「S」と一致するもの

MIPITIX (ODlounge / fab-space ) - ele-king

地下発狂実験室TOP10


1
Cycheouts a.k.a. Cycheouts Ghost - Lum'n'Bass - Romz

2
UTEROZZZAAA - B.B.KILLOurBabys mixed By Shaka-Itchi - vagina sewing

3
Gabbenni Amenassi - Inglourious Basterds - Sociopath Recordings

4
K-bomb x Olive Oil - 666 - Black Smoker Records

5
Pizza Circus - Weed Boulevard For Rasta Heart - Sociopath Recordings

6
DoN29 - Libble Rabble Bass

7
Ove-NaXx - Kita Low Rimix

8
Numb'n'dub - Blink-182 feeling this NMDB Breakcore remix

9
Muraqmo - 後ろの正面 - Trefoil Productions

10
Rivak - 1200 Mashed Pills - Rus Zud Net Label

Chart by JETSET 2010.11.22 - ele-king

Shop Chart


1

KUNIYUKI

KUNIYUKI DANCING IN THE NAKED CITY »COMMENT GET MUSIC
「Walking In the Naked City」から1年。早くも4thアルバムが登場!ダンス・フロアにフォーカスした、前作とは対をなす本作。既にHenrik Schwarz、Timo Maasなど世界各国のDJ達が多くの賛辞を寄せるトラックを多数収録。

2

CANYONS

CANYONS MY RESCUE »COMMENT GET MUSIC
DFAなどからリリースしてきたオージー・ユニット、CanyonsがModularから放つ、インディ・ダンス・ブギー+トライバル・サイケ+ニュー・ディスコな1枚

3

DJ SHADOW

DJ SHADOW THE 4-TRACK ERA LIMITED EDITION BEST OF THE ORIGINAL PRODUCTIONS(1990-1992) »COMMENT GET MUSIC
キャリア初期の軌跡をコンパイルした『4-Track Era』から待望のアナログ・カット!常にその動向に注目を集める存在として、DJ Krush等と共にかつてMo'Waxレーベルの人気を決定付けたDJ Shadowによるキャリア初期の貴重な音源全9曲を収録した限定ヴァイナル。

4

SNOOP DOGG FEATURING MAYER HAWTHORNE

SNOOP DOGG FEATURING MAYER HAWTHORNE GANGSTA LUV (MAYER HAWTHORNE G-MIX) »COMMENT GET MUSIC
自らがヴォーカル・パートを担当する、話題のMayer Hawthorne Remixが7"で登場!!ジャジー・ソウルな生演奏をバックに自ら歌い上げた、Snoop Dogg"Gangsta Luv"の大感動リミックス!!全世界限定300枚限定で、日本国内は100枚のみの流通です。

5

DOP

DOP L' HUPITAL, LA RUE, LA PRISON »COMMENT GET MUSIC
レジェンドHerbertリミックスを搭載した前作"3 Suitecases"もヒット中のフレンチ・ミニマル鬼才トリオdOP。エキゾでジャジーでシネマティックな大傑作を完成です!!

6

VAKULA

VAKULA NEMA »COMMENT GET MUSIC
期待の3rd StrikeからVakulaによる新作EP!!Firecracker, Best Werksからのリリースも記憶に新しいポスト・ビート・ダウン期待の才人Vakulaによるファン待望の新作5トラックス。

7

KVBEATS

KVBEATS THE RESUME »COMMENT GET MUSIC
黄金期のクラシックスに魅せられたクリエイターがデンマークにも!ゲストにSlum Village、Royce Da 5'9"、Prince Po、Oddisee、Mic Geronimo等、耳を疑うほど豪華なメンツが集結!

8

SOMMERSTAD

SOMMERSTAD NESTE STOPP MORRA DI »COMMENT GET MUSIC
オスロFull Puppキャンプからまたしても期待のニューカマー!!なんといってもB-1"Opptur Med Sopptur"における、てらいなくポジティヴで美しい、ニューエイジ的ですらある旋律が素晴らしい!!こんなにストレートに朗らかな曲を書けるなんて、どんな素晴らしい環境で育ったのでしょう...ちょっと嫉妬したくもなる青年達です!!

9

ALOE BLACC

ALOE BLACC YOU MAKE ME SMILE »COMMENT GET MUSIC
大好評『Good Things』からの2ndシングルは極上エモ-ショナルな2曲!B面にはアルバムの最後を飾った"Politician"をカップリング収録。サウンドは勿論Leon MichelsとJeff Silvermanのコンビが担当!

10

ERNESTO FERREYRA

ERNESTO FERREYRA EL PARAISO DE LAS TORTUGAS »COMMENT GET MUSIC
Rebootに続いてCadenzaが猛プッシュするのはこのErnesto Ferreyra!!Mutek_Rec、Cynosure、Themaからのリリース、そして当店ハウス・コーナー的には昨年Lomidhigh Organicから発表したキラーEP"Midnight Sun"の大ヒットでお馴染みのアルゼンチン出身の新進気鋭による待望のデヴュー・アルバム!!

SCANDAL (BEATPOP / 酔人) - ele-king

SCANDAL AVENTURE 10


1
Edward - Vivien's Therme - Giegling

2
Pantom Ghost - The Shadow - Dial

3
Stereociti - Cosmoride - Mojuba

4
Yapacc - Coral Garden - Wir

5
Glimpse - Fine A Way - Leftroom

6
Krakatoa - P&D (Prais Connwction Remix) - Krakatoa

7
Smallpeople&Rau - Life Aquatic - smallville

8
Brendon Moeller - Sweetspot - Echocord

9
Mr Bizz - Jantra - Mono

10
Dave DK - Sweet Yellow - Moodmusic

Chart by UNION 2010.11.22 - ele-king

Shop Chart


1

MARK ERNESTUS VS. KONONO NO 1

MARK ERNESTUS VS. KONONO NO 1 Masikulu Dub CONGOTRONICS / GER »COMMENT GET MUSIC
自作機材&リサイクル・ジャンクな手作り楽器を用いて生み出す猛烈な電子アフロ・グルーヴで知られるコンゴ出身のストリート・ダンス・バンドKONONO NO1とMARK ERNESTUS(BASIC CHANNEL/RHYTHM & SOUND)による凄まじき邂逅!!!

2

MAYDAY

MAYDAY Relics Sampler RUSHHOUR / NED »COMMENT GET MUSIC
伝説のレーベル・BUZZより92年に発表されたTRANSMATのコンピレーション「RELICS」から、18年の時を越えオフィシャルでMAYDAYのスペシャルEPが登場! アルバムはCD/LP共に中古でも入手困難なだけにこれはマニア垂涎の作品でしょう! LTD 1000・アナログオンリー!

3

JAMIE 3:26

JAMIE 3:26 Basement Edits Vol.2 PARTEHARDY / US »COMMENT GET MUSIC
Theo Parrishのパワープレイもあり異例のロングセラーを記録しているJamie 3:26のBasement Editsの第2弾リリースはこれまでに様々なアーチストが手がけてきた屈指の名曲BLUE MAGIC「Welcome To The Club」 とFATBACK BANDの「Wicky Wacky」のリエディット。シカゴディスコシーンで古くから鳴らされてきた2曲がこの1枚に!

4

SHACKLETON

SHACKLETON Man On A String Part 1 & 2 WOE TO THE SEPTIC HEART / GER »COMMENT GET MUSIC
SKULL DISCOでの出世作を皮切りにPERLON、SCAPEと活動の粋を益々広げるシーン最大のダーク・ヒーローSHACKLETONの新レーベル???『WOE TO THE SEPTIC HEART!』の第一弾リリース!!両面恐ろしいドープっぷり、SHACKLETONにしかできない異形のアングラ・トラック!!必聴!!!!!!

5

PLASTIKMAN

PLASTIKMAN Slinky MINUS / CAN »COMMENT GET MUSIC
話題沸騰! MINUS首領・RICHIE HAWTINによるPLASTIKMAN名義の新作! 95年の「Nostalgik.2」以来実に5年ぶりとなる新曲を収録したファン感涙の1枚! この後リリースが予定されているBOX SET「ARKIVES」に入る予定のA面"Slinky"と、このアナログ盤オンリーのB面"Monkee"!

6

MATTHEW HERBERT

MATTHEW HERBERT Globus Mix Vol. 5 - Letsallmakemistakes TRESOR / JAPAN »COMMENT GET MUSIC
ドープな音の質感とリズムで唯一無二のダンストラックをクリエイトするRadio BoyやWishmountainなど明確なコンセプトを持たせた名義を平行して走らせ、2000年に辿り着いたのがこのミックスCD。「これはテクノか?ハウスか?」という問いを一蹴するかのような独創的な選曲と展開、そして何よりこのジャンルにおける最も大事な「リズムが持つ力」の大切さをリスナーへ楽しく伝えてくれる。

7

RECLOOSE / リクルース

RECLOOSE / リクルース Early Works MUSIC 4 YOUR LEGS/RUSHHOUR / JPN »COMMENT GET MUSIC
カール・クレイグに見出され、インナー・ゾーン・オーケストラにも参加。ジャザノヴァのリミキサーを努め、ジャイルス・ピーターソンにもヘヴィーローテーションされた才能の持ち主リクルースの素晴らしさをあらためて知る1枚。強烈なアブストラクト感覚溢れるデトロイトハウス「MYM230 (R.I.P.)」は今なお輝きを失っていない。

8

SOUND STREAM

SOUND STREAM All Night SOUND STREAM / GER »COMMENT GET MUSIC
出ました!!『SOUND STREAM』の5番!!SMITH 'N' HACKのHACKの方!SOUNDHACK a.k.a. FRANK TIMMの別名義SOUND STREAM最新作!!最近では『OSTGUT TON』の5周年コンピにも参加。久しぶりの今作でも変わらぬ仕事を披露。ディスコ・サンプルを切り貼り、切り貼り!!

9

DELANO SMITH

DELANO SMITH Mix CD 2 MIXMODE / US »COMMENT GET MUSIC
下北沢クラブミュージックショップオープン記念・独占入荷!ディープかつマイナーコードで淡々とリズムを体へと染み込ませてくる前半、そして中盤からはベテランならではのあの「グルーヴ」に乗せられ突き動かされるヴァイヴ、この約80分間という限られた中で最大限で披露した「溜め」と「疾走」の反復は終盤まで飽きることなく、音に浸かり続ける快楽そのものを教えてくれる。

10

BILL HARDY

BILL HARDY Disco Conspiracy PARTEHARDY / US »COMMENT GET MUSIC
Ron Hardyのオリジナルエディット音源をリリースするParte Hardy主催にしてRon Hardyの実の甥Bill Hardy、自信初となる12インチ。シカゴMusic Boxで幾度と無くプレイされTheo ParrishもUgly EditにてピックアップしたMade in USA "Never gonna let you go"、そしてJacksons" Living Together"という2曲をリエディット。オープンリールのカット&ペーストを彷彿とさせるオールドスクールなループが響き渡る1枚!

Squarepusher - ele-king

 架空のバンドによる演奏をコンセプトに、フュージョンやプログレ的フレイバー溢れる複雑で高度なソング・ライティングを見せた2008年の『ジャスト・ア・スーベニア』、自身の6弦ベースによるワンマン即興演奏を収録した2009年の『ソロ・エレクトリックベース1』......これら近年のディスコグラフィーからも伺えるが、スクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンの音楽的関心は、段階を経ながらよりフィジカルでオーセンティックなスタイルに向かっているように思える。今回はついに、満を持して結成されたトム自身によるリーダー・バンドの処女作が届けられたというわけだ。

 ショバリーダー・ワン(Shobaleader One)はトムがベースとヴォーカル(ヴォコーダーによる)を担当、それにツイン・ギター、キーボード、ドラムを加えた5人組編成のバンドである。『ジャスト・ア・スーベニア』制作時に夢想した「クレイジーで美しいロック・バンド」のある意味具現化であり、トム自身も「恐ろしいほど優れた名プレイヤー」と賛辞を惜しまない凄腕のミュージシャンを集めたということで、彼の持ち味である超絶技巧的なサウンド・プログラミングが生演奏で具現化されたりするのかな? と安易なことを考えたりもしていたが、実際には予想の斜め上をいくような作品だった。言うなれば、今作はスクエアプッシャー流のポップ・ソングブックである。
 『ジャスト・ア・スーベニア』では速いパッセージのフレーズや一聴しただけでは口ずさむことも困難な複雑なフレージングが頻出したの対して、今作での楽曲構造はいままでと比べてグッとシンプルになり、何より全編を通してトム自身によるヴォーカルがフィーチャーされている。ヴォコーダーで変調こそされているが、スクエアプッシャーが歌モノのアルバムを作ったという事実も特筆すべきだろう。
 
 驚きのいっぽうで、戸惑いを隠せない部分もあった。ファンク、R&B、AOR、ロックと、さざまなな書法のアプローチを駆使して作られた楽曲群は、メンバーの演奏能力の高さと相まって、相当ウェルメイドなものに仕上がっている。だが、ある意味でウェルメイドがゆえというか、トム自身が成熟しすぎたからなのか、楽曲からどこかオヤジ臭さのようなモノを感じている自分もいる。4曲目に収録されている"Frisco Wave"がとくに顕著で、パット・メセニーでも聴いているかのように心地よいイージー・リスニングなのだが、言い方をかえるとラジオの交通情報のバックで流れていても何の違和感もないような曲でもある。僕自身が初めてスクエアプッシャーに触れた時期が思春期の盛りだったということが問題なのだろうか、やはりスクエアプッシャーの音楽にはある種のささくれだった感覚や破壊衝動のようなものを感じたいという気持ちがある。ツーバスでドカドカ鳴らすメタル的なアプローチをしている9曲目の"Maximum Planck"にしても、とにかく"良くできている"という点のみが前に立ってしまって、どうも心の底から熱狂することができないでいるのだ。
 この音楽が格好良いか格好悪いかと問われれば、格好良い音楽だと答えるだろう。が、「トム、もう落ち着いてしまったのか?」とでも言いたくなるような複雑な気持ちもある。トムが自らのソング・ライティングのスキルに、ある意味で溺れてしまったのではないか? という疑念も拭えずにいる。とはいえ、ショバリーダー・ワンはフィジカルなバンド・プロジェクトなわけで、やはりそのライヴ・パフォーマンスがどんなものになるのかは期待したいと思っている。そのときには、僕がいま抱えているモヤモヤしたものが払拭されるのではないだろうか、という予感もあるし......。

KABUTO(LAIR) - ele-king

LAIR CHART


1
Sit - Year 3000 - Jesus loved you

2
Red Rack'em - How I program - Bergerac

3
Shakarchi & Straneus - Macedonia - Geography

4
Rondenion - In one's mind - Bosconi extra

5
Rills - Peep show - All inn

6
Signor Andreoni - Soul Burner - T-Bet

7
Lowtec - Use Me(Laid mix) - Laid

8
TT ENSEMBLE - Fiul Risiptor - Yojik ConCon

9
Jus-ed - Shit - Underground Quality

10
Delano smith - I Fly - Undertones

瀬尾リンタロウ(探心音) - ele-king

探心音クラシックス


1
Floating Points - Shark Chase - EGLO

2
Blagger - Strange Behavior (Dj Koze aka Swahimi Remix) - Perspectiv

3
DJ Sprinkles - Masturjakor Dub - mule musiq

4
Khixbrrr - Fairies - Northern General

5
OZKA - Intel Dub - Mowar

6
Cultural Vibes - Ma foom Bey - Easy Street

7
Namlook - Subharmonic Atoms - Macro

8
Four Tet - Love Cry - Domino

9
Blackalicious - Make You Feel That Way - MCA

10
Monty Alexander - Monticello - MPS

TETSUJI TANAKA - ele-king

ドラムンベース12"/その他


1
BROOKES BROTHERS - Last Night -BREAKBEAT KAOS

2
PROTOTYPES - Need The Love - INFRARED

3
SEBA - Keep Me Waiting - 31 RECORDS

4
METRIK - T-1000 - VIPER

5
METRIK - Arrival - VIPER

6
CAMO & KROOKED- Without You - BREAKBEAT KAOS

7
DJ VADIM - Terrorist(PROTOTYPES RMX) - NINJA TUNE

8
FURLONGE - This Love - VIPER

9
CUTLINE - Die For You(SHOCKONE RMX) - NEVER SAY DIE

10
MUFFLER - Mindgames(DABS RMX)

UPCOMING EVENTS
11/17 (wed) Shibuya FM 18:00~19:00 MIX SHOW
11/20 (sat) DBS "Bristol Bass" at unit "14th anniversary" ft. DJ KRUST/RSD
12/4 (sat) Judgement Day at plastic theater "Sapporo DJ Tour"

ele-king - ele-king

ele-king Chart


1
Darkstar - North - Hyperdub

2
Terror Danjah - Undeniable - Hyperdub

3
Lone - Emerald Fantasy Tracks - Magic Wire

4
Robot Koch - Songs For Trees And Cyborgs - Project:Mooncircle

5
Robert Wyatt/Ros Stephen/Gilad - For the Ghosts Within -Domino

6
Cornelius - Fantasma - Warner Japan

7
Girls - Brocken Dream Club - True Panther

8
Colored Mushroom And The Medicine Rocks - Wagon

9
Magnetic Man - Magnetic Man - Sony Music

10
Mount Kimbie - Crooks & Lovers - Hotflush Recordings

Magnetic Man - ele-king

 ミズ・ダイナマイトのラップをフィーチャーした"ファイヤー"を聴いた瞬間から、手は震え、舌は乾き、胸の鼓動は激しさを増し......「マグネティック・マン、最高!」と叫んでいる。家のなかで......。
 これを聴いていると、久しぶりにクラブに行きたくなる。音楽から週末の夜の匂いがしてくるのだ。猥雑で、エロティックで、少しばかり危険で、激しい歓声が聞こえてくる。レイヴ・カルチャーの懐かしい感覚は、しかし彼らが作るダブステップ/グライム・サウンドによって掻き消される。
 完璧なアルバムではない。冗長な曲もあるし、お決まりのダーク・ストリングス系の曲など要らないと思う。それでもずば抜けて良い曲が不満を吹き飛ばす。スクリーム、ベンガ、アートワークの3人によるライヴ・プロジェクト、マグネティック・マンのデビュー・アルバムは、エネルギッシュでストレートな、シンプルで大迫力のダンス・ミュージックである。

 いま、UKは20年振りにダンスの季節の真っ直中にいる。インディ・キッズはライヴハウスに背を向けてクラブに押し寄せ、ロックのシングルにはダブステップやファンキーやウォンキーのリミキサーが名を連ねる。次から次へと新しいDJ、新しいプロデューサーが現れている。
 マグネティック・マンのデビューを促したのはそうした時代の風向きだが、このプロジェクトにはある種批判めいた声もあった。まさに「20年前と同じことが起きている」と『ガーディアン』の記者は書いている。アンダーグラウンドの純粋主義者たちは、あからさまに商業主義に臨んでいるこのプロジェクトをよく思っていないという話だ。まあ......僕もどうかと思っていた。スクリームのセカンド・アルバムで充分ではないかと思ったし、アンダーグラウンドにおけるポスト・ダブステップがやたら面白いので、シーンの重鎮3人によるスーパー・プロジェクトという、ハナからヒット狙いのあざとさに引き気味だったのも事実である。が、マグネティック・マンはそんな雑音を尻目に、2010年の夏をキャッチーな"アイ・ニード・エア"で制覇すると(UKチャートで10位)、続いてシングル・カットされたR&Bナンバー"パーフェクト・ストレンジャー"(16位)によって、クロイドンの地下室から生まれたこの音楽のポップとしての実力をまざまざと見せつけたのである。
 場数を踏んでいる3人だけあって、無闇にベースを鳴らしたりはしない。抑えるところと出すところを心得ているし、その最悪な瞬間でさえも包み込んでしまう、ダブステップを生んだコミュニティのマナーの説得力というモノがある。そしてとくにかく、"ファイヤー"、"アイ・ニード・エア"、"パーフェクト・ストレンジャー"の3曲がずば抜けている(僕と同世代のいい歳した連中には、これらはゴールディーの"インナーシティ・ライフ"の現代版であると言っておきましょう)。お陰様でというか、マグネティック・マンがここまで魅力的なのだから、スルーしていたロスカ(UKファンキーの第一人者)のアルバムもやっぱ聴いてみようかと思い直している。それを聴かずして、2010年を終えてしまうのもアレだし......。三田格も良いって書いているし......。
 
 7年前、ディジー・ラスカルは「ロンドンよ、立ち上がれ!」と言った。マイノリティの就業率が60%を下回るほどの格差社会の生んだグライムからの切なる叫び声である。マグネティック・マンは最近のライヴでこうMCした。「ロンドンよ! ぶっ飛ぶ準備はできてるかい?」
 そこで「イェーイ!」と叫ぶ人が僕は20年前から好きなのである。もっとも、立ち入り禁止の領域からチャート・ヒットまでものにしてしまったサウス・ロンドンの不良がステージいれば、押し黙りながらひとりで踊るなんてこともできないだろう。連中はマナーの悪いクラフトワークではない。これはジャングル、ヒップホップ、R&B、ダンスホール、テクノがごちゃ混ぜになった現代のアーバン・ミュージックであり、要するに、20年振りの高みを迎えているUKダンス・カルチャーからのどでかい一発である。

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