「ele-king」と一致するもの

 さあ、いよいよ今週末! 「何気にいいメンツでしょう」でお馴染み、〈ANTI GEEK HEROES vol.2 -CASUALS UTOPIA-〉! Seiho、LUVRAW & BTB (Pan Pacific Playa)、カタコトという、フロンティアをカオッシーに盛り上げるアーティストたちを一気にコンパクトに楽しめる宵。
 さらに、あの“Pool”(THE OTOGIBANASHI'S)で脚光を浴びたアンファン・テリブル、あらべえもDJとして参加決定! ようやく大学生となり、ライヴ活動もはじめたてという初々しい彼は、“Pool”のあとどのような成長を遂げているのだろうか……。今回はライヴではないが、その動向をうかがう上では興味深い出演だ。
 場所はTHREE。至近距離で目撃しよう!

THE OTOGIBANASHI'Sの存在を知らしめるきっかけとなった“Pool”……。そのトラックを手がけたことで知られる、若干19歳のトラックメイカー、あらべえがDJとして参加します。
また、カタコトは前回とは趣向の異なるライヴを行う他、限定グッズの販売もあるかも……!?
前売りまだありますので、ぜひぜひチェックよろしくお願いします!

■ele-king presents
"ANTI GEEK HEROES vol.2 -CASUALS UTOPIA-"

日時:10.27 (sun)
場所:下北沢 THREE
OPEN 18:30 / START 19:00
ADV 2,300 yen / DOOR 2,800 yen
(+ drink fee)

LIVE: Seiho / LUVRAW & BTB / カタコト
DJ: あらべえ

*公演の前売りチケット予約は希望公演前日までevent@ele-king.netでも受け付けております。お名前・電話番号・希望枚数をお知らせください。当日、会場受付にてご精算/ご入場とさせていただきます。

INFO: THREE 03-5486-8804 https://www.toos.co.jp/3


「いまさらきけないSEAPUNK & Vaporwave」 - ele-king

 ソーシャルTV局こと2.5Dと『ele-king』が、音楽好きなベッドルーマーたちへ贈る季刊音楽情報&トーク番組、「10代からのエレキング!」が今週金曜2.5Dに登場!
 その名のとおりヤングな皆さんとともに、気になるアーティスト、気になる作品、気になるシーンについて考える番組です。DJタイムを楽しみながら、『ele-king』を片手に、さまざまなゲストやライター陣とお話しましょう。

 第一回目のテーマは、熟読ele-king! 「いまさらきけないSEAPUNK & Vaporwave」ゲストに〈maltine records〉主宰tomad氏と、Hi-Hi-Whoopeeの管理人ことハイハイさんを迎え、新刊『ele-king vol.11』の特集記事を解きほぐす座談会です。特集の焦点となる「SEAPUNK」や「Vaporwave」というキーワードをわかりやすく解説しながら、この謎多きインディ・ムーヴメントについて探っていきましょう。

 今回は、ゲストを含めた真剣Vapor世代がしゃべり場スタイルで激討論! みなさん、どうぞツイッターなどでツッコミいれてやってくださいね! 

 また、redocompass、tomad両氏によるDJタイムもお聴き逃しなく! DJを挟む前後半2部スタイルで、夏期~秋期話題盤をめぐる話題とテーマ・トークをじっくりとお楽しみください。

2.5Dはこちらから■ 


■ele-king×2.5D「10代からのエレキング!」

出演:
中村義響、 竹内正太郎、 斎藤辰也、 橋元優歩、 ちゃんもも◎、 redcompass、 tomad、 ハイハイさん(スカイプ出演)
内容:TALK&DJ
時間:OPEN 19:30 /START 20:00/END 23:00
観覧料:¥1,500
場所:2.5D(PARCO part1 6F)
配信URL:https://2-5-d.jp/livestream/

DJ
redcompass、tomad

第一部
「シーズン&トレンド」
出演:中村義響、redcompass、ハイハイさん
司会:橋元優歩
春期~夏期リリースの重要作を、スピーカー1人1枚全力レヴュー。そのなかからトピックを抽出してクロストーク!

第二部
「いまさらきけないSEAPUNK & Vaporwave」
出演:竹内正太郎、斎藤辰也、ちゃんもも◎、redcompass、tomad
司会:橋元優歩、中村義響
しゃべり場スタイルで激討論!

※放送内容は予定です


Julianna Barwick - ele-king

「エイフェックス・ツインも『ミュージック・フォー・エアポート』も好き。でも、だからといってアンビエント・ミュージックのファンというわけではないの」「わたしはヴォーカル・ミュージックが好き。ドレイクをとてもよく聴くって言ったら、みんな驚くんじゃないかしら」(参照 https://pitchfork.com/features/update/9182-julianna-barwick/

 ジュリアナ・バーウィックの音の背景には、もちろんさまざまな音楽の系譜と歴史が連なっているが、そんなことはこの「ヴォーカル・ミュージックが好き」の一言のもとにすべて溶け合わされてしまう。2006年のデビュー作から、一貫して自身の声とループ・ペダルのみで曲を生むというミニマルなスタイルを崩さない彼女は、人の声というものの持つ情報量に対して並ならぬ感度を持っているのだろう。ひょっとすると、会話などよりも、声やその波長からのほうがより正確に相手のことを理解できるのかもしれない。「ヴォーカル・ミュージック」とはおそらく彼女にとって人そのものであり、感情そのもの。その一点で、彼女のなかにジャンルの概念はほとんど意味をなしていない(とはいえ、一方でジャンルの概念の必要性を理解し、そうした自身の性質を対象化してもいるところが彼女のクールなところなのだが)。

 よって、声が好きといっても、バーウィックの音楽は声をフェティッシュに彫琢したりするものではない。声は素材ではなく、声になったときにすでに完成しているものだ、という思いがあるのではないだろうか。それは、ある感情が身体を離れるときの副産物とも言えるかもしれない。痛みにああと声を上げるとき、感動にああと声を漏らすとき、感情にはやっと出口が与えられる。もし声がなかったら、その気持ちをたえることができるだろうか。声は感情の分身であり、バーウィックはその出口が与えられた分身が飛んでゆくべき場所を指し示してやるだけ。彼女の作品において、音はそのように音楽になる。

 『サングイン』『フロライン』『ザ・マジック・プレイス』、2枚の美しいアルバムとEPのあとには、イクエ・モリとの『ジュリアナ・バーウィック&イクエ・モリ』とヘラド・ネグロとの『ビリーヴ・ユー・ミー』(オンブル名義)が続いた。前者は〈リヴェンジ〉の実験的なコラボ・プロジェクト・シリーズの一作として、後者は〈アスマティック・キティ〉からのパーソナルでカジュアルな歌ものプロジェクトとしてリリースされたが、こうした関わりのなかで、バーウィックは彼女のなかの実験音楽的な側面と歌うたいとしての側面を自然なかたちで伸ばしていった。小節線のないスタイルがバーウィックの曲のひとつの特徴だが、今作には、“ワン・ハーフ”のような歌曲としての拍子とフレーズを持ったトラックに存在感がある。“ルック・イントゥ・ユア・オウン・マインド”など、ピアノを含めた弦楽器がフィーチャーされている曲も増えた。

 とくにこのトラックにおいて増幅されたバスが果たす役割は大きい。オーヴァー・コンプ気味な音像は、大きくて黒い影のように、天をゆくコーラスに地を与え、重力を与えている。“ピリック”でもピアノとコントラバスによって重みが加えられており、バーウィックにはめずらしく、それらの旋律によって声たちに方向づけと色づけがなされている。鳥の群れを先導する鯨、といった印象。ふわふわと和音をなす声の層は、今作では翳りと重力によって、地面の影響を受けている。光ばかりだった彼女の音楽には、地面と海と風が与えられた。創世だ。
アルバム・タイトルともなっているネーペンテースとはウツボカズラのこと。古代ギリシャ人はこれを悲しみや苦痛を忘れさせる薬になると考えたという。なるほど、筆者が翳りと感じたものはこの悲しみや苦痛にあたるのだろう。しかし、この音楽を痛みを忘れるための麻薬や麻酔であるとは考えられない。いずれ癒えるべくして癒える痛みに寄り添い、暗がりから視界がひらけるところを示そうとしてくれる音だと筆者には感じられる。ここではないどこかや、あるいはあの世などに救いがあるのではない――今作に与えられた地面や海は今生の景色であり、現実のいろかたちをしており、バーウィックのささやかな創世はそのことを力強く、しかしやさしく示してくれる。“ザ・ハービンガー”のようなベタが『ネーペンテース』においてはあまりに心の琴線を揺さぶる。

 どうしよう、ポエムになってしまった。彼女については3つレヴューを書き、『ele-king vol.6』においてインタヴューも行っているので、こんな回もあることを許してください。ぜひそちらもご参照のほど。

interview with Jun Miyake - ele-king


三宅純
Lost Memory Theatre act-1

Pヴァイン

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 三宅純はインターナショナルに活動しているパリ在住の日本人作曲家である。わりと最近では、2009年の寺山修司版『中国の不思議な役人』の音楽を担当して国内外で話題になった。昨年は、ドイツの高名な舞踏家、ピナ・バウシュを描いたヴィム・ベンダースの映画『Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』にも楽曲を提供しているが、映像や彼女のパフォーマンスもさることながら、その音楽も国内外で賞賛されている(そういえば、1996年の大友克洋の『MEMORIES』にもフィーチャーされています)。
 近年欧米では、賛辞の意を込めて、現代のクルト・ワイル、新時代のギル・エヴァンス、未来のバート・バカラック……などと喩えられているが、こうした表現が正しいか否かはさておき、それが多彩な音楽(ジャズ、ボサノヴァ、エレクトロニカ、クラシック等々)がミックスされた魅力的なものであることはたしかだ。エレガントで静謐で、そしておおらかで、想像力を喚起する面白さがある。「記憶を喚起するような音楽」を主題とした新作『ロスト・メモリー・シアター-Act-1』には、とくにそうした魔法があるように感じる。一流の料理人が用意したご馳走であり、旅人の描いたオデッセイアの断片でもあり、美しいミュータント音楽でもある。 
 ゲストも豪華で、アート・リンゼイをはじめ、大御所デヴィッド・バーン、ピーター・シェラー(exアンビシャス・ラバーズ)、かつて〈4AD〉からの作品で一世を風靡したブルガリアン・ヴォイス、天才ベーシストのメルヴィン・ギブスなどなど……、それからなんとニナ・ハーゲンの名前まであるじゃないですか。

小学6年のときにチャーリー・パーカーとマイルス・デイビスを聴かされて、雷に打たれたようになりました。その和声感、リズムの躍動、即興で奏でられる旋律、すべてにスリルを覚え、自分のやりたいことはこれしかないと思いました。

『Lost Memory Theatre act-1』はとても美しい作品ですが、まず、「失われた記憶の劇場」という主題が興味深く思いました。ヴィム・ヴェンダースがライナーで言っているように、それは「心象風景」に関する音楽ということなのでしょうか? 

三宅純(MJ):ヴェンダースさんにはご自身が感じられた通りに書いて下さいとお願いしました 。僕は常々言葉で限定することで、リスナーの感性を制限するようなことはしたくないと思ってきました。コンセプトノートに書いたように、失われた記憶が流入する劇場が自分のために欲しかったのです。そして結果的に失われた記憶を喚起するような音楽を創れたら良いと思いました。

それは、郷愁という言葉にも置き換えられる感覚なのでしょうか?

MJ:むしろ単に懐古的にはしたくありませんでした。「過去はいつも新しく、未来はいつも懐かしい」という言葉が好きです。パーツを見ると層になった記憶の断片から作られているのに、全体として聴くといままで聴いたことがないものが出来上がったという風にしたかったのです。

「失われた記憶が流入する劇場があってもいい」という考えは、音楽がしうることのひとつを表していると思います。記憶を喚起する音楽、思い出すことを促すであろう音楽を今回お作りするにあたって、何を重視されましたか? 

MJ:僕個人の記憶を投影するのではなく、 失った記憶を呼び覚ますトリガーになるような音楽とはどんなものだろう? というのが大きな課題でした。言うのは簡単ですが、実現は極めて困難です。まだ語り尽くせていないと感じるのでシリーズ化するかもしれません、『act-2』の曲はすでに出揃っています。

三宅さんご自身のリスナー体験として、自らの記憶を刺激するような音楽というと何がありますか?

MJ:物心ついた時から音楽とともに生きて来たので、数限りない音楽 、そして風景や香りが、さまざまな記憶と結びついています。特定するつもりはありません。

ご自身の記憶の風景のなかで、いつか音楽の主題にしたいものがあれば教えてください。

MJ:脳裏に残る情景があったとしても、実際に音にするかどうか、そのときが来るまでわからないのです。僕にはいつか音にしたい「感情の備蓄」のようなものがありますが、風景の備蓄はそれに比べると少ないように思えます。

三宅さんとジャズとの出会い、トランペットとの出会いについて教えて下さい。日野皓正さんに憧れて、ジャズの入ったと聞いたことがありますが、ジャズのどんなところが三宅さんにとって魅力だったのでしょう?

MJ:小学6年のときにジャズ狂のお母さんを持つ友人宅で、チャーリー・パーカーとマイルス・デイビスを聴かされて、雷に打たれたようになりました。その和声感、リズムの躍動、即興で奏でられる旋律、すべてにスリルを覚え、自分のやりたいことはこれしか無いと思いました。当時はまだジャズは進化の途中でしたから、音楽の様式に惹かれたというよりも、日進月歩で進化する自由な魂に憧れたのだと思います。
 それから独学でやみくもに練習をはじめましたが、大学受験の時期に両親の反対にあって、日本でもっとも尊敬できるトランペッター日野皓正さんの門を叩き、彼に才能が無いと言われたらやめようと思ったのです。彼は僕を沼津の自宅に連れていってくれ、聴音の試験をし、奏法上の問題を指摘し、音楽家として生きる厳しさについて話をしてくれました。つまりやめろということだと思った時 、心配した母親から電話があって、日野さんはいきなり電話口で「お宅の息子さんはアメリカに行くことが決まりました」と宣言されたのです。大騒動になりました。

バークリー音楽院では学んだことで、いまでも大きな財産となっていることは何でしょう?

MJ:むしろ学校外の演奏活動で多くのことを学びました。学校では……良くも悪くも楽曲をシステマチックにアナライズすることでしょうか。

とくにアメリカではジャズの演奏家の層も厚いと思いますが、そういう競争率の高い、演奏能力の高い次元で活動することは、それなりのプレッシャーやストレスもあったと思うのですが、いかがでしょうか?

MJ:日々が他流試合の連続だったのでプレッシャーやストレスもあったと思いますが、そういう環境のなかで突出できないのなら、やる意味がないとも思っていました。

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日本は美しく愛すべき祖国ですが、地理的には残りの世界から隔絶していますし、文化的にも閉塞しています。僕は一定の国や文化に執着せずいつも浮遊していたい、自分の創作のためのコラボレーションの起点になりうる場所に身を置きたいたいと思うのです。


三宅純
Lost Memory Theatre act-1

Pヴァイン

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アート・リンゼイとは長いお付き合いになっているかと思いますが、彼との出会いについて教えて下さい。

MJ:89年頃プロデュースした作品のミックスをNYでしているときに、当時アンビシャスラヴァーズでアートのパートナーだったピーター・シェラーが隣のスタジオで仕事をしていて、話すうちに仲良くなり。アートにも紹介され、その後交流がはじまりました。彼らが初めて僕の作品に参加したのは93年の『星ノ玉ノ緒』で、ピーターもいまだ参加ミュージシャンの常連です。

彼のどんなところがお好きで、また、彼とはどんなところで気が合うのでしょうか? 

MJ:彼のなかには天使と悪魔が同居していて、そのふたりともがインテリで、壊れやすく、ユーモアに富んで います。 音楽のセンスは合うと思いますが、よく喧嘩もするので、気が合うと言えるのかなぁ……

アート・リンゼイもある種、自由人というか、エクレクティックというか、ひとつの型に固執しないタイプのミュージシャンという点では似ていると思います。三宅さんはジャズ出身ですが、クラシック音楽の要素もありますし、ブラジル音楽の要素も、キューバっぽいリズムや東洋の旋律もあります。どのような過程をもって、現在のようなハイブリッドな音楽に辿り着いたのでしょうか?

MJ:80年代のバブル期に創造的な広告制作の現場に携わった経験が、ハイブリッドな手法やセンスを磨いてくれました。 僕らは音楽様式が飽和した時代に生きているわけで、そんな時代に自分の『ヴォイス』を探し出すには、ハイブリッドな異種交配という手法がふさわしい気がしたのです。

“The World I Know ”はブリジット・フォンテーヌみたいだと思ったのですが、いかがでしょう?

MJ:全然意識していませんでした。ストリングスのバックトラックは アニメのサントラに書いたもので、そのスコアを活かして、全く別のリピートしないメロディを乗せてみようと思って作りました。

“Ich Bin Schon”はドイツ語ですが、何を歌っているのでしょう?

MJ:そんな時、Google translationは役に立ちます。ある程度。

『Lost Memory Theatre act-1』にはいろんな言語で歌われていますね。“White Rose”はロシア語ですか? 他に英語、日本語、フランス語、ポルトガル語の歌がありますね? 他にあるのはスワヒリ語ですか? 

MJ:White Rose”はブルガリア語です。後はスワヒリ語ではなく……シラブルだけで言語ではないものがあります。

こうした試みは何を意味しているのでしょう?

MJ:試みという意識はありませんでした。僕を取り巻く、この星の日常です。

広い意味での、ワールド・ミュージックというコンセプトは意識されましたか?

MJ:いいえ、僕を取り巻く、この星の、そして自分の脳内の日常です。

ちなみに“Calluna”の旋律はどこから来ているのでしょう?

MJ:え? 頭の中からです。

三宅さんにとってブラジル音楽、とくにボサノヴァにはどのような魅力を感じていますか?

MJ:人びとの暮らしの一部として音楽が存在している国から生まれた、メロディとハーモニーとリズムの関係性が素敵な音楽です。

アメリカで活動して、帰国したものの、2005年からはパリを拠点にしていますが、日本に居続けるよりは外に出た方が活動しやすいからですか? 

MJ:日本は美しく愛すべき祖国ですが、地理的には残りの世界から隔絶していますし、文化的にも閉塞しています。僕は一定の国や文化に執着せずいつも浮遊していたい、自分の創作のためのコラボレーションの起点になりうる場所に身を置きたいたいと思うのです。

ここ10年ぐらいはアンダーグランドなミュージシャンでも海外を拠点に活動している人たちが少なくありません。そういう人たちはたいてい実験的なことをやっていて、海外のほうが、耳がオープンなオーディエンスが多くいると感じています。ミュージシャンが挑戦しやすい環境は、やはり欧米のほうがあると思いますか?

MJ:場所がどこであれ 、ヴィジョンがはっきりしていれば関係無いと思います。ただ、欧米では音楽は独立した言語のひとつとして存在していて、あえて他の言語に置き換えずとも音を聞けば通じるという側面があり、それは僕らにとって非常に楽なところです。

『Lost Memory Theatre act-1』はエレガントで、穏やかなアルバムだと思います。エレガントさ、穏やかさについては意識されていますか? 

MJ:いいえ。 お言葉は嬉しいですが、意識はしていませんでした。

穏やかではない音楽、エレガントではない音楽にもご興味はありますか? たとえばノイズとか、ダンス・ミュージックとか。

MJ:世のなかのすべてのものは表裏一体です。

たとえば“Still Life”のような曲ではエレクトロニクスも使って実験的なアプローチをしていますが、しかし、三宅さんは、敢えて前衛的な方向に、敢えて難しい方向に行かないように心がけているように思います。その理由を教えてください。

MJ:理由はわかりませんが、自分で何度も聴きたい音楽、反復に耐えうる音楽、しかもいままでに無かった音楽を作りたいと思っています。前衛(という言葉がすでに前衛的ではないですが)に含まれる独善的な成分は排除したい要素のひとつです。

ビョークのやっているような電子音楽にはご興味ありますか?

MJ:彼女のやっていることを電子音楽という言葉で括れるのかどうかわかりませんが、彼女の存在自体に興味とリスペクトがあります。

『Lost Memory Theatre act-1』に限らずですが、三宅さんがもっとも表現したい感情はなんでしょう? 

MJ:感情は脆く移ろいやすく、常に複数のレイヤーによって構成されています。音楽はそれが表現できるメディアです。

『Lost Memory Theatre act-1』のアートワークは何を暗示しているのでしょう?

MJ:自ら限定するつもりはありません。

デヴィッド・バーンは今回のアルバムでどのような役割を果たしていますか?

MJ:皆さんがそれぞれ感じられた通りで良いかと思います。

ヴィム・ヴェンダースの映画でお好きな作品を教えて下さい。その理由なども話してもらえるとありがたいです。

MJ:個人的には初期の作品群が好きですが、それを限定してしまうのは避けたいです。どんな芸術にも一度見たり聴いたりしただけでは感じ取れない要素があり、個人の体験値によって感じ方も変わって来るものだと思うからです。

パリでの生活のなかで水泳もされているそうですが、体力というものと音楽とはどのように関連づけて考えているのでしょう?

MJ:パリだけではなく、この26年間どこにいても365日毎朝泳いでいます。どんなに体調が悪くても泳ぐので、体力のためかどうかは疑問……ただ脳の疲労と体の疲労のバランスを取るには良いのかもしれませんね。屈折した心象風景を描くためには、健全な身体が必要だと思います。朝の水泳だけでなく、 放電のため深夜に1時間ほど散歩をする習慣があります。

パリの街を歩いたことは2回しかないのですが、とても美しい街並みと美味しい料理、あとクラブでのフレンドリーな感覚はいまでも忘れられません。しかし、散歩していると必ずイヌの糞を践んでしまったのですが、あれもフランス的な自由さの表れなんだと受け止めています。日本だったら、怒る人は本当に怒るじゃないかと思うのですが、いかがでしょう?

MJ:自由さの表れ……アハハまさか! フランス人が自由かどうかわかりませんが、少なくとも皆自己中心的で、「横並び」という意識の対極にあります。パリの街を良くしようと思ったら、フランス人にはブランディングだけを任せ、実務をドイツ人に、外交をスイス人に、料理をイタリア人と日本人に、衛生面をシンガポール人に任せれば良いのではないかと思う次第です。

アメリカでもっとも好きなところ、パリでもっとも好きなところ、日本でもっとも好きなところと嫌いなところをそれぞれ挙げてください。

MJ:挙げるのは簡単なのですが、やめておきます。繰り返しになりますが、感情は脆く移ろいやすく、常に複数のレイヤーによって構成されています。国や政治も同じ……アメリカはかつてのアメリカではないし、日本も違う。いまの日本はとても心配です。個人としてどのようにいまを生き、どのような意識をもって行動するかが大切ではないかと思います。

最後に、三宅さんにとって重要なインスピレーションをもらった5枚のアルバムを教えてください。

MJ:5枚に限定する事なんて「言ってはいけないこと」のひとつです。

- ele-king

Silent Poets - ele-king

 サイレント・ポエツ(下田法晴)は、ワイルド・バンチやネイティヴ・タンへのリアクションのひとつで、今日ダウンテンと呼ばれているスタイル(ヒップホップ、ダブ、ジャズ、ソウルなどの混合)の、90年代の日本の代表格(オリジナル・メンバーにはリトル・テンポの土生剛もいた)。ロービートの叙情主義。2005年にアルバム『Sun』を発表して以来、8年もの長い沈黙を守っていたサイレント・ポエツだが、この度自身のレーベル〈ANOTHER TRIP〉を立ち上げ、新たにミックスしなおされた『Sun』、そのダブ・ヴァージョンのアルバム『ANOTHER TRIP from Sun』の2枚を発表する。この日を待っていたファンも多いことでしょう。11月20日、Jazzy Sport経由にて2枚同時発売。


Silent Poets
SUN

ANOTHER TRIP

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Silent Poets
ANOTHER TRIP from SUN

ANOTHER TRIP

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ジャンルではない何かを見に - ele-king

どこをとっても凹みなし! Vol.1、vol.2は品切れ状態という注目の自主制作漫画雑誌、『ジオラマ』『ユースカ』を発行する〈ジオラマブックス〉が、初めて音楽イヴェントを企画する。その名も〈ジオラマミュージックフェア'13〉。現在の音楽シーンの旬を詰めた充実のラインナップであると同時に、同誌が提示するものをくっきりと示す、まさに「フェア」だと言えるだろう。ジャンルではない何かによって結ばれる......ネットがつなぐリアリティと土地がつなぐリアリティとがハイブリッドなポップ・ミュージックを生み出す、楽しいパーティーになるにちがいない。

自主制作漫画誌『ジオラマ』『ユースカ』を発行する、いまもっとも注目されているインディペンデント・マンガ出版レーベル、ジオラマブックスが送る、音楽企画第一弾。
舞台は誌面からWWWのステージへ。 ジオラマ/ユースカゆかりのミュージシャン達が集結。豪華ゲストも登場する見逃せない一日です。
さらにラウンジスペースでは、ジオラマ/ユースカ執筆陣、特殊書店Lilmagによる一日限定の漫画家フリーマーケットを同時開催。
メインビジュアルを手がけるのは西村ツチカ、特別限定イラストチケットはゴトウユキコ。
この日のために用意される限定グッズやZINEをお楽しみに!

ジオラマブックス:https://twitter.com/dioramabooks

■ジオラマミュージックフェア'13
日程:2013年10月19日(土)
会場:渋谷WWW
時間:OPEN 15:30 / START 16:00
出演:トーベヤンソン・ニューヨーク / (((さらうんど))) / tofubeats / cero / 嫁入りランド /スカート / PR0P0SE / error403 & U-zhaan / okadada / STAG(DJ)/ サヌキナオヤ(VJ)
料金:前売¥3,500 / 当日¥4,000(ドリンク代別)

※前売購入者限定来場者特典(ポストカード6種セット+別バージョンイラストチケット)あり。
※当日会場にてお渡しいたします。
※出入り自由(再入場時要ワンドリンクオーダー)。
前売:ローソンチケット[Lコード:73701]・e+
シネマライズチケットボックスにて9月21日(土)より発売開始。
※シネマライズチケットボックスでは特別限定イラストチケット(100枚限定)を発売。
お問合せ:WWW 03-5458-7685

イベント詳細URL→ https://www-shibuya.jp/schedule/1310/004446.html


トリックスター•キャバレエ
パトスの交歓、夢時空連続体

ご来場心よりお待ちしています。
Serph

 という招待状がある日あなたの郵便受けの底を鳴らすと、途端に空気は奇妙に色をおび、時間は伸び縮みをはじめ、あなたは夢のなかで目覚め、Serphの館への門が開かれる――

 これまで姿を現すこともライヴを行うこともなかったミステリアスなベッドルーム・プロデューサー、あのSerph(サーフ)が初のライヴ公演を行う。これはSerph新章の幕開けを告げる、非常に貴重な瞬間となることだろう。

 『ele-king vol.9』のインタヴューに詳しいが、Serphは知れば知るほどおもしろい。彼のドリーミー・ヴァイブは度外れの規格外だ。一見美しく叙情的なIDMが、その姿のまま静かに牙を剥いて聴く者を食らいにくる。狂気と呼ぶのが安直すぎてためらわれるようなSerphの魅力をより深く感じるためにも、彼のたたずまいや彼自身の身体から発信される信号をキャッチできる機会は見逃せない。

 ライヴ・ステージは本当に初めてとのことで、Serphにとってもおそらくは大変な緊張を伴うステージとなるわけだが、編集部も楽しみに、心待ちに、1月を待っている......この奇妙な招待状とフィリップ・K・ディックを手に、いざ!

■noble presents Serph 1st concert
"Candyman Imaginarium"

開催日:2014年1月11日(土)
会場:LIQUIDROOM
出演:Serph
OPEN / START:18:00 / 19:00
ADV / DOOR:¥3,500(税込・ドリンク別) / ¥4,000(税込・ドリンク別)

前売りチケット取り扱い:
イープラス (https://eplus.jp/)
ローソンチケット (Lコード:77245)
チケットぴあ (Pコード:213-358)

前売りチケット発売スケジュール:
イープラス先行発売予約受付期間:2013年10月26日 正午~11月4日 18時
一般発売日:2013年11月16日

お問い合わせ:
LIQUIDROOM (03-5464-0800 / https://www.liquidroom.net)
noble (https://www.noble-label.net/)

イヴェント詳細リンク先:
https://www.noble-label.net/cmi
https://www.liquidroom.net/schedule/20140111/16632/

謎に包まれた異色音楽家Serphの初ライヴが決定。
一切のライヴ活動を行わず、アーティスト写真も詳細なプロフィールも謎なまま、リリースされた作品が軒並み驚異的なセールスを記録している異色の音楽家、Serph。2009年のデビュー以来初となる記念すべき1stコンサートを、リキッドルームにてワンマンで開催することが決定しました。「Candyman Imaginarium」と題されたSerphの初コンサート。ファンタジックでドリーミーなSerph独自の音世界が、どのようにリアルな空間で繰り広げられるのか、どうぞご期待ください。今後のライヴ活動は一切未定ですので、くれぐれもお見逃しなく 。

■Serphプロフィール
東京在住の男性によるソロ・プロジェクト。2009年7月、ピアノと作曲をはじめてわずか3年で完成させたアルバム『accidental tourist』を〈elegant disc〉よりリリース。2010年7月に2ndアルバム『vent』、2011年4月には3rdアルバム『Heartstrings』、11月にはクリスマス・ミニアルバム『Winter Alchemy』を、それぞれ〈noble〉よりリリース。最新作は2013年3月に〈noble〉より発表した4thアルバム『el esperanka』。
より先鋭的でダンスミュージックに特化した別プロジェクトReliqや、ヴォーカリストNozomiとのユニットN-qiaのトラックメーカーとしても活動している。


Arca - ele-king

 なんだ、これは。と思ってから、すでに2ヶ月以上が経過している......が、むしろ聴けば聴くほどその思いは深まっていく。聴くたびに発見があり、それと同じくらい、謎も増えていく。わずか25分程度のミックス音源でありながら、体感時間はその数倍に及ぶ。
 アンビエント、ヒップホップ、トリップホップ、ゴーストリー、インダストリアル、エレクトロニカ、ジューク、ダブ、ニューエイジ、チョップド・アンド・スクリュー、あるいは金属やガラスが擦れる音......どこまでも断片化された、超未来音楽のスケッチ。それでいて、断片化されたビート・ミュージックの無数のスクラップが、いまこの時代のためにかりそめのビート・ミュージックとして統合されたかのような――。
 表題には「&」が5つも並べられているが、そのあいだにはどのような音楽上のジャンル/概念を代入していただいても結構、とでも言うかのよう。まったくもって規格外だ。2014年、〈Hippos in Tanks〉からのフル・アルバムが噂されるアルカ(a.k.a Alejandro Ghersi)のミックステープ、『&&&&&』がとにかくスゴイ!!

 ベネズエラ出身、ニューヨークはブルックリン在住、弱冠22歳のこのトラックメイカーは、一般には、カニエ・ウェストの怪作『イーザス』に数曲("ニュー・スレイヴス"や"ブラッド・オン・ザ・リーヴス")で参加する謎の新人、ないしは三田格までもが惚れ込んだFKAツウィグスのネオ・トリップホップ/未来型R&Bのレポート『EP2』を共同プロデュースし、"ハウズ・ザット"などの傑作を生みだした新進気鋭として知られる(欧米での評判は「ポスト・インターネット時代におけるトリッキー」等々)。
 もともとの所属は〈UNO NYC〉で、アルカ名義でのEPを2枚リリースしてるほか、デス・グリップスとエイサップ・ロッキーのあいだを埋める核弾頭的存在、ミッキー・ブランコとも"ジョイン・マイ・ミリシャ"で共演している。〈フェイド・トゥ・マインド〉とは互いに意識し合う関係にあるはずで、現場感を含めれば工藤キキさんが本誌でレポートしている〈GHE20G0TH1K〉周辺の動きとも関連がありそう。

 だが、昨年来、僕のようにヴェイパーウェイヴにハマってきたインターネット的な人間であれば、まったく別の側面からこの音楽を見るだろう。つまり、過去のものとなった近未来像をノスタルジックにローファイ処理し続けてきたヴェイパーウェイヴとはまったく逆向きにベクトルを伸ばし、その超未来都市的な映像のイメージとハイファイな音響処理を振りまきつつ生まれていたアンダーグラウンドの新潮流、「ディストロイド(Distroid)」なるタームの最新ヴァージョンとして。
 この聞きなれない言葉は、ヴェイパーウェイヴと同じくイギリスの批評家、アダム・ハーパーがウェブ・マガジン『ダミー』で提唱したもので、「disturbing(不穏な)」や「dystopian(暗黒郷めいた)」のディストに、「android(人造人間)」や「steroid(ステロイド剤)」のロイドを掛けたもので、具体的には〈GHE20G0TH1K〉にも参加しているファティマ・アル・カディリ、あるいはゲートキーパーといった、〈フェイド・トゥ・マインド〉やボディーガード(というかジェイムス・フェラーロ)以降の〈ヒッポス・イン・タンクス〉周辺アーティストがカウントされていた。
 ザックリ言うと、紙版『ele-king vol.11』号の「ディストピア世界で笑顔になれる40作」特集で斎藤辰也がファティマ・アル・カディリを挙げて書いているように、これらの音楽には「人の気配がまるでない」。あるいは、シーパンクにまとわりついていた海やイルカのイメージもない。先端医療工学/人体解剖学を彷彿させる抽象的なイメージ、あるいはバイクやヘリコプターといった機械の無人運転と、それを見つめる神の視線がひたすらハイファイに供給されるのみだ(ジャム・シティの『クラシカル・カーヴス』を思い出してもいい)。

 こうした感覚が何を表象しているのか、ずっと考えているのだが、いまのところピンとこず、『ele-king vol.9』のインダストリアル特集を読んでも、あるいは『vol.11』号での飯田一史氏と海猫沢めろん氏のディストピア対談を読んでも、腑に落ちるアイデアがどうにも閃かなかった(ので、情報の羅列に終始していることをお許しいただきたい......)。
 アルカに関して言えば、最新の電子機器と動物/臓器の遺伝子を組み合わせた合成生物(?)のイメージを初期から好んでおり、このミックステープにおいてもジャケのモンスターをヴィジュアル・アーティスト、ジェシー・カンダが手掛け、MoMAのPS1 現代美術センターにおいてフル尺でのフィルム上映を行い、本人たちは「これまでで最高に美しいミステイクだ!」などと言って笑っている(いまのところ、その全貌はYouTubeで観ようと思えば観られる)。
 そう、少なくとも彼らはディストピアの旧態的なイメージに囚われない。ディストピアで笑い、遊び、はしゃいでいる。その無邪気にして強靭な実験精神は、エメラルズ、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーでさえも軽く呑み込んでいる。ベースがヘヴィに唸り、ビートの置き方が騒がしい前半もいいが、ハードなシンセの発色に酔う17分以降の騒々しいサイケデリアも、どこまでも高く飛ばせてくれる。この恐るべきレフトフィールド、未来はノックもせずにやってくるのか。挨拶代わりのミックステープ、まさかのフリー・ダウンロード!

オトコンポを知っているか? - ele-king

 メガネとボーダーがトレードマーク! スカとエレクトロの融合を謳った高度な音楽ネタと演奏力、そしてひとクセもふたクセもある芝居がかったステージングでオーディエンスを魅了する知的エンターテインメント・パフォーマンス集団、(M)otocompo(オトコンポ)に新メンバー加入との報が舞い込んだ。

 初期POLYSICSらと活動を共にした伝説のテクノポップ・バンドMOTOCOMPOからのスピンオフということで2011年に始動した同バンドは、各地に熱心なファンを作りながら今年はすでに2度も東阪ワンマンツアーを敢行するなど好調に活動を展開。男でも漢でもなくotocoを標榜し、揃いのメガネとボーダー・シャツで個別性というボーダーをも溶解させ、統制されたフリとヴォコーダーで踊る姿はまさにクラフトワークかマシンのそれ(※個人の感想です)。性別を持ってしまった演奏マシンたちは、スカの軽快な躍動感とポストパンク~ノーウェイヴな硬直ビートのダブルバインドで得体のしれない興奮とグルーヴを生み出す(※個人の感想です)。ホモソーシャルな空気も醸しつつ、スタイリッシュかつナードな雰囲気は女性にも人気。ボーダーを着た熱心なファンの姿も多いが、otocoたちの劇場型ライヴは初めて行ってもすんなりのれて、笑えて、楽しめた。ぼっちにも友達連れにもカップルにもやさしいぞ。

 バンド解散やメンバー脱退はニュースになっても、新メンバー加入などとりたてて注意を向けられることもない......しかし加入は脱退よりもときに破壊的であるかもしれない。新メンバーの竹下ショパン(Piano,Key)、石田Ⅲ成(Sax)という名のインパクトはすでにそれを証明するものかもしれない。さあ、これは直接ライヴで目の当たりにするほかないかもしれない! 新アー写もここに公開、大阪の人は連休ラストに目撃しよう。

(M)otocompo 新メンバー加入、及び新アー写公開!

新メンバー
竹下ショパン(Piano,Key)
石田Ⅲ成(Sax)

左から2番めが竹下ショパン、3番めが石田Ⅲ成

■(M)otocompo プロフィール

初期POLYSICSらと活動を共にした伝説のテクノポップ・バンドMOTOCOMPOからスピンオフしたエレクトロ・スカ・バンド。

2011年始動。2012年以降、サカエスプリング、ミナミホイール、見放題等のライブサーキットで入場規制がかかるなど話題を集めている。2013年はすでに二度の東阪ワンマンツアーを敢行、特に大阪は連続してソールドアウトの超満員に。圧倒的なオリジナリティのあるサウンドとステージパフォーマンスを軸に、今年を「OTOCOの熱狂元年」と位置づけ活動を加速させている。

作編曲家としても活動するオトコンポの中心人物Dr.Usuiは、アニメ『ドキドキ! プリキュア』にED曲"この空の向こう"、でんぱ組.incに"少女アンドロイドA"を提供。SEBASTIAN Xの最新アルバムのリード曲"DNA"のストリングス・アレンジを担当するなど、2013年、オトコンポの周囲が騒がしくなっている。

■(M)otocompo 東阪ライヴ情報

大阪
「MINAMI WHEEL2013
https://funky802.com/minami/
日程:10/14(月・祝)
会場:Music Club Janus
時間:17:15より出演

東京
(M)orocompoワンマンライブ「OTOCOたちに何が起こったか?!」
日程:11/29(金)
会場:下北沢CLUB Que
開場:未定
料金:2,500円(前売) / 3,000円(当日) ドリンク代別
予約・詳細 www.motocompo.com/otocompo/

■(M)otocompo official web
www.motocompo.com/otocompo/

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