上がっている。
https://www.instagram.com/dolphinhyperspace/

Cardinals - ele-king

 目の前にはパソコンがあってDAWがあって配信するプラットフォームがある。ひとりで完結できる時代においてバンドを組む理由はなんだろう? そんなことを3人のソロ・アーティストが組んだバンド、ボーイジーニアスの曲を聞きながら考えたことがあったけれど、その理由のひとつには自分の形を保ったまま離れた場所にいけるというのがあるのかもしれない。ジュリアン・ベイカーが『Loud And Quiet』の18年のインタヴューで「バンドを組むのはコントロールを放棄できるから最高」というようなことを語っていたが、まさにそうなのではないかと26年のいま再び思う。楽曲だけではなく、SNSを通しプロモーションやその曲が生まれた背景についてまで直接的に自身の言葉を届けられ、それが特殊なことだとは思わなくなったいまは様々なことがコントロール可能になった時代と言ってもいいだろう。だがそれを続けた結果少しばかりインターネット疲れのようなことが起こってしまっているかもしれない。演者にしても観客にしても(現代のネットの世界ではみなが演者で観客だ)言葉と選択の全てに意味が求められ、リスクとリターンを天秤にかけたやり取りをおこない眺め続けている。みんながみんなスマートに生きることを目標に力いっぱい舵を握りしめているような状態だ。そんななかで僕らは純粋な刺激を求めコントロールできないなにかをバンドのなかに見つけようとする。いまさらロックンロールがカウンターカルチャーだなんて思うことはないけれど、そうだとしても少しくらいは違うものを求めてもいいじゃないか、とそんな心が顔を出す(だってどこにバツ印があるかわからない広告だらけの世界なんてくだらないのだから)。完璧にコントロールできないもの、どんなふうに転がっていくのかわからない、価値の定まっていない未知なるものに僕らインディ・ミュージックのファンは夢を見、ロマンを感じるのだ。

 そしていまとびきりにロマンを感じるバンドがある。そう赤黒く燃え続けるカーディナルズのことだ。若く、生意気で、繊細で憂いがありそれでいて野心も持ち合わせるアイルランドのギター・バンド。この特徴はもちろんデビュー当時のフォンテインズD.C.が持っていたものであり、実際にカーディナルズはフォンテインズD.C.のフィンズベリー・パーク公演のオープニング・アクトを務めている。しかしそうした共通の特徴を持っていながら決定的な違いがある。初期のフォンテインズD.C.の詩的な美しさは外に向かい自身と社会との間のいら立ちを攻撃的に描いていたが、カーディナルズのそれはより繊細に内的な思考へと向かうのだ。ギター・ヴォーカルのユーアン・マニング、その兄弟でアコーディオン奏者のフィン、ドラムを叩くイトコのダラ、子ども時代からの友人オスカー・グディノヴィックがギター、アーロン・ハーレーがベースを弾く5人組はバンドという小さなコミュニティのなかに思考を漂わせ、それを形にして外の世界に提示する。個人の頭に浮かんだ考えが、空気に触れ温度を持ってバンドのなかで解釈されていく。それは完璧にはコントロールできないもので、転がり跳ねていくものだからこそ美しい。セルフタイトルのEPに収録された “Twist And Turn” の「砕けて燃えるロック・アンド・ロール」というのはいささかストレート過ぎる気もするのだが、それもバンド、そして歴史のフィルターを通れば未成熟の青さと消費されていく情熱の「消えない光」へと変換されていくといった具合に。

 そしてこの1stアルバム『Masquerade』はカーディナルズのその姿勢を見事に提示する。これまでの楽曲よりもよりアコーディオンを前面に出すことでバンドの持つ憂鬱なロマンティックさを加速させているのだ。“St. Agnes” でのそれは直線的なギターの躍動に重ねられ、曇り空の街に差し込む光ような表情を見せ、タイトル・トラック “Masquerade” ではささくれ立った陰鬱な心を現すバンド・サウンドのなかに影のように伸びた憂いをプラスする。それは優しく慈しむような響きを持って、カーディナルズをありふれた若手インディ・バンド以上の存在にする。これがシンセサイザーだったらどうだっただろうか? それではきっとここまでではなかった。風を送り込むことによって音を出すアコーディオンは人の持つ感情のニュアンスを伝えてくる。“Masquerade” や “I Like You” での柔らかな息遣いは誰かの視線を感じさせ、この曲の風景を眺める視点を提示する。それが曲の温度や色味を決めるのだ。思考のなかに温度はないが、外に出た物語のなかには温度がある。ロマンティックなカーディナルズの音楽はその解釈のなかに特別な景色を生み出している。人そのものではなく、人がいるという気配。アルバム最後の曲 “As I Breathe” はその最たるもので、物言わぬアコーディオンのその気配が後ろで見守るように付いてくる。自身と対話をするように呟くユアンのヴォーカルと合わさったそれは夕暮れの景色のように憂いを帯びて、訪れる別れの予兆を感じさせもする。
 ザ・リバティーンズのラインに連なるようなガレージ・ロックとアイリッシュ・パンクを混ぜたような “Anhedonia”、心をかきむしるヘヴィーなギター・サウンドのバンガー “Big Empty Heart”、ひとつひとつの楽曲も不器用で粗削りだか確かな強度を感じさせる。あるいはアルバム全体として見ると、まとまりに欠けるという面はあるかもしれないがその乱雑さもデビュー・アルバムのこの段階では魅力に映る(それはやはりいつか失われる青さだといういうふうに頭のなかで変質していくのだ)。

 『NME』のインタヴューでユアンはアートにとって脆さこそ価値あるものだと語っていたが、それが音となりこのアルバムのなかに現れている。キラキラとした輝きではないカーディナルズの音楽はある意味で解釈の音楽なのかもしれない。ストレートな言葉だがはっきりとしたものではないニュアンスが意味を決めるような。僕にはこの1stアルバムが夕暮れの音楽に聞こえる。夕暮れの風景は人の表情をわからなくし、漂う気配から想像する必要が出てくる。そう、感じ取ろうと解釈する曖昧さのなかに実体のない快感が生まれるのだ。あらゆるものが最適化されていこうとする時代のなかで、そうではない音楽を生み出そうとするバンドの魅力というものをここに感じる。

 Hello Hello! hey hey! heykazmaですッ!!
 今年もよろしくねん!!
 今回は~~~⟡‎♡‧₊˚
 2/2にリリースした、わたしの1st EP「15」について!!
 ライナーノーツ的なやつ、書いちゃいますよ!!

https://www.ele-king.net/news/012128/

 まず、EPタイトルの「15」ってなに? と思うあなたへ。ズバリ言うと、わたしの年齢です♪ このEPは “15歳までの時間” をぎゅっと詰め込むことをコンセプトにしています。これまでの思い出や感覚、その時々で感じていたことを、そのまま音に残すようなイメージで制作しました。
 ジャンルは特に縛りなく、わたしが好きなものを全部詰め込んでいます。Juke / Footwork、Techno、ノイズなど、そのときつくりたかった音を素直に形にしました!!!!!!!!
 アートワークは飯田エリカっちの撮影した写真をベースに、msmsちゃまが可愛い猫の絵&heykazmaのロゴを描いてくれました!! 超お気に入りアートワークすぎる、ナイスワーク感謝すぎます!!!
 てことで、楽曲の解説をしていきますで〜♪

1. 15

 EPのリード曲 “15”⟡‎♡‧₊˚
 “ALL THAT’S FOOTWORK” という、以前わたしが制作した曲をベースに、音を足したり引いたりしながら、いまの自分の感覚で作り直した曲です。今回はポエムコア、ラップ、ビート、ベースを入れて、かなり “いまの自分” を前に出した一曲になってます•¨•.¸¸☆*・゚
 近頃は、ヘイトスピーチやレイシズムに満ちた言葉を、SNSどころかまさかの路上で(もしくは車の上から汗)聞くこともあり、正直びっくりしています。世の中がそういう傾向にある? だとしたらとてもダサい。
 わたしは、誰に何を言われても「わたしはわたし」っていう気持ちを絶対に手放したくない。
 その感覚を、そのままポエトリーとしてラップに込めています。
 どこで生まれて、どこで息して、どこで育って、どこで学んでも「わたしはわたし」。メイクすること、好きな服を着ること、誰を好きになってどこで暮らすか、全てはわたしの自由だし、あなたの自由でもある。人を傷つけなければ、それで全部OKじゃん❣️ って思ってる。
 つまり、I am Iってことや⭑
 ベースはあっしの大親友・MAIYA(illiomote)に弾いてもらいました!!
 以前、マヴのあっこゴリラちのライヴを観に行ったとき、サポートでベースを弾いているMAIYAを見て「この人最高すぎっしょ」ってなって! 今回、曲にもう一段階深みを足したいなって思ったとき、「MAIYAにお願いしよう」って自然に思えて、参加してもらうことに。結果、最高すぎて感謝しかないっすわ✩*・

2. Pre Pariiiiiiiiiiiiiiin
3. Pariiiiiiiiiiiiiiiin

 この2曲は、セットでひとつの流れとして制作しました˖⁺‧₊˚✦
 リード曲 “15” とは対極にある存在で、空気が一気にexperimentalな方向へ傾いていきます。
 “Pre pariiiiiiiiiiiiiiin” はノンビートの楽曲として始まり、音の質感や余白そのものを意識した構成に。そこから “Pariiiiiiiiiiiiiiin” でビートが立ち上がり、Technoとして再構築されていく流れになっていますっっ!
 制作のきっかけは、以前栃木県・益子町を訪れたときの体験でした。益子陶器市の会場近くで、割れた陶器の破片が地面一面に散らばっている場所があり、そこを歩いたときの音をボイスメモで録音していました。陶器が擦れる乾いた音や不規則なリズムを細かくチョップし、ビートの素材として組み立てています。
 サウンド面で特に影響を受けたのは、Mick Harrisの別名義・FRETによる『Over Depth』や、Mark Fellの『multistability』。ビートを単なるリズムではなく、構造そのものとして扱う姿勢に強く惹かれました。
 踊れるけれど安定しすぎない、気持ちいいけれどどこか落ち着かない。その曖昧なバランスを大切にしながら制作した2曲です☆≡。゚.

4. Cat Power

 “Cat Power” も “15” と同じく、もともと “€at P0wer” という曲をBandcampでリリースしていて、そのトラックをベースに、音を足したり引いたりしながら、いまの自分の感覚で再構築していった一曲です꙳·˖✶
 この曲では、私の声に加えて、飼い猫のNancyの声をサンプリングしています。
 愛おしい猫ちゃん。my sweet catって感じで、何気ないおうち時間を、いつの間にか癒しの時間に変えてくれる存在です˚✧ ˖
 全部そばで受け止めてくれる感じがして。猫、ほんとに最高。猫の力は偉大!!!
 “15” でも影響を受けているけど、この曲は特に、関西のJukeアーティスト・PICNIC WOMENや、Satanicpornocultshopから影響を受けまくって制作しました₊♪‧˚*

5. Acid Noise

 さあさあ、EPいちばんの問題作、“Acid Noise” でございます!!! 名前のとおり、Noise Music。正直、EPのなかでもかなり振り切った一曲になってますし、完成に辿り着くまでいちばん時間がかかりました……。一歩間違えると、ただ効果音を並べただけみたいになっちゃうので、そのあたりはかなり工夫しています
 この曲は、仲良し・食品まつりちゃまの “KOUGEKI ROBOT” や、我らがmasonna先生、そして今回のEPプロデューサーであるカワムラユキの旧名義、VENUS FLY TRAPPの『Egology』などをリファレンスに制作しました!!!
 EPの流れのなかで、少し空気を壊すというか、耳と感覚を一回リセットするような存在になってたらうれしいです。これもいまの自分!!˚₊‧⁺˖

 てな感じで楽曲解説は以上です。ぜひこれを知った上で聞いてみてほしいな! リファレンスをまとめたプレイリストも作ったのでよければチェックしてみてくださいな。


https://youtube.com/playlist

 こっからはEPリリースのお祝いコメントを、わたしの大好きなアーティストの方々に書いていただきました!!
 ele-king編集長・野田氏、編集部・小林氏からもいただいております!!

EPリリースおめでとう!!
DJ、パーティーオーガナイザー、コラムニストなど、様々な視点からカルチャーを俯瞰している。その中で自由な泳ぎ方を見せている。決して誰かを強制したり、価値観を押しつけているわけではなく、私はあくまでこうあり続けるという一つの個として音楽を表現しているように感じる。その異色でありながら、色彩を選び抜く力というものは、オーガナイザーとしても培った、出会うことを知らない引力を、引き合わせる力を持ち合わせているからこそ生まれてくるものだと思う。
これからまだ見ぬ化学反応を起こしてくれることでしょう。
それを目撃し続けたいです。
- 北村蕗

ビートのバリエーションの豊富さ、サウンドもトライバル感ありつつ、フィールドレコーディング的なサウンドも織り交ぜて音響的にもめちゃくちゃヤバいepです
- 食品まつり a.k.a FOODMAN

ここにエレクトロニック・ミュージック界の新星、耳を澄ませ! - 野田努 / ele-king 編集長
最初の輝きはいつまでも色あせない――期待の原石がついに転がりはじめた - 小林拓音 / ele-king 編集部

衝撃の15歳!!! 1st EPリリースおめでとうございます!!!
この年齢で、ここまで自分の世界観と音を持っているなんて、可能性しか感じません!!!
これからどんな景色を見せてくれるのか、どんな進化をしていくのか、今から楽しみすぎます!!!心からのリスペクトと応援を込めて。
- もりたみどり / WAIFU

ついにこの時が来た!!!hey様の、踊りながら飛び出してくるような立体的な躍動エネルギーを、世界が、浴びたがっている!!!!
- ShiShi Yamazaki

高円寺のあれこれレコードショップLOS APSON?周辺にて勃興するイベント、DDMメンバーとしても登場してもらっている高一エクスペリメンタル妖怪系クリエイター!?heykazmaが、新しいEPをリリースするというので聴いてみたっ!!! 現代のテンポ感で刻まれる鳴りの良いフレッシュダンサブルサウンドと、ライトなコラージュ感覚で、ポジティブなバイブスを無限に放っています!
- 山辺圭司 / LOS APSON?

heyちゃんの楽曲でベースを弾きました!オファーをもらった時にえ、ベース!?
となったんですがheykazmaの頼み断るわけがない!みんなを新しい世界に引き込んでしまうようなheyちゃんにいつもパワーをもらっているし、こうした形で大きなスタートに関われて嬉しいです。ありがとう。未来でしかない!EPリリース本当におめでとう。
- Maiya Toyama / illiomote

素晴らしいスタートライン!ポップなフットワークビートも、エクスペリメンタルなノイズも、heykazmaの血肉となって通過した痕跡を残し、めちゃくちゃエネルギッシュ!heykazmaが本格的にプロデューサーとして活動を始めたことは、これからのテクノの希望でしかない˚. ✦
- 壱タカシ

「15」。原子記号で言えば燐。空気中で自然発火する元素だ。ギリシャ語Phosphorusフォスフォロスとは、「光をもたらす者」もしくは「明の明星」。明け方太陽に先立ち光輝く金星だ。奇しくもプロデューサーのカワムラの通称はヴィーナス(金星)。このデビューEPがクラブシーンにおいて、いち早く光もたらすアルバムにならんことを!
- ヴィヴィアン佐藤

 そんなわけで、heykazma 1st EP「15」特集でした。
 ぜひみなさんサブスクで1000000000000回聴くのはもちろん、Bandcampでも音源販売中ですのでサポート何卒よろしくお願いします!!!!

 そして、お知らせ!
 heykazmaのHPができました。
 いろんな情報ここからチェックできるようになってるので、ぜひみんなみてみてね〜
 https://sites.google.com/umaa.net/heykazma-official/

 最後に、私が都内でお気に入りのベニューであり、桜台poolのオーナーでもあるカイライバンチの清水さんが、先日お亡くなりになりました。
 poolのような文化的な場を自らつくりあげ、その空間を守り続けてこられた清水さんのような先輩方がいたからこそ、私たちは自由に、そして尖った表現を続けることができたのだと心から思います。
 つい先日、友人の魔女・円香さんが主催するイベント「Circle 2026」が桜台poolで開催され、私もDJとして出演させていただきました。その際に清水さんにお会いしたばかりだったので、二週間後に訃報を知り、あらためて日々のかけがえのなさを強く感じました。
 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
DuctronTwin2020
 ではではまたどこかでお会いしましょう.
 またね ࣭ ⭑

Arthur Nolan (Blue Bendy) - ele-king

 ロンドンのブルー・ベンディは、2024年のファースト・アルバム『So Medieval』が高く評価され、注目を集めたバンドだ(昨年はブラック・カントリー・ニュー・ロードのO2アカデミー・ブリクストン公演でサポート・アクトに抜擢されてもいる)。
 そんなブルー・ベンディの中心人物、アーサー・ノーランによる初の来日公演が開催されることとなった。3月14日(土)@大阪Alffo Records、3月16日(月)@下北沢BASEMENT BARの2都市、前者ではHue’sメンバーによるユニット、龍と旭が、後者では水いらずがサポートとして出演。貴重な機会を逃すなかれ。

BLUE BENDY (ARTHUR SOLO LIVE) - ALONE IN JAPAN -

【大阪公演】
2026年3月14日(土)
at ALFFO RECORDS(大阪府大阪市西区新町1-2-6 3F)
OPEN 18:00

with 龍と旭 (Hue’s)
DJ: SEO | ナカシマセイジ | レオス
TICKET
・DOOR ONLY ¥3000 1Drink込

【東京公演】
2026年3月16日(月)
at 下北沢BASEMENT BAR(東京都世田谷区代沢5-18-1 B1F)
OPEN 18:30

with 水いらず
DJ: 村田タケル | SPOT
TICKET
・RESERVED ¥3500
・DOOR ¥4000
※共に1Drink別

東京公演チケット情報
https://lit.link/bluebendysoloJapan2026

PRIMAL - ele-king

 去る2025年、12年ぶりのアルバム『Nostalgie』を送り出したMSCのラッパー、PRIMAL。このタイミングで彼のファースト『眠る男』(2007)とセカンド『Proletariat』(2013)が初めてアナログ化されることになった。帯付き2枚組、完全限定プレス。発売は5月20日。ご予約はお早めに。

MSCのラッパー、PRIMALの名盤1st『眠る男』と傑作2nd『Proletariat』が帯付き2枚組仕様/完全限定プレスで待望の初アナログ化!

盟友・漢 a.k.a. GAMI率いる9sari GROUPから約12年ぶりとなるカムバック作『Nostalgie』を昨年リリースしたことも話題となっているMSCのラッパー、PRIMALが2007年にLIBRA RECORDSからリリースした名盤ファースト・ソロ『眠る男』と2013年に自身のMUJO RECORDSからリリースしたセカンド・ソロ『Proletariat』が帯付き2枚組仕様/完全限定プレスで初アナログ化!
『眠る男』にはその漢を筆頭にMSCの面々やMAKI THE MAGIC、Bay4Kらが客演として参加し、そのMAKI THE MAGICやDJ BOBO JAMES(D.L/Dev Large)、I-DeA、The Anticipation Illicit Tsuboi、Malik、Hardtackle_33、Hardtackle_66らがプロデューサーとして参加。DJ BOBO JAMESのプロデュースによるリード曲"武闘宣言"やブッダ・ブランドの名曲"ブッダの休日"オマージュな"ブッダで休日" feat. MEGA-G、MSCが再結集した"戒壊"、漢とのユニットである新宿路団としての"情熱と快楽に生きる今"、メシアTHEフライとのコラボ"東京Discovery2"などの人気曲を多数収録。
『Proletariat』にはMSCの面々やメシアTHEフライ、Satellite、RUMI、PONYらが客演として参加し、MAKI THE MAGICやThe Anticipation Illicit Tsuboi、OMSB、DJ HIROnyc、DJ TAIKI、DJ BAKU、KOHAKUらがプロデューサーとして参加。名曲"武闘宣言"の続編的な"武闘宣言 2.0"(プロデュースはMAKI THE MAGIC)、活動休止状態だったMSCから漢とTABOO1に同世代のRUMIが参加した"岐路"(プロデュースはThe Anticipation Illicit Tsuboi)などの人気曲を収録。また、『Proletariat』はアナログ化にあたってSUE(76-77)が新たにリマスタリング。
MSCファンや日本語ラップ・ファンにとっては正に待望と言えるアナログ化!!

アーティスト: PRIMAL
タイトル: 眠る男
レーベル: LIBRA RECORDS / P-VINE, Inc.
仕様: LP(帯付き2枚組仕様/完全限定プレス)
発売日: 2026年5月20日(水)
品番: PLP-8330/1
定価: 6,930円(税抜6,300円)
*P-VINE SHOPにて予約受付中!
https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-8330-1

トラックリスト
SIDE A
1. 武闘宣言
2. ブッダで休日 featuring MEGA-G
3. 器用貧乏
4. 存在
5. 情熱と快楽に生きる今 / 新宿路団
SIDE B
1. 東京Discovery2 featuring メシアTHEフライ
2. 実態 featuring 麻暴 , GENIUS
3. とことん病
4. 反骨精神 featuring 少佐
SIDE C
1. Emotional / SIDERIDE featuring ViVi
2. 眠る男
3. 今を生きる
4. SHADOW featuring MAKI THE MAGIC
5. My Way
SIDE D
1. 川崎 Back In The Day featuring bay4k
2. 1week featuring WATASHI
3. 田園都市 -WATASHI REMIX-
4. 戒壊 / MSC

アーティスト: PRIMAL
タイトル: Proletariat
レーベル: MUJO RECORDS / P-VINE, Inc.
仕様: LP(帯付き2枚組仕様/完全限定プレス)
発売日: 2026年5月20日(水)
品番: PLP-8332/3
定価: 6,930円(税抜6,300円)
*P-VINE SHOPにて予約受付中!
https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-8332-3

トラックリスト
SIDE A
1. MY HOME
2. 武闘宣言2.0
3. 性の容疑者
4. 大久保 Street
SIDE B
1. 御江戸のArea
2. 子供とママと家庭
3. おむつがとれるまで
4. Proletariat feat. PONY
SIDE C
1. 続Proletariat TD4 feat. MESS
2. Skit
3. MS Pride feat. SATELLITE
4. 地下プロRun
5. 血
SIDE D
1. 日本 feat. O2
2. 共倒れ
3. 岐路 feat. TABOO1, 漢, RUMI

world's end girlfriend - ele-king

 2年前のあの日のことをおぼえているだろうか。前年にひさびさのアルバム『Resistance & The Blessing』が発表され、満を持しての開催となったスペシャル・ライヴ「抵抗と祝福の夜」。world's end girlfriendによるこの特別な一夜が、2026年もとりおこなわれることとなった。6月13日(土)、会場は前回同様EXシアター六本木。強烈な音と光の体験があなたの人生を塗り替える──。なお収益の一部は、生活困窮者を支援しているNPO法人、抱樸に寄付されるとのことです。

world's end girlfriendワンマンライブ
「抵抗と祝福の夜 2026」が
6月13日(土)EXシアター六本木で開催決定。

本公演は全席指定。
拍手、歓声、私語、立見禁止。
MC、アンコール、終演後物販無し。

「抵抗と祝福の夜 2026」はworld's end girlfriendが理想とする
ライブコンサートの形式で行われ、
これまでの集大成となる強烈なライブ公演になります。

本公演は強烈な爆音と強い光を伴います。
耳栓の持参など耳と目は各自で保護ください。

スマホによる撮影は許可されますが、
ライブ全編や1曲全編を撮影するのはご遠慮ください。
周りへの思いやりと想像力を持って行動ください。

また、本公演のライブ・チケット売上の20%、
ライブ音源、ライブ映像データ売上の80%が寄付されます。
寄付先は
NPO法人抱樸 https://www.houboku.net/
を予定してます。寄付完了後にSNSで報告します。

公演名:world's end girlfriend『抵抗と祝福の夜 2026』

日程:2026年6月13日(土)
開場 18:00 開演 19:00

会場:EXシアター六本木
https://www.ex-theater.com/access/

チケット販売ページ:
https://virginbabylonrecords.bandcamp.com/album/special-ticket-2026

特別チケット:
SS席 45ドル
S席 40ドル
A席 38ドル
B席 31ドル
*座席は座席表画像の各枠より抽選にて選ばれます。
*チケットは5月中旬に送付予定。

LIVE AUDIO DATA:
world's end girlfriend『抵抗と祝福の夜 2026』
[2026/06/13ライブ音源データ](11月より発送開始予定)
価格39ドル

LIVE VIDEO DATA:
world's end girlfriend『抵抗と祝福の夜 2026』
[2026/06/13ライブ映像データ](11月より発送開始予定)
価格49ドル

Artwork by Yu Anthony Yamada

P-VINE × FRICTION - ele-king

 フリクションの公式グッズが、Pヴァイン設立50周年を記念した特別企画として登場することになった。フリクションの複数のアートワークを落とし込んだ4種類のTシャツと、『軋轢』のジャケをあしらったアクリルスタンドの計5アイテム。限定品とのことなので、お早めに。

P-VINE 50TH ANNIVERSARY
FRICTION MERCHANDISE CAMPAIGN

日本のパンク/ニューウェイヴ・シーンを切り裂いた先駆者、FRICTION。その公式グッズが、Pヴァイン設立50周年を記念したスペシャル企画として、ついに登場。

日本の音楽史に確かな足跡を残してきたFRICTION。強烈なエネルギーを放つサウンド、前衛的なアートワーク、そして今なお色褪せない衝撃を、そのままウェアに落とし込みました。
P-VINEによる本キャンペーンでは、第三弾までTシャツを中心に関連グッズを連続リリース。複数のアートワークによる多彩なデザインは、どれも強烈で、どれも文句なしにかっこいい仕上がり。
単なる復刻ではなく、バンドのレガシーを現在進行形で更新する周年記念コレクションとして展開します。

・FRICTION T-SHIRTS 101 S~XXL 4,800円

・FRICTION T-SHIRTS 102 S~XXL 4,800円

・FRICTION T-SHIRTS 103 S~XXL 4,800円

・FRICTION T-SHIRTS 104 S~XXL 4,800円

・FRICTION ACRYLIC STAND 01 1,600円

2月25日(水)正午より受注開始。
店頭販売および発送は4月1日(水)を予定しています。
※全国一部のレコード店でも取り扱い予定です。

※Tシャツには、特典として 150mm × 30mm のオリジナルステッカー が付属いたします。
カラーはデザインごとに異なり、
101・102 には赤、103・104 には黒のステッカーが付きます。
あらかじめご確認のうえ、お買い求めください。

※限定品につき無くなり次第終了となりますのでご了承ください。

https://anywherestore.p-vine.jp/collections/friction-merchandise

FRICTION - ele-king

 日本のパンク/ポスト・パンクの開拓者、フリクションの初期2枚の7インチが復刻されることになった。1枚は、記念すべきデビュー7インチ「Crazy Dream」(1979)。もう1枚は『軋轢』と同時リリースされた「I Can Tell」(1980)。さらにこの復刻に合わせ、『79ライヴ』もCDでリイシューされる。ほか、長らく品切れとなっていたタイトルも一挙に追加生産されるとのことなのでチェックしておきたい。

 なお現在制作中の『別冊ele-king J-PUNK/NEW WAVE - 革命の記憶』は3月31日発売。お楽しみに。

日本のロック/パンク史を語る上で絶対に欠かすことのできない最重要バンド、フリクションの2枚の7インチ・レコードを完全復刻!長らく品切れとなっていた『79ライヴ』をはじめ、関連CDの再発&追加生産も決定!

フリクションが1979年にリリースした記念すべきデビュー・7インチ・EPと、傑作ファースト・アルバム『軋轢』(1980年)からのシングルとして同作と同時にリリースされた7インチ・シングルを完全復刻!

併せて、2005年にCD+DVDの形で再発された、レック自ら「奇跡の演奏」という『79ライヴ』(1980年)をCDのみの形でリイシュー!
さらに、長らく品切れとなっていたフリクション関連CDの追加生産が決定!
また、映画の公開に伴い、3月にJ-PUNK/NEW WAVEキャンペーンを実施予定!詳細は後日発表!

《リリース情報》

PASS NO PAST
アーティスト:フリクション
ARTIST: FRICTION
タイトル:Crazy Dream
Title: Crazy Dream
商品番号:SSAP-023
フォーマット:7インチ・EP
価格:定価:¥3,300(税抜¥3,000)
発売日:2026年3月25日(水)
初回生産限定盤

収録曲
A) Crazy Dream
B1) Big-S
B2) Kagayaki

日本のロック史に燦然と輝く名盤『軋轢』(80年)に先立つこと8ヶ月、79年8月にリリースされたフリクションの記念すべきデビュー・EPをオリジナルどおりのジャケット仕様で完全復刻!ファースト・アルバム『軋轢』であらためて取り上げる「Crazy Dream」と「Big-S」の2曲にくわえて、のちに『レプリカント・ウォーク』(88年)で正式に録音することになる「Kagayaki」の3曲を収録。ポスト・パンクの香りも漂う『軋轢』版よりも速いテンポで演奏される「Crazy Dream」と「Big-S」の2曲の疾走感がすばらしい。レック(b/vo)、チコ・ヒゲ(ds)、ツネマツ・マサトシ(g)のすさまじくテンションの高い演奏に圧倒される。『軋轢』未収録の「Kagayaki」のソリッドさも尋常ではない。このEPこそがフリクションという向きも多い無双の3曲。レックの希望により、オリジナル盤とは異なる赤黒ジャケットで再発。

PASS NO PAST
アーティスト:フリクション
ARTIST: FRICTION
タイトル:I Can Tell
Title: I Can Tell
商品番号:SSAP-024
フォーマット:7インチ・シングル
価格:定価:¥2,970(税抜¥2,700)
発売日:2026年3月25日(水)
初回生産限定盤

収録曲
A) I Can Tell
B) Pistol

日本のロック史に燦然と輝くフリクションの傑作ファースト・アルバム『軋轢』(1980年)からのシングル・カットとして同作と同時にリリースされた、ピストル人間ジャケットも最高にクールな7インチ・シングルをオリジナルどおりに復刻!チコ・ヒゲのソリッドなドラムに導かれて、グルーヴィにうねるレックのベースと切れ味鋭いツネマツ・マサトシのギターがクールに絡み合う「I Can Tell」。洗練されていながらもフリーキーなそのサウンドは、ニューヨークでノー・ウェイヴ・シーンを体験したレックとヒゲの二人がいたからこそ生み出しえたものだ。『軋轢』未収のカップリング曲「Pistol」は、荒々しくスピード感あふれる当時のフリクションのライヴでの姿をとらえたカセット・テープ一発録りによる破壊力あふれる一曲。

PASS NO PAST
アーティスト:フリクション
ARTIST: FRICTION
タイトル:79ライヴ
Title: 79 Live
SSAP-025
フォーマット:CD
価格:定価:¥2,750(税抜¥2,500)
発売日:2026年3月25日(水)

『軋轢』の4ヶ月前、あの3人は疾走していた
ジャパニーズ・パンク史に燦然と輝く傑作1stアルバム『軋轢』をリリースする4ヶ月前の1979年12月、京都・磔磔におけるフリクションのライヴ・パフォーマンスを捉えた『79ライヴ』。フリクションのベスト・パフォーマンスとして語られてきたこのライヴは、80年に私家盤10インチLPという形で発表された、ごくわずかのマニアのみが体験し得たもの。2005年に新たに発見されたテープを使用してCD+DVDの形で再発された、レック自ら「奇跡の演奏」というこの伝説のライヴをCDのみの形でリイシュー。『軋轢』リリースの数ヶ月前、頂点を迎えつつあったフリクションのおそろしくテンションの高い演奏が圧倒的だ。とくにレックのヴォーカルは、全編を通してすさまじいばかりの迫力。『軋轢』に未収録の「Pistol」「Kagayaki」を収録。フリクションを語る上で外すことのできない作品のひとつ。

《追加生産タイトル》

PASS NO PAST
アーティスト:フリクション
ARTIST: FRICTION
タイトル:軋轢
Title: Friction
商品番号:SSAP-003
フォーマット:CD
価格:定価:¥2,200(税抜¥2,000)

PASS NO PAST
アーティスト:フリクション
ARTIST: FRICTION
タイトル:ライヴ・イン・ローマ
Title: Live at "Ex Mattatoio" in Roma
商品番号:SSAP-010
フォーマット:CD
価格:定価:¥2,420(税抜¥2,200)

PASS NO PAST
アーティスト:フリクション
ARTIST: FRICTION
タイトル:マニアックス
Title: Maniacs
商品番号:SSAP-013/4
フォーマット:2CD
価格:定価:¥3,366(税抜¥3,333)

PASS NO PAST
アーティスト:フリクション
ARTIST: FRICTION
タイトル:ライヴ PASS TOUR '80
Title: Live - Pass Tour '80
商品番号:SSAP-016
フォーマット:CD
価格:定価:¥2,530(税抜¥2,300)

アーティスト:フリクション
ARTIST: FRICTION
タイトル:2013―ライヴ・フリクション
Title: 2013 - Live Friction
商品番号:PCD-18629/30
フォーマット:2CD
価格:定価:¥3,520(税抜¥3,200)

アーティスト:3/3
ARTIST: 3/3
タイトル:3/3
Title: 3/3
商品番号:PCD-18516/7
フォーマット:2CD
価格:定価:¥3,457(税抜¥3,143)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634 635 636 637 638 639 640 641 642 643 644 645 646 647 648 649 650 651 652 653 654 655 656 657 658 659 660 661 662 663 664 665 666 667 668 669 670 671 672 673 674 675 676 677 678 679 680 681 682 683 684 685 686 687 688 689 690 691 692 693 694 695 696 697 698 699 700 701 702 703 704 705 706 707 708 709 710 711 712 713 714 715 716 717 718 719 720 721 722 723 724 725 726 727 728 729 730 731 732 733 734 735 736 737 738 739 740 741 742 743 744 745 746 747 748 749 750 751 752 753 754 755 756 757 758 759 760 761 762 763 764 765 766 767 768 769 770 771 772 773 774 775 776 777 778 779 780 781 782 783 784 785 786 787 788 789 790 791 792 793 794 795 796 797 798 799 800 801 802 803 804 805 806 807 808 809 810 811 812 813 814 815 816 817 818 819 820 821 822 823 824 825 826 827 828 829 830 831 832 833 834 835 836 837 838 839 840 841 842 843 844 845 846 847 848 849 850 851 852 853 854 855 856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 871 872 873 874 875 876 877 878 879 880 881 882 883 884 885 886 887 888 889 890 891 892 893 894 895 896 897 898 899 900 901 902 903 904 905 906 907 908 909 910 911 912 913 914 915 916 917 918 919 920 921 922 923 924 925 926 927 928 929 930 931 932 933 934 935 936 937 938 939 940 941 942 943 944 945 946 947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 960 961 962 963 964 965 966 967 968 969 970 971 972 973 974 975 976 977 978 979 980 981 982 983 984 985 986 987 988 989 990 991 992 993 994 995 996 997 998 999 1000 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008 1009 1010 1011 1012 1013 1014 1015 1016 1017 1018 1019 1020 1021 1022 1023 1024 1025 1026 1027 1028 1029 1030 1031 1032 1033 1034 1035 1036 1037