「Not Waving」と一致するもの

Feist - ele-king

 MOR(middle of the road)というのは、欧米のロック系のメディアではときに軽蔑的に使われるタームだが、僕はMORが嫌いではない。以前、チルウェイヴはMORすれすれだと書いたことがあるが、MORになるならとことんなるべきだと思っている。トロ・イ・モワはなりそうで、まだなりきれていない。MORに必要とされる最低限のプロデュースがまだ行き届いていない。商品としての完成度が足りていないのだ。
 MORとは、たとえばアバ、たとえばバート・バカラック、たとえばカーペンターズ、たとえばイージー・リスニング、たとえば多くのディスコ・クラシック......と、まあ、トゲのない大人向けのポップス全般を指す。ロックだろがジャズだろうが、まずは商業音楽として求められる要素を満たし、そして適度な心地良さを誘うポップスでなければいけない。マンチェスターの中年がオアシスの歌に夢を託すのとは、ある意味正反対のニュアンスだ。
 が、DJカルチャー以降はこうした通俗性も使い方次第では思いも寄らなかった輝きを見せることが実証されている。むしろMORをジョン・レノン級のメッセージに転換してしまってこそ、真のハイブローと言えるだろう(たとえばレイヴの明け方にカーリー・サイモンをかけて、それが大受けするとか)。そういえばチルウェイヴを聴いている子たちがいまAORを探しているなんて話も聞くが、それも理にかなっている。MORはAORのもとだ。

 ファイストは、現代における、いわばMORの女王だった。歌がうまいわけではないが魅力的な声を持ち、容貌も悪くない。ジェーン・バーキンのように長髪の彼女は、スタイリッシュでエレガントなポップスを歌う。多少の捻りはあるものの、10代の頃にピーチーズとパンク・バンドをやっていたというのが信じられないほど彼女の音楽は無害で、プロデュースが行き届いていた。"マッシャブーム"や"アイ・フィール・イット・オール"や"1234"のような曲は、ふわふわの布団が似合うお上品なポップスで、人生に引っ掻き傷を残すようなものではない(だから売れたし、だからMORなのだ)。
 そういえば前作『ザ・リマインダー』が出たとき、「完全試合を果たしたピッチャーを観ているようだ」とまで『ヴィレッジ・ヴォイス』は絶賛しているのだが、まったくいい加減なものだ。良くも悪くも、そして前向きに言って、ファイストは軽い。彼女のチームメイトのゴンザレスもモッキーも、そして前作まで参加していたジェイミー・リデルも軽いほうが得意そうだし。それにファイストを聴いて、「それじゃあ」とブロークン・ソーシャル・シーン(彼女も参加しているトロントのアート・ロック・コミュニティ)に手が伸ばしているリスナーが多くいるとは思えない。

 『メタルズ』は「川とダムと湖の景色」にインスパイアされたというが、アートワークにも荒涼とした自然が描かれているし、クローザー・トラックがその情景描写となっている。彼女は、『レット・イット・ダイ』や『ザ・リマインダー』までとはまったく違った方角を向いている。100万枚以上も売れたという商業的な成功がいかに空しいことだったかを訴えているかのように、4年ぶりの4枚目のアルバムとなる『メタルズ』はアートワークが暗示するように孤独なアルバムなのだ。その点においては、ビョークにおける『ホモジェニック』に位置づけられる。が、このアルバムには流行の音への気配りはまったくないし、そのことが『メタルズ』を強いものにしている。
 アルバムの真価は6曲目の"The Circle Married The Line(円は線と結婚した)"から最後の"Get It Wrong, Get It Right(間違えて、正して)"までの7曲にある。たとえばクリスマス前の感傷的なこの季節にお似合いなのは......、"The Circle Married The Line"もそうだが、"Bittersweet Melodies(苦甘いメロディ)"も心温まるメロディを持っている。この2曲には商業音楽に求められる要素すべてを持っている上に、さらに何かを訴えているようだ。とくに"The Circle Married The Line"などは、険しい山道を登り切って360度見渡せるような場所にたどり着いたかのような、胸の透くような感動がある。目の前に地平線が見えるようなワクワクした感覚があるのだ。『NME』が彼女のことを「ミステリー作家」と形容しているように、説明をはぶいた歌詞も『メタルズ』を特徴づけているが、しかしヴォーカルには感情がともなっているので気持ちはなんとか伝わる。
 最後の3曲の流れも印象的だ。フォーキーな"Cicadas and Gulls(セミとカモメ)"で彼女は、孤独を楽しんでいる。同じようにフォーキーな"Comfort Me(慰めて)"で彼女は、他人を微妙に拒んでいる。そしてクローザー・トラックの"Get It Wrong, Get It Right"では、あたかも日本の短歌のような象徴的な言葉が繰り返され、自然と心の描写が美しいメロディとともに展開される。
 そんなわけで35歳のレスリー・ファイストはMOR王国から脱したと僕は思っている。もっとも『ザ・リマインダー』を「パーフェクト・ゲーム」だと評価した人を落胆させるレヴェルにまでは至っていないのは、結局のところ彼女の音楽はあまりにも上品なのだ。これ、貧乏人のひがみじゃないよ。前向きな意味で、クリスマス前の素敵な夜にどうぞと言っている。

vol.24:ブルックリンに!!!が帰ってきた! - ele-king

 12月10日(sat)から12月14日(wed)まで、!!! (チック・チック・チック)が久しぶりにノース・イースト・コーストをツアーをする。
 ニューヨークは12月11日(sun)@285 kent で、ショーペーパーのベネフィット・ショー。

 10時頃着くとすでに会場の前は人がわんさかいる。ソールド・アウトだそうで、それではと、隣の〈グラスランズ〉を覗くと、元ブラック・キッズのニュー・バンド、ゴスペル・ミュージックが演奏していた。隣が隣だからだろうか、場内はちょっとスカスカしている。
 〈285〉では、ショーペーパーのスタッフたちがドアにいたり、新聞を配ったりと、せっせと仕事をしていた。2週間にいちど発行しているこの新聞、私もずいぶんお世話になっている。トッドPのおかげで、ボランティアもかなり多い。
 オープニング・バンドはフレンズ。彼らは今週4回も(!)ショーがあり(私は先週も見た)、今日は2公演目だ(ミュージック・ホール・オブ・ウィリアムスバーグの後)。感心するほど忙しいバンドだ。
 そして!!!である。まわりをみるとオーディエンスは!!!世代が多い。もうすっかり結婚して落ち着いて、今日は久しぶりにライヴを見に来た......という感じのカップルが際立っているのである
 私は、彼らをサクラメント時代から知っていて(昔のレーベル・コンピレーションに参加、アートワークを担当して貰った)、現在のメンバーで知っているのは、オリジナル・メンバーのニック(vo)、マリオ(g)、ゴーマン(key & electro)のみ。新しいメンバーの3人(アラン、ポール、ラファエル)が一緒にプレイしているのを見るのは実は初めてだった。新曲をテストするという名目のミニツアーだが、久しぶりの彼らのショー、しかも彼らの規模では考えられない小さな会場なので、チケットはソールドアウトして当たり前なのだ。入場料もたった$10(700円)ですよ。ニューヨークはショーペーパーのベネフィット・ショー。トッドPの仕切り。完璧である。

 新バンド体制になっても、ニックのハイテンション、基本のリズム感は変わらない。どこから聴いても!!!節だ。新しい曲をテスト? しかし彼らのオリジナル節が基本にあるのだから、まあ間違いない。さすがに今日はショート・パンツではなかったが、ニックのはっちゃけぶりもあいかわずだ。途中で、「ちょっと頼んで良い? 誰かタオルかしてくれない?」と観客にお願いすると、誰かのスカーフが投げられ、ニックはそれで汗を拭く。そしてそのままスカーフを首に巻き歌い出す。観客のダイブも激しく、前でも後ろでも人がどんどん流れてくる。さらにはニックも運ばれて後ろまで転がってしまった。
 余談だが、ニックは会うたびにライトニング・ボルトのブライアン・Cに顔が似てきている。

 この間のジ・オー・シーズといい!!!といい、そしてライトニング・ボルトといい、ブッキングをしているトッドPといい、再活動しはじめたザ・ラプチャーといい、ひとまわり回ってまたこの世代が盛り上がっている。ブルックリンのこの周辺ではそうなんです!

Raleigh Moncrief - ele-king

 アニマル・コレクティヴ世代のIDMとして、これ以上の標本はないかもしれない。パンダ・ベアはもちろんのこと、アニコレのサイケデリアからポップでトロピカルな要素を切り出して展開させたMGMTやドードース、同時期のブルックリンを賑わしたダーティ・プロジェクターズやダン・ディーコンなどの片鱗が、この作品にはずらりと並んでいる。リリース元の〈アンチコン〉周辺からはデイデラスやバスの面影もあり、あとはマスロック的なアプローチが特徴的だろうか。この作品のコンポーザー、ローリー・モンクリーフは、ヘラのザック・ヒルと懇意で長年のコラボレーターである他、マーニー・スターンのツアー・ギタリストも務めていたりと実際にエクスペリメンタルなロック人脈に連なる人で、ダーティ・プロジェクターズ『ビッテ・オルカ』の共同プロデューサーとしても名が知られている。最近ではギャングリアンズの新譜にもプロデューサーとして参加しているから、現USのインディ・ミュージック・シーンのある一面を確実に体現している存在だと言えるだろう。

 アルバムはまずパンダ・ベアのソロから〈ウッジスト〉へとまたがる大浴場的な音響を持った"ジ・エアー"からはじまる。アコースティック・ギターが豊かなリヴァーブとともに響き、多重録音によって彼自身のヴォーカルがダーティ・プロジェクターズ風の複雑なコーラスを生み出している。ビートも多層的に展開し、このあたりはデイデラスなどを思わせる。"ア・デイ・トゥ・ダイ"にも顕著だが、こうしてばらばらに枝葉を伸ばし始めた各パートはアコギをメインとしたユニゾンのリフで突如まとめられるパターンが多い。こうしたときのアコギはとてもパーカッシヴに機能していて、そのへんはドードースと比較できるだろうか。"キャスト・アウト・フォー・デイズ"の冒頭などはヴォーカリゼーション含めMGMTを思い出さずにはいられない。お聴きの方によってはまだまだこうした例が挙げられるだろう。とにかく「歩く00'Sインディ図鑑」である。
 しかし、彼のアイデンティティはやはりギターにある。非常に多くの音色やノイズが用いられているが、ギターが主軸となっていることがよくわかる。そして声にはそれに張り合うだけの強度こそないが、ハーモニーへ向けられた意志がそれを補っている。ギターとコーラス。アニコレ以降のインディ・ロックが、彼の持てる方法の中でその二つに分光されて消化されているのだなといった印象を受ける。両者ともたっぷりとして催眠的なサイケデリアを生んでいて、アニマル・コレクティヴのなかにチルウェイヴの種が宿っていたことを、というかアニマル・コレクティヴのひらいた地平を耕地し拡大したのがチルウェイヴであったことを図表のように示し証明してくれるアルバムだ。

 ただ、作品レヴェエルで考えたときには、うまく整理されているとはいいにくい、なかなか微妙な作品だとも言える。アイディアも方法もはっきりとしているのだが、それを統べるものがいまひとつ見えてこないと言えばよいだろうか。彼自身、これを作り上げたことでどのような喜びを得たのか、なぜソロ・アルバムを制作したいと思ったのか、そうした部分が不思議と空っぽな作品だと感じた。ここを満たす動機があれば、方法は命となり、必ず存在感のあるアルバムになるだろう。

Chart by TRASMUNDO 2011.12.13 - ele-king

Shop Chart


1

ILL FANTASTICO

ILL FANTASTICO STEAL MY SUNSHINE vol.4 »COMMENT GET MUSIC

2

BUSHMIND

BUSHMIND GRAZE THE SKY »COMMENT GET MUSIC

3

YUKSTA-ILL

YUKSTA-ILL QUESTIONABLE THOGHT »COMMENT GET MUSIC

4

DJ BISON

DJ BISON PRESIDENT'S SOUR »COMMENT GET MUSIC

5

Tee-$hort

Tee-$hort NIGHT&BAY vol.2 »COMMENT GET MUSIC

6

THE LEFTY×Atsuhiro Ito×Fuyuki Yamakawa

THE LEFTY×Atsuhiro Ito×Fuyuki Yamakawa live@asia »COMMENT GET MUSIC

7

DJ Killwheel a.k.a.16FLIP

DJ Killwheel a.k.a.16FLIP 301 BACKYARD RIDDIM »COMMENT GET MUSIC

8

CE$ a.k.a.$kinny cee&MASS-HOLE a.k.a.BLACKASS

CE$ a.k.a.$kinny cee&MASS-HOLE a.k.a.BLACKASS reflections in the 57 »COMMENT GET MUSIC

9

373

373 ...day in the... »COMMENT GET MUSIC

10

She luv it

She luv it unholy judgement ep »COMMENT GET MUSIC

vol.23:インディのクリスマス・キャロル - ele-king

 ザ・ミュージック・テープスとは、ジュリアン・コースターのひとり遊園地バンドだ。彼は、ニュートラル・ミルク・ホテル、オリヴィア・トレマ・コントロール(エレファント6集団)などさまざまなバンドでも活躍している。
 ジュリアンのライヴは、彼の家に招かれ、手厚くもてなしをされ、体全体がほっこり温まり、お腹いっぱい満足して帰る、というように、とても幸せなひとときを約束してくれる。彼のルーツがジプシーということもあるが、これが彼の本来の姿なのだ。彼自身がすでに遊園地なのである。
 以前にも書いたことがあるが、私がアセンス(エレファント6集団の拠点地)に滞在していた頃、彼とザ・ミュージック・テープスの活動について面白い会話をしたことがある。彼の夢は、ザ・ミュージック・テープスの遊園地(オービタル・ヒューマン・サーカスという)を背負って世界中でパフォーマンスをしたいというものだ。ザ・ミュージック・テープスのパフォーマンスを見た人にはわかるが、ノコギリ、巨大メトロノーム、自動オルガンなど、彼の演奏を手助けするゲストが目白押しする(もちろん本物の人間もいる)。
 そしてホリディ・シーズンになると、「エレファント6のホリディ・サプライズ」(彼らの1stアルバムに入っている曲名でもある)という名を冠してのツアーが、オリヴィア・トレマ・コントロール、エルフ・パワー、ジャービルズ、オブ・モントリオールなどエレファント6のバンド集団がいっせいに集まって毎年のようにおこなわれる。ミュージック・テープスのクリスマス・キャロルもここ何年間の定番になっている。

 ミュージックテープスが、キャロリングして欲しい家にお邪魔して、クリスマス・エンターテイメントをお届けする、いわゆるクリスマス版の移動遊園地である。今年は12月2日のシャーロットからはじまり、アセンス、ラリー、ワシントンDCエリア、フィラデルフィアエリア、NYエリア、NYアップステイト、マサチューセッツ、ロードアイランド、ニューイングランドなどを訪れる。自分の家に、クリスマス・キャロルをデリバリーしてくれるなんて、何よりも嬉しいクリスマス・プレゼントだ。
 キャロリング場所の詳細は、招待を依頼した人にシークレットに知らされる。みんながみんないけるわけではない(人の家なので制限もある)。内緒で、ジュリアン(ミュージックテープス)にニューヨークは、どこに行くのか聞いてみると、リストが送られてきた。場所はブルックリンのみ3箇所。マンハッタンからの依頼もあったらしいが、すでに締め切ったあとだった。
 行ったことのない家に音楽を聴きに行くなんて変な気分だ。私は、ニューヨーク日程の最終(11:30スタート)に参加した。

 場所はブルックリンの下の方、フォトグリーンと呼ばれる地域だ。アドレスの場所に着くと「ミュージック・テープス、この番号に電話して」と張り紙がある。電話するとゲートまでホストが迎えに来てくれた。今日のホストは、プラットインスティチュートに通う男子学生で、この家も学生寮らしい。
 とてもクラシカルな木目調の建物で、螺旋階段、アンティークなエレベーター、地下室、表には庭があり、私が昔、留学していたスポケーンの学生寮を思い出した。1階と2階に生徒が住み、3階は校長先生夫妻が住んでいるという。
 家のなかは、すでに人が集まってホット・トッディ(ウイスキーとレモンティ)を飲んだり、クッキーを焼いていたり、ホーム・パーティになっている。入口でドネーションとして5ドルを払う。「どうやってこのショーを知ったの」といろんな人に訊くと、「ルームメイトが行くから」、「ホストの友だち」、「ミュージック・テープスのファン」......といった具合に、みんなそれぞれだった。まあとにかく私には、若い世代がミュージック・テープスを好きでいることが心強かった。

 11時30分の予定だったが、彼らが到着したのは1時間後、さらにセットアップなどで、はじまったのは午前1時を回っていた。地下の部屋はあっという間に50人ぐらいで埋まっている。ひとつ前のキャロリングに参加していた人もそのままついて来てて、前のショーの様子など話していた。

 ねずみの鐘部隊、歌う雪だるま、電動(?)オルガン、シンギング・ソウ、バンジョー、ツリー、キャンドル、テープレコーダー、色んな物に囲まれて、キャロリングはスタート。ニット帽、赤のセーターのジュリアンが、ここにきてくれた人に感謝の意を込めて語りはじめる。毎年やっているこのキャロリング・ツアーについて、1年のなかでいちばん好きなツアーで、この瞬間がどれだけ大事か、さらには人間という種類、木や自然ついて......。
 シンギング・ソウを手に持ちながら語るジュリアンのひと言ひと言にみんな反応し、笑い、驚いている。ジュリアンが観客とのコミュニケートを大切にし、どれだけ好きでやっているかが伝わってくる。手品師、サーカス、チンドン屋などの要素がすべて入った混合のエンターテイメントだ。
 今日のメンバーはジュリアン、ロビー、イアンの3人。これが現在のミュージック・テープスのメンバーだ。ジュリアンはシンギングソウ、バンジョー、オルガン、歌など中心で、イアンはシンギングソウ、オルガン、バンジョー、テープレコーダー、鈴など、実はもっとも重要な役割をしている。ロビーはホーン隊で、曲に色を添えてくれる。
 曲ごとにパートも人もすべて交代し、ある曲は3人、ふたり、ひとり、さらには、雪だるまとオルガンとの共演だったり、ネズミの鐘部隊が登場したり、アメリカの定番のホリディ・ソングがテープでループされ、それに彼らが音を乗せていったり、ホリディ・ソングを振り付きで歌ったり、音楽のショーというか、「ミュージックテープス」のショーとしか表現できない、完璧なエンターテイメントだった。夢のなかのいるようで、まわりを見てもみんな笑顔だった。

 終わった後、ジュリアンにいくつか質問してみた。

今日は、とっても楽しませてもらいました。日本ではキャロリングという習慣が浸透していないし、私も実際は経験したことがないのですが、今日のショーを見て何となく理解できました。キャロリングについて、少し説明してもらえますか。

ジュリアン:キャロリングは、クリスチャンの伝統行事で、クリスマス前に、教会、路上、家などで歌われてる。クリスマス後や12月前におこなわれるとバッドラックなので、いつもこの時期なんだ。

このキャロリング・ツアーは今年で何回目ですか。私は、2年ぐらい前に、初めてミュージック・テープスがこんなことをやっていると噂にききました。

ジュリアン:6年目だよ。僕らは他にララバイ・ツアーもやってんだ。これならホリディ・シーズン関係なくできるからね。

どのようにこのキャロリング・ショーをお知らせしているのですか。私は、『ブルックリン・ヴィーガン』に載っているのをみたのですが。

ジュリアン:レーベル(マージ・レコード)のウエブ・サイトとか、音楽系の媒体(ピッチフォークなど)。2週間前ぐらいに『ブルックリン・ヴィーガン』に記事が載ったんだけど、そこから招待の依頼数が激増したよ。僕らのレーベルはシャーロットだから、今年はそこからはじめた。

行く都市はどのように決めるのですか。今回はイーストコーストのみのようですが、1日につきいち都市ですか。

ジュリアン:本当はこの時期にヨーロッパにいるはずだったんだけど、キャンセルになって、今回のツアーができることになった。僕はそのほうが嬉しいからいいんだけど(笑)。今年はイースト・コーストのみだけど去年は全米を回って全部で2ヶ月ぐらいかかったよ。すでにクリスマスを過ぎて、クリスマス・キャロリングではなくなちゃったけど(笑)。毎日、家から家へ移動するから、場合によるけど、例えば広い都市、サンフランシスコなどは、オークランドやサンフランシスコと2日やったよ。

もし私の家に招待するなら費用はいくらかかりますか。招待を受ける決め手は。あと泊まるところはどうしているのでしょうか。

ジュリアン:キャロリングで、何処何処に行くとアナウンスをしてから、各地から招待を受け、何件回れるかルートを組んで決めていく。毎日数軒回って、大体最後の場所で泊まって行くよ。カウチで横になったりして、そして朝になったらロードに戻るんだ。費用はドネーションと泊まる場所でOK。

今年のツアーはいかがですか。

ジュリアン:今年は少なくて12日間ぐらい。と言っても12日で1日3回公演するんだから、けっこうな数だよね。レーベルのあるシャーロットからはじまり、アセンスに戻り、イーストコーストというルートだよ。今日の最初の場所は、とても小さなレイル・ロードのアパートで、機材を運ぶときに横になって通らなければならなかったり、蝋燭をあっちの窓やこっちの戸棚などいろんなところに置かなければならなかったり。それぞれのショーは全然違うし、これが毎回違う家に行く醍醐味なんだよね。いつも、どんなショーができるのか楽しみだよ。
 今日の(最後)場所はとてもいいね。地下のスペースが広いし、50人ぐらい入ったんじゃないかな。普通の家はそんなに入らないからね。ホストに聞いたらプラットの寮で、校長先生夫妻が上の階に住んでるとか。あまり大騒ぎできないけどね。


 来年は日本にも来てもらえないでしょうかねー。

関連リンク:https://www.brooklynvegan.com/...

Coldplay - ele-king

あの星たちを見てごらん
彼らが君のために輝く様子を
そして、君の行いすべてのために輝く様子を
そう、彼らはイエローなんだ "Yellow"(2000、筆者訳)

 歴史の一側面において、長らく「政治」的なものと向き合い、深くコミットしてきたロック・ミュージックにとって、サブプライム住宅ローン・クライシス以降、「政治」よりもむしろ「経済」の問題が世界にとって支配的になってきたのは不幸だった。『ローリング・ストーン』誌は、はっきりと書いている。「コールドプレイの前作から3年、世界が抱える問題は切迫を増しており、もはや子守唄などでは解決できないところまで来ている。それがたとえ、21世紀で最大のバンドによるものであったとしても、だ」。そう、音楽という抽象表現の役割は、この複雑な世のなかで、ますますシビアなものになっていくだろうし、その渦中で「民衆を導く女神」に扮するには、いるかもわからない「敵」を想定しながら、あくまでも便宜的に抵抗し、傷ついていく人たちに寄り添う(=子守唄を歌う)しかないのであろう。とすれば、その反動として、ダブステップ、チルウェイブ、あるいはジュークと、ポップ・ミュージックの先端が、それぞれの手段で非言語的な方向に逸れていくのは必然だったとも言える。

彼女がまだ幼かった頃
彼女は世界に希望を持っていた
しかしそれは彼女の手の届かないところへ行ってしまう
彼女は逃げ出して夢を見る
パラダイスの夢を....
彼女はいつでも目を閉じている "Paradise"(2011、筆者訳)

 そんな季節に、「希望」はあるのだろうか。「希望が前提でなくなった時代、私たちは何を糧に未来へ進んでいけばいいのでしょうか」(『希望のつくり方』、2010)と、玄田有史は、希望を追求した理由をこのような疑問に求めている。そう、それが無根拠に、素朴に、高々と掲げられることは、多分もうない。そうなってくれば、批評家の筋から「もしかしたら絶望は共有できるかもしれない」(宇野、2009)みたいな声が聞こえてくるのも必然であり、「希望は、戦争」(赤木、2007)のようなアンダークラスからの捨て身の言説が一定の共感を得る、というのも、ゼロ年代のリアリティとしてはONだったのだろう。しかし、結局のところ、「希望を語れない知性」に何の価値があるのだろう、とは、ときどき思う。それだったら、希望を歌う阿呆の方が、いくらか生産的なのでは、とも思う。また、ポップ・ミュージック的には、「シューゲイザーよりはスターゲイザーの方がマシなのでは」、という言い方もできる。

子どもたちは踊る
子どもたちはみな踊り明かす
月曜日の朝に生まれ変わるまで
僕は音量を上げる
いまはすっかりいい調子だ "Every Teardrops Is a Waterfall"(2011、筆者訳)

 それは最初、子守唄に過ぎなかった。だが、ミドルクラスの憂い、日々の漠然としたメランコリアを、いまでいう「セカイ系」(初出不明)的な遠近感でビッグ・スケールに歌い上げていたコールドプレイはいま、驚くべきことに、希望的な何かを無根拠に先取りしようとする。それは捏造、と言ってもいいのかもしれない。透明感の高い、いわゆる叙情的なブリット・ロックに、クリス・マーティンのファルセットを乗せるところからスタートした彼らはいま、アリーナ・ロックの大風呂敷に、ビッグ・エレクトロから剥奪したビビッドなシンセ、U2の諸作に深くインスパイアされたギター、大言壮語な詩情、そして、ほとんどの曲で繰り返される「Wow Wow」のビッグ・コーラスを投入。ビートはいつになく力強く打ち鳴らされており、"Hurts Like Heaven"、"Charlie Brown"から"Don't Let It Break Your Heart"まで、アルバム全編をアップリフティング(高揚的)な矢印が大きく貫いている。当然、それらはたとえ聴き手を強引にアップリフトさせても、その先には「何もない」、ということになる。その空虚さに耐え得るものを、彼らはまだ持ち得ていないし、強引に提出された希望というものを、具体的な何かに置き換えるのは難しい。一時的な気休めと言えば、終わりかもしれない。

 私は、もしかしたら考えすぎだろうか? 『ピッチフォーク』が言うとおり、重要なのは「リアーナを客演に招いた"Princess of China"がグラミー栄えすること」であり、「"Every Teardrops Is a Waterfall"がフェスの大トリにピッタリなこと」なのだろう、多くの人にとっては。それでもなお、野田努のような人間からすれば、これはロックの不名誉なのかも知れない。しかし今、こんな役割を担えるのは、彼ら以外にいないのだろうし、私は彼らがそのことに(多分)自覚的であったことを、好ましく思う。バッド・ニュースを好む人があまりにも多いいま、メインストリームをひた走る世界最大のバンドが、事実、スターゲイズしている(=希望を見上げている)というのは、決して悪い絵ではない。"Every Teardrops Is a Waterfall"で描かれるような、子供たちが夜通し笑い転げ、踊り弾け、世界の朝に小さな革命が灯っていく日を無根拠に夢見ること。"Paradise"で打ちひしがれた少女が、夢から目覚めて、朝の光をもう一度受け入れること。ヒーリング・ロックから出発した『The Bends』(レディオヘッド、1995)症候群のブリット・ロック・バンドは、いまや、数千万人に向けて"Yellow"(=子守唄)を歌うだけ以上の役割を、ついに担いつつある。

Chart by UNION 2011.12.12 - ele-king

Shop Chart


1

GONNO

GONNO The First Annual Report of Static Music STATIC MUSIC / JPN »COMMENT GET MUSIC
Japanese Alternative Label「W.C. Recordings」からの諸作品群、UK「PERC TRAX」からのSALMONとの共作、そしてFRANCOIS K最新MIX CD「HERTBEAT VOL.2」にも収録され、世界的なヒット12inchとなった「ACDISE #2」で世界に実力を知らしめたGONNOがMIX CDをリリース!!ディスクユニオン限定販売。

2

DEEPCHORD PRESENTS ECHOSPACE

DEEPCHORD PRESENTS ECHOSPACE Spatialdimension ECHOSPACE / US »COMMENT GET MUSIC
ECHOSPACEレーベルの看板、ROD MODEL(DEEPCHORD)と、LINKWOOD FAMILY"Miles Away"での傑作リミックスでも知られるINTRUSION=STEVE HITCHELL(SOULTEK)によるユニット・ECHOSPACEによる2009年作のリミックスアルバム。原曲は同じながらまったくそれを感じさせない綿密に作りこまれた異なるリズムが生み出すテンション、個々のアトモスフェリックなヴァイヴが放つ独特な雰囲気は彼等ならでは。アナログ盤収録音源に加え、これまでは配信のみのリリースでフィジカルでは初となる音源も含む全8トラックをリマスター収録。

3

LEGO FEET

LEGO FEET Ska001CD SKAM / UK »COMMENT GET MUSIC
ROB BROWN、SEAN BOOTHの両名がAUTECHRE以前に名乗っていた幻のユニット・LEGO FEETのデビュー・アルバムが20年の時を経てまさかのCD化! AUTECHREのファースト・アルバム「INCUNABULA」がリリースされる2年前、1991年にマンチェスターSKAMの記念すべきカタログ1番としてわずか枚数のみが流通し、すぐに市場から姿を消した"LEGO FEET"幻のアルバム。AUTECHREで見せる精緻で執拗なまでに磨き抜かれたトラックとは違い(どちらかというとGESCOMに近い)、HIP HOP影響下のファットなビートやレイヴ感を漂わせるブリーピーなシンセ、脳みそがとろけそうなアシッドなどがごった煮にされ、未完成のまま放り出されたような荒削りなサウンドは、AUTECHREの2人がどこからやってきたのかを明確に物語っています。

4

SEAHAWKS

SEAHAWKS Invisible Sunrise OCEAN MOON / UK »COMMENT GET MUSIC
リリースごとに反響が大きくなる注目の新世代バレアリック・デュオSEAHAWKSより2枚目となるフル・アルバムが早くも到着。デビュー作ではニュー・エイジ感溢れるアンビエンスたっぷりのシンセ・サウンド、先日リリースされたミニ・アルバムではスティールパンやパーカッションなどアコースティックな趣が強くなったトロピカルなバレアリック・ディスコ・ダブを披露、今作ではその二つにサックスやエレピのAOR的なムードも漂わせ、過去、現在、未来が交差する10年代ならではのノスタルジアが凝縮された上質なチル・アウト・ミュージックへと仕上がってます。

5

EDUARDO DE LA CALLE

EDUARDO DE LA CALLE Asr 012 Trilogy ANALOG SOLUTIONS / ESP »COMMENT GET MUSIC
限定カラー・ヴァイナル"Disco"シリーズでリリースの度地下シーンの話題をかっさらい、カルト的な人気を誇ってきたANALOGUE SOLUTIONS、前作009番で遂にその正体を現したスペインのベテラン・中核EDUARDO DE LA CALLEがまたも怒濤の3タイトル・リリースを敢行。ロング・スパンで展開しループするリフに足元からもっていかれそうになるスモーキーなハメ系のダブ・テックに時折射し込まれるハウシーなアレンジが素晴らしくクール。相変わらず一筋縄ではいかないサウンドです。

6

LUKE-HESS

LUKE-HESS Dubout #3 FXHE RECORDS / US »COMMENT GET MUSIC
KYLE HALLやJASON FINEと同じく、OMAR Sがその才能を見出し、現在ECHOCORDをはじめ様々なレーベルから作品をリリースするLUKE HESSが再びFXHEよりEPをリリース! 無骨なボトムに旋回するウワものとダビーなシンセのフロート感が絶妙なバランスで展開する"A1"やエレクトロベースとダブテクノをミックスさせた"B1"が従来のスタイルだが、90'sサイケなオールドスクール感を醸し出すシンセがひたすらフラットに重ねられた"B2"もまたドープ!

7

FRANCOIS K.

FRANCOIS K. Heartbeat Presents Vol.2 LASTRUM / JPN »COMMENT GET MUSIC
ニューヨークハウスの重鎮・FRANCOIS KEVORKIANによる ハートビートミックスシリーズ第二章。ハウスシーンの重鎮でありながら常に最先端かつ革新的な世界を魅せてくれるリヴィングレジェンドFRANCOIS K.、待望のAIRとのコラボ作品第二章は時空を超えた夢のような瞬間を体験させてくれる究極のDJミックスショー。ジャンルレスなダンスミュージックが違和感無く同じ時系列に存在し、ダンスミュージックの多様性と未来への展望を伺わせる内容。

8

UNKNOWN ARTIST

UNKNOWN ARTIST Unbalance#3 UNBALANCE / GER »COMMENT GET MUSIC
ベルリンとUKシーンで2008年よりDJとして活動している気鋭・ALEXANDER MATLAHOVによるプロジェクト・UNBALANCEの限定クリア・ヴァイナルが3タイトル入荷! こちらはカタログ3番! ファットなキックの上で畳み掛けるように鋭利なウワモノが積み上げられるフロアキラーなダブテクノのA面、一転じわじわと沈み込んでいく重層的なシンセがトリッピーなB-2と、期待を裏切らない秀作!

9

V.A.

V.A. Iotdxi (+2CD) R&S / BEL »COMMENT GET MUSIC
APHEX TWIN、DERRICK MAY、MODEL 500(JUAN ATKINS)、KEN ISHI等のテクノ・クラシック・レーベルとしては勿論、現在もJAMES BLAKEやLONE等までをカバーし、豊富なタイトルを誇るベルギーの老舗(現在はロンドンが拠点)レーベル・R&Sプレゼンツの最新コンピ「Iotdxi」、フォーマット3LPのアナログ盤が遂に到着!! +CD2枚組も封入のスペシャル仕様です。JAMES BLAKE、LONEは勿論、UNTOLDやBLAWAN、PARIAH、CHAIN等等、近年のR&Sを代表するポスト・ダブステップ~エレクトロニカ周辺のエッヂの効いたサウンドをたっぷり収めた見逃し厳禁の1枚!

10

KARENN(BLAWAN & PARIAH)

KARENN(BLAWAN & PARIAH) Sheworks 001 WORKS THE LONG NIGHTS / UK »COMMENT GET MUSIC
流石英国産、流石R&S育ち...!!! 積極的にエッヂの効いたサウンドへとコミットするベルギー発の老舗テクノ・レーベル・R&Sで現在中核を成すアーティスト、BLAWAN、PARIAHの両名が遂に組んでしまった強力極まりないニュー・プロジェクト、KARENNによる注目の第一弾リリースが彼らの新興レーベル・WORKS THE LONG NIGHTSより到着。猛烈なアンダーグラウンド臭を撒き散らし、圧倒的なストロング・スタイとと強烈なベース、ボトム、アレンジで展開するドープ・インダストリアル・ミニマル。今後も断固注目!

FLOATING POINTS & MARK FARINA - ele-king

 2011年もっともはずれがなかったレーベルとは......〈Tri Angle〉〈Planet Mu〉 そして〈Eglo〉でしょう!
 ダブステップにおけるソウル/ジャズ部門のトップ・レーベル、〈Eglo〉を主宰するフローティング・ポインツが金曜日、DJします。
 そして土曜日は、サンフランシスコの偉大なDJ、マーク・ファリナです。そして同時土曜日の代官山〈UNIT〉では、この10年、安定した人気をほこるロンドンのドラムンベースのレーベル、〈ホスピタル〉からNU:TONE とLOGISTICS がDJプレイ! 忘年会の帰りでもいいし、なんでもいいです。どちらかに行きましょう!

■FLOATING POINTS

2011/12/16(fri) DAIKANYAMA UNIT & SALOON
OPEN/START 23:30
ADV. 2,500yen (limited 150)
DOOR 3,300yen (with flyer 2,800yen)

DJ:FLOATING POINTS (Eglo records)
KAZUMA (PHENOMA/mo'wave/stillecho)
5ive (COS/MES)

SALOON
DJ:INNER SCIENCE
AMETSUB (nothings66)
LIVE:
DAISUKE TANABE

MORE INFORMATION : UNIT 03 5459 8630 www.unit-tokyo.com
YOU MUST BE 20 AND OLDER WITH PHOTO ID

■MARK FARINA

Primitive Inc. 5th Anniversary

2011/12/17(sat)
22:00 open/start
adoor: ¥3,500- / with flyer: ¥3,000-

@eleven
web: https://go-to-eleven.com/

DJ:MARK FARINA (Mushroom Jazz/OM/from San Francisco)
HIROSHI WATANABE a.k.a. KAITO (Kompakt/Klik Records)
DJ YOKU (A Hundred Birds)
DJ ENDO (CONVERGE+/King Street Sounds)

Lounge DJ:MARK FARINA -Mushroom Jazz Set- (Mushroom Jazz/OM/from SanFrancisco)
CALM (Music Conception)
DJ KENSEI (Coffee & Cigarettes Band)
KZA (Force of Nature)
DJ SHIBATA (Thousand Finger/探心音/the oath)

Live: Paint: VIX
Food: KOYO
Host: Niiiyan & NAGOYA
Primitive Inc.
web: https://www.primitive-inc.com
twitter: https://twitter.com/primitive_inc

■NU:TONE + LOGISTICS
DRUM & BASS SESSIONS 2011
"HOSPITAL X'mas"

2011.12.17 (SAT) @ 代官山UNIT
feat. NU:TONE + LOGISTICS (NU:LOGIC)
with: ☆Taku Takahashi
TETSUJI TANAKA
DJ MIYU

vj/laser: SO IN THE HOUSE
saloon: "DOGGY"SACK, Eccy, DJ PRETTYBWOY, Endless,Rolling Maestro
open/start 23:30
adv. \3500 door \4000
info. 03.5459.8630 UNIT
https://www.dbs-tokyo.com

Chart by JET SET 2011.12.12 - ele-king

Shop Chart


1

CANYONS

CANYONS SEE BLIND THROUGH »COMMENT GET MUSIC
RunawayとのスプリットやDFAからのソロ・リリースで御馴染みのオージー・ユニット、Canyonsによる話題の一枚がコチラ。Dr Dunks Remix収録のサンプラーVol.1に続く新作は、本年大晦日のプレイが楽しみ過ぎるDJ Harveyによるキラー・リミックスを収録!!

2

FRANCOIS K.

FRANCOIS K. HEARTBEAT PRESENTS MIXED BY FRANCOIS K.×AIR VOL.2 »COMMENT GET MUSIC
2011年のHeartbeatシリーズ締めくくりはFrancois K.!11月発売のDerrick Mayの興奮冷めやらぬ中立て続けにレジェンドがミックスをリリース。本作はハウスを中心とした貫禄十分のミックスを収録。

3

INNER SCIENCE

INNER SCIENCE THEME OF THE PENETRATES »COMMENT GET MUSIC
Twinpeaksに続くBlack Smokerのミックス・シリーズはInner Scienceのミックス三部作の完結編。芯のあるグルーヴを携えつつ、自身のプロダクションで披露しているようなメロディー・センスを絶妙に醸し出す『Theme of...』シリーズの最終章に相応しいミックスを収録。

4

LEO ZERO EDITS

LEO ZERO EDITS GOT SOUL »COMMENT GET MUSIC
ガラージ・クラシックス・リエディッツ第1弾が爆発的なヒット作となった、A Mountain of Oneのフロントマン、Leo Zeroによるセルフ・レーベル第2弾が早くも登場。

5

EMANATIVE & AHMED ABDULLAH

EMANATIVE & AHMED ABDULLAH LIONS OF JUDAH »COMMENT GET MUSIC
おなじみGiles PetersonのBrownswoodから、またまたビッグタイトル登場。偉大なジャズ・ドラマーが残した名曲をEmanativeとAhmed Abdullahがダンサンブルにカヴァー!!

6

AMY WINEHOUSE

AMY WINEHOUSE LIONESS: HIDDEN TREASURES »COMMENT GET MUSIC
今年、突如この世を去ったAmy Winehouse。新曲、未発表カヴァー等を集めた3枚目のアルバムが登場!!話題の"Our Day Will Come"やNasとの共演曲等、素晴らしい内容です。US重量盤アナログ2枚組。

7

TINARIWEN

TINARIWEN TENERE TAQQIM TOSSAM (FOUR TET REMIX) »COMMENT GET MUSIC
Battelesのリリースで幕開けたポスト・ポスト・ロック系要注目レーベルからの005番は、フジロック出演も果たしたマリ共和国のグループTinariwenによる限定500枚プレス12"!!

8

SEAHAWKS

SEAHAWKS INVISIBLE SUNRISE »COMMENT GET MUSIC
USインディ・ダンスとも共鳴する孤高のUKユニット、Seahawks。2枚目のフル・アルバムが、自主レーベルOcean Moonから到着!!今回も完全限定盤につき絶対お買い逃しなく。

9

HEAVY DISCO / DARKSTARR

HEAVY DISCO / DARKSTARR I AIN'T HIDING »COMMENT GET MUSIC
Ashley Beedle主宰"Modern Artifacts"待望の新作第三弾は、Disco DevianceオーナーとのHeavy Disco、さらにDJ CosmoとのDarkstarrによるリエディット2作品をカップリング。

10

V.A.

V.A. IT'S LOVE ON WHEELS ! »COMMENT GET MUSIC
Sleazy McQueenが主宰する人気リエディット・レーベル"Whiskey Disco"最新作。Cole Medina & Anthony Mansfield、Yves Saint Laur'ant、Bottinに続く"Jolene"ネタを披露したDisco Techと、リエディット・シーンの要人4組による大推薦の一枚です。是非!!

Hessle Audio Japan Tour - ele-king

 シャックルトンの来日が大成功だったというじゃないですか。東京も大阪も、素晴らしいリアクションがあったようです。行った人がみんな「良かった」と言っています。人が入っただけではなく、盛り上がったんです。いよいよ日本のダンスフロアにも、本格的にダブステップ~ベース・ミュージックの火が着いたようですね。
 ダブステップ~ベース・ミュージック系で言えば、2011年、最後の注目パーティはこれです。〈ヘッスル・オーディオ〉です。みなさんが大好きなジェームズ・ブレイクのシングルもアルバムが出るずいぶん前にリリースしています。それもひねりのきいた良い曲ですが、やはり2011年にリリースされたコンピレーション・アルバムが本当に素晴らしい。ポスト・ダブステップにおける最良のレーベル・コンピレーションだと思います。
 まあ、なんにせよいまこのタイミングでラマダンマン(ピアソン・サウンド)というポスト・ダブステップ・シーンにおいてだんとつに人気のあるDJ(M.I.A.のリミックス、レディオヘッドのリミックス、いろいろある)、そしてレーベルの相方であるパンジアがふたり揃って来日すること自体ワクワクする。
 どうか逃さないように!


2011.12.22 Thu Before Holiday

7even Recordings & Basement Ltd. present
Hessle Audio Japan Tour
feat. Pearson Sound aka Ramadanman & Pangaea
at UNIT

OPEN: 23:30
DOOR: 3000yen(adv.) | 3500yen(door)

[UNIT]
-DJ-
Pearson Sound aka Ramadanman
Pangaea
ENA
Greg G
Yusaku Shigeyasu

[SALOON]
-DJ-
Dx
100mado
Audace
A Taut Line
CHAM+i

[SHOP]
DISC SHOP ZERO


「ダブステップ = ハーフステップ」の概念にとらわれないベース・ミュージックが持つ自由な可能性を拡張し続ける「Basement Ltd.」が新天地〈UNIT〉にて5回目の開催を高らかに宣言。ジャンルの壁を飛び越え評価を獲得する最重要レーベル〈Hessle Audio〉のショウケースがここ東京で実現します!
 レーベル・オーナーでもあるふたり、かつてはRamadanmanとして既存の音楽を独自に再構築した鮮烈な作品を世に放ってきたPearson Sound、そしてそのアザーサイドとも言えるエクスペリメンタル感溢れる強烈なプロダクションで知られるPangaeaをフィーチャー!
 彼らを中心に生み出される、UKガラージ、テクノ、ハウス、ジュークなど新旧を問わない数多くの要素を含んだプロダクション、DJスタイルは今まさに聴かれるべきサウンドといっても過言ではない。後に説明不要なまでに評価を得たJames Blakeや、Ricardo Villalobosにヘヴィー・プレイされたJoeなどと言った才能をいち早く発掘するなど、その審美眼には定評がある彼らが魅せる"次なる"サウンドに期待が高まる。

 〈7even Recordings〉からのリリースが高い評価を得たENA、そしてBasement Ltd.のレジデントGreg GとYusaku Shigeyasu、SALOONでは東京のベース・ミュージックを牽引するSoiからDx、「Back to Chill」レジデントである100mado、Diskotopiaのプロデューサー、A Taut Line、レーベル〈Inductive〉から〈Audace〉、そしてディープ・フロウ・ドラムンベース・パーティ「NEON」からCHAM+iが登場、
 さらには確固たる信念のもと良質な音楽・文化を届けているDISC SHOP ZEROをUNIT内に設置し、全方位からマッシヴなベースラインを保証!

https://hessleaudio.com
https://soundcloud.com/hessleaudio

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634 635 636 637 638 639 640 641 642 643 644 645 646 647 648 649 650 651 652 653 654 655 656 657 658 659 660 661 662 663 664 665 666 667 668 669 670 671 672 673 674 675 676 677 678 679 680 681 682 683 684 685 686 687 688 689 690 691 692 693 694 695 696 697 698 699 700 701 702 703 704 705 706 707 708 709 710 711 712 713 714 715 716 717 718 719 720 721 722 723 724 725 726 727 728 729 730 731 732 733 734 735 736 737 738 739 740 741 742 743 744 745 746 747 748 749 750 751 752 753 754 755 756 757 758 759 760 761 762 763 764 765 766 767 768 769 770 771 772 773 774 775 776 777 778 779 780 781 782 783 784 785 786 787 788 789 790 791 792 793 794 795 796 797 798 799 800 801 802 803 804 805 806 807 808 809 810 811 812 813 814 815 816 817 818 819 820 821 822 823 824 825 826 827 828 829 830 831 832 833 834 835 836 837 838 839 840 841 842 843 844 845 846 847 848 849 850 851 852 853 854 855 856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 871 872 873 874 875 876 877 878 879 880 881 882 883 884 885 886 887 888 889 890 891 892 893 894 895 896 897 898 899 900 901 902 903 904 905 906 907 908 909 910 911 912 913 914 915 916 917 918 919 920 921 922 923 924 925 926 927 928 929 930 931 932 933 934 935 936 937 938 939 940 941 942 943 944 945 946 947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 960 961 962 963 964 965 966 967 968 969 970 971 972 973 974 975 976 977 978 979 980 981 982 983 984 985 986 987 988 989 990 991 992 993 994 995 996 997 998 999 1000 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008 1009 1010 1011 1012 1013 1014 1015 1016 1017 1018 1019 1020 1021 1022 1023 1024 1025 1026 1027 1028 1029 1030 1031 1032 1033 1034 1035 1036 1037 1038 1039 1040 1041 1042 1043 1044 1045 1046 1047 1048 1049 1050 1051 1052 1053 1054 1055 1056 1057 1058 1059 1060 1061 1062 1063 1064 1065 1066 1067 1068 1069 1070 1071 1072 1073 1074 1075 1076 1077 1078 1079 1080 1081 1082 1083 1084 1085 1086 1087 1088 1089 1090 1091 1092 1093 1094 1095 1096 1097 1098 1099 1100 1101 1102 1103 1104 1105 1106 1107 1108 1109 1110 1111 1112 1113 1114 1115 1116 1117 1118 1119 1120 1121 1122 1123 1124 1125 1126 1127 1128