「S」と一致するもの

曽我部恵一BAND - ele-king

 太陽が眠り、夜のとばりが静かに降りてくる。オフィスを出た人びとが、満員電車に揺られて家路についていく。秘密を抱えた人びとが路上に紛れ込む。街にいる人たちは、昼間のそれとはいつの間にか入れ替わったように見える。どこからか温もりに溢れた音楽が流れてくる......。ギター、シンセサイザー、そしてドラマーがハットを揺らす規則正しい音がする。救難信号のようなネオンの明滅音。ベースの重い出音が空間を広げていく。電子ストリングスが鳴くように、擦り切れながら流れていく。かつてのザ・フレーミング・リップスのような、あるいは現在のM83のような、曽我部恵一BANDらしからぬ雄大なサウンド・レイヤー。そして、男の語りがはじまる。

 「ねぇあんた、自分じゃないだれかの今日は生きられないよ絶対」"そして最後にはいつもの夜が来て"

 「東京/トーキョー」の問題(「東京」という記号の持つ特殊性が剥奪され、「トーキョー」に地方の断片が過密に集積されていくようなフィーリング)については、北陸からの上京組である橋元優歩が本誌年末号『vol.8』のコラム「音楽の論点」に寄せて書いているが、本作のタイトルに「トーキョー」と表記した男は、16年前に別のバンドで『東京』というアルバムをレコーディングしている。そこに何かしらの含意を読み込んでも面白そうだが、ここでのそれは、東京というポップ・カルチャーにおけるある種のブランド感とは遠く離れた、極めて個人的なレヴェルで鳴っている。あるいはとても非現実的に、ロマンティックに。"トーキョー・コーリング"は、上京サヴァイヴ組である曽我部が肩の力を抜いて歌う、6年後のラヴ・シティ、その姿である。

 "そして最後にはいつもの夜が来て"で予感させるシンセ・ポップの手触りは、是々非々を強く求めるようにしてアルバム全編に渡ってキープされる。もはや私たちの知っている曽我部恵一BANDではない。社会で暮らす多様な人びとを厳しいリアリズムで描いた前作『曽我部恵一BAND』と違って、『トーキョー・コーリング』は電子機材を操作して、華麗なポップスを展開している。リラックスしたAORのグルーヴ、エレクトロニックなファンク、ドリーミーなシンセ・サウンドの輝きとともに日付が変わる時間帯をゆっくりと通過していく。シャウトは控えめで、感情は抑制されている。例えばメロウでポップな"LOVE STREAMS"などは、チルウェイヴの甘い夢と遠く共振するように甘く鳴っている。

 魅力的なファンクの"ルビィ"、ドラムマシンと電子音がループする"ワルツ"がある一方で、"雪"のような彼らしいバラードも用意されている。タイトル曲の"トーキョー・コーリング"は、散り散りになったかつての同胞たちに近況を尋ねる。真っ直ぐに受け取るのなら、『トーキョー・コーリング』は、<We>になれなかったたくさんの<I>を包み込む、保温性の高いウインター・ポップのアルバムだ。日の沈んだ街を歩きながらiPhoneでこの音楽を聴いていると、大切な人に会いたくなってくる。ずっとこんな気持ちだけが続けばいいのにな、と思う。
 
 だが、ドリーム・ポップめいたクロージング"どうしたの?"が、夢の終わりを甘く淡々と伝えているのを聴くと、これは決して目を閉じてしまった音楽ではないのだと思える。発売日の設定にも、なにかクリスマス意識以上の含意があるのではと、つい想像してしまう。悪い季節がやってくるのかもしれない。怒っていても叫びたくはない、という人だっているだろう。『トーキョー・コーリング』は、政治的に言えばそのような位相で鳴っている。音楽は、<I>をどこまで守れるのだろうか。それはいまこそ切実な問いだ。


クリストファー・オウエンス - リサンドレ
よしもとアール・アンド・シー

Amazon


坂本慎太郎 - まともがわからない
zelone records

Amazon

 新しいカオスのはじまりです。この国はいま冷戦期に戻りたいのでしょうか? まともじゃいられない世の中になって、坂本慎太郎の新曲「まともがわからない」が年明けの1月11日発売予定。そして、(ゆらゆら帝国ではなく)坂本慎太郎の『幻とのつきあい方』を聴いてすっかり坂本ファンになった元ガールズのクリストファー・オウエンスの最初のソロ・アルバム『リサンドレ』も年明けの1月9日にリリースされます。

 いったいぜんたい、クリストファー・オウエンスはどうして坂本慎太郎を知ったのか? そして、ふたりの共通点はどこにあるのか? そして、そもそもこのふたりが会うとどんな会話になるのか?

 ele-kingでは、ふたりの出会いとふたりの新作への祝福と敬意を込めて、対談を収録しました。来年の正月明けまでにはupされます。ご期待ください!!!

Hidenori Sasaki(zoo tapes) - ele-king

 2011年からスタートした佐々木秀典によるAmbient、Drone、Noise、Industrialカセット・レーベル〈zoo tapes〉、Drone Chart。
 80年代から10年代まで拡散、発展するimprovised/drone/noise recommend、東京のシーンを中心に2012年入手可能な盤をご紹介。
 取り扱いshopはArt into Life、Meditations、S.O.L sound、Futarri CD shop、P.S.F. Records Modern Music、NEdS等。
 〈zoo tapes〉は2012年Festival Fukushima at Ikebukuro atelier bemstar を開催。(https://www.pj-fukushima.jp/festival/201208post-58.php
 同年より90年代のテクノの盤を紹介するトーク・ライヴを企画。
https://www.youtube.com/watch?v=iVpBRFAEmxQ

https://www.discogs.com/artist/Hidenori+Sasaki
https://www.youtube.com/user/hidenorisasaki1980
https://twitter.com/ssk_hidenori
https://www.facebook.com/zootapes
https://zootapes.tumblr.com/

Drone Chart


1
Various - Captured Ambient Cassette - Zoo Tapes
  droneの状況の紹介の前に、現在も続く東京音響noise、improvisedシーンを忘れてはならない。自身の活動もここの影響下からスタート、2007年都内でlive活動を行っていた頃、盆の窪というacoust free improvised trioと出会う。
 自分が参加していたセッションMetaphoricは当時まったくお客さんの反応を得られなかった。盆の窪もまた同じ。お客さんの大半は無反応、物事のはじまりは大抵このような状況なのだろう。
 2012年時点でそのことを記録に留めておきたく自身のソロ名義でSFDD、盆の窪から現在DUOになったセッションをカセットに収めた作品。
 B面収録はsonny+starcuts、Kyosuke Takayasu(bemstar record)、drone、free improvised、00年前後の音響noise、post classicalな要素を持った自身〈zoo tapes〉のオムニバス・カセット。free improvised シーンは現在、水道橋Futarri CD shop,l-e,等で体感できる。

2
Metaphoric - Confirmed Lucky Air CD - Kawagoe New Sound
  improvisedの影響下からスタートした活動のなかでMetaphoricというguitar duoのセッションに録音も含めて参加、2008年頃から録音作業中心。そのなかでUKのdroneシーンの存在を知る。Mirror、Andrew Chalk、Darren Tate、Colin Potter等、彼らの作った実験的なドローン・サウンドを多く聴いていた。自身のサウンド・イメージはfree improvisedからUK drone soundへ、Metaphoricの録音素材を編集して作り上げたambient/drone作品、1st editionのリリースは2009年。
 このアルバム1曲目の"Torimo"はremixが存在する。remixはCeler、Stephan Mathieu、Todd Carter(Tv Pow)、remixの対応にバックアップしてくれたNature Blissの重要度もここに記しておきたい。

3
Reizen - 2nd CD - Self-released
  自身の活動中に同じような思考を持ったアーティストは? とArt into Life サイトで知ったNerae,そのメンバーだったReizen(guitar)を紹介したい。2009~10年頃、当時都心の知人でAnderw Chalkと言って通じるもしくは注目しているのはNerae彼らだけだった。00年代日本人の作ったdrone作品で極めて重要なアーティストと言っても大袈裟ではないと思う。
 その後ソロになったReizenの2nd(self release)。静寂のなかの彼の素晴らしい演奏の説明は各ショップのコメントにお任せする。2012年現在は2nd editionとして入手可能、他ソロ名義では1st、3rdとリリース。
 東京は四谷、喫茶茶会記、江古田Flying tea potでのVeltz(VLZ produkt)との共同企画を中心にライブ等多くの活動を行っている。

4
Diesel Guitar - Stream Of Lights CD - F.M.N Sound Factory
  Reizenとのdrone推薦盤の話のなかで「日本が誇る知られざるギター・ドローニスト、Diesel Guitarを評価することだけは忘れないでほしい」彼の言葉である。Diesel Guitar、Reizenは自身の企画で招聘してライブを行っていた。P.S.F. Records Modern Musicにて2タイトル購入可能。

5
Hakobune - Recalling My Insubstantial Thoughts LP - Tobira Records
  京都のMeditationsで働いていた経歴を持つHakobune。2011年に彼が東京に出てきたことはとても重要、彼の作り出す音、存在は今後多くの若者への影響、指針となるだろう。更にはReizen+Hakobuneの二人が都内でライブ「音ほぐし」を主宰していることはとても重要(四谷、喫茶茶会記にて)。
 droneいやこの作品からは+ambientなサウンドが聴こえてくる。彼がvinylフォーマットで表現しようとしたもの、そのサウンドに身をゆだねよう。多作である彼の作品からvinylフォーマットでのサウンドを是非じっくり聴いていただきたい。Hakobuneの運営するlabel、〈Tobira Records〉からのリリース。

6
Various - Tokyo Flashback 8 CD - P.S.F. Records
  P.S.F. Recordsの重要性、このTokyo Flashback 8、そこにはReizen、Metaphoric他多くのサイケデリック感覚を持ったアーティストが参加している。
 しかし、ここで重要なのは多くのPSFに関連するアーティストの中Soldier Garageを1曲目に紹介したことのように思う。
 彼のギターはまるで「あのアーティスト」の音のようだ......と言われているがここでは伏せておきたい。
 Soldier Garageはその後〈P.S.F. Records〉からリリース。彼はジャケットのイラスト・デザインも手掛ける。

7
suzukiiiiiiiiii×youpy - sxy CD - Headz
  上記00年代improシーンを異端の立場で牽引していた鈴木康文+安永哲郎によるlap top duo VOIMAという存在も紹介しておきたい。なぜ異端と書いたか? それは2008年4月に六本木Super Delux行われたFtarri Festival出演の際、多くのimproviserがelectro acoustのスタイルのなか、彼らはlap top2台でのパフォーマンスだったからだ。当時いやいまでも同じだと思うのだがlap topのライブはパフォーマンスとして面白みに欠けるという指摘があるが、99年来日時に観たJim O'Rourkeのlap top、00年に観たCasey Riceのlap topはいまでも脳裏に焼き付いている。
 その鈴木氏が更にsuzukiiiii+youpy名義として2012年にリリースしたこの盤、全40曲!? からなる音響エレクトロノイズ。
 00年代free impro以降のサウンドを注意深く負わなくては現実を見失う。〈P-Vine〉から。
鈴木氏は六本木Super DeluxでSound Roomを主宰。安永哲郎氏も都内で多くの企画を行っている、安永哲郎事務室を主宰。

8
Takayuki Niwano - Surroundly CD - Kawagoe New Sound
  Metaphoricでguitarを担当、オリジナル・メンバーの庭野氏の最新作、Tower Recordの発行するfree magazine baunceでも取り上げられたが、ここでの庭野氏はギターにフォーカスを当てず、PC上での音作りに没頭したサウンドになっている。90年代から音作りを行っていたアーティストでなければ出せない音、こちらもノイズを出しているが不思議とテクノ、テクノ・ノイズ? テクノという感触が全編に渡って展開された作品。
 改めて彼の多岐にわたる活動、ギターの音色、フレーズすべて重要である。

9
Various - Utmarken 3xCassette - Utmarken
  ドローン後、北欧ノイズに遭遇し更にインダストリアルというキーワードに気がつく。日本で耳にするノイズとは別の側面を持つことに気がつく。個人的に今年発見した海外の盤を1点紹介したかった。やはりカセット・フォーマットは面白い。3本セットのケースなど現在東京では見たことがない。

10
Various - Tribute To MSBR LP - Urashima
  このトリビュート・アルバムを買うになった自分の立場に自覚的でなくてはならない。Japanoiseはまだまだ進化する。
 〈Urashima〉もまた北欧なのだ。2001年に青山CAYで観た「ノイズのはらわた」この企画で初めてノイズに触れたがそのショックをいまも引きずっている。

Stubborn Heart - ele-king

 明瞭にレディオヘッドからの影響があるが、たとえばトム・ヨークのようにちょっと面倒な内面性や自意識、あるいはジョニー・グリーンウッドの偏執的な音響感覚といったものはない。じつにスムーズでスマート、ダブステップを応用しながらジャジーかつソウルフルなヴォーカルを展開し、ジェイムス・ブレイク後のフィールドによい意味での大衆性を引き入れることに成功している。ジェシー・ウェアほど歌ものに割り切らないまでも、サブトラクトやジ・XX、ジ・インヴィジブルにはよく似た傾向を見ることができるだろう。マウント・キンビーと比較するものもいる。いずれにせよ非常にUKらしい音であり、BBCやガーディアン、NMEなどUKのマスなメディアを中心に評価される理由がよくわかる。これはあくまで大衆的なフィールドを舞台とする音である。ベッドルームや小さな小屋でかかるというよりも、テレビや街頭で聴かれるに耐える大柄なボディを持った音だ。そこを踏み間違えるとあまりピンとこないひともいるかもしれない。また、鬱々とするようでいて、パラノイアックな感性やディストピックな世界観、ブルーなヴァイブといった複雑性もない。そうしたものを風味程度にとどめるところにむしろ彼らの強さがある。「それでもおk?」という日本発の優れたリスナーズ・マナーを踏まえて臨むならば、本作は必ずや約40分間の「いいムード」を演出してくれるだろう。

 スタボーン・ハートはロンドンの2人組で、本作がデビュー・アルバムとなる。昨年に本作のハイライトでもある"ニード・サムワン"の限定シングルを出しているほかに、今年リリースのシングルがもう1枚存在している。彼らは自身の音楽を「エレクトロニック・ソウル」と呼ぶそうだが、ジャイルズ・ピーターソンに気に入られたことが本作リリースへと結びついたようだ。片割れであるルーカ・サントゥッチは90年代の初めから活動しており、コラボレーターとしてハーバートやプレイグループ、エドウィン・コリンズとの仕事も経験してきたかなりのベテランでもある。
 そつなく音を配し、なにかひとつでもバランスを崩さない、『スタボーン・ハート』のプロダクションはそのように慎重な足し算と丁寧な引き算によって作り出されている。アーティストとしてのマインドよりも、そうした仕事としての精度や職人性をよりつよく感じるだろうか。「スタボーン」というのはその意味での頑固さを指すのかもしれない。そういえば、「スタボーン・ハーツ」と複数形にしないのはなぜだろうか。ふたりの頑固者、とすればユニット名としてすっきりするようにも思うが、「スタボーン・ハート」とあえて抽象性をもたせているのは、純粋な理念としてその語を胸に抱いていたいというような思いからか。
 "インターポール"など、抑えをきかせつつドラマチックな展開を持ったダウン・テンポが聴きどころのひとつである。チルウェイヴ以降の感性もとらえつつ、それをクリアでリッチなサウンドへと練り上げているのがよくわかる。"ブロウ"のユーフォリックなアンビエントもとてもいまらしい。"スターティング・ブロック""ペネトレート"などは逆にやや古く感じられるだろう。"ヘッド・オン"の耽美的なストリングスやタイム感、あるいは"ベター・ザン・ディス"に挿入されるややヘヴィめのノイズなどは、もっと思い切った過剰さがあってもよいのではないかと思う。このあたりは好みかもしれないが、守備型のディレクションが何かを生かすとすればこれらの曲のようなやや崩れたおもしろみを持つ部分ではないだろうか。

戸川純ライヴ - ele-king

 紙エレキングの連載「ピーポー&メー」が絶賛脱線中の戸川純が年明けからマンスリー・ライヴに突入します。
 1月はキノコホテルと対バン(24日)、2月は神聖かまってちゃんと対バン(21日)、そして、3月は恒例のバースデイ・ライヴをワンマンで行ないます(22日)。
 会場は新宿ロフト。トイレのアートは快速東京の福田哲丸によるものです。詳細は以下。
 https://rooftop.cc/news/2012/12/05183107.php

 しばらく体調のすぐれなかった戸川純がこのところ、少しずつ回復の兆しを見せています。このまま行くと、早晩、80年代のようにランドセルを背負って走り回り、デカい羽をつけて空を飛び回ってしまう日も近いことでしょう。そうなってしまったら、なにがなんだかわからなくなって、エレキングでもフォローし切れるかどうか。その予兆を感じ取るかのように映画『ヘルター・スケルター』でも「蛹化の女」が挿入歌として使用され、監督の蜷川実花によるセレクション・アルバム『蛹化の女〜蜷川実花セレクション』までリリースされてしまいました。これを機に新しいファン層が雪崩れ込むのか。古くからのファンがそれを押し返すのか。ステージだけでなく会場内の攻防からも目が話せない! これまで保たれていた男女比のバランスにも注目!

 つーか、三上寛・後編はどうなってしまうんだろう......

禁断のクリスマスBOX - ele-king

 禁断の多数決から素敵なプレゼントが届いた。以前よりアナウンスのあったクリスマス・アルバム『禁断のクリスマスBOX』である。ハンドメイド感あふれる箱を開けると、雪を模した綿やらオーナメントやらアートカードの奥から、ディスクが2枚あらわれる。20曲入りのCDと本作用の映像を収めたDVDだ。とても楽しい作りである。しかしこの作品にはもうひとつ重要な要素がある。

 前号(ele-king vol.7)で行った〈マルチネ・レコーズ〉主宰トマド氏へのインタヴューでも非常におもしろい話をきくことができたが、本作は話題の「投げ銭システム」、クラウドファンディングを利用し、まさにファンのための仕様を実現している。「メンバー全員、クリスマスが大好きです! 応援してくれた皆さんと完全ハンドメイドのクリスマス作品で一緒にメリークリスマス♪を楽しみたいです」というコンセプトのもと、こうしたシステムを利用し、クリスマス・アルバムというものを「売り物」ではなく「プレゼント」へと、スマートに(またハートフルに)転換してみせた。もちろん定価のついたれっきとした商品だが、制作費をファンがもつというあり方はなんとも直接的で理想的ではないか。投げた金が、プレゼントになって帰ってくるのだ。それはたとえもとからのファンであったとしても、「買わされる」システムとはまったく違うものだ。クラウドファンディングは、うまく利用するならばその過程や手順をスムーズにし、わかりやすく見せてくれる。

 曲のほうも、パンダ・ベアをほうふつさせるサイケデリックなトロピカル・ポップや、デイデラス風のラウンジーなカットアップ・スタイルに幕を開け、ベタベタなクリスマス感を避けながらも豊かなフレイヴァーによってこの時期特有のそわそわとした空気を彩る。
 購入はバンドの公式サイトから可能だが、明日はメンバーによる手売りが行われるようだ。クリスマス直前でもあることだから、ぜひ行ってみよう。

 詳細→ https://kindan.tumblr.com/post/37976471859/12-22-dum-dum-office-box
 公式サイト→ https://kindan.tumblr.com/

12/22(土)に高円寺DUM-DUM OFFICEにてメンバーによる『禁断のクリスマスBOX』店頭販売

12/22(土)に高円寺DUM-DUM OFFICEにてメンバーによる『禁断のクリスマスBOX』の店頭販売を行います。12時~17時まで店内におります。先着で、禁断の赤ワイン or チューダー or サイダーを一杯振る舞います。 尚、当HPのショップページからも『禁断のクリスマスBOX』をご購入出来ます。何卒よろしくおねがいいたします。

DUM-DUM OFFICEの地図
https://magazine.dum-dum.tv/archives/901

『禁断のクリスマスBOX』 ショップページ
https://kindan.tumblr.com/shop/

チューダーとは?
https://umanga.blog8.fc2.com/blog-entry-165.html

[music video] - ele-king

 今年はフォーマルな服装をキャップで崩すスタイリングが推されていた。タイラー・ザ・クリエイターの影響はあったのだろうか、さらにそこにスケボーのブームも合流してか、〈Supreme〉のキャップが東京の街中で散見された。
 もうひとつ、いやというほど見たのはからし色の洋服だ。先日、『ele-king vol.8』の年末対談のために上京していた木津毅氏、竹内正太郎氏とともに、裏原宿あたりでデートをしていたのだが、そこらじゅうの服屋でマスタード色がウィンドウ・ディスプレイに晒されていた。道行く人まで......、ほらあの人も、ね、あそこの人も、ほらほら、また、うわー......。


How to Dress Well  - & It Was U(Official Music Video)

 ほら、ハウ・トゥ・ドレス・ウェルも! なるほど。おめかしするにはマスタードだったのね。


Alexis Taylor - Nayim From The Halfway Line

 しかし、キャップとマスタードのスタイリングを2年以上前から実践していた人がいる(https://www.youtube.com/watch?v=wif8DAyXkVc)。ギーク界のファッション・リーダーことホット・チップのアレクシス・テイラーだ。
 そのアレクシスが12月3日、〈ドミノ〉からソロEP『ナイム・フローム・ザ・ハーフウェイ・ライン』を突如としてリリースした(デジタル配信は17日開始)。公式な事前予告なしだったが、クリスマスに向けたささやかなサプライズということなのだろうか。2008年にジョン・コクソンが主宰する〈トレッダー〉よりリリースした宅録アルバム『ラブド・アウト』以来のソロ作品となる。
 ジャケットのアートワークは、オリヴァー・ペインとのタッグで有名な現代アート作家ニック・レルフによるものだ。
 残念ながら18日現在筆者の手にはまだ届いていないので、入手しだいレヴューしたいと思う。前作は宅録の名盤『マッカートニーⅡ』を思わせるような弾き語り&シンセのチルな作品であったが、今回はミニマムでグルーヴィーなリフレインが意表をついてくる。映像とタイトルのとおり、フットボールのネタからもいくらかねじれた感性がのぞくのがさすが。


Hot Chip - Don't Deny Your Heart (Official)

 ホット・チップのアルバム『イン・アワー・ヘッズ』は、今年とても評判であったように思う。ファンも増えただろう。もっとも筆者からするとマッチョなまでに3分ポップス化しているのがいまだに好きになれないのだが、それにしても本当によくできた曲ばかり揃ったアルバムだった。そのなかでも特にきらびやかだったシングル曲“ドント・ディナイ・ユオ・ハート”の公式ヴィデオが発表された。
 初めはまったく笑えなかった。いまでも笑えない。「ファニーなヴィデオ」で話題を呼ぼうとセルアウトしているんだと感じた。もうファンでいることがいたたまれなくなった。まあしかし、すこし再考してみよう。
 ホット・チップのメンバーはゲイである――という噂がかつてあった。噂を盛り上げたのは“レディー・フォー・ザ・フロア”(2008)の印象的な一節=「きみは僕のナンバーワンの男(You're my number one guy)」だ。2年以上前、なにを思ったか初対面にも関わらず筆者は噂についてアレクシスに訊いてしまったが、彼は笑顔でこう答えてくれた。
 「『バットマン』の映画でジョーカーが手下にそのセリフをいう場面(https://www.youtube.com/watch?v=hLBmZW-d2A8)があって、そのグラマー(文法)が好きだったから使ったんだ。ゲイのニュアンスは意図していなかったよ。現に僕も女性と結婚して子供もいるしね。インターネットで僕らがゲイだというひとがいようと関係ない話さ。」
 それ以前にも彼らはゲイ雑誌からのインタヴュー英『ガーディアン』誌のインタヴューなどにおいても、ゲイから人気があることは認めつつも噂を否定している。
 とすれば、今回のPVは改めてゲイを自分たちと切り離し対象化しているとも思える......けども、いまさら?
 もうすこし考えてみる。
 2人の選手が喧嘩寸前のところ、唐突にダンスでバトルをするシーンがある(『スペースチャンネル5』というダンス・ゲームを想起させる意味不明な空間だ)。その後、2人は熱くキスを交わし、不穏だった会場は愛のあふれる平和な空間となる。これは、とくに本楽曲がディスコ音楽からの影響が顕著なように、ホット・チップ自身が愛するディスコ文化(音楽)がゲイのコミュニティによって発展してきたことを示唆しているのではないだろうか(https://www.qetic.jp/feature/battles/78938)。
 ......なんて考えてはみたものの、映像監督のピーター・セラフィノウィッツ(Peter Serafinowicz)はコメディアンだし、ホット・チップとの仕事では、おっさんの口からビーム吐かせたり(https://www.youtube.com/watch?v=MaCZN2N6Q_I)、UFOがぶっ壊れるだけだったり(https://www.youtube.com/watch?v=-OsD3g461fM)するわけで、いやほんと、くだらないだけでしょう!
 しかし、このくだらないだけってのがポイントなのかもしれない。「これほど同性愛ってものが政治的なトピックになった年もない」とは木津毅氏の言葉だが(紙『ele-king vol.8』p84参照)、そんな年にあえてこのくだらなさを打ち出したと。そういうことでいいですかね。だって「我々は何年間もこの瞬間を待ち望んでいました! これこそがフットボールです!」ってナレーション、フットボール好きにだってわけわからないでしょう。

Leonard Cohen - ele-king

クリスマス・シーズンに英国で流れる曲は、毎年決まっている。
 ザ・ポーグス&カースティ・マッコールの"Fairytale of New York"、スレイドの"Merry Christmas Everybody"、ボブ・ゲルドフ&仲間たちの"Do They Know It's Christmas"などである。が、数年前から上記曲群の仲間入りをしているのが"Hallelujah"だ。といっても、街中でかかっているのはレナード・コーエンのオリジナルではなく、数年前にオーディション番組で優勝してクリスマス・チャート1位になった女性歌手のカヴァー・ヴァージョンや、『シュレック』で使われたジョン・ケイルのヴァージョンもある。ジェフ・バックリーのカヴァーもかかるし、ルーファス・ウェインライトのヴァージョンも耳にする。
 「秘密のコードがあると聞いた。ダビデが弾いて、神がそれに喜んだという」
 という歌詞で始まるこの歌は、アーティストならつい歌いたくなるアンセムだろう。
 既成の曲を切り貼りしてコラージュすることが創造作業になる時代の遥か前、詩人や音楽家はこうしたアンセムを創出したのである。

 この曲を書いたレナード・コーエンの新譜が今年の初めにリリースされた。御年77歳。あと3年で80代だ。
 ロックを聴いているのは中高年。という現象は万国共通で、『UNCUT』や『Q』は、本国では「おっさん雑誌」としてカテゴライズされている。しかし、70代というのは、もはや「おっさん」ですらない。ミック・ジャガーとキース・リチャーズも来年は70歳になる。ポール・マッカートニーやルー・リードも70歳だし、ボブ・ディランも71歳だ。もはや、時代は「おっさんロック」から「爺さんロック」へとシフトしている。
 ロックと老い。それは一見すると相容れないもののようであるが、レナード・コーエンの新譜を聴いたときに、実はかなり相容れるものではないかと思った。もともと、わたしは「怒れる爺さん」というのが結構好きなのだが、他者に向けてのアンガーは結局すべて自分に跳ね返ってくるということを知り尽くし、本当はそれに対して一番怒っている老年の怒りは、どこか孤高だ。深遠に、そして静かに怒れる爺さんの、死への恐れや希望や後悔や欲望が渦巻く『Old Ideas』を聴いていると、ロックと相容れないのは、老いではなく、アンチ・エイジングという名のリアリティーの否定なのだとつくづく思う。

 個人的には一番好きな"Hallelujah"のカヴァーを歌ったジョン・ケイルも70歳だ。
 ケイルは、新譜について「宝石のコレクション」と『ガーディアン』紙のインタヴューで語っている。「宝石を見るとき、この心惹かれるものは、いったい何なんだろうと人は理解しようとする。新譜のすべての曲に何か魅惑的なものがある。僕にとっては、それはリズムだし、他の人びとにとってはテクスチャーかもしれない」と言うが、現在の彼の音楽が、例えばAlt-Jのような多様なテクスチャーを見せてくれることはない。「古臭い。80年代から90年代前半みたいな曲ばかりで『いま』を感じない」と書いた評論家もいる。

 ケイルの新譜を買う気になったのは、BBC2の「Later...With Jools Holland」のせいだった。この番組では、Joolsを円の中心として、ブレイク寸前バンドからレジェンドまで、の広範なアーティスト&バンドが円の弧を描くように配置されており、出演者たちは常に所定の位置に立っている。よって、他人が演奏している時のアーティストたちの様子がカメラの隅に映ることがあり、これが演奏そのものよりも面白かったりする(最近では、ビーチ・ボーイズで陽気に腰を振っているジョン・ライドンが良かった)。
 ケイルが出演した回には、ジェシー・ウェアとザ・ヴァクシーンズが出ていたのだが、ケイルはこの両者の曲でさかんに頭を振っていた。その振り方というか上半身の動きが激烈にクールだったので、わたしはついアルバムまで買ってしまったのだ。ケイルは、参考のため研究しているとかではなく、本当に若い人びとの音楽が好きなんだろうと思う。

 「いま」という観点でいえば、80年代から90年代前半というのはトレンドである。
 ケイルの新譜も、5曲目まではまさにあの時代を髣髴とさせる。さすがにこなれているので、オーセンティックになり過ぎるのだが、新し物好きの彼は、もしかすると若い人々に触発されて、リヴァイヴァルをやってみたのだろうか。
 となると、「彼はもはやカッティング・エッジではない」とか言っているメディアのほうが、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドや前衛音楽のケイルを忘れることができない老人なのである。
 ジョン・ケイルはそんなことには目もくれず、ウェールズの谷間を吹く風のように飄々と、「いま」を楽しんでいる。

メリー・クリスマス・フロム・Why Sheep? - ele-king

 Why Sheep?を名乗る前の若き羊は、ジェームズ・ジョイスの「若き芸術家の肖像」に出てくるスティーブン・デーィーダラスよろしく感傷的なくせに観念的で、傷つきやすいくせにタフを気取っていた。つまるところ、どこにでもいるちょっと感傷的で自己耽溺型の若者ってことだ。
 そして、巷にある歌の99%は恋愛に関するものであることにも、「あなたはもうここにはいない」とか「着る人のいない手編みのセーター」だとか、そのほとんどが安っぽくて深みもないことにもうんざりしていた。振り返ってみると、それがWhy Sheep?がインスト音楽にむかっていったことの理由のひとつでもあると思う。

 と、ラヴ・ソングについて長きにわたってそんな風に斜に構えて生きてきたのだけど、そろそろ中年になろうかという歳にさしかかったある日、突然、啓示のような出来事が起こった。

 たしかちょうど年の瀬の今頃の時期だったと思う。都心のビルの高層階で、別れる間際の恋人と食事をしていた。口には出さないけど、ふたりとも別れを予感していたんだと思う。とはいっても話は簡単ではなかった。少なくとも僕はそうだった。良いことも悪いことも、自分たちだけの問題も、他人を巻き込んだ問題も、いろんなものを引きずっていた。綺麗な夜景も、洒落た店の雰囲気も、美味いはずの食事も酒もかえってふたりの気持ちを滅入らせてしかくれなかった。
 そして、当たり障りのない話題さえも尽きたころ店内のスピーカーからポリスの「見つめていたい」が流れてきた。不意打ちだった。

 Every move you make
 Every vow you break
 Every smile you fake
 Every claim you stake
 I'll be watchin' you

 君が動くたび
 君が約束を破るたび
 君が作り笑いをするたび
 君が言い張るたび
 僕は君を見つめてるんだろう
   (原詩:スティング 訳:Why Sheep?)

 そのとき自分の心の内側で起こったことを説明するのはとてもむずかしいのだけど、あえて言うならその歌と自分の心が共振したといえばいいのか。それはその場の雰囲気に合ってるとか、歌詞の一言一言がふたりの関係にピッタリはまるとか、そんなレヴェルではない。まるで、ぴったりチューニングの合った弦が共振しているような、まるで思考も感情もどこかに置き去ったような物理的な体験だったのだ。
 そして、目の前にいる彼女をよそに、ショックから返ると思い至った。   
「ああ、すべてのラヴ・ソングは僕にというわけではなくても、どこかの恋愛の現場には必要なんだ。だからこんなに世の中ラヴ・ソングで溢れているんだ」と。
 言い回しが巧みとか韻を踏んでるとかそんなことは二の次の問題なのだ。ラヴ・ソングはいつかその歌と共振する誰かのためにあるのだと。そして、そのラヴ・ソングは、もう二度と同じような強度を持って現れることはないにしても、それからのその人の人生にとってかけがえのないものになるだろう。

 これは余談だけど、この「見つめていたい」という曲はポリスのなかでも最大のヒット曲で1984年のグラミー賞の最優秀楽曲賞を受賞したぐらいなのだけど、作曲者本人としては、詞の内容は不本意だったらしく、ポリス解散後のソロ・アルバムでは自身へのアンサーソング「セット・ゼム・フリー」を書いた。つまり「見つめていたい」は束縛する愛で、本来の愛とは「セット・ゼム・フリー」というタイトルそのまま、解放してあげることなのだという。ポリスはデビューしたての頃は、パンク/ニューウェイヴ・ムーヴメントに乗っかって出てきたならず者のお兄ちゃんバンドを装ってたけど、実はヴォーカルのスティングは前職は教師でディケンズの初版本を買いあさったりするほどの文学オタクである。

 歳を重ねたスティング本人がいまどう思ってるかはわからないが、当時の本人が勘違いしてると思うのは、歌は一度世に放たれてしまえば、ましてやそれがヒットしてしまえば、もうアーティスト当人のものではないということだ。その歌は街角で流れるたびに自律性を持ちはじめ、それはどこかしかるべきところで昇華するのだ。ちょうど僕の場合は、それが年の瀬の高層階の彼女との別れの場面だったように。

 他人の曲のことばかり語ったが、10年間も口を沈黙を守ってきた羊が、Why Sheep?と名乗る最後のアルバムを来年の春にリリースする。
 前作『myth & i』をリリースしてから10年間眠りこけていたわけじゃあない。そのあいだ、世界ではいろいろなことがあったし、さっきの話みたいにプライヴェートだって取り込んでたから、それこそ曲を作る材料はいろいろあった。少しずつ曲を作りためていたわけなのだが、ひとつのアルバムとなると、自分としては、そのアルバムのレーゾンデートルのようなものがどうしても必要だった。

 前作『myth & i』は自分のなかでは、2001年の9.11の絶望から生まれたアルバムで、その後も世界は変わり続けたけど、なかなかその絶望の淵から這い上がることができなかった。

 そして2011年3月11日が訪れた。それは僕を、僕たちを深く傷つけた。茫然自失の時間が過ぎたあと、アーティストとしてするべきことがあることだけはわかっていた。しかし、そんなことを悠長に考えているうちに、おそらく誰よりも早く、表現をした連中がいた。アーティスト集団のChim↑Pomである。
 
 渋谷駅に飾られている岡本太郎作の「明日の神話」のジャックがニュースで報道されてから時をおかずに発表された「Real Times展」を訪れて、美術と音楽の違いとはいえ、強い衝撃を受けた。そしていてもたってもいられなくなり自分としては異例の早さで、彼らの「気合い100連発」を許可も得ずにリミックスし彼らに手渡した。
 Chim↑Pomはその作品のインパクトの強さゆえに、支持する者と批判するものを真っ二つに分かつアーティストである。彼らを批判する者をどれだけ説得しようと思っても不毛なだけの気がするが、そのインパクトゆえに世に本質的な問いを発することじたいがアーティストの生業であり、彼らが見事なまでに職責をはたしていることだけは伝えておきたい。ピカソがゲルニカを発表したときだって、あんなふざけた絵は死者への冒涜と批判する人たちがいたことだろう。
 先日、3.11後、最初となる衆院選が行われた。結果についてはあえて言うまい。しかし投票率の低さについて知ったときは本当に愕然とした。この期に及んでも無関心なのだろうか、あるいは心底絶望してるのだろうか。

 もしChim↑Pomとの出会いがなかったら、もしかして僕はまだWhy Sheep?の最終章としてのアルバムのレーゾンデートルを見つけることはできなかったかもしれない。やっと完成したアルバムは来年の早春にお目見えすることになった。

 そのアルバムのなかにキーとなる曲がある。「empathy」という曲だ。これは『myth & i』で、世界の在り方を神話になぞらえた後、その核となるべきものを探し続けた結果である。これは僕が初めて世に出すラヴ・ソングだ。どこまでもラヴ・ソング。できれば歌詞をよく聞いてほしい。歌はUAに歌ってもらった。歌を依頼する前から彼女の歌声しか念頭になかった。彼女が僕の期待以上の力を歌に与えてくれたと思う。
 そしてこの曲はWhy Sheep?によるWhy Sheep?(なぜ羊か?)という問いへの初めての、そしておそらく最後の回答でもある。
 その答えは、若き日の僕がラヴ・ソングに違和感を覚えたように、誰かを失望させてしまうだろうか。
 それでもかまわない、と思う。
 この歌が、いつか誰かの恋愛と共振してくれるのであれば。

 クリスマス, 2012

mixCD"swim in"発売中
https://tmblr.co/ZnHH9xWlBSX7

2012/12/28(FRI) Swim in @GRASSROOTS
Haruka , Jyotaro , Tsukasa , Tomoharu

2012.12 CHART


1
SIGHA - SCENE COUPLE / BROOD - Hotflush

2
Anthony Parasole & Phil Moffa - Atlantic Ave - The Corner

3
XAMIGA - Kermit's Day Out - Rush Hour

4
Julius Steinhoff - So Glad - Smallville

5
Mikkel Metal - Fron - Semantica

6
SIGHA - Living With Ghosts - Hotflush

7
The Fantasy - Secret Mixes Fixes Vol. 14 - Secret Mixes Fixes

8
Black Dynamite - City To City EP - Tenderpark

9
Arttu - Tune In - Royal Oak

10
Dance - Still / Ha - Blank Mind
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634 635 636 637 638 639 640 641 642 643 644 645 646 647 648 649 650 651 652 653 654 655 656 657 658 659 660 661 662 663 664 665 666 667 668 669 670 671 672 673 674 675 676 677 678 679 680 681 682 683 684 685 686 687 688 689 690 691 692 693 694 695 696 697 698 699 700 701 702 703 704 705 706 707 708 709 710 711 712 713 714 715 716 717 718 719 720 721 722 723 724 725 726 727 728 729 730 731 732 733 734 735 736 737 738 739 740 741 742 743 744 745 746 747 748 749 750 751 752 753 754 755 756 757 758 759 760 761 762 763 764 765 766 767 768 769 770 771 772 773 774 775 776 777 778 779 780 781 782 783 784 785 786 787 788 789 790 791 792 793 794 795 796 797 798 799 800 801 802 803 804 805 806 807 808 809 810 811 812 813 814 815 816 817 818 819 820 821 822 823 824 825 826 827 828 829 830 831 832 833 834 835 836 837 838 839 840 841 842 843 844 845 846 847 848 849 850 851 852 853 854 855 856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 871 872 873 874 875 876 877 878 879 880 881 882 883 884 885 886 887 888 889 890 891 892 893 894 895 896 897 898 899 900 901 902 903 904 905 906 907 908 909 910 911 912 913 914 915 916 917 918 919 920 921 922 923 924 925 926 927 928 929 930 931 932 933 934 935 936 937 938 939 940 941 942 943 944 945 946 947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 960 961 962 963 964 965 966 967 968 969 970 971 972 973 974 975 976 977 978 979 980 981 982 983 984 985 986 987 988 989 990 991 992 993 994 995 996 997 998 999 1000 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008 1009 1010 1011 1012 1013 1014 1015 1016 1017 1018 1019 1020 1021 1022 1023 1024 1025 1026