麿赤児率いる大駱駝艦の音楽をジェフ・ミルズが担当する。そういえば、数年前にアントニー・アンド・ザ・ジョンソンが大野一雄の写真をアートワークに使用していたが、まさかジェフ・ミルズが日本の前衛舞踏の音楽を手がけることになるとは......。
麿赤児といえば、土方巽に端を発する暗黒舞踏と呼ばれる前衛舞踊の第一世代を代表するアーティストのひとりで、欧米においてこの表現を広めた第一人者でもある。唐十郎との状況劇場を経て、1972年に大駱駝艦を結成しているが、その活動領域は舞台のみならず数多くの映画出演などにも広がっている。少々強引だが、土方巽がシュトックハウゼンなら、麿赤児とは暗黒舞踏史におけるクラフトワークにたとえられよう。実際、1980年代までは暗黒舞踏というジャンルそのものが日本の若い世代にとっていまよりずっと身近で、音楽や写真や漫画や映画や文学などと並ぶ、大きなインスピレーションのひとつだった。
これは実に大胆な文化的交流、ミクシングである。世代も時代背景も異なるなかで生まれたふたつの強烈な存在が交わるということは、まったくもって興味深い!! 大駱駝艦、創立40周年公演の新たな実験。
大駱駝艦・天賦典式創立40周年公演「ウイルス」
[振鋳・演出・鋳態] 麿赤兒
[音楽] 土井啓輔/ジェフ・ミルズ
[鋳態] 村松卓矢/向雲太郎/田村一行/我妻恵美子/高桑晶子/鉾久奈緒美/ほか
会場:世田谷パブリックシアター
日程:
7月5日(木)19:30〜
7月6日(金)19:30〜
7月7日(土)15:00〜 19:30〜
7月8日(日)15:00〜
チケット状況:以下公演のみ、前売り発売中
7月6日(金)19:30〜
7月7日(土)19:30〜
世田谷パブリックシアター
チケットセンター
03-5432-1515(10時〜19時)
https://setagaya-pt.jp/theater_info/2012/07/post_286.html
大駱駝艦
0422-21-4984
https://www.dairakudakan.com/

















