「Nothing」と一致するもの

CASSETTE STORE DAY JAPAN 2017 - ele-king

 ヴェイパーウェイヴ以降、カセットどころかVHSというのもここ最近ではあるんだよね、これがまた。と同時に、デッキを持ってないのにエイフェックス・ツインのテープを買う人もいるわけで、どうせDLして聴くのなら無理してモノに拘らなくても……と思いますよ。それでもカセットが増えていくのは、個人単位のインディ・レーベルにとって、1台のコピー機さえ手に入れれば、(デザインはPCでできちゃうので)これほど出しやすいフォーマットはそうそうないからだろうか、あるいはフェティシズムの問題からなのだろうか……。
 ASSETTE STORE DAYが10月14日(土)と迫っております。2013年に英国ではじまったこのイベント、いまや欧米で毎年開催され、日本では昨年から開催となった。
  今年のカセットストアデイは、ディスクユニオンをはじめ、全国のカセット好きなレコード店でいろんなカセットテープが販売されます。(詳しくはサイトを見て下さい)イアン・マーティンの〈Call And Response〉、五十嵐の〈Mastered Hissnoise〉も、数々の力作を引っさげて参加しているようです……なんでも今年は初音ミクがアンバサダー就任したそうで、ミクのカセットプレイヤーまで売られるそうですよ。
 個人的には清水靖晃の『案山子』が欲しいです。

https://cassettestoreday.jp/


こちらは〈Mastered Hissnoise〉のカセットテープ。CD HATAとInner Scienceの1本は、アンビエント/ドローン好きには外せないっすね。岡山のKEITA SANOもあるじゃん!


五十嵐とは真逆に位置する初音ミクですね。活躍してますな-。

OGRE YOU ASSHOLE - ele-king

 オウガ・ユー・アスホールの『ハンドルを放す前に』、あのアルバムの変態ダンス・ミュージック“頭の体操”、そして“なくした”の2曲がヨ・ラ・テンゴのジェイムズ・マクニューによってリミックスされた。ジェイムズ・マクニューが『ハンドルを放す前に』を高く評価していることから、この話にいたったそうだ。
 7インチEP「頭の体操/なくした」は10月4日発売。完売必至なので、早めにどうぞどうぞ。

 また、これらリミックス・ヴァージョンは、アメリカでのリリースも決定している。リリース元は、コナー・オバースト(ブライト・アイズ)と彼のマネージャーのネイト・クレンケルによって設立されたニューヨークのレーベル、〈ティーム・ラヴ〉。来年、それぞれのオリジナル・ヴァージョンを収録したCDとカセットの2フォーマットでリリースされる予定。

《ライブ情報》
「tour 2017」~2017年・ワンマンツアー

OGRE YOU ASSHOLE tour2017 名古屋公演
2017.12.8 (fri) 伏見 JAMMIN'

OGRE YOU ASSHOLE tour2017 東京公演
2017.12.17 (sun) 恵比寿 LIQUIDROOM

OGRE YOU ASSHOLE tour2017 大阪公演
2017.12.22 (fri) 大阪 Shangri-La

Bullsxxt - ele-king

 来ました! 先日レコーディングの模様をお伝えしたBullsxxt、10月18日に待望のファースト・アルバムのリリースを控えるこの若手ヒップホップ・バンドが、ついに新曲を公開しました。しかもなんと仙人掌とのコラボです! 本日よりiTunes/Apple Musicで先行配信が始まっています。これはアルバムへの期待が高まりますね。あと2週間、楽しみに待っていましょう。

https://itunes.apple.com/jp/album/bullsxxt/id1288815341

10/18に1st AlbumをリリースするBullsxxt、
本日より“In Blue feat. 仙人掌”をiTunes/Apple Musicで先行配信開始!

10/18に1st Album『BULLSXXT』を発売するBullsxxt。今作の中から、仙人掌とコラボした“In Blue feat. 仙人掌”が、本日よりiTunes/Apple Musicで先行配信を開始。同時にアルバム・プレオーダーも可能。UCDと仙人掌から紡ぎ出される言葉、リズム、バンドによる抜群のメロディを一足早く感じてほしい。

https://itunes.apple.com/jp/album/bullsxxt/id1288815341

【リリース情報】
2017.10.18 Release
PCD-25240 Bullsxxt『BULLSXXT』
¥2,500+税

[TRACK LIST]
1. ES
2. In Blue feat. 仙人掌
3. Sick Nation
4. Fxxin’
5. Poetical Rights
6. Swing
7. Classix
8. Cet aprés-midi
9. 傷と出来事
10. Reality
11. Stakes

[プロフィール]
UCD (MC)、tommy (Gt)、Naruki Numazawa (Key, Syn, Vo)、Ecus Nuis a.k.a. Pam (Ba, Syn)、Shotaro Sugasawa (Dr, Per)。2012年結成. 東京を拠点に活動するヒップホップ・バンド。ジャズ、ソウル、ファンク、ルーツ・ロック、エレクトロニカなどさまざまな音楽から影響を受け、コンシャスネス~ポップネスを孕んだヒップホップ・サウンドを追求しつづけている。2016年1月に、自主制作での1st EP「FIRST SHIT」を発表。『MUSIC MAGAZINE』誌などで取り上げられる。2016年5月には、恵比寿BATICAにてBudamunk、ISUUGI、やけのはら等が出演したイベント『CATTLE CLUB』を主催。その後、メンバーの脱退や加入を経て、現在の5人編成で活動中。2017年10月に1st Album『BULLSXXT』を発表予定。

[ライブ情報]
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公演日:2017年10月5日(木)
会場:渋谷7th FLOOR
出演: Bullsxxt / 吉田ヨウヘイgroup
開場 / 開演:19:00 / 20:00
前売価格:¥2,500+1D
予約先:m19m.mmts@gmail.com
(件名に公演名、本文にお名前、予約人数をご記入ください。)

DJ HARVEY - ele-king

 DJ界の生きる伝説と言えば、DJハーヴィーである。とにかく、20年以上も、世界中のハードコアなパーティ・ピーポーを魅了し続けるバレアリックの真の王様を体験しよう。ひょっとしたら君の人生で忘れがたいほどもっともすさまじい夜になるかもしれない……また、つい先日、彼にとっての初のコンピレーション・アルバム『The Sound of Mercury Rising Complied with Love by DJ Harvey』もリリースされたばかり。こちらも外せない!

DJ HARVEY 2017 TOUR OF JAPAN

DJ HARVEY (Locussolus, Wildest Dreams / LA)

https://www.facebook.com/HarveyDJay/
https://www.instagram.com/harveysgeneralstore/


11/17(金)@江ノ島OPPA-LA(https://oppala.exblog.jp
11/18(土)@東京CONTACT(https://www.contacttokyo.com


DJ Harvey
The Sound Of Mercury Rising Complied With Love By DJ Harvey

Pikes Records / Music 4 Your Legs
国内盤特典:DJ HARVEYによる直筆サインをデザインしたステッカー付き


DJ HARVEY (Locussolus, Wildest Dreams / LA)

https://www.facebook.com/HarveyDJay/
https://www.instagram.com/harveysgeneralstore/

ハウス、ディスコ、バレアリック・シーンのカルトリーダー、リエディットの帝王。そして、DJとしてもっとも神の領域に近い男と称されるリヴィング・レジェンド、DJ HARVEY(DJハーヴィー)。

イギリス・ケンブリッジ出身。1980年代半ばのロンドンでDJキャリアをスタート。DIYクルー「Tonka Sound System」に属し、セカンド・サマー・オブ・ラヴの狂騒の真っ只中にウェアハウス・パーティーやレイヴでその名を馳せ、1991年に自身のパーティー「Moist」を始める。Harveyのコネクションにより「Moist」には、ニューヨークの伝説のクラブParadise Garageのレジデントで今もDJの神として崇められている故Larry Levanをはじめ、アメリカやヨーロッパのDJたちが数多く出演。後のニューハウスと呼ばれるシーンの起源となった。またHarveyは、当時イギリス初の巨大クラブとなるMinistry of Soundのコンセプトおよびサウンドシステムの設計を担っていたLarryをサポートするほか、同クラブのレジデントも務め、名実共にトップDJの階段を昇りつめる。プロデューサーとしても、1993年にGerry Roonyと共にレーベル<Black Cock>を立ち上げ、近年再評価著しいディスコ・リエディットの源流となる傑作を多数リリース。1996年に自身初のミックスCD『Late Night Sessions』を<Sound of Ministry>よりリリース。2001年には、Sarcasticのプロモ・ミックス『Sarcastic Study Masters Volume 2』を発表。2000年代以降のコズミックやバレアリック・シーンに決定的影響を及ぼしたこのマスターピースは、世界最大の中古音楽市場「Discogs」で、ミックスCDとして史上最高額となる500ドルの値が付けられている。

2002年にアメリカ・ロサンゼルス(ヴェニスビーチ)に移住。国境を越えてハードコアなパーティー・ロッカーが集うウェアハウス・パーティー「Harvey Sarcastic Disco」やホノルルのThirtyninehotelでレジデントDJとして活躍。ロングセットでのDJスタイルや、レフトフィールドなディスコ、バレアリック復権への大きな流れを作った。LAアンダーグラウンドの聖地として「Harvey Sarcastic Disco」はカルト的な人気を誇り、あまりの混雑ぶりに、かのBeyoncéでさえ入場を拒否されてしまったというエピソードがあるほどだ。また、サーファー、スケーター、バイカーでもあるHarveyは、「Dogtown & Z-Boys」のオリジナル・メンバーとして知られる伝説のスケーター、Tony Alvaをフィーチャーしたエキシビション・ツアーに同行して、ミックスCD『Mad Dog Chronicles Soundtrack』を提供。ストリート・カルチャーとロックが同居する自身のバックグラウンドを垣間見せた。2007年には、同郷で盟友のThomas Bullock (Rub N Tug)とのユニット「Map of Africa」名義のアルバムを<Whatever We Want>からリリース。サイケデリック〜ダビーなバレアリック・ロックサウンドを展開した。

2010年にようやくビザの問題が解決して、アメリカ国外への渡航が可能になると、世界中からオファーが殺到。その最初のツアー国は日本であった。奇跡の再来日が実現した2010年GWのジャパンツアーでは、全国12都市を回り1万人以上を動員。狂熱に満ちたHarvey旋風が日本中に吹き荒れた。また、母国イギリスはロンドンのOval Spaceで開催された10年ぶりの凱旋パーティー「Red Bull Music Academy presents DJ Harvey」は、チケット発売後わずか1分でソールド・アウトを記録。そのほか、ベルリンのBerghain / Panorama Bar、ロンドンのFabric、Ministry of Sound、イビサのSpace、Pacha、DC-10、パリのRex、Concrete、フランクフルトのRobert Johnson、アムステルダムの​Trouw、モスクワの​ARMA17、テルアビブのBlock、バリのPotato Head、ニューヨークのOutput、シカゴのSmartbarなど、世界各国の主要クラブはもちろん、Coachella、Panorama、ADE、Sonar、Mutek、Movement、Dekmantelなどのフェスにも登場。Festival No.6ではGrace Jonesとダブル・ヘッドライナーも務めた。Rolling Stone誌でHarveyは、「DJ界のキース・リチャーズ」と評され、「世界に君臨するDJ」トップ10にランクイン。昨夏は、日本を代表する野外音楽フェス「フジロック」20周年記念の大トリも飾った。

制作面では、シングル、リミックス、リエディット作品のほかに、オリジナル・アルバムを3枚リリース。1枚目は、先述の「Map of Africa」名義のアルバムで、2枚目は、ディスコ、ロック、テクノ、そしてハウスなどをブレンドしたフロア・ライクなソロ・プロジェクト「Locussolus」名義のアルバムを、2011年に<International Feel>から発表。3枚目は、4人組サイケデリック・バンド「Wildest Dreams」名義のアルバムを、2014年に<Smalltown Supersound>よりリリース。ミックスCDはこれまでに、歴史的名盤『Sarcastic Study Masters Volume 2』をはじめ、オフィシャル、アンオフィシャルを合わせて6作発表している。そして今年9月29日に、自身初のオフィシャル・コンピレーションCD『The Sound of Mercury Rising Complied with Love by DJ Harvey』を、<Pikes Records> / <Music 4 Your Legs>(国内盤)よりリリース。この作品は、バレアリック・サウンドが生まれたスペイン・イビサ島の伝説的ホテルPikes Ibizaで、Harveyが2015年より毎夏レジデントを務めているパーティー「Mercury Rising」をパッケージ化したコンピレーション・アルバム。Harveyは、毎週月曜の「Mercury Rising」で、サンセットからサンライズまで10時間以上に及ぶロングセットをプレイしてきたが、そこでのグルーヴやバレアリック・フィーリングと共に、3シーズンに渡りフィーチャーしたトラック12曲(1976〜2016年の40年間にリリースされたディスコやダンスミュージック)をセレクト、コンパイルしている。

エンドレス・ポエトリー - ele-king

 初めてルキノ・ヴィスコンティ『家族の肖像』(74)を観たときは「なんてスゴい映画なんだ」とトリハダ大感動だったにもかかわらず、2~30年してもう一度観たら、ぜんぜん意味がわからなかったことがある。とくに後半の政治談義はさっぱりで、なんで、学生時代の自分にはこれが面白かったのか、それもまたナゾであった。二度観ることで印象が変わってしまう映画はざらにあるし、間隔が空いていればそれはなおさら。ちゃんと楽しめるようになっていたり、前よりも深く没入できた時はいいけれど、たいていは前に観た時よりもヒドいと感じてしまい、好きな映画がどんどん減っていくのはけっこう笑える。こんなものに長く囚われていたのかと。意味もなく大切にしていたゴミをついに捨てた気分。
 アレハンドロ・ホドロフスキー『エル・トポ』(69)にも同じようなところがあり、最初に観た時はそれこそ圧倒された。そして、その記憶だけが増幅されていった。難解な映画の代表作のように言われる作品だし、それ以上、自分の言葉にできなかったというのはやはりダメなのだろう。これもやはり30年ぐらいしてからもう一度観たことで何かが頭の上からどいた気分になった。もう一度観ることがないとは思わないけれど、とりあえずいったんは捨て去ることができた。もう一度観るにはやはり新たなキーワードが必要である。『アモーレス・ペロス』や『散歩する惑星』が「虚無」をアップデートした時代に『エル・トポ』というのはどれだけ応えてくれる作品なのか、それを説いてくれる言葉が。『クスクス粒の秘密』や『パラダイス:愛』が束になってかかってくる現代に。

 とはいえ『エル・トポ』を観直そうと思ったのは、4年前、『リアリティのダンス』(13)にまたしても異様な感動を覚えたからだった。同作はホドロフスキーが23年ぶりに映画界に舞い戻った凱旋作で、強権的で異常なほど抑圧的だった父親(スターリン主義者)の半生を受け入れるためにどうしてもつくらざるを得なかったとしか思えない自伝作であり、世界というものがどんなところかわかり始めてきた少年の視点と実際の時代背景が絶妙に入り混じった自己セラピー映画だった(悪くいえば捏造記憶の映像化)。『リアリティのダンス』を観れば氷解することだけれど、『エル・トポ』は父親のやったことはすべて徒労でしかなく、あげくに焼身自殺させてしまうというストレートな父殺しの映画だった。それと同じようなことを今度はコミカルにやり直したのが『リアリティのダンス』で、人というものは幼少期に感じた恐怖を笑いにすることでしか乗り越えられないという学説を裏付けているようなところがある。そういうことを80歳過ぎてもやったと。しかもそれが無類に面白かった。さらには父親の人生をテロリストとして再生することでそれなりの意義も認めているところは大きな変化である。もともと『エル・トポ』でも父に捨てられた息子は再会した父に向かって「殺す」と告げたにもかかわらず実際には殺せず、自分の手で父殺しはできないという留保は付けられていた。このちょっとしたためらいを彼の人生という別なスケールの中に移し変えてみると、ホドロフスキーが創作へと向かうエネルギーはすべて父親がくれたようなものだと無意識に理解していたということにはならないだろうか。『エル・トポ』で父を殺せなかった自分という図式は『リアリティのダンス』ではイバニェス大統領を暗殺できなかった父親という関係でもう一度リピートされる。権力が強大であればあるほどカウンターの力も増すという図式を彼は温存したかったのだろう。そう、『戸川純全歌詞解説集 疾風怒濤ときどき晴れ』を読んでいただいた方には伝わったかもしれないけれど、戸川純は同じように幼少期に父親から受けた暴力を“好き好き大好き”という曲にして、早々と笑いに転化していた。ホドロフスキーよりもぜんぜん早熟である。しかも“シアー・ラバーズ”という曲では父との距離感を次のステップまで進めている。ホドロフスキーが生きている間にその境地まで辿り着くとは思えない。そんなことはないのかな。どうだろう。そう思っていたら『リアリティのダンス』の続編にあたる『エンドレス・ポエトリー』が公開されることに。青年期の始まりである。

『リアリティのダンス』と同じくシュールレアリズムというものの方法論を再認識させられる作品である。しかし、父親との確執を前面に押し出した前作と違い、貧しい暮らしを背景に芸術を求める青年像という筋書きはややありきたりに感じられた。まったく様式性の異なる演出にしてしまえばよかったのかも知れないけれど、やはりイメージを喚起する力はさすがなので観ている間は圧倒されっぱなし。モノクロとカラーを組み合わせて異なる時間軸を共存させ、ギターケースには肉を、巨大なアトリエにカーニバルを詰め込んだり。それらが洪水のように流れていくものの、彼にとっての父親と違い、目の前を流れていく風景はトラウマには発展していかない。どちらかというとホドロフスキーにも普通の時期があったんだなという感慨の方が僕には強く残ってしまった。チリからパリに移り、シュールレアリズムから神秘主義へ転じ、最初にハプニングを始めたアート・パフォーマーとも言われ、メキシコでは前衛演劇、さらにはLSD、映画、コミック、マジックショーと知れば知るほどこんな人間が本当に存在するのかと思うような才能がともすると『ゲゲゲの女房』や『苦役列車』と同じ地点に立っていたことがわかるような映画なのである。これは微妙である。いっそのこと自分とは完全にかけ離れたような存在でいて欲しかったような気もしてしまうし、共通点がないとそもそもこの人に興味を抱かなかったかも知れないし。ただし、経歴からもわかるようにホドロフスキーの作品は徹底的に身体性から発しているものなので、一見、整合性のないストーリーでも、なるほどダンスを踊るかのように意識も持って行かれてしまい、体を動かすことが嫌いではない人たちは興味の有無とは別に作品には同調しやすいのではないかと。それこそ身体性のまったく欠如したデヴィッド・リンチの映画が苦手だという人にはアピールしやすいとも(ホドロフスキーもリンチも同じように好きだという人はちょっと信用できない)。全身を真っ赤なタイツで包んだ人々の行進と同じように黒と白でドクロ模様が描かれたタイツを着た人たちの行進が混じり合い、めくるめく血と骨のイリュージョンに包み込まれたかと思うと赤と黒と白がナチスの旗に変換される刹那など政治的に支配されていくプロセスを的確にコントロールされたようで、恐怖感は倍増だった。あのシーンにはほんとに逆らえなかった。

『エンドレス・ポエトリー』では父親との確執を前面に押し出さなかったと先に書いた。しかし、エンディングはパリに向かおうとしたホドロフスキーが港で父親とケンカになるシーンである。両者ともに罵りまくる。これもホドロフスキーにしては普通すぎる。『リアリティのダンス』では暴力でしかなかったものがコミュニケイションに変化している。実際に父と息子はこの時が今生の別れとなったらしく、もしかするとリアルに再現したのかも知れないけれど、『リアリティのダンス』をつくったからこのような屈託のない描き方もできるようになったのだろう。セラピー後の表現というのは概して面白くないものである。それは仕方がない。それに第3部としてパリ編もこの後につくられるらしく、つなぎとしてはどうしても必要なシーンだったのだろう。「父親」後の世界が始めるためには。

 僕は『スター・ウォーズ』を一本も観たことがない。同シリーズはホドロフスキーがハリウッドに持ち込んだアイディアの残骸だったと明かされる『ホドロフスキーのDUNE』を観た時、僕はそのことをちょっと誇りに思った。


The National - ele-king

 ザ・ナショナルの4年ぶり7枚目のアルバム『Sleep Well Beast』を手にした瞬間、暗い……と思った。とにかく2017年によく聴いたアルバムは、何故かこのようにどれもこれもジャケットが暗い。発売直後のレコード屋の店頭ではこのザ・ナショナルの7枚目のアルバムの横に、同時期に発売された白々しいほど真っ青な空を写した明るいジャケットのLCD サウンドシステムの復活作『American Dream』が並べられ、対比的なフロムアメリカの音楽の表情の違いにひとり笑ってしまいそうになったが、どちらも実は絶望しているという点では同じことなのかもしれない。

 『Sleep Well Beast』というアルバムは、この世ではないどこか別の場所で鳴らしているような“Nobody Else Will Be There”の重いピアノの音色からゆっくりとはじまる。予想通り、闇のように暗い。しかし2曲目の「Day I Die」。「僕が死ぬ日、僕が死ぬ日、僕らはどこにいるんだろう?」と先の見えないいまの世のなかに問いかけるかのように繰り返される痛々しい言葉。それとは裏腹に、高まる鼓動のように早く鳴り続けるリズムの力強さと、重なり合う美しいギターのフレーズ、突き抜けるメロディの高揚感が混ざり合い、死を意識しているというのに恐ろしいまでに生命力に溢れたパフォーマンスを叩きつけられる。キャリアを積み重ねてきたバンドの底力を感じるような曲の凄さに、ここでまず身震いする。
 その後も、感情的なギターフレーズにやられる4曲目の“The System Only Dreams In Total Darkness”や、荒々しい6曲目の“Turtleneck”、機械と人力の両方のリズムを使って登りつめていく8曲目“I 'll Still Destroy You"から、先行配信されていた9曲目の“Guilty Party”に続き、それを繋ぐように挟まれたピアノの穏やかな曲で抑揚を効かせて、終わりへとどんどん向かっていく。メロディアスなコード進行と、寡黙なリズムと、静かに爆発する美学。作品を覆う全体のトーンは一貫していて、まあ素晴らしいこと。

 2015年に発表されたヴォーカルのマット・バーニンガーがメノメナのブレント・ノップフと組んだサイド・プロジェクトEL VYのユルくておかしなアルバム『Return To The Moon』を気に入ってよく聴いていたので、『Sleep Well Beast』のマットの歌声を久々に耳にして、曲調によってこんなに印象が変わるものかと驚いてしまった。ザ・ナショナルに戻った瞬間、本領発揮と言わんばかりに影を作りだす力は一体どこに隠していたのだろう。地を這うような低い歌声はさらに深みを増している。それぞれがギターやキーボード、サウンド・プロデュースなどを担当するデスナー兄弟は、バンドの活動から離れたところでクラシックや映画音楽に関わっていると聞いているし、年齢とともにじょじょに実験的な音楽に変貌を遂げてもおかしくはないのに、それなのにザ・ナショナルときたら、エレクトロニックな音をところどころに使いながらも淡々とエネルギーを燃やすように、奇をてらわずに、真っ当なロックをいまだ奏でるなんて、敵わない。弱音や皮肉や諦めを乗せた歌詞を優しく包み込むエモーショナルな音を前にすると、枯れて朽ち果てていく肉体にも感情はあり、ちゃんと生暖かい血が流れていることに気付く。これは何回か聴いて1ヶ月後には忘れ去られてしまうようなアルバムとは明らかに違うということ。そして聴き終えた後に、誰かに伝えたくなるような使命感をもたらすもの。暫くザ・ナショナルから離れていた人や、いままで出会う機会がなかった人のところにもちゃんと届けばいいと祈っている。

 『Sleep Well Beast』は暗い。けれどもう一度ジャケットを見てほしい。弱いながらも光はあり、そこには誰かがいる。真夜中に窓の外を眺めて、遠くの方に知らない家の窓の灯りを確認できたら、今日のところは黙って毛布にくるまり、穏やかに眠りにつこう。

 よくお眠り、獣よ、君もね。

私たちは慢性的な危機を目撃している。そのような危機は、今や過去のことだと思っていた緊縮財政と衝突のあった古い時代、あるいは人種と国民をめぐる政治に私たちを連れ戻したように見える。私たちは立ち往生しているのかもしれない。しかし、昔に引き戻されているわけではない。警察による職務質問、学校からの除籍、若者の失業といった重要な指標が示しているのは、1979年の総選挙におけるサッチャーの歴史的勝利に沸いていた37年前よりも、事態が悪くなっているということだ。(本書、日本版序文より)

 ポール・ギルロイは、こと今日のDJカルチャー/(とくにUKにおける)ブラック・ミュージックを思考するうえでは外せない思想家のひとりである。人種問題の文化研究などというと堅苦しいが、ギルロイがこの日本版の序文で書いている言葉を引用すれば「生きた社会運動を学術的に考察する」こと、本書におけるギルロイの場合、それはおのずと音楽について語ることになる。
 黒い英国における音楽と社会運動史の考察、『ユニオンジャックに黒はない』は、その後『ブラック・アトランティック』で有名になるギルロイのデビュー作で、初版は1987年だが、有名なのは2002年の増補版で、それにしても15年目にしての本邦初翻訳だ。が、これはいま読んでも充分にパワフルで、震える本であり、ここに書かれている過去の闘争が現在と交差する瞬間、その持続する瞬間においてこれからも多くの人が訪ねて来るであろう本だと言える。ザ・インプレッションズでカーティス・メイフィールドが歌う勇敢で前向きな“キープオ・ン・プッシング”を聴いているとき、聴き手のなかに、たんなる過去の名曲として消費する以上の何かが生まれるかもしれないように。
 あるいは、アレサ・フランクリンの“シンク”(1968)、ボビー・ウーマック“アメリカン・ドリーム”(1984)のような曲……一見たんなるラヴソングでありながらそれ以上の解釈も可能なこうしたソウルという名で呼ばれるポップスを、ギルロイは次のように説明している。「個人の歴史と公共の歴史のそれぞれの領域がもつ特性は、両者が分節されつつも節合していることを表現すべく引き合いに出され、ひとつにまとまることで真実と自由の双方を生みだしている」。つまり、「個人の歴史と公共の歴史との相互作用によって喜びをつくり」だしていると。
 『ユニオンジャックに黒はない』は、資本主義批判/社会運動の本であるが、面白いほど、音楽についての本である。ソウル、ファンク、ブルービート(スカ)とレゲエ、そしてヒップホップ……こうした音楽が趣味にとどまることを許さずに、黒い英国においてどのように社会と“関わり合っていた”のかを綴り、パンク・ロックを起爆剤に生まれた「ロック・アゲインスト・レイシズム」という運動についてもじつに詳しく描写している。思想書において、この本ほど音楽誌からの引用が多い本もそうないだろう。
 もっとも、本書が刊行された15年前と比較して、福祉を破壊し、格差を増長する新自由主義が(英国ではニュー・レフトを通じて)加速的に進行した現在についてギルロイは手厳しく、なかば敗北的に、避けがたく悲観的な態度を以下のように見せている。「政治的な発話と疑われるものを非公式に差し止めることが威を振るっている風潮のもとでは、怒りも道徳もどちらも表立っては示されない」。かくして「最近の数年間で支配的になっているのは、説教臭いラップや布教的なパンクではなく、つねにほとんど歌詞のないエレクトリックなダンス・ミュージックである」。そして、「内面への沈潜とエクスタシーという身体の快楽の徹底した追求とによって、そこから生じてきたサブカルチャーは、古き政治の趣をほとんどすべて失っている」と。で、「そうしたサブカルチャーはまた、部分的には企業の権力と結びつき、政治ないし経済的な資産としての価値を評価する政治あるいは政府と結びつきのある人間がいなくても、世界中に輸出されている」。これは悪しきにつけ、良しにつけでもあろう。ひとつたしかなのは、ギルロイが言う「感覚を麻痺させたいという諦め」、すなわち逃避したいという流れが音楽のなかでより強まっていることだ。(ぼく個人が日常聴いている音楽の多くも、この流れにある)
 またギルロイは、こうした事態のなか、15年前に本書が触れた(たとえばUKレゲエと社会運動がリンクするような)抵抗のネットワークは、「デモクラシー、フェミニズム、社会主義という各要素への日常における希望と同様に、ほぼ崩壊している」とぶっちゃけている。「そのような希望とこのネットワークは、かつて居心地悪くではあるが、生産的に提携していたのだが。それに代わって、今や無力さを引き起こす反知性主義が、倫理なき民営化と日和見主義の後押しする強欲さと利己心というよくある悪を牛耳っている」。
 日本もいよいよトランプや、そしてサッチャーのことを他人事のように語れない窮地に追い込まれている。他方では、数ヶ月前の世間的には注目度の低かった民進党の代表戦において、枝野幸男氏がヴァンパイア・ウィークエンドやグリズリー・ベアが全力で応援したバーニー・サンダースと多くのところで重なる政策を掲げていたことに音楽ファンの何人かは気づいたかもしれないし、新党結成時の氏の会見における「下からの政治」という言葉がブレイディみかこの「地ベた」というコンセプトと重なるんじゃないかと、おそらくだが……何人かは気づいたかもしれない。
 しかしながら、何度もくじけそうになる信念と希望を、黒い英国のサブカルチャーが支え合ったように我々にもできるとしたら、いったいどのように、いったいどうしたものかと……ギルロイが序文で吐露するような深い敗北感を覚えている人も、とくに年増になってくると、少なくはないだろう。本書が訴えるところでは、そして現実的なせんとしてこの本を咀嚼して言えるのは、まずは連帯意識(コミュニティ意識)というものを見失わないこと。まあ、現代の英国にスリーフォード・モッズがいるように、日本にもBullsxxtのようなバンドががんばっているし、水曜日のカンパネラだっている。終わった過去は無駄にはならず、それはまた何かのきっかけでいつはじまるのかわからない、そういうぎりぎりの希望についても、ギルロイは次のように力強く書いている。

 権利と人間の尊厳を求める闘いはいくつかのささやかな暫定的勝利を収めているが、そのあとには長期にわたる重苦しい敗北が続いている。そうした敗北が示しているのは、ある異なった種類の社会へと英国が変容していく様だ。最初は不安定で慢性的に危機に陥った市場社会へと英国は変容したが、その次には今日目の当たりにしているように、ヴァーチャルでネットワーク化された社会生活における、恐るべき新自由主義的な実験へと変容した。それは私有化、軍事化、金融化のトライアングルをなしている。だがいくつかの闘争が残したものは、豊かな創造的追求のなかにいまだ顕著である。それは、言葉のないエレクトロニック・ミュージックのなかに、共同体のアンダーグラウンド文学や詩作のなかに、そして新たに生まれつつある世代の抵抗芸術のなかに反響している。これらの反体制的な布陣は戦闘的な過去に彩られており、型破りで多文化的な亡霊たちを呼びだすことができる。そのような亡霊の存在はその潜勢力を失っているかもしれないが、私たちが今や当たり前のものと思いかねない危機に陥っている抑圧的な秩序に反対する、ポストコロニアルな抵抗という抵抗的な歴史を、時としてふたたび甦らせることが今なおできる。(本書、日本版序文より)

"Balearic Park" & "Shackleton with..." - ele-king

 これはディープそうです。10月13日と14日、渋谷WWWとWWW Xにて興味深いふたつのイベントが開催されます。片方は「陽」、もう片方は「陰」をテーマにしているそうで、後者にはなんと、新作をリリースしたばかりのシャクルトンも参加します。詳細は下記よりチェック。

混沌とする現代社会におけるダンスへの陶酔とその深層から扉を開くニューエイジの目覚めからアンビエントへと導かれる“憩い” 「Balearic Park」と“瞑想” 「Shackleton with...」。陽と陰にわかれたふたつのイベントを通じ、ダンスとアンビエント・ミュージックの新境地が渋谷WWWにて開かれる。

WWW & WWW X Anniversaries
10/13 fri Balearic Park - Autumn 2017 -

OPEN / START 19:00 at WWW / WWWβ
ADV ¥3,500+1D / DOOR ¥4,000+1D / U25 ¥3,000+1D
Ticket available at RA / e+ / LAWSON [L:76596]

都会の雑踏へと注ぎ込む風流の木漏れ日、現代の憩いを求め“Balearic Park”が渋谷WWWにて開園。第1回はLAのSuzanne Kraft、メルボルンのAndrás (Andras Fox)、そしてアントワープのLieven Martens Moana (Dolphin Into The Future)とTyphonian Highlife (Monopoly Child Star Searchers)、Rainbow Disco ClubのレジデントDJ KikiorixとSisiなどを迎え、ディスコ/ハウスとアンビエントが交わる、今春のGigi Masin東京公演に続くこの秋の新風景。

詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/008374.php


WWW & WWW X Anniversaries
10/14 sat Shackleton with...

OPEN / START 18:30 at WWW X
ADV ¥4,300+1D / DOOR ¥5,000+1D / U25 ¥3,500+1D
Ticket available at RA / e+ / e+ (U25) / LAWSON [L:73506]

瞑想へと沈むテクノの核心! 電子界の鬼才Shackletonがジャーナリストでもある才媛Anikaとの最新作を携え、キャリア初となる4人編成のバンド・セットとgoatが新編成で送る、ダブルのジャパン・プレミア・ライヴに加え、国内からは脈々と受け継がれる日本サイケデリックの象徴的トリオDJs 悪魔の沼 による3部構成(沼トロ‐沼ん中‐沼日和)のB3Bセット、テクノ・オーセンティックの核心部The LabyrinthのHiyoshi、新世界標準のベルリンAtonalに出演を果たすDJ YAZI (Black Smoker)、シーンのトップ・ランカーDJ Nobu率いるFuture TerrorのKURUSUが千葉より、そしてruralでの活躍も記憶に新しい若手のasyl cahier (LSI Dream)を“アンビエント”として迎え、ベテラン、中堅、若手を交え、オーセンティックかつプリミティブでありながら、その型やビートにはハマらない新たなる現代的テクノへの深淵とその先へと向かう。

詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/007934.php

行松陽介 - ele-king

ZONE UNKNOWN List Oct.

Ryoji Ikeda - ele-king

 世界を股にかけて活躍する電子音楽家/ヴィジュアル・アーティスト、池田亮司。その新たな試みとして、10月25日(水)、京都CLUB METROにてDJイベント《Ryoji Ikeda DJ Night : ROCK HARD & LOUD》が開催される。
 昨年のKYOTO EXPERIMENT/京都国際舞台芸術祭では、“池田亮司 レトロスペクティヴ”とも言われた総集編ライヴと巨大インスタレイションで観客の度肝を抜いた彼が、今年10月24日の同イベントでは、スイスの打楽器アンサンブル「Eklekto」とともに完全アコースティックな音楽プロジェクト「music for percussion」をロームシアター・サウスホールにて上演する。そして、その翌日、10月25日夜に開催される今回のDJイベントでは、オールドスクールなロックやギター・サウンドなどを爆音でプレイする予定とのこと。池田亮司がロック……これは見逃せない!

Ryoji Ikeda DJ Night : ROCK HARD & LOUD
@京都METRO

2017年10月25日(水)
Open / Start 20:00

DJ:
Ryoji Ikeda
Takuya Minami

[料金]
前売 ¥1,500 ドリンク代別途
当日 ¥2,000 ドリンク代別途

[一般PG前売り]
チケットぴあ(Pコード: 346-737)
ローソンチケット (Lコード: 51457)
e+ (https://bit.ly/2ymhBYE)
にて9/30より発売開始!
[前売メール予約]
あてに、前日まで日程、お名前、枚数を明記してメールして下さい。前売料金で入場頂けます。

イベント紹介WEB:
https://www.metro.ne.jp/single-post/171025

会場:
京都 METRO
WEB:https://www.metro.ne.jp
075-752-4765

共催:
KYOTO EXPERIMENT|京都国際舞台芸術祭
https://kyoto-ex.jp/



© Raphaëlle Mueller

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KYOTO EXPERIMENT 公式プログラム
池田亮司×Eklekto『music for percussion』

2017年 10月24日(火)
@ロームシアター京都 サウスホール
https://kyoto-ex.jp/2017/program/ryoji-ikeda_eklekto/
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[アーティスト・プロフィール]

◎池田亮司 Ryoji Ikeda
1966年岐阜生まれ、パリ、京都を拠点に活動。 日本を代表する電子音楽作曲家/アーティストとして、音そのものの持つ本質的な特性とその視覚化を、数学的精度と徹底した美学で追及している。視覚メディアとサウンドメディアの領域を横断して活動する数少ないアーティストとして、その活動は世界中から注目されている。音楽活動に加え、「datamatics」シリーズ(2006-)、「test pattern」プロジェクト(2008-)、「spectra」シリーズ(2001-)、カールステン・ニコライとのコラボレーション・プロジェクト「cyclo.」(2000-)、「superposition」(2012-)、「supersymmetry」(2014-)、「micro | macro」(2015-)など、音/イメージ/物質/物理的現象/数学的概念を素材に、見る者/聞く者の存在を包みこむ様なライブとインスタレーションを展開する。これまで、世界中の美術館や劇場、芸術祭などで作品を発表している。2016年には、スイスのパーカッション集団「Eklekto」と共に電子音源や映像を用いないアコースティック楽器の曲を作曲した新たな音楽プロジェクト「music for percussion」を手がけ、2017年にCDをリリース予定。2001年アルス・エレクトロニカのデジタル音楽部門にてゴールデン・ニカ賞を受賞。2014年にはアルス・エレクトロニカがCERN(欧州原子核研究機構)と共同創設したCollide @ CERN Award受賞。
www.ryojiikeda.com

◎ 南琢也 (softpad)
グラフィックデザイナー/アーティスト。成安造形大学准教授。90年代、CLUB LUV+、Diamonds Are Forever、など多くのイベントでDJを務める。2000年以降はSoftpadのメンバーとしてインスタレーション、パフォーマンス、サウンド、デザイン分野などジャンルを超えながらそれぞれのメディアの境界線と接点を探る表現活動を行う。 高谷史郎パフォーマンス作品「La Chambre Claire」「CHROMA」「ST/LL」で、クリエイション・メンバーとしてグラフィックデザイン・サウンドを担当。近年はグラフィックデザイナーとして、美術館の広報印刷物や図録、CDジャケットなどのデザインワークに携わる。

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