「MAN ON MAN」と一致するもの

 「ハウス・オブ・ヴァンズ」というイヴェント・スペースがグリーンポイントにある。
去る7月21日、ウィリアムスバーグの、いちばん川側のフランクリン通りを北に歩いて行くとグリーンポイントになるのだが、そこに近づくにつれて、音が大きくなってくる。ヴァイタミン・ウォーターのトラックが停まっていたり、人が群がっていたり、一目瞭然。セキュリティを軽々通り抜けると、広い場所が目の前に広がる。手前にテーブルが並び、Tシャツやカスタム・ヴァンズが置いている。「これ売ってるの?」と尋ねると、すべてフリー。サイズを聞かれ、ハイ、とTシャツとヴァンズを手渡される。Tシャツは、今回のイヴェント「クラシック&ブルックリン」のロゴ入りで、ヴァンズはヤーヤーヤーズの衣装でもお馴染みのクリスチャン・ジョイのカスタムデザインだ。

隣のブースには女の子たちが群がっている。ヴァンズ・クラシックのデザインのネール・シート(ミンクス提供)がフリーで配られていて、女の子はせっせとネイルシートをつけている。4種類あって、同じ柄のオリジナルのヴァンズがガラス・ケースのなかに仰々しく飾られている。
その日の出演者、ウィドウスピークはすでに終わっていて、ダム・ダム・ガールズを見ようとステージに近づくと、後方には写真撮影場所があり、スケートボードが出来るエリアがある。もっと奥にいくと、アウトサイドエリアまである。そこにはフリー・ドリンク(ヴァイタミン・ウォーター他アルコールも)やフード・トラック(フィルズ・ステーキコム・シ・コム・サ)などがあり、小学校の運動場みたいに、ゆうに1000人は収容出できるスペースだった。
実は行くまでは、どうせぎゅうぎゅうに混んでいて、ライヴもろくに見れないんだろうと思っていたが、大きな間違いだった。さすが老舗のパーティ・ブランド!

 個人的な印象では、こういうイヴェントは、人が来すぎてドリンクも気軽に買えないし、ライヴも人が多くて、見れないことが多い。が、このイヴェントの良いところは、人が集中しないように、さまざまなアトラクションをスペースのあちらこちらに設置し、人がばらけるように仕向けているところ。もちろんこの広さが大きなポイントだが、ライヴ中でも、ネイルに夢中な女の子がたくさんいたし(たぶんボーイフレンドについてきて、バンドには興味がない)、外でハング・アウトしたり、スケー・ボード・エリアで気持ち良さそうに寝転んで、上からライヴを見ている輩もいて、それぞれの楽しみ方ができる、空間の作りがいいのだろう。そう言えば、コンヴァースはウィリアムスバーグに音楽スタジオを作り、ブルックリンの若手ミュージシャン、バンドのレコーディングをフリーで開放している。コンヴァースといえば大企業で、大企業といえば、たいていは人気スターや有名人のサポートを好むものだが、このようなかたちでまだ若い才能をサポートしていることは、正直、感心させられる。

 さて、久しぶりのダム・ダム・ガールズだったが、ディディが金髪になっていて、他の3人のメンバーも相変わらずブリブリに健在。みんな黒のコスチュームなのでディディの金髪がより際立っていた。新曲、古い曲をミックスしたセットで、MCは少ないが、ところどころで「今日は来ていないのだけど、これは私の旦那について書いた曲です」など、はっとするプライヴェートな言及があり(聞いたことがなかったので新曲?)、相変わらずの客に媚びないパフォーマンスであった。

 イヴェントは、ロスアンジェルスのアイ・アム・サウンドがプレゼンターで、ロスアンジェルス、ブルックリン、ポートランドで開かれている。ブルックリンでは、6月20日にはラプチャー、タンラインのショーも行われた。ブルックリンのラインナップは以下の通り。7/26:キングカーン&シャリンズ、エブリマン 8/2:ワッシュド・アウト、チェアリフト、レモネード 8/16:カーシヴ、ティタス・アンドリニカス、ラブ・アズ・ラフター 8/29:ターボネグロ、バロネス、ドゥーム・ライダー、ナイトバード。ココを参照→
企業がサポートしているフリー・イヴェントも千差万別だが、今回は感じの良いものだった。是非、日本の企業も見習っていただきたい(笑)。

Chart JET SET - ele-king

Shop Chart


1

Windsurf - Weird Energy Remix (Catune45) /
『Bird Of Paradise』以来約3年ぶりとなる新作は洗練された極上のバレアリック・トラックを収録した12インチ!リリースはBorisでお馴染みのCatuneから!

2

Cro-magnon - Riding The Storm -Idjut Boys Remixes- (Jazzy Sport) /
Idjut Boys Remix収録!最高の形でカム・バックを遂げた国内屈指の3ピース・ジャム・バンド、Cro-magnon。パーカッシヴでダビーな強力12インチが到着!

3

Mandog - Guitar Pop (Room Full Of) /
初陣を飾る本作は、宮下敬一によるソロ・ギター・プロジェクト、Mandogによるオリジナル楽曲"Guitar pop"と同曲の"Gonno Remix"を収録した強力12インチ!

4

Jeremiah Jae - Raw Money Raps (Brainfeeder) /
相棒Samiyamの紹介でFlying Lotusががただちに契約を交わしたというシカゴ出身/L.a.在住の新鋭Jeremiah Jaeが待望のフィジカル・デビュー。凄まじいまでの個性です!!

5

Ashley Beedle - Riders On The Storm / Eminence Front (Modern Artifacts) /
Ashley Beedle主宰の人気エディット・レーベルから登場の最新作は、The Doors名曲カヴァー作品とロンドン・インディ・バンドの作品をエディットした注目作!

6

Blu & Exile - Maybe One Day (Fat Beats) /
2007年リリースの名盤『Below The Heavens』の正規リリースも記憶に新しいBlu & Exileのタッグですが、2011年に発表されたもののフィジカルリリースの無かった楽曲が新たに10"インチ化!

7

Kathy Diamond & Mastercris - Right There (Endless Flight) /
世界中から注目を集める日本が誇る名門Endless Flightから登場となる、Kathy DiamondとMastercrisによるコンビが送るバレアリック系ニュー・ディスコ・チューン!

8

Afro Latin Vintage Orchestra - Last Odyssey (Ubiquity) /
10人編成のド迫力サウンドで強力なグルーヴを生み出すパリのアフロ集団。キラーなD-3をはじめ、本作もアフロ・ファンク+スピリチュアル・ジャズな大傑作です!

9

Rayko - Dragon Soul (Glenview) /
先日リリースされ大好評となった限定盤に同封されていた、スパニッシュ・プロデューサーRaykoによるファースト・アルバム『Dragon Soul』が待望のアナログ2枚組にて登場。Onur Enginに続く"Glenview"発のアルバム作品第二弾!!

10

Mannmademusic - The Hustlers Ep (Glenview) /
Volta CabやMatthew Kyleらのリリースで知られる"Diner City Sound"の最新作に登板したUkのMannmademusicによる最新4エディッツが"Glenview"より登場。

Flying Lotus - ele-king

 フライング・ロータス自身が「神秘的事象、夢、眠り、子守唄のコラージュ」と呼ぶ新作の詳細があきらかになった。
 2008年のセカンド・アルバム『ロサンジェルス』によってビート・シーンに新風を吹きこみ、UKのベース・ミュージックとも交流を深めながら、豪快なコズミック・ジャズへとアプローチして、より多くの耳を惹きつけた2010年の『コズモグランマ』から2年。マシューデイヴィッドやマーティン、ライアット、ジェレマイア・ジェイなど、〈ブレインフィーダー〉レーベルにおける活動もますます興味深いものとなっているなかでのリリースとなる。
 参加アーティストも、前作に続いてトム・ヨーク、そしてソウルの女王、エリカ・バドゥと豪華。おなじみのサンダーキャット、ニキ・ランダやローラ・ダーリントン、そしてツイッターでしか確認できないが、ジョニー・グリーンウッドやドリアン・コンセプト、サムアイアムも加わっているのではないかと思われる。
 ジャズ/ヒップホップ/エレクトロニック・ミュージックの最新の成果として、いや、今年の音楽シーンのひとつのクライマックスとして、より広く注目されるであろう、夜の彼方の世界を回遊するための18曲(日本盤にはボーナス・トラックが1曲収録される)。

 映像は今年おこなわれたコーチェラ・フェスティヴァルの模様だ。本作収録曲もお目見えしている。飛び入りしているのはオッド・フューチャーのアール・スウェットシャツ。

FLYING LOTUS LIVE @ COACHELLA 2012 from Theo Jemison on Vimeo.

フライング・ロータス
『アンティル・ザ・クワイエット・カムズ』

(Warp/ビート) 
9月26日国内先行発売 (輸入盤9月29日)

収録曲
1. All In
2. Getting There feat. Niki Randa
3. Until the Colours Come
4. Heave(n)
5. Tiny Tortures
6. All the Secrets
7. Sultan's Request
8. Putty Boy Strut
9. See Thru to U feat. Erykah Badu
10. Until the Quiet Comes
11. DMT Song feat. Thundercat
12. The Nightcaller
13. Only if You Wanna
14. Electric Candyman feat. Thom Yorke
15. Hunger feat. Niki Randa
16. Phantasm feat. Laura Darlington
17. me Yesterday//Corded
18. Dream to Me

Chart by JET SET 2012.07.17 - ele-king

Shop Chart


1

Rapture - Children (Bitches Brew)
名門DfaやThrone Of Bloodを拠点にリリースを展開しているトリオ・ユニット、The Raptureによる最新作のリミックスEpが"Bitches Brew"より登場。Darkstarr & Yam Who? & Ashley Beedleによる強力2作をカップリングした見逃し厳禁の大推薦Ep!!

2

Seahawks - Violet Skies (Ocean Moon)
日本が誇るサイケデリック/辺境ユニット、Cos/Mesを筆頭にノルウェージャン・コンビ、Rune Lindbaek & Oyvind Blikstadに加え、Discossessionのメンバーとしても知られる、Jonny Nashによるリミックス収録!

3

Lord Of The Isles - Searching / Don't Reach (Cocktail D'amore)
EneやFirecrackerのオフシュート、Unthank、American Standard、Adult Contemporaryからの作品等がいずれもヒットとなった人気の、Lord Of The Islesによる最新作がCocktail D'amoreの第4弾作品としてリリース!

4

Trance Yo Lie / Madteo - Cosa C'e' Sotto? / We Do... (Wania)
Trance Yo Lieなる詳細不明アクトによる極上ディープハウス楽曲を収録したA面、Ny地下シーンに潜むドープ・イタリアン・タレントMadteoによる楽曲をDj SotofettがリミックスしたB面共にドープなオールド・ハウスを彷彿させる珠玉作!!

5

Mungolian Jetset - Smells Like Gasoline (Smalltown Supersound)
HarveyやTodd Terjeによるリミックスを収録したBjorn Torskeの作品や、Todd Terje、Lindstrom、Idjut Boysの作品等、絶好調の好リリースが続くSmalltown Supersound最新作!

6

Mike Simonetti - Mike Simonetti's Circadian Rhythms Ep (Public Release)
レーベル第一弾を飾ったB.i.s.のTim Sweeneyを皮切りに、Jacques RenaultやBlackjoy、40 Thievesといった人気アーティストがリリースを繰り広げてきた"Public Release"の第五弾。

7

Breakbot - One Out Of Two (Because)
「Fantasy」に続く4枚目のシングルは「Baby I'm Yours」と同じくIrfaneが歌う"One Out Of Two"。リミックスも粒揃いです。

8

Muro - Tropicool Boogie VII -11154
ラテン、ディスコ、ブギーを中心にカリビアンやレゲエ、メロウなAorまで飛び出すMuro氏ならではの遊び心と冒険心満載の1枚。今年もこの季節がやってきました!

9

Slime - Increases ii (Get Me!)
ご存じDam MantleやGraphicsらのリリースで注目を集めるチルウェイヴ以降のUkベース・ポップ・レーベルGet Me!からの004番は、ジャズ畑の新鋭ユニットSlimeによる特大傑作1st.!!

10

Falty Dl - Hardcourage (Ninja Tune)
Planet MuやRampなど人気レーベルからのリリースでお馴染みNyの美麗Ukベース人気者Falty Dl。Ninja Tuneクラシックにオマージュを捧げる温故知新なレイヴ風味キラー・トラックスを完成です!!

[music video] ♯1 - ele-king

THE OTOGIBANASHI'S - Pool



 2度と戻らない青春の夏の1ページを記録したような甘酸っぱい感覚に満ちている。ここから、かせきさいだぁやフィッシュマンズ、あるいはチルウェイヴを連想するのは安易だろうか。いずれにせよ、THE OTOGIBANASHI'Sの、3分ちょっとの衝撃のデビュー曲である。T.R.E.A.M.のインタビューに拠れば、THE OTOGIBANASHI'Sは、B.M&僕(B.M&boku)、インディ(in-d) 、パルベッドストック(PalBedStock)の3MCから成るグループで、B.M&僕とインディは19歳、パルベッドストックは弱冠16歳だそうだ。トラックを作るのは、17歳のBlackaaat(読みはブラカットだろうか??)こと、あらべぇで、彼はブンやキラー・ボング、J・ディラなどに影響を受けていると語っている。『ele-king Vol.6』に倣って言えば、これもまた宅録文化の最前線と言えるのだろうか。ともあれ、この若さで、このセンス、今後が楽しみでしょうがない。

B.I.G.JOE - Hurry!!!



 『ブラック・パワー・ミックステープ~アメリカの光と影~』を観て、60年代後半から70年代前半の、ブラック・パンサーのストークリー・カー・マイケルやアンジェラ・デイヴィスのスピーチがずば抜けて格好良かったことに感動した。感情を爆発させることは容易い。いかに激情をコントロールして、テンションをキープし、クールにキメるか。ビッグ・ジョーは原発の問題や311以降の硬直した日本社会といった難しいテーマに挑みながら、カー・マイケルやデイヴィスがそうであったように、決していきり立たず、クールに、セクシーに、「立ち上がれ!」と民衆に呼びかけている。大きなテーマに捻じ伏せられることなく、軽やかにラップするビッグ・ジョーに痺れた! 「Hurry!!!」は、ビッグ・ジョー流の「ファイト・ザ・パワー」であり、「ファイト・フォー・ユア・ライト」である。

KLEPTOMANIAC feat.RUMI,MARIA - LA NINA



 トラックは〈ブラックスモーカー〉のアートワークを数多く手がけるクレプトマニアック、そしてラップするのはルミとシミ・ラボのマリア。この3人のレディのコラボレーションが決まった時点で、勝負はあった! はい、10年代のヒップホップ・クラシックの誕生です。体を揺さぶるぶっ太いビートとベース、ルーツ・レゲエからサンプリングしたようなルーディーなギター、複雑に絡み合う機械的な響きのするパーカッションとクラップ、そして自由気ままなシーケンス。それらは、既成の秩序に対する挑戦、あるいはそこからの逸脱を雄弁に表現しているように聴こえる。ルミは深い闇の中を蝶のように妖しげに舞い、マリアは日本語と英語を巧みに織り交ぜ、華麗に泳いでいる。マリアからはたしかにニップスの影響を感じる。勢いを増す〈ブラックスモーカー〉が8月に発売する女性アーティストのコンピレーション『LA NINA』からの一曲。ダブ、テクノ、ヒップホップ、ノイズ......コンピもとんでもないことになっている。

田我流 - やべ~勢いですげー盛り上がる



 すでに本サイトにレヴューがアップされた田我流のセカンド『B級映画のように2』からのニュー・シットなのだが、ミュージック・ヴィデオがやべ~勢いですげー最高なので紹介しよう!! これはもはやアメリカのアクション・ドラマ『特攻野郎Aチーム』のはちゃめちゃな世界観にタメをはっている。『特攻野郎Aチーム』の山梨ローカル・ヴァージョンとも言えるし、労働者階級のファンキーな暴走とも言える。と、まあ、いろんな見方ができるが、とにかく痛快だ。ところで、田我流にインタビューした時に聞いたのだけど、この曲は90年代後半のダーティ・サウスを意識していて、ブレイクする前のスリー・シックス・マフィアをモデルにしているという。なるほどね~。

SHINGO★西成 - 大阪UP



 大阪・西成のアニキの登場です! シンゴ★西成の通算三作目の新作『ブレない』からの一曲で、風営法の取り締まりで悪戦苦闘を強いられている大阪クラブ・シーンに闘魂を注入するような大阪賛歌だ。ラッパーやクラブ関係者、DJやダンサーだけでなく、近所のお店のオバちゃんやお姉さん 、赤井英和といった人たちも登場するのがいい。シンゴ★西成は今年のはじめに、日本最大の遊郭、飛田新地の活性化のためにブロック・パーティを主催している。その辺の話は近くアップされるであろうriddimのインタビューで大いに語ってもらっています。ほんと、この人はブレません。日本の大衆音楽としてこういう人が売れないとダメでしょ。シンゴ★西成を聴いていると、平岡正明の「歌手は大衆の欲望と表現を反射すればいい」という名パンチラインをいつも思い出す。元気の出る一発!

Motty - ele-king

Liquid Loftでの送別会から早3年。
現在は故郷の岩手県奥州市に2012年2月にopenしたばかりのCLUB Bugpipeを拠点にDjをさせていただいてます。震災以降に出来たお店ですがスタッフも空間もサイコーです。7/14(sat)にはGuestに Moodman を迎えて盛大にパーティー!!東北の方は是非!!
HAKOBUNE 7/14(sat) at Bugpipe
OPEN22:00 ¥1500 GUEST DJ:MOODMAN
DJ:UMEDA(JAZZRIZE) MOTTY GOKIUCHI 船長

twitter | Facebook | Bugpipe

ここ最近。2012年6月20日


1
Pele&Shawnecy - Kings Of The Garden EP - Cecille Numbers

2
La Pena - La Pena 009 - La Pena

3
Johnwaynes - Let's Get Lost 12 - Let's Get Lost

4
Brennan Green - My First House - Wurst Music Co.

5
Acid Pauli - Sidney/Darwin - Smaul

6
Eddie C - Make Change/Never Let Go - Flashback Records

7
Situation Edits - Pushin'On/Get On Up - Disco Deviance

8
Claudio Mate - Lilith Dimension EP - Lilith

9
Robag Wruhme - Donnerkuppel - Kompakt

10
Intruder(A Murk Production)feat.Jei - Amame - Defected

The Best of Little Tempo - ele-king

 問:いままでリリースされたリトル・テンポのアルバムの枚数は? 答:18枚です。......そう、彼らはリー・ペリー化しているのだ。結成20周年目というからおおよそ1年に1枚は出していることになる(ダブ・アルバムを含みます)。
 リトル・テンポは、この国の音楽シーンにおける温泉街のようなバンドである。レゲエ、スティール・パンといったカリブ海の音楽のエートスを東京の国立で吸収しながら成長した宴会系のビッグバンドである。ダブ・ミックスされた屋形船であり、チルアウトした居酒屋である。昨年はちょうど震災後、温かい陽光のようなアルバム『太陽の花嫁』をリリースして、我々を喜ばせてくれたことは記憶に新しい。
 この度、バンドの結成20年記念ということで、初のベスト盤『ゴールデン・デラックス~ザ・ベスト・オブ・リトルテンポ』がリリースされる。CD3枚組、全39曲収録、超豪華箱入りの美しいデジパック仕様で3150円という、まったくの良心価格。アルバムのアートワークに使われている「屋久島の冬の虹」のように、彼らの陽気で美しい軌跡を聴こう。
 以下、トラックリストを記しておく。あなたが好きな曲はどれ?

■ele-king的ベスト(順不同)
"山と海"(2008年)
 名作のタイトル曲。泣いている子供さえも笑顔を戻す。
"無能の人"(2001年)
 ノルウェーの森を南国へと変換する。
"Ron Riddim"(1999年)
 微妙にサイケデリックで、そしてチルアウト。
"Musical Brain Food"(2003年)
 リズミックな躍動に満ちた、大盛り上がりのキラーチューン。
"Night Song"(1999年)
 リントン・クウェシ・ジョンソン参加。ドープなリディム、ギター。
"Over the Rainbow(2008年)"
 この曲を聴けば悪人も善人も、誰もが虹の向こうへ行ける。
"Oblivion(1995年)"
 トライバルかつジャジーなアンビエント・ダブ。
"Wheels on Fire"
"ランデブー(2008年)"
 とくにメロウなサックスが素晴らしい。
"African Lullaby(2005年)"
 後半から出てくるオルガンがまたロマンティック。
"Tamakaze"(2003)
 アシッディで、ドラッギーな......。
"星空"(2008年)
 闊達で、そしてロマンティックな名曲。

※他にも"スカイハイ"や"Love Me Baby"とか......

LITTLE TEMPO
Golden Deluxe - The Best of Little Tempo

リトルテンポ / ゴールデン・デラックス~ザ・ベスト・オブ・リトルテンポ
SUNCD-005/7 [CD3枚組] ¥3,150 [税込] 発売日:7月4日

amazon



TRACKLIST

[DISC RED]
1. Musical Brain Food
2. 山と海
3. Wheels on Fire
4. Little Journey
5. 温泉物語
6. Shake It Up Baby
7. 無能の人
8. Fishing Delight
9. Night Song feat. Linton Kwesi Johnson
10. モーレツマンボ
11. Dragon Twist
12. Summertime
13. トワイライト・ダンディ

[DISC GOLD]
1. Jemima
2. Sky Stepper
3. 太陽の花嫁
4. スカイハイ
5. Beautiful Rain feat. Eddi Reader
6. 水平線
7. Mellow Stone
8. 茶の味 feat. 藤田陽子
9. ランデブー
10. Legalize Day
11. Over the Rainbow
12. African Jamboree
13. Some Day

[DISC GREEN]
1. Rasta De Pon Dem
feat. Rico Rodriguez and Tony Uter
2. Ron Riddim
3. High in the Mellow Mood
4. African Lullaby
5. Tamakaze
6. Spicedelic
7. Distant Eyes - on the Frosite
feat. Linda Lewis
8. Yemanja´ - Lover's Rock
feat. Trio Esperanca
9. Oblivion
10. Echo Tip
11. My Melancholy Baby
12. 星空
13. Love Me Baby

info
https://www.littletempo.com/
https://p-vine.jp/

Techno Walk - ele-king

 大阪とベルリンの往復生活がはじまって早12年、僕にとってベルリンと大阪の距離感は確実に縮まってきている。今年3 月におこなったUKミニマル電子音楽ユニット、SNDと僕の別名義、NHKとの日本7箇所ツアーが終わり、4月にベ ルリンに帰ってきた。
 ここ数ヶ月はライヴとツアーの合間、時間のあるときに時間を気にしながらベルリンのレーベル〈PAN〉への「Dance Classics」12インチ・シリーズ、ロンドンの〈Mute〉レコードが新しくはじめたレーベル〈Liberation Technologies〉のためのデモ制作、自分の描いているペン絵の画集が出るので、そのレイアウトのチェック等、もろもろのリリースの準備に追われ続けている。
 そんななか、2年前、マンチェスターの〈SKAM〉レコードからアルバムを出したとき、レヴューを書いてくれたのをきっかけに連絡を取るようになった野田努さんから、「今年こそなんか書いてよ!」とメールが来たので嬉しくなって、気分転換にもなるのだろうし、何か書いてみようと思い立ち書いてみる。「こそ」っていうのが嬉しかった、突然の話だったので(の筈)。
 何を書こうか考えた結果、ヨーロッパ、ベルリンでのこと、国内外ツアーのこと、知り合いの作家たちのこと、聴いている音楽のこと、大阪で仲良くして貰っている音楽家で写真家のアオキ・タカマサさんとの散歩記録、シルクスクリーンのT-シャツ制作(https://t-shirts-records.com/)について等々を、日本の仲間との短歌を時折挟みながら書いていきたなーと思っていて、今回は今年の3月頃~現在7月初頭にかけてのことをサササ~と書いてみます(サササ~とか言いつつ、書いた文章を野田さんに読でもらい、もうちょっと自分のプラスになるような文章を書きなよーと言われ、固有名詞を増やしたりして何度か書き直したのだが、プラスになったのかは不明)。

■テクノ散歩1

 4年ほど前、ベルリンのテーゲル空港で当時ベルリンに住んでいたアオキ君を見かけ僕が声を掛けたのがきっかけで僕らは仲良しになった。お互い〈raster-noton〉というレーベルからリリースしているし、名前は昔から知っていたけど、僕らはなかなか 会うことが無かったが、いまでは大阪にいるときはアオキくんと散歩をするのが恒例になっている。 (写真: アオキタカマサ)

 大阪難波、御堂筋と千日前筋の交差点で待ち合わせ、共通お気に入り饂飩店「今井」へ。僕はざるうどん、アオキ君は鴨うどんを食べる。最近アオキ君は木の香りに凝っているらしく、iPhoneカバーの檜の香りをやたら嗅がせてくるが、流石アオッキー。良い匂い。そして「今井」の饂飩はいつも美味しい。

 散歩再開、御堂筋を北上、船場センター街を通り抜け、NHK大阪支社に行ってみる。
 歩いている最中、ふたりではじめようとしているテクノ・ユニット、YKKDISCOの曲が思いつく。その曲構成とリズムを口ずさみつつ歩く、BPM123かな、たわいもないことを一向に話し続ける、そして毎回5~6時間歩き続けるのがこの散歩。それだけなのだけど、すごく楽しい。そしてNHK大阪に到着、なかに入ってみる。



 これ、どうなんだろうか、、アオキ君は大喜びでシャッターを切りまくっている、終始興奮気味なので、焦るが面白い、それを見ていると僕も上ル。NHK大阪の横の難波の宮を通り抜け、玉造駅からJR環状線にのってアオキ君の家に行くことになった。アオキ君の家で、豪華な天ぷら料理を食べ終わりまた散歩再開、フラフラと心斎橋へ、心斎橋商店街をあるいていると「Zettai-Mu」の武くんが前から歩いてくる、「今日、鰻谷SUNSUI閉店イヴェントしているんで」ということでふたりでフラフラ行ってみる。





 〈SUNSUI〉内は人だらけ、Solmaniaの克己さん、CorruptedのChewさん、DJ Tuttleさん、そして昔、一緒にMouという名前で音楽作っていたのDJクラナカ1945等々の顔見知りがいっぱい、久々の面々に嬉しくなる。そして、なんだか、良くわからない展開になってきたので、ちょっと気が抜けてきたが、イヴェントは大盛り上がり(現在〈SUNSUI〉の場所は〈Conpass〉という名前に変わり営業を続けている)。そのイヴェント会場を横目にアオキ君の御薦めのビル屋上へ......、人気のないビル、階段をひた上がり屋上。
 んー......、なんか開放的だなー屋上ってのは......と、時間を気にすると、終電が間近、今日はこれで散歩終了。

■テクノ散歩2

 4月に入りすごい良い気候、この時期日本にいることがあんまりないので吃驚し、またしてもアオキ君に電話、散歩することにした。アメリカ村の友だちがマスターをしているカフェ前で待ち合わせ、こんな日は散歩しないで何をする。
 ということで、桜を求めてフラフラと散歩をスタート、桜、綺麗だな~っと、ブラブラ本町にある靭公園へ行ってみる、サラリーマンが花見の場所取りをしている。

 桜を仰ぎ見つつお酒を飲む文化、桜が綺麗なので嬉しくて皆でその気持ちを分かち合おうとする心意気、なんなんだろうこの文化、突出している気がしてならない......

 素晴らしい文化、日本。
 アッパレ。

 その後梅田まで歩き、アオキ君が好きなF1の模型を見に行った。
 高精密なF1の模型は驚くほどクオリティが高い、それを見ている青木君が中学生のように見えた。
 また、ふらふら歩き淀屋橋辺で喫茶店へ。 

今日はここで終了。

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■センセーショナルとのヨーロッパ・ツアー

 そんな日本を後に4月末~5月半ばに掛けて14都市を回ったヨーロッパツアーは、元ジャングル・ブラザーズでアンダーグラウンドヒップホップ界一の成り上がりラッパーことセン セーショナルと、EUで結婚して(おめでとう!)日本に帰国するのを怖がっているのでは? と僕が個人的に疑っているDjスコッチ・エッグ AKA Djスコッチ・ボネットことシゲル君と僕の3人でおこなわれた。
 センセーショナルとヨーロッパでツアーするのは3度目。
 彼との出会いは2002年におこなった日本ツアー以来の付き合いになる。僕らのファースト・アルバムはブルックリン/バルチモアを拠点するカレー料理の達人で、Hip Hopのバイブルとも評されるNEW BEATの著者でもあるスキッズ・フェルナンドことスペクター、ベーシストでプロデューサーのビル・ラズウェルにより設立されたレーベル、〈Wordsound〉からオウテカによるリミックスとともにリリースされた。セカンド・アルバムはボーズ・オブ・カナダやオウテカのホーム・レーベルとしてもしられるマンチェスターの〈SKAM〉レコードからリリースされた。
 
 セカンド・アルバムに対し、オウテカのショーン・ブース氏がレコメン文を書いてくれたので紹介させて頂きます。

 Sensational meets Koyxen

www.skam.co.uk
 Fucking ill!/あるべき「率直さ」と「歪み」を備えたレコード。/自分はこれを、もっとも重要なアーティストによる/もっとも重要な仕事のひとつだと思っている。(オウテカ/ショーン・ブース)

 恐縮!


ツアーフライヤー

 朝、ノイケルン地区にあるシゲル宅でドライバーのチャビと3人で待ち合わせ、ケルンに向かう、平均時速180km。車でのツ アーの度に毎回、死を覚悟しなくてはならない。マジで焦る。死を意識していまを生きるは好きなので楽しいのだと思い込んでいたりしているうちに、難なくケルンに到着。センセーショナル対面。
 彼と会うのは一昨年にNew YorkのIssue Projectでのライヴで会った振りだったが、相変らずな印象で取り合えず安心。
 そして、ツアー初日のライヴはシュトックハウゼンも使っていたWDRのスタジオがあるケルン、ヘンリ・ショパン追悼番組があったさいに仕事をさせて頂いたWDR(国営)のラジオ番組はコンテンポラリーな音楽を放送する番組等もあるのが素晴らしい......と、ライヴはサクッとこなした。



 ライヴは14日とも盛況で全て大盛り上がりだった。流石センセーショナルww
 2日目はハンブルグ。大物IDMアーティストもプレイすることで有名な老舗クラブ〈Golden Pudel〉でのライヴ。昨年NHK名義でもライヴさせて貰ったのだが、高音が上手く抑えられていて且つ音が硬くセンターもしっかり取れているのでライヴしやすい。ドイツ特有のインダストリアルなパンク・カルチャーをモロに体現している感じのここのオーナーのラルフの髪型がお洒落すぎて関心する。この日は音楽仲間のFelix Kubinも来てくれていて嬉しかった。


ここのフライヤーはいつも素敵だなー
良い箱なので、お勧め。

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 3日目はデンマーク、コペンハーゲン。フェリーに車ごと乗って国境越え。

 ライヴも盛り上がったけど、楽屋でみんなでしたセッションが素晴らしかった。




(この楽屋でのセッション音源を7月7日~8月11日まで東京G/Pギャラリーで行われる写真展"漂流"の音楽パートとして一部しようしました。興味のある方は是非!)

 4日目はスイス、バーゼル。
 朝にコペンハーゲンからフライト、スイスらしくスクワットでのライヴ。
 ライヴは盛り上がったが、会場内にあったサンドバックをキックしたシゲルは老化のためか、脹脛の筋肉を切断。なんでやねん状態。
 この日以降シゲル氏は松葉杖を使用しなくては歩けなくなった(ちなみに現在は回復)。超迷惑だったけどウケた......、ウケちゃ駄目なのはわかっているのだけど、なんか面白かった......。バーゼルのオーガナイザーは市内でレコード店「Plattfon Record」を運営しているミッヒさん。お勧め店。

 2日間オフで、ライヴ5日目はフランクフルト。
 SNDやAlva Noto、Oval、Alec Empair等を発掘し、90年代なかば~2000年初頭に掛けて音響派を牽引してきたばかりでなく、10代だった僕のファースト・アルバムまで出してくれたレーベル、〈ミル・プラトー〉。そのレーベルのスタッフでギリシャ人のライキさんがオーガナイズしてくれた。

 フランクフルトは各国の銀行が集中しているためか他のドイツの街に比べて圧倒的にスーツ姿の人が多い。というか、ベルリンでスーツ姿の人を見かけるのは安易なことではなかったりもするのだが......。
 会場はフランクフルトの若者カルチャー・センター的な場所だった。ツアーにも慣れて、さくっとライヴを終わらせる。

 6日目はオランダ、ロッテルダム。
 この街にはデ・スティルを代表する建物、カフェ・デ・ユニ(J.J.P. アウトの設計)がある。レム・コールハウスを筆頭に現代オランダ建築の立体感とその歪さが僕は好きだ。しょっちゅうお世話になっている会場のWORMはライヴ会場の他、レコードや本などを販売するお店でもあり、ミニシアターの施設まである。お勧め店。

 7日目は鶏、猫、犬、ロバの音楽隊で有名なブレーメン。会場は船、MS Stubnitz。実はここも良くライヴさせて貰っているお気に入りの会場のひとつ。コペンハーゲン、ハンブルグ、ブレーメン、アムステルダムを主な拠点港としている。毎年ロンドンで開催されているBlocフェスティバルの会場にもなったりしている。

 ここも良い音。お勧め、船だし。

 8日目はパリ。 あー、パリパリパリ、パリッパリ。 パーリパリパリパリッパリ。パリは、やっぱいつ来てもいいなー、国際感溢れるパリの狭いメトロが大好き、道路とかは汚いけど......一緒に出演していた(C_c_)は仲良しのひとり、NHKの影響を受けていると言っているその曲は初期のゲオメトリコとムスリムガーゼを足したような感じで良い感じになってきたなーと、関心。

 9日目はフランス・ナント。
 ナントに来たのは、なんと初めて! 記憶少......焦......。

 10日目はマルセイユ。
 朝ナントからパリに車で戻ってマルセイユへフライト。 太陽との距離が縮まったかの錯覚を起こす南フランスのマルセイユも大好きな街のひとつ、古くからの港町で、やはり魚介類が美味しい。会場の〈L'embobineuse〉も良くライヴさせて貰っている箱。フランスで有名なシルクスクリーン・アーティスト、バキトさんがフライヤーを偶に手掛けたりしている。

 11日目はベルギー・ブリュッセル。
 ブリュッセルは第二のベルリンになるかもしれないんだと、主催者のHip Hopチーム、L.E.Gは言う。
 んー......たしかに良い感じ、でも、歩んできた歴史が違うような気が。

 つーか、ベルギー最近まで無政府状態だったのでは......。そのせいもあり、毎回ベルギーはゆるくて良い。
 12日目はジャンヌダルクで有名なオルレアン。

 会場、半野外だった。盛り上がった......。ライヴの動画があったので添付。



 13日目はラ・ストラスブルグ・パーカッション・グループで個人的に有名なストラスブルグ、ドイツとの国境近くの街。初めて行った街だった。リハーサルに遅れ、サウンドチェックの最中から客がいた......しかもノリノリだった、会場は元々シアターだったという。

 14日目、最終日はベルリン。地元だけに気合が入る。会場はフェストサール クロイツベルグ。昨年、大阪の国立国際美術館でちょっと仕事手伝わせてもらったアンリ・サラさんも見に来てくれた。



 動画ではイマイチ盛り上がりの様子が伝わらないかも知れないが、盛り上がった。

 そしてなんなくツアー終了。

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■その後、5月、6月のNHKソロ・ライヴ

 NHK'Koyxen名義でのライヴをベルリンx2回、ダブリンx1回、ロンドンx1回、オランダのヘーレンx1回、チューリッヒx2回とやった。
 このベルリンでのライヴ1回目とロンドンでのライヴは僕の作品リリースもしている〈PAN〉主催。このレーベルはデザインも面白いのでお勧め!
 ダブリン・アイルランドに行ったのは今回が初めてだった。

 イギリスによる植民地化を確認せざるを得ないランドスケープ。そして、みんな優しいという......。ライヴは大盛況。
 チューリッヒとヘーレンはまたしてもDjスコッチ・ボネットも参加。チューリッヒの会場も仲良くして貰っている人たち。
 Naparm Death、SxOxBとならんで評されるスイスのグラインドコア・バンド、Fear Of GodのDave Phillipsがライヴを見に来てくれた。オランダのヘーレンは田舎町、ギャラリーを運営している知人が時折招いてくれる。

 この日は大きな自転車レース開かれていた、そんな日、僕とシゲルは鉄板焼きと寿司のバイキングという有り得ない組み合わせのレストランで食事した、もちろんシゲルは食いまくっていた。毎回焦っているのを彼は知っているのだろうか......。

 最近のロンドンでのソロ・ライヴのショートカット。



 ロンドン。 この日も汗だくだった。
 今後は、9月にセンセーショナルとの日本ツアー企画中。
 10月、11月はUKのスーパーソニック・フェスティヴァル(Small but hard showcase)、TUSKフェスティヴァル、オーストリアのエレベート・フェスティヴァル等に出演予定。 + ヨーロッパ ミニツアー。
 12月はオーストリアの電子音響・コンテンポラリー・ミュージックのカリスマ、〈MEGO〉のHecker、そしてベルリンのDubplate&MasteringのRashad Beckerとの日本ツアーを企画中。

 つづく......


KOYXEИ MATTSUNAGNEN : https://koyxen.blogspot.com


Palais Schaumburg Japan Tour 2012 - ele-king

 いっそうのことモーリッツ・フォン・オズワルドとデヴィッド・カニンガムも来て欲しかったですね。パレ・シャンブルグ、奇跡の初来日です!
 このバンドがノイエ・ドイチェ・ヴェレにおいて、DAFと並んでいかに重要だったのかは、その後のホルガー・ヒラー、トーマス・フェルマン、そしてモーリッツ・フォン・オズワルドの3人のそれぞれ活動を追えば一目瞭然ですね。自分のまわりで言えば、1980年代初頭、当然輸入盤でしか手に入らなかったパレ・シャンブルグ(当時はまだ値段も高かった)に鋭く反応していたのが石野卓球と三田格でしたね。1980年代後半は「チュートニック・ビーツ」なんていうサブジャンルもありましたが、まさかそれが後にジ・オーブになったり、ベーシック・チャンネルになったり、MVOTになったり......いま思い返しても恐ろしいです。
 いったいどんな選曲でやるんでしょうね。デビュー・アルバム(1981)のようなファンク・パンク路線か、あるいは3枚目(1984)のようなシンセ・ポップ路線か......、まあ、何しても楽しみですよ、これは。"イージー・ゴー"とかみんなで合唱するのかな......。石野卓球やトーマス・フェルマンやケンセイたちがDJをしてくれます。しかし、この写真、良いですね~。みなさん良い感じで老けてます(笑)。

 なお、これは代官山ユニットの8周年記念イヴェントのひとつで、ユニットではなんとその前日の7月6日、UKのテクノ番長、アンドリュー・ウェザオールのロング・セットをぶちこんでいます。こっちはこっちで日本人DJもすごいですよ。どっちに行けばいいのか......これはけっこう悩みますよね!


■Palais Schaumburg Japan Tour 2012

7.6 fri 大阪 東心斎橋 CONPASS
Live: Palais Schaumburg
Open 18:00 Start 19:00
¥5,000 (Advance), ¥5,500 (Door) 共に別途1ドリンク代
Tickets: PIA (P: 167-266), LAWSON (L: 58692), e+ (eplus.jp)
Information: 06-6535-5569 (SMASH WEST), 06-6243-1666 (CONPASS)
https://smash-jpn.com https://conpass.jp/814.html

7.7 sat 東京 代官山 UNIT - UNIT 8TH ANNIVERSARY PARTY
Live: Palais Schaumburg
DJs: TAKKYU ISHINO, THOMAS FEHLMANN, KEITA MAGARA (dance rodriquez), DJ KENSEI, KENTARO IWAKI, TEN (ERR), Jah-Light, SISI (pan records, SECO), WALKERS (Kon, Sin, Kiccio) and MORE
Open/ Start 22:00
¥4,000 (Advance), ¥4,500 (Door)
Tickets: PIA (P: 167-332), LAWSON (L: 74586), e+ (eplus.jp), clubberia (https://www.clubberia.com/store/), disk union CLUB MUSIC SHOP (渋谷, 新宿、下北沢), disk union (吉祥寺, 池袋, 町田, 千葉), TECHNIQUE, Lighthouse Records, JET SET TOKYO, UNIT
Information: 03-5459-8630 (UNIT)
https://www.unit-tokyo.com

Tour Coordinated by Root & Branch

younGSoundsのアルバム「more than TV」
7月18日発売です!宜しくお願い致します。
https://1fct.net/archives/3744

percepto music lab
https://xxxpercepto.com/

ここ最近。2012年6月20日


1
キエるマキュウ - Hakoniwa - 第三ノ忍者

2
OH NO - Ohnomate - FIVE DAY WEEKEND

3
THE GENTLEMEN - The Gentlemen - MR.BONGO

4
OWEN MARSHALL - The Naked Truth - JAZZMAN

5
櫻井響 - This One - self release

6
CE$ & SCRATCH NICE - Live Now, Pay Later - self release

7
BLAQ CZA - The Dice Life - WHATEVA MUZIK

8
YOTTU - Dance Or Chill/Slow Flow - self release

9
TRONICS - Love Backed By Force - WHAT'S YOUR RUPTURE?

10
DJ MAYAKU - EP - GOLDFISH
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184