「CE」と一致するもの

Lia Ices - ele-king

 現在のポップにダウナー・モードを決定づけたのはザ・XXだという説が有力らしく、アンダーグラウンドではブリアル、そしてポップ・フィールドではザ・XXと、その両方にまたがっているのがジェームス・ブレイクであると、大雑把に説明できるだろう。基本的に僕はダウナー人間なので、当たり前だが、ダウナー音楽が肌に合う。低血圧だし、酒が好きだし、レゲエやダブが好きなのも、スラックの音楽が好きなのも、自分のダウナー気質が大いに関わっているかもしれない。

 ブルックリンのシンガー・ソングライター、リア・アイシスの音楽は、昨年ずいぶんと評判になった宅録女のグラッサーのエレクトロニック・サウンド、あるいはジョアンナ・ニューサムのフォーク・サウンドとは交わらない。趣の点で言えば、ザ・XXのほうがまだ近いと言える。要するに彼女の音楽はメランコリックで気怠い......上品で、礼儀正しく、そしてダウナーで、リラックスしている。そしてそこにクラブ・ミュージックの要素はない。音楽のスタイルはジョニ・ミチェルに近い。グラッサーやジョアンナ・ニューサムと違って、昔ながらのSSWスタイルである。

 評判となった2年前のデビュー・アルバムを経て、本作は日本でも人気のある〈ジャグジャグウォー〉からリリースされるセカンド・アルバムで、レーベルを代表するジャスティン・ヴァーノン(ボン・イヴェール)が1曲参加している。歌とピアノとベースとドラムという音数の少ないジョン・レノン・スタイル、アコースティック・ギターのアルペジオ、ピアノの弾き語り......といった具合に、前述した通りアルバムはオーソドックスなSSWスタイルによるものだが、アニマル・コレクティヴやディアハンターのプロデューサーとして知られるニコラ・ヴァーンズの手が加わっているだけあって、いわばコクトー・ツインズやマジー・スターら欧米で言うところのイーサー(エーテル)系、あるいは昨年話題になったウォーペイントの物憂げなアトモスフィアとも接続する。要するにいま風の音響になっている。

 とはいえ、本作の魅力を最終的に決定づけているのは、彼女の歌とその声(ウィスパー・ヴォイス)だ。とくに曲のメロディラインには多くの人を惹きつける力があって(それでもすべての曲において)、そしてアルバムはある種恍惚としたダウナーなムードを最初から最後まで保っている。それが僕にとって嬉しい。たとえば週の水曜日から木曜日かけて仕事や人間関係のストレスがピークに達したときに、『グロウン・アンノウン』は待っているだろう。そして節度を持ったこの音楽は、人を寝不足にするかもしれないが、決して二日酔いにはしない。

Rough Guide To Reggae - ele-king

 

 『ガーディアン』に載ったPJハーヴェイの『レット・イングランド・シェイク』のレヴューを読んでいたら、「これと同じ主題のアルバムをかつてナイニー・ジ・オブザーヴァーが作っているが~」という一節に出くわして、ああ、UKの音楽文化においてレゲエとは、ある種の基礎知識として、あるいはいまだ語り継がれるべき芸術として扱われているのだなと感心した。僕はレゲエの専門家ではないが、レゲエを愛するひとりとして、思えば30年以上もこのジャンルを買い続け、聴き続けている。ゆえに『ラフガイド・トゥ・レゲエ』の翻訳が出版されることは、心の底から嬉しい。
 手元にある原書、『Rough Guide To Reggae』は1998年の第二版で、すでにボロボロになっている。いっぱい傍線が引かれ、付箋が貼られている。貧しい英語力で一生懸命に読んできた。が、これからはこのぶ厚い翻訳書を読めばいいのだ。この訳本によって、わが国のレゲエに関する教養も飛躍的に高まるだろう。いつか新聞のロックに関する記事を読んでいたら、ナイニー・ジ・オブザーヴァーの名前を見つける日が来るかもしれない。
 とにかく、このぶ厚い、600ページ以上にもおよぶ『ラフガイド・トゥ・レゲエ』を、これから毎日ちょっとづつ読んでいけるのかと思うと嬉しくてたまらない。本書は、レゲエの歴史とその背景、アーティスト紹介のみならず、レコードガイドとして決定的に機能する。値段は高いが、それだけの価値は充分にある本だ。(N)

■目次

序文

1. The beginnings: mento to ska  始まり:メントからスカへ
ジャマイカの民俗伝統
メントとジャマイカのレコード産業の誕生
サウンドシステムの誕生
スカ・オーセンティック
ジャマイカン・ジャズ概要

2. Rudeboys and rocksteady   ルードボーイとロックステディ
ルードボーイ・ミュージック
ゲット・レディ、イッツ・ロックステディ
キャッチ・ディス・ビート:新しいプロデューサーたち

3. Early reggae   初期レゲエ
レゲエ時代のビッグ・スリー
プレミア・リーグへの昇格
新しいプロデューサーたち、スタジアムへ
ウェイク・ザ・タウン:いかにしてディージェイたちが国を制したか
反抗の音楽とラスタ・チャント

4. Roots reggae   ルーツ・レゲエ
ボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズ
UK・コネクション
総監督するプロデューサー
スモール・アックス
カルチュラル・トースターズ
ザ・メインストリーム
ルーツ・ハーモニーズ
思索するラスタマンたち

5. Dub   ダブ
インストゥルメンタル、チャプター、そしてバージョン
ダブワイズ・シャワー
ダブ・エクスプロージョン
000 1980年代におけるダブの動向

6. Dancehall   ダンスホール
ルーツ・トラディション、ルーツ・ラディックス、そしてバーリントン・リーヴィ
ディージェイの支配
ダンス・ポン・ザ・リディム
ヘンリー・'ジュンジョ'・ロウズ、ダンスホールを制す
プリンス・ジャミー
シュガー・マイノット
スライ・アンド・ロビー
チャンネル・ワンとジョー・ギブス
ウォリーズ・イン・ザ・ダンス: さらに多くのプロデューサー参戦

7. Ragga   ラガ
ラガの誕生
キング・ジャミー
ジャミーの最初のライバルたち
ガシー・クラーク
独立するジャミーの従業員たち
ドノヴァン・ジャーメイン
ヒット・ソングを歌うラガ
ディージェイ対決

8. Rasta renaissance   ラスタ・ルネッサンス
ボボ・ドレッドのディージェイ、チャンター、そして歌手
新世代のカルチュラル・シンガーたち

9. Reggae in Britain   イギリスのレゲエ
初期のサウンド1954年から74年
ルーツ、ロック、レゲエ、UK・スタイル
ラバーズ・ロック
ディージェイからラガへ
ルーツの復興

10. Reggae in the USA   アメリカのレゲエ
アメリカのレゲエが根を張る
ニューヨークのダンスホールとラガ
ラガとヒップ・ホップの結婚
モダン・ルーツとラバーズ

11. African reggae   アフリカン・レゲエ

用語集
レゲエ年表
書籍、雑誌、ウェブサイト
索引

新しいフィッシュマンズ本ですよ......! - ele-king

 これで5冊目ですか......小野島大さんが編集した『フィッシュマンズ全書』、前田毅さんが編集した『公式版 すばらしいフィッシュマンズの本』『ロングシーズン―佐藤伸治詩集』、映画の公式ブック『FISHMANS ~LONG SEASON REVUE~ 』......そしてこの度出版されるのは、川崎大助さんによる『フィッシュマンズ---彼と魚のブルーズ』。この本はもっとも初期からバンドと接してきた著者による、フィッシュマンズの評伝......というよりは、フィッシュマンズ(佐藤伸治)と僕(著者)をめぐる物語です。音楽評というよりは、私小説めいた物語として、著者のフィッシュマンズ観が実にナイーヴに綴られています。

■目次

はじめに

第1章 90年12月「きょうは、シンジは、いません」
「ラママ」での出会い/バンドブーム/「ひこうき」

第2章 91年 らしくない大器、デビュー
こだま和文/『チャッピー、ドント・クライ』/初インタヴュー/『コーデュロイズ・ムード』/フリッパーズ・ギター解散

第3章 92年 涙ぐむような音楽
「100ミリちょっとの」/佐藤伸治の作詞術/『キング・マスター・ジョージ』

第4章 92年 ラジオ・デイズ
「アザラシアワー にじますナイト」/〈現音舎〉の横田さん/音楽漬けの日々

第5章 93年 新しいヤンキーたちの夜明け
『ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ』/初の〈ZOO〉出演/〈米国音楽〉創刊/「いかれたBaby」/渋谷系のはじまり

第6章 94年1月~6月 渋谷は燃えているか?
〈SLITS〉/小山田圭吾と佐藤伸治の邂逅/2枚のマキシ・シングル/マリマリ・リズムキラー・マシンガン

第7章 94年6月~12月「夕焼けの色だよ」
小嶋謙介脱退/『ORANGE』/小沢健二『LIFE』/渋谷系ブーム爛熟

第8章 95年「まだ夏休みは終わってない」
『オー! マウンテン』/阪神・淡路大震災/地下鉄サリン事件/ポリドール移籍/〈ワイキキ・ビーチ・スタジオ〉開設/「ナイトクルージング」

第9章 96年 空中のシーズン
『空中キャンプ』/〈STUDIO VOICE〉の表紙/旅の終わり/『LONG SEASON』

第10章 97年~98年 残響の彼方へ
『宇宙 日本 世田谷』/〈ワイキキ・ビーチ・スタジオ〉閉鎖/『8月の現状』/最後のインタビュー/『男達の別れ』

第11章 99年3月15日
それから

interview with The Streets - ele-king

「そして俺達は火を点け/俺は道を逸れる/騒がしく響くコオロギたちの歌声/ビスケットのパックがひとつ/すごい速さで鳴る大きなリフ/レモンみたくでっかいマリファナ煙草がひとつ/君の車のルーフの上に転がって/はじまりまで行けそうさ」"ルーフ・オブ・ユア・カー"


The Streets
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 ザ・ストリーツの新しい作品は、それが最後のアルバムであるというのに湿っぽさがない。失意があっても悲しみだけに支配されない。泣きがあっても同じ言葉のなかに笑いがある。笑われてナンボ、それが英国式というヤツなのだ。そしてブルースと演歌は違う。ブルースは乾いている。泣きながらどこかで笑っている。たとえ事態が深刻であっても。

 ザ・ストリーツを知らないわが国のBボーイに、彼がナズとレイクォンに触発されたラッパーであるという話だけしたら、どんな音楽を想像するのだろう。誰もがゲットー・リアリティを描くハードボイルドなラッパーを思い浮かべるとは限らないが、ガールハントした翌朝の二日酔いの苦悩についてラップしているとは思わないだろう。そして、彼こそがUKにおいて初めて全国的に認知されたラッパーであると言ったら、何を想うのだろう。USラップのケツを追いかけることなくバーミンガム訛りの英語でラップして、UK流のトラック(UKガラージ等々)を使って、そして週末と平日の"飲み"の違いについてラップしているなどとは思わないのではないだろうか。そしてまさかそれが、言葉に詰まったゼロ年代のポップにおいて重要な突破口になったとは......。
 何度も書いていることだけれど、ゼロ年代に重要な曲をひとつ選べと言われたら、僕は迷わず彼のデビュー曲を挙げる。

「リラックスしてくれよ/ここには酒もあるし、自家製のハッパもある/椅子に座って電話を切りな/ここが俺たちの場所だから/ヴィデオ、テレビ、ニンテンドー64、プレイステーション/ヘンリーを正確に計って、マリファナと煙草を少々/リズラを忘れるな/これが俺たちのやり方/これが野郎どものやり方......(略)/クソを片付けてハッパを捲け/セックス・ドラッグ・失業保険/昇るヤツもいれば落ちるヤツもいる......(略)光のなかで目が見えない/目が眩むほどの新しい高さ(ハイ)だ/ハイにしてくれ/まばゆ光でもって目が眩むほどの新しい高さへ」"ハズ・イット・カム・トゥ・ディス?"

 彼が最初に描いたのは、国や社会からたいして期待されていない若者たちの、気晴らしに明け暮れる日常だった。思い詰めるわけではなく、幸福に微笑んでいるわけでもない。楽天的になっているわけでもないし、悲観しているわけでもない。さまざまなアンビヴァレンスが複雑に絡み合った、そして実に非生産的な日常をザ・ストリーツはずいぶんと魅力的に、しかも可笑しく描いた。9.11直後の世界が騒然としているなかで、こともあろうか「リズラを忘れるな」とは......。リズラの扱いのうまい連中が正しいとは言っていないが、そこには優しい愛情があった。そう、『モア・スペシャルズ』やザ・クラッシュの"しくじるなよルーディー"のように。ちなみに『ガーディアン』は、アルバム・オブ・ザ・ディケイドの1位を2002年の3月に発表されたそのアルバム、『オリジナル・パイレート・マテリアル』としている。

 ザ・ストリーツはしかし、当時も、そして今日でも最大級に評価されている『オリジナル・パイレート・マテリアル』と同じコンセプト――つまりダメな若者たちの日常描写――を繰り返さなかった。2004年にリリースされた『ア・グランド・ドント・カム・フォー・フリー(消えた1000ポンド)』では寓話を用いて、時代の変節について語った。それは脳天気にはじまってペシミスティックに終わる物語で、本国ではお堅い英文学者までもが手を叩いた。2006年の3枚目のアルバム『ザ・ハーデスト・ウェイ・トゥ・メイク・アン・イージー・リヴィング(気楽な生活を送るためのもっとも難しい方法)』では自分の芸能生活の堕落ぶりを自虐的に描いた。2008年に発表された4枚目の『エヴリシング・イズ・ボロウド』では愛や精神や地球についてラップした。
 『コンピューターズ・アンド・ブルース』と題された5枚目が、この度リリースされる最後のアルバムだ。タイトルとアートワークが象徴するように、それはわれわれの生活を激変させたデジタル文化を主題としている。
 "OMG"にはフェイスブックを通じて恋人の行動にどきまぎする主人公が登場する。"パズルド・バイ・ピープル"では日常生活にまで入り込んだグーグル検索の徒労感を描いている。"ブリップ・オン・ア・スクリーン"ではパソコン画面への過信にも言及している。「俺は準備を整えプランも立てる/でもこれって本当にいかれてるよ/もう君を愛してるなんて/だって君はまだスキャン映像に映った100ピクセルの画像に過ぎないんだから」
 倦怠期のカップルには耳が痛い"ウィ・ネヴァー・ビー・フレンズ"なんていう曲もある。「いい友だちなんかにはなれない俺たち/いっぽうは一緒に居続けたいと願い/もういっぽうは終わりにしたいと思ってる/俺たちいい友だちにはなれないよ/お互いのために無理はやめよう」
 こうした彼が得意とする風刺もさることながら、『コンピューターズ・アンド・ブルース』におけるもうひとつの魅力は、いままで封印してきた『オリジナル・パイレート・マテリアル』的な描写の数々である。最後の最後で自分がもといた場所に戻って来るというのはある意味クリシェかもしれないけれど、この文章の冒頭にリリックを引用した、オートチューンによるヴォーカルを活かしたR&Bナンバー"ルーフ・オブ・ユア・カー"がそうであるように、あの感覚をもってザ・ストリーツは、しかし今度は前向きさを打ち出している。ファンク・ビートが脈打つ"トラスト・ミー"もそうだ。「ダブステップ/クラブで流される汗/ベタベタ汗だくになろう/プレイリストをプレイしろ/(略)男どもは悪いことをしでかせばいい/それでいい/けしかけろ/退屈そして喧嘩を/すべての石油/それに伴うきつい労働/甘やかされた王室連中/俺たちは無に等しい/ナイスな連中じゃなければ俺たち咳き込んでる/俺たちが賢い連中ならマリファナ煙草みたいに俺を巻いてくれ/どうでもいい/俺をくるくる巻いてくれ/俺を信じてくれ」
 アップリフティングなダンスの"ウィズアウト・シンキング"もまた、気持ち前に出している曲だ。「瞬きすら惜しんで俺は外に出る/瞬きひとつせずに/何ひとつ考えず街に繰り出し/酒を前に叫ぶんだ」

 音楽的にも多彩な内容だ。ロック・ラップの"ゴーイング・スルー・ヘル"、UKファンキー調の"ゾーズ・ザット・ドント・ノー"、ソウルフルな"ソルジャー"、あるいはミニマル・テクノの"アウトサイド・インサイド"やジャジーな"ロック・ザ・ロックス"......。ストーンズ・スロウやジェイ・ディラのコピーにはない、ロンドンの街の匂いが漂ってくる。
 もっとも嬉しいのは、彼が最後の最後までユーモアを貫いたこと、お涙頂戴のメロドラマとはまた別の、あの乾いた感覚で笑わせてくれること、リアリズムを追求しながらその深刻さに拘束されなかったことだ。前作において、高まる環境問題のなか「地球も大変だけど人間はもっと大変だ」とラップしたように、彼は最後までヒューマニズムの姿勢を崩さなかった。「何ひとつ考えず街に繰り出し、酒を前に叫ぼう」、そんなことを言うと二木信のようで嫌な気持ちになるが、ときとしてそれが重要なことだったりもする。それは低俗な言葉に思えるかもしれないが、僕たちはそうした言葉のさらに奥にある言葉を読むことができる。非生産的な日常のなかのかけがえのないうずきという意味においては、僕は、RCサクセションの『楽しい夕に』と同じレヴェルで『オリジナル・パイレート・マテリアル』を聴いていたのだから(そして、あるいはS.L.A.C.K.の『My Space』も......)。
 ともあれ、『コンピューターズ・アンド・ブルース』は素晴らしいアルバムだ。以下は、ザ・ストリーツとしてのマイク・スキナーへの最後のインタヴューである。

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最初の頃に作った曲はあまりにもコンピュータばかりで、人間について語っていなかった。だから、ここにある曲のほとんどは、人間が真っ先に注目を浴びるべきだという考えで作られたんだ。


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5作目となる『コンピューターズ・アンド・ブルース』でザ・ストリーツは終わるわけですが、いつ、なにをもって今作で終わりにしようと思ったのでしょうか?

スキナー:もともとワーナーとの契約がアルバム5枚だったから、こうするのが簡単だと思っていた。それに時期的にもこうするのが自然な気がしたんだ。

ザ・ストリーツをいつまでも続けるべきではないと思った理由をあらためて教えてください。それはあなたの美学や流儀ですか、あるいはザ・ストリーツではやることをやったという意味なんでしょうか?

スキナー:ザ・ストリーツでやれることは全部やってしまった気がする。音楽をやりはじめた頃は、プロデューサーになりたいと思っていたし、それにどこかで辞めなければ、この先何年もステージの上で叫び続けてることになるからね。

『コンピューターズ・アンド・ブルース』は、ザ・ストリーツの10年の歴史に終止符を打つべき特別な作品なわけですが、最後のアルバ ムだと言うことで、どんなプレッシャーがありましたか?

スキナー:他のアルバムに比べて、今作のプレッシャーは少なかったと思う。昔はアルバムごとに何か新しいことをやろうとして、自分にものすごくプレッシャーを掛けていたけど、今回は少しリラックスして、良い曲を作ることだけに集中しようとしたんだよ。

『コンピューターズ・アンド・ブルース』は、もちろんわれわれの生活を 著しく変えたデジタル文化をテーマにしているんですよね? 最初の曲、"アウトサイド・インサイド"における「世界はこの外に存在する/でも内側にいればあったかく堅苦しさもない/外は荒れ模様/内は平常(the world is outside but inside warm inside informal outside stormy inside normal)」というフレーズは、外の社会とネット社会のことを言っているんですか?

スキナー:アルバムに収録されている曲はすべて、何らかの形で未来を反映したものにしたかった。でも、最初の頃に作った曲はあまりにもコンピュータばかりで、人間について語っていなかった。だから、ここにある曲のほとんどは、人間が真っ先に注目を浴びるべきだという考えで作られたんだ。だから"アウトサイド・インサイド"は「いま」と「ここ」に焦点を当てているけど、同時にインターネットを天気のように捉えてみようって思ったんだ。

デジタル・ワールドを快くとも不快とも感じてないよ。テクノロジーを崇拝するのは簡単なことだと思う。でも俺は、別にそれで自分たちがよくも悪くもなるとは思ってないし、それにテクノロジーは快適さと同時に、より効率的に互いを殺せる方法をもたらした。

未来というテーマが最初にあったと思うんですけど、最終的にそれが『コンピューターズ・アンド・ブルース』という言葉に表されるテーマに辿り着いた理由を教えてください。

スキナー:ただ、未来を十分近くに感じることができなかったんだよ。つねに遠くのものとして捉えていて、ザ・ストリーツのアルバムにするほどパーソナルなこととして感じることができなかった。だから、いまの俺たちの生活にある未来的なものを取り上げることにしたのさ。

タイトルに"ブルース"を入れた理由を教えてください。

スキナー:フューチャリズムをアルバムのテーマとして決める前から、シカゴのブルース・ミュージックみたいなブルースを、コンピュータっぽく演奏したものをやりたいというアイディアがあったんだ。結局、いかにもブルースっぽいスタイルの曲はひとつも残らなかったけど、タイトルには残したんだ。自分がやろうとしていることに集中するためにもね。

あなたは現在のデジタル社会を決して快く思っていないわけですか?

スキナー:デジタル・ワールドを快くとも不快とも感じてないよ。いずれにしても、テクノロジーを崇拝するのは簡単なことだと思う。それで自分がよくなろうと悪くなろうとね。でも俺は、別にそれで自分たちがよくも悪くもなるとは思ってないし、それにテクノロジーは快適さと同時に、より効率的に互いを殺せる方法をもたらした。われわれ人類が1万年以上も遺伝学的に変わっていないという事実をテクノロジーは変えることができないのさ。

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俺自身はあまり変わってない。アルバムごとによくなっている部分もあるし、失っているものもある。ニュー・アルバムは、厳密にはファースト・アルバムでやろうとしていたことと同じだけど、もっと技術的になっている。俺にとっては、たんに完全な形にしようとした理想がいっぱいあるって感じなんだ。


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ザ・ストリーツのアートワークは、つねにある"場面"の写真を使っていますが、今回はずいぶんとモダンなオフィス・ビルですね。この写真とアルバムとの関連性を知りたいと思います。この綺麗で、合理的で、冷たそうな建物は何を象徴しているのでしょうか?

スキナー:ザ・ストリーツとしての俺にとって、その美学はつねに重要だった。で、それを終わりにしたかった理由のひとつに、その美学を変えたくなかったけど、それをいつまでも続けることは不可能だったということがある。これまでの5枚のアルバムは、ボックス・セットのような感じでまとまっている。最初からそんな風にしようと思っていた節があったね。

『オリジナル・パイレート・マテリアル』と『コンピューターズ・アンド・ブルース』はどのように関連づけて話すことができますか?

スキナー:その間、俺自身はあまり変わってない。ただ言えるのは、アルバムごとによくなっている部分もあるし、失っているものもある。ニュー・アルバムは、厳密にはファースト・アルバムでやろうとしていたことと同じだけど、もっと技術的になっている。これが聴く人にとってエキサイティングかどうかは俺には言えないけど、俺にとっては、たんに完全な形にしようとした理想がいっぱいあるって感じなんだ。そうした意味においては、今作は報われたと思える作品だね。

『オリジナル・パイレート・マテリアル』では、ガンジャとプレイステーション、あるいは週末のクラビングやガールハントをささやかな楽しみに暮らしているギーザーが主人公だったわけですが、あの街のなかの小さな物語はすべて、いまのようにデジタル文化が普及する以前のことでした。いまではあそこで描かれたライフスタイルも古風になりつつあると感じますか?

スキナー:それはファースト・アルバムが、カルチャー的な面で時代の先を行ってたからだと思う。だからいま聴いても、古臭く聴こえることなく、ただ、普通の、誰もが享受しているようなスタイルを描いていると感じるだけだと思う。もしかすると10年後には古く聴こえるかも知れないけど。

ストーリーや曲に込められたメッセージがひとつだけだった場合、人に説教しているように聴こえかねない。俺は、自分の曲のなかにつねに自然のパラドックスを取り込んでいた。それで俺の音楽を皮肉っぽいという人がいるんだけど、でもそれってオカシイなってときどき思うんだ。何故なら本物の人生みたいに反対に作用することだってあるんだから。

"トラスト・ミー"のなかで「ダブステップ/クラブで流される汗/ベタベタ汗だくになろう」というフレーズがありますが、これは言うなればヴァーチュアル・リアリティに対する「街で遊べ」というメッセージなわけですよね?

スキナー:ストーリーや曲に込められたメッセージがひとつだけだった場合、人に説教しているように聴こえかねない。俺は、自分の曲のなかにつねに自然のパラドックスを取り込んでいた。それで俺の音楽を皮肉っぽいという人がいるんだけど、でもそれってオカシイなってときどき思うんだ。何故なら本物の人生みたいに反対に作用することだってあるんだから。

"ウィ・ネヴァー・ビー・フレンズ"の歌詞は何を暗示しているのでしょうか?

スキナー:これもまた、誰かに何かを説こうという感じに聴こえないようにしているひとつの例だ。コーラス部分にはとてもシンプルなメッセージがあって、それは友人関係っていうのは、恋愛関係の軽いヴァージョンなんかじゃない、それとは正反対にあるものなんだ。だから恋愛関係が終われば、相手の傍にいづらくなるってわけだ。でも、曲のほかの部分で、これと反対のことを言ったりもしているんだよね。

それでは、"ソルジャーズ"の主題は何でしょうか?

スキナー:"ソルジャーズ"のテーマはサッカーだ。音楽フェスティヴァルだと思っている人が多いけど、実際は違うんだよね。

いろんなタイプの曲をやっていますが、音楽的なところでとくに心がけたことがあれば教えてください。

スキナー:俺はただ、さまざまな形の良い曲を作ることを心がけているんだよ。ダメなものはボツにして、みんなが自分に同意してくれることを願っているんだ。

『ア・グランド・ドント・カム・フォー・フリー』の"エムプティ・カンズ"の一節、「俺たちが終わらせたくなかった何かの終わりだ。厳しい時代がやってくる(The end of the something I did not want to end, Begining of hard times to come)」という言葉は、いろんな解釈ができる言葉だと思うんですけど、ひとつの解釈として『コンピューターズ・アンド・ブルース』のテーマに即して言えば、マス・カルチャーの終焉とポスト・マス・カルチャーのはじまりを暗示していたと言えるんじゃないかと思ったんです。昔ながらのポップ・ミュージックの時代が終わり、インターネットの普及によって否応なしに変えられたポスト・マス・カルチャーのはじまり、それぞれが自分の興味のあるモノだけにアクセスする断片化された世界のはじまり、そんなものを暗示していたといまなら解釈できるんじゃないかと思うのですが。

スキナー:最高のザ・ストリーツの歌詞とは、どこかで聞いたことのあるようなフレーズをシンプルにしたものだ。俺は、すでに誰かが言ったことを人びとに伝える以上のことをやってない。マス・カルチャーがなくなるかどうか、俺にはわからない。将来、あらゆるものが細分化され、よりニッチな方向へ行くという人は大勢いるし、俺も、大部分のマーケットの中間部はそうなると思っている。いわゆる"クール"な音楽は、すでに細かくフラグメント化され、インターネットで楽しむことができるようになっていると思う。でも、本当にビッグなもの、例えばポップ・ミュージックや、興行成績ランキングに入るようなハリウッド映画、そしてカルチャー現象といったものは、人びとがより繋がり、よりわかりやすいものを求めるようになると思うよ。

 数々の栄光に彩られたザ・ストリーツの歴史は潔く終わった。最後の曲"ロック・ザ・ロックス"は、こんな具合に締められる。

 煙草を吸い過ぎた
 嘘も山ほど耳にしてきた
 自分のデスクを片付けるよ
 持ち物はすっかり箱に収め
 灯りを消し、錠をかけ
 立ち去るときが来た

「知ってるかい?」、マイク・スキナーは『ガーディアン』の取材でなかば自慢気にこう話している。「俺には入れ墨を入れたファンが大勢いるんだぜ」
 2002年の春、僕に"ハズ・イット・カム・トゥ・ディス?"を教えてくれたイギリス人も入れ墨の入った男だった。

Chart by JET SET 2011.02.21 - ele-king

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1

EDDIE C

EDDIE C DO IT YOURSELF »COMMENT GET MUSIC
1st.アルバム『Parts Unknown』からの先行カットが到着!!カナディアン・ビートダウン第一人者Eddie Cの遂にリリースされる1st.アルバム『Parts Unknown』(Jet Setエクスクルーシヴ特典付き)から3曲を抜粋したEP。激推薦!!

2

POLICEMAN

POLICEMAN KEISATSU »COMMENT GET MUSIC
2011年もっとも危険な警察ラップ銀盤!!Cos/Mes、Traks Boysも参加した超衝撃作。JET SETオリジナル特典付き!!ザマギ&ワールドインベーダーズの面々からなる3MC&2DJスタイルの日本語ラップ・ユニット、ポリスマン!!お蔵入りになりかけたデビュー・アルバムが完全自主制作盤にて遂に正式リリース。21世紀のカルト・ヒップホップ・クラシック確定済みの逮捕寸前作です!!

3

DR. DUNKS / BASTEDOS

DR. DUNKS / BASTEDOS ROMANTICOS / BEEF »COMMENT GET MUSIC
早くも第3弾のデリヴァリーとなったKeep It Cheapですが、今回はEric Duncanに加えて初のゲスト、Claremont 56からのコンピ・シリーズ『Originals』への登板、そしてDommune出演も果たした親日家、 Felix"Foolish"Dickinsonを迎えてのダブルAサイダー!!

4

TALIB KWELI

TALIB KWELI GUTTER RAINBOWS »COMMENT GET MUSIC
Talib Kweliのニューアルバムが傑作"Eardrum"から4年振りのリリース!プロデューサーにMarco Polo, Ski Beatz, Oh No等、ゲストにSean Price, Jean Graeらを迎えた全14曲収録の素通り厳禁の一枚! マーブルカラーバイナル仕様です。

5

AGORIA

AGORIA IMPERMANENCE »COMMENT GET MUSIC
初回特典としてInfineの女性クリエイター、Clara Motoによるレーベル・サンプラーMIX CD付き!!国内盤にはボーナス・トラックとしてスマッシュ・ヒット中のCarl Craigをヴォーカルに迎えた先行シングル"Speechless"のダブ・ヴァージョン、そして海外クラブ系のアーティストとしては初となる音楽合成ソフト、初音ミクをフィーチャーした新曲を特別収録!!

6

MR PRESIDENT

MR PRESIDENT THE BEST IS YET TO COME »COMMENT GET MUSIC
Curtis Mayfield+Kings Go Forthなキラー・スウィート・ヴォーカル・ファンク!!

7

LIL' TONY

LIL' TONY ANTON'S GROOVE »COMMENT GET MUSIC
Guidance発Nu Spirit Helsinkiからスタートし、Raw Fusion、Versatile、Mood Music等名だたる名門からのリリースで知られるベテランが、'08年のBoolaとのスプリット作以来となるInnervisionsからの登場。

8

ZEPP001

ZEPP001 THE WARM »COMMENT GET MUSIC
レーベル3番以来の登場となるシアトルのZepp001による第2弾リリースがまたしても素晴らしいです。今回は絶好調にリリースラッシュを掛けるex. Wild Bunchクルー、ブリストルの生ける伝説DJ Nature a.k.a. Miloによるリミックスを収録!!

9

MF DOOM

MF DOOM SPECIAL HERBS THE BOX SET »COMMENT GET MUSIC
天才MF DoomがNature Soundsで発表した総音源を、10枚のアナログに刻印、さらに7インチ、ポスター、ダウンロードカードまでついた最強のMF Doom Boxを発表を発表です!

10

WILD COOKIE

WILD COOKIE COOKIE DOUGH »COMMENT GET MUSIC
Red Astaire名義でのヒットも多いスウェーデンのハイセンス・トラックメイカー、Freddie Cruger。男性ヴォーカリストAnthony Millsとのユニット、WIld Cookieのアルバム完成!!

Chart by JAPONICA 2011.02.18 - ele-king

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1

HARVEY PRESENTS LOCUSSOLUS

HARVEY PRESENTS LOCUSSOLUS I WANT IT / NEXT TO YOU INTERNATIONAL FEEL / URY / 2011/2/12 »COMMENT GET MUSIC
鉄板<INTERNATIONAL FEEL>が誇る大看板プロジェクト=HARVEY PRESENTS LOCUSSOLUS第3弾シングル!フリーキーな男女の掛け合いにもっちりブギー・ベースとがファンキーに絡み合うエレクトロ・ディスコ・ファンク"I WANT IT"、そしてHARVEY自身のブルージーなヴォーカルがグッとハマるビートダウン感覚のスローモー・シンセ・ディスコ"NEXT TO YOU"とこれまた話題必至の一枚!

2

V.A.

V.A. LITTLE LEAF 2 LITTLE LEAF / GER / 2011/2/12 »COMMENT GET MUSIC
新興リエディット・レーベル<LITTLE LEAF>第2弾!天才マルチ・アーティストSHUGGIE OTISのサンプル・ソースとしても知られる大名曲"AHT UH MI HED"の長尺でのリグルーヴ・エディット(ネタで買い!)をA面に、そしてB面にはARTHUR RUSSELL"ANOTHER THOUGHT"にキレのあるビート/グルーヴを加えブレイクビーツ~ディスコ感覚でリエディットを施した"ARTHUR"を収録!

3

TRUJILLO

TRUJILLO FRUIT PUNCH APERSONAL MUSIC / UK / 2011/2/13 »COMMENT GET MUSIC
レーベル買も余裕でオススメできるスペイン/バレンシアの激注目レーベル<APERSONAL MUSIC>第4弾!説明不要のアーバン・メロウ・ソウル大名曲MICHAEL WYCOFF"LOOKING UP TO YOU"のインスト・パート長尺でビートダウン・ブギー・テイストにてエディットしてしまった"LOOKING UP THROUGH YOU"が断トツでオススメ!

4

JD TWITCH

JD TWITCH CUMBIA LET'S GET LOST / UK / 2011/2/14 »COMMENT GET MUSIC
ご存知グラスゴーの人気ユニットOPTIMOの片割れとして、またUK屈指のレコード・コレクションを有することでも知られるJD TWITCHがKZA主宰<LET'S GET LOST>に登場!今回はタイトル通り今やすっかりクラブシーンにも定着した「クンビア」ネタの強烈ディスコ・エディット4発を搭載!

5

DEEP SPACE ORCHESTRA

DEEP SPACE ORCHESTRA RIDING IN MY IMAGINARY JEEP FOTO / UK / 2011/2/14 »COMMENT GET MUSIC
前2作も好評のCHRIS BARKER & SIMON MURRAYによるユニットDEEP SPACE ORCHESTRA新作はOOFT主宰<FOTO>より。エレクトリック・ブギー・ハウス"RIDING IN MY IMAGINARY JEEP"にOOFTによるコズミック・テイストでの同リミックスも勿論らしさがでた好トラックなのですが、中でもやはりアフロ・ネタを使用したビートダ ウン的アプローチでのハウス・エディット"SIR SHINA"がずば抜けて最高っ!

6

SHAWN LEE

SHAWN LEE WORLD OF FUNK UBIQUITY / US / 2011/2/12 »COMMENT GET MUSIC
超ハイペースでリリースを続ける<UBIQUITY>一最も謎多き才人=SHAWN LEE、2011年一発目は肉厚ファンク・ビートを軸に世界各地の辺境グルーヴ/サウンドをふんだん取り込んだタイトル通り「WORLD OF FUNK」な一枚!PING PONG ORCHESTRAで魅せたダブ/アフロ/ラテン/ジャズ・・といった括りでの世界観とはまた一味違う、独自のサイケデリック感覚が赴くままに紡ぎだす昨 今のトレンドとも言える南米/アジア臭強めのエキゾチックで妖艶な雰囲気が充満する特濃辺境サウンド満載!

7

REENO

REENO SO FUNKY / SUMMER MADNESS SPAZZOID / US / 2011/2/14 »COMMENT GET MUSIC
NYのアンダーグラウンド・レーベル<SPAZZOID>作品がこの度ワールドワイド・プレス&リリース!こちらは08年リリースの第3弾でレー ベル主宰REENOによる5トラックスEP。問答無用で"SUMMER MADNESS"で買いですっ!

8

ZEPP001

ZEPP001 THE WARM DELUSIONS OF GRANDEUR / UK / 2011/2/13 »COMMENT GET MUSIC
US/シアトルの注目クリエイターZEPP001による<DELUSIONS OF GRANDEUR>からのセカンドEP!何と言っても注目はB面のDJ NATUREリミックス!ファットな四打ちキック/デトロイト的肉厚ハイハット・グルーヴにスタイリッシュな鍵盤リフ/ヴォーカル・ネタをコラージュさせ ビルドアップする流石の逸品に仕上げてきました!もちろん大推薦!

9

BLUNDETTO

BLUNDETTO FRIENDS VERSION EP HEAVENLY SWEETNESS / FRA / 2011/2/5 »COMMENT GET MUSIC
間もなく超限定でリリース予定のBLUNDETO周辺のクリエイター達によるリミックス・アルバム「BAD BAD VERSIONS」から、7inch化もされたエキゾチック・ダブ・ファンク"MUSTANG"のダビー・ブレイクビーツ・リミックス、そして LATEEF THE TRUTHSPEAKERをフィーチャーした"MY ONE GIRL"の二部構成的なエレクトリック・ダンスホール/ダウンテンポ・リミックスが先行7inchカット!

10

EUGENE HARRINGTON

EUGENE HARRINGTON THE LIFE OF EUGENE HARRINGTON NOECHO / UK / 2011/2/14 »COMMENT GET MUSIC
UK/ロンドンのインディペンデント・レーベル<NOECHO>から届いた実験精神旺盛なスモーキー・ジャズ/ダウンビート集!何ともいえない ドープなリズム・マシーン上をキーボードをはじめとしたエレクトリック機器による多重録音でサイケデリック感覚のもとアブストラクトな世界観を創 出!初期<MO'WAX>作品~NATURAL YOGURT BANDばりのドープ・サイケ/ジャズな感覚、そしてどこかSHAWN LEEにも通じるマルチな奇才っぷりはお見事!

icchie - ele-king

マイ・フェイヴァリット・アーティスト(EXOTIC編)


1
Yusef Lateef - Eastern Sounds - Prestige
西と東の絶妙なミックス感がたまりません。

2
Sun Ra - Lanquidity - Philly Jazz

3
Mocky - Saskamodie - Crammed Discs
独特の新しくて懐かしい質感が大好き。

4
Monty Alexander - Cobilimbo - MPS Records
ジャマイカのJAZZピアニスト、MONTY ALEXANDERのトロピカルなアルバム。
ピアノとアーネスト・ラングリンのギター、Steel Panがカリブのビートで踊る。

5
Joanna Newsom - Sprout and the Bean - Drag City
ハープの弾き語りが深い世界に連れてってくれます。

6
Senor Coconut - El Baile Aleman - Nacional Records
TECHNOとラテンは根っこが似てますね。

7
Carlos Nino - Carlos Nino's Ocean Swim Mix - Listen Up
LAのプロデューサー、DJ、Ammoncontactのメンバー、CARLOS NINOの物語的ミックス。気持ちええです。

8
Ku Bo - Kaggua - Man Records
STEROTYPの別プロジェクト。AFRO-ELECTRO。

9
Oorutaichi - Cosmic Coco, Singing for a Blllion lmu's Hearty Pi
今回の3/5のバンドのドラマー、千住宗臣くんはOORUTAICHI君のバンド「ウリチパン郡」のドラマーでもあります。

YUTA KIMURA - ele-king

Current Top 10


1
Scuba - Tracers (Deadbeat Remix) -Hotflush Recordings

2
Soul Center - Dyr Bul Scyl -Shitkatapult)

3
Clement Meyer - Piece By Piece (Maetrik Remix) - (Family N.A.M.E)

4
Tim Xavier, Par Grindvik - Subtle Paradise (Original) - LIMITED 400

5
Steve Rachmad present's Ignacio - Virton Upgraded (Ben Klock Remix A) -Music Man Records

6
Tbd - Okay, Cool - DFA

7
Terence Fixmer - Phantoms (Niederflur Remix) - Electric Deluxe

8
Juju & Jordash - Killing Raul With Acid -Uzuri

9
Social Disco Club - Peaceful Warrior (Soft Rocks Jesus Convention Remix) - Is It Balearic?

10
Aerea Negrot - Hair (tobias. Remix) - BPitch Control.

 昨年シングル「Wile Out」をUK TOP40に送り込み、ドラム&ベースのみならず、最先鋭のハイブリッドサウンド、クラック・ハウスでUKベース・ミュージック・シーンを揺るがせたDJ ZINC(昨年はDOMMUNEでもプレイしました)。そんなキング・オブ・ベースローラーが2011年3月、DBS15周年カウントダウンに帰ってくる! 
 対するはオリジナルUKダブステップ/グライム・シーンの重鎮、トップDJとして世界を席巻するPLASTICIAN。200%マッシヴのBIG BASS SESSIONSです!!!!
(当日は、お馴染みの田中哲司君やエクシーもまわします!)

2011. 03. 19 (SAT) @ UNIT

feat. DJ ZINC & PLASTICIAN

with: Eccy, DJ MASSIVE
mc: LUCID (from Toronto)
vj/laser: SO IN THE HOUSE
B3/SALOON: TETSUJI TANAKA, KOO1, DJ MIYU, ENDLESS

open/start 23:30
adv.¥3500 door ¥4000

info. 03.5459.8630 UNIT
https://www.unit-tokyo.com

DJ ZINC (BINGO BEATS, BINGO BASS, UK)
ハウス、ブレイクビーツの影響を受け、89年からDJ活動を開始。海賊放送やレイヴで活躍しつつハードコア~ジャングル/ドラム&ベースの制作を始める。95年にGanjaから"Super Sharp Shooter"、Frontlineから"6 Million Ways"の大ヒットを放ち、96年にはDJ HYPE、PASCALと共にレーベル、True Playazを設立、ファンキー・ビーツとバウンシーかつディープなベースラインで独自のスタイルを築く。00年の"138 Trek"は自己のレーベル、Bingo Beatsに発展、ブレイク・ステップの新領域を開き、2ステップ~グライムやブレイクス・シーンに多大な影響を与える。03年にはPolydor UKからブレイクビーツを自在に遊泳する1st.アルバム『FASTER』を発表し、絶賛を浴びる。Bingo BeatsからはDYNAMITE MCをフィーチャーした"Creeper"を含む『DROP BEATS NOT BOMBS EP』を始め、数々のマッシヴ・チューンで衝撃を与え続け、07年には『IN BASS WE TRUST EP』、MIX CD『WATCH THE RIDE』(Harmless)を発表。ここ最近は"Crack House"と銘打ったZINC自身が提唱する新型サウンドを布教。"Crack House"はBasslineサウンドを主体として、エレクトロ、ダブステップ、フィジェットハウス、ブレイクス、ジャングル等をミクスチャーした最新鋭のエレクトロ・ダンスミュージック。まさにその集大成ともいえるオリジナルアルバム『Crack House E.P.』、『Crack House Vol.2』をこれまでに発表。またMS DYNAMITEをフィーチャーしたシングル、"Wile Out"はUK TOP40にチャートインする等、UKのベースミュージックの最前線を驀進中!
https://djzinc.com/
https://www.myspace.com/bingozinc
https://twitter.com/djzinc

PLASTICIAN (TERRORHYTHM, Rinse FM, UK)
ダブステップ/グライム・シーンのトップ・プロデューサー/DJの一人、PLASTICiAN。かつてDJ DARKSTARの名前でガラージをスピンしていた彼は、03年にDJ SLIMZEEのレーベル、SlimzosからPLASTICMAN名義で"Venom/Shock Wave"をリリース以来、"Pump Up The Jam" (Soulja)、"Hard Graft"(Contagious)等がアンダーグラウンドでヒット、またRINSE FMでレギュラーを務め、初期ダブステップの礎となる。04年には"Pump up the jam"を含む4曲がRephlexにライセンスされ、コンピレーション『GRIME』でセンセーションを巻き起こす。また自己のレーベル、Terrorhythmを立ち上げ、"Cha"、"Value Beats EP"を発表、またLUKE VIBERTの"Moog Acid"、M.I.A.の"U.R.A.Q.T"等のリミックスを手掛ける。その後、PLASTICIANと改名し、08年には1st.アルバム『BEG TO DIFFER』をリリース、SKEPTAをフィーチャーした"Intensive Snare"はSoul Jazzにライセンスされる。またMIX CD『Rinse:06』(Rinse)のリリースでDJとしても世界的な人気を集める。
https://royalartistclub.com/plastician
https://www.myspace.com/plastician
https://twitter.com/djplastician

Ticket outlets:
PIA (0570-02-9999/P-code: 130-543)、LAWSON (L-code: 75191)
e+ (UNIT携帯サイトから購入できます)
渋谷/disk union CLUB MUSIC SHOP (3476-2627)、
TECHNIQUE(5458-4143)、GANBAN(3477-5701)
代官山/Bonjour Records (5458-6020)
恵比寿/WE NOD(5458-6232)
下北沢/DISC SHOP ZERO (5432-6129)、JET SET TOKYO (5452-2262)、
warszawa(3467-1997)、disk union CLUB MUSIC SHOP(5738-2971)
新宿/disk union CLUB MUSIC SHOP (5919-2422)、
Dub Store Record Mart(3364-5251)
吉祥寺/Jar-Beat Record (0422-42-4877)、disk union (0422-20-8062)
町田/disk union (042-720-7240)
千葉/disk union (043-224-6372)

UNIT
Za HOUSE BLD. 1-34-17 EBISU-NISHI, SHIBUYA-KU, TOKYO
tel.03-5459-8630
www.unit-tokyo.com

Chart by TRASMUNDO 2011.02.17 - ele-king

Shop Chart


1

S.L.A.C.K.

S.L.A.C.K.
『我時想う愛』 »COMMENT GET MUSIC

2

D.O

D.O
『ネリル&JO』 »COMMENT GET MUSIC

3

CE$

CE$
『Steal da Road』 »COMMENT GET MUSIC

4

YODEL

YODEL
『WONDER WHEEL』 »COMMENT GET MUSIC

5

DJ DISCHARGE

DJ DISCHARGE
『SENSE OF WIND 2』 »COMMENT GET MUSIC

6

TEE-$HORT

TEE-$HORT
『NIGHT&BAY』 »COMMENT GET MUSIC

7

MASS-HOLE A.K.A BLACKASS

MASS-HOLE A.K.A BLACKASS
『BOOZE BOOZE SAMPLING THING』 »COMMENT GET MUSIC

8

dj ASAMA

dj ASAMA
『almost...love mix』 »COMMENT GET MUSIC

9

373

373
『Wombd』 »COMMENT GET MUSIC

10

Gradis Nice a.k.a.K-MOON X

Gradis Nice a.k.a.K-MOON X
『ROCHEMAN'S MEAT SHOP』 »COMMENT GET MUSIC
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448