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Home >  Interviews > interview with おとぎ話 - 何故ロックンロール?

interview with おとぎ話 向かって風間洋隆(Ba.)、前に有馬和樹(Vo./Gt.)、後方に牛尾健太(Gt.)、右に前越啓輔(Dr.)

interview with おとぎ話

何故ロックンロール?

──有馬和樹、インタヴュー

野田 努    写真:タイコウクニヨシ   Jan 29,2015 UP

結局このアルバムを作っているときも「これがビートルズの『リヴォルヴァー』だったら」って考えたりしました。勝手に自分のなかで『カルチャー・クラブ』は「リヴォルヴァー期」とかって思ってました(笑)。


おとぎ話
CULTURE CLUB

felicity

Rock

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つうか、恐いほどすごいタイミングだったよね。えーと、おとぎ話っていうバンド名は、さっき僕はファンタジーって言ったけど、“カルチャー・クラブ”の話を聞いていると、それもある種のアイロニーなのかなと思いすね。

有馬:いまはそうなりましたね。

このアルバム・ジャケットも、何回もひねって作ったんでしょ?

有馬:これはわりと初期段階で決まりましたよ(笑)。

これはある意味ではさっきのステージ衣装じゃないけど、まぁあれに近いセンスというか。

有馬:これの背景がピンクなのは、俺はキュアーがすごく好きで、キュアーのファースト・アルバム『スリー・イマジナリー・ボーイズ』がピンクだったからです。

ああ、冷蔵庫のジャケットのやつね。しかし、なんでそんなに古いのばっかり知ってんの? それはお父さんからじゃないでしょ?

有馬:そのへんは自分ですね。

キュアーかー……、まったく気づかなかった(笑)!

有馬:実はそうなんですよ。

たしかにアイロニーとしてのロックンロールっていうのもあるのか。でも、アルバムの最後のほうは、感傷的で、青春の使者と化していくじゃない?

有馬:“オーロラ”は自分の叙事詩みたいになったんですけど、“告白ジャム”とか“ピカピカ”とか“おとぎ話みたいねと笑ってばかりの君が”とかはまったく考えないで作った感じが出ていると思います。

自分の内面の叙情性は見せたいものなの?

有馬:本当はしたくないですね。ツラいので(笑)。

ハハハハ。だろうね。

有馬:でもせっかく音楽をやってるので、書いておこうかなと。いま残しておきたいことを残しとこうという感じですかね。

日本語の歌詞で好きなひ人って誰?

有馬:前野健太とか。ソロになったばっかりの奥田民生とかは良いなと思います。他には……三上寛かな。マンガを読んで歌詞を書くことが多いですね。マンガの主人公になったつもりとか。今回のアルバムで、個人的に好きなのは2曲目の“きゅーと研究会”と6曲目の“光の涙”と……。このへんの曲は自分が楽しんでいる感じがしますね。

“きゅーと研究会”もシニカルだよね。

 有馬:自分が本当に楽に書けるのは“きゅーと研究会”のような歌詞なので。“ピカピカ”とかは自分のなかではデヴィッド・ボウイの“スターマン”とかのつもりで作ったんですけど(笑)。

なるほど。じゃあまとめに入ろうと思うんですけど、これからの抱負は?

有馬:バンドとしてはよく続いたし、楽しければいいなと思うんですけれど、もっといろんな場所に呼ばれるバンドになれればいいなと思います。各地の面白いひとしか出ないような会場に出たいです。

長年ライヴハウスで活動してきたわけですが、最近のライヴハウス・シーンはどうでしょう?

有馬:ライヴハウス・シーンは正直に言うと、本当にやばいと思いますね。本当に面白くないから、やべーなと思いますね。カッコいいバンドがいないんですよ。

そうなの?

有馬:音楽を聴いてない子たちが多いんです。人がが本当に音楽を聴きに来ているのかわからないと思うところがあります。それは昔ライヴハウスでやっていたとき、つまりファースト・アルバムを出す前くらいのときと全く違う感じがする。当時はこういうことを自分もやってみたいなと思うバンドがたくさんいました。それこそ、あふりらんぽとかと対バンしたし。CDを出す=実力がある人っていうことだったと思うんですけど、最近はそうじゃなくて、誰でも作品を出せられるようになっていて。

それはお父さんが悪いんじゃないんですか?

有馬:うちのオヤジ(笑)?

ちがうちがう。いまの若いバンドのお父さんが子供に良い音楽をしっかり伝えていないんじゃない(笑)。

有馬:伝えてないですね。じゃあ、俺らのせいか(笑)。

おとぎ話はライヴハウス・バンドなのかもしれないけど、どっかのディナー・ショーで演奏していてもおかしくないバンドだから、そのへんの場所選びが難しいよね。

有馬: そうなんですよねぇ……。夜中のイベントだと何故か本当に盛り上がっちゃったりするんですよ(笑)。

現代のポップ・ミュージックのメインストリームは、打ち込みの音楽だと思うけど、EDM的なものに違和感を抱いている人たちだって絶対にいるわけでしょ。ギター・バンドはチャンスがあると思うんだよ。

有馬:最後のチャンスが(笑)。

みんながAが良いと思っているときにその対岸のBもあるはずだから。そこにおとぎ話がうまく上昇気流に乗って。

有馬:B地区の先輩として君臨したいな(笑)。

しかし、写真だと有馬くんは恐い顔をしてるよね(笑)。ほら、目つきが恐いじゃん。

有馬:僕、デフォルトではわりと恐いんですよ。ステージでははしゃいでるモードに入ります。今年はもっと面白いことをやっていくと思います。

今日はどうもありがとうございました。この先もがんばって続けてくださいね。



おとぎ話「CULTURE CLUB」リリースツアー
CUTE BEAT CULTURE CLUB BAND TOUR

2015年2月18日(水)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:神奈川県 横浜 club Lizard
共演:ASPARAGUS

2015年2月21日(土)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:静岡県 UMBER
共演:忘れらんねえよ

2015年2月26日(木)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:京都府 磔磔
共演:LOSTAGE

2015年2月27日(金)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:福岡県 MUSK
共演:ボギー

2015年3月1日(日)OPEN 18:00 / START 18:30
会場:広島県 4.14
共演:LOSTAGE

2015年3月6日(金)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:宮城県 仙台 PARK SQUARE
共演:SISTER JET

2015年3月13日(金)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:北海道 札幌 COLONY
※ワンマン

2015年3月19日(木)START 19:30
会場:愛知県 名古屋 得三
※ワンマン

2015年3月21日(土・祝)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:大阪府 十三 FANDANGO
※ワンマン

2015年3月23日(月)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:東京都 渋谷WWW
※ワンマン

料金:各公演 前売3,000円 当日3,500円(共にドリンク別)

その他、インストアライブ情報はこちら!
http://otogivanashi.com/

取材:野田努(2015年1月29日)

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