「Flying Lotus」と一致するもの

Flying Lotus - ele-king

 やはり、アニマル・コレクティヴの『Merriweather Post Pavilion』がティッピング・ポイントということになるのだろうか、ここ数年、USインディ・ロックはすっかりサイケデリックづいていて、今年に入ってからも、MGMT『Congratulations』のビッグ・ヒットを筆頭に、ザ・ウッズ主宰〈Woodsist Records〉周辺のローファイ・リヴァイヴァルや、ザ・フレーミング・リップスとスターデス・アンド・ホワイト・ドワーフスによる、そのものズバリな『The Dark Side of The Moon』のカヴァー・アルバム等、ますます勢いを増している。しかし、それらの音がオリジナル・サマー・オブ・ラヴ世代と趣を異にしているのは、その深いディレイが、現実に対してかけられるのではなく、自分たち自身に対してかけられているというか、実に現実逃避的で、しかし、内省的というよりは、そう、母体回帰的な響きを持っているということだ。そこには、バラク・オバマでさえ焼け石に水だった政治への圧倒的な不信感が表れているのだろうが、彼らが現代のヒッピーだったとして、Pファンクやスライ&ザ・ファミリー・ストーンといったブラック・サイケデリアの役割を反転させつつ担っているのが、キッド・カディの『Man on The Moon』であり、トロ・イ・モワの『Causers of This』であり、この、フライング・ロータスの『コスモグランマ』だ。何しろ、母体回帰的という点で言うならば、スティーヴン・エリソンは本作を、母の死から受けた精神的なショックを芸術的に昇華するため、ジメチルトリプタミンでファックト・アップしながらつくったという。これ以上の例があるだろうか。

 あるいは、本作のタイトルである、ギリシャ語で"文字"を意味する"gramma"と、やはりギリシャ語で"秩序"や"美"を意味する"kosomo"より派生した"cosmo"を合わせた造語を下に、母体を、スター・チャイルドを包み込む宇宙と読み解けば、自身の生まれた年を掲げた06年の『1983』から、自身の生まれ育った街を掲げた08年の『Los Angeles』、そして、本作へという飛躍は、彼が敬愛するMC、NASの初期三作のジャケットにおける三段活用(少年→青年→ツタンカーメン)を思わせるし、つまり、この26歳のトラックメーカーは、サン・ラにはじまり、ジェフ・ミルズを経由して脈々と続くアフロ・フューチャリズムーーその世界認識では、ホーム・タウンと、宇宙として象徴化されたアフリカ大陸という失われた故郷が、媒介なしに繋がっているーーの歴史に名を連ねることになったのだ。または、"空飛ぶ睡蓮"というアーティスト・ネームがすでに予告していたように、彼の身体の中に受け継がれていたジョン・コルトレーンとアリス・コルトレーンのスピリチュアリズムが、いよいよ花開き、空へと舞い上がったのだと。

 00年代版『エンドトロデューシング...』として多くのフォロワーを生んだ前作の、そのリミックスを纏めた『LA CD』は、言わばLAを中心とした新たなシーンの見取り図だった。しかし、本作で、故郷を背に、宇宙へと旅立ってしまったフライング・ロータスは、フォーマット化されたグリッチ・ホップなど見向きもせず、早くも新たな領域に踏み込んでいる。ただし、かつて、音楽的な成長を求めて、同じ様にスピリチュアル・ジャズを模倣しようとしたものの、イージー・リスニングに成り下がってしまった所謂クラブ・ジャズやいち部のドラムンベースの轍を踏んでいないのは、生演奏を意欲的に取り入れつつも、全体の軸となっているのが、初期のジャングルを連想させる、チープで高速な、奇妙極まりない打ち込みのビートであるというところが大きいだろう。そんなハリボテ感は、一見、サイケデリックを演出する上では邪魔になっているように思えて、サーラーとスーサイダル・テンデンシーズという、LAが生んだ両極端なふたつのバンドに参加するスティーブ"サンダーキャット"ブラナーの蛇のように撓うベース・ラインや、自らの手による狼のように唸るサイン波ベースと絡み合いながら、深いエフェクトのブラックホールへと吸い込まれて行く時、えも言われぬトリップを生む。実際、サイケデリックを体験したことある人ならば、それが、子供騙しと深遠さが共存する感覚であることをよく知っているはずだ。その試みは、スクエアプッシャーの『Feed Me Weird Things』の時期や、我が国の誇るべきアンダーグラウンド・ダンス・ミュージック・シーンを引き合いに出せば、DJ Shhhという注目すべき才人とリンクしているようにも感じられる。あるいは、『鉄男』のヴィジュアルが浮かぶ、鋼鉄がグニャグニャと変化していくかのごとく、ヘヴィなのに軽やかなリズム・アプローチは、グッチ・メインの『The State vs. Radric Davis』をリキッドでヒタヒタにしたようにも。つまり、この、馬鹿馬鹿しくも崇高なアルバムは、伝統的であると同時に実験的であり、すでにグリッチ・ホップという文脈で語ることはできないどころか、同時代のサイケデリック・ミュージックの中でも頭ひとつ抜きん出ているのだ。政治性の欠落という点ではご他聞に漏れないが、いや、それこそが現代的なのだし、この空飛ぶレコードは、あなたをお望み通り、高く、遠く、そして奇妙な場所へと連れ去ってくれることだろう。

#1 Bonoboとの一夜 - ele-king

アンカーソングはロンドン在住の日本人青年である。彼は音楽をやるために渡英し、働きながら活動を続けている。彼の音楽はインストゥルメンタルのエレクトロニック・ミュージックだが、実は、すでに数年前から日本では若いリスナーから幅広く支持されている(過去のミニ・アルバムはともに1万枚近くのセールスがある)。これは、アンカーソングがロンドンから送ってくれた便りである。

 ロンドン、それは世界中のありとあらゆる人種が共存する街で、週末のOxford Streetの様相は、まさに「メルティング・ポット」そのもの。その中には、世界の音楽シーンの中心地であるこの街で成功することを夢見て、海外からやって来た人びとも少なくありません。まさにそんな外国人のひとりである自分が、この街でミュージシャンとして生きる日常について、綴ってみたいと思います。

 まずは簡単に自己紹介をさせて頂きます。
 僕はAnchorsong(アンカーソング)という名前で、ロンドンを中心に音楽活動をしています。2004年に東京で活動をスタートさせ、3年後の2007年10月に、ここロンドンに引っ越してきました。現在はこの街のクラブやライブハウスを中心に、ジャンルを問わずさまざまなパーティーで演奏しています。ロンドンでは、ライヴハウスとクラブのあいだにあまり隔たりがないのですが、ここでは敢えて、前者を中心に活動するロック/ ポップス系と、DJを中心としたクラブシーンに分けて、書いてみたいと思います。


アンカーソングのライヴ風景

 まずロック/ポップス系のシーンでは、やはりオルタナティヴ/インディー系が人気です。東ロンドンに店を構える〈Rough Trade Records〉に足を運べば、スタッフによって厳選された世界中のアーティ ストによる作品の数々が、有名無名を問わず、所狭しと並べられています。なかでも現在とりわけ注目を集めているのは、いまやトレンドの発信地として認識されつつある、NYはブルックリン出身のバンドです。MGMTVampire Weekend、Grizzly Bear、それにAnimal Collective等々、メジャーで成功しているバンドのみならず、Bear In Heaven、 The Hundred In The Hands、Pains of Being Pure At Heartなど、現地でまさに人気に火が点こうとしているバンドまで幅広く取り扱っていて、流行に敏感な音楽ファンで店内は常に賑わっています。個人的には、〈XL Records〉傘下の〈Young Turks〉から新作を発売したばかりのHoly Fuck、また彼らと同じくカナダ出身のBorn Ruffiansというバンドに注目しています。

 クラブ/ダンスミュージック系のリスナーがよく足 を運ぶのは、Central Londonにある〈Phonica Records〉です。テクノ、ハウス、エレクトロ、どれをとってもまさにダンスミュージックの本場であるロンドンならではの洗練されたセレクトで、現場でプレイするDJたちにとっても欠かせないレコード屋となっています。なかでもやはり、いまもっとも勢いがあるのはDubstepのシーンで、SkreamやBengaはもちろんのこと、Burialを擁する〈Hyperdub〉を主催するKode 9ScubaIkonikaJoy Orbison等々、ユニークな才能が次から次へと登場して、シーンに更なる活気を与えています。
 個人的に注目しているのは、「Vacuum EP」のリリースで一躍脚光を浴びたFloating Points、デトロイトの新星Kyle Hall、そしてAaron Jeromeの変名プロジェクトであるSBTRKTなどです。

 レコード業界も不況の煽りを受けているというのは紛れもない事実のようですが、クラブやライヴハウスといった現場では、その事実を感じさせないほどに、連日大いに賑わっています。
 先日は〈Heaven〉にて開催された、Holy Fuckのライブに足を運んできました。ロンドンではクラブとライブハウスのあいだにあまり大きな隔たりがないというのは先に述べましたが、今回のイヴェントはまさにその事実を体現するかのような内容で、先述のSBTRKTがサポートとして出演していました。レーベルメイトであるという点を除けば、両者のあいだにはさほど共通点がないようにも思われますが、集まったHoly Fuckのファンたちはラップトップを使用したSBTRKTのパフォーマンスにもしっかり反応してい て、ロンドンのオーディエンスの懐の広さを、あらためて感じさせてくれました。生演奏とエレクトロニクスをユニークなバランスで組み合わせたHoly Fuckのパフォーマンスはとてもパワフルかつ新鮮で、満員御礼となった会場は大いに盛り上がっていました。

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 過去もいまも変わらず、音楽ファンにとってロンドンは本当に刺激的な街で、僕自身、シーンを外から見ているだけでなく、その一部になりたいという希望を胸に、この街にやってきました。
 とくに頼れそうなアテがあるわけでもなかった僕は、渡英したばかりの頃はブッキングを見つけるのに苦労した時期も、少なからずありました。当時は駆け出しのバンドらに混じって、街の小さなパブでよくライヴをしていました。ロンドンには小さなパブが星の数ほどあって、そのなかには簡易なステージを設置しているところがたくさんあるため、それだけアーティストにとって演奏する場が多いということでもあります。
 また日本とは違い、出演する上でバンドにノルマがかせられることはまずなく、それは若者たちが気楽に音楽をはじめるのを促す要因にもなっていると思います。
 ロンドンではアーティストのブッキングやマネージメントが、アンダーグランドにまでしっかりと行き渡っていて、どんな小さなパブであってもエージェントやプロモーターを通して出演するというのが一般的です。

 現在、僕はSOUNDCRASHというプロモーターにマネージメントを担当してもらっています。彼らは〈KOKO〉や〈Cargo〉といったロンドンのクラブを中心に、〈Ninja Tune〉や〈WARP Records〉のアーティストを軸にした、数多くのコンサートやイヴェントをオーガナイズしていて、僕はこれまでに、DJ Krush, Jaga Jazzist,Hexstatic, DJ Vadimなどのアーティストのサポートを務めてきました。つい先日には、収容人数3,000人を誇るロンドン市内でも最大規模の会場のひとつ、〈The Roundhouse〉にて、〈Ninja Tune〉から新作を発売したばかりのBonoboのサポートを務めさせてもらいました。

ザ・ラウンドハウス
会場となったザ・ラウンドハウス

 ロンドンのオーディエンスはとても素直で、いいと思ったときにはとても熱のこもったレスポンスを見せてくれますが、逆に退屈したときには、たとえそれがヘッドライナーのパフォーマンスであっても、冷ややかな反応を見せます。とくに今回の僕のようなサポートアクトの場合は、オーディエンスの多くが事前に予備知識を持たずに来ているため、彼らを楽しませることができるかどうかは、まさにその日のパフォーマンス次第と言えます。
 そういう意味でもソールドアウトになった今回の公演は、これまででもっともやり甲斐のあるショーのひとつになりました。開演直後は様子を伺っていたオーディエンスが、どんどん盛り上がっていくのが手に取るように見え、最初は5割程度しか埋まっていなかったフロアも、演奏を終える頃には超満員になっていて、3,000人のオーディエンスから大きな拍手と歓声を頂きました。こういうシチュエーションは、本当にいいパフォーマンスが披露できたときにだけ経験できることなので、僕にとって非常に忘れ難い夜になりました。

 そして満を持して登場したBonoboは、集まったお客さんをさらに盛り上げる、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。今回はストリングスやホーンセクションを交えた、総勢12名によるフルバンド編成での公演で、マルチインストゥルメンタリストであるBonoboことSimon Green本人はベースを中心に演奏しつつ、バンドを見事にまとめあげていました。
 また今回の公演にはFlying Lotusの"Tea Leaf Dancers"のシンガーとしても知られるAndreya Trianaが全面的に参加していて、新世代の歌姫として大きな支持を得つつある彼女が、その抜群の存在感を誇る歌声で、オーディエンスを大いに湧かせていました。終演後、いつまでも鳴り止まない歓声と拍手を前に、ステージ上のSimonはとても嬉しそうな表情を浮かべていました。SOUDCRASHのクルーも「これまでにオーガナイズしたコンサートのなかでも最高のもののひとつになった」と、大いに満足している様子でした。

Bonobo
白熱したステージを展開するボノボ

 ロンドンに来て約2年半、シーンの刺激を毎日のように肌で感じられるこの街での生活は、本当に魅力的だと思います。非常に競争率が高い業界であることは事実ですが、実力のあるアーティストが評価され、そしてのし上がっていくという古き良き体制が、この街のアンダーグランドシーンには、いまもしっかりと根付いています。
 最近、日本では海外に出たがる若者が少なくなったという話を時折耳にしますが、僕の知る限りでは、そういうった刺激を求めてこの街にやってきている日本のアーティストはたくさんいて、それぞれがさまざまな形で、その個性を表現しています。この記事を読んでくれた方が、この街で音楽をするということに少しでも興味を抱いてくれたのであれば、この上なく幸いです。

 

アンカーソングのサード・シングル「The Lost & Found EP」は〈Lastrum〉より発売中。また、アンカーソングは7月29日、ele-king@DOMMUNEに出演決定!

Shop Chart


1

MOODY

MOODY All Over M.P.T. / FRA »COMMENT GET MUSIC
MOODYMANNネタ使いでおなじみの「MOODY」!今回は3 CHAIRSの"ALL OVER"使い!元曲のエロいシンセのフレーズはそのままに、低音++、今風のパーカッションを加えたクラブ仕様のA面。よりパーカッションを押し出し、違った味付けにしたB面。これは今すぐに使えるブツ!(I)

2

DVS1

DVS1 Love Under Pressure EP TRANSMAT / US »COMMENT GET MUSIC
DERRICK MAY主宰「TRANSMAT」復活第二弾!BEN KLOCKの「KLOCKWORKS」レーベルからデビューしたDVS1による作品。先日のDERRICKのMIX CDにも収録された、アンニュイなシンセが印象的な"PRESSURE"。KLOCKWORKS系の、DEEPでDARKな"POLYPHONIC LOVE"を収録!(I)

3

MORPHOSIS

MORPHOSIS Running Out/Musafir MOS / NED »COMMENT GET MUSIC
Rushhour傘下の「MORPHINE」レーベルから初期THEO PARRISHのようなDOPEなHOUSEをリリースしてきたMORPHOSISによる新作12"!コレ、かなりヤバいす!ACIDすぎるベースラインと、初期CHICAGOの荒くれトラックがMIXされたA面。キツめのハイハット+フリーキーなSAX絡みのB面。激PUSH!(I)

4

BASIC SOUL UNIT

BASIC SOUL UNIT Tuff Luv EP CREME ORGANIZATION / NED »COMMENT GET MUSIC
オールドスクール・ライクなACID HOUSE!PHILPOT、MATHEMATICS、MULEなどの個性派HOUSEレーベルから数々の作品を発表してきたBASIC SOUL UNITによる新作!これまた、オランダのCREME ORG.からで、外さないお人です。音使いのLOW-FIなリズムとシンプルなベースライン、303。マニアの鳴らす、マニアの為の音。カッコいいです!(I)

5

GB

GB Xpander EP DIMENSION X / US »COMMENT GET MUSIC
BUILD AN ARKの作品に参加したり、FLYING LOTUS、LITTLE DRAGON、BEECH BOYZの音源をリワークしたりと、何かと面白いGBによる新作!B面!浮遊感のあるキーボード、ストリングス。二拍四拍のクラップと相まって、いーい感じのアフターアワーズ・ハウスになっています。A面のCYBTRON直系のELECTRO BEATに美しいシンセワークをプラスしたトラックもGOOD!過去音源もチェック!(I)

6

IAN SIMMONDS

IAN SIMMONDS Burgenland Reworked EP MUSIK KRAUSE / GER »COMMENT GET MUSIC
昨年リリースされたアルバムからのREMIX 12"。「WORKSHOP」レーベルからリリースもするEVEN TUELLによる高品質なアングラハウスを、CIRCUS COMPANYからアルバムをリリースしたDAVE AJUによる、変態男性VOCAL HOUSEを、KRAUSE DUOによるダビーなREMIXを収録。自身の未発表音源も収録し、質の高い12"になっています。(I)

7

SCHERMATE

SCHERMATE Schermate 005 SCHERMATE / ITA »COMMENT GET MUSIC
イタリア発、アンダーグラウンド・ミニマル・シリーズ「SCHERMATE」5番!RICHIE HAWTIN、MODERN HEADSがサポート!これまでのリリースで最もDOPEな音を鳴らしてます。湿ったビートに渋いサンプリングがこっそり乗るA面と、DEEPなキックとイキそでイカないSEを散りばめたB面。ストロボが瞬く「あの時間帯」にぴったりなDEEP MINIMAL!(I)

8

NICK CURLY & MARKUS FIX

NICK CURLY & MARKUS FIX / 2 Years Cecille Records 2 Years Cecille Records CECILLE / JPN »COMMENT GET MUSIC
SIS、ANDOMAT 3000、ILARIO ALICANTEなどを擁し、モダン・ミニマルハウス・ムーブメントを牽引するマンハイムのCECILLEから、NICK CURLYとMURKUS FIXによるMIX CDが登場! レーベル設立2周年(まだそれぐらいなんですね!)を記念したリリースで、現在のフロアを彩るパーカッシブでディープ、そして弾けるようにグルーヴィーなミニマルハウスが凝縮!(S)

9

FRANK BRETSCHNEIDER

FRANK BRETSCHNEIDER Exp RASTER-NOTON / GER »COMMENT GET MUSIC
哲人・FRANK BRETSCHNEIDER、3年ぶりのNEWアルバムがRASTER-NOTONから! 全体が30秒~3分以内のショート・トラックの連続でシームレスに構成され、聴覚を刺激するパルス音、サインウェーブの波状攻撃に意識が覚醒させられる一大傑作! AUDIO CDとQUICK TIME MOVIE収録DATA CDの2枚組仕様!(S)

10

KABUTO & RYOSUKE

KABUTO & RYOSUKE Paste Of Time JPN / PASTEOFTIME »COMMENT GET MUSIC
自身のパーティ[LAIR]を中心に活動中のKABUTOと、[SO GUT!]で活動中のRYOSUKEによる2イン1のスプリット。パーティの臨場感とその時間帯にしかない空気感を詰込むべく、「午前2時」という最もハマる時間帯をテーマにしたKABUTO、そして「午前7時」のタフな時間帯の断片を切り取ったRYOSUKEのミックス!(Y)

CHART by JET SET 2010.05.03 - ele-king

Shop Chart


1

DJ NORI

DJ NORI JOURNEY »COMMENT GET MUSIC
Sleeping Bugzのミックス・シリーズ!第一弾のHikaru / Sunset Mile Stoneの余韻に浸る間もなく第二弾が登場!今回は大御所DJ Nori!

2

FLYING LOTUS

FLYING LOTUS COSMOGRAMMA »COMMENT GET MUSIC
US西海岸の怪物Flying Lotusが豪華ゲスト陣を迎えた歴史的傑作を完成!!Thom YorkeやLaura Darlington(Long Lost)、Dorian Conceptらも参加、漆黒の崩壊寸前グルーヴで冒頭から突っ走る脅威の17曲!

3

HEALTH

HEALTH DIE SLOW / BEFORE TIGERS »COMMENT GET MUSIC
な、なんとGold Pandaがリミックス。メランコリック・エレクトロニカ・ダンス・キラー!!当店人気の西海岸ノイズ・コア・バンドHealth。大傑作2nd.アルバム"Get Color"からのリミックス盤が登場!!とにかくGold Panda Remixが最高すぎですー!!

4

PRINS THOMAS

PRINS THOMAS MORFAR »COMMENT GET MUSIC
アルバムも大好評ロングセラー中、Prins Thomas早くも新シングル!!

5

BUDZILLUS

BUDZILLUS SHEMIAN - TAKSI TAKSI »COMMENT GET MUSIC
☆特大推薦☆バルカン・ビーツとキャバレー・ジャズをミニマル・リミックスっ!!モントリオール系スウィンギン・ミニマル絶対要注目レーベルからの第2弾リリースは、即戦力過ぎるスウィンギン&バルカン・ミニマル・リミキシーズ!!

6

GAVIN HERLIHY

GAVIN HERLIHY BACK BUMER EP »COMMENT GET MUSIC
Cadenza新作!!当レーベルからの前作"26 Miles"で注目されたベルリン在住のアイリッシュ・プロデューサー、Gavin Herlihyによる新作が登場!!

7

CARIBOU

CARIBOU SWIM »COMMENT GET MUSIC
話題沸騰中のサード・アルバム、US盤アナログ到着しました。一気にダンス化を果たした特大傑作!!爆裂最高★カナダの天才Dan SnaithことCaribouの4年ぶりのアルバム。Four Tet最新作と同じく、ダブステップやテック・ハウスを大胆に取り入れた2010年型エレクトロニカ・ポップの決定版!!

8

DAM MANTLE

DAM MANTLE GREY EP »COMMENT GET MUSIC
Gold Pandaに続く新世代エレクトロニカ新星!!超限定デビューEP、ちょっとだけ入りました。再入荷はありません。。。今すぐどうぞ!!

9

MISSING LINKX

MISSING LINKX GOT A MINUTE »COMMENT GET MUSIC
Philpot New!!Soulphictionによるニュー・プロジェクト!!限定ホワイト・ヴァイナルでの登場です。

10

BENNY BENASSI PRESENTS THE BIZ

BENNY BENASSI PRESENTS THE BIZ SATISFACTION (AFROJACK REMIX) »COMMENT GET MUSIC
永遠の特大アンセムをダーティ・ダッチ代表格Afrojackがリミックス!!☆特大推薦☆Laidback Luke & Diploの特大ボム"Hey!"直系の、B-MOREビーツが練りこまれたダーティ・ダッチ・キラーの誕生ですっ!!

CHART by JET SET 2010.04.27 - ele-king

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1

WOOLFY / DJ SPUN

WOOLFY / DJ SPUN WHATCHAWANNADO VOL.2 »COMMENT GET MUSIC
新興リエディット・レーベル"Whatchawannado"第2弾がヤバイんです!!Stone Throw配給によるエディット・シリーズ第2弾。本作では"Woolfy"と"DJ Spun"のニュー・ディスコ界のドンお二方をフック・アップ。これからの季節の重宝必至ですのでお見逃しなく。

2

ARSENAL

ARSENAL OUTSIDES »COMMENT GET MUSIC
またもやベルギーからの驚異。Cut CopyでDelphicな青春ダンス・ロック・キラーを超感動Remix!!当店注目のベルジャン・デュオArsenalによる、Cut CopyのムードとDelphicの高揚が襲うロマンティック・インディ・ダンス・キラー!!Compuphonic、Gui BorratoによるRemixも死ぬほど素晴らしい!!

3

CX KIDTRONIK

CX KIDTRONIK BLACK GIRL WHITE GIRL »COMMENT GET MUSIC
これはトンでもない!!キラー・アバンギャルド・ヒップホップ!昨年復活を果たしたAnti Pop Consortiumの元DJ、鬼才CX KiDTRONiKのピクチャー盤12"+CD仕様の限定盤がStones Throwからリリース!さらにC/WにはMF Doom a.k.a. King Geedorhaをフューチャー!

4

CYPRESS HILL

CYPRESS HILL RISE UP »COMMENT GET MUSIC
復活作にして最高傑作!「Cypress Hill」8thアルバム、遂に入荷です!!6年も待ったかいがあった・・・B-Real、Sen Dog、Dj Muggs、Eric Boboの4人が自らが持つ魅力をじっくりとビルド・アップし集約、余す所無く封じ込めた待望過ぎる8thアルバム堂々完成です!

5

DANNY THE DANCER PRESENTS OTO GELB

DANNY THE DANCER PRESENTS OTO GELB A DISCO CLASSIC »COMMENT GET MUSIC
Daniel Wangさんのリエディットはやはり他とは一味も二味も違います!!昨年の来日、そして今年の元旦の恵比寿ガーデンホールでもスピンしていたキラー・チューンが遂にアナログ・カット。これは最高です、買って下さい。

6

MIM SULEIMAN

MIM SULEIMAN NYULI »COMMENT GET MUSIC
先日のDommuneプレイも最高だったMaurice Fultonのプロデュース!!ザンジバル出身のシンガーMia Suleimanによる1st.アルバム『Tungi』からの先行カット。Maurice Fultonプロデュースによるグレイト・モダン・アフロ・ポップ!!

7

MAKOSSA & MEGABLAST / DISKOKAINE

MAKOSSA & MEGABLAST / DISKOKAINE CD TWELVE SAMPLER 1 OF 2 »COMMENT GET MUSIC
辺境ビーツ・ファンにも大推薦のレフトフィールド・トライバル・ディスコ傑作A1!!マンレコの人気シリーズ"Funk Mundial"への参加でもお馴染みMakossa & Megablastと、GommaのDiskokaineによる強力スプリットっ!!

8

FLYING LOTUS

FLYING LOTUS COSMOGRAMMA »COMMENT GET MUSIC
US西海岸の怪物Flying Lotusが豪華ゲスト陣を迎えた歴史的傑作を完成!!Thom YorkeやLaura Darlington(Long Lost)、Dorian Conceptらも参加、漆黒の崩壊寸前グルーヴで冒頭から突っ走る脅威の17トラックス+1(T18)!!

9

JEFF MILLS

JEFF MILLS THE DRUMMER PT.3 »COMMENT GET MUSIC
全世界で限定300枚という超限定シリーズ"The Drummers"の最終章がこちら!!Jeff氏自身も実は若い頃はドラマーだったという経緯から、自らがリズム・マシーンを用いて表現する本シリーズがいよいよ最終章となりました。自身が尊敬するという音楽史上重要なドラマー達の名前をタイトルに付けた入魂のDJツールです!!

10

V.A.

V.A. AFRO BALEARIC EP »COMMENT GET MUSIC
絶人気Sol Selectasシリーズ第10弾★今回はアフロです。メチャクチャ最高ですー!!前作のクンビアに続いて、今回はアフロ篇!!Radioheadをハイライフ風に仕立てたA-1、Bow Wow Wow"I want Candy"をトロピカル・ディスコにしたA-2がズバ抜けてます!!

interview with Gonjasufi - ele-king

 ラスヴェガスで暮らすヨガの先生がフライング・ロータスやその仲間たちと一緒にアルバムを作った――君はいったいどんな音楽を想像する?

 彼の名前はゴンジャスフィ(この名前の意味を、君はこの先のインタヴューで知ることになる。そう、素晴らしいその意味をね)、そして僕たちの多くは彼の歌をフライング・ロータスのセカンド・アルバム『ロスアンジェルス』に収録された"Testament"によって知しっている。フライング・ロータスはその歌を「時間を超越した、驚くべき汚物である」と表現しているが、聴けばわかるように、それはたしかにソウルフルだがまるで亡霊の声のようでもある。


Gonjasufi
A Sufi & A Killer

Warp / Beat

Amazon

 この度〈ワープ〉からリリースされるゴンジャスフィのデビュー・アルバム『ア・スーフィ&ア・キラー(A Sufi & A Killer)』が話題だ。『ガーディアン』は発売前から「今年何回も繰り返し聴くであろうアルバム」と賞賛し、あるいはまたゴンジャスフィを「電子のヘンドリックス」として再三にわたって紹介している。〈ストーンズ・スロウ〉以降におけるポスト・ヒップホップの音の冒険、〈ワープ〉におけるIDMの実験、この両者のおそるべきドラッギーな結合によって生まれらこの音楽は、さまざまな文化の衝突(イスラム教、トルコ、インド、ブルース、レゲエ等々)という文脈からTV・オン・ザ・レイディオやM.I.A.などとも比肩されている。が、そのどれとも違っている。西海岸のBボーイたちの実験とアシッド・ロックとの接続は、ヨガとイスラム教のスーフィという管を通して......とにかく世にも奇妙なサイケデリック・サウンドを創出したのである。

最初にのめり込んだのは、アイス・キューブやトゥー・ショートなんかの90年代の西海岸ヒップホップだったよ。ラップに誠実さや愛を感じて、すごく魅了されたんだ。

普段はヨガの先生をしているってホントですか?

ゴンジャスフィ:そうだよ、期間でいうと1年で半年間くらいは教えているんだけど、いまはちょうどこれから自分の修行にまた戻ろうかなと思ってる。すごく好きなんだ。

アルバムの話の前に、あなたのプロフィールについて教えてください。生まれはサンディエゴですよね。メキシコ人の母とエチオピア人の父のあいだに生まれている。あってますか? 

ゴンジャスフィ:あってるよ。

ご両親からの影響について教えてください。

ゴンジャスフィ:父はマイルズとかジャズをよく聴いていて、母はスペインやメキシコのラヴ・ソングをよく聴いていて、ふたりからの音楽的影響はとても大きいよ。

どんな10代を過ごされたのですか?

ゴンジャスフィ:学校に行って、普通にスポーツとかもしていたんだけど、マリファナを吸い出してから音楽の世界へ完全にのめり込んだね。そこから完全に音楽が人生の中心になっていったよ。

あなたの音楽との出会いについて教えてください。どんな音楽が好きになって、そしてどういう経緯で歌い、演奏し、音楽制作をするようになったのか?

ゴンジャスフィ:いろいろ音楽は聴いていたけど、最初にのめり込んだのは、アイス・キューブやトゥー・ショートなんかの90年代の西海岸ヒップホップだったよ。ラップに誠実さや愛を感じて、すごく魅了されたんだ。そして彼らを聴くにつれて、自分のなかから表現したい音や歌が生まれてきて、それを制作するようになったんだ。いまはレコーディングの知識もつけたし、いろいろできる幅が増えてきたと思うよ。

とても素敵な声をしていますが、影響を受けたヴォーカリストはいますか?

ゴンジャスフィ:そうだね、高校にいたときにレゲエ・ムーヴメントがあって、ボブ・マーリーはよく聴いたよ。あとはもちろんジミ・ヘンドリックス。彼はつねにヒーローだ。いまも生きているアーティストでいえば、ベス・ギボンス、ジャック・ホワイト、トム・ヨークの3人かな。

『A Sufi & A Killer』ではいろんな音楽をやっていますね。ヒップホップ的なものだけではなく、"Sheep"のようなアシッド・フォーク調の曲もあるし、"She's Gone"みたいなビートルズ調の曲もある。"Suzie Q"みたいなハード・ロックもあるし、"Stardustin'"みたいなジミヘンみたいな曲もある。あなたにとっての音楽的アイデンティティとは何になるのでしょうか?

ゴンジャスフィ:うーん、もちろんさまざまな音楽に影響を受けてきたんだけど、ヒップホップ以外でいえばレゲエとロックが大きいと思う。1995年から2003年くらいまではすごいレゲエに魅了されていたし、それ以降、とくに最近はロックにはまっているよ。さっき挙げたトム・ヨークやジャック・ホワイトなんかのね。

あなたにとっての最大の音楽的ヒーローは? ジミ・ヘンドリックス?

ゴンジャスフィ:もちろん。ジミは世界いち最高にクレイジーなマザー・ファッカー野郎さ。

ちなみに20代はどのように過ごされていたのですか? マスターズ・オブ・ザ・ユニヴァース(Masters Of The Universe)というヒップホップ・クルーとして活動していたと聞きますが、音楽活動はずっと続けていたのですか?

ゴンジャスフィ:とにかくマリファナを吸いまくった。もうそればかりやっていたし、ドラッグからなにからすべてやり尽くしたね。活動としてはマスターズ・オブ・ザ・ユニヴァースのクルーとしてラップしたり、ビートを作って、CDを自主制作して、それを路上で売ってマリファナを買う足しにしていたよ。Orko(マスターズ・オブ・ザ・ユニヴァース)とThavius Beck(グローバル・フロウテイションズ)と一緒にベイ2に住んでいて、あいつらにMPCの使い方とかを教えてもらったんだ。その頃は、いろんな家のソファを転々としていて、そのときもずっとそのふたりとつるんでいたから本当にかけがえのない仲間だと思ってる。

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大学でイスラム教を学びはじめたのと、ムスリムの友人との出会いがきっかけでイスラミズムに興味を抱くようになった。定められたやり方で生きることに疑問を持ちはじめて、人生のより神秘的な側面に注目するようになっていった。

あなたの音楽に強いてジャンル名を付けるとしたら何になるのでしょうか?

ゴンジャスフィ:難しいな(......とても悩んで)、ロック、サーフ、ハードコア、それらのあいだとか。考えた事もないから全然思いつかない。

どういう経緯でメインフレイム(Mainframe)やザ・ガスランプ・キラー(The Gaslamp Killer)たちと出会ったのでしょうか? また、彼らと出会う以前からあなたはヒップホップ的な方法論に関心があって、それを用いて音楽を作っていたのですか? スマック(Sumach)名義でCDRで発表した作品というのはどんなものだったのでしょう?

ゴンジャスフィ:ザ・ガスランプ・キラーはサンディエゴでよくライヴをしていた箱でDJをしていたのと、よく行くレコード・ショップの店員だったから知るようになって、メインフレイムはMHEを通じて知ったんだ。実際フライング・ロータスとはそのふたりを通して出会ったんだよ。19歳の頃からヒップホップは作っていたし、マスターズ・オブ・ザ・ユニヴァースとしても活動していたから、もちろんふたりに会う前からヒップホップは作っていたよ。スマック名義で発表したのはすべてラップとヒップホップだしね。

ヒップホップにおいてあなたがもっとも影響を受けたのは誰ですか?

ゴンジャスフィ:うーん、そうだな(またとても悩んで)。やっぱり俺のクルー(Masters Of The Universe)かな。MPCなんかを教えてくれたのも彼らだし、一緒に生活したり、いろんなところで影響を受けたからね。

フライング・ロータスとはどんなところで意気投合したのですか? 音楽性? 

ゴンジャスフィ:まずザ・ガスランプ・キラーと俺が一緒にプレイしているのをフライング・ロータスが気に入ったんだ。そして彼がメインフレイムにビートを送って、メインフレイムが俺にそのビートを送ってきたんだよ。それに歌を乗っけてできたのが"Ancestor"なんだ。だから"Ancestor"を作った時点では彼とは会ってすらいなかったんだよ。ただ互いの音楽に対する愛や情熱が共鳴して繋がる事ができたと思っているよ。

〈ワープ〉のことは知っていましたか? そして、知っていたとするなら、どのような印象を持っていましたか?

ゴンジャスフィ:知っていたよ。サンディエゴの友人たちが〈ワープ〉のブロードキャストにはまっていたからね。印象としては、個人的にロゴがとにかくかっこいいと思ってたよ。ただまわりに比べたらそこまで〈ワープ〉にのめり込んではいなかったし、当時は〈ワープ〉の存在の巨大さにまったく気づいていなかった。あまりに巨大でナイーヴになることもあったよ。エイフェックス・ツインを聴きはじめたのも、ここ数年の話だしね。

おそらくあなたのコスモポリタン的な感覚から、たまにTV・オン・ザ・レイディオと比較されていますが、彼らの音楽は聴いていますか?

ゴンジャスフィ:全然聴かないな。あまり興味が沸かないからね。いまは最初に挙げたトム・ヨークなんかのほうに傾倒しているのもあるし、彼らを聴くと何か救われる気持ちになるんだ。TV・オン・ザ・レイディオからはそういった気持ちが生まれないし、クソにしか聴こえないよ。

M.I.A.は?

ゴンジャスフィ:聴かない。"Paper Plane"は聴いたけど、アルバムとして聴いたことはないよ。

イスラム教、とくにスーフィとの出会いについて教えてください。

ゴンジャスフィ:サンディエゴの大学でイスラム教を学びはじめたのと、ムスリムの友人との出会いがきっかけでイスラミズムに興味を抱くようになった。それと同時に、なにか箱のようなもののなかに収まって、定められたやり方で生きることに疑問を持ちはじめて、人生のより神秘的な側面に注目するようになっていったんだ。

名義をスマックからゴンジャスフィに変えたのも関係がありますか?

ゴンジャスフィ:その友人がスーフィズムに入ってったこともあって、スーフィズムに本当に心を魅了されたんだ。まさにハマったとも言えるよ。そのときも葉っぱをよく吸っていたし。それで名前をゴンジャスフィ(注:ガンジャ+スーフィ)に変えたんだ。

スーフィは今回のアルバム『A Sufi & A Killer』においてもタイトルになるほど重要な要素だと思いますが、スーフィというのはあなたのこれまでの人生のなかでどのようなものなのでしょうか? 

ゴンジャスフィ:自分を変革し、啓蒙してくれるものだよ。スーフィと出会って、さまざまなものが内面から溢れでたとも言える。

スーフィの神秘主義はあなたの音楽にどのような影響を与えましたか?

ゴンジャスフィ:直接的に音楽的に影響を与えたというよりも、自分を何か枠の外へと導いてくれたと思っているんだ。例えばメディア、学校、神もそうだけど人びとが閉じ込められるようなその枠の外へと連れ出す感じさ。

具体的に修行をされたのですか?

ゴンジャスフィ:そうだね、いちばんの修行はヨガをすることだよ。2004年くらいから友人を通じてはじめたんだけど、俺に取ってはヨガもスーフィも同じなんだ。ヨガがいつも、「自分が誰か」、「自分とは何か」を教えてくれるんだ。感情をコントロールすること、怒りやネガティヴな感情を昇華することをヨガを通して学んでいるよ。

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まずこの曲は警察について歌った曲なんだ。たったいま俺はカリフォルニアへ行く途中で車を止めて、このインタヴューをしているんだけど、このあいだ(約50分)に俺は5回も警察に職務質問されているんだ。

あなたの音楽における政治性について話してもらえますか?

ゴンジャスフィ:うーん、政治は大嫌いだし、政治にはいっさい関わりたくないと思っている。アメリカではつねに政治は偽善で、ハリウッドのような腐ったシーンも生み出している。それには常に反抗していたいと思っているよ。 

『A Sufi & A Killer』の"A Killer"というのは誰のことを指しているのですか?

ゴンジャスフィ:それはバランスを表しているんだ。誰もが内に持つ二面性。それをこのタイトルで表しているんだよ。だからSufiがKillerでもあるし、KillerがSufiでもあるんだよ。裏返しているだけで本質は同じものさ。

アルバムの1曲目の"(Bharatanatyam)"はスーフィの音楽なんですよね?

ゴンジャスフィ:そうだよ。魂や祖先に対する敬意を払う意味を込めたスーフィのダンス・ミュージックなんだ。

シングルカットされた"Kowboyz & Indians"は何にインスパイアされた曲なんでしょうか?

ゴンジャスフィ:そうだね、何にインスパイアされたかなー。もちろんインドには影響を受けてるよ。ここで歌っていることは、ジョン・ウェインなんかに代表されるハリウッドで作られたカウボーイ・イメージを捨てろってこと、そして本物のカウボーイはヒマラヤ山脈を、牛を引いて歩く小さな少年なんだってことなんだ。これもさっき話したメディアの枠の外へ飛び出すことだから、ヨガやスーフィにインスパイアされたともいえるね。

"Klowds"は何の音楽からの影響なんでしょうか? インド音楽ですか?

ゴンジャスフィ:もちろんインド音楽から影響を受けているし、このサンプルはトルコのサイケバンドをザ・ガスランプ・キラーがリ・エディットしたものなんだ。インド音楽はラビ・シャンカールのような古典も聴くし、ボリウッドのような大衆音楽も聴くよ。

収録曲がだいたい2~3分ですが、これには理由がありますか? 

ゴンジャスフィ:とくに理由はないよ。編集したのはザ・ガスランプ・キラー、フライング・ロータス、メインフレイムだしね。

最後の曲"Made"が終わったあとに隠しトラックがありますが、どのような理由からなんですか?

ゴンジャスフィ:まずこの曲は警察について歌った曲なんだ。たったいま俺はカリフォルニアへ行く途中で車を止めて、このインタヴューをしているんだけど、このあいだ(約50分)に俺は5回も警察に職務質問されているんだ。これはそういった腐った奴らに対して歌った歌なんだよ。ボーナス・トラックのつもりで置いたから曲間に空白が入っているんだ。

最後に日本のリスナーにメッセージをお願いします。

ゴンジャスフィ:これはすごい難しいなー。本当に日本の文化に心から感動しているし、尊敬しているんだ。初めてのインター・ナショナル・ショーとして日本に行ったときも、いろんなところで愛を感じながら日本の文化の美しさに魅了されたんだよ。ひとりひとりが互いを尊敬して敬意を払うところや謙虚なところとかね。日本から2年前にアメリカに帰って来たときには、アメリカの仲間にとにかく日本の素晴らしさを伝えたよ。だから日本のファンに伝えるとすれば、これからも俺の手本でいてくれってことかな。かなうものなら心から再来日を果たしたいと思ってる。前にライヴしたときは俺が何をするか全然わからなかっただろうけど、いまはこうしてレコードも多く出てるから、より理解してもらえると思うからさ。もし叶うなら本当に名誉なことだと思うよ。ついでにいまアナログなテープ・マシーンも探してるから、もし誰か持ってる人がいたら連絡して欲しいな!

 

Jose James - ele-king

 ホセ・ジェムスに関して最初に驚いたのは、2009年のムーディーマンのアルバム『アナザ・ブラック・サンデー』で歌っていたことだ。世界は思っているよりも窮屈ではない。小さな島宇宙を喜んでいるのは......(以下、面倒だから省略)......いや、こうした自主規制がよくないのだろう。それが結局のところ、街で遊ぶことと引き替えに、インテリアに囲まれながら誰にも傷つけられることのない空間を無数に作らせているってわけだ。こうした文化状況がどんな人間にとってもっとも都合が良いのかわかっているのだろうか......。

 で、そう、2008年にホセ・ジェイムスがファースト・アルバム『ザ・ドリーマー』を発表したときによく引き合いにだされたのが、アシッド・ジャズの時代に再評価されたジャズ・シンガー、レオン・トーマスである。『ザ・ドリーマー』は、トーマスに代表される昔のメロウ・ジャズのフィーリングを継承しつつ、ディアンジェロのようなモダンR&Bのエッセンを加えて作られたアルバムだった。それは本当に良くできたメロウ・ジャズで、しかもディアンジェロよりもずいぶんとこざっぱりしている。ローランド・カークのゴルペリーな"スプリット・アップ・アバヴ"のカヴァーにもそれがよく表れていた。ピアノはさえずり、ブルース調のベースはうなる。そして彼のソフトな声は滑らかに伸びていく。多くの識者が言うようにそれはたしかに一流なのだろう。が、その一流が、ムーディーマンのゲットー・ソウルと結ぶつくとは思えなかった。

 そればかりか、2年ぶりのセカンド・アルバム『ブラックマジック』ではベンガの曲のカヴァーまで披露している。そう、あまたのダブステッパーのなかでもいまをときめくスターDJのベンガの曲を......である。そしてまあ、ご存じのようにスティーヴン・エリソン――フライング・ロータスの名前で知られる、目下、ジェイ・ディラ以降におけるトップ・プロデューサーとアルバム中の3曲を共作している。いまのトレンドをベタに押さえた組み合わせと言ってまえばそれまでだが、しかし僕のようなリスナーはそれがゆえに「おや?」と興味を示してしまうのだ(逆に言えばそれだけ現在においてダブステップとフライング・ロータスは脅威なのだろう)。日本人のDJ、ミツ・ザ・ビーツも1曲提供している。

 こうしたメンツを考えれば、前作以上にモダンなクラブ・サウンドになるのだろうと思われるかもしれない。前半に関してはそうとも言えるが、大雑把に言えば、ジェイムスのR&Bテイストを加味したメロウ・ジャズは変わらないと言えばそう変わらない......実際、ベンガのカヴァー曲"ウォリアー"やエリソンがトラックを提供した"メイド・フォー・ラヴ"のような野心的な曲もアルバム全体から見れば、言葉は悪いがオマケのようなものだ。"ウォリアー"でもピアノは軽やかに踊り、"メイド・フォー・ラヴ"ではジェイムスのR&Bが展開される。ムーディーマンとの共作"デトロイト・ラヴレター"も、言われなければそれが彼のトラックだとは気がつかないだろう。『アナザ・ブラック・サンデー』の"デザイヤー"で見せたルーズなエロティシズムとは打って変わって、ジェイムスはその曲で清楚なソウルをロマンティックに歌い上げる。エリソンのトラックによるタイトル・ナンバーである"ブラックマジック"はアルバムを象徴しているかもしれない。要するにどこか別の場所に向かうと言うのではなく、『ブラックマジック』はそれがアコースティック・ジャズだろうと打ち込みだろうと、気がつけばメロウ・バラードな響きに帰ってくるのである。アルバムの統一性はほとんどまったく崩れない。

 が、しかし......、ちなみに先行シングル「ブラックマジック」ではふたりのダブステッパー、ジョイ・オービソンとアントールドをリミキサーとして起用している。オービソンにしてもアントールドにしても、ちょっと意外だった。どちらもテッキーな響きに特徴を持つ、昨年から人気急上昇のプロデューサーである。そしてつまり、こうした事態がまた起きている。まるで90年代初頭のような。......世界は思っているよりも窮屈ではないかもしれない。

CHART by JET SET 2010.03.18 - ele-king

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1

UNKNOWN ARTIST

UNKNOWN ARTIST WOMAN OF CANDY »COMMENT GET MUSIC
出た!!話題のInternational Feelからド最高な謎リエディット物登場!!先日のHarvey pres. Rocussolusの瞬殺振りも凄まじいものがあったInternational Feelから"I'm Not In Love"ネタに続くリエディット物第2弾!!

2

GONJASUFI

GONJASUFI A SUFI & A KILLER »COMMENT GET MUSIC
新世代ビート通過後のフリークアウト・メロウ・ソウル衝撃の傑作!!西海岸ビート・シーンから登場した謎のシンガー/トラックメイカー、Gonjasufiの1st.アルバム!!Flying LotusとGonzalesが正面衝突したような驚異のニュー・サウンド。とにかく聴いて下さい!!

3

DJ ASPARAGUS

DJ ASPARAGUS EP#1 -WAN'CHA »COMMENT GET MUSIC
Ur Daddy Loves Uが(B面込みで!)喝采(?)を浴びた新鋭、DJ Asparagusの第2弾リリース!今回も、Wipe The Needleとの"Ur Daddy Loves U"(Gil Scott-Heronの同名曲のRe-Edit)の流れを汲んだ"I Wan'Cha"、Erro"Don't Change"を文字通りファンキーに料理したB/W"Funk For Me"と、今回も両面イケます!

4

DONAEORIOT MUSIC

DONAEORIOT MUSIC »COMMENT GET MUSIC
大推薦☆D'N'Bを呑み込んだ進化形UKファンキー・ボムをSkreamがリミックス!!"Party Hard"の特大ヒットも記憶に新しいUKガラージュ・プロデューサー/シンガーDonaeoを、SkreamがD'N'Bリミックスした特大アンセムがこちらっ!!

5

V.A.

V.A. IN A CLOUD - NEW SOUNDS FROM SAN FRANCISCO »COMMENT GET MUSIC
これは素晴らしい。サン・フランシスコのインディ・シーンをパックした超グレイト・コンピ!!サン・フランシスコで活動する14アーティストの未発表曲を収録。アナログ・リリースのみの限定500枚。ロウファイ~ガレージ~フォークを中心に素敵な曲がめいっぱい入ってます。ジャケもグレイトです!!

6

RUSKO

RUSKO WOO BOOST »COMMENT GET MUSIC
ダブステップ史を塗り替えた天才がDiploのMad Decentから初登場!!■'10年度ベスト候補■流石のDiplo。先物データDJたちの間ではお馴染みの強力新鋭ばかりを起用した超強力リミックス12"へと仕上がりましたっ!!

7

V.A

V.A CECILLE ITALY »COMMENT GET MUSIC
人気のCecilleからの興味深い企画コンピが登場!!ミニマルハウス・シーンの最前線を走るCecilleが注目するイタリアン・プロデューサー達を一挙に紹介するコンセプト・コンピレーション!!!

8

QATJA S

QATJA S KROM EP »COMMENT GET MUSIC
☆大推薦☆これが当ジャンル'10年の一推しサウンド=フレンチ・テックだ!!当店お馴染みのベルジャン・ジャンパーDr. Rudeとのコラボ12"もリリースしているフレンチ・テック・マスターQatja Sによる特大傑作がこちら!!

9

D.I.T.

D.I.T. LONG GONE (PRINS THOMAS EDIT) »COMMENT GET MUSIC
コロラド発の幻のマイナー・ソウル/ファンク・バンド音源の正規再発!!Still Musicの再発専科Past Dueから、Alex From Tokyo、Rondenionによるリエディットも含めて'07年に再発された"Let's Start Dancin"に続く第2弾。

10

REZKAR

REZKAR ABOVE THE CLOUDS »COMMENT GET MUSIC
南アフリカからのグッド・ディープ・ハウスをJohn Dalyがリミックス。The Revenge、Dixon、Ame、Tim Sweeney、Jacques Renault、D'Julz、Michael Reinboth、Sasse、Lexxと多くのサポートが集まる話題作!!

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1

LEONID

LEONID Deepentertained STATIK ENTERTAINMENT / GER / »COMMENT GET MUSIC
ECHOSPACE、ECHOCORD、ORNAMENTSなどの著名レーベルがヨーロッパを震わすELECTRIC DUBの世界。'94年から運営されている老舗レーベルからセレクト、若手のLEONID(SISTRUM)が"アナログ"でMIXした作品。丁寧に構成を意識した流れで、初めから終りまで一貫して保たれた世界観は、上質のエレクトリック・ミュージックで味わえる安らぎを与えてくれます。

2

GLIMPSE

GLIMPSE Music:03 FOUR:TWENTY / JPN / »COMMENT GET MUSIC
「% BLACK」シリーズで鮮烈に登場、その後も素晴らしい作品をリリースしてきた彼らの新作MIX CDは、FOUR:TWENTY音源のコンピレーション!! "DE9以降"とも呼べる、27トラックをEDIT、1枚にまとめた秀作です。8つに分けられたパートそれぞれに、核となるトラックを配置し、メロウさとGROOVE感の両立に成功!!! MIX MAGの月刊アルバム賞にもセレクト!!!

3

JESPER DAHLBACK

JESPER DAHLBACK What Is The Time Mr Templar? P&D / FRA / »COMMENT GET MUSIC
来日DJがヘビースピンしたことで、日本でも一気に火がついたDEEP HOUSE CLASSICが遂に再発!! スウェーデンのSVEKが97年にリリースした"WHAT IS THE TIME..."!!! ミステリアスなフレーズと低音が利いたシンプルなグルーヴは、まだまだ現役。SVEKカタログの中でもBJORN TORSKEと共に高い人気をキープ、この機会を逃すべからず!

4

CINDERFELLA LTD

CINDERFELLA LTD Ephemeris EP A:RPIA:R / ROM / »COMMENT GET MUSIC
THOMAS MELCHIOR変名!!! 東欧ルーマニアからの新鋭レーベル「a:rpia:r」からCADENZA、PERLONなどのトップレーベルから作品を発表してきたMELCHIOR PRODUCTIONでもおなじみの彼。勿論VILLALOBOSもPLAY、緻密なプログラミングとクラブで絶大な威力を発揮する低音のグルーヴは必聴!!

5

LUCIANO

LUCIANO Etudes Electroniques CADENZA / SUI / »COMMENT GET MUSIC
2007年にCADENZAよりリリースされたLUCIANOのWパックが再入荷!!! この時期のCADENZAのレーベルカラーとも言える、ミニマムなビートと透明感のある音色を多様、レコードの溝いっぱいを使った尺の長いアブストラクト・トラックを4曲収録。TOPレーベルの名に相応しい世界観は間違いなく極上であります。未CDですので、是非ゲッツ!です。

6

MIRKO LOKO

MIRKO LOKO Seventynine Remixes CADENZA / GER / »COMMENT GET MUSIC
マストバイ!!!! CARL CRAIG & RICARDO VILLALOBOS の黄金コンビ再び!!! 2009年にCADENZAよりリリースされた絶品アルバムよりのREMIX 12inchカット!!! 特にCARL CRAIG REMIXがトップクオリティの仕事っぷり!! 抑揚を利かせたコンガと、CRAIGらしいBIGなメロディーワークが相まって、クライマックス感を演出する長尺トラック!!!

7

COBBLESTONE JAZZ

COBBLESTONE JAZZ Chance EP WAGON REPAIR / CAN / »COMMENT GET MUSIC
まもなくリリースされる2NDアルバムからの12inchカット!! やはり、MATHEW JONSONのメインプロジェクトだけあり、やはりずば抜けたGROOVEを見せ付けてくれます!!! モダンでアダルトなJAZZっぽさとフロアでも通用するミニマルなうねり。迷わずゲット。

8

RADIQ

RADIQ Mo' Roots PHILPOT / GER / »COMMENT GET MUSIC
FUMIYA TANAKAからも絶大な信頼を得、OP.DISCの主宰でもあるベテラン・プロデューサー半野喜弘のメインプロジェクト・RADIQが、いま注目のPHIPOTから!!! フェンダーローズ、カッティング・ギター、オルガンを巧みに混ぜ合わせて、大人の雰囲気を漂わせる、ブラックグルーヴを発生させている絶品ヴァイナル。

9

LOUIE VEGA

LOUIE VEGA 10 Years Of Soul Heaven MINISTRY OF SOUND / UK / »COMMENT GET MUSIC
ダニー、ケリチャン、オスンラデも賛辞のコメントを寄せる中、10周年を迎えたSOUL HEAVENの記念盤はルイヴェガによる豪華三枚組。Disc 1ではテクノへのアプローチを感じさせる硬質なセット、Disc 2では彼らしいソウルフルなハウスミックス、Disc 3では火照った体を心地よく揺らしながら冷ますアンミックスド。満足度は5/5!!!

10

JOSE JAMES

JOSE JAMES Blackmagic EP BROWNSWOOD / UK / »COMMENT GET MUSIC
濡れ濡れのシルキーヴォイスにマッチした4強プロデューサー(Flying Lotus、Moodymann、DJ Mitsu The Beats、Taylor McFerrin)によるトラック。きっと10年経ってもいろんな文脈で引っ張り出されるであろう完璧な1枚。まずは試聴を!

CHART by JET SET 2010.02.25 - ele-king

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1

HARVEY PRESENTS LOCUSSOLUS

HARVEY PRESENTS LOCUSSOLUS GUNSHIP / LITTLE BOOTS »COMMENT GET MUSIC
DJ Harvey新ソロ・プロジェクトが遂に始動!!今春の久々の再来日も既に話題沸騰、今や世界一影響力のあるDJ、HarveyによるMap of Africa以来となるオリジナル楽曲リリース!!

2

JOSE JAMES

JOSE JAMES BLACKMAGIC EP »COMMENT GET MUSIC
何故に全世界500枚限定プレス!?絶対少な過ぎるでしょうGilesさん・・・。Flying LotusによるA1、MoodymannのA2、7"が即完売だったMitsu the BeatsのB1、Taylor McFerrinによるB2の計4曲を収録!

3

EDDIE C

EDDIE C BETWEEN NOW AND THEN »COMMENT GET MUSIC
カナダの期待の才能が早くもMule Musiq系列Endless Flightからリリース。 Mark E、The Revengeに続く期待のポスト・ビートダウン・ニューカマーEdward Currellyによるソロ・リリース第4弾。

4

LAST ELECTRO-ACOUSTIC SPACE JAZZ & PERCUSSION ENSEMBLE (YESTERDAYS NEW QUINTET)

LAST ELECTRO-ACOUSTIC SPACE JAZZ & PERCUSSION ENSEMBLE MILES AWAY »COMMENT GET MUSIC
天才MadlibによるY.N.Q.別名義ジャズ・プロジェクト、初の公式アルバムが登場です!!【名盤誕生】Miles Davisにインスパイアされた次世代スピリチュアル・ジャズの極み。これまでの活動の統括しつつネクスト・レヴェルへの幕開けを告げる、彼の最高傑作!

5

CHARLIE ALEX MARCH

CHARLIE ALEX MARCH HOME/HIDDEN »COMMENT GET MUSIC
Metronomy~Your Twentiesを繋ぐインディ・シンセ・ジーニアス。遂にアルバム完成です!!素晴らしすぎます!!Your Twenties初期メンバーでもあった鬼才Charlie Alex March、待望の1st.アルバム。予想以上に甘く美しいインディ・シンセ・ワールドには言葉がありません!!

6

DR. RUDE

DR. RUDE ALBUM SAMPLER 1 »COMMENT GET MUSIC
衝撃のN.E.R.D.ネタも飛び出すダーティ・ベルジャン・ジャンプ傑作リミキシーズ!!当店激プッシュ中のベルジャン・ジャンプ・シーン。代表格レーベルZooから、看板クリエイターDr. Rudeによる仕掛けと反則満載のリミックス12"が登場!!

7

V.A.

V.A. K2 EDITS EPISODE ONE »COMMENT GET MUSIC
Karizumaの覆面プロジェクト、K2による作品が初のCD化!2009年7月にリリースされた「A MIND OF IT'S OWN V2.0 - THE UPGRADE」が大好評だったKarizmaとは一味違う魅力が味わえる究極の一品。

8

MIRKO LOKO

MIRKO LOKO SEVENTYNINE / CARL CRAIG,VILLALOBOS »COMMENT GET MUSIC
買って損はさせません、話題作到着!!Carl CraigそしてRicardo Villalobosと現在のテクノ・シーンに於ける2大巨匠がリミックスを担当した超話題作!!

9

FANTASTIC MR FOX

FANTASTIC MR FOX SKETCHES EP »COMMENT GET MUSIC
☆大推薦☆箱庭キュートな卓上チャーミング・ダブステップ/UKガラージュ傑作Wパック!!LV "Don't Judge"でのリミックスも素晴らしかった新鋭が、スコティッシュ新星Loops Hauntのリリースでも話題の名門Black Acreから再登場リリース!!

10

RAINER WEICHHOLD

RAINER WEICHHOLD FLASHMOOBING »COMMENT GET MUSIC
ストリングスのメロディーが螺旋を描く強力なモダン・ミニマルハウス!!Great StuffのA&Rとしても活躍するRainer Weichholdによる新作!! Chloeを筆頭にSebastien Leger、 Oxia, DJ Madskillzらがプレイ、サポート!!
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