Shop Chart
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奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 - 機嫌なおしておくれよREMIX - Upset Recordings-Sneeker Blues Record-Jet Set |
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シグナレス - y.s.s.p.(DJ Yogurt&Koyas Remix) - Felicity |
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ジェブスキ - Still - P.A.D. |
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Bob Holroyd - African Drug(Four Tet Remix) - Phonica |
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Daddy Mckane - Say The Word(Big Daddy's Rebel Dub) - Not Safe For Work |
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Serena Maneesh - Ayisha Abyss(Lindstrom Remix) - 4AD |
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Maxime Dangles - Astroneff - Skryptom |
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Passarani & Sacco - Flora(Original) - Desolat |
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Seahawks VS Bad Drawn Boy - You Lied(Lies And Manipulation) - UNKNOWN |
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Pastor T.L.Barrett And The Youth For Christ Choir Sings! - Like A Ship...(Without A Sail) - Light In The Attic Records |
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VX (Virgil Enzinger & Xavier Morel) - Fiction Remixes Part 2 - Nachtstrom Schallplatten |
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Lucy - Beautiful People - Mote Evolver |
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SAWLIN & MOERBECK - #3 - Vault Series |
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TRAVERSABLE WORMHOLE - The Remixes PT.05 - CLR |
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CLAUDIO PRC - Clear Depth EP - PROLOGUE |
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Jichael Mackson - Just In Time - Musique Risquee |
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GUMMIHZ & NIKOLA GALA - Sapfo - Claap |
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Grand High Priest - Jimmy Go Boom - We-Ze |
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Bakey Ustl - EP1 - Unthank |
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V.A. - 10 Years Anniversary Pt#1 - Neroli |
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Leif Garrett - I Was Made For Dancin' - Atlantic |
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Claudja Barry - Boogie Woogie Dancin'Shoes - Chrysalis |
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Skatt Bros. - Walk The Night - Casablanca |
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Gazebo - Lunatic - Quality |
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Philip Bailey&Phil Collins - Eazy Lover - CBS Sony |
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Magazine 60 - Don Quichotte - Baja |
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Evelyn Thomas - High Energy - TSR |
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Expose - Point of No Return - Arista |
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Lime - Unexpected Lovers - TSR |
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Mary Jane Girls - In My House - Motown |
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Systema Solar - Mi Colombia - Chusma |
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Bomba Estereo - Fuego - Nacional |
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風祭堅太 - Alasca - Rudiments |
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La Troba Kung-Fu - Maria Hernandez - Chesapik |
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Ai, Ai, Ai - Bar La Rumba - Propaganda Pel Fet |
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Gertrudis Vs. Toy Selectah - Mundo Uaka (Toy Selecath Remix) - Lovemonk |
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Sergent Garcia - Yo Soy Salsamuffin - White |
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Sunlightsquare Latin Combo - I Believe In Miracle - Sunlightsquare |
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Los Rakas - Abrazame (Uproot Andy Mix) - White |
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やけのはら - I REMEMBER SUMMER DAYS - felicity |
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Actress - Splazsh ここにあるローファイ・プロダクションが大好きだ。 |
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Big Boi / Sir Lucious Left Foot- The Son of Chico Dusty まったく非のつけどころのないアルバム。歌詞、メロディ、完璧だ。 |
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Beach House - Teen Dream 大気のようで、ドリミーな音楽。僕を故郷に導く。 |
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Fourtet - The Is Love In You 優美なメロディの船に乗ろう。 |
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Flying Lotus - Cosmogramma 本当にぶっ飛んだ。彼の才能の高さを証明した作品。 |
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Jonsi - Go 僕は2010年にジョニスのライヴを2回観た。どちらも驚くべきほどダイナミックで、開かれていた。 |
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Ninja Tune XX Box Set 自分がこのレーベルから出せたことを誇りに思う。2010年、もっとも大きなことのひとつだった。 |
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St Vincent - Actor 気まぐれで、魅力的で、ユニーク。彼女はものすごい情熱家だ。 |
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Wildbirds and Peacedrums - Rivers とても大きくてヘヴィーな作品。もうすぐ人びとは注目するはずだ。 |
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Yeasayer - Odd Blood いくつかの曲がものすごく僕に訴える。ものすごく好きだ。 |
これぞファンクの芸術である。ビッグ・ボーイの、騒々しくいかがわしいソロ・デビュー・アルバム『サー・ルシャス・レフト・フット:ザ・サン・オブ・チコ・ダスティ(Sir Lucious Left Foot: The Son of Chico Dusty)』は、ヒップホップ世代による未来派ゲットー・ファンクの最高峰である。Pファンク、ソウル、ジャズ、サルサ、レゲエ、ゴスペル、R&B、ブルース、サイケデリックによる狂乱の宴である。最初に断っておくが、この原稿ではファンクという単語を連発するが、それは仕方ない。なぜなら、そういう音楽だから! この最高に快楽的でイカれたヒップホップを聴いていると、無性に胸がわくわくしてきて、ひとり部屋のなかで踊り出してしまう。そして、「ああ、黒人音楽が好きで良かった」と性懲りもなく反芻する。あのジョージ・クリントンも参加している。ビッグ・ボーイの陽気な高笑いが、マザー・シップの操縦席から聴こえてくるようだ。ワッハッハッハッハッハ!
冗談はさておいて、ビッグ・ボーイことアントワン・パットンとアウトキャストのこれまでの歩みをざっと振り返っておこう。75年に生まれたビッグ・ボーイは、90年代初頭、ジョージア州アトランタで高校の同級生だったアンドレ3000ことアンドレ・ベンジャミンとアウトキャストを結成する。プロデューサー・チーム、オーガナイズド・ノイズのリコ・ウェイドから才能を見出された彼らは、94年に『Southernplayalisticadillacmuzik(邦題:ストリートの掟)』でデビューする。続く2作目『ATLiens(邦題:反逆のアトランタ)』(96年)は、ブッシュが唱えた新世界秩序のパラノイア、高度なテクノロジーによる監視社会の進行、右派愛国運動家の陰謀論の流行、『Xファイル』が描く悲観主義の拡がりといった時代的背景のなかで制作され、一転してダークなアルバムに仕上がっている。僕は、アウトキャストのこういったシリアスな態度も嫌いじゃない。ヒップホップが急激に商業化し、パフ・ダディのような商売人がアメリカの資本主義社会で成り上がろうとしていたのとは対照的である。"反逆のアトランタ"という邦題が付けられたのはそういう背景もあったのだろう。
2作目の閉塞感を打ち破り、Pファンク、サイケデリック・ロック、ソウル、ジャズ、ゴスペル、ブルースといったいくつもの黒人音楽をぶちこんだ3作目『アクエミナイ』(98年)は、アメリカのヒップホップ専門誌『ザ・ソース』のレヴューにおいてマイク5本という最高の評価を与えられる。そして、その路線でさらにご機嫌なエナジーを爆発させ、混交的なゲットー・ファンクの美学を完成させた『スタンコニーヤ』(00年)は非の打ちどころがないほど格好良く、当時流行していたギャングスタ・ラップの暴力性から距離を置いた点も批評家から評価された。そして、このいかがわしい乱痴気騒ぎのなかに、反米的なメッセージを忍ばせているのもさすがである。このアルバムは第44回グラミー賞のベスト・ラップ・アルバムにも輝いているが、マイアミ・ベースとサイケデリック・ロックとゴスベルの出会いとでも言うべき「B.O.B.」のテンションは凄まじく、アウトキャストが愉快な音の革新主義者であることを明快に証明したと言える。
それから3年、レイヴ・サウンドを大胆に取り入れた、ビッグ・ボーイとアンドレ3000によるダブル・アルバム『スピーカーボックス/ザ・ラヴ・ビロウ』でアウトキャストは同時代のBボーイのみならず、多くの革新派のアーティストでさえ手に負えない領域まで到達し、ついにグラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーまで獲得する。ここでは、ポップとアヴァンギャルドの幸福な融合が実現しているわけだ。USのチャート・アクションで大成功を収めた"ヘイ・ヤ!""ザ・ウェイ・ユー・ムーヴ"といった軽快なブラック・ポップも素晴らしいが、アンドレ3000がプロデュースした、マイアミ・ベースとスウィート・ソウルをレイヴィーに加速させた"ゲットー・ミュージック"の変態性と言ったら、興奮のあまり笑ってしまう。L?K?Oのようなアヴァン・ポップなDJにクラブのピークタイムにプレイしてもらいたい曲だ。
ビッグ・ボーイは、『スピーカーボックス/ザ・ラヴ・ビロウ』において、ラッパーとしてだけではなく、プロデューサーとしてもその音楽的才能を十二分に発揮している。実際のところ、『サー・ルシャス・レフト・フット』は『スピーカーボックス/ザ・ラヴ・ビロウ』の延長線上にある。アウトキャストは、06年に彼らが出演した同名映画のサウンドトラック『アイドルワイルド』をリリースしているが、ここで紹介した作品のどれもがいまだ古びていない。時間とお金と関心があれば、ぜひ聴いて欲しい。そして、『サー・ルシャス・レフト・フット』のできは、これまでアウトキャストを追ってきたファンの予測とここでビッグ・ボーイにはじめて関心を持ったリスナーの期待をきっと裏切らないだろう。
アルバムは物悲しい口笛とPファンク風のおどけたピアノとワウ・ギター、そしてザップ流のトーク・ボックスが絡み合う不気味なイントロ"フィール・ミー(Feel Me)"から幕を開ける。続く2曲目"ダディ・ファット・サックス(Daddy Fat Sax)"はGファンクの未来系だが、ビッグ・ボーイがドクター・ドレを敬愛しているのは有名な話である。"シャッターバッグ(Shutterbugg)"は極彩色のサイバー・エレクトロ・ファンクで、ここでもトーク・ボークスが絶妙なスパイスを加え、唐突に男女のヴォーカルのユニゾンによるソウル・・・ソウル"バック・トゥ・ライフ"のフレーズが挿入される瞬間がある。これだけはちゃめちゃなことをやって、生楽器を含むさまざまなサウンドが有機的に絡み合い、楽曲の構成として破綻していないことに驚かされる。『ピッチフォーク』は「THE TOP OF 100 TRACKS OF 2010」の5位にこの曲を選んでいるが、しかし、まだまだこれは序の口なのだ。"ジェネラル・パットン(General Patton)"ではオペラ『アイーダ』で演奏される厳かな凱旋行進曲"Vieni,o guerriero vindice"(サッカー番組でもときどき使われるあの曲です!)をサンプリングし、ダーティ・サウスの不良たちを祝福するクワイアへ変換してしまっている。ハハハハハ、これはある人たちからしたらある意味冒涜でしょうね。さらに、アンドレ3000がプロデュースした"ユー・エイント・ノー・DJ(You Ain't No DJ)"は、ミッシー・エリオットがサイボトロンを引用した"ルーズ・コントロール"のBPMを落としたかのようなスロー・ファンクである。ジェイミー・フォックスとの"ハッスル・ブラッド(Hustle Blood)"やジャネル・モネイとの"ビー・スティル(Be Still)"といったセクシーなR&Bテイストの曲には背筋がゾクゾクする。
オーガナイズド・ノイズやリル・ジョン、ロイヤル・フラッシュからサラーム・レミまで、多彩な面子がプロデューサーとして起用されている。しかし、エクゼクティヴ・プロデューサーをビッグ・ボーイ自身が務めているからだろう、この狂乱のファンクの宴は見事な統一感を保っている。また、ビッグ・ボーイはラッパーとしてもキレまくっている。キャデラックとマリファナとセックスと高級ストリップ・クラブとハスリング、あるいはアクセントとしての社会的発言について、伸縮自在のフロウとライムを駆使して、ときに滑稽に、ときに挑発的に強烈なラップをくり出す。英詞から憶測するにそういうことをラップしているが、仮に間違っていたら謝るしかない。ハハハ......。同じくアトランタを拠点とするT.I.やグッチ・メイン、B.o.Bやベテランの元祖ピンプ・ラッパー、トゥー・ショートといった灰汁の強いゲストたちがずらりと並んでいるが、それでもこの匂い立つブラック・ゲットー・スタイルの世界の主役はあくまでもビッグ・ボーイである。まったく隙がないという意味においては、ドレイクの『サンクス・ミー・レイター』と同じである。
セールス的には『スピーカーボックス/ザ・ラヴ・ビロウ』に遠く及ばないだろう。日本盤も出ていない。僕は別にそこに関して悲観も楽観もしていない。そういう時代であるとしか言いようがない。まあ、野暮な上に杜撰な条例で性表現や生き方を規制しようとするこの国のお偉方には、こういう淫らな表現の奥底にある生を肯定するエネルギーをたまには体感して欲しいと思いますけどね。いずれにせよ、『サー・ルシャス・レフト・フット:ザ・サン・オブ・チコ・ダスティ』を聴けて、オレは幸せだ!
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V.A - The Users And The Gadgets - gadgets |
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conforce - Love Hate - meanwhile |
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HIROSHI MOROHASHI - No Form - Shield Records |
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Shakedown - At Night (Martin Buttrich Dub) - 200 |
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Silicon Soul - Candy Love - SOMA |
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Rhythm Plate - Lean(Atjazz remix) - Mantis Recordings |
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PALDRAME -Prebold - Communique USA |
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STATIC DRUM - Static Drum Part 2 - STATIC DRUM |
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Move D & Benjamin Brunn - Melons - Smallville |
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King Kooba - Fooling Myself(Derrick Carter Remix) - OM Records |
ジェイムズ・フェラーロとの90210やテスト・アイシクル(ドミノ)のメンバーでもあるサム・マーリングことサム・E・デインジャーことサム・マーランことサム・メランがイクスプローラーズの名義で昨09年にリリースした『バーミューダ・トライアングル』はドローンに神秘性を持たようとしたサウンドとしてなかば成功し、あとの半分はどうでもいい仕上がりだった。フラッシュバック・リポジトリーや最近ではアウター・リミッツ・リコーディングスなど、どうやら同じ名義では二度とリリースを重ねないというポリシーを持っているらしき彼がその次に目立ったのはマトリックス・メタルズの名義でリリースした『フラミンゴ・ブリーズ』で、ここではドローンには必ずしもこだわらないさまざまな趣向のサウンドが凝らされ、ときに眩暈を誘うループや70年代のウエスト・コースト・サウンドが素材として奇妙な変形を被っていた。これもなかばは成功し、残りはどうでもよかった。悪くいえばアイディアの垂れ流しのような人である。それもけっこうなグッド・アイディアを。
5人の女性たちによるサイケデリック・ロック・バンドとしてスタートし、これまでにローブドアとの『ハンテッド・ギャザリング』やゴングを真面目にしたような『アイランド・ダイモンズ』など、凄絶なトリップ・ミュージックを量産してきたポカホーンテッドが早い時期にベサニー・コセンティーノとアマンダ・ブラウンのふたりだけとなり、トライバル・リズムを強調した『メイク・イット・リアル』を最後に解散すると、ウェイヴスのネイサン・ウイリアムズとラヴラヴだという前者は一転してサーフ・ロックのベスト・コーストに、そして、後者はLAヴァンパイアーズとしてポカホーンテッドのサウンドを大筋で引き継いでいく(ホーンテッド→ヴァンパイアだしね)。そして、後者にはリズム要員としてマトリックス・メタルズの名前が大きくクレジットされていた。これは気になる組み合わせである。ジャケット・デザインは完全に失敗だと思ったけれど、ある種の脈絡の上に乗ってしまった者としては手に取らないわけにはいかない。手に取ったものはそのままレジに運ばれていく。そして、チャッキーンと音がする(ベスト・コーストも悪くはない。最初はブロンディのように聴こえ、5回以上聴くと、それがゴーゴーズと見分けがつかなくなってくる。「ベスト・コーストはどうやって世界を支配するの?」と訊かれたベサニー・コセンティーノは「みんなにネコをあげる」と答えていた。う~ん、ゴーゴーズだ......。ネコの名前はちなみにランナウェイ)。
『メイク・イット・リアル』に対する皮肉なのか(?)『とても現実的ではない』と題されたデビュー・アルバムはのっけからヘヴィなリズムで、これまでとは少し違う顔を覗かせる。あるいは『メイク・イット・リアル』にゲストで参加していたサン・アロウの影響が強く感じられ、ひとりになったことでファンクに集中しようとするブラウンが確認できる。ポカホーンテッドについて、かつてブラウンは、シャーディとファンカデリックが出会った新しいトーキング・ヘッズだと語っていたことがあり、サン・フランシスコではもっとも早くP・ファンクをサンプリングしていたディジタル・アンダーグラウンドから"キッス・ユー・バック"の歌詞を引用して歌っているように聴こえる曲も散見できる(ハウ・ウッド・ユー・ノウ)。ファンクのリズムにのせて奏でられるメロディや断片的なSEはとても幻想的で、なるほどどこを取っても「現実的ではない」。これまで外に向かって強く押し出されていたサイケデリックは内側に向きを変え、イメージの豊かさはかつてのそれを軽く凌駕する。サン・アロウのセンスがもっとも強く出た"ベルリン・ベイビー"は重心を低く取ったリズムがそれこそ助走を思わせ、どこか空に舞い上がっていくようなエンディング=タイトル曲までファンタジーは途切れない。ふわふわふわふわと、それはどこまでも続いていく。
カリフォルニアはいまや、セカンド・ウエスト・コースト・リヴォルーションを迎えている。レイヴ・カルチャーのときはそれほど反応がよかったとは思えないカリフォルニアがいまはサイケデリック全盛である。どのジャンルを見てもそうだし、デッド・ケネディーズが復活する予兆はない。チルウェイヴのレーベルかと思っていた〈ライフズ・ブラッド〉からリリースされたプリグナント=妊娠ことダニエル・トゥルードーのデビュー・アルバムも大人しかったのは最初の2曲だけで、途中からトロピカルを気取ったオウテカをエレクトロなハーバートがリミックスしたような展開になり、どんどん手が付けられなくなっていく(つーか、最初だけ大人しくする意味がわからない。しかもAサイドだけアナログ盤の中心から針が外側に移動するリヴァース式になっているというのも単に入り口がわかりにくいだけ)。
サイケデリック・ミュージックにフォーマットはない。マニュエル・ゲッチングのように陶酔的なサウンドもあればノイ!のようにナンセンスで責め倒すものも需要はある。プリグナントのそれは怖ろしく後者を彷彿とさせはするものの、ゼロ年代に起きたことを玉手箱のように圧縮し、また、大胆なカット・アップでそれらをシームレスに貼り合わせることで、時代の変化は歴然と明らかになっている。あるいは、それをあまりにも躁状態のなかで実践しているために、ゆっくりと考える時間さえ与えてもらえない。そう、もしもピンク・フロイド初期の"シー・エミリー・プレイ"や"アーノルド・レイン"をマウス・オン・マースがカヴァーしたら......とかなんとか。
2010年に『ニュー・スレイヴ』を発表した、いまどき希有な、怒りのこもったハードコアなジャズとミニマルを爆発させるニューヨークのアンダーグラウンドの脅威、ジーズがやって来る! それも年末に......。
これでもう、年末は帰省している場合ではないことがわかった。以下、詳細です。
| UNIT 2010 to 2011 (2010.12.31 FRI) | |
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| LIVE PERFORMANCE |
Zs (from NY, The Social Registry) KIRIHITO (P-Vine Records) and more |
| DJ | KENJI TAKIMI (LUGER E-GO / CRUE-L) TEN (STERNE / ERR) KENTARO IWAKI (DUB ARCHANOID TRIM / BLOWMAN) |
| VJ | SAKOTA HARUKA |
| SALOON(B3F) "who is rodriguez ? Lr - NYE Special Edition -" | |
|---|---|
| DJ | Steve Bicknell
(from London, LOST / Spacebase / Cosmic) Miyabi (PLUS) |
| UNICE (B1F CAFE) "delight emotion floor" | |
|---|---|
| LIVE PERFORMANCE |
FilFla (WEATHER / HEADZ / PLOP) |
| DJ | L?K?O タカラダミチノブ (HONCHO SOUND) Ametsub Hiyoshi (Global Chillage) |
| presented byUNIT in association with root & branch | |
|---|---|
| OPEN/START | 21:00 |
| CHARGE | ADV.4,000yen/W.FLYER 4,500yen/DOOR 5,000yen ※未成年者の入場不可・要顔写真付きID |
| TICKET | チケットぴあ 0570-02-9999 [P]126-123 STORE |
| HP | https://www.unit-tokyo.com/ |
Zs (ジーズ)
サックス奏者/作曲家のSam Hilmer(サム・ヒルマー)によって2000年に結成されたZsは、その10年に渡る活動の中で、デュオからセクステットまで自在に形態を変化させつつ、Ben Greenberg(ベン・グリーンバーグ)、Tony Lowe(トニー・ロウ)、Ian Antonio(イアン・アントニオ)らの核メンバーと共に、ラディカルな地下活動を続けてきた。
ノー・ウェイヴ、フリージャズ、ノイズ、ポスト・ミニマリズム、電子音楽、即興演奏等の広大な領域を大胆に横断しながら、肉体的な意味でも精神的な意味でも過激に限界へと挑戦するサウンドが非常に高く評価されている。既存の楽器マニピュレートの域を拡張するユニークな演奏テクニックと、ほとんどテレパシーのようなバンドの呼吸によるコミュニケーションに裏付けられたライヴの強烈さによって叩き出されるその音は、たとえばかつてBattlesの音楽を形容する際に用いられた、「数学と暴力の融合」の発展型にして緻密にリズムを微分するフレーズと限界まで緊張感を高める暴虐性の混交であり、また例えばそれは、ライヒの執拗な反復とフリージャズの覚醒をハードコアへと織り交ぜた激烈なアップデートである。
バンドはこれまで、The Social Registry、Torubleman UnlimitedやPlanaria、Three One Gといったレーベルから作品を発表してきており、まずは2007年にPlanariaから発表されたセカンド・アルバム『Arms』によって、ここ日本でも大きく注目された(アルバムは日本ではPlanchaによって日本盤仕様で発売されている)。ジャズとマスロックの融合を完成させたこのアルバムに続き、さらに今年2010年にはGang Gang DanceやGrowingを擁する最新型NYアヴァンの牙城、The Social Registryから、フル・アルバムとしては3枚目となる『New Slaves』(日本ではPower Shovel Audioより12/15に、リミックス盤を加えたスペシャル・パッケージにて発売)をリリース。より肉体的なハードコア性とほとんど怒りにも似た感情の爆発、そして新たに独創的なエレクトロニクスの導入を果たし、"エクスペリメンタル・ミュージックの新たなディケイドの幕開け""ニューヨークでもっとも強力なアヴァン・バンドのひとつ -New York Times-"と絶賛された。スリリングで複雑で精緻で、なおかつ理屈抜きに叩きのめされるサウンドをこの初来日で是非体験してください!