「IO」と一致するもの

Tohji - ele-king

 今年3月に公開された新曲“Rodeo”が大きな注目を集め、その後の主催イヴェント《Platina Ade》は WWW の動員記録を塗り替えるなど、いまもっとも勢いに乗っているラッパーの Tohji が、待望のファースト・ミックステープをリリースする。《Platina Ade》に訪れたオーディエンスの大半が未成年だったという事実は、彼が若い世代から支持を得ていることの力強い証拠だけれど、そんな次世代のホープによる初のまとまった作品集はわたしたちに、いったいどんな表情を見せてくれるのだろう。リリースの8月7日まであと1週間、来る衝撃に備えるべし。

東京を席巻する新たな熱狂の象徴 Tohji、待望の 1st Mixtape 『angel』リリース

既成概念を軽々と更新し続ける圧倒的な存在感で同世代から強く支持され、シーンの垣根を超えた注目を集めるラッパー・Tohji の 1st Mixtape 『angel』が8/7にリリースされる。

Tohji が本作で提示するのは、穢れのない天使像とは異なる、時代の閉塞感を絶ち切る希望の象徴としての「angel」。Tohji の手にする壮大なパレットを駆使して作り上げられた本作は、常に新たな景色を切り拓く Tohji のネクストステージを予感させる内容となっている。

クレジットには、KOHH や BAD HOP にも楽曲提供を行っている MURVSAKI、Kano や AJ Tracey を手がけるUKのトッププロデューサー Zeph Ellis など、錚々たるトラックメーカーが名を連ねる。客演は、Keith Ape との共作“It G Ma”や、Frank Ocean 『blonde』の制作にも携わったことでも知られる Loota。アートワークは、Post Malone や Rejjie Snow を手がけるロシア人アートディレクター Anton Reva によるもので、ビジュアル面からも Tohji の新境地が垣間見える。

8月中に本 Mixtape からミュージック・ビデオを2本公開予定(全4本を予定)。8/8リリース予定となる“HI-CHEW”のミュージック・ビデオを手がけるのは、ベトナム・ハノイを拠点とする気鋭の映像制作チーム ANTIANTIART。8月後半にリリースされる“Snowboarding”を担当するのは、アートワークも手がけた Anton Reva。Tohji のクリエイティビティは、すでに国境を越え全世界へと広がっている。

◆About Tohji

Tohji/アーティスト

ハードとメロウを併せ持つ奔放な音楽性で、東京のユースを中心に熱狂的な支持を集める。

2018年末、主催するコレクティブ「Mall Boyz」としてepを発表。収録楽曲がストリーミングプラットフォームの公式プレイリストに多数ピックアップされ、2019年にリリースしたシングル「Rodeo」は「SoundCloud Japan All genre music chart」で1位を獲得。同年3月には渋谷WWW にて主催イベント「Platina Ade」を実施し、550人のオーディエンスを集め動員記録を更新。6月にはULTRA KOREAへ出演するなど、その勢いは留まることなく、さらに大きなステージへと向かっている。

8月には制作やライブ出演を兼ねたロンドン滞在を予定している。8/9には NTS Radio で自主企画の放送、8/16 にはパーティークルー Eastern Mergins 主催のサウンドクラッシュにヘッドライナーとして参加するなど、今後の展開にも目が離せない。

Twitter:https://twitter.com/_tohji_
Instagram:https://www.instagram.com/_tohji_/

◆商品情報

アーティスト:Tohji
タイトル:angel
リリース日:2019年8月7日

各種配信サービスにてリリース
Spotify: https://open.spotify.com/album/71f01ZBORjdXl61uvZElCN
Apple: https://geo.itunes.apple.com/jp/album/1473784456?mt=1&app=music&at=10l7qr
iTunes: https://geo.itunes.apple.com/jp/album/1473784456?app=itunes&at=10l7qr

◆トラックリスト

01. intro
02. Snowboarding
03. Rodeo
04. mamasaidloveme
05. HI-CHEW
06. Jetlife feat. Loota
07. トウジ負傷
08. on my own way
09. miss u

WWW & WWW X Anniversaries - ele-king

 渋谷を代表するヴェニューであり、精力的に尖ったイベントを開催し続けている WWW と WWW X が、今年もアニヴァーサリー企画《WWW & WWW X Anniversaries》を大展開。WWW はオープン9周年、WWW X のほうは3周年とのことで、相変わらず興味をひく公演ばかりです。
 9/20は《Local X5 World》としてツーシン(Tzusing)とキシ(Nkisi)待望の初来日公演が開催。9/23は D.A.N. の主催する《Timeless》にデンマークから Erika de Casier が参加。10/5は幾何学模様のライヴ、10/12はシカゴからジャミーラ・ウッズの来日公演。10/18は《Emotions》に KID FRESINO と釈迦坊主、そして先ほどミックステープのリリースがアナウンスされたばかりの Tohji が出演する。今年の秋も WWW と WWW X はすごい!

[8月29日追記]
 本日、情報公開第二弾として、新規公演と追加ラインナップが発表された。詳細は下記を。

「WWW & WWW X Anniversaries」追加ラインナップ
※太字が第二弾発表分

●9/20(金・深)「Local X5 World」@ WWW X
 出演:Tzusing / Nkisi / GAIKA / Fuyuki Yamakawa / Yousuke Yukimatsu / Mars89 / Mari Sakurai / speedy lee genesis
●9/23(月・祝)「Timeless #5」@ WWW X
 出演:D.A.N. / Guest Act: Erika de Casier (from Denmark)
●10/5(土)「Kikagaku Moyo JAPAN TOUR 2019」@ WWW X
 出演:幾何学模様 / Kikagaku Moyo / SPECIAL GUEST: OGRE YOU ASSHOLE
●10/12(土)「Jamila Woods」@ WWW X
 出演:Jamila Woods
10/14(月・祝)「In&Out」@ WWW
 出演:Deca Joins (from Taipei) and more
●10/18(金)「Emotions」@ WWW / WWW X / WWWβ
 出演:dodo / KID FRESINO / LEX / 釈迦坊主 / Tasho Ishi / Tohji / SPARTA / YamieZimmer & Friends / DJ: speedy lee genesis and more (A to Z)

 以下は、第一弾発表分です。

WWW & WWW X Anniversaries ページ
https://www-shibuya.jp/news/011281.php

熱狂のアジア&アフロ・ディアスポラ! ハードに燃え盛る中国地下の先鋭 Tzusing とコンゴ生まれ、ベルギー育ちのアフリカン・レイヴ/IDMなロンドンの新鋭 Nkisi (UIQ) を初来日で迎え、世界各地で沸き起こる“第3の力”をテーマとした WWW のシリーズ・パーティ〈Local World〉がアニバーサリーとして開催。圧倒的な“強さ”を誇る全8組のフル・ラインナップにも乞うご期待!

WWW & WWW X Anniversaries "Local X5 World - Third Force - "
日程:2019/9/20(金・深)
会場:WWW X
出演:Tzusing [Shanghai / Taipei] / Nkisi [UIQ / Arcola / London] / and more
時間:OPEN 24:00 / START 24:00
料金:Early Bird ¥1,800@RA *枚数限定 / limited | ADV ¥2,300@RA | DOOR ¥3,000 | U23 ¥2,000
チケット:https://www.residentadvisor.net/events/1298708

公演詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/011423.php
https://localworld.tokyo


毎回国内外の多彩なゲストを呼んで開催される、D.A.N. によるレギュラーイベント "TIMELESS"、#5 の開催が決定! 今回のゲストは、デンマークから初来日となる新星アーティスト・Erika de Casier。コペンハーゲンのハウス・シーンと密接に繋がる彼女のアディクティブなトラックと繊細でセンチメンタルなヴォーカルはコアな音楽ファンの間で大きな話題に。作品毎にチャレンジを続け進化するD.A.N. による、まさにダークホースなゲストを迎えた Timeless をお見逃しなく。

WWW & WWW X Anniversaries "Timeless #5"
日程:2019/9/23(月・祝)
会場:WWW X
出演:D.A.N. / Guest Act: Erika de Casier
時間:OPEN 17:00 / START 18:00
料金:ADV ¥3,800(税込 / ドリンク代別 / オールスタンディング)
チケット:
■先行予約:受付期間:8/3(土)12:00~8/18(日)23:59 ※先着
https://eplus.jp/wwwx-timeless5/
■一般発売:8/24(土)10:00~
e+ / ローソンチケット / チケットぴあ / LINE Ticket / iFlyer

公演詳細: https://www-shibuya.jp/schedule/011417.php

世界各国でソールドアウト公演を連発する幾何学模様/Kikagaku Moyo の2年ぶりとなる日本ツアーが決定! 最新作『マサナ寺院群』は「Discogs で最も集められた日本産レコード 2018/2019前半」の首位を獲得し、今年はアメリカ最大級の音楽フェスティバル「Bonnaroo」、ヨーロッパ3大フェスの1つ「Roskilde」などへの出演に加え、King Gizzard & The Lizard Wizard や Khruanbin といった現在の欧米インディーシーンをけん引するアーティストたちとの交流も深く、まさに日本のサイケデリアを代表する存在となりつつある幾何学模様/Kikagaku Moyo。後日発表となるスペシャルゲストにもご期待ください!

WWW & WWW X Anniversaries "Kikagaku Moyo JAPAN TOUR 2019"
日程:2019/10/5(土)
会場:WWW X
出演:幾何学模様/Kikagaku Moyo + Special Guest: TBA
時間:OPEN 17:00 / START 18:00
料金:ADV¥4,000(税込 / ドリンク代別 / オールスタンディング)
チケット:発売中
e+ / ローソンチケット[L:76545] / チケットぴあ [P:159-853] / iFLYER / WWW店頭

公演詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/011360.php

シカゴの知性“Jamila Woods”来日公演決定!
今年5月に絶大な評価を獲得した前作『Heavn』から約3年振りとなる待望の2ndアルバム『LEGACY! LEGACY!』をリリースし、自らのルーツやアイデンティティを深く掘り下げ、詩的に表現して、その評価を決定づけたシカゴのシンガー・詩人“Jamila Woods”の来日公演をお見逃しなく!

WWW & WWW X Anniversaries "Jamila Woods"
日程:2019/10/12(土)
会場:WWW X
出演:Jamila Woods
時間:OPEN 18:00 / START 19:00
料金:ADV ¥6,000 / DOOR ¥6,500 (税込 / ドリンク代別 / オールスタンディング)
チケット:
■先行予約:8/3(土)10:00~8/18(日)23:59 ※先着
https://eplus.jp/wwwx-jamilawoods/
■一般発売:8/24(土)10:00
e+ / ローソンチケット[L:72345] / チケットぴあ[P:161-087] / WWW店頭 / iFLYER

公演詳細: https://www-shibuya.jp/schedule/011424.php



WWW・WWW X・WWWβを舞台に様々な感情や価値観が集い、多様性豊かに彩るフライデーナイトパーティーシリースズ 「Emotions」。出演者第一弾はフリーフォームかつジャンルにとらわれない柔軟な活動が注目を集め、先日の FUJI ROCK FES でもヒップホップの可能性を拡張させるような圧倒的パフォーマンスを披露した“KID FRESINO”、耽美でサイケデリックな世界観を最新型のトラップミュージックとして表現し、自身が主催するイベント「TOKIO SHAMAN」は毎回超満員で狂信的人気を博す“釈迦坊主”、既成概念を軽々と更新し続ける圧倒的な存在感でユースを中心に熱狂的な支持を集め、本日同時に待望の1st Mixtape『angel』の8/7リリースが発表された“Tohji”がラインナップ!
後日発表となるジャンルレスな追加出演者にも乞うご期待!

WWW & WWW X Anniversaries "Emotions"
日程:2019/10/18(金)
会場:WWW / WWW X / WWWβ
出演:KID FRESINO / 釈迦坊主 / Tohji / and more (A to Z)

詳細後日発表

公演詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/011425.php

Jlin - ele-king

 もともとの出自たるフットワークの領域をはるかに逸脱し、意欲的な挑戦を続けているジェイリン。彼女は昨年、振付師ウェイン・マクレガーのコンテンポラリー・ダンス作品『Autobiography』のためにスコアを書き下ろしていたけれど、今度はなんとヴィデオ・ゲームである。
 今回ジェイリンがサウンドトラックを手がけることになった『Songs Of The Lost』は、カナダのゲーム・デザイナー、パロマ・ドーキンスが芸術祭《マンチェスター・インターナショナル・フェスティヴァル》の委嘱により制作したマジックリアリズム的ゲームで、プレイヤーは「アポカブリス」なる安全地帯を目指して高速道路を歩き回ったり国境を越えたり森を散策したり、得体の知れない人物と遭遇したりするらしい(ゲームじたいはこちらからダウンロード可能)。
 最近ではホーリー・ハーンダンのアルバム『Proto』への参加も話題となったジェイリン。今後もその動向から目が離せそうにない。

Joe Armon-Jones - ele-king

 UKジャズの躍進は止まらない。そのキイパースンのひとりであり、春にはエズラ・コレクティヴとしても良作を送り出しているジョー・アーモン・ジョーンズが、早くもニュー・アルバムをリリースする(彼の最新インタヴューはこちらから)。ダブにアプローチした最新シングル曲“Icy Roads (Stacked)”が体現していたように、「ジャズ」という枠にとらわれない内容に仕上がっているとのことで、これまた2019年の重要な1枚になりそうな予感がひしひし。ちなみに先行配信された新曲“Yellow Dandelion”には、先日 16FLIP とのコラボも話題になったジョージア・アン・マルドロウが参加。いやー、発売が待ち遠しいぜ!

Joe Armon-Jones
トム・ミッシュも輩出した南ロンドンのUKジャズ・シーンから、新時代をリードする異才ジョー・アーモン・ジョーンズがアルバム『Turn To Clear View』のリリースを発表! さらにアルバムから“Yellow Dandelion feat. Georgia Anne Muldrow”を先行配信!

UKジャズ・シーンでの活躍により、多方面から注目を集める若きキーボーディスト/プロデューサーのジョー・アーモン・ジョーンズが9月20日(金)に最新アルバム『Turn To Clear View』をリリースする。

今年リリースしたデビュー・アルバムが大きな反響を呼んでいるアフロ・ジャズ・ファンク・バンドのエズラ・コレクティヴの一員としても活躍するジョー・アーモン・ジョーンズ。Glastonbury、SXSW、Boiler Room などでのパフォーマンスを果たし、ジャイルス・ピーターソンの Worldwide Awards 2019 ではセッション・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、新世代ジャズ・シーンを語る上では欠かせない存在となっている。今年、FFKT の出演で来日を果たし、日本でも早耳のリスナーから強く支持されるアーティストだ。

先行配信されている“Yellow Dandelion feat. Georgia Anne Muldrow”
https://www.youtube.com/watch?v=R1Li_bri66k

シングル・リリースされている“Icy Roads (Stacked)”も今作に収録されている。
https://www.youtube.com/watch?v=INGbirNwZAI

今作はジャズという枠にとらわれず、ダブ、ハウス、ヒップホップ、などクラブ・カルチャーに強くインスパイアされた内容のアルバムとなった。参加アーティストも豪華で、〈Brainfeeder〉に所属し、ケンドリック・ラマー、エリカ・バドゥ、ロバート・グラスパーなど名だたるミュージシャンから多くの支持を集めるジョージア・アン・マルドロウは先行配信されている“Yellow Dandelion”でフィーチャリングされている。他にも、ナイジェリア出身の注目シンガーObongjayar、〈YNR Productions〉の設立者でもあるラッパーのジェスト、Maisha でも活躍中のヌビア・ガルシアがアルバムに参加。また、国内盤CDには10インチ限定シングル「Icy Roads (Stacked)」でのみ聴けた“Aquarius”が今回のボーナストラックとして追加収録される。

label: Brownswood / Beat Records
artist: Joe Armon-Jones
title: Turn To Clear View
release date: 2019.09.20 FRI ON SALE

国内盤CD BRC-610 ¥2,200+税
ボーナストラック追加収録/解説書封入

詳細はこちら:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10409

iTunes : https://apple.co/2YECpvn
Apple Music : https://apple.co/2YECpvn
Spotify : https://spoti.fi/2OuUgAM

TRACKLISTING
1. Try Walk With Me Ft. Asheber
2. Yellow Dandelion Ft. Georgia Anne Muldrow
3. Gnawa Sweet
4. Icy Roads (Stacked)
5. (To) Know Where You’re Coming From
6. The Leo & Aquarius Ft. Jehst
7. You Didn’t Care Ft. Nubya Garcia
8. Self:Love Ft. Obongjayar
9. Aquarius *Bonus Track For Japan

Gilles Peterson - ele-king

 UK随一のラジオ・プレゼンターにしてDJ、さまざまな音楽の紹介者であり、〈Brownswood〉主宰者としてもお馴染みのジャイルス・ピーターソンが、10月12日に渋谷 Contact にて来日公演をおこなう。昨年リリースされた名コンピ『We Out Here』を聞けばわかるように、彼はそのときの潮流を切りとるのが抜群にうまいので、これはぜひとも行っておきたい。詳しくは下記を。

GILLES PETERSON
〈Brownswood Recordings〉主催、ジャイルス・ピーターソンが10/12(土)渋谷 Contact にて来日公演が決定!

1980年代よりクラブ・シーンのキーパーソンとしてジャズを中心にしながらも、ジャンルという音楽の境界線を砕き、多くのアーティストと点で結ばれながら世界中のDJとアーティストに大きな影響を与え続けてきたイギリスを代表するDJであるジャイルス・ピーターソンの来日公演が10/12(土)渋谷 Contact にて開催されることとなった。

〈Brownswood Recordings〉を主宰し、カマール・ウィリアムスやジョー・アーモン・ジョーンズなど現在注目されるUKジャズ・シーンをリードする若手音楽家を次々と発掘し世に送り出している。ラジオ・プレゼンター、クラブDJ、アーティストのプロデュース、フェスティバル主催・キュレーションなど、30年以上に渡って音楽トレンドを発信し続けるテイスト・メイカーとして知られる彼のプレイは必聴である。

https://www.gillespetersonworldwide.com

10/12(土)
Gilles Peterson at Contact

Studio:
Gilles Peterson (Brownswood Recordings | Worldwide FM | UK)
and more

OPEN 10PM
Under 23 ¥1,000 Before 11PM ¥2,500 GHS Member ¥2,800 w/f ¥3,300 Door ¥3,800
★早割り 2,500円 100枚限定 8/1から発売~ / 前売り3,000円
[取扱い: e+ / Resident Advisor / clubbeia / iflyer]

MORE INFO: https://www.contacttokyo.com/

vol.117 魔女になれる店 - ele-king

 最近はめっきり、ブッシュウィックで過ごすことが多くなった。自分がイベントをやっているスペースや事務所があり、友だちがレコード店や酒醸造所をオープンしたり、お気に入りのレストランがあったり、自然とブッシュウィックに来てしまう。
 歩いていると、お? と思うお店を発見する。983というレストランは、ブッシュウィックのリビングルームと言われ、アメリカンと謳っているのにメキシカンやイタリアンが混ざり、アートが壁に飾られ、メニューも読みにくいのだが、心地よく大人気だし、ブルックリン・カヴァは、カヴァ(コショウ科の灌木。南太平洋のフィジー、サモアなどで飲用される嗜好品)を中心としたティーショップで、心を穏やかに落ち着けてくれたり、不眠症に効いたりと、精神に効くお店であり、カフェイン・アンダーグラウンドは、CBDコーヒー(マリファナを作っている主要原料の一つであるカナビディオル(Cannabidiol)が入ったコーヒー)などの、CBDドリンクが飲めるお店で、みんなそれを飲みながら、リヴィングルームのようなスペースでショーやワークショップを楽しむ。ヴィーガンスイーツもあり、学校の寮にいるみたいだ。

 そんなブッシュウィックで、また妖しげな雰囲気を醸し出しているお店を発見した。ロゴからして何かスピリチャル。一見本屋? かと思うが、恐る恐るなかに入ると、思いのほか混んでいて、お客さんは真剣に本を立ち読み(?)していたり、熱心に店員さんとお話していた。キャットランドというお店で、ブッシュウィック唯一の、オカルトショップ、スピリチャル・コミュニティスペース、通称、魔女になれる店だった。
 店内は、本、ジン、クリスタル・ストーン、インセンス、タロット占いグッズ、ロウソク、儀式の道具、ハーブ香水、コヨーテや猫の頭蓋骨、孔雀の羽、ワニの足など、妖しげなものがたくさん売っていて、独特の雰囲気が漂っている。
 さらに、魔女のためのヨガ、インセンスの作り方、初心者のための魔女講座、メディテーション、初心者の為のマジック、惑星についての深い話、占星術について、エネルギーの洗浄などなど、イベントが毎日のようにある。うーん、時代は、バンド活動ではなくスピリチャル活動なのか。

 そういえば一時、ヒップスターの間でタロット占いが流行り、ショーに行ったりマーケットに行くとタロット占いベンダーがよく出ていたし、人気引っ掛けバーのムードリングも星占いバーだし、ブッシュウィックは、スピリチュアルが流行りの予感。
 みんな何かにすがりたい今日この頃なのであろうか。

FEBB - ele-king

 昨年24歳という若さで他界してしまったラッパーにしてプロデューサーの FEBB。彼が2014年に残したファースト・アルバム『THE SEASON』がなんと、リマスタリングを施され新たにデラックス盤として蘇ることになった。お蔵入りとなっていた未発表曲2曲も追加される。これはつまり、かつて「言葉はノイズ」だとラップした異才の鋭い言葉の数々を、いま改めて噛み締めるべき時が来ていると、そういうことなのだろう。リリースは8月21日。心して待て。

[8月22日更新]
 ついに昨日、FEBB の『THE SEASON – DELUXE』が発売となった。それに合わせ、2本の動画が公開されている。1本は、未公開となっていた映像を再編集したトレイラーで、オリジナル盤リリース時に FEBB 本人によるディレクションのもと、映像クリエイターの xtothexx とともに制作された映像が用いられている。もう1本は、2016年11月4日に代官山 UNIT で開催されたパーティ《NEW DECADE Z》における FEBB のライヴ映像で、『THE SEASON』収録曲“Another One”のパフォーマンスが収められている。下記よりチェック。

FEBB 『THE SEASON – DELUXE』 Trailer

FEBB “Another One” Live at NEW DECADE Z

FEBB AS YOUNG MASON のマスターピースなファースト・アルバム『THE SEASON』に未発表楽曲2曲を追加し、新たにリマスタリングしたデラックス盤がリリース!

◆ 2018年2月15日に24歳の若さで亡くなったラッパー/プロデューサー、FEBB AS YOUNG MASON が2014年1月にリリースした恐るべきファースト・アルバム『THE SEASON』。FEBB 自身とともに JJJ や KID FRESINO、DOPEY、GOLBYSOUND、QRON-P、さらには SKI BEATZ や RHYTHM JONES、E.BLAZE といった精鋭たちによるドープなビーツに、“Walk On Fire”での KNZZ のみにゲストを絞ったことで堪能出来る FEBB の圧倒的なフロウはリリースから5年以上の時を経た今でも全く色褪せることのない、正に真のヒップホップ・クラシック。

◆ 同作レコーディング以前に制作にしていたものの、お蔵入りとなって眠っていた未発表楽曲2曲が FEBB の遺した Vault より発掘。「Gone」、「HardWhite」と記された両楽曲はともに FEBB のプロデュースによるものと思われ、その頃の FEBB ワークらしいソウル・サンプルを用いたラフでドープなサウンドであり、ボースト気味なラップも最高。その2曲を追加したデラックス盤が8/21にリリース。

◆ 仙人掌から cero、電気グルーヴ/石野卓球まで数多くのアーティストの作品を手掛けているエンジニア、得能直也氏が全曲をリマスタリング。

◆ ニューヨークのグラフィティ・アーティスト、CHANCE LORD の描いた印象深いジャケットを始め、様々なアーティストの作品をフィーチャーしたアートワークを見開き紙ジャケ仕様で再現。また初回プレス盤にはリリース当時にプロモーション用に制作されたステッカーを縮小版で復刻し、特典として封入。

[アルバム情報]
アーティスト: FEBB (フェブ)
タイトル: THE SEASON – DELUXE (ザ・シーズン:デラックス)
レーベル: P-VINE / WDsounds
品番: PCD-25281
発売日: 2019年8月21日(水)
税抜販売価格: 2,500円

[トラックリスト]
01. No.Musik
 Track by Dopey
02. Time 2 Fuck Up
 Track by E.Blaze
03. Walk On Fire ft. KNZZ
 Track by Febb
04. Time Is Money
 Track by QRON-P
05. Hustla / Rapper
 Track by jjj
06. On U
 Track by Rhythm Jones
07. This Town
 Track by Golbysound
08. Deadly Primo
09. The Test
 Track by Serious Beats
10. PeeP
 Track by Ski Beatz
11. Season A.K.A Super Villain
 Track by Febb
12. Another One
 Track by Febb
13. Step
 Track by Kid Fresino
14. Navy Bars
 Track by Dopey
- Bonus Track -
15. Gone *
 Track by Febb
16. Hard White *
 Track by Febb

* MIXED & ALL REMASTERED BY NAOYA TOKUNOU

CFCF - ele-king

 カナダはモントリオールの才人 CFCF =マイク・シルヴァーの新作『Liquid Colours』は、「ニューエイジ+ジャングル」という「2019年のモード」を感じさせる卓抜なコンセプトを持ちながらも、澄み切ったミネラルウォーターのように体に染み込んでくる洗練されたエレクトロニック・ミュージックでもあった。
 いちど再生してしまえば清流のようにアルバムは流れ、曲はシームレスにつながる。しかし音のトーンは変化し、ラストの曲まで全15曲が時間旅行のように進行する。とにかくリラックスできるし、エレクトロニック・ミュージックならではの快楽にみちてもいる。テクノ・ファンにもIDMファンにもニューエイジやアンビエント・ファンにも広くおすすめできる逸品である。

 『Liquid Colours』は洗練されたエレクトロニック・ミュージックだ。それは「過剰なまでの洗練」と言いかえてもいい。この洗練。この快適さ。この心地よさ。
 まるでどこかの企業のコールセンターに電話したときオペレーターに回線が繋がるまでのあいだに耳元に流れる軽快な音楽、実践的な教習用ビデオの邪魔にならないBGM、巨大なホテルのロビーにうっすらと流れる清潔なサウンド、ショッピングモールに流れる瀟洒な音楽のようにも聴こえる。いわば社会の隅々にまで浸透したバッググラウンド・ミュージックのように極度に洗練されているのだ。完璧に構成された消費社会のための音楽? これは批判ではない。ストレスフルな現在を生きる私たちの心身はこういった音を求めている。

 もっとも CFCF のこのような音楽性は、本作から始まったわけではない。2015年に〈Driftless Recordings〉からリリースされた『Radiance & Submission』、同年〈1080p〉からリリースされた『The Colours Of Life』以降、彼が追求してきた「80年代的な電子音楽を現代のサウンドで再生させる」をコンセプトとサウンドを継承するものといえよう(余談だが、2015年こそ2010年代における先端的な電子音楽を考えるうえで重要な時期だろう)。
 これら『Radiance & Submission』や『The Colours Of Life』で CFCF は失われた80年代をモダンなサウンドでアップデイトした。結果としてヴェイパーウェイヴ・ムーヴメントやニューエイジ・リヴァイヴァルにも共通・貫通する「2010年代的な」音楽となった。「失われた未来を、過去から希求する」ものである。
 しかしマイク・シルヴァーの音楽は、ヴェイパー的な喪失した過去と未来から生まれた濃厚なノスタルジアに浸っている「だけ」ではない。CFCF の音楽は、不思議と「いまここ」に鳴っているのだ。これが彼の独自性に感じられる。
 マイク・シルヴァーは、極度に洗練した消費社会のもろもろの音楽をミニマルで洗練された日用雑貨のように、この現在に再生しようとしている。CFCF の音楽からはヴェイパーウェイヴにあるようなブラックユーモアは希薄になり、ミニマムな空間にマッチするようなアンビエンスをたたえたエレクトロニック・ミュージックとなった。
 その意味で CFCF =マイク・シルヴァーはブライアン・イーノ直系のアンビエント思想を継承するアーティストともいえるし、家具のような音楽という意味でエリック・サティのクラブ・ミュージック経由ヴァージョンといえなくもない。
 つまりマイク・シルヴァーは、オーセンティックな音楽家/作曲家の資質を持っているアーティストなのだ。さすがポスト・クラシカルの巨匠マックス・リヒターのリミックスを手掛けるだけの音楽家である。
 むろん、CFCF の音楽が現代的な批評性を欠いていることを意味するわけではない。彼はこの社会にただ存在する音楽の存在にとりつかれているし、消費社会に存在する幽霊のような音楽を探し続けているアーティストだ。
 CFCF はもろもろの音楽フォームが、全盛期を過ぎて先端性を失い、やがて洗練を極めたBGMになり、ポストモダンな社会に浸透している状態に興味があるのだろう。本作はまるで「存在しない無印良品の店内音楽」のようでもある。ミニマムな製品たちが陳列される空間のための音楽として聴くこと。20年から30年前の音楽を洗練された音楽として再生し、過去と現在の亡霊(?)をこの時代に蘇生すること。

 思うにニューエイジとジャングルを合体・蘇生させた意味もそこにあるのではないか。社会に浸透した音楽。彼はそのために音を洗練させていく。じじつ、アルバムは1曲め“Re-Utopia”から、全15曲、どのトラックの音色もテンポも曲の構造も共通のトーンで進行する。2曲め“Green District”以降もシームレスにトラックは繋がり、まるで良質なミックス音源のようにまったく淀みなく進む。私は本作聴き終えたとき、浮遊するような幸福感を感じた。空間が綺麗になったような感覚である。同時にニューエイジ+ジャングルということは、つまり80年代と90年代を交錯させることを意味するとも思った。
 “Re-Utopia”のマリンバ的な音色などは、まるで坂本龍一『音楽図鑑』や80年代に手掛けたCM音楽を思わせるが、そこに90年代的なジャングル・ビートをレイヤーさせる。つまり80年代と90年代を融合させている。その手腕は実に見事で、異質なはずのものが極めて自然にミックスされている。澄んだ水を飲むように何度も聴けてしまう。
 加えて渋谷系およびネオ渋谷系リヴァイヴァルのごとき9曲め“Oxygen Lounge”に現在のニューエイジ・リヴァイヴァル「以降」の萌芽も聴き取った(次にくるリヴァイヴァルは渋谷系~ネオ渋谷系か?)。

 いろいろと御託を並べてしまったが、心地よく繰り返し何度も聴ける極上のエレクトロニック・ミュージックに仕上がっていることが何より重要である。洗練と極上の結晶。特に静かな盛り上がりを見せる12曲め“Last Century Modern”以降は、現代のエレクトロニック・ミュージックならではのミニマルにしてエモーショナルなサウンドスケープを生んでいた(13曲め“Closed Space”では坂本龍一『エスペラント』収録曲を引用するなど小技も実に効いている)。
 ニューエイジ+ジャングル。それは80年代と90年代の融合であり、洗練された心地よい電子音楽の完成であり、心身をケアする完璧な消費社会への希求である。そう、つまり『Liquid Colours』は、ストレスフルな現代社会に対するシェルターのようなものかもしれない。

FESTIVAL de FRUE 2019 - ele-king

 先日まさかの初来日公演がアナウンスされ、多くの音楽ファンを歓喜させたトン・ゼーですが、すでに発表されている東京公演に続き、静岡の掛川で催される《FESTIVAL de FRUE 2019》の詳細が公開されました。トン・ゼーを核としつつ、テクノやジャズやロックなど、じつに多様かつ趣のある面子がずらり。豊かな自然のなか、素敵な音楽たちに囲まれて、秋から冬への転換を楽しみましょう。

Ronin Arkestra - ele-king

 年明けに「日本」をテーマにした作品『Heritage』を発表したマーク・ド・クライヴ=ロウが、新たなプロジェクトを開始する。WONK や CRO-MAGNON、KYOTO JAZZ SEXTET や SLEEP WALKER などのメンバーたちと組んだ「浪人アーケストラ」がそれだ。『Heritage』に続いて彼のルーツである「日本」がテーマになっている模様。アルバム『Sonkei』は9月25日に発売。なお、明日7月27日にはマーク・ド・クライヴ=ロウ個人の来日公演も開催されるので、そちらもチェック。

マーク・ド・クライヴ=ロウ来日情報:
https://wallwall.tokyo/schedule/mark-de-clive-lowe-melanie-charles/

RONIN ARKESTRA(浪人アーケストラ)
Sonkei

MARK DE CLIVE-LOWE の呼びかけで、ジャズを中心に日本の精鋭プレイヤーが集結したニュー・バンド RONIN ARKESTRA (浪人アーケストラ)!!
WONK、CRO-MAGNON、KYOTO JAZZ SEXTET 等のメンバーが参加、待望のデビュー・アルバム完成!!

Official HP: https://www.ringstokyo.com/roninarkestra

マーク・ド・クライヴ・ロウが『Heritage』に続いて、自身のルーツである「日本」にフォーカスしたプロジェクトが、浪人アーケストラです。LAから東京へと場所を移し、日本人のプレイヤーたちと作り上げたアルバムは、日本のジャズの歴史に新しいページを刻む作品となりました。 (原 雅明 ringsプロデューサー)

アーティスト : RONIN ARKESTRA (浪人アーケストラ)
タイトル : Sonkei (ソンケイ)
発売日 : 2019/9/25
価格 : 2,800円 + 税
レーベル/品番 : rings (RINC56)
フォーマット : CD

Tracklist :
1. Lullabies of the Lost
2. Onkochishin
3. Elegy of Entrapment
4. The Art of Altercation
5. Cosmic Collisions
6. Circle of Transmigration
7. Fallen Angel
8. Tempestuous Temperaments
& Bonus Track 2曲収録決定!!

参加ミュージシャン:
MARK DE CLIVE-LOWE
荒田洸 (WONK)
コスガツヨシ (CRO-MAGNON)
藤井伸昭 (Sleep Walker)
類家心平 (RS5pb)
安藤康平 (MELRAW)
池田憲一 (ROOT SOUL)
浜崎 航
石若 駿
Sauce81

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