「W K」と一致するもの

Julianna Barwick & Mary Lattimore - ele-king

 アメリカを拠点に活動するプロデューサーのジュリアナ・バーウィックとハープ奏者、メアリー・ラティモアによる共作アルバム『Tragic Magic』が1月16日にリリース。あわせて日本盤の発売が2月20日に〈PLANCHA〉より。かねてより親交の深いふたりによる初のコラボレーション・アルバムとなった本作は、喪失、祈り、記憶、再生といったテーマを内包したアンビエント作品とのこと。

Artist: Julianna Barwick & Mary Lattimore
Title: Tragic Magic
Label: PLANCHA / InFiné
Format: CD / Digital
Release Date: 2026.02.20 (CD) / 2026.01.16 (Digital)
Pre-Order:

Tracklist:

1. Perpetual Adoration
2. The Four Sleeping Princesses
3. Temple Of The Winds
4. Haze With No Haze
5. Rachel’s Song
6. Stardust
7. Melted Moon


声とハープが天空で溶け合うような、静かで深い「魔法」の記録。

Julianna BarwickとMary Lattimore… 現代アンビエント/エクスペリメンタル・ミュージックを代表する二人のアーティストによる共作アルバム『Tragic Magic』は、それぞれが長年培ってきた表現を自然な形で重ね合わせた、極めて親密で完成度の高い作品である。

重ねられる声のレイヤーによって霊的とも言える空間を描いてきたJulianna Barwickと、ハープという伝統的な楽器を用いながら独自の感性で現代的な音世界を切り拓いてきたMary Lattimore。
本作では、どちらかが前面に出るのではなく、互いの音が静かに呼応しながら、一つの風景を形作っていく。

Juliannaのヴォーカルは言葉を超えた響きとして漂い、Maryのハープは旋律というよりも光や影のように空間に差し込まれる。
その音楽は、劇的な展開や強い主張を避けながらも、確かな感情の揺らぎと深い余韻を残す。
アルバムタイトルにある「Tragic(悲劇的)」と「Magic(魔法)」という相反する言葉は、本作の持つ二面性を象徴している。

楽曲は、静謐でありながら決して無機質ではない。
呼吸のようなリズム、音の残響、間(ま)の使い方が丁寧に設計されており、リスナーは音楽を「聴く」というよりも、その中に身を置く感覚を味わうことになる。
それは、瞑想的でありながら感傷に流れすぎない、非常にバランスの取れた表現だ。

それぞれがソロ作品で築いてきた評価やスタイルを持ちながら、『Tragic Magic』では「共に演奏すること」そのものが核となっている。
即興性と慎重さ、親密さと距離感。その絶妙な関係性が、本作に独特の緊張感と温度を与えている。
静かな音楽を愛するリスナーはもちろん、アンビエントやニューエイジ、現代音楽の文脈に親しんできた人々にとっても、長く寄り添う一枚となるだろう。

『Tragic Magic』は、過剰な説明を拒みながらも、聴く者それぞれの内側に異なる情景を呼び起こす、稀有なコラボレーション作品である。

別冊ele-king 坂本慎太郎の世界 - ele-king

 日本のみならず海外からも評価されるミュージシャンのひとり、坂本慎太郎の表現に深く迫った一冊がついに登場。
 坂本慎太郎本人の3万字(へたしたら4万字?)越えのロング・インタヴュー、関係者、バンド・メンバーたちが語る坂本、あるいは、海外の支持者たちの証言。単なるインタヴュー集にとどまらず、彼の音楽、アートワーク、そして独特の思考やユーモアがいかにして形作られているのかを多角的に解き明かす。アルバム+シングル・ディスクガイド、ゆらゆら帝国時代の主要作品も紹介。
 坂本慎太郎というアーティストが持つ「孤高の異才」としての側面を、長年彼の音楽を聴いてきた批評家/ライターたちがそれぞれの視点で分析、ファンにとっては待望の一冊です。

菊判220×148/192ページ
*レコード店では1月23日に発売。

■内容
photos:塩田正幸

【interview】
interview with Shintaro Sakamoto part 1
新作『ヤッホー』をめぐるインタヴュー(安田謙一)
interview with Shintaro Sakamoto part 2
坂本慎太郎のおもに歌詞をめぐるインタヴュー(北沢夏音)

【interview】
宮藤官九郎──シングルの「美しい」とか、あの辺からもう、違う方向に行ってるって感じはしました。でもやっぱりソロを聴いたときはびっくりしましたけどね
大根仁──数キロ先の針の穴を突くようなことをあの人はずーっとやってるじゃないですか。そこはずっと変わってないんじゃないかなと
石原洋──僕らのあいだにはちょっと、愛憎まみえるところもあるんで

【interview】
坂本慎太郎バンドのメンバーが語る「坂本ワールド」(河村祐介/小原康広)
AYA──次元が違った。そのときに見た坂本さんがいまでも頭のなかにいる
菅沼雄太──トラックだけだったものに坂本さんの歌詞が乗った瞬間に、トラックがどうでもよくなっちゃう(笑)
西内徹──「とにかくいい感じで」って言われて「やまんです」って言って吹くだけですね

【interview】
海外の友人たち
ジョシュ・マデル(NY)──彼は本当にユニークなアーティストで、古いものと新しいもの、その両方のサウンドや影響を結びつけ、完全に没入的で包み込むような雰囲気を作り出しています
ヤン・ランキッシュ(ケルン)──彼には美しくタイムレスなスタイルを捉える特別な感覚があると思うし、それはどんなムードにも合うので、私は何年にもわたって彼の作品を追いかけてきました
ティム・ベルナルデス(サンパウロ)──彼は禅的なロックンロールか何かの達人であるかのようなんです。到達しうるかぎりもっとも洗練された “シンプル” であり、ほとんど “無為の芸術”、だから、坐禅ロックンロールの達人のようなんです
ジャスティン・サイモン(NY)──1999年、友人の東京のアパートで遊んでいたとき、ゆらゆら帝国のライヴVHSを再生したんです。私は画面をじっと見つめながら、衝撃を受けていました

【アルバム/シングル・ガイド】
幻とのつきあい方(柴崎祐二)
ナマで踊ろう(TUDA)
できれば愛を(松永良平)
物語のように(安田謙一)
シングル(河村祐介、TUDA、安田謙一、野田努)

【レポート】
アンビエント・ソウル、あるいは、フハッ、のようなもの
──坂本慎太郎バンド US/MEX TOUR 2025について(松永良平)

ゆらゆら帝国──不完全ディスクガイド(イアン・F・マーティン、河村祐介、野田努)

【コラム】
坂本慎太郎の世界 (野田努)
  偶然性・アイロニー・共謀──パスワードは「平和」と二回(水越真紀)
「不気味なもの」の充満する小部屋で──「坂本慎太郎的」を求めて(柴崎祐二)
ロックンロールの限界はどこにあるのか?──『しびれ』と『めまい』から坂本のソロへと(イアン・F・マーティン)
坂本慎太郎の音世界との出会い(山辺圭司)

デザイン:鈴木聖

オンラインにてお買い求めいただける店舗一覧
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Taylor Deupree & Zimoun - ele-king

 テイラー・デュプリーとジムーンによる『Wind Dynamic Organ, Deviations』は、「音響現象」そのものへの深い洞察を提示するエクスペリメンタル・ミュージック作品である。全6曲・約43分から成る本作は、1997年よりニューヨークを拠点にデジタル・ミニマリズムと環境音響の可能性を探究してきた〈12k〉レーベルの思想が、現在進行形で結実した一作と言える。ここで示されているのは、音楽を「聴く」という行為そのものを問い直すための実験と実践である。極めて静謐でありながら高い緊張感を孕んだ音響の集積だ。

 本作の音の核となっているのは、スイス・ベルン大聖堂に設置された「Wind Dynamic Organ(Prototype III)」と呼ばれる特殊なオルガンである。この楽器は、従来のパイプオルガンのように鍵盤操作によって音高や和声を構築するものではなく、風圧と空気量をリアルタイムで制御することで、音色そのものを連続的に変化させる構造を持つ。ノイズとして立ち上がる空気音、微細な揺らぎ、残響の変容までもが音として取り込まれ、建築空間と共振しながら「響き」が生成されていく。
 ジムーンは、この「Wind Dynamic Organ(Prototype III)」の可能性を探るため、長い時間にわたって同楽器と向き合い、継続的な研究と制作をおこなってきた。その成果はふたつのアルバムとして結実している。ひとつはジムーン単独名義による『Wind Dynamic Organ, One & Two』、もうひとつがテイラー・デュプリーとの共作である本作『Wind Dynamic Organ, Deviations』だ。前者が素材の純度と空間的存在感を前面に押し出し、オルガンの「呼吸」と残響そのものを聴取空間に満たす音響作品であるのに対し、『Deviations』は、同一の素材を起点としながらも、デュプリーの編集と構成によって再配置され、時間的・構造的に再解釈された作品となっている。両作に共通するのは、旋律や形式よりも、音が生まれ、持続し、消えていく生成過程そのものを前景化している点であり、音はここで「音楽」ではなく「現象」として立ち現れている。

 ここで両者の経歴を整理しておこう。テイラー・デュプリーは1990年代前半からエレクトロニック/アンビエント音楽の最前線で活動を続け、作家活動と並行して〈12k〉を主宰してきた。ハード・アシッド・テクノからアンビエント、グリッチ、ドローンに至るまで幅広い表現を手がけ、坂本龍一デヴィッド・シルヴィアンステファン・マチュー、スティーヴン・ヴィティエロ、クリストファー・ウィリッツらとの協働でも知られる。本作では、近年のフィールド・レコーディング的な風景描写や叙情性から一歩距離を取り、音が物理現象として立ち上がる瞬間の複雑さと静けさ、その均衡点に照準を合わせている。その編集は自己主張的ではなく、音が音として存在するための条件を精密に整える行為に近い。
 一方のジムーンは、スイス出身のサウンド・アーティストであり、音響彫刻やインスタレーションを中心に国際的評価を確立してきた人物だ。〈Room40〉などから音楽作品を発表する一方で、モーター、ワイヤー、段ボールといった工業的・日常的素材を用い、物理的運動そのものを音の源泉とする作品を制作してきた。制御と偶然が交錯するプロセスを可視化・可聴化するその手法は、音楽と美術の境界を意図的に曖昧にし、現代美術館や音響芸術祭での展示を通じて高く評価されている。ジムーンの仕事は、音を表現から解放し、出来事として空間に置く試みだと言えるだろう。

 『Wind Dynamic Organ, Deviations』は、こうしたふたりの異なる方法論が緊密に交差する地点で成立した記念碑的なアルバムである。全編は “Deviation I” から “Deviation VI” までの6トラックで構成され、それぞれが楽曲というより、同一の音響素材が異なる条件下でどのように振る舞うのかを観測する連続的な記録として機能している。“Deviation I” では素材の潜在的な立ち上がりが露わになり、“Deviation II” では微細な揺らぎが空間に拡散していく。中盤の “Deviation III” では深い低域が身体感覚を刺激し、音があたかも物質のような重量感を帯びる。“Deviation IV” では沈黙と残響が前景化し、聴取行為そのものが可視化されるかのような状態が生まれる。“Deviation V” ではジムーンのインスタレーション的性格がより強く表出し、終曲 “Deviation VI” ではすべてが収束し、静かな包摂と深い余韻が残される。
 本作はメロディやリズムを徹底して回避し、連続する変化と変容のプロセスに焦点を当てている。風圧と空気量の制御によって生まれる音は、トーンというより空間的な「音の層」として立ち上がり、空気の流れと反響が交差する地点で存在感を獲得する。聴き手は音を消費する主体ではなく、自らの聴取態度を内省する地点へと導かれていく。
 同時期に発表されたジムーンの『Wind Dynamic Organ, One & Two』と併せて聴くことで、『Deviations』における編集と再構築の精度はより明確になるだろう。前者が素材の質感と空間体験を直接的に提示するのに対し、後者は時間と構造を操作することで、聴取者を異なる音響的次元へと導く。その差異は、記録と構築、現象と作曲のあいだに引かれた繊細な境界線を浮かび上がらせる。このアプローチは、〈12k〉が長年掲げてきた「音の物質性」と「静寂の設計」という理念とも深く共鳴している。

 『Wind Dynamic Organ, Deviations』は、アンビエントやドローンといったジャンル名で安易に回収される作品ではない。それはむしろ、現代の音響表現における「聴くこと」の設計図を静かに書き換える試みであり、〈12k〉の美学がいまなお更新の途上にあることを示す確かな証左である。音はここで意味を語ることを拒み、空気とともに存在し続ける。聴き手に残されるのは、その沈黙に限りなく近い余韻と、「聴取」という行為そのものへの新たな意識である。

Ikonika - ele-king

 UKではダンス・ポップが盛ん、というのは日本からはなかなか見えづらいかもしれないが、ここにひとつ、その例証となるようなアルバムが届けられた。ロンドンのエレクトロニック・プロデューサー、アイコニカはみずから歌うことを選択し、いま、新たな扉をノックしている。
 もう15年くらい経つんだなあと感慨深くなるけれど、ポスト・ダブステップの追い風のなか、そこにエレクトロやチップチューンを導入するスタイルでアイコニカことサラ・アブデル=ハミドは〈Hyperdub〉から浮上してきた。つぎつぎとベース・ミュージックが更新されていった00年代末~10年代前半のあの空気を形成したひとり、それがアイコニカだった。

 けれどもその認識はもう古い。3枚目『Distractions』(2017)リリース後の、おそらくはパンデミック中なのではないかと推測するけれども、アブデル=ハミドには転機が訪れている。バカルディ・ハウスやゴム、アマピアノといった南アフリカ産音楽への深き傾斜──ロンドン在住の髙橋勇人によれば、アイコニカは(コード9らとともに)DJプレイでもそれらの普及に一役買っていたそうだ。
 グライム/UKドリルに寄った「Hollow EP」(2020)や『No Feelings Required』(2021)、あるいはダンスホール・シンガー、45ディボスとの共作(2018/2023)なども興味をそそるリリースではあるものの、大きな画期といえそうなのは2021年、〈Adult Swim〉のコンピに提供された楽曲 “No Way” だろう。UKファンキーとアマピアノが溶けあう同曲では、初めてアブデル=ハミド自身のヴォーカルが披露されてもいる。南ア×歌というこのアプローチは2022年の「Bubble Up EP」にも引きつがれ、2024年にはキラーなポップ・チューン “Details” へと結実している。

 そうした新機軸をアルバム単位で全面展開したのが新作『SAD』だ。冒頭 “Listen to Your Heart” からしてUKらしいメランコリアを携えた本作では、ベース・ミュージックがもつダークな美とアフリカ由来のリズムとがみごとに融合、“Gone”、“Take Control”、“Slow Burn” と、ほの暗くも気高き舞踏がつぎつぎと繰りひろげられていく。かつてエジプト出身の父がタブラで教えてくれたリズムが表現されているという “Whatchureallywant”、バカルディ調のビートがえもいわれぬせつなさを運んでくる “Your Vibe” もたまらない。オランダのグライム・プロデューサー JLSXND7RS をフィーチャーした “Sense Seeker”、ベースに耳を奪われる “Activate”、ザンビアのプロデューサー、シー・スペルズ・ドゥームを招きパーカッションを炸裂させる “Drum1(Take It)” と、終幕に向け各楽曲たちはどんどんその強度を高めていく。アルバム中唯一本人以外のヴォーカリスト(作家のタイス・シン)が参加した最終曲 “Make It Better” では、古参ファンへのサーヴィスだろうか、もう興味がなくなっちゃったのかなと不安になっていたチップチューンの断片がさりげなくしのびこまされてもいる。

 サッド。悲しい。みじめな。ぜんぶ大文字表記にしてあるのは、「社交不安障害(social anxiety disorder)」の意味も含ませるためのようだ。インスタグラムのアカウントをのぞくと、プロフィール欄に「they/them」と記されている。どうやらアイコニカは数年前、ノンバイナリーとしての自認を公表していたようで、それがみずからヴォーカリストとして立つことと連動しているのは、かつてソフィーが “It's Okay to Cry”~『Oil of Every Pearl's Un-Insides』でたどった道と完全に一致している。いやはや、ソフィーの影響力の大きさといったら……(ただし、身体をめぐるアイコニカの苦悩自体は2021年、まだヴォーカルが導入されるまえの “Bodies” でも表現されていた)
 ヴォーカリストとしての覚醒と、クィアであることの表明。それらが、サウンド面における南ア産音楽へのアプローチと両立している点こそ『SAD』の醍醐味だろう。2010年代以降、少なからぬアーティストがアイデンティティに題材をもとめてきたわけだけど、ここではそれがBLM以降のポストコロニアリズムの文脈と接続されているようにも映る。ようするに、これはきわめて2020年代的な作品ということだ。意識的にせよ無意識的にせよ、時代の流れをとらえられる音楽家は強い。本作は今後、アイコニカ第二期の代表作として語りつがれていくことになるだろう。

MURO - ele-king

 強力な組み合わせのコンピレーションがリリースされる。キング・オブ・ディギンことMUROは、90年代の時点でレアグルーヴの観点からクラブで山下達郎をプレイしたりと、80年代日本の音楽の再評価に先鞭をつけた、まさに草分け的存在だ。そんなMUROがいよいよ〈ALFA〉を掘るというのだから見すごせない。
 3月25日発売のその『DIGGIN' ALFA -selected by MURO-』は、赤盤/青盤と呼ばれる2種類のLPと、CD盤を合わせた計3種類が存在。それぞれ収録曲も異なっているが、吉田美奈子やカシオペアから昨年初めてリイシューされ話題を呼んだリンダ・キャリエールまで、グルーヴ感を忘れずに編まれているところはMUROならではだろう。曲目など詳細は下記より。

“MURO x ALFA 55th Anniversary”コンピ盤『DIGGIN' ALFA -selected by MURO-』、2026年3月25日 CD/LP 同時発売決定!

 日本が世界に誇るDJ/プロデューサー/レコード・ディガー、MUROが良質な音源の宝庫であるALFA音源から選りすぐりかつオブスキュアな音源をコンパイルしたコンピレーション盤『DIGGIN' ALFA -selected by MURO-』を2026年3月25日にリリースする。『DIGGIN' ALFA -selected by MURO-』は、CDとLP1、LP2の3種の収録曲がそれぞれ異なる内容となっており、MUROならでは独自のグルーヴ感を徹頭徹尾湛えた決定版的セレクションは、MUROファンだけでなく、これまでのALFAファンや様々な世代にもフレッシュな「新譜」として響くことは間違いない。なお、アナログはLP1の〈赤盤>とLP2の〈青盤〉の2種で発売となる。対象店舗予約・購入特典も決定しているので、確実な入手にはお早めの予約・購入をお勧めしたい。

〈MUROコメント〉
「レア・グルーヴ的な観点から掘り起こしたALFAの音源をもう一つのタペストリーのように織りなして『DIGGIN' ALFA -selected by MURO-』が生まれました。多くの方々に楽しんでいただけたらなによりです。」

■詳細はこちら https://www.110107.com/muro_diggin_alfa
■ご予約・ご購入はこちら https://lgp.lnk.to/muro_diggin_alfa

【『DIGGIN' ALFA -selected by MURO-』各種 予約・購入特典情報】
〈対象店舗/特典内容〉
・Amazon.co.jp:メガジャケ(各形態別絵柄)
・楽天ブックス:オリジナルステッカー(赤盤絵柄)
・セブンネットショッピング:オリジナルミニスマホスタンドキーホルダー(青盤絵柄)
・ディスクユニオン:オリジナル缶バッジ(各形態別絵柄)

〈注意事項〉
※全ての特典に数に限りがございますので、無くなり次第終了となります。予めご了承ください。
※CD/LPとも1枚購入につき1つ購入特典をお渡しいたします。
※対象店舗以外での配布はございません。予めご了承ください。

【商品概要】

■CD『DIGGIN’ ALFA -selected by MURO-』
2026年3月25日発売
品番:MHCL-3127
定価3,500円(税込)
・ライナーノーツ封入

■LP1:『DIGGIN' ALFA -selected by MURO- 1』〈赤盤〉
2026年3月25日発売【完全生産限定盤】
品番:MHJL-422
定価4,950円(税込)
・ライナーノーツ封入
・Warner Music Mastering 北村勝敏氏によるカッティング
・ソニー・ミュージックソリューションズ静岡プレス

■LP2: 『DIGGIN' ALFA -selected by MURO- 2』<青盤>
2026年3月25日発売【完全生産限定盤】
品番: MHJL-423
定価4,950円(税込)
・ライナーノーツ封入
・Warner Music Mastering 北村勝敏氏によるカッティング
・ソニー・ミュージックソリューションズ静岡プレス

【『DIGGIN' ALFA -selected by MURO-』各盤収録楽曲】
<ご予約・ご購入はこちら https://lgp.lnk.to/muro_diggin_alfa
※CDとLP1、LP2がそれぞれ異なる収録内容です。
※アナログは、LP1の<赤盤>とLP2の<青盤>の2種展開。

収録楽曲】全16曲
01. BREATH OF NIGHT / 喜多嶋 修
02. Say You Will / 喜多嶋 修
03. LOVIN' YOU / 吉田美奈子
04. REFLECTIONS OF YOU / CASIOPEA
05. FREESIA / CASIOPEA
06. TORNADO / 吉田美奈子
07. BREATH OF NIGHT (夜気・YAKI) / 横倉 裕 ※CDのみ収録
08. ボン・ボヤージ波止場 / 小坂 忠
09. 雲のゆくえに / 吉田美奈子
10. SUMMER BLUE / ブレッド&バター
11. ORIENTAL EXPRESS / 横倉 裕 ※CDのみ収録
12. HOT SAKE / 麻上冬目
13. YUMEDONO / 大村憲司
14. BLIZZARD / いしだあゆみ
15. BAMBOO BONG /大村憲司
16. うたたねドリーマー/ 鈴木こう

収録楽曲】全8曲
<SIDE-M_A (SIDE-A)>
01. BREATH OF NIGHT / 喜多嶋 修
02. Say You Will / 喜多嶋 修
03. LOVIN' YOU / 吉田美奈子
04. REFLECTIONS OF YOU / CASIOPEA

<SIDE-U_L (SIDE-B)>
01. FREESIA / CASIOPEA
02. TORNADO / 吉田美奈子
03. ボン・ボヤージ波止場 / 小坂 忠
04. 雲のゆくえに / 吉田美奈子



収録楽曲】全9曲
<SIDE-R_F (SIDE-A)>
01. LOVE CELEBRATION / LINDA CARRIERE ※LP2のみ収録
02. YUMEDONO / 大村憲司
03. HOT SAKE / 麻上冬目
04. BLIZZARD / いしだあゆみ
05. BAMBOO BONG / 大村憲司

<SIDE-O_A (SIDE-B)>
01. うたたねドリーマー / 鈴木こう
02. TAKE ME / 大野方栄 ※LP2のみ収録
03. FIRECRAKER (REMIX) / Y.M.O. ※LP2のみ収録
04. BEHIND THE MASK (REMIX) / Y.M.O. ※LP2のみ収録

【MUROプロフィール】
日本が世界に誇るKing Of Diggin'ことMURO。'80年代後半〜'90年代初頭KRUSH POSSE、MICROPHONE PAGERで日本のヒップホップ黎明期から活躍。ソロでは国内外でのDJ、マイアミ「WMC」出演、米レーベル「STONES THROW」のツアー参加等で、世界中の有名DJ/クリエイターらと密に交流、全世界コネクションを独自に開拓。レーベル公式MIXも多数発表。信頼度認知度抜群、国内外で絶大な人気を誇る唯一無二のDJ/プロデューサー。なお本作発売日はMUROの誕生日でもある。
https://www.instagram.com/dj_muro/

・毎週水曜日21:00〜 TOKYO FM MURO presents「KING OF DIGGIN’」
 https://www.tfm.co.jp/kod/
・2026年よりWEB「Commune H」でMUROレギュラー連載開始予定
 https://c.houyhnhnm.jp

interview with bar italia - ele-king

「バー・イタリアらしいサウンド」を定義すること自体がもはや野暮なのかもしれない。これまで彼らの作品を追ってきたリスナーであれば、そのスピード感や振り切れ方には、むしろ混乱してしまう方が自然だろう。一方で、その代わりに一貫して存在しているのが、自由奔放な姿勢と抗いがたい色気である。
 ディーン・ブラント主宰の〈World Music〉からリリースしていた時期と比べると、ライヴやメディアへの露出は増え、実態の掴めない存在ではなくなったようにも見える。しかし制作に関しては、ただ直感に導かれていったと語り、作品の意味や物語の多くを説明しない態度は、依然としてミステリアスなままだ。
 楽曲はラフで、歌もいい意味で投げやりに聴こえる場面がある一方、そのフックは異様な強度で耳に残る。輪郭を曖昧なまま保ちつつ、演奏の快・不快や手触りをそのまま提示する態度──そこにこそ、バー・イタリアの音楽が持つリアリティがある。演奏面での確かなスキルと、本能的なルーズさ。そのあいだで生まれる特有の説得力こそが、彼らのカリスマ性なのだろう。バー・イタリアに話を聞き、各収録曲の制作背景からヴォーカルの振り分け、世界でいちばん面白い楽器だと語るギターへの向き合い方、そして間もなく始まる来日公演についてまで、幅広く話を聞いた。

今回のアルバムは、ライヴで気持ちよくやれるようにっていうのもあって、自然と速めの曲が増えたと思う。レコーディングの感じをライヴでもちゃんと再現したかったし(ニーナ)

前回の来日時におこなわれていた別媒体のインタヴュー記事を拝読したのですが、「僕はギター・ミュージックでずっと踊ってたな」「とにかくバー・イタリアは踊るのが好き」というジェズミの発言や、「踊るためだけにデザインされた音楽でダンスのうねりに飲み込まれることはない。それはこれまでに様々なバンドに感動して、叫んだり動き回ったりした記憶が関係していると思う」というサムの発言が印象的でした。というのも、私はDJとしても活動していて、いわゆる現行のインディーロックをプレイし、新しい音楽の発信をしながらロックで踊る体験を楽しんでもらうようなスタイルでやっているので、あなたたちの発言には共感があり、勇気をいただきました。本日インタヴューを担当させていただくことになり、非常に光栄です。どうぞよろしくお願いします。
 最初の質問ですが、『Some Like It Hot』はマリリン・モンローが主演の映画タイトルでもあるようですが、この作品は元々特別なものだったのでしょうか?

Nina Cristante(以下、N):映画のことは全く考えていなかった。深くは考えず、ただ響きが良いなと思っただけ。こういうことからも、私たちが「頭で考える概念的な人間」ではなく、「直感的な人間」ていうことがわかるよね(笑)。

冒頭曲の“Fundraiser”が面白いです。イントロのトライアングルのような金属音は作品の不思議性を醸し出し、その後のアジアン・テイストなカッティング・ギターのリフはその印象をさらに引き立てている気がしました。あなたたちにとってこの楽曲に対するエピソードがあれば教えてください。

Jezmi Tarik Fehmi(以下、J):面白い解釈だね。ギターの感じがアジアっぽいって、正直そんなふうに考えたことなかったよ。

Sam Fenton(以下、S):俺はちょっとスージー・アンド・ザ・バンシーズを思い出すんだよね。あの“Hong Kong Garden”みたいな感じ。

J:たしかに。あの曲は、俺としては結構ちゃんとギター・パートを弾くのに手間がかかった気がする。テンポにハマるまでめちゃ時間かかったし、あとからリズムを補正するのが嫌で、自分でちゃんと弾き切ろうとしてた。それくらいしか覚えてないけど。

N:私は……ほんとにとくに語れる小話はない(笑)。

バー・イタリアのキャリア全般に言えることですが、3人ともがヴォーカルを務めるバー・イタリアでは、どのようにヴォーカル・パートの振り分けが決まっているのでしょうか?

S:なんとなくだね。曲の最初の部分を聴いてみて、誰かが何か思いついたら、そのまま歌ってみるだけ。順番もほんと適当で、たんにそのとき誰かが何かを言いたくなったかってだけなんだよ。

“Lioness”のコーラス部分を歌っているのはニーナとサムでしょうか? これまでのバー・イタリアの楽曲では、多少のハモりや差し込みが起きる程度で、明確にそれぞれのパートでメインのヴォーカルが決まっているような印象でしたが、この楽曲のコーラスでは2人がユニゾンで歌っているかと思います。このあたりの経緯などがあれば教えてください。

S:そうそう、俺とニーナで歌ってるよ。今回のアルバムでは2回やってて、“Marble Arch”でもジェズとニーナがユニゾンで歌ってる。そういう質感にしたかっただけなんだ。ああいうコーラスには、声に厚みがあったほうが合うって感じがしたし。あと、いろんな組み合わせで声を混ぜるのって、やっぱり面白いからね。

“rooster”ではニーナのヴォーカル・ワークが印象的でした。ザ・ブリーダーズやエラスティカあたりを彷彿とさせる野生味と上品さがせめぎ合う攻撃的な歌い方であり、新たな表現力を獲得したようにも思いました。この楽曲で実際に意識したことはありますか?

N:ううん、特になかった。ただ……トラックに導かれていった感じね。

“Eyepatch”はBPMが170ぐらいの速い楽曲です。バー・イタリアでこれぐらいのスピード帯の楽曲はいままでなかったと思いますが、本人たちとしてはこのスピード帯への意識はありましたか?

S:意識してたわけじゃないんだけど、なんとなくそういう速さに引っ張られてた感じはあったかも。空気感というか、無意識というか。でも「よし、めっちゃ速い曲を作ろう」って決めてやったわけじゃないよ。

N:でも「またミッドテンポばっかりにはしたくないね」って話はしてた。前の作品でも、それくらいのテンポの曲はけっこうあったけど、そういうのは録音として聴くと良いんだけど、ライヴだとちょっと微妙な感じになる。だから今回のアルバムは、ライヴで気持ちよくやれるようにっていうのもあって、自然と速めの曲が増えたと思う。レコーディングの感じをライヴでもちゃんと再現したかったし、原曲をただ速くしちゃうんじゃなくてね。

ライヴで速い曲をやるのは好きですか?

全員:好き!

N:(ライターさんが)最初に言ってたコメントにつながる話だけど、速い曲のほうが踊りやすいし。実際、速い曲の方がみんなめっちゃ踊ってるのがわかる。

完璧に音を弾くことより、カリスマ性のある演奏のほうが面白いんだよね。もちろん、ちゃんと弾けたほうがいいに決まってるけど。(ジェズミ)

〈World Music〉からリリースしていた時期と比較すると、〈Matador〉へ移籍し2023年にリリースした『Tracey Denim』『The Twits』ではサウンド的に開けた要素が増え、多くの人に聴かれるようにもなり、実際の評判も上々だったかと思います。今作『Some Like It Hot』を制作するにあたって、その2作品の手応えが及ぼした影響はあると思いますか?

S:いや、とくにないと思う。まあ、どんな形であれ多少は影響って出るもんだけど、でもそれに直接反応してこのアルバムを作ったわけじゃない。意識的にそうした、みたいなのは全然ないよ。

一方で〈World Music〉からリリースしていた時期の特殊性もまた浮き彫りになってくる気がします。振り返ると、〈World Music〉からリリースしていた時期はあなたたちにとってどんな時期だったのでしょうか?

N:あの頃ってちょうどコロナで、家にいる時間がめちゃくちゃ長かった。だからライヴも全然やってなかったし、ツアーもなかった。でも、それはそれですごく楽しかった(笑)。いまの私たちの仕事の大きな部分になっている「ライヴをやること」が、そのときは丸ごと欠けてた、って感じかな。でもあの時期に私たち3人が出会えたから、すごく良い時期でもあった。

『So Young』のインタヴューでは、ノエル・ギャラガーの「最近のバンドはギターを弾くんじゃなくて、ただ肩にかけてるだけだ」という発言を引き合いに出し、サムが「ルーズさは自分たちにとって本質だ」と言いつつも「でも俺たちはちゃんとギターを弾ける」と話していました。演奏面でのスキルと本能的なルーズさ、その間の緊張感はあなたたちの音楽において重要な要素だと感じますか?

J:俺はね、テクニックのことって普段そんなに考えてないんだよ。どっちかっていうと「楽器を持ったときのカリスマ性」みたいなもののほうを気にしてる。俺だって本気でやろうと思えば、もっと上手くなれると思うよ。ちゃんとスケール練習して、毎日ウォームアップしたりすればさ。でも、完璧に音を弾くことより、カリスマ性のある演奏のほうが面白いんだよね。もちろん、ちゃんと弾けたほうがいいに決まってるけど。その二つって結局つながってるんだよ。だって、まともに音を弾けなかったらカリスマ性なんて出せないでしょ? ある程度は弾けないと話にならない。それから「ギターを肩にかけてるだけ」って話だけど、あれってファッションみたいなもので「ギターに本気で向き合う姿勢」とは全然違うと思う。別にテクニック至上主義じゃなくていいんだけど、クラフトとしてちゃんと向き合う気持ちは必要だと思うんだよ。ギターで生活できるって、ほんとに最高なことだと思うからさ。だから俺もギターを大事にしてる。ただそれだけ。ギターって俺の人生でいちばん好きなものだし、だからこそイラっとするんだよ。たぶんノエル・ギャラガーも同じ気持ちなんじゃないかな。明らかに昨日ギター買ったばっかりみたいな奴が「いまこれ持つとカッコいいらしいから」みたいな理由で肩にかけてるのを見るとさ。そういうことを言いたかっただけなんだよ。俺は、ギターが世界でいちばん面白い楽器だと思っているからさ。

話は変わりますが、2024年にデジタル・リリースされた『The Tw*ts』はどのような位置付けの作品となるのでしょうか? ここでの収録曲を『The Twits』や『Some Like It Hot』に収録する考えはなかったでしょうか?

S:いや、あれはたんにその時期に作ったものなんだよ。どっちのアルバムに入れるのも全然しっくり来なかった。『Some Like It Hot』よりもだいぶ前にできてたし、『The Twits』からもある程度時間が経ってたし。だからちょうど真ん中のタイミングで出したひとつの作品って感じ。その頃はツアーとかライヴの時期に近くて、正直あのくらいがあのときに作れる精一杯だった、っていうのもあるかな。

また、デジタル・リリースのみとなっていますが、レコードDJの自分としては、この作品のフィジカルリリースも期待したいのですが……。

J:え、出てると思ってた。

S:うん、俺も出てないの知らなかった。

N:じゃあ、出す。出すことにする(笑)。

普段そこまで楽しんでない曲でも、ある日突然ステージでめちゃくちゃハマって「うわ、この曲めっちゃ楽しいじゃん!」ってなることがあるんだよね。そういう瞬間が最高なんだ。(ジェズミ)

2026年1月に再び来日公演があるとのことで、楽しみです。前回の来日時は多くの媒体でのインタヴューもあり大忙しだったとは思いますが、オフの時間はありましたか? 日本滞在期間中に楽しめたものがあったら教えてください。

S:渋谷にある……名前を思い出せないんだけど、森みたいになってて真ん中に神社のある公園があるでしょ。あそこを歩いたんだ。めちゃくちゃ綺麗だった。

明治神宮ですね。

N:うん、あそこ最高だった。

J:俺も早くまた行きたいよ。あと、コンビニの食べ物、全部食べたい。

コンビニですね。好きな日本食はありますか? ラーメンとか?

J:ラーメン大好き!

N:私は日本の食べ物が全部好き。

S:ほんと、日本の食べ物って全部うまいよね。

ライヴでの演奏時のお気に入りの楽曲とその理由について教えてください。

J:俺はね、毎晩変わるんだよ。もちろん好きな曲はあるし、人間だから「これは特に好きだな」って曲はあるんだけど。でも、普段そこまで楽しんでない曲でも、ある日突然ステージでめちゃくちゃハマって「うわ、この曲めっちゃ楽しいじゃん!」ってなることがあるんだよね。そういう瞬間が最高なんだ。

N:うん。

J:ほんと、毎回変わると思う。あとさ、たまにバンド全体でいつもよりうまくハマる日ってあるのよ。そのときはもう演奏に集中してるっていうより「うわ、今日すごいまとまってるな!」って感じで、めちゃ楽しいんだ。

S:“rooster”は毎回好きだね。あの曲はやるたびに気持ちいい。それ以外は、ジェズと同じでその日次第かな。

N:私も同じ。

どうもありがとうございます! これで質問は以上です。では1月に東京でまた会いましょう。

全員:待ちきれないよ。

bar italia
来月に迫った来日ツアーを記念し、バー・イタリアのサイン会が開催決定!
開催されるbonjour recordsでは、限定トートバッグが12月20日より発売。
ゲストに踊ってばかりの国が決定した来日ツアーのチケットは発売中。

bar italia signing session at bonjour records DAIKANYAMA
2026.01.20 (TUE) 20:00 - 21:00(入場無料)

bonjour records DAIKANYAMA
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町24-1
Tel:03-5458-6020
Open:11:00 - 20:00

【注意事項】
* 本イベントは、どなたでも無料でご参加いただけます。
* 混雑時は所定の場所にお並びいただきお待ちいただく場合がございます。
* 混雑時は入店を制限させていただく場合がございます。
* イベントの開始時間は多少前後する場合がございます。
* お客様同士のトラブルに関しましては一切責任を負いかねます。
* 混雑時など店舗の電話に出られない場合もございます。ご了承ください。
* 掲載の内容は変更する場合がございます。詳細に関しては店舗までお問い合わせください。
* 当日は撮影が入る可能性がございます。あらかじめご了承ください。
* アーティストの都合により、当日急遽キャンセル、時間変更、お待ちいただく場合もございます。予めご了承ください。

今回が初となる大阪での公演を含む来日ツアーが、いよいよ来月に迫ってきたバー・イタリア。その来日を記念して、限定デザインのトートバッグ(税込4,500円)が2025年12月20日(土)よりbonjour records DAIKANYAMAにて販売されることが決定した。また、その発売に合わせて、2026年1月20日(火)午後8時より、同店舗にてバンド全員が参加するサイン会が開催されることも決定した。
また、来日ツアーのスペシャルゲストに、サイケデリックロックンロールバンドである踊ってばかりの国が決定している。一聴しただけで、そのメロディやギターリフが耳に焼き付いてしまう最新アルバム『Some Like It Hot』を2025年10月にリリースした、ニーナ・クリスタンテ、ジェズミ・タリック・フェフミ、サム・フェントンの3人によるロンドンのバンド、バー・イタリアは、幾多のライブやGlastonburyなどの世界最大級のフェスを経て、圧倒的なエネルギーを放つライブ・バンドへと進化し、”英国を代表するギターバンドとしての地位を確固たるものにするだろう”とまで評されるようになった。それに対して、”正しくアップデートされたロックンロールの形”と標榜する踊ってばかりの国によるショーは、絶対に見逃してはいけない。チケットは絶賛発売中。

bar italia Japan Tour 2026

SPECIAL GUEST: 踊ってばかりの国
TOKYO: 2026.01.21 (WED) LIQUIDROOM
OSAKA: 2026.01.22 (THU) SHANGRI-LA

OPEN 18:00 / START 19:00
前売:8,400円(税込/別途1ドリンク代/オールスタンディング)※未就学児童入場不可

【チケット一般発売中】
イープラス
イープラス(英語)
LAWSON TICKETS
チケットぴあ(大阪のみ)
BEAT TICKETS(日本語・英語)

【問合せ】
東京:BEATINK 03-5768-1277 www.beatink.com
大阪:SMASH WEST 06-6535-5569 https://smash-jpn.com/

公演詳細: https://linktr.ee/baritalia2026jpn

HOLY Dystopian Party - ele-king

 ele-kingの連載でもおなじみ、heykazmaの主催するパーティ〈yuu.ten〉の最新回が1月16日(金)に開催される。会場は下北沢SPREAD、スタートは18:30。
 今回は、写真家の飯田エリカが手がけるZINE『MiX』の最新作「Vol.3」の刊行記念イヴェントとなっており、同ZINEに参加しているあっこゴリラ、諭吉佳作/men、Shöka、Bothis、Yuki Kawamuraが出演。テーマは「ディストピアで踊る」、VIPチケットにはサイン入りの同ZINEも付属するとのことでこれは嬉しい。
 なお、1月10日(土)~1月30日(金)には同ZINEの写真展も開催されるので、詳しくは 下記より。

少女写真家・飯田エリカによるZINEシリーズ最新刊『MiX Vol.3 HOLY Dystopian Party』の発売を記念し、heykazmaが主催するパーティー yuu.ten とのコラボレーションによるライブイベント『HOLY Dystopian Party』の開催が決定。

2026年1月16日(金)、下北沢SPREADにて、少女写真家・飯田エリカによるZINEシリーズ最新刊『MiX Vol.3 HOLY Dystopian Party』の発売を記念し、heykazmaが主催するyuu.tenとのコラボライブイベント『HOLY Dystopian Party』が開催決定。
出演者は今回発売のZINEに参加している「あっこゴリラ」「諭吉佳作/men」「Shöka」「heykazma」に加え、飯田エリカ・heykazma両者と親交の深い「Bothis」「Yuki Kawamura」がラインナップ。
さらに、VIPチケットにはZINE出演者のサイン入り『MiX Vol.3 HOLY Dystopian Party』が付属。Livepocketにてチケット発売中。
また、ZINEリリースを記念し下北沢・こはぜ珈琲にて、MiX vol.3発売記念写真展「HOLY Dystopian Party」が2026年1月10日(土)-1月30日(金)まで開催中。

『HOLY Dystopian Party』イベント詳細
日時: 2026年1月16日(金)18:30-
会場: 下北沢SPREAD
料金: VIP ¥7,500 (サイン入りZINE付き) / ADV ¥3,300 / U-23 ¥2,500 / DOOR ¥4,500 (ALL +1D)
販売: LivePocket
出演者:
[LIVE]
あっこゴリラ
諭吉佳作/men
Shöka

[DJ]
Yuki Kawamura
Bothis
heykazma

最新情報は公式SNSで随時更新予定。
yuu.ten
InstagramX

『MiX vol.3』ZINE詳細
少女写真家・飯田エリカが作品を定期的に発表する ZINEシリーズ。作品を通してさまざまな女性像を写して、美しさとは何かをともに考えていく。
理想の女性像は追い求めない。
飯田エリカが撮りたい、一緒に写真表現をしたいと思った方と写真作品を作り、愛や夢、美しさ、悲しみ、心、さまざまなものを写し混ぜていく。
vol.3のテーマは「ディストピア(終末世界)でわたしたちは踊る」
戦争も自然破壊もこのまま突き進めば世界は簡単に壊れるかもしれない___
そんなディストピアの空気を感じる今、人間すら人種やセクシャリティで差別される
世界が終わりに進む世界で
権威者が恐れた異端(クィア)な存在が歌い踊るパーティーをしているかもしれない
そんな景色が浮かんだ
HOLY__聖なる/すごい・感嘆
世界が終わろうが歌い・踊る異端者を美しく写す

MiX
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『MiX Vol.3「HOLY Dystopian Party」写真展』
日時: 2026年1月10日(土)-1月30日(金)
平日:10時〜20時, 土日祝:11時〜20時
会場: こはぜ珈琲(東京都)
入場料
: 入場無料/1ドリンクオーダー制

■PROFILE
企画・演出・ディレクション
飯田エリカ/少女写真家
1991年東京都調布市出身。
都立工芸高校デザイン科、日本大学芸術学部写真学科卒業
2013年少女写真家として活動をはじめる。自らの少女時代の記憶をもとに今だからこそ写せる少女、女の子を撮影した“少女写真“という表現を追い求め作品を制作。女の子たちのための写真活動を志している。“誰にも見つけられないあなたを愛する“写真プロジェクト『I’m a Lover,not a Fighter.』や女の子を取りたい女の子のためのコミュニティー「またたく女の子たち」を主催している。
InstagramX

企画・演出・ディレクション
heykazma

東京を拠点に活動するDJ、作曲家、モデル、オーガナイザー、コラムニスト。
幼少期より音楽フェスやデイタイムのパーティに足繁く通い、あらゆる音楽に親しむ中で、9歳から本格的にDJ活動を開始。experimental、Bailefunk、electronic、Juke/Footworkなど、エレクトロニック・サウンドを軸にジャンルを超越した多彩なプレイスタイルを展開している。
2024年5月に1st Single「€at P0wer / ALL THAT’S FOOTWOORK」をBandcampで自主リリース。同年7月からは、音に溶けるパーティー『yuu.ten』をオーガナイズ。幼少期から磨いてきた審美眼で、ジャンルや表現の垣根を越えてアーティスト同士を結びつけ、パーティやプロジェクトへと昇華するキュレーターとしても活動する。
さらに、2025年10月からは毎月最終月曜日にコラム「heykazmaの融解日記」をele-kingで連載開始。
また、DJ asak(北村蕗)とのB2Bユニット・machakaruや、カメラマン東京神父、音楽家北村蕗と共にフォトコレクティブ・HEAVENLY KILLERSのメンバーとしても活動中。
ロトスコープアニメーション制作やRemix提供など、幅広い表現方法を持ち、香港の人気DJ Subez Yetiには「いま最も期待する若手DJ」として紹介される。世界各国のWEBラジオでも楽曲が紹介され、VOGUEがグローバルに展開するファッションスナッププロジェクト「VOGUE'S Best Dressed 2025」に選出されるなど、多岐にわたる活動を学業の傍らで満喫している。
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interview with Kneecap (Mo Chara and Móglaí Bap) - ele-king

 政治において、言語は戦場であり法廷で争うための手段となる。その場に立つ全員が言葉の些細な言い回しを巡って議論する。そこで我々は弁護士となり、言葉の意味の違いを研ぎ澄ませて鋭利な刃物に変える兵士にもなる。その最たる現場がベルファストの政治だ。地理的にはアイルランドに位置しながら、一部はイギリスの統治下にあり、政治的・宗教的な背景によってカルチャーも分断されている。
 モウグリ・バップとモ・カラのラッパーふたりとDJプロヴィからなるベルファストを拠点にするニーキャップの作品はそのような言語の宝庫であり、アイルランドの政治的風景を言葉とヴィジュアルの両方から色濃く反映している。DJプロヴィという(*「Provisional IRA(暫定IRA)」の略称から派生したスラング「Provei」が元ネタ)アーティスト名しかり、あるいはアイルランド国旗の3色の目出し帽もアイルランド共和派の武装組織IRAを示唆している。そもそもバンド名のニーキャップ自体が上記の関連団体によっておこなわれた悪名高い拷問を伴う制裁手段について言及している。つまり、あからさまに挑発している。しかし、このようなメッセージ性をライヴにおけるパーティのどんちゃん騒ぎ的なノリと合わせることによって、彼らはその背景にある恐怖や緊張感を緩和すると同時に、宗派の垣根を越えて若いファン層、とりわけ1998年の和平合意以降に育った若者が集える場を提供している。
 とはいえ、彼ら自身はゴリゴリの共和主義者であり、アイルランド語で楽曲を制作し、イギリスによる北アイルランドの統治に対して公の場で激しく抗議している。さらに労働者階級であることに誇りを持ち、保守党の元首相マーガレット・サッチャーに対していまだに根深い嫌悪感を抱き続ける姿勢は、アイルランド国内だけでなくイギリスの左派系リスナーから圧倒的な支持を受けている(筆者もまたそのひとり)。さらにパレスチナへの支持も公言しており、それが原因でイギリスの首相キア・スターマー政権から糾弾され、同政権から反テロ法を盾にモ・カラがハマスを支持しているとの理由に(いまのところ、まったくの不毛な作戦とはいえ)法的に執拗な攻撃を受けている。
 メディアや政治界などの権威からはニーキャップは無責任で無神経な危険分子のような描かれ方をしているのかもしれない。しかし、セルフ・タイトルにして彼ら自身が主演を務める映画『ニーキャップ』はときに寓話を交えながらフィクションという形で、彼ら自身が自らの目線で自らのストーリーを語る機会を提供している。さらにその特異な言語にフォーカスすることで、国家レベルから日常生活のレベルの両方から政治について多面的に映し出しながら、政治家やタブロイド紙が伝えるストーリーのカウンターとして、よりパンチとユーモアの効いた繊細な物語と同時に、いわゆる「トラブルズ」と呼ばれる北アイルランド紛争下のステレオタイプのイメージを覆す形でベルファストに暮らす人々の日常を描き出している。
 今回、モウグリ・バップとモ・カラにビデオ通話によるインタヴューで、言語およびそこに含まる細部やニュアンスが、彼らの歌詞だけでなくアイデンティティや日常生活であり、そのすべてに関わる政治においてどのような中心的役割を担っているのかについて語ってもらった。

うちのライヴについて確実に言えるのは、ものすごい多様性があるってこと。全ジェンダーが勢揃いしてる。(モ・カラ)

いまではインターネットのおかげで、フランス語だのバスク語だのカタルーニャ語だの、ありとあらゆる言語の音楽にアクセスできるようになってる。いまはもっと実のある音楽が求められてる時代になってるんだろうね。(モウグリ・バップ)

音楽を作って表現するというのは、ある種の空間なり環境を作り出してリスナーに提供するという側面もありますよね。ことライヴ・パフォーマンスでは大いにそれがあてはまると思うのですが、どのような空間を作り上げようとしていますか?

モウグリ・バップ:ニーキャップの使命のひとつとして、いまのメインストリームのラジオじゃ滅多に取り上げられることがない言語で語っていく、つまり、アイルランド語を中心にした自分たちのリアリティを反映した空間を作り上げようっていうのがあるんで。音楽を通して人びとがアイルランド語と繋がれる環境を作りたいわけさ。アイルランド語を自分自身のアイデンティティの一部として感じてもらいたい。これまでそういうことをやってる連中っていなかったんで。少なくともアイルランドのいまどきのヒップホップ・シーンにおいては。

モ・カラ:うちのライヴについて確実に言えるのは、ものすごい多様性があるってこと。全ジェンダーが勢揃いしてる。ヨーロッパというか、少なくともイギリスとアイルランドのヒップホップ・シーンってほぼ野郎に支配されてるじゃん。それがうちのバンドはカルチャー的側面も入ってきてるんでね。言語だったりとか、そこに伴うアイデンティティだったり、そこからも共感できる。毎回、ありとあらゆるジェンダーが集まってる。めっちゃエネルギーに溢れてるし、毎回モッシュピットが起きるし、モッシュするときは全員一緒、性別に関係なく、誰もケガしないようにお互いに気を遣いながら。誰にとってもめちゃくちゃ安全な場なんだよ。誰でも輪のなかに入ることができるし、そこに参加したいと願う全員にとってのオーガナイズされたカオスって感じ。

ライヴ映像を見る限りモッシュピットがライヴで重要な位置を占めているように思いますが、そこには何らかの意図があるんでしょうか。実際、あなた方もそこに注力しているように見受けられますし、その場にいるが安全に楽しめるようにすごく気を配っているようですね。

モ・カラ:若干、エネルギー過剰って説も! というか、そもそもそれ自体がエネルギーを宿してるような、うちのバンドでやってるモッシュピットってそういうものだから。みんなそれを期待してるわけで、客のほうも盛り上がりにきてるみたいな……だから、盛り上げ役としては超ラクだよね。そもそもモッシュピットのことを聞きつけた上で会場に集まってるわけで、なんなら客同士が勝手にモッシュピットをはじめて盛り上がってる。とりあえずモッシュしてる最中ってめちゃくちゃ自由に感じるじゃん、なんか知んないけどさ。モッシュの輪のなかにいると、自分も全体の一部になったみたいな感覚になるっていうか、たんにライヴに来た客のひとりじゃなくて、それよりも大きな何かに繋がった感覚になる。自分もショウの一部になるわけさ。要するに、双方向からのエネルギーの交換がおこなわれてるわけだよね。俺らも客を楽しませるし、向こうも俺らを楽しませてくれる。

モウグリ・バップ:ライヴに熱狂が生まれるのと同時に一体感も生まれる。お互い安全な状態を保ちつつ楽しむためには信頼関係がないと。それがあるからこそ、モッシュピットはうちのライヴの中心みたいな存在になってるんじゃないかな。みんなうちのライヴからそういうものを受け取ってるわけさ、その場にいる全員が仲間みたいな意識というか。

それって、あなたたちの政治的な思想にもあてはまりますよね。仲間意識であり人びとを繋いでいく力みたいな。

モウグリ・バップ:まさに。

モ・カラ:政治だって、ある意味、パーティと同じぐらい大事だからね。 政治に突っ込んでいくのだって、その先に楽しいことが待ってるって期待してるからなわけじゃん。あるいは戦いに勝利して祝福しようって気持ちがあるからなわけじゃん。パーティもライヴで自由になるのも生きるために必要不可欠なもんなんでね。

そもそも共産党って言葉自体に、パーティ(党)って言葉が入ってますもんね。

モ・カラ:マジそれな!

モウグリ・バップ:ハハハ!

モ・カラ:てか、めっちゃウケてんじゃん!

政治に突っ込んでいくのだって、その先に楽しいことが待ってるって期待してるからなわけじゃん。あるいは戦いに勝利して祝福しようって気持ちがあるからなわけじゃん。パーティもライヴで自由になるのも生きるために必要不可欠なもんなんでね。(モ・カラ)

アイルランド語なり少数言語で歌うことの何がいいって、本質的に反資本主義的であるってことで、金儲けのためじゃなくてコミュニティのために存在してるってとこだよ。(モウグリ・バップ)

以前もおっしゃっていましたが、ベルファストでもアイルランド語を話してる人口はそんなに多くないですよね。音楽という形を介すことでアイルランド語を完全に理解していなくても、その言語と繋がると思いますか。

モウグリ・バップ:とはいえ、流暢でなくてもいくつかの単語は知ってたりしるし、うちのライヴに来て一緒に歌ってアイルランドも十分堪能してもらえるんじゃないかな。流暢じゃなくても、その言葉を楽しむことはできるんだから。あともうひとつ重要なこととして、少数言語を話す環境に育った子どもって、まわりでその言語が使われてないと、その言語には価値がない、あるいは社会的に重要じゃないって自然と思い込まされるようになるんだよね。だから、俺らの映画が映画館で上映されたりラジオで曲がかかったりすることで、それまでアイルランド語に付随してた恥の部分が払拭されて、自分たちの言語でありアイデンティティに誇りが持てるように。 実際、うちのライヴに来る客のほとんどはアイルランド語を話せないけど、それでも十分楽しんでるしアイルランド語で一緒に歌って大満足してる。

モ・カラ:そりゃまあ、自分らの場合はラッキーだったっていうか、アイルランド語の学校に通わせてもらう機会に恵まれてたんで。というのも、自分たちの前の世代が国から支援もないなかでゼロから築き上げてくれたものなわけで。いまではみんな普通にウチのライヴに来て、たんに学校で勉強する科目とは別の形でアイルランド語に慣れ親しむことができる。それこそ自分たちの一世代、二世代前の世代にとってたんに学校で習うだけでそれ、それ以外で使う機会もなかったのが、いまではライヴだの映画だの学校の外でも楽しめるものになってる。

1950年代のロックンロールの誕生以来、全世界においてポップ・ミュージックも英語の曲中心でしたよね。いまの英語が母語のリスナーは、自分たちが理解できない言語の音楽も以前よりもオープンに楽しめるようになってると思いますか?

モ・カラ:いや、確実にそれはあるでしょ。いまって、みんな何かしら新しいものを求めている時代で、前例のないものだったり、これまでとは違うものを自分から探しに行くようになってる。60年代の人間に自分の知らない外国語の音楽って言っても、なかなかピンと来なかっただろうけど、いまではみんな普通に言葉なんて関係なしに音楽を聴いてる。

モウグリ・バップ:結局、英語が長いあいだ公共の電波を支配してきたのだって、昔は音楽を発表する機会が大手のラジオだのテレビだの一つ二つのメディアに絞られていたからであって。それがいまではインターネットのおかげで、フランス語だのバスク語だのカタルーニャ語だの、ありとあらゆる言語の音楽にアクセスできるようになってる。いま、うちの相方が言ってたように、いまはもっと実のある音楽が求められてる時代になってるんだろうね。

以前のように世界のポップ・カルチャーをアメリカが支配しているという構造が崩れかけてるのもあるんじゃないでしょうかね。

モ・カラ:まさに!

モウグリ・バップ:それってアメリカで植民地の支配者の銅像が撤去されていったのと同じ動きだよね。植民地とか、主要もしくは多数派言語による支配が徐々に綻びを見せてる証拠だよね。しかもいまではインターネットのおかげで、人びとが自分で聴きたい音楽を自分で選ぶ権利を取り戻してる。アイルランド語なり少数言語で歌うことの何がいいって、本質的に反資本主義的であるってことで、金儲けのためじゃなくてコミュニティのために存在してるってとこだよ。

モ・カラ:過去の歴史からも帝国が崇拝対象となるシステムになってたわけで、アートもそれに倣うような形になってたわけで。英語で歌われてきたのなんてまさにその最たる例だし。でもいまはわざわざ学校で勉強するまでもなく、誰でもインターネットにアクセスして、諸外国の歴史について知ることができるし、かつての帝国がどれだけ世界に害悪をもたらしてきたかもはや周知の事実になってるわけさ(笑)。結果として、先住民族の言語や少数民族のカルチャーが再び注目されるようになってる。

モウグリ・バップ:いま言ったのって、インターネットがもたらした最大限にポジティヴな面の一例だよね。そりゃまあ、アメリカや中東の帝国主義者の連中はフェイク・ニュースを拡散するためにインターネットを利用してるっていう側面があるとはいえ。

※このあとふたりの舌鋒はまだまだ続きます。後編は2月下旬発売予定の『別冊ele-king 音楽は世界を変える』に掲載。ぜひそちらもチェックを。


English version

interviewed by Ian F. Martin

When it comes to politics, language is both a battleground and a courtroom. It makes lawyers of us all, arguing over the finest differences in meanings between words, and it makes soldiers of us too, honing these differences down into blades. Nowhere is that more true than in the politics of Belfast. Geographically part of Ireland, ruled as part of the United Kingdom, and culturally split down the middle along political and religious grounds.

Formed by rappers Móglaí Bap and Mo Chara, along with DJ Próvaí, Belfast-based band Kneecap’s work is dense with the language, both verbal and visual, of the Irish political landscape. DJ Próvaí’s name and Irish tricolour flag balaclava are both references to the republican paramilitary group the IRA. The group’s name refers to a notorious form of torture and punishment carried out by such groups. It’s a provocation, for sure, but marrying this language to the sort of raucous party atmosphere of their shows is also a way of putting the edge of fear and danger it implies behind them and open up a shared space for young fans from both sides of the sectarian divide — especially those who grew up in the years after the 1998 peace agreement.

That said, the group are staunch republicans, writing in the Irish language and fiercely and vocally opposed to British rule over their corner of Ireland. They are proudly working class and retain a deep loathing for Conservative former Prime Minister Margaret Thatcher, which has endeared them to left-leaning listeners both at home and in Britain (I’ll admit, myself included). They have also been vocal supporters of Palestine and attracted condemnation and ongoing legal attacks from the government of British prime minister Keir Starmer, who have used anti-terrorism laws to (thus far unsuccessfully) prosecute Mo Chara on accusations of promoting Hamas.

Seen only through the lens of the media and political establishment, Kneecap come across as irresponsible, insensitive and dangerous. Their self-titled movie, which stars the group themselves in a fictionalised, often allegorical version of their origin story, was an opportunity for the group to frame their story in their own way, and in its explicit focus on language as a multilayered vehicle for politics on both a national level and in daily life, presented a powerful, funny and nuanced counter-narrative to the story the politicians and tabloid newspapers were telling, as well as a depiction of Belfast life that subverts many of the Troubles-era stereotypes of the city.

I spoke to Móglaí Bap and Mo Chara via video about how language in all its specificities and nuances is at work at the core of not just their lyrics but their identities, their everyday lives, and the politics that run through it all.

When you make music, you’re also creating a space or an environment for the listeners, especially when you think of the live performance. What kind of space are you trying to create?

Móglaí Bap (MB): A big part of Kneecap is creating this environment of reality where the Irish language is central, especially as it’s not a language that’s heard a lot on the mainstream radio. So we’re trying to create an environment where people can connect with the language through the music. They can identify with the language. And it’s not something that’s been done, really, in contemporary hip hop music in Ireland.

Mo Chara (MC): There’s also something to be said about our gigs that we have such a mix. There’s a mix of all genders. I think a lot of hip hop gigs in Europe, in England, in Ireland, it’s very male-dominated. And I think the difference with Kneecap is that we have a cultural aspect to it as well, with language and identity to it, so people relate to that. We always have a mix of genders. We have very high energy gigs, there’s always moshpits, but everyone’s moshing together, all genders, no one’s trying to injure each other. It’s a very safe space for everyone. Organised chaos for everybody who wants to be involved.

Watching videos of your live performances, the moshpit seems to have a central place in the show. Is there something special about the moshpit? Because you seem to put a lot of energy into that part of the show — organising, or taking a lot of care to make sure everybody’s safe.

MC: Maybe too much energy sometimes! But I think it took on a life of its own, the moshpits that we do, because everyone is expecting hig energy, and what happens is the crowd… we can rile them up pretty easily, but the crowd have heard about all the moshpits and so they come in and do it themselves. The thing is there’s something very freeing about it. When you’re part of a moshpit, you’re part of a collective, you’re part of a greater thing rather than just an individual at a show — you’re part of a show then. When there’s a moshpit happening, the audience are putting on a show for us. It’s kind of transactional: we entertain them, they entertain us back.

MB: It creates a sense of excitement at the gig, and also a sense of solidarity between people because you have to rely on each other to keep each other safe and have a good time. So I think that’s why it’s kind of central to our gigs, because that’s what people get from our gigs: a sense of solidarity.

Which I guess feeds into the political aspects of what you do: the sense of solidarity and everyone being in it together.

MB: Exactly.

MC: In certain scenarios, politics is just as important as partying. I mean what’s the point of chasing political memes unless you’re going to be able to enjoy yourself at the same time, or enjoy yourself after the fight’s done? So partying and the freedom that comes with gigs are just as important a part of life.

You can’t spell “Communist Party” without “party”!

MC: Exactly!

MB: Hahaha!

MC: He loves that one!

You’ve mentioned in the past about how, even in Belfast, there’s not a lot of Irish speakers, so is there a way in which, by delivering it through music, that gives people a way to connect with it even without fully understanding all of it?

MB: One aspect of it is that people who don’t speak Irish but they speak a few words, they can come to the gig and they can sing along and get that sense of fulfilment, that you don’t have to be fluent to enjoy the language. And another aspect of it is that, when you speak a minority language growing up as a kid, if it’s not heard, you feel like it’s not worthy or that society values it. So the fact that our movie was in the cinemas and our songs are on the radio, it gets rid of that shame and gives them self esteem towards their language and identity. Most people don’t speak Irish at our gigs, so the fact that they can come along, enjoy the gig and sing along in Irish, there’s a sense of fulfilment there.

MC: Obviously we were lucky enough that we had the opportunities to go to school in Irish because of the generations that came before us who had built that stuff up from scratch with no help from the state. And now people can come to our shows and it’s not just a school subject the way it was for the generation or two before us, where they were just learning it in school and they didn’t have any services or anywhere to go to enjoy it socially. Now people can go to a show or see a movie and it’s just about taking it outside of the classroom.

Since the birth of rock’n’roll in the 50s, pop music worldwide has been dominated by the English language. Do you think English speaking audiences nowadays are becoming more open to enjoying music in languages they don’t speak?

MC: Definitely. I think we’re at a time in history now where we’re seeking something different. Everybody’s seeking something new, that hasn’t been done, or branching out in some way. If you tried to explain to somebody in the 60s that you’re listening to music in a language you don7t understand, it’s probably alien to them, but now it’s become the norm.

MB: The reason that English has dominated the airwaves for so long is because there was only one or two avenues for getting your music out there through mainstream radio or TV or whatever, but now you have the internet, and there’s people singing in French or languages you’ve never even heard, Basque languages or Catalan or whatever, so now we have access to all this music and I think, as he was saying, people are looking for something with a bit more substance these days.

I wonder as well if part of it’s also this sort of slow collapse of the United States as the centre of global pop culture.

MC: Yes!

MB: I think it’s kind of reflected in, you know when they were taking down the statues in America of the former colonialists. I think that’s part of this slow degeneration of this idea of colonies, of mainstream languages, of majority languages. And with the internet, we can take back control of the avenues of listening to music. And a good thing about singing in Irish or any minority language is that it’s anti-capitalist at its core because it’s not there for profit, it’s there for the sake of community.

MC: If you go back, empires have always been looked up to, and obviously art kind of imitated that, obviously with music always being in the English language and stuff, but now you don’t have to be in a classroom to learn a certain subject, anyone can get on the internet and listen to someone talk about some historical event that happened in another country, we’ve all kind of realised that empires have (laughs) been a kind of bad thing for the world, so people are looking more towards indigenous languages and more towards minority culture again.

MB: I think that’s the most positive aspect of the internet, because of course we have imperialists in America and the Middle East, etcetera, using the internet as a means of spreading fake news.

sidenerds × downt × 1inamillion - ele-king

 それぞれ異なるサウンドを追求している新進気鋭の3バンド──「サイバーポップ」なる語で形容される東京の sidenerds、今年2025年にシングル「AWAKE」をリリースした downt、そしておなじく東京のマス・ロック・バンド 1inamillion による共同企画が決定した。題して《~amidakuji~》、開催は3月12日@新宿MARZ。いったいどんな化学反応が起きるのやら。チケットはすでに発売中、詳しくは下記より。

sidenerds × downt × 1inamillionの3組共同企画による3マン公演開催決定

sidenerds、downt、1inamillionの3組による初の共同企画「sidenerds × downt × 1inamillion presents "~amidakuji~” 」が来年3月12日に新宿MARZにて開催される。滲みながらも、それぞれ異なるスタンスにて活動する3組の共演は必見!

sidenerds × downt × 1inamillion presents "~amidakuji~”

公演日時:3/12(木)
開場/開演:18:15/19:00
会場:新宿MARZ
出演:
sidenerds / downt / 1inamillion

告知解禁12/29(月)18:00

<Ticket Info>
(一般)¥3,800+1d
(U-22)¥2,400+1d *要入場時身分証明書提示

チケット発売開始:2025.12.29(月)10:00〜 より発売スタート!
販売ページURL:https://livepocket.jp/e/dti02

sidenerds
downt
1inamillion

Vol.3:≋師走≋ 今年の振り返り - ele-king

 Hello Hello! hey hey! heykazmaです。
 2025年も終わりに近づいてきました。
 私にとって、今年は大きな変化の一年でしたᯓ✦∘˙
 仙台から進学を理由に東京へ引っ越し、さまざまな人との出会いがあり、パーティのオーガナイズ、連載のスタート、1st EPの制作など、初めての経験を多く重ねましたン

 都外でDJをする機会もありがたいことに多く、北海道、宮城、千葉、埼玉、神奈川、長野など、さまざまな場所でDJをすることができました。
 その土地の空気や雰囲気を感じながらDJができたことは、かけがえのない経験だったなと思いまくりでふ。

 一方で、オーガナイザーの想いや、パーティの在り方について深く考える一年でもありました₊˚⊹⋆

 今年はパーティを3回企画し、下北沢SPREAD、幡ヶ谷Forestlimit、日本橋BnA_WALLで開催しました (イェイイェイ!
 パーティというものは、音楽をただ消費するための行事ではなく、出演者やお客さん同士のつながりや出会いも含めて、大切にしていきたいものだと改めて感じています。
 音楽が道具として消費されているようにしか見えない場面や、コンセプトの意図がまったく感じられず、何を目的としておこなわれているのかわからないパーティに出会うこともあり、そこに強い「違和感」を覚えることもありましたわ…

 そんななかで、今年とても印象に残り、心から感心したパーティが、9月に成田空港の滑走路内にある木の根ペンションで開催されたRAVEパーティ『WAIFU Airport Rave Special』でした.


 主催のパーティ・コレクティヴ〈WAIFU〉は万人にとっての安全なスペースの構築をめざすクィア・パーティ。
 この木の根ペンションでのRAVEはアーティストのウェンデリン・ファン・オルデンボルフさんによる新作映像作品『Lyrical Vengeance』の撮影にも参加していましタ。

 人権に関する問題(例えば選択的夫婦別姓など)の基準がコロコロ変わる社会。
 権力者が「NO」と言えば、それがまかり通ってしまう構造。
 自分たちの生活への不満が、マイノリティへの攻撃や差別、はたまた仮想敵へと向かってしまう傾向の強いいまの世の中を見ていて、本来向き合うべきは腐敗した政治や社会構造であるはずなのに、プロテストの方向が間違っていると感じることがここ最近増えたんですよね~。まじでいい加減にって感じ普通に.
 いま、私たちの基本的人権がかろうじて守られているのは、時代時代で人々が差別や不平等などと闘い、努力を重ねて勝ち取ってきてくれたおかげなんだと思う。
 それは、ジェンダー・アイデンティティやジェノサイドの問題ともつながっているはず。
 努力と闘いの歴史があるなかで、いまなお差別主義や排外主義の声がここまで強まっていることに、強い疑問を感じまくりでございまする。
 三里塚闘争についても、私はそれに近いものを感じたんですよねぇ~。

 会場となった「木の根ペンション」は、成田空港建設に反対する「三里塚闘争」の拠点のひとつであり、国家権力と資本主義、農村や自然との共生が衝突してきた歴史を象徴するような場所。農村地域、都市部、生産者、消費者を結ぶ交流の場として1989年に畑の農道脇に建てられ、2000年代に入り地域が丸ごと空港に買収されるなかで、政府公団からの撤去要請を拒否する形で、現在の場所に移築され現在に至っています。
 「ペンション」と呼ばれていますが、現在は宿泊施設としての業務は休止しており、住民が住み継ぎながら、建物と土地の維持管理をしています。塀を隔てた空港は、1.5mのアスファルトで埋め尽くされ、数百トンもの飛行機が飛び交い、まさしく資本主義と石油文明の象徴です。そのなかに、土があり、木があり、鳥が飛び、人が住む場所「木の根ペンション」があるというのは、資本主義にどっぷりと浸かって生きていながらも、一方では、土からは離れては生きていけないという、人類の抱える混沌と矛盾を象徴した場所ともいえ、いまもなお、第三滑走路建設のために土地が奪われようとしている住民がおられます。
 この場所で、成田闘争当時のような過激な言葉や暴力ではなく、多様な生き方や考え方を認め合う平和的なイベントとして社会と対峙し、「木の根ペンション」を未来永劫受け継いでいくため、今回は敬意と平和維持の思いを込めて、ペンションの住人とともにイベントをおこなう。

 この概要を見たとき、私はとても衝撃的だった。
 ロケーションが「ただ空港に囲まれている very funny …な場所」なだけではなく、その場所でやる意味、その場所でやる大切さをはっきりと認識しました。
 国から「正しくない存在」と思われている people たちが集まり、好き勝手に Dancing しまくりあげ、誰もが安全であることが守られている. この図まじで胸熱すぎるんだってわけ。
 マジでWAIFU主催のみんな超~~~絶 respect & LOVE しかないわ.˚₊‧꒰ა♡໒꒱ ‧₊˚.
 それ以降、私はパーティ・コレクティヴをやる意味について、主催者としてより深く考えるようになりました~
 いくらロケーションがおもしろいフェスやパーティでも、どういった意図でおこなわれているのかがまったくわからないままだと、ただ立ち尽くしてしまう。̆̈
 セーファー・スペースを提供しているコレクティヴの大切さを、私自身もパーティをオーガナイズする身として、きちんと環境として整えていきたいと強く思いまくり!!!

https://www.instagram.com/stories/highlights/18004934543667226/
(WAIFUパーティの様子が気になった人は私のストーリーのハイライトをチェックしてね♪)

 こうした経験を通して、私は改めて「なぜパーティをやるのか!!!!!!」「何を大切にしたいのか!!!!!!」を考えるようになりました.
 ただ音楽を鳴らす場所yeahyeah♪ではなく、そこに集まる人たちが安心して存在できること、その場にいる理由や文脈がきちんと感じられるyeahyeah♪ってこと。
 パーティが、その一夜限りで終わる消費物ではなく、記憶や感情として残っていくこと。
 そのすべてを含めて、場をつくりたいと思っていまする
 そうした考えの延長線上にあるのが、私が主催するパーティ yuu.ten ⊹꒷꒦ 。゚﹒✧
 yuu.ten は「音に溶ける」をコンセプトに、音楽、表現、人、空間が分断されることなく混ざり合う場を目指してきました゚﹒✧
 出演者と来場者、ジャンルや肩書きの境界が溶け、ただその場にいるという感覚をshareできること。
 そのためのセーファー・スペースでありたいと考えています✧˖°. ♪
 次回の yuu.ten は、2026年1月16日(金)、下北沢SPREADにて開催決定ィ♪
 私の友人の少女写真家・飯田エリカが作品を発表するZINEシリーズの新刊『MiX vol.3 HOLY Dystopian Party』の発売を記念したライヴ・イベントとしておこなうよ⟡₊˚⊹♡
 私自身が、これまで感じてきた違和感や問い、そして大切にしたいと強く思った価値観を、ひとつのパーティとして形にする試みって感じなんで、ガチで100,000人ご来場お待ちしております!!!!!!!!!!

2026年1月16日(金)
OPEN 18:30 / START 19:00 / CLOSE 23:00
MiX & yuu.ten presents「HOLY Dystopian Party」
at SPREAD
[Ticket]
VIP ¥7,500
ADV ¥3,300
U-25 ¥2,500
DOOR ¥4,300
(ALL +1D)
https://livepocket.jp/e/holy-dystopian-party

[LIVE]
あっこゴリラ
諭吉佳作/men
Shöka
[DJ]
heykazma
Yuki Kawamura
Bothis
※VIPチケットには「MiX vol.3」(出演者サイン入り)が付属。

 ZINEシリーズ「MiX」は、作品を通してさまざまな女性像を写して、美しさとは何かをともに考え、理想の女性像を追い求めるのではなく、彼女自身が撮りたい、一緒に表現したいと感じた人と向き合い、愛や夢、美しさ、悲しみ、心といった多様な感情を写し混ぜていくシリーズ。
 vol.3のテーマは「ディストピア(終末世界)でわたしたちは踊る」
 戦争も自然破壊もこのまま突き進めば世界は簡単に壊れるかもしれない___
 そんなディストピアの空気を感じる今、人間すら人種やセクシャリティで差別される。
 世界が終わりに進む世界で
 権威者が恐れた異端(クィア)な存在が歌い踊るパーティをしているかもしれない
 そんな景色が浮かんだ
 HOLY__聖なる/すごい・感嘆
 世界が終わろうが歌い・踊る異端者を美しく写す

 そうそう、HOLY Dystopian Partyをイメージして、プレイリストを作ってみたのです!
 「Party」と書いているとダンス・ミュージックがメインだと思われがちですが、私は必ずしもそうである必要はないと思っている。
 「踊る」を、身体的な動きだけでなく、心のなかにある概念として捉え、淡々とヴァイブスがいい感じの楽曲たちを並べましたよ~
 「身体を揺らす」ことだけが踊りではなく、心のなかの “なにか” が動いた瞬間、それはもう踊りだから。(コレ結構マジでだから)
 なので、アコースティックや弦楽器の楽曲も入れています。
 50,000回ぐらいはリピートしてね~ん✌️


 次回の連載は、2月2日にリリースする1st EP「15」についてのセルフライナーノーツをお届けします!!!
 書くの頑張りますんで!!!絶対にみてくれ!!!!

 ちゅーことで、1/16も下北沢SPREADにて、ご来場お待ちしています!!!!

 以上、heykazmaでした!!!
 これをみている物体のみんな、良いお年を~~‧₊˚⋅♡⋅˚₊‧

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