「S」と一致するもの

Chance The Rapper - ele-king

 チャンスラー・ベネットは、高校在学中、10日間の停学期間に作りあげた昨年のミックステープ『10デイ』(まんまやん! ちなみに、タイトルは『#10Day』とも『10 Day』とも表記される)のリリースによってその名をインターネットの大海に轟かせた。『10デイ』はみるみるうちに話題となり、4万ダウンロードを記録。常に紫煙をくゆらせ、アシッドを心から愛するこの恐るべき子どもは、チャンス・ザ・ラッパーというステージ・ネームを名乗っている。

 『10デイ』のヒットや、ジョーイ・バッドアスらとのコラボレーションで話題を集めたチャンスは、『XXLマガジン』の毎年選出しているフレッシュメンの2013年版にノミネートされる(惜しくもトップ10フレッシュメンには選ばれなかった)。大いなる期待と前評判でリリース前から早くもネット上にバズを巻き起こすなか、4月末に『アシッド・ラップ』はリリースされた――結果、このミックステープはリスナーの期待を上回るどころか、期待のはるか上空を一息に飛び越えてしまった。ソウルフルで泥臭く、肯定的なパワーに満ちた、ユニークな大傑作の誕生である。

 チャンスは、風の街シカゴのゲットーを力強く生き抜いた成り上がりのラッパー、というわけではなく、大学を卒業した両親(なんと政府関係の仕事に就いているという)の元で育ち、一流のプレップ・スクールに通っていた。彼はそこで、小学生の頃から抱いていたミュージシャンになる夢を教師から馬鹿にされ、両親からは大学進学を執拗に強要される息苦しい高校生活を強いられていた。
 チャンスを開放したのは、ラップ・ミュージックを聴くことであり、オープン・マイクのイヴェントにおいて聴衆の前で詩のパフォーマンスをすることであった。「オーディエンスの前に立ち、ストーリーを語って聴かせることは、僕を気持ちよくさせてくれるんだ。(中略)僕にとって、パフォーマンスはラッパーであることの大部分を占めている。自分のストーリーを聴衆に向かって叫ぶことは、なにものにも代えがたい感覚だね」と、彼はインタヴューで語っている。マイケル・ジャクソンに心酔していたということからもわかる通り、チャンスは根っからのエンターテイナー志向だ。『アシッド・ラップ』で活き活きと歌うようにラップする彼の力強い姿に、『リーズナブル・ダウト』のジェイ・Zや『カレッジ・ドロップアウト』のカニエ・ウェスト、あるいは『ザ・スリム・シェイディ LP』のエミネムを重ねてしまう者が多いのも無理はないだろう。それほどのカリスマを、あるいはさらに逞しく成長していくだろうポテンシャルを、チャンス・ザ・ラッパーは感じさせる。

 そしてもうひとつ、彼の生を開放した重要なものがある。それは(もちろん)アシッド――つまり、LSDである。「山ほどドラッグをやって、母校にいたときよりずっとうまくやっているよ」("グッド・アス・イントロ")。LSDがもたらすトリップは、チャンスの精神を解き放ち、創造的な自問自答をもたらしてくれる......らしい。『10デイ』と同様にひねりのない、そのまんまなタイトルを冠された『アシッド・ラップ』は、LSDのカラフルな幻覚なくして生まれえなかった。

 『アシッド・ラップ』の中心をなしているのはソウル・ミュージックだと言えるだろう。“プッシャー・マン”はカーティス・メイフィールドへのオマージュであるし、“ジュース”においてはダニー・ハサウェイの“ジェラス・ガイ”(ジョン・レノンのカヴァー。1972)をサンプリングしている。しかし、それは単純な懐古趣味や90年代回帰というわけではない。シカゴで産み落とされ、もはやグローバルなビートとなったジュークや、チャンスが常に比較対象にされる同郷のチーフ・キーフらによる、暴力とウィードの臭いが染み付いたドリルといった最新鋭のサウンドをも、チャンスは旺盛な探究心でもって嚥下し、しっかりと血肉化している。カニエ・ウェストのミックステープから引用したゴスペル風のコーラスとピアノ・リフ、分厚いホーンが鳴り響く“グッド・アス・イントロ”で、チャンスはジュークのビートを乗りこなしながら、独自の力強いソウル・ミュージックを構築している。“グッド・アス・イントロ”や、ミックステープの最後を飾る“エヴリシングズ・グッド(グッド・アス・アウトロ)”におけるジューク・ビートはまだまだ緊張感に欠ける発展途上のものではあるものの、トラックスマンの楽曲から匂いたつソウルフルな感覚と共通するようなダイナミズムが感じ取れる。
 『アシッド・ラップ』をソウル・ミュージックたらしめているのは、なんといってもチャンス・ザ・ラッパーその人の泥臭いダミ声だろう。発明と言ってもいいほどのこのユニークな声、そして歌うようなラップのスタイル、リズムの空隙に絶妙なタイミングで挿入される「アッ!」という叫びは、とんでもなく粗野で荒々しい――そしてソウルフルだ。チャンスのボーカル・スタイルには、オーティス・レディングの「ガッタ!」という叫び声からミッシー・エリオットのラップへと至る、ソウル・ミュージックの半世紀を一気に駆け上がるようなパワーが宿っている。あるいは、ルイ・アームストロングのスキャットや、バド・パウエルの唸り声、チャールズ・ミンガスがベースを引っ掻きながら堪らず発する掛け声といった、ブラック・ミュージックの古層の記憶を想起させるような、唯一無二の魅力的な声だ。

 若干20歳のチャンス・ザ・ラッパーが世に問うた『アシッド・ラップ』は掛け値なしの傑作と言えるだろう。ここには、ケンドリック・ラマーの『セクション・80』(2011)やスクールボーイ・Qの『ハビッツ・アンド・コントラディクションズ』(2012)、フランク・オーシャンの『ノスタルジア・ウルトラ』(2011)、エイサップ・ロッキーの『リヴ・ラヴ・エイサップ』(2011)といったミックステープに並び立つほどの魅力が、いや、それらを軽々と超えるほどの熱量がある。

Ginji (SACRIFICE) - ele-king

奇数月第4金曜"SACRIFICE"@Orbit
毎月第1火曜「旅路」@SHeLTeR
偶数月第3月曜「一夜特濃」@天狗食堂

6月22日 "Life Force Alfrescorial" @Panorama Park Escorial 箱根
https://lifeforce.jp

世界観で選んだ新譜と準新譜  2013.6.12


1
Frieder Butzmann - Wie Zeit Vergeht - Pan
https://soundcloud.com/pan_recs/frieder-butzmann-wie-zeit

2
Dont - AR 005 - Atelier Records
https://dtno.net

3
Stellar OM Source - Image Over Image - No 'Label'
https://soundcloud.com/omsource/image-over-image-12

4
Yes Wizard - Crowdspacer Presents'Yes Wizard' - Crowdspacer
https://soundcloud.com/crwdspcr/sets/yes-wizard-generator2

5
Juanpablo - Lost series part 1 - Frigio Records
https://soundcloud.com/frigio-records/juanpablo-mick-wills-rmx-ft

6
Anstam - Stones And Woods - 50Weapons
https://www.youtube.com/watch?v=hXuGRvlhbXg

7
Ruff Cherry - The Section 31 E.P. - Elastic Dreams
https://soundcloud.com/elastic-dreams/ruff-cherry-the-empath

8
SH2000 - Good News - Ethereal Sound
https://soundcloud.com/ethereal-sound/sh2000-good-news-forthcoming

9
Laurel Halo - Hour Logic - Hippos In Tanks
https://soundcloud.com/hipposintanks/laurel-halo-aquifer

10
Scott Walker - Bish Bosch - 4AD
https://soundcloud.com/experimedia/scott-walker-bish-bosch-album

Boards of Canada - ele-king

 1曲め、"ジェミニ"(双子座)のタイトルに、即座に『ミュージック・ハズ・ザ・ライト・トゥ・チルドレン』に収録された"アクエリアス"(水瓶座)を思い出し、本当に何度も何度も聴いたそれを聴き返してみる。じつによくできた夢の世界、幼少期の記憶を辿るような子どもの声のサンプル......。ああ、これがボーズ・オブ・カナダだと思う。そして"ジェミニ"へ。イントロでホーンが鳴ると、ストリングスが何やらダークな音を導いてくる。心地よい夢の世界では......ない。緊張感はそのまま、先行公開されたシングル"リーチ・フォー・ザ・デッド"(死者に手を伸ばす)へと引き継がれる。浮遊感のある和音こそドリーミーだと言えるかもしれないが、そこに危うげな旋律を持った電子音とブレイクビーツが重なってくると、立ち上がってくるイメージはじわじわとどこか恐ろしく、不穏なものだ。ここで、『ミュージック・ハズ~』にもたしかに、淡くも不気味なアートワークがあったことを思い出す。
 ボーズ・オブ・カナダの新作は時空がねじ曲がっている。

 本作のリリース前にレコード店やネット上に暗号をばら撒きそれをメディアやブロガーに解読させた振る舞いを、大掛かりでもったいぶったプロモーションとして不快感を露にしたひともいれば、スリリングな試みとして評価したひともいたようだが、事実としてそれだけボーズ・オブ・カナダが沈黙した8年間で彼らへの渇望が高まったことの表れであるだろう。近年とめどない広がりを見せるドリーミーあるいはヒプナゴジックな感性は当然、BOCの過去のカタログからの影響が少なくない。そのことにスコットランドの寡黙なふたりも自覚的にならざるを得なかったのかもしれない。
 ゆえに、この約10年における膨大な彼らのフォロワーに対する回答のようなものを僕は想像していたが、その予想はある部分では当たり、ある部分では外れていた。『トゥモローズ・ハーヴェスト』は、きわめてBOCの内的な歴史に言及する作品であるように思えるからだ。しかし結果的に、良くも悪くも気軽な逃避が愛でられる現在にあって、ボーズ・オブ・カナダのどこか厳格な態度は自分たちの音楽がそれらとはまた別のものであることを示すようだ。
 実際に本作を聴いたあと象徴的なものとして僕が思い返したのは、凝った一連の暗号よりも、"リーチ・フォー・ザ・デッド"の逆回転のヴィデオだった。(普通のものはこちら

 とくに説明もなく公開されたこのヴィデオは、見れば見るほど、聴けば聴くほど説明のつかない恐怖心を掻き立てる。幼少期に漠然と抱いた、きわめて抽象的な不安感と似ているかもしれない。どこか「あちら側の世界」との境界が曖昧になっているような......ひとの記憶のなかで、時間の流れが一定でなくなっているような感覚。それはボーズ・オブ・カナダのこれまでの作品にもたしかに見え隠れしていた。このアルバムではその感覚を使いながら、わたしたちの記憶のなかのボーズ・オブ・カナダへと導いていく。
 音としては、なにか決定的に新しいことをやっているわけではない。彼らの徴がよく施された、サイケデリックでメロディアスなダウンテンポ・トラック群。繰り返すが、それらのダークさや不穏さがより目立つようになっており、そして、"リーチ・フォー・ザ・デッド"だけでなく"コールド・アース"や"サンダウン"、"カム・トゥ・ダスト"(塵になる)といった、終わりや死をイメージさせるモチーフが散見される。恐らくアルバム・タイトルの『明日の収穫』に呼応しているのであろう"ニュー・シーズ"(新しい種)などは、ポジティヴなタイトルとは裏腹に決して明るい音を持っておらず、どこかインダストリアルな圧迫感すらあるトラックだ。ここでの「明日」はかならずしも明るくない。

 もういちど"アクエリアス"を聴いてみる。そして、"ジェミニ"......から、本作を通して。その変わらず催眠的なサウンドは、しかしただ気持ちいいだけのトリップをさせてはくれない。現実世界から逃避、というよりはそれを拒絶するように、死者たちの世界にすら手を伸ばす。意識は記憶を逆流し、自分のいる場所がわからなくなってくる。

スプリング・ブレイカーズ - ele-king

 『スプリング・ブレイカーズ』は冒頭、EDMに合わせて水着姿で乱痴気騒ぎを繰り広げる大学生たちを映し出す。と、書くと、あなたは嫌な顔をするだろうか。
 では、ハーモニー・コリンの2007年作『ミスター・ロンリー』まで遡ろう。マイケル・ジャクソンのモノマネをして暮らす青年がマリリン・モンローのモノマネをして暮らす女性と出会い、彼らと同じようにモノマネをして暮らす人びととスコットランドの古城で生活をする......。久しぶりの長編でコリンが描いていたのは変わらず、この世に自分自身として生きる場所が見つけられない子どもたちだった。彼らの実存を、あるいは彼らの見落とされた生を......ただそこに「在るもの」として見つめ、そしてその感情を掬っていた。
 『スプリング・ブレイカーズ』でもそれは変わらないが、基本的には頭の悪い女子大生がビキニ姿でハシャいでいるだけの映画という点で、よりハーモニー・コリンが現在身を置く場所をはっきりさせた作品である。そのサウンドトラックにあまりにもEDM、というかスクリレックスがピッタリで、彼のこんな発言を思い出す......「みんな僕を嫌ってる」。愚かな嫌われ者の子どもたちの傍にこそコリンはカメラを置き、一切の皮肉を介在させずに彼女たちの「スプリング・ブレイク(春休み)」を刹那的に映し出す。

 退屈を持て余す女子大生4人組は、春休みにフロリダに旅行に行く計画を立てているがカネがない。そこで思いつきでやった強盗で資金を得て、まんまと成功、フロリダでハメを外しまくる。そしてそこでエイリアンと名乗るギャング(ジェームズ・フランコ)と出会い、強盗にも加わるようになる......という物語は、さして重要でもない。コリンは「銃を持ったビキニの少女たちのイメージから話を膨らませていった」と語っているが、本当に少女たちはひたすらビキニ姿で画面にいる。彼女たちが「そこにいる」ことだけが、この映画である。
 春休みに大学生たちがフロリダなどのリゾート地に赴きハメを外す伝統がアメリカでは70年代からあるらしく、それは60年代の理想主義の行き詰まりの後日譚としてはあまりに皮肉めいた話だ。そして本作では、その後アメリカで起こった安っぽいカルチャーの様々な要素が合流している。ビッチたちとして出演するのはディズニー出身のポップ・アイコンである元子役たちで、大学生たちは音楽よりもドラッグとアルコールが重要なレイヴで盛り上がり、ギャングスタたちは拝金主義にまみれている。良識的な大人であれば眉をひそめるモチーフを、しかしコリンは義憤でも代弁でもなく、本当に彼らの感傷を知る手がかりとして使う。ブリトニー・スピアーズのバラードを、「銃を持ったビキニの少女たち」に歌わせるシーンで画面を満たすエモーションは、紛れもなく本作のハイライトになっている。チージーさが奇を衒って祝福されているわけではなく、本当になにかポエティックなものとして出現しているのである。そしてまた別のシーンでは、グルーパーのアンビエントを流しながらブノワ・デビエの美しい撮影で彼女たちを静かにとらえる。スクリレックスとブリトニーとグルーパーとウィーケンドが同時に使われる映画など、ハーモニー・コリン以外にあり得るだろうか。



 フロリダでの非日常を謳う彼女たちのバックグラウンドには当然、途方もなく退屈で、未来もなく、安っぽくて愚かな日常と人生がある。だからこそコリンはビキニ・ギャルの春休みを「映画」にする。その一瞬を封じ込めるために。ビキニ・ギャルが銃を持って戦うシーンはノワール映画をかすめながらも、敵のギャングが撃つ銃弾は都合よく彼女たちをよけていく。なぜなら、これは未来のない彼女たちの幻だから。それが終わりゆくものであることは、コリンも彼女たちもわかっている。「スプリング・ブレイク、フォーエヴァー! ビッチーズ!」......終わりのほうでその文句はリフレインとなる。だが、春休みは終わり、彼女たちはまた世界から忘れ去られてゆくだろう。

予告編

ANYWHERE STORE OPEN !! - ele-king

→ANYWHERE STORE

ストア開店予告が昨年末でしたから......"やるやる詐欺"感も担当スタッフの周りを包み込み、やがては切迫感の実をつけるまでに四季の経過を感じている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。"振り込め詐欺"の新名称が"母さん助けて詐欺"に決定された事に感化され(悪い意味で)、シンプル・イズ・ベストなANYWHERE STORE、遂に開店させて頂きます!!

開店記念として、DOWN NORTH CAMPソラくんからお花代わりに彼らのコーチジャケットを頂きましたので、大盤振る舞いさせていただきます!!非常に貴重なアイテムの数々を巡り大混雑も予想されます、どなたか知人にDJポリスさんがいらっしゃいましたら是非ご紹介くださいませ。
最後にele-所長のお言葉をどうぞ。

ele-kingは無料サイトなので、モノを売って、資金にするしかないのであります。ANYWHERE STOREでは、ele-kingで仕入れた優れものを売りますので、本サイトの存続に少しでも協力したいという寛大な気持ちをお持ちの方、自分の好きなモノが売っていることにお気づきの方は、どうぞよろしくお願い申し上げます。第一弾は、ロンドンの名門〈オネスト・ジョンズ〉(Honest Jon's Records)の格好いいデザインのTシャツとトートバックです。

 〈オネスト・ジョンズ(正直者のジョン)〉は、ロンドンのレーベルであり、レコード店。ロンドン中心のやや西側、ポートベルロードで1974年にオープンしたレコード店(開店は1974年)にはじまっている。
 ポートベルロードあたりには、ラフトレードの一号店もあるし、また、レゲエのレコードを売っているお店もいくつかあった。この通りの屋台で売られているワッキーズ(NYの伝説的なルーツ・レゲエ)を買ったこともあるし、この通りでリトル・テンポの土生剛と偶然会ったこともあった。言うまでもなく、カリブ系移民の祭、ノッティングヒル・カーニヴァルでも知られているエリアで、また、70年代はホークウインが住んでいたヒッピーの町、パンクの時代にはザ・クラッシュのメンバーが住んでいた町としても知られている(僕もロンドンで泊まるときは、ノッティングヒル地区が多かった)。
 そんな音楽的に深いエリアにある〈オネスト・ジョンズ〉は、ベルリンの〈ハードワックス〉と仲がよい。コアなレゲエ・リスナーだったマーク・エルネストゥスは、80年代、レコードを探しにロンドンにやって来ると必ず立ち寄った店のひとつが〈オネスト・ジョンズ〉だった。話しているうちに仲良くなったと聞いたことがある。それがいまやモーリッツ・フォン・オズワルドの作品のリリースやマーク・エルネストゥスのシャンガーン・エレクトロ・プロジェクトへと発展しているわけだ。
 実際この店は、最初はレゲエが充実していていることで音楽ファンのあいだで名前が通っていたが、90年代半ばになると、店のジャンルは、ソウル、ジャズ、ラテン、アフロ、そしてテクノへと幅を広げている。90年代後半、店に入るとベーシック・チャンネルのバックカタログやデトロイト・テクノが揃っていたことも憶えている。

 〈オネスト・ジョンズ〉のレーベル活動のほうは、00年代にはじまっている。デイモン・アルバーンのサポートを得ながら、トニー・アレン(アフロ・ビートの父)のアルバム、ムーンドッグ(トクマル・シューゴやパスカル・コムラードの先輩)のSP盤を中心とした編集盤、50年代のカリプソのコンピ、NYのソン(キューバ音楽)の編集盤などといった玄人好みなリリースを展開しつつ、そのいっぽうではベルリン・ミニマル・ダブの巨匠、モーリッツ・フォン・オズワルド・トリオ、UKベース・ミュージックの奇才、アクトレス、ダブステップの大物ふたりの共作、ピンチ&シャックルトン、南アフリカのエレクトロ、シャンガーン、コロンビアのインディ・ロック・バンド、ラス・マラス・アミスタデス、そしてトニー・アレンとデイモン・アルバーンのロケット・ジュース&ザ・ムーン......などなど最新のとんがった音源もリリースしている。今年は、好評だったカリプソのコンピ『London Is The Place For Me』の新しい編集盤を2枚同時に出している。 

(野田努)

Various Artists - ele-king

 アルバム単位で聴いているだけで、ダンス・ミュージックをわかった風に語ってはいけない。それは間違っている。ダンス・ミュージックとは12インチ・シングルとともにあるからだ。10インチでも、7インチでもかまわないのだが、八百屋のようにコツコツとシングルを入荷する店とともにある。ぱっと聴いてぱっと買う。思いすがるような気持ちで、忍耐強くアルバム単位で聴く音楽とはわけが違う。
 などと、偉そうなことを言うほど昔のように大量に聴いているわけではないのだが、それでもまだまだ聴いているぞ。URが何枚アルバムを出しているか考えてみるがいい。ルーズ・ジョインツに何枚アルバムがある? ダンスはいつでも12インチ・シングルのものだ。それが、この音楽が切り拓いてきた歴史だからだ。アルバムというフォーマットは、所詮は利益率優先主義がもたらした形式に過ぎない。優れたポップ・ミュージックがシングル単位であるように、生気をもったダンス・ミュージックもシングル単位でリリースされているのだから、まずはその時点で聴かれるべきなのだ。
 フローティング・ポインツ(サム・シェパード)は、そのことをよくわかっている。少しばかり話題になったからと言って、すぐにアルバムをリリースしてしまう尻軽女とはわけが違う......と、ここまで書いて1ヶ月以上も放置したままだった。

 そして、1ヶ月ぶりに続きを書きながら、多少の商魂は持っている僕は、結局8曲もフローティング・ポイントの曲が入っているのだから、彼の作品集を1枚でまとめれば良かったと思う。しかもこの小生意気な若者は、2012年の「Faruxz / Marilyn」のうち"Faruxz"を未収録にしやがった。本気で"Faruxz"を聴きたければ、レコードを探せと、そういうことだろう。Yutubeで聴けてしまうのだが、そんなのは最初から相手にしない。アートワークは可能な限り、贅沢にする。
 彼のような上から目線の復古主義がダブステップに内包されていたことは重要だ。無料で音楽をばらまく? それでは俺たち音楽家はどうやって食えばいい? こうした当たり前にして当たり前の生活レヴェルでの疑問がしっかり具現化されている。
 〈エグロ〉は見つけたらレーベル買いしている。それは、フローティング・ポインツという、20年前のカーク・ディジョージオやイアン・オブライアンに匹敵する才能がレーベルの主宰者のひとりであることも大きいが、ベース・ミュージックの世代がいかにしてジャズ/ソウルのエッセンスをダンス・ミュージックに取り入れるのかというよりも、彼らの明快なレーベルの態度が気に入ったからである。

 しかもこのレーベルには、スウェーデンのR&B歌手ファティマ、そしてビートメイカーのミズ・ビーツという、どう考えても素晴らしい女性アーティストがふたりもいる。アシッド復興運動家のファンキネヴン(Funkineven)による303系のうねりが耳障りだが、まあ、許そう。賢明な彼らは、過去に目を奪われるあまり現在を受け入れない高級なクラブ・ジャズの繰り返しをしないよう、先手を打っているのかもしれない。
 今年に入ってリリースしたストレンジ・Uの12インチは、初期のアンチコンを彷彿させる幻覚性の強いヒップホップだった。〈ディープ・メディ〉出身のミズ・ビートも、ダブステップからガラージ/ヒップホップに向かっている。そもそもこのアルバムのはじまりが、フローティング・ポイントによるインスト・ヒップホップ曲"Radiality"なのだ。

 『Eglo Records Vol.1』は、2009年からはじまった〈エグロ〉にとって最初のコンピレーション・アルバムとなる。さあ、これでフローティング・ポインツやファティマがいつアルバムを出しても驚かない。ファンはそれを待っているし、ボノボやシネマティック・オーケストラとは別の可能性を探ってもらいたいと思っている。

世界はまたノー・エイジ! - ele-king

 2000年代末のLAのD.I.Y.なアート・シーンに起こったことを知りたいなら、「シットゲイズ」と呼ばれた感性がこの時期のガレージ・サウンドをいかに輝かせたのか確かめたいなら(そう、ゴミが妙な価値転倒によってではなくただキラキラと光ってみえた)、ノー・エイジの『ノウンズ』(2008年)を聴くしかない。いったいどちらをニュースにすればよいものやら......『ノウンズ』再発か、それとも新譜リリースか、ノー・エイジがまた動き出す!

 彼らの活動拠点であるロサンゼルスのアート・スペース〈ザ・スメル〉や、ディーンが運営する〈ポスト・プレゼント・ミディアム〉は、当時のLAのアンダーグラウンドなシーンを支え、ブルックリンのアーティなインディ・シーンにまったく引けをとらなかった。エイヴ・ヴィゴーダやミカ・ミコやラッキー・ドラゴンズ、シルク・フラワーズやハイ・プレイシズ、〈ザ・スメル〉であればギャング・ギャング・ダンスやミランダ・ジュライまでを繋げる一大アンダー・グラウンド・サークルである。

 音ばかりでなくアートワークもわすれがたい。『ノウンズ』のパッケージは、グラミー賞にて「Best Recording Packaging」部門にノミネートされたものだし、前作の『エヴリシング・イン・ビトウィーン』は、フォールドアウトのミニポスターが貼り付けられた特殊な紙ジャケット仕様。今回ももちろん特殊仕様だから、ダウンロードするよりも実際にパッケージを買うことをおすすめしたい。

 多数のライヴをこなす彼らだが、全米各地のアート・ギャラリーで演奏することも多い。2009年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)でパフォーマンスを行っており、このことはラフでノイジーなガレージ・サウンドがアーティな佇まいを宿すことを端的に示している。

 さあ、今作は? 新曲"カモン・スティムング"(C'mon Stimmung)のストリーミングが開始された。フル・アルバムまで時間ありすぎ! 1曲じゃ我慢できないけど、聴いてみよう。



■新譜リリースだ!

オブジェクト
発売日: 8月7日(水) 日本先行発売(US:8/20)
定価: スペシャル・プライス 2,200円(税込) 
品番: TRCP-123
JAN: 4571260582132
特殊パッケージ仕様
ボーナス・トラック収録

トラックリスト:
1. No Ground
2. I Won't Be Your Generator
3. C'mon, Stimmung (リード・トラック)
4. Defected
5. An Impression
6. Lock Box
7. Running From A-Go-Go
8. My Hands, Birch and Steel
9. Circling With Dizzy
10. A Ceiling Dreams of A Floor
11. Commerce, Comment, Commence
+ボーナス・トラック収録

All songs written by No Age
All songs produced, recorded,and mixed by F. Bermudez
and No Age at Gaucho's Electronics.
Isaac Takeuchi plays cello on"An Impression"
Designed and packaged by Brian Roettinger with No Age

(p) & © 2013 Sub Pop Records

バイオグラフィー:
ロサンゼルスのインディー・ロックの聖地として現代版CBGBとも言えるユース・アート・スペース、ザ・スメル(The Smell)。そのThe Smellを拠点DIY精神に貫かれた活動を続けるバンドが、ディーン・スパント(ドラムス&ヴォーカル)とランディー・ランドール(ギター)によるノー・エイジである。英ファット・キャット・レコーズからリリースされ好評を博したシングル・コンピレーション・アルバム『Weirdo Rippers』に続くセカンド・アルバムである『Nouns』をサブ・ポップから2008年春に発表。米ピッチフォークでは9.2と破格の評価を獲得、同サイトの年間アルバム・チャート3位にも選出された。更にSPIN、ROLLING STONE、NMEなど有名主要メディアでも軒並み高評価を得て、2008年の "ロックの新しい音" を代表する1枚となった。レディオヘッドのメンバーやコーネリアスがノー・エイジのTシャツを着用するなど、話題に事欠かない。

彼らは、2005年に前身バンドのワイヴズで登場し、やがてノー・エイジとしての活動を始めると、LAのDIYなアート・パンク・シーンを守る存在として世界的に知られるようになった。その中心地点が、ザ・スメル(TheSmell)であることはいまや有名な話だが、それは、アートと生活もしくは音楽と生活がひとつになって、クリエイティヴな運動やアティチュードを喚起し、世界中の同じような考えを持ったパンク・ミュージシャンやアーティストの豊かな表現の場となったクラブハウスである。

彼らの2007年のデビュー・アルバム『ウィアード・リッパーズ』(FatCat Records)のリリースに始まり、サブ・ポップからの『ナウンズ』(2008年)、『エヴリシング・イン・ビトウィーン』(2010年)を経て今に至るまで、ノー・エイジは、ピッチフォークからザ・ニューヨーカー誌(2007年11月19日の記事「Let It Up」)まで、驚くほど幅広い筋から熱狂的な評価を得てきたし、グラミー賞にノミネートもされた(アルバム『ナウンズ』のアートワークに対して2008年の「Best Recording Packaging」部門)。
ノー・エイジは汗まみれの地下室でのライヴやアート・ギャラリーでのパフォーマンスから、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の壁を爆音で揺らしたり、地元や海外の別を問わず、型にはまらない様々な場所で演奏したりするようにまでなった。

https://www.subpop.com/artists/no_age
https://noagela.org/
https://trafficjpn.com


■2000年代のマスターピース 再発決定!

ノウンズ / Nouns
発売日: 8月7日 (水) 
スペシャル・プライス: 1,800円(税込) 
品番: TRCP-124
JAN: 4571260582163
ボーナス・トラック収録




遂に始動...!? - ele-king

Vampire Weekend - ele-king

 深化。ヴァンパイア・ウィークエンドのサード・アルバムは、前2作と比較したとき、そういった言葉で説明すべきだろう。『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』は、「進化」と呼ぶよりは「深化」と呼ぶべき大いなる変化を迎えた吸血鬼たちの姿を、シリアスに突きつけている。それは、青年期も後半に差し掛かり(メンバーは現在、全員29歳だ)、「老い」や「成熟」を戸惑いながらも受け入れ、あるいはこの先に待ち構えているであろうそれらをある種の諦念とともに見据え、果敢に音楽的な成果に落とし込もうと苦闘している姿だ。

 ラルフ・ローレンのポロ・シャツを纏い、「プレッピー」という記号を(ある意味戦略的に)弄んだ彼らはもうここにはいない。『ヴァンパイア・ウィークエンド』や『コントラ』を包んでいた暖色系のファッショナブルなカヴァー・アートは、スモッグの濃霧に抱き込まれた沈鬱なビッグ・アップル――まるでディストピアだ――のモノクロ写真に取って代わった。彼らのトレード・マークであったアフロ・ポップ風の心躍る軽快なリズムは鳴りを潜め、テンポはグッとダウン・テンポに、リズムは贅肉を削ぎ落とされてシンプルになった。『コントラ』において控えめながらも重要なファクターであったシンセ・ポップ的エレクトロニクスも後景に追いやられた。そして、ギター・サウンドは前作よりもさらに抑えこまれている。『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』の中心を占めているのは、円熟したエズラ・クーニグの歌、ピアノ、そして教会音楽を思わせるような荘厳なオルガンやコーラスだ。

 アルバムからの先行シングルとしてリリースされた"ステップ"は、今作のそういった特徴を端的に表し、彼らが次の段階へと着実に歩を進めていることを伝えている。この曲には驚かされたファンも多いことだろう。チェンバロやオルガンが奏でるパッヘルベルのカノンのようなメロディ、聖歌隊の斉唱のように響くシンセサイザー、エズラの全編に渡って抑制の効いたヴォーカル、スロー・テンポのブレイクビーツ......そのどれもが、これまでのヴァンパイア・ウィークエンドとは一線を画す沈痛な表情を湛えているからだ。もちろん、この曲が持つ宗教的な響きは、前作の"タクシー・キャブ"や前々作の"ザ・キッズ・ドント・スタンド・ア・チャンス"などで試みられてきた「室内楽的」と形容されるクラシカルなアレンジを引き継いでいるとも言えるだろう。しかし、やはり"ステップ"の荘重な響きはそれらとは異なる地点にあると言わざるをえない。過去の楽曲と今作における"ステップ"などの楽曲との間に分断線を引いているのは、恐らく、彼らが新たな船出をするのに十分な年齢を重ねたという事実だろう。リリックでは、親知らずが生えはじめ、少年期の終わりが告げられたとき、「老い」という名の長く辛い孤独な戦いのはじまりを知ったことが綴られている。エズラは歌う。「『老いは栄誉だ』なんて、それは真実じゃない/(中略)本当はもう、僕が彼女を守ることなんて彼女は必要としていない/僕らは本当の死を、生きとし生けるものが進む行く末を知っている/誰もが死に向かいつつある/でも、君はまだ若い」。

 一方でまた、"ステップ"がとりわけ興味深い楽曲であるのは、引用の糸が複雑に絡み合った作品でもあるからだ。エズラは、この曲のスタート地点にソウルズ・オブ・ミスチーフの"ステップ・トゥ・マイ・ガール"(1991年頃に録音された、彼らのデビュー前のデモ音源)があったことを認めている。リリックでは"ステップ・トゥ・マイ・ガール"の"Every time I see you in the world, you always step to my girl"というコーラスをそのまま引用している。さらにこのフレーズは、90年代初頭から活動するラッパー、YZの"フーズ・ザット・ガール"(1990)という曲からのサンプリングであったため、"ステップ"にはYZへの謝辞がクレジットされている(ちなみに、ヴァンパイア・ウィークエンドはソウルズ・オブ・ミスチーフにももちろんコンタクトを取っている。そのとき、ソウルズ・オブ・ミスチーフのタジャイはこの全米1位を獲得する巨大なバンドの音を聴いたことがなかったという。エズラは曲名をそのまま"ステップ・トゥ・マイ・ガール"とするつもりだったが、タジャイはそれを「ワックだから」と言って拒否した)。
 さらに、"ステップ"のクレジットには、70年代、カリフォルニアのソフト・ロック・バンドであるブレッドのヒット・ソング、"オーブリー"(1972)からの引用が明示されている。というのも、"ステップ・トゥ・マイ・ガール"はグローヴァー・ワシントン・ジュニアがカヴァーした"オーブリー"をサンプリングしており、一聴してわかる通り、"ステップ"はそのメロディ・ラインに大きく影響されているからだ。宗教的な響きを持つパッヘルベルのカノン調の"ステップ"は、こういった幾層ものサンプリングが積み重ねられた上に成立している。

 『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』を構成しているひとつの重要な要素である「宗教」に注目する上で外せないのは、アルバムのリリース直前にヴィデオが公開された"ヤー・ヘイ"だ。"ヤー・ヘイ"("Ya Hey")はユダヤ教の神、ヤハウェ(Yahweh)をもじっており、ここでエズラが呼びかける「あなた」は明らかにヤハウェである(エズラはユダヤ系の家系に生まれている)。「あなたはご自身の名前すらおっしゃろうとしない/"私は在りて在るものである"と、ただそれだけ/でも、そんな方法で誰が生きられるっていうんでしょう?」という一節がそれを裏付ける。ユダヤ教徒は通常、神の名を直接発語するのは畏れ多いとして口にはしないため、ユダヤ教の神の名の正確な発音はわからなくなってしまったからだ。
 「ああ、愛しいあなた/シオンはあなたを愛していない/バビロンもあなたを愛してはいない/けれども、あなたは遍く存在を愛している/ああ、聖なるあなた/アメリカはあなたを愛していない/だから僕はあなたを愛せない」「母なる国はあなたを愛していない/父なる国はあなたを愛していない/なのに、何故全てを愛するのですか?」。こういった歌詞には、元は同じである神を信じるユダヤ教、キリスト教、イスラム教が相互にいがみ合い、血で血を洗う争いをし続ける、解決の日の目を一向に見ない中東情勢、あるいはそういった状況に対して依然「世界警察」として振る舞いつづけるアメリカへの煩悶が滲み出しているように思われる。エズラの重苦しい言葉の数々には、皮肉や言葉遊びを散りばめる余裕もないほどの悄然とした憂鬱が宿っている。

 ヴァンパイア・ウィークエンドはいま、大きな転機にいる。もしかしたら、曇った表情でニューヨーク・シティを眺める、少し老け込んだ吸血鬼たちの姿に、「お洒落でキュートなインディー・ポップ」としてのヴァンパイア・ウィークエンドに夢中になったリスナーたちは驚きうろたえるかもしれない。しかし、諦念と厭世観が充満し、憂色を纏ったこのアルバムは間違いなく彼らの最高傑作だ。そう言い切ってしまおう。もう後戻りはできない。なにせ人生は前にしか進まない。なぜかって? 後ろに進んだら大変じゃないか。

REFUGEE MARKET - ele-king

 2013年もアッという間に前半が過ぎようとしている。新年早々、東京が記録的な白化粧に見舞われ、真新しい和服を粧し込んだ新成人がバレリーナのように駅前を行き交う下北沢にて「REFUGEE MARKET」のPOP UP STOREが開催された事も大分昔の記憶に感じる......

 今年上半期だけでも怒濤のリリースを見せた〈DOGEAR RECORDS〉所属アーティストが集合するイヴェントが、今週16日の日曜日デイタイム、代官山UNITにて開催される。ISSUGI、Mr.PUG、KID FRESINO、仙人掌、白昼夢のスペシャル・ライヴを中心に、Bullpen(ブルペン)と称された、それぞれの客演者や日頃から親交を温める友人たちが登場するそうだ。
 DJは、BUDAMUNK, PUNPEE, YODEL, GONZ&CHANGYUU, MASS-HOLEがエントリー。それぞれが持ち込む映画映像がDJプレイと連動してスクリーンにて放映予定らしい。
 スペシャル・ゲスト・ライヴには、仙人掌や白昼夢の客演でお馴染みのCHIYORIがバンド・セット、LOSTRAINSにて登場、名古屋からもCAMPY&HEMPYが参戦が決定している。
 メインであるライヴフロア外でも「REFUGEE MARKET」が開かれている。ゴロー・コサカの写真展示、アジアン屋台イクチャムの飲食ブース、DNCのブランニュー・アイテムの販売が予定されている。
 セレブ指数ハイエストな代官山にて、どんなパーティになるのか楽しみでしょうがない! 日曜の昼下がり、様々な人間模様が交差する鎗ヶ崎スクランブルの地下、DNCによるカルチャー全部乗せイヴェントに乗っかるほかないだろう。

6/16 (SUN)
DOGEAR RECORDS x P-VINE RECORDS Presents
REFUGEE MARKET at 代官山UNIT
OPEN/START:15:00 (※開演時間が変更になりました)
ADV:2,500yen / DOOR :3,000yen (共にドリンク代別)

【Special Live】
ISSUGI, Mr.PUG, KID FRESINO, 仙人掌, 白昼夢
【Special Guest Live】
CHIYORI with LOSTRAINS, CAMPY & HEMPY (CAMPANELLA & TOSHI蝮)
【Special DJ's】
BUDAMUNK, PUNPEE, MASS-HOLE, YODEL, GONZ & CHANGYUU

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