「UR」と一致するもの

HELP(2) - ele-king

 1995年にブライアン・イーノ主導のもと誕生することとなった『Help』は、ボスニア戦争に巻きこまれた子どもたちを支援するためのチャリティ・アルバムだった。それから30年。どうやら人類はより悪い方向へと進んでいるようで、戦争の影響を受けている子どもたちの割合は当時の倍になっているという。かくしてここに『Help(2)』が誕生することとなった。
 当時も参加していたデーモン・アルバーンやグレアム・コクソン、あるいはジョニー・マー、デペッシュ・モードパルプベス・ギボンズベックといったヴェテランたちから、ヤング・ファーザーズキング・クルールエズラ・コレクティヴら2010年代のポップ・ミュージックを牽引してきた面々、さらにはブラック・カントリー・ニュー・ロードビッグ・シーフにと、そうそうたる面々が集結している。収益はすべて War Child UK に寄付されるとのこと。

HELP(2)
世界中の紛争で影響を受ける子どもたちへ
錚々たるアーティストが集結したチャリティ・アルバムが誕生

3月6日(金)のアルバム『HELP(2)』発売に先駆けて
デーモン・アルバーン x グリアン・チャッテン x ケイ・テンペスト
豪華コラボレーションが生んだ 2ndシングル「Flags」がリリース!



photo by Adama Jalloh

本作チャリティ・アルバム発表と同時に大きな反響を生んだ、アークティック・モンキーズによる約4年ぶりの新曲となった先行シングル「Opening Night」の余韻の中、アルバム『HELP(2)』発売に先駆けた 2ndシングルとなる「Flags」がヴィジュアライザーと共に公開された。本曲はアルバムに収録される楽曲の中でも特に象徴的なコラボレーション作品であり、デーモン・アルバーン(Blur/Gorillaz)、グリアン・チャッテン(Fontaines D.C.)、ケイ・テンペストによって制作されている。

本楽曲は内なる強さと他者との連帯の中で見出される “レジリエンス” を象徴した、力強いメッセージを放っている。印象的なピアノのモチーフに導かれながら、豪華なアーティスト陣が集結。ジョニー・マー、デイヴ・オクム(The Invisible)、エイドリアン・アトリー(Portishead)、セイ・アデレカン(Gorillaz)、フェミ・コレオソ(Ezra Collective)、そして43人編成の児童合唱団が本曲に参加している。

さらに、もうひとつの豪華オールスターによるコーラスが加わり、楽曲にさらなる厚みと広がりをもたらしている。 そのメンバーには、ジョニー・マーをはじめ、ジャーヴィス・コッカー(Pulp)、カール・バラー(The Libertines)、デクラン・マッケンナ、マリカ・ハックマン、ローザ・ウォルトン(Let’s Eat Grandma)、ナディア・カデックらに加え、イングリッシュ・ティーチャーとブラック・カントリー・ニュー・ロードがバンドとして名を連ねている。

Damon Albarn, Grian Chatten & Kae Tempest - Flags (Visualiser)
試聴リンク >>> https://warchildrecs.ffm.to/flags
YouTube >>> https://www.youtube.com/watch?v=EUdF5cPF8mk

『HELP(2)』は、1995年の記念碑的作品『HELP』に着想を得た新たなコラボレーション・アルバムであり、世界中の紛争の影響を受けた子どもたちへ緊急支援、教育、専門的なメンタルヘルス支援、保護を提供する団体であるWar Childの重要な活動を支援するため、国境を越えて音楽愛好家を巻き込むことを目的としている。この新作アルバム『HELP(2)』もまた、今日の世界的な人道状況の緊急性を訴えかけている。

2025年11月の驚異的で濃密な1週間を中心に、著名プロデューサーのジェームス・フォード指揮のもとレコーディングされた本作は、オリジナル作品と同様にAbbey Road Studiosでの即興的なレコーディング・プロセスと共に多くのコラボレーションが実現した。

参加アーティスト(アルファベット順)
アンナ・カルヴィ (Anna Calvi)
アークティック・モンキーズ (Arctic Monkeys)
アーロ・パークス (Arlo Parks)
アルージ・アフタブ (Arooj Aftab)
バット・フォー・ラッシーズ (Bat for Lashes)
ビーバドゥービー (Beabadoobee)
ベック (Beck)
ベス・ギボンズ (Beth Gibbons)
ビッグ・シーフ (Big Thief)
ブラック・カントリー・ニュー・ロード (Black Country, New Road)
キャメロン・ウィンター (Cameron Winter)
デーモン・アルバーン (Damon Albarn)
デペッシュ・モード (Depeche Mode)
ダヴ・エリス (Dave Ellis)
エリー・ロウゼル (Ellie Rowsell)
イングリッシュ・ティーチャー (English Teacher)
エズラ・コレクティヴ (Ezra Collective)
フォールズ (Foals)
フォンテインズ D.C. (Fontaines D.C.)
グレアム・コクソン (Graham Coxon)
グリーンティー・ペン (Greentea Peng)
グリアン・チャッテン (Grian Chatten)
ケイ・テンペスト (Kae Tempest)
キング・クルール (King Krule)
ニルファー・ヤンヤ (Nilufer Yanya)
オリヴィア・ロドリゴ (Olivia Rodrigo)
パルプ (Pulp)
サンファ (Sampha)
ザ・ラスト・ディナー・パーティー (The Last Dinner Party)
ウェット・レッグ (Wet Leg)
ヤング・ファーザーズ (Young Fathers)

ブライアン・イーノ主導のもと、1995年にたった1日で録音されたオリジナル・アルバム『HELP』は120万ポンド以上を調達し、ボスニア紛争に巻き込まれた数千人の子どもたちへの緊急支援を可能にした。 ところが、紛争の影響を受けていた子どもが世界全体の約10%だった『HELP』のリリース当時から現在までにその割合はほぼ倍増し、約5人に1人の子ども(実に5億2,000万人)が紛争の影響下に置かれている。これは第二次世界大戦以降、かつてない規模であり、紛争が激化し資金削減の影響も深刻化するなかで、War Childの活動もこれまで以上に切迫している。オリジナル・アルバムが体現していた「集団的行動」の精神が現代のアーティストたちへ引き継がれる必要性が、極めて重要な意味を持つ。

どんな子どもも、戦争の一部であってはならない。決して。

War Child によるチャリティ・アルバム『HELP(2)』は、2CD、2LP、デジタル/ストリーミングで2026年3月6日(金)に世界同時リリース。国内流通盤2CDには解説書が付属する。なお、本アルバムの収益はすべて War Child UK に寄付され、世界中の紛争地域で暮らす子どもたちの保護、教育、そして権利を守る活動に充てられる。

label : War Child Records / Beat Records
artist : V.A.
title : HELP(2)
release date: 2026.03.06
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15604

・国内流通仕様盤2CD(解説書封入)
・輸入盤2CD
・輸入盤2LP

Tracklist
1. アークティック・モンキーズ - 「Opening Night」
2. デーモン・アルバーン、グリアン・チャッテン&ケイ・テンペスト - 「Flags」
3. ブラック・カントリー・ニュー・ロード - 「Strangers」
4. ザ・ラスト・ディナー・パーティー - 「Let’s Do It Again!」
5. ベス・ギボンズ - 「Sunday Morning」
6. アルージ・アフタブ&ベック - 「Lilac Wine」
7. キング・クルール - 「The 343 Loop」
8. デペッシュ・モード - 「Universal Soldier」
9. エズラ・コレクティヴ&グリーンティー・ペン - 「Helicopters」
10. アーロ・パークス - 「Nothing I Could Hide」
11. イングリッシュ・ティーチャー&グレアム・コクソン - 「Parasite」
12. ビーバドゥービー - 「Say Yes」
13. ビッグ・シーフ - 「Relive, Redie」
14. フォンテインズ D.C. - 「Black Boys on Mopeds」
15. キャメロン・ウィンター - 「Warning」
16. ヤング・ファーザーズ - 「Don’t Fight the Young」
17. パルプ - 「Begging for Change」
18. サンファ - 「Naboo」
19. ウェット・レッグ - 「Obvious」
20. フォールズ - 「When the War Is Finally Done」
21. バット・フォー・ラッシーズ - 「Carried My Girl」
22. アンナ・カルヴィ、エリー・ロウゼル、ニルファー・ヤンヤ&ダヴ・エリス -「Sunday Light」
23. オリヴィア・ロドリゴ - 「The Book of Love」

輸入盤2CD

輸入盤2LP

War Child UKについて
5つの資金調達拠点と14のプログラム・オフィスから成るグローバルな財団、War Child Allianceの一員であるWar Child UKは、戦争の影響を受けるすべての子どもに安全な未来を届けるという、ただひとつの目標のもとに活動している。War Childはパートナー団体とともに、アフリカ、アジア、中東、ラテンアメリカを含む世界14か国で、欠かすことのできない支援活動を展開し、30年にわたる経験と実証済みの手法を活かし、紛争から可能な限り迅速に子どもたちへ支援を届け、メディアの注目が去ったあとも長く寄り添いながら、回復までを支え続けている。

MEITEI - ele-king

 4月に最新作『瑪瑙(めのう)』のリリースを控える音楽家・冥丁が、アルバムより先行シングル“新花魁”をリリース。6年の月日をかけて研ぎ澄まされた2020年作「花魁Ⅰ」を下地とする楽曲だという。戸谷光一によるミュージック・ヴィデオも公開中。

 「失われつつある日本の雰囲気」をテーマに活動を続け、昨年には新たなシリーズ「失日本百景」をスタート。温泉をモチーフにしたアンビエント作品『泉涌(せんにゅう)』を発表するなど、その独自の世界観の行く末が気になるところ。つぎは、いったいどんな「失日本」を表現するのだろうか。

Artist: 冥丁
Title: 新花魁
Label: KITCHEN. LABE
Format: Single / Digital
Catalog:: KI-050S1
Release Date: 2026.2.6
Buy / Stream : https://www.inpartmaint.com/site/42429/
https://kitchenlabel.lnk.to/52P3moDM


4月17日発売予定の冥丁のニューアルバム『瑪瑙』(めのう)より、先行シングル「新花魁」(しんおいらん)が2月6日にデジタル配信にてリリースされる。三部作『古風』に通底する哀愁と、その先に切り開かれた影。本作「新花魁」は、冥丁がこれまで継続して取り組んできた主題“失日本”が、時を経てひとつの像を結ぶ楽曲である。

古風編初作に収録された「花魁Ⅰ」(2020年作)を原型とし、公演を重ねる中、舞台上で何度も披露され、磨き上げられてきた本楽曲は、五年を経て「新花魁」という名を持つに至った。この楽曲を通じて、歴史上で語られる花魁という存在の先に表現されたのは、「私」と「非私」との、そして冥丁自身が現代で見た日本の自然美の連なりと、麗しくも咲き誇る鮮烈な哀愁である。

朽ちゆく質感の層を漂う遠い声、古楽器の音を使いながらも伝統的手法とは異なる独自のパーカッシブなリズム、そして現れては消えていく旋律の連なり。それらは明確な物語を語ることなく、リスナーの感覚に直感的に触れてくる。

アルバム『瑪瑙』の序章として位置づけられる「新花魁」は、実直で創造的な営みを止めることなく仕上げられた一曲である。ここにあるのは、再構築された歴史ではなく、自明でありながら幽美な印象として漂う日本の姿“失日本”であり、日本的な感性と現代的な表現が織り成す新たな輪郭である。

ミュージックビデオ「新花魁」(映像:戸谷光一)も同日公開される。本作のミュージックビデオやアーティスト写真に映し出された、冬の日本海や、孤高の断崖に舞い散る霰、波飛沫などの情景は、冥丁自身が10年間にわたり広島で過ごした日々の葛藤と、自身の創造する音と孤独に向き合った有様を象徴している。

【冥丁(めいてい) プロフィール】

冥丁は、“自明でありながらも幽微な存在として漂う日本”(誰もが感じる言葉では言い表せない繊細な日本)の印象を「失日本」と名付け、日本を主題とした独自の音楽表現を展開する、広島 尾道出身・京都在住のアーティストである。現代的なサウンドテクニックと日本古来の印象を融合させた、私的でコンセプチュアルな音楽表現を特徴とする。『怪談』『小町』『古風(Part I, II, III)』からなる三部作シリーズを発表し、その独自性は国際的に高く評価されている。TheWireやPitchforkなどの海外主要音楽メディアからも注目を集め、冥丁は近年のエレクトロニック・ミュージックにおける特異な存在として確立された。音楽作品の発表だけにとどまらず、国際的ブランドや文化的プロジェクトのための楽曲制作に加え、国内外における公演活動や音楽フェスティバルへの出演、ヨーロッパやアジアでのツアーを通じて活動の幅を広げてきた。さらに近年は、寺院や文化財、歴史的建造物といった空間での単独公演へと表現の場を拡げ、日本的感性と現代的表現の新時代を見いだし続けている。

heykazma - ele-king

 ミレニアル世代、Z世代が音楽文化を一変させていったのがここ十数年のこと。次はいよいよ、10年代生まれのアルファ世代が華々しいデビューを飾る時代を迎えたようだ。

 ele-kingでもレギュラー・コラム(https://www.ele-king.net/columns/regulars/heykazma/)を連載中の2010年生まれ、アルファ世代の新星DJ・ヘイカズマがデビューEP『15』を〈U/M/A/A〉からリリース。以下、作品詳細と、北村蕗、食品まつり、山辺圭司(LOS APSON?)などによる関係者コメント。期待の新星の今後に注目だ。

Artist: heykazma
Title: 15
Label: U/M/A/A
Format: Digital
Release Date: 2026.2.2
Buy / Stream : https://lnk.to/heykazma_15

Tracklist:
1. 15
2. Pre Pariiiiiiiiiiiiiiin
3. Pariiiiiiiiiiiiiiin
4. Cat Power
5. Acid Noise

Credit:
Maiya Toyama(illiomote) - Bass(Track 1)
Case Wang - Mix&Mastering
ALi(anttkc)- MV Director
Yuki Kawamura - Produce

写真:飯田エリカ
デザイン:Manami Masuda
hair&make:hitomi andoh
Costume cooperation:miku moritake, Chiiika., chichiiiiichichi, ALIGHT
from 「Eternal Girl Meets Mermaid」


「heykazmaと書いて未来と読む」

3歳で音楽やカルチャーに開眼、幼少期より自発的に親同伴のもと震災や風営法摘発以降に増加した未成年入場可のデイイベントやパーティに通い詰め、15歳で音楽系の高校入学と共に仙台から上京。その後は学業の傍ら、都内を中心に東北各地や北海道までジャンルの枠を飛び越えて、カルチャー愛に溢れる現場でのDJを展開!エレクトロニックミュージックの中でもテクノを中心に、ノイズからフットワークまでをミックスアップする自由な感性と、類まれなファッションセンスが、既に各地のリスナーや関係者の間で話題を呼んでいる。

2026年2月に16歳の誕生日を迎えるZ世代の次「アルファ世代の新星DJ」が、満を持して5曲入りデビューEPを配信リリース。エクスペリメンタルからジュークまで豊富な音楽経験値を活かした一筋縄ではいかないオリジナルのダンスミュージック!自身によるポエムコアやラップをフィーチャーした新しい世代の幕開けを宣言するかのような「15」に始まり、DTMを覚えたての中学生の頃に作った楽曲を再構築した「Cat Power」では幼少期より共に育った愛猫への想いをビートに乗せて。アーティストのシシヤマザキのお絵かき教室に参加していた経緯から、アトリエを訪ねる際に立ち寄った益子焼の工房での皿が割れる音の鮮やかさに着眼し、15年間の思い出が弾ける瞬間の音に準えた「Pariiiiiiiiiiiiiiin」、目を瞑って聴けばドープすぎて作者の年齢とか関係なくなるほどに衝撃的なノイズトラック「Acid Noise」など、未来への希望とディストピアの存在が混在する2025年らしい作品に仕上がっている。

タイトルの「15 EP」とは、heykazma自身が育ってきた15年を総括した音楽たちを此処に刻むという意味を込めて付けられた。すべてのトラックは自身で作成し、ミックスはレーベルメイトであるWang OneのCase Wang氏が担当。荒削りながらも確固たる生命力を感じる作品たちは、先ず先入観を取っ払って一聴をおすすめする。

コメント:

EPリリースおめでとう!!
DJ、パーティーオーガナイザー、コラムニストなど、様々な視点からカルチャーを俯瞰している。その中で自由な泳ぎ方を見せている。決して誰かを強制したり、価値観を押しつけているわけではなく、私はあくまでこうあり続けるという一つの個として音楽を表現しているように感じる。その異色でありながら、色彩を選び抜く力というものは、オーガナイザーとしても培った、出会うことを知らない引力を、引き合わせる力を持ち合わせているからこそ生まれてくるものだと思う。 これからまだ見ぬ化学反応を起こしてくれることでしょう。
それを目撃し続けたいです。(北村蕗)
ビートのバリエーションの豊富さ、サウンドもトライバル感ありつつ、フィールドレコーディング的なサウンドも織り交ぜて音響的にもめちゃくちゃヤバいepです (食品まつり a.k.a FOODMAN)
ここにエレクトロニック・ミュージック界の新星、耳を澄ませ! (野田努 / ele-king 編集長)
最初の輝きはいつまでも色あせない――期待の原石がついに転がりはじめた (小林拓音 / ele-king 編集部)
衝撃の15歳!!! 1st EPリリースおめでとうございます!!!
この年齢で、ここまで自分の世界観と音を持っているなんて、可能性しか感じません!!!
これからどんな景色を見せてくれるのか、どんな進化をしていくのか、今から楽しみすぎます!!!
心からのリスペクトと応援を込めて。🔥🎶
(もりたみどり / WAIFU)
ついにこの時が来た!!!hey様の、踊りながら飛び出してくるような立体的な躍動エネルギーを、世界が、浴びたがっている!!!!
(ShiShi Yamazaki)
高円寺のあれこれレコードショップLOS APSON?周辺にて勃興するイベント、DDMメンバーとしても登場してもらっている高一エクスペリメンタル妖怪系クリエイター!?heykazmaが、新しいEPをリリースするというので聴いてみたっ!!! 現代のテンポ感で刻まれる鳴りの良いフレッシュダンサブルサウンドと、ライトなコラージュ感覚で、ポジティブなバイブスを無限に放っています!
(山辺圭司 / LOS APSON?)
heyちゃんの楽曲でベースを弾きました!
オファーをもらった時にえ、ベース!?
となったんですがheykazmaの頼み断るわけがない!みんなを新しい世界に引き込んでしまうようなheyちゃんにいつもパワーをもらっているし、こうした形で大きなスタートに関われて嬉しいです。ありがとう。
未来でしかない!EPリリース本当におめでとう。
(Maiya Toyama / illiomote)
素晴らしいスタートライン!ポップなフットワークビートも、エクスペリメンタルなノイズも、heykazmaの血肉となって通過した痕跡を残し、めちゃくちゃエネルギッシュ!heykazmaが本格的にプロデューサーとして活動を始めたことは、これからのテクノの希望でしかない˚. ✦
(壱タカシ )

クロスロードの旅へと誘う
ブルース探究書の決定版

世界中の、あらゆる世代の
音楽ファンを魅了する
ブルースの神話が鮮やかに説かれる

ブラック・ミュージック──
その深き魂、その背後に広がる
重みある歴史と社会をたずねながら、
ここに伝説のすべてが蘇る。

Pヴァイン設立50周年記念出版

日本随一のブルース研究家が
心血を注ぎ尽くした名著、改題による復刊。

解説:濱田廣也(『ブルース&ソウル・レコーズ』)

「アメリカ黒人社会およびそのコミュニティの文化や風習を理解することなしにブルースを語ることはできないという日暮の姿勢はその生涯を通じて一貫したものであった。(略)ブルースを成立させる黒人コミュニティとその背景にあるアメリカ社会を常に意識すること、この姿勢こそが日暮泰文のブルース論に確かな説得力と奥行きを与えている。ブルースをどう聴き、その詩をどう読み解くかを自らのテーマとして課し、読者にも問うてきた日暮にとって、ロバート・ジョンスンのブルースに向き合うことはライフワークそのものだった」(本書解説より)

四六判/504ページ

[著者プロフィール]
日暮泰文(ひぐらし やすふみ)
1948年10月東京生まれ、神奈川県育ち。ブルースを始めとするブラック・ミュージック逍遥に生きる。慶應義塾大学卒。在学中の1969年『ニューミュージック・マガジン』創刊と同時にレコード批評等の執筆活動開始。1970年、日本初の黒人音楽専門誌『ザ・ブルース』を創刊。1975年ブルース・インターアクションズ(Pヴァイン・レコード)を髙地明とともに創業、2004年まで代表取締役、2007年M&Aによりリタイア。以後も執筆活動のかたわら、ブルース/ソウルの原盤制作にも携わる。著書に『のめりこみ音楽起業』(同友館)、『ブルース百歌一望』(Pヴァイン)、共編著に『ニッポン人のブルース受容史』(Pヴァイン)、訳書に『ブルースと話し込む』、『ブルースの歴史』(ともにポール・オリヴァー著、土曜社)など。2024年5月永眠。

Intro
Ⅰ デルタの細道
Ⅱ 悪魔を魅入った男
Ⅲ 土曜の夜のデルタ・ブギ
Ⅳ 生きのびたロバートの幻を追う
Ⅴ 29曲全訳
Ⅵ 29曲を聴く
Ⅶ デルタ・デイズ~RLの生きた時代
Ⅷ ブルースに追われ続けた男
Outro

Me and Mr. Johnson──RLにまつわる証言
RLランブリン・マップ
解説 濱田廣也(ブルース&ソウル・レコーズ)

人名・曲名索引

オンラインにてお買い求めいただける店舗一覧
amazon
Rakuten ブックス
7net(セブンネットショッピング)
ヨドバシ・ドット・コム
Yahoo!ショッピング
HMV
TOWER RECORDS
紀伊國屋書店
MARUZEN JUNKUDO
e-hon
Honya Club

全国実店舗の在庫状況
紀伊國屋書店
三省堂書店
丸善/ジュンク堂書店/戸田書店、ほか
有隣堂
◇くまざわ書店
TSUTAYA
大垣書店
未来屋書店/アシーネ

Shintaro Sakamoto - ele-king

 ニュー・アルバム『ヤッホー』が話題の坂本慎太郎、今年最初の国内ツアー、『坂本慎太郎 LIVE 2026 "Yoo-hoo" ツアー』の開催が決定した。今回のツアーは、初の仙台公演を含む、神奈川、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄の全国7都市で開催です。


坂本慎太郎 LIVE 2026 “Yoo-hoo”ツアー

5月5日(火/祝)神奈川県立音楽堂(横浜) 
開場: 16:30 / 開演: 18:00 / チケット: 5,500円 (全席指定)
お問い合わせ先: TONIKAK info@tonikak.com

5月14日(木)Rensa(仙台)
開場: 18:00 / 開演: 19:00 / チケット: 4,800円 (スタンディング)
お問い合わせ先: WESS info@wess.co.jp

5月26日(火)ダイアモンドホール(名古屋) 
開場: 18:00 / 開演19:00 / チケット:4,800円 (スタンディング)
お問い合わせ先: JAILHOUSE https://www.jailhouse.jp/

5月27日(水)なんばHatch(大阪)
開場: 18:00 / 開演: 19:00 / チケット: 4,800円 ( 1F: スタンディング / 2F指定)
お問い合わせ先: GREENS https://www.greens-corp.co.jp

6月9日(火)昭和女子大学 人見記念講堂(東京) 
開場: 17:30 / 開演: 18:30 / チケット: 6,000円 (全席指定)
お問い合わせ先: SMASH https://smash-jpn.com

6月19日(金)桜坂セントラル(沖縄) 
開場: 18:00 / 開演: 19:00 / チケット: 4,800円 (スタンディング)
お問い合わせ先: 桜坂セントラル http://www.nahacentral.com

6月21日(日)Drum Logos(福岡) 
開場: 17:00 / 開演: 18:00 / チケット: 4,800円 (スタンディング)
お問い合わせ先: BEA https://www.bea-net.com/


●オフィシャル抽選先行特設サイト
先行受付URL: https://eplus.jp/ss-yoo-hoo/

- オフィシャル先行予約→ 2月5日(木) 20:00 ~ 2月11日(水/祝) 23:59
- 一般発売: 2月28日(土)10:00  

※仙台、名古屋、大阪、福岡、沖縄公演は別途ドリンク代が必要となります。
※枚数制限 / お一人様2枚まで
※年齢制限: 未就学児入場不可、6歳以上チケットが必要

〜私にとっては、サブスクで日々大量に聴いている音楽が街ですれ違う人々だとしたら、レコードは友人や大切な人のような存在です〜

「VINYLVERSEユーザーのリアルな声を聞きたい」そんな思いからスタートしたこの連載も、第4弾を迎えました。
今回お話を伺ったのは、都内でDJとしても活動している kanako__714 さんこと、KANAKO さんです。
SoulやR&Bを軸に、和モノ、ラヴァーズロック、Houseまでジャンルレスに音楽を掘り下げ、DJとしても独自の選曲で現在急成長中。そんなKANAKOさんのVINYLVERSEギャラリーは、あえて邦楽にフォーカスしたセレクトとなっています(2026年1月現在)。
ギャラリーのジャケットを一覧で眺めていると、今、聴くべき音楽を自然体で選んだようなレコードの並びが印象に残ります。主張しすぎるわけではないのに、なぜか気になるその感覚の奥に見えてくるのは、KANAKOさんならではのパーソナルなセンスかもしれません。

今回のインタビューを通して見えてきたのは、「どんな音に惹かれ、どのようにレコードと付き合ってきたのか」という、多くの音楽ファンに共通する問いでした。
DJとしての視点、そして一人のリスナーとしての視点。その両方から語られるレコードの魅力を紐解いていきます。


---まず、VINYLVERSEをどんなふうに使っていますか?

KANAKO(以下K):今は自分が持っているレコードの中から、和モノに絞って投稿しています。ジャケットを一覧で一気に見られるので、DJの選盤を考えるときにもすごく助かっていますね。

---アプリの使い方はすぐに理解できましたか?

K: 特に迷うことなくできました。

---操作で迷った点、不便に感じた点はありますか?

K: 検索してもなかなか出てこないアーティスト、アルバムなどがあり少し苦戦しました。

---使っていて「これは良いな」と感じた機能はありますか?

K: お気に入り登録や、「欲しいもの」をギャラリーに追加できるところです。今持っているものと、これから欲しいものを同じ感覚で管理できるのがいいなと思いました。

---他のコレクターと交流する機能についてはどうでしょう?

K: コメント機能などはあってもいいかなと思います。ただ、正直SNSがあまり得意ではないので、無理に交流しなくてもいいのかなと思いました(笑)。

---今後欲しい機能はありますか?

K: ギャラリーの順番を自由に動かせたり、Instagramのように気に入っているレコードを一番上にピン留めできるような機能があればいいなと思いました。

---VINYLVERSEの一番の魅力は何だと思いますか?また、どんな人にこのサービスをおすすめしたいですか?

K: 自分の持っているレコードとあらためて向き合い、自分はこういう音楽が好きなのだと再発見することができるアプリだと思いました。また、他の人のレコード棚を覗いているような気持ちになれるのも楽しいです。レコードが好きな方ならみんな楽しめるアプリだと思います。

---そもそもレコードを集め始めたきっかけは? 最初に買った1枚も教えてください。

K: 4年ほど前、渋谷のRECORD SHOP & DJ BAR「BLOW UP」に行ったのがきっかけです。Black Musicやレコードに興味を持って、最初はクラブやミュージックバーでレコードを聴く側でしたが、その後自分でも集めるようになりました。DJを始めた時期とレコード収集を始めた時期がほぼ同じで、最初は一気にたくさん買っていたので少し記憶が曖昧なのですが……たぶん、ミニー・リパートンの『LOVE LIVES FOREVER』が最初に買った1枚です。

---主にどんなジャンルを集めていますか?

K: あえて言うならSoulですが、和モノ、R&B、ラヴァーズロック、Houseなど、ジャンルはさまざまです。

---特に思い入れのある1枚を教えてください。

K: ORCHIDSの『LIFE IS SCIENCE』です。去年の夏、池尻のJuly treeというギャラリーで90年代クラブイベントのフライヤーの展示を見に行ったとき、会場でこの曲がかかっていて。ギャラリーの方に教えていただき、すぐに買いました。そこからMAJOR FORCEの音楽にどっぷりハマって、今も少しずつ集めています。

---今、個人的に一番欲しいレコードは?

K: Sly, Slick & Wickedの『Sho’ Nuff』の7インチです。ずっと欲しいと思いながら高くて手が出せなくて……気づいたらさらに高騰していて、早く買えばよかったと後悔しています。

---あなたにとって「レコードの魅力」とは何でしょう?

K:音質の良さはもちろんですが、それ以上に「音楽が物質としてそこにある」ことに魅力や安心感を感じます。私は根本的にモノが好きな人間で、音楽だけでなく、雑誌や漫画も本当に気に入ったものは物理的に手元に置いておきたい。ライナーノーツやジャケットを眺めて楽しめるのも、レコードならではだと思います。

---レコードで聴く音楽と、他のメディアで聴く音楽の違いについて、どう感じていますか?

K: 音質の違いはもちろんあると思います。特にクラブやミュージックバーでレコードを聴くことは、立体感やひとつひとつの楽器の音をクリアに感じることができる、特別な体験だと思います。ただ、サブスクでたくさんの音楽に出会えることも素敵な体験であることは確かで、サブスクで出会った曲をレコードで購入し、思い入れのある曲になるということも頻繁にあります。私にとっては、サブスクで日々大量に聴いている音楽が街ですれ違う人々だとしたら、レコードは友人や大切な人のような存在です。

---音楽以外で好きなカルチャーはありますか?

K: 90年代のカルチャーが好きです。日本のドラマや映画、古着、雑誌だと『relax』とか。

---VINYLVERSEのギャラリーを「誰かに見せたい」と思うことはありますか?

K: 正直私は自分のことを人に話したりとか、自分のパーソナルなところを人に知られるのがあまり好きではなくて。自分のことを言葉で説明するのがすごく苦手なんです。でも、ギャラリーを一覧で見てもらえたら、「この人、こういう音楽が好きなんだ」って自然に伝わる。それは逆にいいなと思いました。人からDJのスタイルやジャンルについてもよく聞かれるのですが、例えば「和モノ」と言うと、シティポップや歌謡曲を想像されがちで。でも実際は、そのどちらもそこまでレコードを持っているわけではなくて、自分でも「和モノの中のどういう音楽が好きなのか」を言葉で説明するのが難しかったんです。
でも、ギャラリーを見てもらえれば、自分で説明するよりも分かりやすいかもしれないな、と思いました。

---VINYLVERSEギャラリーのセレクトを和モノにフォーカスした理由はどうしてですか?

K: 今、毎月第一金曜日にアマランスラウンジというお店の和モノのイベントでDJをやらせてもらっていて、その流れもあって毎月コンスタントに邦楽レコードを買うようになったんです。そうすると、だんだん自分でも何を持っているのか分からなくなってきて(笑)。
頭の整理という意味でも、一度「自分がどんな和モノを持っているのか」をまとめてみたいと思って、一旦和モノに絞りました。

---邦楽と洋楽の捉え方に違いはありますか?

K: あまりないですね。いわゆる和モノってジャンルというより、その中にSoulっぽかったり、R&Bとかシティポップ、四つ打ちなどがある、という感覚で。私は和モノだから集めているというより、「好きな音」に反応して集めているので邦楽も洋楽も関係なく聴いています。

---家ではどんなふうに音楽を聴いていますか?

K: 家ではレコードも聴くし、ラジオも聴くし、サブスクも使います。常に何かしらの手段で音楽が流れている感じですね。
DJの練習としてかけることもあれば、ただゆっくり聴くこともあります。DJをするようになってからは、「この曲をどう繋ぐか」「次に何をかけるか」を考えながら聴くようになりました。途中でブレイクが入ると使いやすそうだなとか。でも、ただ聴いていて良い音楽と、DJで使いたい曲っていうのはまた違う気もしますね。

---DJでは使わないけど、欲しくて買うレコードもありますか?

K: あります。例えばMitsukiの『Land Is Inhospitable And So Are We』は、私がDJ中にかけることはありませんが、寝る前に聴きたくなるような音楽ですごく好きなので買いました。

---レコードを買う場所についてのこだわりはありますか?

K: ディスクユニオン、BLOW UP、地方のレコードショップのオンラインストアなどで買います。ごくたまにDiscogsも使いますね。メルカリやヤフオクは、基本的にはあまり使いません。もちろんレコードが本当に好きな人が売っている場合もあるとは思うのですが、レコードをよく知らない人や、あまり好きじゃない人が売っていることも多そうで、そういう人からは買いたくないんです。気分が乗らないというか。ただ、単に気持ちの問題だけではなく、盤質の基準も人によってバラバラだし、品質面で不安があるのも理由のひとつです。

---VINYLVERSEも「レコードが好きな人から、レコードが好きな人へ渡る」という感覚を大事にしたく思っています。それがどういうアプリにしたらそうなるのかは今でも試行錯誤中ですが、VINYLVERSEが、そういう人から人へ、レコードを気持ちよくバトンタッチできる場所になったらいいな、と思っています。
ちなみに手に入れたとき一番嬉しかったレコードって何ですか?

K: 一番嬉しかったのはセルジオ・メンデスの『Brasileiro』ですね。とあるDJの方がかけていて知って、それからレコードを探し始めて、1年半くらい探して見つかりました。でも結局買えたのはメルカリなんですが(笑)。一度、ヤフオクで見つけて入札したのですが、4万円以上までいってしまって。途中で無理だなと思って諦めました。その後メルカリに、それよりはだいぶ安く出ていたので買いました。

---DJは主にどのような場所でプレイされているのでしょうか?

K: 主に夜帯の時間で、お酒を飲む場所、BARやクラブが多いです。

---こういうところでDJしたいという場所はありますか?

K: 先日、ラテンミュージックと社交ダンスのイベントがあって行ってきたのですが、DJがラテンミュージックをかけて、間にラテンダンスのパフォーマンスを挟むという感じだったのですが、雰囲気がとてもハッピーで、場所もオープンなスペースだったので通りすがりのお客さんも見ていて。そういうオープンな場所で自分のこと全然知らない人に聴いてもらえる機会があったら、すごく楽しいだろうなと思いました。

---昔から変わらず好きな音楽の傾向って何かありますか?

K: 全体的にアフロっぽいパーカッションが入ってたり、途中で長めのブレイクがある曲はめちゃくちゃ好きです。ファミリー・ツリーの「Family Tree(Norman Cook Disco Edit)」とか、ワンネス・オブ・ジュジュの「African Rhythms」とかですかね。

---とてもヒップホップ的ですね(笑)。ある視点から言えば、ヒップホップって「このブレイクをずっと聴いて踊っていたい」という衝動から生まれたものですからね。DJに向いているのかもしれません。ところで楽器経験はあるのですか?

K: ピアノとトランペットをやっていました。

---それはDJをすることに何か役に立っていますか?

K: 拍とか小節の感覚は役立っていると思いますが、私がやっていた楽器の演奏とDJをすることは全然違いますね。私はジャズをやっていたわけではないので、ピアノは譜面通り、トランペットも先生の指示通り。でもDJの場合、どんな展開にするのか、どこで繋ぐのかはすべて自分次第。そこが一番違うと思います。

---では最後に、これからレコードを買いたい、DJを始めたいというビギナーへアドバイスがあればお願いします。

K: 機材を揃えたり、レコードが増えると場所を取ったりとサブスクに比べて少しハードルが高い部分はあるかもしれませんが、その分音楽との向き合い方は変わるような気がします。まずは好きなアーティストのレコードを手に取ってみていただきたいです。DJに関しては、この曲が流行ってるからとかではなく、自分が本当に好きな曲をみんなに知ってもらう。この曲、本当にいい曲なんだよっていうのが人に伝わるような曲の順番とか、音のバランスやボリュームとかを気にしながら、プレイする。どうすればこの自分の好きな曲が一番いい状態で相手に聞いてもらえるかみたいなことを大事にしたいと思っています。


KANAKOさんのギャラリーはこちら
https://vinylversemusic.io/gallery/kanako___714


VINYLVERSE アプリ

Thundercat - ele-king

 前作『It Is What It Is』からじつに6年ぶり。サンダーキャット5枚目のニュー・アルバム『Distracted』が4月3日に〈Brainfeeder〉よりリリースされる。マック・ミラー、エイサップ・ロッキーなど豪華なゲストが参加している模様。さらに、5月19日から22日にかけ、東名阪をめぐる来日公演も決定している。サンダーキャットの最新型を、その目その耳でたしかめたい。

THUNDERCAT

6年ぶりとなる待望のニュー・アルバム完成!
最新作『DISTRACTED』をひっさげ、
東名阪の来日ツアーが5月に決定!!

マック・ミラー、エイサップ・ロッキー、リル・ヨッティ、
テーム・インパラ、ウィロー、チャネル・トレスら豪華ゲスト参加
新曲「I DID THIS TO MYSELF (FEAT. Lil Yachty)」解禁
ニュー・アルバム『DISTRACTED』は 4月3日リリース
Tシャツ・セットや日本語帯付限定LP、
購入特典 (先着) にアクリル・スタンドも決定!

前作のリリースからちょうど6年。サンダーキャットが、通算5作目となるスタジオ・アルバム『Distracted』を完成させた。4月3日に〈Brainfeeder〉よりリリースされる。

本作には、惜しくも2018年にこの世を去った盟友マック・ミラーとの未発表コラボレーション楽曲をはじめ、エイサップ・ロッキー、リル・ヨッティ、テーム・インパラ、ウィロー、チャネル・トレスといった、時代とジャンルを横断する豪華アーティストが参加している。

アルバム制作の軸となったのは、サンダーキャットにとって新たなクリエイティヴ・パートナーとなる大物プロデューサー、グレッグ・カースティンとの緊密なコラボレーションだ。アデル、ポール・マッカートニー、シーア、ビヨンセ、ベックなど、ポップス史を代表するアーティストたちとの仕事で知られる彼との共同作業によって、本作はこれまで以上に洗練されつつも、サンダーキャットらしい自由さと遊び心を失わない作品へと結実している。

さらに、〈Brainfeeder〉主宰であり親友のフライング・ロータス、昨年ギースの最新作を手がけ話題を呼んだケニー・ビーツことケネス・ブルーム、そして天才ダダリオ兄弟によるザ・レモン・ツイッグスもプロダクションで参加。多彩な才能が集結しながらも、作品全体は明確に“今のサンダーキャット”を映し出している。

アルバム発表と同時に、リル・ヨッティ参加のリード・シングル「I Did This To Myself」が解禁された。本楽曲では、フライング・ロータスが追加プロダクションを担当している。

Thundercat - I Did This To Myself (feat Lil Yachty)
配信: https://thundercat.lnk.to/distracted

「今夜は何してる?」という一言から始まるこのグルーヴィーな楽曲は、あまりにも忙しい“あの子”にはまったく届かない。派手なアクセサリーが好きで、インスタを頻繁に更新する彼女は、サンダーキャットやリル・ヨッティの必死なアプローチにも見向きもしない。ふたりは、状況を変えたいと思いつつも、自分たちがこの状況を招いたことを痛いほど理解している。

こうしたデジタル時代特有の気まずさやすれ違いこそが、『Distracted』の核となっているテーマだ。『Drunk』の混沌とした現代社会への視線と、『It Is What It Is』の深い喪失感。そのあいだに位置する本作は、サンダーキャットが「今という時代における自分の居場所」を見出したアルバムでもある。

現代を断罪するのではなく、「気が散ること (ディストラクション)」が、障害にも癒しにもなり得るものとして捉え直す視点が、本作を貫いている。

過剰な刺激と内省のあいだに生まれる緊張感。テクノロジーの“進歩”が想像力を広げるどころか、むしろ狭めてしまったことへの懐疑。『スター・トレック』や子どもの頃に抱いていた宇宙への夢を冗談交じりに語りつつ、レーザーのないドローン、カメラだけが進化するスマートフォン、監視とアクセスに集約されたイノベーションという現実へと視線を転じる。それはガジェットへの失望というより「約束された未来」と「実際に手にした現実」とのギャップへの違和感なのだ。

ときには、別の形で集中するために、あえて気を散らす必要があるんだ
- Thundercat

本作には、サンダーキャットと同じ感覚、創作志向を共有するのアーティストたちが数多く参加している。ウィローは「ThunderWave」で浮遊感あふれるヴォーカルを重ね、チャネル・トレスは「This Thing We Call Love」で軽快なグルーヴを生み出す。つい先日『サタデー・ナイト・ライブ』での共演も話題になったエイサップ・ロッキーは壮大な「Funny Friends」に参加し、テーム・インパラとのコラボレーション「No More Lies」も収録される。

アルバムのアートワークは、ラナ・デル・レイやテーム・インパラを手がけてきた、グラミー・ノミネート歴を持つフォトグラファー、ニール・クラッグが担当している。

ただ楽しんで、笑って、苦しみは形を変えながら続くものだってことを知ってほしい。それでも前に進み続けるんだ。
- Thundercat

混乱してもいい。疲れてもいい。“Distracted(気が散っている)”状態でも、その中から美しいものは生まれる。常に意見や発言を求められるこの時代に、サンダーキャットが差し出すのは、より静かで、しかし本質的なメッセージだ。

サンダーキャット待望の最新アルバム『Distracted』は、4月3日 (金) にCD、LP、デジタル配信で世界同時リリース。LPは、通常盤 (レッド・ヴァイナル)に加え、日本語帯付き限定盤 (クリア/ブラック・マーブル・スモークエフェクト・ヴァイナル)、限定盤 (クリア/ブラック・マーブル・スモークエフェクト・ヴァイナル)、タワーレコード限定盤 (クリア/ホワイト/ブラック・スプラッター・ヴァイナル)、ディスクユニオン限定盤 (クリア/ターコイズ/ブラック・スプラッター・ヴァイナル)も発売。国内盤CDと日本語帯付き限定盤には歌詞対訳と解説書が封入され、Tシャツ付きセットも発売決定。さらに、アルバム購入者は先着でサンダーキャットのオリジナル・アクリル・スタンドがもらえる。

CD+Tシャツセット / Tシャツデザイン(白)

LP+Tシャツセット / Tシャツデザイン(黒)

先着特典:アクリルスタンド

サンダーキャット、待望のニューアルバムを完成させ、来日ツアー決定!

THUNDERCAT
JAPAN TOUR 2026

TOKYO 2026/5/19 (TUE) TOYOSU PIT
TOKYO 2026/5/20 (WED) TOYOSU PIT
OSAKA 2026/5/21(THU) NAMBA HATCH
NAGOYA 2026/5/22 (FRI) COMTEC PORTBASE

OPEN 18:00 / START 19:00
INFO:BEATINK [WWW.BEATINK.COM] / E-mail: info@beatink.com

数々のステージを駆け抜け、ジャンルもメディアも軽やかに越境しながら、音楽そのものと生き様で世界中のファンを魅了し続ける唯一無二の存在、サンダーキャット。

世界有数の超絶技巧を誇るベーシストでありながら、メロウでスウィートな歌声と、底抜けに自由なキャラクターで、常にシーンの中心に立ち続けてきた彼が、待望の最新アルバム『Distracted』(4月3日発売)を携え、2026年5月、ふたたび日本へ帰ってくる。

2020年という世界的混乱の年に象徴的なフレーズとも言える『It Is What It Is』は、第63回グラミー賞で【最優秀プログレッシヴR&Bアルバム賞】を受賞。その後も、エイサップ・ロッキー、テーム・インパラ、ゴリラズ、シルク・ソニック、ケイトラナダ、ジャスティスらとのコラボレーションを重ね、俳優としても『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品『ボバ・フェット』に出演し、子供番組『Yo Gabba Gabbaland』にもゲストとして登場している。日本でもNHK Eテレ「シャキーン!」「天才てれびくん」への出演するなど、アニメやゲームを含むカルチャー全体を横断。その音楽、キャラクター、そして生き様そのものが、世代や国境を越えて支持されている理由だ。

2022年、まだ入国やイベント開催に制限が残る中で誰よりも早く実現させた来日ツアーは、熱狂と感動に満ちた“永遠に語り継がれる夜”として今も多くのファンの記憶に刻まれている。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが「地球上で最高のベースプレイヤー」と称賛を送るサンダーキャット、そのライブは、超絶技巧とメロウネス、ユーモアとカオスが完璧なバランスで共存する、まさに異次元の体験だ。

そして2026年5月。その唯一無二のステージが、再び日本を震わせる。

ジャズ、ヒップホップ、ファンク、R&B、AOR、LAビート、あらゆる要素を溶かし込みながら、今この瞬間の音楽として鳴らされるサンダーキャットのステージ。世界を肌で感じるそのライブ・パフォーマンスを、どうかその目と耳で体感してほしい。

【チケット詳細】
TOKYO:前売:9,000円 (税込 / 別途ドリンク代 / オールスタンディング) ※未就学児童入場不可
OSAKA:前売:9,000円 (税込 / 別途ドリンク代 / 1階タンディング、2階指定席) ※未就学児童入場不可
NAGOYA:前売:9,000円(税込 / 別途ドリンク代 / 全席指定) ※未就学児童入場不可

先行発売:
★BEATINK主催者先行:1/30(FRI)18:00
[ https://beatink.zaiko.io/e/thundercat] (※限定枚数・先着、Eチケットのみ)
★イープラス・プレイガイド最速先行受付:1/31(SAT)10:00~2/4(WED)23:59
[ https://eplus.jp/thundercat/](抽選)

[東京]
LAWSONプレリクエスト:2/5(THU)10:00~2/8(SUN)23:59
イープラス・プレオーダー:2/5(THU)10:00~2/8(SUN)23:59

[名古屋]
ジェイルハウスHP先行:2/5(THU)12:00~2/9(MON)23:59
チケットぴあプレリザーブ:2/5(THU)11:00~2/9(MON)11:00
イープラス・プレオーダー:2/5(THU)12:00~2/9(MON)23:59
LAWSONプレリクエスト:2/5(THU)12:00~2/9(MON)23:59

[大阪]
イープラス・プレオーダー:2/5(THU)10:00~2/8(SUN)23:59
チケットぴあプレリザーブ:2/5(THU)11:00~2/9(MON)23:59
LAWSONプレリクエスト:2/5(THU)12:00~2/9(MON)23:59

一般発売:2月14日(土)10:00~

label:BEAT RECORDS / Brainfeeder
artist:Thundercat
title:Distracted
release:2026.04.03
商品ページ: https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15625
配信:
tracklist:
01. Candlelight
02. No More Lies (feat. Tame Impala)
03. She Knows Too Much (feat. Mac Miller)
04. I Did This To Myself (feat. Lil Yachty)
05. Funny Friends (feat. A$AP Rocky)
06. What Is Left To Say
07. I Wish I Didn’t Waste Your Time
08. Anakin Learns His Fate
09. Walking on the Moon
10. This Thing We Call Love (feat. Channel Tres)
11. ThunderWave (feat. WILLOW)
12. Pozole
13. A.D.D. Through the Roof
14. Great Americans
15. You Left Without Saying Goodbye

CD+Tシャツセット

LP+Tシャツ

CD

限定盤LP
(クリア/ブラック・マーブル・
スモークエフェクト・ヴァイナル)

輸入盤LP
(レッドヴァイナル)

タワーレコード限定盤LP
(クリア/ホワイト/ブラック・
スプラッター・ヴァイナル)

ディスクユニオン限定盤LP
(クリア/ターコイズ/ブラック・
スプラッター・ヴァイナル)

shotahirama - ele-king

 20年にわたり活動してきたニューヨーク出身の電子音楽家、shotahiramaがなんと音楽活動に幕を下ろすという。ラスト・アルバムとして先週1月31日、『A Love Supreme』がリリース。「至上の愛」とはまた印象深いタイトルだけれども、同作はこれまでのソロ活動から厳選された20曲で構成されている(新曲にしてラスト・シングル “NERVOUS” も所収)。グリッチからヒップホップまで、独特の感性で活動をつづけてきた彼の、有終の美を見届けよう。

2006年にENG (エレクトロノイズ・グループ) を結成、09年にグループ解散以降はノイズ/グリッチミュージックシーンでソロアーティストとして活動を続けてきたニューヨーク出身の音楽家shotahirama。そんな彼が2026年1月31日をもって20年の音楽キャリアに幕を下ろすラストアルバムを同日リリースする。最終作は『A Love Supreme』と題され、10年代のグリッチミュージックシーンに大きな潮流を起こした「post punk」をはじめ、レゲエをフュージョンさせた傑作「Maybe Baby」やラストシングル「NERVOUS」など、ソロ転向後の作品から20曲を選曲したベストアルバムになっている。

YouTubeリンク:
『A Love Supreme』アルバムトレイラー
https://youtu.be/CC7C1YnB5Og

『NERVOUS』ミュージックビデオ
https://youtu.be/_J0BSe5a2Ag?si=z8wfw8gJ_5JzkDod

また、本作にも収録されているアンビエントトラック「Nothing But You and Me」が発売から14年の時を経て、映像作家Masashi Okamotoディレクションによる新たなミュージックビデオを公開しているのでこちらも併せて確認したい。

YouTubeリンク:
『Nothing But You and Me』ミュージックビデオ
https://youtu.be/WSxGIWsvwLM

A Love Supreme (Bandcamp Original) by shotahirama

Bandcampリンク:
https://shotahirama.bandcamp.com

1. Cut (from "Cut" SIGNAL DADA, 2018)
2. FIRE IN WHICH YOU BURN (from "GET A LOAD OF ME" SHRINE.JP, 2021)
3. IM ON FIRE (from "Stay On The Light" SIGNAL DADA, 2020)
4. KIDS TRUX (from "Conceptual Crap Vol,5" スローダウンRECORDS, 2017)
5. CRAZY (from "ZOOYORK" SIGNAL DADA, 2024)
6. THE WHOLE NINE YARDS (from by "GET A LOAD OF ME" SHRINE.JP, 2021)
7. You Dub Me Crazy (from "Maybe Baby" SIGNAL DADA, 2017)
8. Do The Right Thing (from "KETURON RIGHTS" SIGNAL DADA, 2018)
9. SLACKER (from "Rough House" SIGNAL DADA, 2019)
10. CANDY STORE (from "DON'T STRESS TOMORROW" SHRINE.JP, 2022)
11. BRAINFREEZEE (from "COLDVEIN" SIGNAL DADA, 2024)
12. FIRE AND ICE (from "APARTMENT" SIGNAL DADA, 2021)
13. STOP FRONTING (from "Rough House" SIGNAL DADA, 2019)
14. Start Breaking My Heart (from "Conceptual Crap Vol,1" スローダウンRECORDS, 2016)
15. Copernicus (from "post punk" SIGNAL DADA, 2014)
16. Nothing But You and Me (from "NICE DOLL TO TALK" SIGNAL DADA, 2012)
17. And The Elevator Music In The World Trade Center (from "Modern Lovers" Duenn, 2014 and Shrine.jp, 2016)
18. Neptune (from "Cluster" Shrine.jp, 2014 and 2016)
19. Cassini (from "Clampdown" SIGNAL DADA, 2014)
20. NERVOUS (from "NERVOUS" SIGNAL DADA, 2025)

about shotahirama:
ニューヨーク出身の音楽家・ビートメイカーshotahirama (平間翔太)。中原昌也、evala、野口順哉(空間現代)といった音楽家がコメントを寄せる。音楽批評家・畠中実による記事『デジタルのダダイスト、shotahiramaがパンク以後の電子音楽で継承するオルタナティヴな精神』をはじめ、音楽ライターの三田格やVICEマガジンなどによって複数のメディアで紹介される。Oval、Kangding Ray、Mark Fell、Ikue Mori等のジャパンツアーに出演。代表作にCDアルバム「post punk」や4枚組CDボックス「Surf」がある。

interview with Shinichiro Watanabe - ele-king

 どんな痛みだって消し去ってくれる万能薬。肉体的な苦痛はもちろんのこと、精神的なそれまで含めて。
 いや、そんなものがあったらそりゃあ使っちまうですよ。そりゃ世界じゅうに伝播しますよ。でも、これまであなたたち人類が重宝してきたそれ、じつはそろそろ体内で突然変異するんです。端的にいえば、服用経験者は死にます。一度でも使ったことがあったら──ご愁傷さま。
 2025年4月から6月にかけ放送されたアニメ『LAZARUS ラザロ』は、あわや人類滅亡という危機的な状況を、しかしダークになりすぎたり湿っぽくなりすぎたりしない絶妙なあんばいで、あくまでも明るい未来を探る方向で描いていく。
 そうしたアニメの世界を構築するうえで音楽が果たした役割は小さくなかったはずだ。絶望的なのに前向き──そんな機微をサウンド面で担うことになったのがカマシ・ワシントン、ボノボ、フローティング・ポインツの3組だったことは、すでに多くの視聴者の知るところだろう。放送から半年。ついにフィジカルでサウンドトラックがリリースされている。
 作中では場面ごとにばらばらに配置されていた曲たちが、今回のサウンドトラックでは作曲者単位で整理されている。つまりこの3枚は、カマシ・ワシントン、ボノボ、フローティング・ポインツそれぞれの新作として聴くこともできるわけだ。そもそも監督みずから「自分のアルバムを作るつもりでやってくれ」とオファーしていたそうだから、むしろそうした聴き方こそが本道かもしれず、アニメ自体を観ていないリスナーにとっても大いに発見のあるだろうリリースといえる(もちろんシーンを思い出しながら聴くのだっておおいにアリ)。
 これまでも音楽に強いこだわりをみせてきた渡辺信一郎監督が、みずから集大成と語る『LAZARUS ラザロ』。『別冊ele-king 渡部信一郎のめくるめく世界』では自身の半生を語っていただいたり、「オールタイム・ベスト100アルバム」を選んでいただいたりしているが、今回はまたそれとは異なる角度から、『LAZARUS ラザロ』のサウンドトラックについて話していただいた。

今回のサウンドトラックの3人はみんな、はみ出している人たちを選んだというか、むしろそのはみ出しの部分に可能性を感じてオファーしたと言えるんじゃないかな。

2025年は『LAZARUS ラザロ』が放送されましたが、1年を振り返ってみてよかったこと、嬉しかったことはありましたか?

渡辺:ひとつはもちろん、『LAZARUS ラザロ』がようやく放送できたこと。あとは『LAZARUS ラザロ』の主題歌、カマシ・ワシントンの “VORTEX” がエミー賞にノミネートされたことですね。アニメは苦労が多いわりに報われることが少ないんで(笑)、スタッフみんなで本当に頑張って制作した甲斐がありました。

これはカマシ・ワシントンも嬉しいのではないでしょうか。パートナーのアミ・タフ・ラも、彼が作った最高の音楽のひとつが『LAZARUS ラザロ』だったと言っていましたよ。

渡辺:いやあ、本当に良かったですね。

制作期間も踏まえると、1年以上経ってようやく、ですよね。

渡辺:カマシに限らず、ボノボフローティング・ポインツも、みんないい曲を書いてくれた。サントラになると、すごくよそ行きになっちゃう人もいるんですよ。だから発注するときにも、「いかにもサントラ風の曲、っていう意識は持たなくていい。自分のアルバムを作るつもりでやってくれ」と伝えてました。結果、遠慮せずやってくれたのが良かったかな。

今回のサントラの作り方は、通常と違うんでしょうか?

渡辺:いや、サントラの作り方には2種類あって、映画なんかだと先に画ができてて、それを見ながら作曲するフィルムスコアリングというのがひとつ。でも多くのTVシリーズなんかだと画ができるのがギリギリで、そこから作曲してたら間に合わないんです。だから画がないうちから先に曲をいっぱい作っておいて、それをうまく画にハメていくというのが多い。それで、通常はフィルムスコアリングのほうが高級で立派な手法だとされてますが、今回そういう意味ではフィルムスコアリングじゃないんで通常のパターンではあるんです。

そうなんですね。

渡辺:でも自分の意見としては、フィルムスコアリングってちょっと合いすぎるところがあるんじゃないかな。無難になってしまうというか、曲が画に従属してしまうというか。その分、先に作った曲をはめると、思ってもいなかったような効果が生まれるときもあるし、画に従属しない、バランスを崩しかねないような強い曲を、ギリギリ崩れないように使ったりすることもできる。もちろんこういうやり方は、時間がない、間に合わないってとこから生まれたんだけど、じつはそこに可能性があると思うし、自分はこのやり方もけっこう好きなんです。

なるほど。曲のエディットも、監督自身が手がけてるんですよね?

渡辺:そうです。たまに、「曲がいいとこでビシッとはじまってビシッとうまいこと終わるけど、どうやってるんですか?」って聞かれることがあるんですけど。

思います、それは。

渡辺:たまたまうまくいった、なんてことはあんまりなくて(笑)。苦労して、曲をエディットして合わせてるんですよ(笑)。やっぱり、音楽が映像に合わせてビシッとはじまり、終わるものが好きなんですね。

フェード・アウトではなく。

渡辺:そう。音と画のシンクロの快感って、はじまり方と終わり方が肝心だから、そこに細心の注意を払ってます。作曲家にいつも言ってるのは、「フェード・アウトは禁止」と。

[[SplitPage]]

(細野晴臣との対談は)中学生の頃からのヒーローのひとりですから、ホント嬉しかったですね。2025年のもうひとつのハイライトでした。

今回、音楽をカマシ・ワシントンにオファーしたきっかけは?

渡辺:カマシはスピリチュアル・ジャズを継承しながらも、そこからはみ出すような音楽性を持ってると思うんですよ。ブルース・リーの映画(『ドラゴン 怒りの鉄拳』)の曲をカヴァーしたりしてるしね。やっぱりジャズでありつつジャズにとどまらない音楽性の拡がりみたいなものがある。だから、今回のサウンドトラックの3人はみんな、はみ出している人たちを選んだというか、むしろそのはみ出しの部分に可能性を感じてオファーしたと言えるんじゃないかな。

ボノボの場合は?

渡辺:ボノボは、クラブ系のなかでもひときわ音楽的才能がある人ですね。まあグラミー賞に8回もノミネートされてるぐらいなんで、メロディも書けるし、大半の楽器を自分で演奏できるし、オーケストラと共演したりしてて、普通のクラブ・ミュージックから明らかにはみ出してる(笑)。それで、上がってきたのはすごくいい曲ばかりでサウンド・テクスチャーもすごく凝ってたので、全体の基調になるムードは彼が作ってくれたと思ってます。ひとつだけ困ったのは、どれも切ない曲ばかりなんで、楽しいシーンとかオフビートなシーンの曲はどうするんだという(笑)。

どうしたんですか?

渡辺:スケジュール的に後半の作業になったカマシに「楽しいシーンとかオフビートなシーンもあるんで、そんな曲をどんどん作ってくれ」と(笑)。それで何とかバランスがとれた感じですね。

最初のほうの「悪魔に魂を売っちまった男みたいなのをかけてくれ」というシーンでかかるのがボノボの曲ですよね。

渡辺:あの1話冒頭は、当初はロバート・ジョンスン本人の “Me and the Devil Blues” を使うつもりだったんだけど、まあ大人の事情で実現できずで。……ラザロのターゲットの人物が、最初は聖人のようだったのに悪魔に魂を売ってしまった、と言われている人物で、そんな曲をダグがリクエストするシーンです。それでボノボに「ロバート・ジョンスンみたいな曲を作ってね」と依頼したら、だいぶ驚かれました(笑)。

それはそうですよ(笑)。

渡辺:「簡単に言うなよ」みたいな(笑)。最初は「やってみる」という返事だったんですが、途中で「やっぱ無理」とギヴアップ宣言が来て(笑)。でも「自分なりのブルースならできるので、それでいいかな?」ってことだったので、もちろんそれでいいよと。そうして生まれたのが “Dark Will Fall (ft. Jacob Lusk)” ですね。

ボノボはそれがこのアニメにとって重要なトラックだったと、『別冊ele-king 渡部信一郎のめくるめく世界』でも語っていました。

渡辺:もうひとつの挿入歌、9話冒頭の、街中をHQが歩いてくる長い長いワン・ショットのときにかかる曲、これもボノボにお願いしました。ここの当初のイメージはデイヴィッド・ボウイの “Five Years” だったんですよね。“Five Years” は「あと5年で世界が終わる」という曲で。街の描写があって、最初のほうは普通に見えるんだけど、曲が進んでいくと泣き叫んでる人がいたり、徐々に終末感が出てくる曲。今回は曲調は似てないと思うんですけど、コンセプトはあの曲みたいな感じで、「あと1ヶ月で世界が終わるかもしれない」という曲を作ってくれ、とオファーしました。

それが “Beyond the Sky (ft. Nicole Miglis)” ですね。

渡辺:終末をむかえるかもしれない世界は、一見普通に見えるけども、ほんのちょっとバランスを崩せば狂気をはらんでるということ、そしてここを平然と歩いてくるHQという男も、相当タガが外れた存在だというのを、ワンカットで見せるという冒険的なシーンなんだけど、ボノボはそれに合う良い曲を書いてくれました。

フローティング・ポインツはいかがでしたか?

渡辺:彼はすごい音楽マニアで、共感するとこも多くて(笑)。

ジャズとかソウルとかすごく掘っていますよね。

渡辺:いや、そういう感じだけじゃなくて、エクスペリメンタルなものとか音響系、現代音楽みたいなものまでけっこう全方位で、そのへんが共感するとこです(笑)。Chee Shimizuさんがやってる〈ORGANIC MUSIC〉って店で、レコードを見ながら3人でいろいろ話したときも、「武満徹のなかでどれがいいか」とか、エンニオ・モリコーネがやってた前衛音楽の話とか、そんなマニアック極まる話ばかりで(笑)。

彼にオファーした理由は?

渡辺:フローティング・ポインツもいわゆるクラブ・ミュージックの世界からはみ出すような、ジャンルに収まりきらない才能があるんですよね。ビート打ち込みの人ってイメージがあるかもだけど、音楽学校も出ているからストリングス・アレンジもできるし、生演奏の作品も出してるし、何よりファラオ・サンダースと共演したアルバムがすごく好きで、ぜひオファーしたいなと。今回、ちょっとスケジュール的な問題で新曲は少なかったんだけど、彼も楽しんでやってましたね。

いまはスピリチュアル・ジャズを聴き直していて、思えばこういう盤を全然入れてなかったな~と思ったり。

別冊ele-king 渡部信一郎のめくるめく世界』では、細野晴臣さんとの対談が実現しました。あれから時間が経ってみて、細野さんと話したことはどういう経験になっていますか?

渡辺:いやあ、もちろん自分が中学生の頃からのヒーローのひとりですから、ホント嬉しかったですね。2025年のもうひとつのハイライトでした。いろいろ刺激も受けたし、今後につながっていくといいなと思ってます。

同『別冊』では、人生におけるオール・タイム・ベスト100を選んでいただきましたよね。半年くらい経ってみて、心変わりはありましたか?

渡辺:ああいうのってそのときの気分で選んでるから、後から見ると後悔が多くて(笑)。あれを入れてなかった、これも忘れてたという感じで、毎日後悔してます(笑)。

例えば、いまだとどんなものでしょうか。

渡辺:いまはスピリチュアル・ジャズを聴き直していて、思えばこういう盤を全然入れてなかったな~と思ったり。ちょっと前までは、モード・ジャズ、ポスト・バップと言われるやつを聞き直してて、これがいま聴くと丁度いい塩梅なんです。当時新しいジャズをやろうとした人たちが、フリーにはいかなくてちゃんと作曲されたもので、音の響きとかアブストラクトな構成とかで新しい世界を開こうとした、その感じがいま聴くといいなと思って。いまのエクスペリメンタルとかアンビエントとかを聴き慣れた耳でそういうのを聴き直すと、再発見が多いんですよね。

それはもしかしたら、いまの「アンビエント・ジャズ」的な流れとつながる聴き方かもしれないですよね。

渡辺:そうですね。新しいものだと、コズミック・トーンズ・リサーチ・トリオとか、シャバソン&ケルコビッチとか、アンビエント通過後のジャズって感じで面白いですね。

他に、25年で印象深かった出来事はありますか?

渡辺:世界的に有名な『Ghost of Yotei』というゲームがあるんですが、そのなかの「Watanabe Mode」ってやつの音楽をプロデュースしたことですかね。

それは、どういう仕事なんでしょうか?

渡辺:そのゲームをつくったスタッフが、『サムライチャンプルー』の大ファンらしくて(笑)。それで、彼らの前作のゲームでは、黒澤明監督にリスペクトを表して、「Kurosawa mode」っていうのを作ったらしいんです。モードを切り替えると、白黒画面の粒子の荒い感じで、黒澤映画風になるという。それで今回は、『サムライチャンプルー』にリスペクトを評して、「Watanabe Mode」ってのをやりたいと。モードを切り替えると、音楽がインスト・ヒップホップになるという(笑)。

その音楽をプロデュースしたんですね。

渡辺:そうです。でも、昔の人をそのまま使うんじゃなくて、20年後の『サムライチャンプルー』という感じで、新しい人たちと組んでやりました。Sweet William、mabanua、DJ Mitsu the Beatsマーク・ド・クライヴ・ロウという、全員が初めて一緒にやった人たちだったんですけど、なかなかうまくいったんじゃないかな? と思ってます。

仕事以外では、どんな年でしたか?

渡辺:自分は旅が好きなんですけど、コロナのときにあちこち行けない状況になって、その後も仕事が忙しすぎてなかなか行けなくて(笑)。2025年はやっと一段落したんで、LA、サンパウロ、リオ・デ・ジャネイロ、京都、バルセロナ、NYといろいろ行けたんで、充電にもなって楽しかったですね。

ブラジルにも行かれたんですね?

渡辺:だいたい世界50都市くらいは行ったことがあるんですが、いちばん好きなのがリオ・デ・ジャネイロかも知れないな。3回目ですけど、何度行っても最高です。

リオといえば危険なイメージがあるんですが、どういうところが良いんですか?

渡辺:あの、真の快楽とはですね、危険ととなり合わせなんですよ(笑)。いつ泥棒が来るかわからない、いつひったくられるかわからない。そういう場所では、危険を察知しなきゃいけないから、すごいレーダーの感度が上がるわけです。そうすると人間の感性って研ぎ澄まされるんですね。そういう状態で快楽もやって来るわけです。食べ物はおいしいし、風景も建築物も美しいし、人びとは陽気で優しいし、美女たちは美しいし(笑)、音楽はそこらじゅうに溢れてて、どれも素晴らしいし。

そうなんですね。

渡辺:例えばラパ地区というところにはライヴハウスが集中してて、そういうところに大ヴェテランのアーティストが出てるんだけど、老若男女みんな大合唱するんですね。10代の子まで。DJがまわしてるようなクラブっぽいところにも行ったんですが、そういう場所でもやっぱり大合唱(笑)。みんな昔の、すばらしいブラジル音楽の古典をちゃんと知ってるんです。本当に音楽好きな人たちなんだなって感じました。

なるほど。

渡辺:あの、リオの人たちをカリオカって言うんですけど、基本アバウトというか、いい加減なんです(笑)。時間にもルーズで、現地の大使館の公式の打ち合わせでさえ、時間どおりに行くと誰もいない(笑)。で、1時間くらい経ってようやく人が集まってくるんだけど、誰も文句を言う人もいないし、まあいいんじゃないの、ちょっとくらい遅れても、という適当さで(笑)。それで、カリオカたちがジョークを言ってて「日本人って、打ち合わせに5分遅れただけで “どうなりました?” ってメールしたりするんでしょ」「ワッハッハ、マジかよ!」っていう感じなんです。だいたいの日本人は最初違和感を感じるんだけど、現地に1週間くらいいるとそれに馴染んでくるのね。彼らはいつもおおらかで楽しそうで、貧乏でも人生を楽しんでる。それにだんだん慣れてくるとね、「日本であんなにあくせく働いてたのは正しかったのか?」「なんかストレスためながら暗い顔して働いて、それで人生楽しいのか?」っていう価値観の変革に迫られるんです。

カルチャー・ショックですね(笑)。

渡辺:いい加減であることを日本人は悪だと思うわけだけど、本当にそうなのか? と考えてしまう。そういう経験がしたくて旅に行くわけだしね。

いま渡辺監督は、新しいお仕事をされているんですよね。

渡辺:多くは言えないんですが、短めの作品をふたつぐらいやりながら、次の大きい仕事の企画をいくつも作ってますね。まだまだ作りたいモノがあるんで……。あと『LAZARUS ラザロ』の第二期もぜひ作りたいと思ってるんで、グッズを買うとかサントラを買うとか(笑)、そういう形で支援してもらえたら嬉しいです!

Nightmares On Wax × Adrian Sherwood - ele-king

 ナイトメアズ・オン・ワックスの曲のなかでもダントツの再生数を誇る “You Wish”、あるいは “Flip Ya Lid” のようなヒット曲を含むアルバムが2006年の『In A Space Outta Sound』だ。その20周年を記念し、なんとエイドリアン・シャーウッドが同作を再構築したアルバム『In A Space Outta Dub』がリリースされることになった。発売は4月3日、同時に『In A Space Outta Sound』の20周年記念盤も登場。じつに強力なコラボレイション企画、これは聴き逃せない。

Nightmares On Wax x Adrian Sherwood

NOWの不朽の名作『In A Space Outta Sound』の20周年記念企画として
UKダブの総帥エイドリアン・シャーウッドがリワークした
『In A Space Outta Dub』のリリースが決定!
新曲「You Bliss」が解禁!
オリジナルの2枚組LPに『In A Space Outta Dub』を
加えた3枚組仕様のデラックス盤も発売!
発売は4月3日

〈Warp〉は、ナイトメアズ・オン・ワックスによる不朽の名作アルバム『In A Space Outta Sound』のリリース20周年を記念したアニバーサリー企画を発表。この20年、時代の空気に静かに寄り添ってきたサウンドを、あらためて現在の文脈へと引き寄せるべく、UKダブの総帥エイドリアン・シャーウッドがリワークを手がけた『In A Space Outta Dub』が、4月3日にリリースされる。さらに、オリジナルの2枚組LPに本作を加えた3枚組仕様のデラックス盤もあわせて発売。今回の発表にあわせ、「You Wish」をダブ・ヴァージョンとして再構築した「You Bliss」が公開されている。

Nightmares On Wax x Adrian Sherwood - ‘You Bliss’
YouTube https://youtu.be/OthUTv4KO-4
配信リンク https://n-o-w.ffm.to/in-a-space-outta-dub

『In A Space Outta Sound』は、ナイトメアズ・オン・ワックスことジョージ・エヴリンのキャリアにおいて、「原点」と「現在」の両方を映し出す作品である。2005年に発表されたオリジナル・アルバムは、彼がウェスト・ヨークシャーで育つ中で親しんだレゲエ・カルチャーへのオマージュとして制作された。その原体験は、昨年末にリリースされたミックステープ『Echo45 Sound System』においても掘り下げられている。両作に通底するのは、ジャマイカ由来のサウンドを軸に、ソウル、ジャズ、ヒップホップを自在に融合させ、サンプルを一瞬で耳に残るフックへと昇華させる、ジョージ・エヴリンの比類なき手腕であり、感性だ。

「You Wish」や「Flip Ya Lid」といった楽曲は世界的なヒットを記録し、数え切れないほどのシーンで鳴り響いてきた。それらは人々の意識に自然と染み込み、ナイトメアズ・オン・ワックス最大のグローバル・ヒット作として広く認識されている。最も商業的に成功した作品であると同時に、その影響力はアーティスト名を超え、カルチャーそのものに溶け込んできた。ソウルフルなヴァイブレーションを宿したこれらの楽曲は、多くの人々の日常に寄り添うサウンドトラックとして、長く愛され続けている。
アルバムの核を成すベースの鼓動は、伝説的ダブ・マスターであるエイドリアン・シャーウッドによる新たなダブ・ワークを通して、より際立ったものとなっている。ジョージ・エヴリンの招きにより、オリジナル・アルバム収録曲の一部を解体・再構築するという挑戦に臨んだ〈On-U Sound〉主宰のシャーウッドは、その期待に見事に応えた。代名詞とも言えるエフェクト操作でリズムを大胆に削ぎ落とす一方、サイラス・リチャード(ホレス・アンディ/ダブ・アサンテ・バンド)やダグ・ウィンビッシュ(タックヘッド/リヴィング・カラー)といった重要なプレイヤーたちと新たなオーバーダブも録音している。

こうして完成した8曲入りの『In A Space Outta Dub』は、マッド・プロフェッサーがマッシヴ・アタックの『Protection』を素材に再構築した『No Protection』をはじめとする名盤ダブ作品の系譜に連なる一作である。同時に、プライマル・スクリームやパンダ・ベア&ソニック・ブーム、スプーンといったアーティストの作品を再解釈してきたシャーウッド自身のリワーク作品群とも響き合い、格式ある歴史の一端を担う存在となっている。

今回の企画では、『In A Space Outta Dub』がCD、LP、デジタル配信でリリースされるほか、オリジナルの2枚組LPに『In A Space Outta Dub』を加えた、3枚組仕様のデラックス・ボックスセットも登場する。アートワークは、ゴリラズ、ラン・ザ・ジュエルズ、マック・ミラーらを手がけてきたラフマーシーとのコラボレーションによるもので、オリジナル・スリーヴの再構築に加え、蓄光プリントやスピーカーボックス型のカットアウト、ステッカーシートなど、細部にまでこだわった統一感のあるデザインが施されている。

また『Smokers Delight』の30周年とあわせ、この節目を祝して3月12日には、ロンドンの名門ロイヤル・アルバート・ホールにてソールドアウト公演が行われることも発表されている。この特別なステージでジョージ・エヴリンは、フル・ライヴ・バンド、弦楽四重奏、合唱団、ゲスト・ヴォーカリスト、そしてサプライズ・コラボレーターを迎え、2つの記念碑的アルバムが新たな解釈のもとで披露される予定だ。圧倒的な映像とサウンド演出により、時代を象徴する名作群が新たな命を吹き込まれる。

『In A Space Outta Sound』は今なお生き続けるアーティファクトであり、今回のリイシューは、20年にわたりこの作品と向き合ってきたリスナーに向けた再発見の機会でもある。人生を肯定する楽曲群、ジャンルを横断するサウンド、革新的なコラボレーション──本作は、私たちの日常における「内なる空間(インナー・スペース)」を今も形作り続ける決定的な一枚だ。

〈Warp〉で最も長く在籍する古参アーティストとして、ジョージ・エヴリンは30年以上にわたりエレクトロニック/ソウル・ミュージックの最前線を走り続けてきた。本アニバーサリー企画は、その歩みとともに、世代を超えて響き続けるその影響力と、時代を超越した作品の価値をあらためて証明するものである。

ナイトメアズ・オン・ワックスの不朽の名作『In A Space Outta Sound』をエイドリアン・シャーウッドがリワークした『In A Space Outta Dub』は、4月3日 (金) にCD、LP、デジタル配信で世界同時リリース。LPはライト・ローズ・ヴァイナルとなり、日本語帯付き盤も発売される。国内盤CDと日本語帯付き限定盤には解説書が封入される。

label:BEAT RECORDS / Warp Records
artist:Nightmares on Wax X Adrian Sherwood
title:In A Space Outta Dub
release: 2026.04.03
商品ページ
配信リンク

tracklist:
01. You Bliss
02. On Purpose
03. Flippin’ Eck
04. Positive Touch
05. On The Seven Seas Dub
06. Looking At You Dub
07. Sweeter Still
08. Nyabinghi Dub


CD


LP

label:BEAT RECORDS / Warp Records
artist:Nightmares on Wax
title:In A Space Outta Sound [20th Anniversary Edition]
release: 2026.04.03
tracklist:
Nightmares On Wax - In A Space Outta Sound (Re-Imagined Sleeve Edition)
A1. Passion
A2. The Sweetest
B1. Flip Ya Lid
B2. Pudpots
B3. Damn
C1. You Wish
C2. Deep Down
C3. Chime Out
C4. Me!
D1. I Am You
D2. Soul Purpose
D3. African Pirates
Nightmares On Wax X Adrian Sherwood - In A Space Outta Dub
A1. You Bliss
A2. Passion
A3. The Sweetest
A4. Flip Ya Lid
B1. Pudpots
B2. Damn
B3. You Wish
B4. Deep Down


輸入盤BOX SET

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495