「IO」と一致するもの

interview with Anchorsong - ele-king


Anchorsong
Chapters

Tru Thougths

Amazon iTunes

 アンカーソングを名乗る吉田雅昭は、ロンドンで暮らしながら音楽を活動をしている日本人青年だ。本サイトでもたまにUKの音楽事情をレポートしてくれている
 同じコスモポリタンの都市でも、ベルリンやニューヨークと違って、ロンドンは日本人が音楽活動しやすい場所ではない。世界でもっともポップ文化を産業としている国でありながら、いろいろあそこは大変だ。アンカーソングは彼の地で4年も地道に活動している。
 この度、アンカーソングはロンドンのレーベル〈トゥルー・ソーツ〉(クァンティックで有名)を契約を交わし、インターナショナル・デビューを果たした。その作品『チャプターズ』が、彼にとっての初めてのアルバムでもある。
 『チャプターズ』は彼の叙情詩だ。トレードマークであるビートの"生演奏"をもとに、ダンサブルな曲からアンビエント調のものまでと起伏に富んだ展開をみせている。高速で飛ばすミニマル・テクノ、ファンキーなダブステップ楽団、深夜の孤独なIDM、メランコリックなダウンテンポ、壮麗なエレクトロニック・ジャズ......などなど。いままでアンカーソングといえば迫力ある生打ち込みのビートでリスナーの目と耳を集めていたものだが、『チャプターズ』ではメロディも光っている。"ビフォア・ジ・アップル・フォールズ"のように官能的なストリングスの音を活かしたメロウな曲も耳に残る。"デイブレイク"のようなグルーヴィーな曲からも平和的な微笑みが見えてくる。
 ばつぐんにキラーな曲がひとつ入っている。それは"プラム・レイン"という曲だ。IDMテクスチャーと彼のスローなビート、そしてジャズのコードと美しいメロディが重なる曲で、しとしとと降る綺麗な雨を想わせる。最高の状態のアズ・ワンの曲とも似ている。
 ロンドンにいるアンカーソングに話を訊いてみよう。

この国には日本のようなはっきりとした四季の移り変わりがない分、"風情"っていう感覚が希薄なんです。メロディやプロダクションも含めて、そういう日本人特有の繊細なニュアンスがこの曲には含まれているんです。

いま、どんな感じで過ごしてますか? ギグはどのくらいの頻度でやっているのでしょう?

吉田:アルバムが海外でリリースされたばかりで、その反響を楽しんでいるところです。海外ではデビュー作ということもあり、僕のことを最近知ったという人が多くて、日本でデビューEPをリリースしたときのフレッシュな気分を感じています。ギグは平均だと月に2、3本ですが、来年2月からはツアーに出る予定です。今はその準備を進めつつ、新曲を書き溜めているところですね。

2011年の吉田くんにとっての最高の思い出を教えてください。

吉田:やっぱりフル・アルバムをワールド・ワイドにリリースできたことですね。活動をはじめた頃から数えると7年近くかかったんですが、自分が本当に作りたいと思っていたものを形に出来たと思うし、それを自分の名刺代わりの1枚として世に送り出すことができたことに、たしかな手応えを感じたので。

今回がインターナショナルなデビュー・アルバムとなるわけですが、吉田くんのなかではやっぱある程度の達成感がありますか? ある意味ではこれをひとつの目標に渡英したわけですよね?

吉田:そうですね。僕は音楽にのめり込み始めた10代の頃から基本的に洋楽ばかり聴いていたので、そういう海外のアーティスト達と同じ土俵で勝負したいという思いが、東京で活動を開始した頃からずっとありました。渡英を決めた時に自分の中でデッドラインを定めて、それまでにワールドワイドに作品をリリースすることが出来なかったら、日本に戻って来ようと決めていたので、何とか達成できて良かったですね。

当然、東北の震災と福島原発事故はロンドンで知ったわけですが......。

吉田:地震のあとしばらくはやっぱり落ち込んでいたし、自分が海外で生活しているということに対してそれまで感じたことのなかったような疑問を抱いたりもしましたが、それが作品の制作に影響を及ぼしたということはないと思います。あの時点で作品がすでにほぼ完成していたというのもありますが、僕はあまり自分の個人的な感情や心情を作品に投影するタイプではないので。とは言え、ある程度は無意識のレベルで作品に現れてしまうものなのかも知れませんけど。

今回〈トゥルー・ソーツ〉と契約するにいっった経緯を教えてください。

吉田:いちばんのきっかけはボノボのサポートを数回に渡って務めたことだと思います。彼はデビュー作を〈トゥルー・ソーツ〉からリリースしていて、いまも親交が深いようなので。それがきっかけで名前を知ってもらって、未発表の曲を聴かせて欲しいと言われて、その時点でほぼ完成していたアルバムをまるごと送ったんです。結果的に内容に手を加えることなく、そのままの形でリリースしてもらえることになったんです。

〈トゥルー・ソーツ〉の音を特徴づけるのは、ソウル・ミュージックやジャズ、ラテンといった音楽からの影響ですが、それまでのアンカー・ソングの音楽性とは開きがあるようにも思いました。自分ではそのあたりどう考えていましたか?

吉田:曲を送った時点では、正直気に入ってもらえるかどうかというのは半信半疑でしたね。レーベルのコンセプトに沿った曲もあるとは思っていたけど、ちょっと違うものも含まれていたので。

実際、音楽性はそれまでとは明確な変化がありましたね。なによりも多様になったし、〈トゥルー・ソーツ〉的な音になっていますが、これは吉田くんがある程度レーベルの方向性に合わせた感じですか? 4曲目の"ダークラム"にしても"プラム・レイン"にしても、コードはジャズからの影響だと思うし、それとも吉田くん自身のなかにジャズやソウルの要素を取り入れた洗練という方向性があったのでしょうか?

吉田:先にも述べた通り、彼らと契約した時点でアルバムはほぼ完成していたので、意図的に彼らのカラーに合う曲作りをしたということはないんです。でもレーベル側がとくに気に入ってくれたのはやっぱり"ダークラム"や"プラム・レイン"といった、ジャズのテイストがある曲でしたね。今回の作品のコンセプトのひとつは「ミニマルであること」なんですが、短いサイクルでのループを組み立てる際に、ポップス的なコード進行を使うとどうしても冗長なものになってしまいがちなので、それに対する打開策のひとつとして、ジャズっぽいそれを導入したというのはありますね。

"プラム・レイン"が本当に美しい曲で、聴いていると綺麗な雨の風景が見えるようです。いま、日本で雨というと原発事故の影響で恐怖があるのですが、"プラム・レイン"は汚染されてない、魅力的な雨を感じます。IDMのテクスチャーと、吉田くんのシンプルなビート、そして素晴らしいメロディがありますね。この曲についてのコメントをください。

吉田:"プラム・レイン"というタイトルは、"梅雨"をもじったものなんです。もちろん実際にはそんな言葉はなくて、駄洒落みたいなものなんですけど。ロンドンで雨模様の日が続く季節に書いた曲で、それが何となく日本の梅雨時の風景を思い起こさせるなって。この国には日本のようなはっきりとした四季の移り変わりがない分、"風情"っていう感覚が希薄なんです。メロディやプロダクションも含めて、そういう日本人特有の繊細なニュアンスがこの曲には含まれているんです。

日本が恋しくなったことはあると思いますが、今回のアルバムにそういう思慕のようなものは出ていると思いますか?

吉田:とくにないと思いますね。この国に来て4年経ちましたけど、いまはまだ日本のことを恋しく思う気持ちよりも、この国のことをもっと知りたいという思いの方が強いですからね。

あるいは、ロンドンで活動しながら吉田くんのなかでも変化があったと思うのですが、どのような影響や、考えの変化があったのかなど、そのあたり、詳しく教えてください。

吉田:もっとも大きな変化は「ライヴ・アクトとしての自分」っていうルーツに立ち戻ったことだと思います。それまでロンドンのアンダーグラウンド・シーンの刺激を吸収して、音楽性の幅を広げることばかり考えていたんですが、ライヴを重ねるうちに、自分が伸ばすべきところはやっぱりそこにあると思うようになったんですよね。レコード契約をとるまでには時間がかかったけど、現場での手応えは常に感じていたので。今回のミニマルというテーマも、僕の基本のセットアップだけでステージで再現できることっていう、ある意味自らに課した制限の中から生まれたものでもあるんです。

[[SplitPage]]

僕自身はよくクラブにも遊びに行くし、見えにくいところでそういうシーンからの影響も反映させてはいるんです。たとえば今回の作品で言うと、ベースラインにサブベース的な、通常のベースよりも主張の少ない音を多用しています。


Anchorsong
Chapters

Tru Thougths

Amazon iTunes

ele-kingでのレポートをいつも楽しみにしているのですが、たとえばボノボと一緒にやった話などは、今回のアルバムの音楽性にも通じますよね。彼のようなサウンドは、吉田くんにとっては同士のような感じなんでしょうか? とくに今作におけるストリングス系の音などは、彼らと似たものを感じます。

吉田:昔から好きなアーティストではあったし、競演できて嬉しかったのはたしかですが、自分ではそれほど音楽的に接点を見出しているわけでもないんです。彼の音楽はとてもオーガニックだけど、僕はもう少し棘のある方向性を目指しているので。とは言え、ファン層はやっぱりちょっと被っているみたいですけどね。

ボーナス・トラックの"アムレット"は壮大なメロディが印象的な美しい曲ですね。ボーナストラックにこれを選んだ理由を教えてください。

吉田:個人的にも好きな曲ではあるんですけど、この曲は先に述べた「ミニマル」っていうコンセプトにそぐわなかったんです。でも何かしらの形でリリースしたかったので、ボーナス・トラックという形で収録できて良かったと思っています。

ダブステップのようなハードなダンスの現場というよりも、より大人びたオーディエンスに向けている音楽だなと思ったのですが、そこは意識しましたか? ミュージックホールのような場所でやっていることがけっこう書かれていますし。

吉田:長く楽しめる作品にするということは意識しているので、そういった印象を与えるのかもしれないけど、僕自身はよくクラブにも遊びに行くし、見えにくいところでそういうシーンからの影響も反映させてはいるんです。たとえば今回の作品で言うと、ベースラインにサブベース的な、通常のベースよりも主張の少ない音を多用しています。あとはリッチなダイナミクスを持つ音と、いかにも打ち込みっぽい無機的な音を同居させることなんかもそうですね。"プラム・レイン"なんかがいい例ですが、あの曲はリンスFMのOnemanとか、現場で活躍するDJからもサポートしてもらって、それがとても嬉しかったですね。

一時期グリッチが流行ったことがありましたが、ああいう音を汚すことをまったく取り入れない理由は何でしょうか?

吉田:単純に必要性を感じないからですね。自分ではたまにグリッチーなものも聴いていますが、僕の音楽には必要のない要素かなと。たぶんそれはやっぱりライブを意識した曲作りという部分から来ているんだと思います。ああいう音はやっぱりただ「再生する」ものであって、「演奏する」ものではないと思うんです。

なるほど。ポップということをどのように考えていますか? たとえばクラッシュさんのような人がマグネティック・マンのようなことをやったら、消費されて終わっていたと思うんですよね。アンダーグラウンドだからこそ消費されないで生き延びているといったアーティストはUKにはたくさんいると思います。

吉田:僕はポップなものもけっこう聴いているほうだと思うし、メインストリームの音楽にもそれなりに気を配っているので、とくにネガティヴな印象を持ってはいないですね。やっぱりわかりやすいことというのは、多くのリスナーにとって魅力的な要素だと思うので。とは言え、やっぱりそういうアーティストの息が短いということは事実だと思うし、だからこそクラッシュさんのようなブレない人は長くキャリアを続けられるんだと思います。そういう意味でも、ジェームス・ブレイクが今後どんなルートを辿っていくのかということは、個人的にもとても気になりますね。僕は彼のポップな面もハードコアな側面も両方とも好きなので。

『チャプターズ』というアルバムには、どんなメッセージが込められているのでしょうか?

吉田:各楽曲にこれといったメッセージがあるわけではありませんが、『チャプターズ』とうタイトルは、各楽曲がそれぞれが異なるストーリーを展開しながらも、全体として大きなひとつの流れを作り上げている、そういうニュアンスを含んでいるんです。作品を最初から最後まで通して聴いたときに、短い旅を終えたような印象を持ってもらえるような、そういう自然な流れのある作品にすることを強く意識しました。

ゴス・トラッドのように、日本にいながら国際的な評価を得ているミュージシャンはこのネット社会では、今後も増えていくでしょう。たとえば最近では東京の〈コズ・ミー・ペイン〉というレーベルのジェシー・ルインという若いアーティストは、東京にいながら『ガーディアン』で紹介されています。こうしたデジタル・メディアが距離を縮めた現在においても、ロンドンを拠点とする理由は何でしょうか?

吉田:トクマルシューゴさんなんかもそうですよね。先日彼のロンドン公演に遊びに行って来たんですが、ソールドアウトだったし、とても盛り上がっていました。僕がロンドンに拠点を置く理由は、単純に僕がいち音楽ファンとして、この街のシーンに魅力感じているからですね。やっぱり現場でしか養われない感覚というのは確かにあると思うので。先にも述べた通り、僕は見えにくいながらも、そういう同時代性を感じさせる要素を自分の音楽にも反映させるようにしているので。

ところでUKの暴動についてはどのように思っていますか? いろいろな意見がありますが、吉田くんの意見も聞かせてください。

吉田:報道によってはイギリスの景気の悪さや、保守政権による政策にやり場の無い不満を感じている市民が団結した結果だとされているみたいですが、実際に大きな被害が出たのは貧困層が密集しているいち部の地域だけだし、あれがイギリス国民の大多数の意思によるものではないと思います。ただ騒ぎたい人びとがいて、ひと握りの人たちがそれに便乗したということだと思います。とはいえ、もちろんそういう事態を招いてしまうような風潮がいまのイギリスに漂ってしまっているのは事実だと思います。

ビョークの『バイオフィリア』は吉田くん的にはどうでしたか?

吉田:個人的には期待していたほどの作品ではなかったですね。マルチメディアを駆使するなど、作品のコンセプトには彼女のアーティストとしての野心が反映されているのかもしれないけど、実際のアルバムに収録されている楽曲郡には、かつてのような輝きを感じることが出来なかったので。

最後に2012年の豊富をどうぞ。

吉田:やっぱりたくさんライヴをしたいですね。2月からはヨーロッパとUKを回るツアーに出ます。4月には日本に行く予定で、4月21日、22日にスタジオコーストで開催される〈ソナー・サウンド・トーキョー〉に出演することが決定していて、いまからとても楽しみです。

じゃあ、そのときに会えるのを楽しみにしています。最後に吉田くんにとっての2011年のトップ10アルバムを教えてください。


Top 10 Albums of 2011 by Anchorsong
1. Feist "Metals"
2. Lykke Li" "Wounded Rhymes"
3. James Blake "James Blake"
4. Sandro Perri "Impossibole Spaces"
5. Gang Gang Dance "Eye Contact"
6. Oneohtrix Point Never "Replica"
7. Jay-Z & Knaye West "Watch the Throne"
8. Little Dragon "Ritual Union"
9. Zomby "Dedication"
10. Jens Lekman "An Argument With Myself"

Chart by JAPONICA music store&cafe bar 2011.12.19 - ele-king

Shop Chart


1

CHOCOLAT'S

CHOCOLAT'S EL CARAVANERO (JOE CLAUSSELL EDITS) UNKNOWN / US / 2011/12/15 »COMMENT GET MUSIC
77年名門<SALSOUL>よりリリースされたアルバム「KINGS OF CLUBS」に収録の約10分にも及ぶ長編トライバル・ディスコ・ファンク"EL CARAVANERO"をボトムのリグルーヴに、オーヴァーダブ、そしてイントロ/ブレイクの長尺化でDJユースフルにリエディット!自身も長年愛着を 持ってプレイしてきた一曲なだけに随所でのキメ細かなエディット・ワークが効いた逸品に。

2

STEEL AN' SKIN

STEEL AN' SKIN STEEL AN' SKIN EM / JPN / 2011/12/17 »COMMENT GET MUSIC
オールドスクール・ブレイク古典"HEAVEN & HELL"で有名な20TH CENTURY STEEL BANDのメンバーを核に、70年代のロンドンで活動したアフロ・ カリビアン系グループ=STEEL AN' SKIN。活動当時に残された数少ない音源はいずれも少量プレスのため入手困難を極め、08年の同じく<EM>からのCD盤復刻、続いて<HONEST JON'S>からのセレクト12"シングルもその内容の高さから即廃盤となっていたところ遂に全編収録のLP仕様にて完全復刻!

3

NUEL

NUEL TRANCE MUTATION FURTHER / US / 2011/12/14 »COMMENT GET MUSIC
ジャケットアートワークのように太古のエジプトを思い起こさせる民俗調の様々な打楽器演奏にオリエンタリーなアコースティック・ギターの絡み、そして壮大なコズミック感覚でのシンセ・ワークによる味付け、そんな魅惑のサウンドの数々をムーディーなダウンビートで纏め上げた全7トラック。

4

GROOVEBOY

GROOVEBOY GROOVEBOY EP4 UNKNOWN / JPN / 2011/12/15 »COMMENT GET MUSIC
ドラマーGENE DUNLAPのブギー・ディスコ・ナンバー"TAKE MY LOVE"をネタにラグドで肉厚なディスコ・ハウス・グルーヴで再構築した"LET ME LOVE YOU"、そしてSADE"KISS OF LIFE"を定番ブレイクEDWIN BIRDSONG"RAPPER DAPPER SNAPPER"使いのビートダウン・グルーヴにのせファットなミディアム・ダンス・トラックへとリワークした"KISS OFF"をカップリング!45回転カッティングの高音質、限定プレス!

5

HERVE SAMB & DANIEL MORENO

HERVE SAMB & DANIEL MORENO KHARIT SACRED RHYTHM MUSIC / US / 2011/12/15 »COMMENT GET MUSIC
PHAROAH SANDERSやHARBIE HANCOCKといったレジェンド・クラスのアーティストのサポート・プレイヤーとしても腕を鳴らしてきた凄腕ギタリスト=HERVE SAMBと古くからJOE CLAUSSELL諸作品にパーカッショニストとして参加してきたDANIEL MORENOのタッグによる初となるサウダージ感放ちまくり極上アコースティック・アルバム2LPが<SACRED RHYTHM>より到着!

6

ONUR ENGIN

ONUR ENGIN SWEET POWER / SUMMER MADNESS G.A.M.M. / SWE / 2011/11/29 »COMMENT GET MUSIC
フロアでは勿論、ミックス作品にも未だ引っ張りだこなレアグルーヴ古典中の古典JAMES MASON"SWEET POWER YOUR EMBRACE"のタイトなブギー・グルーヴで敷き直したリワーク、そしてこちらもど定番KOOL & THE GANG"SUMMER MADDNESS"のループ・エディットを程よく盛り込んだダウンビート・リメイクをカップリング!DJならずとも反応してしまう大ネタ使いの反 則級一枚。

7

JARAMILLO & BASTIEN

JARAMILLO & BASTIEN CANDOMBE / LOS LOCOS EP LIMONADA / FRA / 2011/12/7 »COMMENT GET MUSIC
南米エクアドル出身のプロデューサー・デュオJARAMILLO & BASTIENによる一枚。ウルグアイの伝統音楽様式カンドンベをモチーフにしたテックハウス(その名も)"CANDOMBE"は途中"生"音、つまりカ ンドンベ様式へと完全に移行する粋なブレイク仕掛けの激ナイスな一発◎

8

DJ JUCO

DJ JUCO THE HAWK / THE TIGER HT / JPN / 2011/12/14 »COMMENT GET MUSIC
アフリカンな土着パーカッション・ブレイクを下地に妖艶なヴィブラフォン・フレーズがフィーチャーされる"THE HAWK"、クンビア調のブレイク・グルーヴに抜けの良いパーカッション、そしてFELA KUTIライクな声ネタ等もアクセントに展開していく灼熱アフリカン・ファンク"THE TIGER"をカップリング!いつも以上に土着色強めの一枚。

9

MASAMATIX

MASAMATIX MOVIN' EP LIQUID / ULTRA-VYBE / JAZZY SPORT / JPN / 2011/11/23 »COMMENT GET MUSIC
極上ダビー・ディスコ/ハウス推薦盤!大御所MAURICE FULTONリミックス搭載!国内ダブ・サウンドの草分けAUDIO ACTIVEのフロントマン=MASAMATIXによる確固たるダブ精神を根底に多彩なダンス・ミュージックへとアプローチを試みた先頃リリースの傑作ソ ロ・アルバム「MOVIN'」から12"EPが登場!

10

MIND FAIR

MIND FAIR KERRY'S SCENE INTERNATIONAL FEEL / URY / 2011/11/21 »COMMENT GET MUSIC
最近ではTHE RHYTHM ODYSSEY名義でも知られるCHICKEN LIPSのメンバー=ベテランDEAN MEREDITHとUK/バーミンガムのディスコ・ユニットTHE MAIN STEMの片割れBEN SHENTONから成る新生ユニットMIND FAIR。フォーキー・サイケ・ディスコ/チル・トラック極上作!THEO PARRISH&LEGOWELTリミックス収録。

Mike Paradinas - ele-king

Mike Paradinas Top 30 2011
マイク・パラディナス「2011年トップ30」


1
Kuedo - Severant (Planet Mu)

2
DJ Diamond - Flight Muzik (Planet Mu)

3
Machinedrum - Room(s) (Planet Mu)

4
Hype Williams - One Nation (Hippos In Tanks)

5
James Ferraro - Farside Virtual (Hippos In Tanks)

6
Various - Bangs & Works Vol.2 (Planet Mu)

7
Burial - Street Halo (Hyperdub)

8
Ekoplekz - Fountain Square EP (Mordant Music)

9
Anti-G - Kentje'sz Beatsz (planet Mu)

10
The Miracles Club - Light Of Love (Cutters)

11
Ital - Culture Clubs (Lovers Rock)

12
Xeno & Oaklander - Sets & Lights (Wierd Records)

13
Oneohtrix Point Never - Replica (Mexican Summer)

14
Rustie - Glass Swords (Warp)

15
Cooly G & Simbad - Landscapes (Hyperdub)

16
Protect-U - World Music (Future Times)

17
Maria Minerva - Cabaret Cixous (Not Not Fun)

18
Hudson Mohawke - Satin Panthers (Warp)

19
Slugabed - Moonbeam Rider (Ninja)

20
Clams Casino - Rainforest (Tri Angle)

21
Various - Gene Hunt Presents Chicago Dance Tracks (Rush Hour)

22
FaltyDL - You Stand Uncertain (Planet Mu)

23
Floating Points - Faruxz (Eglo)

24
Blawan - Getting ME Down (Unknown)

25
Darq E Freaker - Cherryade (Oil Gang)

26
Zomby - Dedication (4AD)

27
Ayshay - Warn-U (Tri Angle)

28
Roly Porter - Aftertime (Subtext)

29
Teengirl Fantasy - Cheaters (Hivern)

30
Krampfhaft - Makin' Magic EP (Rwina)

Chart by Underground Gallery 2011.12.15 - ele-king

Shop Chart


1

TIMELINE

TIMELINE The Greystone Ballroom (UNDERGROUND RESISTANCE / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
JEFF MILLSとの奇跡の競演が話題となった初来日から7年、思えばあの時が、日本で「Hitech Jazz」が初めて演奏された瞬間でした。後のISFバンドの原型とでも言える演奏者としては最強の布陣であったオリジナルTIMELINE。発表された作品は1枚だけでしたが、所謂、「Hitech Jazz」縲怐uKnights Of Jaguar」の流れにある強く美しいものでした。その伝説のユニットが、再来日を前に、G2Gの主要若手メンバーで再構成され、新生TIMELINEとしてシングルを発表します。 G2Gのフロント・マン DeSEAN JONES (Sax)、同じくG2Gのメイン・キーボーディスト JOHN DIXONに、親分 MAD MIKEによるプロデュース作品は、一言で言うなら『ジャズ・テクノ』。「Hitech Jazz」とは違うのか?「Hitech Jazz」のコズミック感から、ストリートに降りてきた感じとでも申しましょうか、きっと今の20代前半のアーティストにはMAD MIKEの世代よりも、ジャズとテクノの融合は自然なものであって、いちいち"Hi-tech"などと言わずに、自然体でセッションしている、そんな感じの楽曲です。オススメは、抑えめのビートにフィルタリングが怪しげな空気感を作り、その中に忍び込んでくる生のサックスが印象的なA1。そして、JOHN DIXONのジャズ・キーボード・プレイが冴えるB-1。

2

MARK FLASH

MARK FLASH The King Of Light (UNDERGROUND RESISTANCE / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
まさかの台風で中止となった2011年の"メタモルフォーゼ"。そこでは、数々の伝説的なステージングが予定されていました。中でも、G2GとMOODYMANNの共演は、幻に終わりましたが、もうひとつ残念だったのは、G2Gの新曲がほとんど演奏されなかったこと。急遽、別のイベントとして渋谷"WWW"にて開催された公演では、会場や機材の都合から演奏リストの変更を余儀なくされたのです。その新曲の中から、MARK FLASHによるプロデュース作品がシングル・カットとなりました。まさにG2Gでの、バンド演奏で聴いてみたくなるようなA-1。ラテンのフレーバーを持ちながら、「Knights Of Jaguar」などのティストとは違ったストリングス・ワークが聴きごたえのあるB-1。そして、一番のオススメは、B-2。これは、まるで「Knights Of Jaguar」の続編かと思うようなドラマチックでロマンチックな展開の...あぁ、そうか...だから「KNIGHTS」の次で「THE KING」なのか?いや、とにかく、タイトルが如く「暗闇を切り裂く強い光が差し込んでくる」ような楽曲です。オススメ!

3

CANYONS

CANYONS See Blind Through (DJ HARVEY Remix) (Modular / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
ここ数年のDJ HARVEYの作品の中でも 最もフロアー・キラーなトラックではないでしょうか!? オーストラリアのエレクトロ/ディスコ系レーベル[Modular]新作は、[Dfa]や[On The Prowl]からリリースを残す、同地のデュオ CANYONSによる1枚。今回は、間もなくリリースが予定される 1stアルバム「Keep Your Dreams」からの「See Blind Through」が12インチ・カット!やはり注目せざるを得ないのは、B面に収録された DJ HARVEYリミックス!! ドープなマシンビート・グルーブを軸に、アシッディーなリフや、ダヴィーな処理が危険なヴォーカル、さらに ハメ系のヴォイス・ループ、サイレンなどのSEを交え サイケ & トリッピーに展開させていき、中盤過ぎからは、意表をつくようなブレイク・パートへと展開する、かなりトリッキーにぶっ飛んだキラーなリミックスを披露! コレ、ここ数年のDJ HARVEYのリミックスワークの中でも、一際ド肝を抜かされた、かつ、最もフロアー・キラーな仕上がりと言っても過言ではないのではないでしょうか!?本当にヤバイです

4

DREXCIYA

DREXCIYA Journey Of The Deep Sea Dweller I (Clone Classic Cuts /Cd) / »COMMENT GET MUSIC
今尚、世界中に大きな影響力を持ち、多くのフォロワーやコレクターが存 在するデトロイト・ディープ・サイドの象徴と言える伝説のエレクトロユニッ トDREXCIYAが、[UR]時代に発表した、超レア・トラックをコンパイルした究極のベスト・アルバムがリリース!1992年にJAMES STINSONとGERALD DONALDによって結成されSubmerge系列[Shock Wave]レーベルから「Deep Sea Dweller」でデビュー、その後は、[UR]を中心に、 [Somewhere In Detroit]、[Warp]、[Rephlex]といった名門レーベルから数多くの作品 をリリースし、APHEX TWINことRICHARD D.JAMESを筆頭に、世界中のDJやプロデューサーなど、特に音楽関係者から「デトロイト・ディープ・サイドの象徴」とまで、形容さ れるほどに、絶大なリスペクトを集めたエレクトロ・ユニットDREXCIYA。2002年にメンバーのJAMES STINSONが突然の心臓発作で他界し、その後は、デトロイトの伝説として語り継がれてきたDREXCIYAが、[UR]時代に残した数多くの名作群を、新たにコンパイルした究極のベスト・アルバムが今作。

5

SEAHAWKS

SEAHAWKS Invisible Sunrise (Ocean Moon / LP) / »COMMENT GET MUSIC
自身主宰[Captain Log]からの数タイトルで、一躍シーンの中心へと上り詰めた UKの新世代バレアリックデュオSEAHAWKS待望のセカンド・アルバムが完成! デビューアルバムで魅せたニュー・エイジ感溢れるアンビエンスたっぷりのシンセ・サウンド、先日リリースされたミニ・アルバムでの、スティールパンやパーカッションなどアコースティック色が強くなった、トロピカルなバレアリック・ディスコ、さらに今作では その二つのエッセンスにAOR的なムードも漂わせ、過去、現在、未来が交差させたノスタルジア・ワールドを披露。この、ありとあらゆる要素が凝縮され、それを巧く昇華される事に成功した、上質なチル・アウト・ミュージック、もはや他の追随を許さない、唯一無二なモノだといえるでしょう!ホント、素晴らしいの一言です!(e-z)

6

ARTTU FT JERRY THE CAT

ARTTU FT JERRY THE CAT Nuclear Funk (Clone Royal Oak / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
アナロジカルでLO-FIな、グルーヴィー・アフロ・チューン![Futuredub]、[Philpot]といったレーベルからリリースを重ねてきたLUMPことARTTUと、THEO PARRISHやMOODYMANNの作品への参加でお馴染みのデトロイトのパーカッショニストJERRY THE CATのコラボレーション! シカゴ・ハウスとも、ベルリン・テクノとも、またひと味違う、モノトーンなハウス・グルーヴに、JERRY THE CATによる、黒々したヴォイスとパーカッションでビルドアップするように展開するA面「Nuclear Funk」が、文句なしにオススメ!リズムの打ち込みも完璧!アシッド風味のB面「Get Up Off It」も、時折リバースする展開が懐かしく新鮮で◎

7

HARMONIOUS THELONIOUS

HARMONIOUS THELONIOUS Drums Of Steel Ep (Asafa / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
[Diskant]レーベルからの作品がDJ PETE(HARDWAX)などのプレイもあり、一部コアなファンの間でカルト・ヒットした、ANTONELLIやRHYTHM MAKER等々の名義で知られる才 人STEFAN SCHWANDERのソロ・プロジェクトHARMONIOUS THELONIOUSの新作12インチ! 怒涛のアフロ・ドラムが、4/4グルーヴと絡み合い、凄まじ渦を巻き上げる、強烈な一 枚!全曲ヤバイです...。入荷枚数が少ないので、気になる方がお早めに

8

MARVIN DASH

MARVIN DASH Workshop 14 (Workshop / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
ベルリンの"ロウ"ハウス・レーベル[Workshop]の新作はベテランMARVIN DASH! 本当にハズレの無い、素晴らしいリリースが続いているベルリンHARDWAXが送る、ロウ・ハウス・レーベル[Workshop]の新作は、LOWTECと共に、90年代から活動するベテラン、MARVIN DASHによる、アンダーグラウンド・ハウス集![Workshop]レーベルらしい、スモーキーでロウなグルーヴは、中毒性あります...

9

MAURICIO MAESTRO Feat NANA VASCONCELOS

MAURICIO MAESTRO Feat NANA VASCONCELOS Upside Down (Far Out / lp) / »COMMENT GET MUSIC
ブラジリアン・ミュージック、超優良レーベル[Far Out]新作は、同レーベルからもリリースされた JOYCEとの 76年作「Vision Of Down」という超名盤でも知られる MAURICIO MAESTROと NANA VASCONCELOSの最強コンビが、ヴォーカルに男性シンガー KAY LYRAを迎え、前述の「Vision Of Down」の続編とでもいうべき、暖かなブラジリアン・ソウル・ワールドを展開させた、最高に気持ちよすぎる1枚をドロップ!これからのブラジル音楽史において確実にその名を残し続けることになるであろう今作、ブラジリアン・ミュージックが好きな方には絶対に押さえておいてもらいたいです! 一家に1枚級の家宝モノ!

10

JON GORR

JON GORR It'S No Lie (Peoples Potential Unlimited / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
カルト & オブスキュアーなディスコ再発で話題を呼ぶ[PPU] 第32弾。今回は、80年代に活躍した ニューイングランド系レゲエバンド THE I-TONESのキーボード奏者 JON GORRが、83年にリリースしたソロ名作「It's No Lie」。なんとも言いようのない、フュージョンテイストな鍵盤と甘い歌声が印象的な ラヴァーズ風モダン・シンセ・ディスコなオリジナル Side-Aがまず最高過ぎる今作ですが、さらにカップリングには、原曲をいい感じに壊してくれた、心地の良い脱力感が◎な 極上ダブミックスを披露。毎度のことながら若干値段は高めではあるのですが、コレは絶対にその価値あります!! 原盤は絶対に出てくることないと思いますので、この機会に必ずゲットしておいて下さい。オススメ!!

Chart by TRASMUNDO 2011.12.13 - ele-king

Shop Chart


1

ILL FANTASTICO

ILL FANTASTICO STEAL MY SUNSHINE vol.4 »COMMENT GET MUSIC

2

BUSHMIND

BUSHMIND GRAZE THE SKY »COMMENT GET MUSIC

3

YUKSTA-ILL

YUKSTA-ILL QUESTIONABLE THOGHT »COMMENT GET MUSIC

4

DJ BISON

DJ BISON PRESIDENT'S SOUR »COMMENT GET MUSIC

5

Tee-$hort

Tee-$hort NIGHT&BAY vol.2 »COMMENT GET MUSIC

6

THE LEFTY×Atsuhiro Ito×Fuyuki Yamakawa

THE LEFTY×Atsuhiro Ito×Fuyuki Yamakawa live@asia »COMMENT GET MUSIC

7

DJ Killwheel a.k.a.16FLIP

DJ Killwheel a.k.a.16FLIP 301 BACKYARD RIDDIM »COMMENT GET MUSIC

8

CE$ a.k.a.$kinny cee&MASS-HOLE a.k.a.BLACKASS

CE$ a.k.a.$kinny cee&MASS-HOLE a.k.a.BLACKASS reflections in the 57 »COMMENT GET MUSIC

9

373

373 ...day in the... »COMMENT GET MUSIC

10

She luv it

She luv it unholy judgement ep »COMMENT GET MUSIC

vol.23:インディのクリスマス・キャロル - ele-king

 ザ・ミュージック・テープスとは、ジュリアン・コースターのひとり遊園地バンドだ。彼は、ニュートラル・ミルク・ホテル、オリヴィア・トレマ・コントロール(エレファント6集団)などさまざまなバンドでも活躍している。
 ジュリアンのライヴは、彼の家に招かれ、手厚くもてなしをされ、体全体がほっこり温まり、お腹いっぱい満足して帰る、というように、とても幸せなひとときを約束してくれる。彼のルーツがジプシーということもあるが、これが彼の本来の姿なのだ。彼自身がすでに遊園地なのである。
 以前にも書いたことがあるが、私がアセンス(エレファント6集団の拠点地)に滞在していた頃、彼とザ・ミュージック・テープスの活動について面白い会話をしたことがある。彼の夢は、ザ・ミュージック・テープスの遊園地(オービタル・ヒューマン・サーカスという)を背負って世界中でパフォーマンスをしたいというものだ。ザ・ミュージック・テープスのパフォーマンスを見た人にはわかるが、ノコギリ、巨大メトロノーム、自動オルガンなど、彼の演奏を手助けするゲストが目白押しする(もちろん本物の人間もいる)。
 そしてホリディ・シーズンになると、「エレファント6のホリディ・サプライズ」(彼らの1stアルバムに入っている曲名でもある)という名を冠してのツアーが、オリヴィア・トレマ・コントロール、エルフ・パワー、ジャービルズ、オブ・モントリオールなどエレファント6のバンド集団がいっせいに集まって毎年のようにおこなわれる。ミュージック・テープスのクリスマス・キャロルもここ何年間の定番になっている。

 ミュージックテープスが、キャロリングして欲しい家にお邪魔して、クリスマス・エンターテイメントをお届けする、いわゆるクリスマス版の移動遊園地である。今年は12月2日のシャーロットからはじまり、アセンス、ラリー、ワシントンDCエリア、フィラデルフィアエリア、NYエリア、NYアップステイト、マサチューセッツ、ロードアイランド、ニューイングランドなどを訪れる。自分の家に、クリスマス・キャロルをデリバリーしてくれるなんて、何よりも嬉しいクリスマス・プレゼントだ。
 キャロリング場所の詳細は、招待を依頼した人にシークレットに知らされる。みんながみんないけるわけではない(人の家なので制限もある)。内緒で、ジュリアン(ミュージックテープス)にニューヨークは、どこに行くのか聞いてみると、リストが送られてきた。場所はブルックリンのみ3箇所。マンハッタンからの依頼もあったらしいが、すでに締め切ったあとだった。
 行ったことのない家に音楽を聴きに行くなんて変な気分だ。私は、ニューヨーク日程の最終(11:30スタート)に参加した。

 場所はブルックリンの下の方、フォトグリーンと呼ばれる地域だ。アドレスの場所に着くと「ミュージック・テープス、この番号に電話して」と張り紙がある。電話するとゲートまでホストが迎えに来てくれた。今日のホストは、プラットインスティチュートに通う男子学生で、この家も学生寮らしい。
 とてもクラシカルな木目調の建物で、螺旋階段、アンティークなエレベーター、地下室、表には庭があり、私が昔、留学していたスポケーンの学生寮を思い出した。1階と2階に生徒が住み、3階は校長先生夫妻が住んでいるという。
 家のなかは、すでに人が集まってホット・トッディ(ウイスキーとレモンティ)を飲んだり、クッキーを焼いていたり、ホーム・パーティになっている。入口でドネーションとして5ドルを払う。「どうやってこのショーを知ったの」といろんな人に訊くと、「ルームメイトが行くから」、「ホストの友だち」、「ミュージック・テープスのファン」......といった具合に、みんなそれぞれだった。まあとにかく私には、若い世代がミュージック・テープスを好きでいることが心強かった。

 11時30分の予定だったが、彼らが到着したのは1時間後、さらにセットアップなどで、はじまったのは午前1時を回っていた。地下の部屋はあっという間に50人ぐらいで埋まっている。ひとつ前のキャロリングに参加していた人もそのままついて来てて、前のショーの様子など話していた。

 ねずみの鐘部隊、歌う雪だるま、電動(?)オルガン、シンギング・ソウ、バンジョー、ツリー、キャンドル、テープレコーダー、色んな物に囲まれて、キャロリングはスタート。ニット帽、赤のセーターのジュリアンが、ここにきてくれた人に感謝の意を込めて語りはじめる。毎年やっているこのキャロリング・ツアーについて、1年のなかでいちばん好きなツアーで、この瞬間がどれだけ大事か、さらには人間という種類、木や自然ついて......。
 シンギング・ソウを手に持ちながら語るジュリアンのひと言ひと言にみんな反応し、笑い、驚いている。ジュリアンが観客とのコミュニケートを大切にし、どれだけ好きでやっているかが伝わってくる。手品師、サーカス、チンドン屋などの要素がすべて入った混合のエンターテイメントだ。
 今日のメンバーはジュリアン、ロビー、イアンの3人。これが現在のミュージック・テープスのメンバーだ。ジュリアンはシンギングソウ、バンジョー、オルガン、歌など中心で、イアンはシンギングソウ、オルガン、バンジョー、テープレコーダー、鈴など、実はもっとも重要な役割をしている。ロビーはホーン隊で、曲に色を添えてくれる。
 曲ごとにパートも人もすべて交代し、ある曲は3人、ふたり、ひとり、さらには、雪だるまとオルガンとの共演だったり、ネズミの鐘部隊が登場したり、アメリカの定番のホリディ・ソングがテープでループされ、それに彼らが音を乗せていったり、ホリディ・ソングを振り付きで歌ったり、音楽のショーというか、「ミュージックテープス」のショーとしか表現できない、完璧なエンターテイメントだった。夢のなかのいるようで、まわりを見てもみんな笑顔だった。

 終わった後、ジュリアンにいくつか質問してみた。

今日は、とっても楽しませてもらいました。日本ではキャロリングという習慣が浸透していないし、私も実際は経験したことがないのですが、今日のショーを見て何となく理解できました。キャロリングについて、少し説明してもらえますか。

ジュリアン:キャロリングは、クリスチャンの伝統行事で、クリスマス前に、教会、路上、家などで歌われてる。クリスマス後や12月前におこなわれるとバッドラックなので、いつもこの時期なんだ。

このキャロリング・ツアーは今年で何回目ですか。私は、2年ぐらい前に、初めてミュージック・テープスがこんなことをやっていると噂にききました。

ジュリアン:6年目だよ。僕らは他にララバイ・ツアーもやってんだ。これならホリディ・シーズン関係なくできるからね。

どのようにこのキャロリング・ショーをお知らせしているのですか。私は、『ブルックリン・ヴィーガン』に載っているのをみたのですが。

ジュリアン:レーベル(マージ・レコード)のウエブ・サイトとか、音楽系の媒体(ピッチフォークなど)。2週間前ぐらいに『ブルックリン・ヴィーガン』に記事が載ったんだけど、そこから招待の依頼数が激増したよ。僕らのレーベルはシャーロットだから、今年はそこからはじめた。

行く都市はどのように決めるのですか。今回はイーストコーストのみのようですが、1日につきいち都市ですか。

ジュリアン:本当はこの時期にヨーロッパにいるはずだったんだけど、キャンセルになって、今回のツアーができることになった。僕はそのほうが嬉しいからいいんだけど(笑)。今年はイースト・コーストのみだけど去年は全米を回って全部で2ヶ月ぐらいかかったよ。すでにクリスマスを過ぎて、クリスマス・キャロリングではなくなちゃったけど(笑)。毎日、家から家へ移動するから、場合によるけど、例えば広い都市、サンフランシスコなどは、オークランドやサンフランシスコと2日やったよ。

もし私の家に招待するなら費用はいくらかかりますか。招待を受ける決め手は。あと泊まるところはどうしているのでしょうか。

ジュリアン:キャロリングで、何処何処に行くとアナウンスをしてから、各地から招待を受け、何件回れるかルートを組んで決めていく。毎日数軒回って、大体最後の場所で泊まって行くよ。カウチで横になったりして、そして朝になったらロードに戻るんだ。費用はドネーションと泊まる場所でOK。

今年のツアーはいかがですか。

ジュリアン:今年は少なくて12日間ぐらい。と言っても12日で1日3回公演するんだから、けっこうな数だよね。レーベルのあるシャーロットからはじまり、アセンスに戻り、イーストコーストというルートだよ。今日の最初の場所は、とても小さなレイル・ロードのアパートで、機材を運ぶときに横になって通らなければならなかったり、蝋燭をあっちの窓やこっちの戸棚などいろんなところに置かなければならなかったり。それぞれのショーは全然違うし、これが毎回違う家に行く醍醐味なんだよね。いつも、どんなショーができるのか楽しみだよ。
 今日の(最後)場所はとてもいいね。地下のスペースが広いし、50人ぐらい入ったんじゃないかな。普通の家はそんなに入らないからね。ホストに聞いたらプラットの寮で、校長先生夫妻が上の階に住んでるとか。あまり大騒ぎできないけどね。


 来年は日本にも来てもらえないでしょうかねー。

関連リンク:https://www.brooklynvegan.com/...

Chart by UNION 2011.12.12 - ele-king

Shop Chart


1

GONNO

GONNO The First Annual Report of Static Music STATIC MUSIC / JPN »COMMENT GET MUSIC
Japanese Alternative Label「W.C. Recordings」からの諸作品群、UK「PERC TRAX」からのSALMONとの共作、そしてFRANCOIS K最新MIX CD「HERTBEAT VOL.2」にも収録され、世界的なヒット12inchとなった「ACDISE #2」で世界に実力を知らしめたGONNOがMIX CDをリリース!!ディスクユニオン限定販売。

2

DEEPCHORD PRESENTS ECHOSPACE

DEEPCHORD PRESENTS ECHOSPACE Spatialdimension ECHOSPACE / US »COMMENT GET MUSIC
ECHOSPACEレーベルの看板、ROD MODEL(DEEPCHORD)と、LINKWOOD FAMILY"Miles Away"での傑作リミックスでも知られるINTRUSION=STEVE HITCHELL(SOULTEK)によるユニット・ECHOSPACEによる2009年作のリミックスアルバム。原曲は同じながらまったくそれを感じさせない綿密に作りこまれた異なるリズムが生み出すテンション、個々のアトモスフェリックなヴァイヴが放つ独特な雰囲気は彼等ならでは。アナログ盤収録音源に加え、これまでは配信のみのリリースでフィジカルでは初となる音源も含む全8トラックをリマスター収録。

3

LEGO FEET

LEGO FEET Ska001CD SKAM / UK »COMMENT GET MUSIC
ROB BROWN、SEAN BOOTHの両名がAUTECHRE以前に名乗っていた幻のユニット・LEGO FEETのデビュー・アルバムが20年の時を経てまさかのCD化! AUTECHREのファースト・アルバム「INCUNABULA」がリリースされる2年前、1991年にマンチェスターSKAMの記念すべきカタログ1番としてわずか枚数のみが流通し、すぐに市場から姿を消した"LEGO FEET"幻のアルバム。AUTECHREで見せる精緻で執拗なまでに磨き抜かれたトラックとは違い(どちらかというとGESCOMに近い)、HIP HOP影響下のファットなビートやレイヴ感を漂わせるブリーピーなシンセ、脳みそがとろけそうなアシッドなどがごった煮にされ、未完成のまま放り出されたような荒削りなサウンドは、AUTECHREの2人がどこからやってきたのかを明確に物語っています。

4

SEAHAWKS

SEAHAWKS Invisible Sunrise OCEAN MOON / UK »COMMENT GET MUSIC
リリースごとに反響が大きくなる注目の新世代バレアリック・デュオSEAHAWKSより2枚目となるフル・アルバムが早くも到着。デビュー作ではニュー・エイジ感溢れるアンビエンスたっぷりのシンセ・サウンド、先日リリースされたミニ・アルバムではスティールパンやパーカッションなどアコースティックな趣が強くなったトロピカルなバレアリック・ディスコ・ダブを披露、今作ではその二つにサックスやエレピのAOR的なムードも漂わせ、過去、現在、未来が交差する10年代ならではのノスタルジアが凝縮された上質なチル・アウト・ミュージックへと仕上がってます。

5

EDUARDO DE LA CALLE

EDUARDO DE LA CALLE Asr 012 Trilogy ANALOG SOLUTIONS / ESP »COMMENT GET MUSIC
限定カラー・ヴァイナル"Disco"シリーズでリリースの度地下シーンの話題をかっさらい、カルト的な人気を誇ってきたANALOGUE SOLUTIONS、前作009番で遂にその正体を現したスペインのベテラン・中核EDUARDO DE LA CALLEがまたも怒濤の3タイトル・リリースを敢行。ロング・スパンで展開しループするリフに足元からもっていかれそうになるスモーキーなハメ系のダブ・テックに時折射し込まれるハウシーなアレンジが素晴らしくクール。相変わらず一筋縄ではいかないサウンドです。

6

LUKE-HESS

LUKE-HESS Dubout #3 FXHE RECORDS / US »COMMENT GET MUSIC
KYLE HALLやJASON FINEと同じく、OMAR Sがその才能を見出し、現在ECHOCORDをはじめ様々なレーベルから作品をリリースするLUKE HESSが再びFXHEよりEPをリリース! 無骨なボトムに旋回するウワものとダビーなシンセのフロート感が絶妙なバランスで展開する"A1"やエレクトロベースとダブテクノをミックスさせた"B1"が従来のスタイルだが、90'sサイケなオールドスクール感を醸し出すシンセがひたすらフラットに重ねられた"B2"もまたドープ!

7

FRANCOIS K.

FRANCOIS K. Heartbeat Presents Vol.2 LASTRUM / JPN »COMMENT GET MUSIC
ニューヨークハウスの重鎮・FRANCOIS KEVORKIANによる ハートビートミックスシリーズ第二章。ハウスシーンの重鎮でありながら常に最先端かつ革新的な世界を魅せてくれるリヴィングレジェンドFRANCOIS K.、待望のAIRとのコラボ作品第二章は時空を超えた夢のような瞬間を体験させてくれる究極のDJミックスショー。ジャンルレスなダンスミュージックが違和感無く同じ時系列に存在し、ダンスミュージックの多様性と未来への展望を伺わせる内容。

8

UNKNOWN ARTIST

UNKNOWN ARTIST Unbalance#3 UNBALANCE / GER »COMMENT GET MUSIC
ベルリンとUKシーンで2008年よりDJとして活動している気鋭・ALEXANDER MATLAHOVによるプロジェクト・UNBALANCEの限定クリア・ヴァイナルが3タイトル入荷! こちらはカタログ3番! ファットなキックの上で畳み掛けるように鋭利なウワモノが積み上げられるフロアキラーなダブテクノのA面、一転じわじわと沈み込んでいく重層的なシンセがトリッピーなB-2と、期待を裏切らない秀作!

9

V.A.

V.A. Iotdxi (+2CD) R&S / BEL »COMMENT GET MUSIC
APHEX TWIN、DERRICK MAY、MODEL 500(JUAN ATKINS)、KEN ISHI等のテクノ・クラシック・レーベルとしては勿論、現在もJAMES BLAKEやLONE等までをカバーし、豊富なタイトルを誇るベルギーの老舗(現在はロンドンが拠点)レーベル・R&Sプレゼンツの最新コンピ「Iotdxi」、フォーマット3LPのアナログ盤が遂に到着!! +CD2枚組も封入のスペシャル仕様です。JAMES BLAKE、LONEは勿論、UNTOLDやBLAWAN、PARIAH、CHAIN等等、近年のR&Sを代表するポスト・ダブステップ~エレクトロニカ周辺のエッヂの効いたサウンドをたっぷり収めた見逃し厳禁の1枚!

10

KARENN(BLAWAN & PARIAH)

KARENN(BLAWAN & PARIAH) Sheworks 001 WORKS THE LONG NIGHTS / UK »COMMENT GET MUSIC
流石英国産、流石R&S育ち...!!! 積極的にエッヂの効いたサウンドへとコミットするベルギー発の老舗テクノ・レーベル・R&Sで現在中核を成すアーティスト、BLAWAN、PARIAHの両名が遂に組んでしまった強力極まりないニュー・プロジェクト、KARENNによる注目の第一弾リリースが彼らの新興レーベル・WORKS THE LONG NIGHTSより到着。猛烈なアンダーグラウンド臭を撒き散らし、圧倒的なストロング・スタイとと強烈なベース、ボトム、アレンジで展開するドープ・インダストリアル・ミニマル。今後も断固注目!

FLOATING POINTS & MARK FARINA - ele-king

 2011年もっともはずれがなかったレーベルとは......〈Tri Angle〉〈Planet Mu〉 そして〈Eglo〉でしょう!
 ダブステップにおけるソウル/ジャズ部門のトップ・レーベル、〈Eglo〉を主宰するフローティング・ポインツが金曜日、DJします。
 そして土曜日は、サンフランシスコの偉大なDJ、マーク・ファリナです。そして同時土曜日の代官山〈UNIT〉では、この10年、安定した人気をほこるロンドンのドラムンベースのレーベル、〈ホスピタル〉からNU:TONE とLOGISTICS がDJプレイ! 忘年会の帰りでもいいし、なんでもいいです。どちらかに行きましょう!

■FLOATING POINTS

2011/12/16(fri) DAIKANYAMA UNIT & SALOON
OPEN/START 23:30
ADV. 2,500yen (limited 150)
DOOR 3,300yen (with flyer 2,800yen)

DJ:FLOATING POINTS (Eglo records)
KAZUMA (PHENOMA/mo'wave/stillecho)
5ive (COS/MES)

SALOON
DJ:INNER SCIENCE
AMETSUB (nothings66)
LIVE:
DAISUKE TANABE

MORE INFORMATION : UNIT 03 5459 8630 www.unit-tokyo.com
YOU MUST BE 20 AND OLDER WITH PHOTO ID

■MARK FARINA

Primitive Inc. 5th Anniversary

2011/12/17(sat)
22:00 open/start
adoor: ¥3,500- / with flyer: ¥3,000-

@eleven
web: https://go-to-eleven.com/

DJ:MARK FARINA (Mushroom Jazz/OM/from San Francisco)
HIROSHI WATANABE a.k.a. KAITO (Kompakt/Klik Records)
DJ YOKU (A Hundred Birds)
DJ ENDO (CONVERGE+/King Street Sounds)

Lounge DJ:MARK FARINA -Mushroom Jazz Set- (Mushroom Jazz/OM/from SanFrancisco)
CALM (Music Conception)
DJ KENSEI (Coffee & Cigarettes Band)
KZA (Force of Nature)
DJ SHIBATA (Thousand Finger/探心音/the oath)

Live: Paint: VIX
Food: KOYO
Host: Niiiyan & NAGOYA
Primitive Inc.
web: https://www.primitive-inc.com
twitter: https://twitter.com/primitive_inc

■NU:TONE + LOGISTICS
DRUM & BASS SESSIONS 2011
"HOSPITAL X'mas"

2011.12.17 (SAT) @ 代官山UNIT
feat. NU:TONE + LOGISTICS (NU:LOGIC)
with: ☆Taku Takahashi
TETSUJI TANAKA
DJ MIYU

vj/laser: SO IN THE HOUSE
saloon: "DOGGY"SACK, Eccy, DJ PRETTYBWOY, Endless,Rolling Maestro
open/start 23:30
adv. \3500 door \4000
info. 03.5459.8630 UNIT
https://www.dbs-tokyo.com

Chart by JET SET 2011.12.12 - ele-king

Shop Chart


1

CANYONS

CANYONS SEE BLIND THROUGH »COMMENT GET MUSIC
RunawayとのスプリットやDFAからのソロ・リリースで御馴染みのオージー・ユニット、Canyonsによる話題の一枚がコチラ。Dr Dunks Remix収録のサンプラーVol.1に続く新作は、本年大晦日のプレイが楽しみ過ぎるDJ Harveyによるキラー・リミックスを収録!!

2

FRANCOIS K.

FRANCOIS K. HEARTBEAT PRESENTS MIXED BY FRANCOIS K.×AIR VOL.2 »COMMENT GET MUSIC
2011年のHeartbeatシリーズ締めくくりはFrancois K.!11月発売のDerrick Mayの興奮冷めやらぬ中立て続けにレジェンドがミックスをリリース。本作はハウスを中心とした貫禄十分のミックスを収録。

3

INNER SCIENCE

INNER SCIENCE THEME OF THE PENETRATES »COMMENT GET MUSIC
Twinpeaksに続くBlack Smokerのミックス・シリーズはInner Scienceのミックス三部作の完結編。芯のあるグルーヴを携えつつ、自身のプロダクションで披露しているようなメロディー・センスを絶妙に醸し出す『Theme of...』シリーズの最終章に相応しいミックスを収録。

4

LEO ZERO EDITS

LEO ZERO EDITS GOT SOUL »COMMENT GET MUSIC
ガラージ・クラシックス・リエディッツ第1弾が爆発的なヒット作となった、A Mountain of Oneのフロントマン、Leo Zeroによるセルフ・レーベル第2弾が早くも登場。

5

EMANATIVE & AHMED ABDULLAH

EMANATIVE & AHMED ABDULLAH LIONS OF JUDAH »COMMENT GET MUSIC
おなじみGiles PetersonのBrownswoodから、またまたビッグタイトル登場。偉大なジャズ・ドラマーが残した名曲をEmanativeとAhmed Abdullahがダンサンブルにカヴァー!!

6

AMY WINEHOUSE

AMY WINEHOUSE LIONESS: HIDDEN TREASURES »COMMENT GET MUSIC
今年、突如この世を去ったAmy Winehouse。新曲、未発表カヴァー等を集めた3枚目のアルバムが登場!!話題の"Our Day Will Come"やNasとの共演曲等、素晴らしい内容です。US重量盤アナログ2枚組。

7

TINARIWEN

TINARIWEN TENERE TAQQIM TOSSAM (FOUR TET REMIX) »COMMENT GET MUSIC
Battelesのリリースで幕開けたポスト・ポスト・ロック系要注目レーベルからの005番は、フジロック出演も果たしたマリ共和国のグループTinariwenによる限定500枚プレス12"!!

8

SEAHAWKS

SEAHAWKS INVISIBLE SUNRISE »COMMENT GET MUSIC
USインディ・ダンスとも共鳴する孤高のUKユニット、Seahawks。2枚目のフル・アルバムが、自主レーベルOcean Moonから到着!!今回も完全限定盤につき絶対お買い逃しなく。

9

HEAVY DISCO / DARKSTARR

HEAVY DISCO / DARKSTARR I AIN'T HIDING »COMMENT GET MUSIC
Ashley Beedle主宰"Modern Artifacts"待望の新作第三弾は、Disco DevianceオーナーとのHeavy Disco、さらにDJ CosmoとのDarkstarrによるリエディット2作品をカップリング。

10

V.A.

V.A. IT'S LOVE ON WHEELS ! »COMMENT GET MUSIC
Sleazy McQueenが主宰する人気リエディット・レーベル"Whiskey Disco"最新作。Cole Medina & Anthony Mansfield、Yves Saint Laur'ant、Bottinに続く"Jolene"ネタを披露したDisco Techと、リエディット・シーンの要人4組による大推薦の一枚です。是非!!

Hessle Audio Japan Tour - ele-king

 シャックルトンの来日が大成功だったというじゃないですか。東京も大阪も、素晴らしいリアクションがあったようです。行った人がみんな「良かった」と言っています。人が入っただけではなく、盛り上がったんです。いよいよ日本のダンスフロアにも、本格的にダブステップ~ベース・ミュージックの火が着いたようですね。
 ダブステップ~ベース・ミュージック系で言えば、2011年、最後の注目パーティはこれです。〈ヘッスル・オーディオ〉です。みなさんが大好きなジェームズ・ブレイクのシングルもアルバムが出るずいぶん前にリリースしています。それもひねりのきいた良い曲ですが、やはり2011年にリリースされたコンピレーション・アルバムが本当に素晴らしい。ポスト・ダブステップにおける最良のレーベル・コンピレーションだと思います。
 まあ、なんにせよいまこのタイミングでラマダンマン(ピアソン・サウンド)というポスト・ダブステップ・シーンにおいてだんとつに人気のあるDJ(M.I.A.のリミックス、レディオヘッドのリミックス、いろいろある)、そしてレーベルの相方であるパンジアがふたり揃って来日すること自体ワクワクする。
 どうか逃さないように!


2011.12.22 Thu Before Holiday

7even Recordings & Basement Ltd. present
Hessle Audio Japan Tour
feat. Pearson Sound aka Ramadanman & Pangaea
at UNIT

OPEN: 23:30
DOOR: 3000yen(adv.) | 3500yen(door)

[UNIT]
-DJ-
Pearson Sound aka Ramadanman
Pangaea
ENA
Greg G
Yusaku Shigeyasu

[SALOON]
-DJ-
Dx
100mado
Audace
A Taut Line
CHAM+i

[SHOP]
DISC SHOP ZERO


「ダブステップ = ハーフステップ」の概念にとらわれないベース・ミュージックが持つ自由な可能性を拡張し続ける「Basement Ltd.」が新天地〈UNIT〉にて5回目の開催を高らかに宣言。ジャンルの壁を飛び越え評価を獲得する最重要レーベル〈Hessle Audio〉のショウケースがここ東京で実現します!
 レーベル・オーナーでもあるふたり、かつてはRamadanmanとして既存の音楽を独自に再構築した鮮烈な作品を世に放ってきたPearson Sound、そしてそのアザーサイドとも言えるエクスペリメンタル感溢れる強烈なプロダクションで知られるPangaeaをフィーチャー!
 彼らを中心に生み出される、UKガラージ、テクノ、ハウス、ジュークなど新旧を問わない数多くの要素を含んだプロダクション、DJスタイルは今まさに聴かれるべきサウンドといっても過言ではない。後に説明不要なまでに評価を得たJames Blakeや、Ricardo Villalobosにヘヴィー・プレイされたJoeなどと言った才能をいち早く発掘するなど、その審美眼には定評がある彼らが魅せる"次なる"サウンドに期待が高まる。

 〈7even Recordings〉からのリリースが高い評価を得たENA、そしてBasement Ltd.のレジデントGreg GとYusaku Shigeyasu、SALOONでは東京のベース・ミュージックを牽引するSoiからDx、「Back to Chill」レジデントである100mado、Diskotopiaのプロデューサー、A Taut Line、レーベル〈Inductive〉から〈Audace〉、そしてディープ・フロウ・ドラムンベース・パーティ「NEON」からCHAM+iが登場、
 さらには確固たる信念のもと良質な音楽・文化を届けているDISC SHOP ZEROをUNIT内に設置し、全方位からマッシヴなベースラインを保証!

https://hessleaudio.com
https://soundcloud.com/hessleaudio

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467