「Lea Lea」と一致するもの

edbl - ele-king

 トム・ミッシュ以降を担うロンドンのプロデューサー、エドブラック。シングル曲で注目を集め、それらをまとめた編集盤『South London Sounds』で日本デビュー、新作『Brockwell Mixtape』も好調の彼だが、日本独自企画だった前者『South London Sounds』がアナログ化されることになった。しかもクリア・レッド・ヴァイナル。限定販売とのことなのでお早めに。

サウス・ロンドンから登場した新世代の才能=エドブラック(edbl)による日本デビュー・アルバム『South London Sounds』がクリア・レッド・ヴァイナルでリリース! 日本国内ではVINYL GOES AROUNDでの独占販売が決定。

トム・ミッシュやジェイミー・アイザックなど、ここ数年音楽シーンを賑わせているサウス・ロンドン・シーンから登場した新たなる才能の持ち主であるエド・ブラック。

トラックメイカーであり、プロデューサーであり、そしてギタリストでもあるアーティスト、エドブラックがこれまでデジタルのみでリリースし話題を呼んだトラックの数々を厳選/集約した日本独自企画による注目のアルバムがクリア・レッド・ヴァイナルでリリースされます。

日本国内はVINYL GOES AROUNDでの独占販売。限定数につきお早めにお買い求めください。

・VINYL GOES AROUND 販売ページ
https://vga.p-vine.jp/exclusive/vga-7749c/

・edbl - The Way Things Were Feat. Isaac Waddington (Official Music Video)
https://youtu.be/Mb95_G2bSxU

[リリース情報]
アーティスト:edbl
タイトル:South London Sounds
品番:PLP-7749C
フォーマット:LP(CLEAR RED VINYL)
価格:¥3,850(税込)(税抜:¥5,500)
※商品の発送は2022年6月中旬を予定しています。
※限定品につき無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
※商品は一部他店にて流通するアイテムとなります。

[TRACK LIST]
・SIDE A
1. Charmaine Feat. Zach Said
2. Symmetry Feat. Tilly Valentine
3. Hard To Tell Feat. Carrie Baxter
4. Nostalgia Feat. Taura Lamb
5. Less Talkin' Feat. JAE
・SIDE B
1. Cigars Feat. Alfie Neale & Jarki Monno
2. (Baby Can We) Lift This Up? Feat. Hemi Moore
3. Table For Two Feat. Tilly Valentine & Bran Mazz
4. The Way Things Were Feat. Isaac Waddington
5. Breakfast In Bed Feat. Joe Bae

Nicolás Jaar, Other People - ele-king

 ニコラス・ジャーが新たにコンピを編纂している。20世紀後半のポーランドの前衛音楽/実験音楽を集めたもので、2枚に分散してのリリース。1959年から2001年まであったワルシャワのスタジオで録音されたもの。マトモスが先日発表した新作でもとりあげていたボグスワフ・シェッフェルはじめ、クシシュトフ・クニッテルやボフダン・マズレク、ヴォジミエシュ・コトニスキやエルジュビェタ・シコラなど、ポーランドの前衛音楽家/実験音楽家が多数ピックアップされている。これはチェックしておきたい。

artist: Various
title: Would It Sound Just As Bad If You Played It Backwards? A Collection of Sounds from the Studio Eksperymentalne Polskiego Radia (1959​-​2001) Vol. I
label: Other People
release: 20th May, 2022

tracklist:
01. Krzysztof Knittel - Lapis (1985)
02. Bohdan Mazurek - Canti (1973)
03. Magdalena Dàugosz - Yes and No (1990)
04. Barbara Zawadzka - Greya III (1991)
05. Barbara Zawadzka - Greya IV (1990)
06. Barbara Zawadzka - Greya II (1987)
07. Rudnik - Epitaph of Stones (1984)
08. Bogusław Shaeffer - Symphony. Electronic Music for Tape (perf. by Wolfram) (1964-66) - I
09. Bogusław Shaeffer - Symphony. Electronic Music for Tape (perf. by Wolfram) (1964-66) - II
10. Bogusław Shaeffer - Symphony. Electronic Music for Tape (perf. by Wolfram) (1964-66) - III
11. Bogusław Shaeffer - Symphony. Electronic Music for Tape (perf. by Wolfram) (1964-66) - IV


artist: Various
title: Would It Sound Just As Bad If You Played It Backwards? A Collection of Sounds from the Studio Eksperymentalne Polskiego Radia (1959​​-​​2001) Vol. II
label: Other People
release: 20th May, 2022

tracklist:
01. Wlodzimierz Kotoński - Study For One Cymbal Stroke (1951)
02. Symphony. Electronic Music For Tape Part I (performed by Bohdan Mazurek) (1966)
03. Elżbieta Sikora – Letters to M. (1980)
04. Bernadetta Matuszczak – Libera me (1991)
05. Elżbieta Sikora - View From the Window (1978)
06. Magdalena Długosz - Mictlan I (1987)
07. Barbara Zawadzka - Greya part V (1991)
08. Krzysztof Knittel - Poko (1986)

Autechre - ele-king

 忘れたころにやってくる、オウテカからのプレゼント。『AE_LIVE 2016​/​2018』と題された未発表ライヴ音源がバンドキャンプブリープにて販売されている。2015年にはじまり、2019年にどかっと追加された『AE_LIVE』シリーズ(WARP360)の続編、今回(WARP361)はタイトルどおり2016年と2018年、ザグレブ(クロアチア)、タリン(エストニア)、ヘルシンキ(フィンランド)、オスロ(ノルウェー)、ナイメーヘン(オランダ)、メルボルン(オーストラリア)、ダブリン(アイルランド)の7都市でおこなわれたライヴを収録したもの。トータルで7時間57分49秒。膨大なオウテカのライヴ・アーカイヴがさらに拡張されました。

artist: Autechre
title: AE_LIVE 2016​/​2018
label: Warp
release: 18th May, 2022

tracklist:
1. AE_LIVE_ZAGREB_061116
2. AE_LIVE_TALLINN_131116
3. AE_LIVE_HELSINKI_141116
4. AE_LIVE_OSLO_171116
5. AE_LIVE_NIJMEGEN_221116
6. AE_LIVE_MELBOURNE_210618
7. AE_LIVE_DUBLIN_150718

P.E. - ele-king

 青黒い煙の見えるサックスの音に電子音、ダンスビートとモダンなインディ・ロック、詩とパンク、P.E. が 2nd アルバムのなかで行き来するもの。ブルックリンのバンド P.E. が醸し出すアンダーグラウンドの匂いにどうしたって惹かれてしまう。アンダーグラウンドの匂いとは具体的にどんな匂いかと説明するのはまた難しいものだけど、明るい道から外れた香り立つ尖った匂いを持った音楽があることは間違いない。それはたとえば写真からですら何か普通ではないことが起きていると伝えてきたロンドンのデュオ、オーディオブックスだったり(“Dance Your Life Away” のキレ具合の衝撃)サウス・ロンドン・シーンの始祖たるファット・ホワイト・ファミリーの持つあの雰囲気だったりするけれど、このブルックリンのバンド P.E. からも負けず劣らず強烈な匂いが漂ってくる。

 ニューヨークを拠点に活動していたふたつのバンド、ピル(Pill)とイーターズ(Eaters)が合わさって出来た P.E.(Pill / Eaters)。ボデガがライヴをおこなおうと企画してピルとイーターズふたつのバンドに声をかけたが、ピルのメンバーのひとりとイーターズのメンバーひとりが参加することができなくなった。そこで残ったメンバーで一緒に演奏することにしたというのがこのプロジェクトの成り立ちらしいがこの話だけでもなんだかワクワクしてくる(偶然が必然を生み出す、バンドの結成にはしばしばこのようなエピソードがある)。はじめはその場限りの予定だったようだが、そこで何かを感じたふたつのバンドのメンバーはこのプロジェクトを継続しようと試みた。次々とアイデアが浮かび、これはやらない方がいい、こういう感じのフレーズを入れてみたいとテクスチャーにテクスチャーを重ね、感性のすり合わせがおこなわれ、そうして即興性と遊び心に溢れた凶暴なビートを持った 1st アルバムが生み出された。

 そこで活動に区切りをつけても良かったのかもしれないが P.E. は歩みを止めなかった。1st アルバムのリリースから2年たった後に発表されたこの二枚目のアルバムはその攻撃性が洗練され陶酔感のある刃として姿を現している。
 電子音楽、ノーウェイヴ、エクスペリメンタル、様々な要素のなかを P.E. は行き来する。信じられないくらいに大仰でそれでいながら感傷的なムードを生み出す “Magic Hands”。サックスの音をアクセントにして電子音が心を引っかき回し混乱した対処できないような状況を伝え、ヴォーカルは主張せずにその状況のなかを漂い続ける。“Tears in the Rain” もやはり同じように感傷的で、暗闇のなかで歩みを進めるビートの上でサックスがムードを描き出す。夢のなかのお告げのように響くヴェロニカ・トーレスのヴォーカルとそれに加わるゲスト参加のパーケイ・コーツのアンドリュー・サヴェージの歌声も同様に曲のなかでガイドラインを引くようにして流れていく。ネオンの軌跡を示すようなそれは濃密で陶酔感を生み出すようなもので、より一層にムードを伝える。そうかと思えばけたたましくサックスが暴れだし、“Contradiction Of Wants ” のような曲はスクイッドが次のアルバムの路線で採用してもおかしくないような繰り返しの波があり(つまりはノイ!をLCDサウンドシステムでかき回した感じだ)、“86ed” というアンビエント・ピアノの曲を挟み “Majesty” で再び感傷を尖ったビートや電子音のざらつきのなかに溶け込ませる。それは痛みのなかの甘さのようなもので、P.E. のこのアルバムはエディットと生の音を行き来してどんよりとした鈍い陶酔感と舌がシビれるようなスリルを同時に味あわさせるのだ。いずれにしてもそのイメージは地下であり夜であって、その匂いに引き寄せられてしまう。

 アンダーグラウンドの匂いというものがあるとしたらそれは繁華街の路地裏や地下から漂ってくるその匂いなのだろう。それはある意味で体が求めるジャンクフードのようなもので、健やかな肉体を育む栄養素とは無縁のものだがこうしたいというアイデアと欲求に突き動かされたその匂いに僕らはどうしよもなく惹かれていく。惹かれ、何の匂いなのかを考え、匂いの元を探し、そうな風にしてその匂いに取り憑かれるのだ。そうやって家に帰って体に染みついた残り香に気がついてシーンやムードについて思いを巡らす。空間を切り裂くサックスの音はいつから響いていったいいつまで続くのだろう? アルバムのなか、電子音と混ざったこの音はそれでもクールで変わらず新鮮に響き続ける。そのなかで僕たちは人の気配を感じそうやってまた次の音楽を待ち続けるのだ。
 P.E.『The Leather Lemon』はとても刺激な匂いがする。

Bobby Hamilton, Orang-Utan and Lemuria - ele-king

 好調の「VINYL GOES AROUND」シリーズから、貴重な3アイテムが一挙に登場だ。
 ひとつはキーボーディスト/パーカッショニスト、ボビー・ハミルトンの72年作で、その稀少さから「幻の名盤」と呼ばれていたアルバム『Dream Queen』。オリジナルのマスターテープから新たにデジタル・リマスタリングを施し、クリア・ヴァイナル仕様で限定発売される。
 もうひとつは、知る人ぞ知るUKのハード・ロック・バンド、オランウータンが残した唯一のアルバム、そのアートワークをあしらったTシャツ。
 最後はMUROとのコラボ企画第二弾。ソウル、ジャズ、ファンク、ポップを融合したハワイのバンド、レムリア唯一のアルバム『Lemuria』(1978)をカラー・ヴァイナルで復刻、Tシャツとセットでリリース(バラ売りもアリ)。
 ぜひ売り切れてしまう前にチェックを。

VINYL GOES AROUNDにて、The Bobby Hamilton Quintet Unlimited『Dream Queen』のクリアヴァイナル、ORANG-UTANのオリジナルTシャツ、そして日本を代表するDJ、MUROとのコラボレーション企画でLEMURIAのオリジナル・Tシャツとカラー・ヴァイナル、一挙3アイテムを販売。

Pヴァインが運営するアナログ・レコードにまつわるプロジェクト「VINYL GOES AROUND」にて、The Bobby Hamilton Quintet Unlimited『Dream Queen』のクリアヴァイナル、ORANG-UTANのオリジナルTシャツ、そして日本を代表するDJ、MUROとのコラボレーション企画でLEMURIAのオリジナル・Tシャツとカラー・ヴァイナル、一挙3アイテムの販売が開始しました。

The Bobby Hamilton Quintet Unlimited『Dream Queen』は鍵盤奏者、パーカッショニストでもあるボビー・ハミルトンを中心に1972年にレコーディング。当時はNYのマイナーレーベルからのリリースで、サウンドの素晴らしさと希少度が相まってディガーの間では "幻の名盤" と称されていました。A面はエレクトリックピアノとヴィヴラフォンの掛け合いからファンキーなグルーヴへとなだれ込む「Pearl (Among The Swine)」で始まり、メロウなソウル・ボッサ「Priscilla」、パーカッシヴなビートとホーン・セクションが絡み合うアフロ・ジャズ・ファンク「In The Mouth Of The Beast」。B面は印象的なベースの疾走感溢れるファンク「Roll Your Own」、そしてエレクトリックピアノとヴィヴラフォンが切なさを醸し出す極上のスローバラード「Dream Queen」。聴けば誰もが納得する全曲キラーチューンのアルバムです。オリジナルのマスターテープから新たにデジタル・リマスタリングを施した最新仕様でのリイシュー。 VINYL GOES AROUNDでは限定でクリア・ヴァイナルでの発売となります。

ORANG-UTANはLED ZEPPELINやLEAF HOUNDを彷彿とさせるブルージーでアシッドなハード・ロックで、マニアのハートを鷲掴みにしてきました。ヘヴィなギター・リフと絡み合うツイン・リード、コブシの効いた高音シャウトが交錯するサウンドはリリースから半世紀を経た今日でも鮮烈ですが、バンドは本作1枚のみで解散。イギリス出身でありながらアメリカのみでアルバム・デビューという複雑な事情も関係して流通がままならず、知る人ぞ知るアンダーグラウンド・レジェンドとしてロック史にその名を刻んできました。
今回はVINYL GOES AROUND限定でその幻のレコードジャケットをモチーフにしたTシャツを販売。表面には巨大なオラウータンがビルを襲うイラストをプリントし、背面にはバナナの皮のみになった、ジャケットの裏をプリント。

そして日本を代表するDJ、MUROとVINYL GOES AROUNDのコラボレーション企画第二弾はLEMURIAのジャケット・デザインを使用したオリジナルTシャツとカラー・ヴァイナルを販売します。
“KALAPANA”のオリジナル・メンバーでありプロデューサーとしても数々の名盤を残してきた“Kirk Thompson”率いるグループ、“LEMURIA”。1978年にリリースされた唯一のアルバム『Lemuria』は知る人ぞ知るコレクターズ・アイテムとして高額で取引されながらも、ソウル、ジャズ、ファンク、ポップを融合したハワイのバンドとして広く知れ渡り絶賛されてきた名盤です。
今回はオリジナルアルバムに加えてボーナストラック3曲に、「All I’ve Got To Give」と「MISTER U (UNIVERSE)」のオルタネイト・テイク2曲を追加した2LP、ゲートフォールド・ジャケット、ブラウン・クリアヴァイナルでリリース。Tシャツはバンド・メンバーの写真にバンドのロゴをあしらったデザインで3色展開となります。

・VINYL GOES AROUND 販売ページ
https://vga.p-vine.jp/exclusive/

■リリース情報①

アーティスト:The Bobby Hamilton Quintet Unlimited
タイトル:Dream Queen
品番:PLP-7798C
フォーマット:LP (CLEAR VINYL)
価格:¥3,850(税込)(税抜:¥5,500)
※ご注文頂いた商品は、発送準備が整い次第発送します。
※限定品につき無くなり次第終了となりますのでご了承ください。

[TRACK LIST]
・SIDE A
1. Pearl (Among The Swine)
2. Priscilla
3. In The Mouth Of The Beast
・SIDE B
1. Roll Your Own
2. Dream Queen

■リリース情報②

アーティスト:ORANG-UTAN
タイトル:ORANG-UTAN Original T-shirts
品番:VGA-1029
フォーマット:Tシャツ
価格:¥5,280(税込)(税抜:¥4,800)
カラー:BLACK
サイズ:S M L XL 2XL
※商品の発送は2022年7月上旬ごろを予定しています。
※限定品につき無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
※Tシャツのボディはギルダン 2000 6.0オンス ウルトラコットン Tシャツになります。

■リリース情報③

アーティスト:LEMURIA
タイトル:LEMURIA ORIGINAL T-SHIRTS with “Lemuria” COLORED VINYL
品番:VGA-1021
フォーマット:Tシャツ+LP(GOLDEN CLEAR VINYL)
価格:¥10,230(税込)(税抜:¥9,300)
Tシャツ カラー:BLACK / NATURAL / CORN SILK
Tシャツ サイズ:S M L XL 2XL
★300枚限定生産(レコード)
※期間限定受注生産(~6月16日まで)
※Tシャツは受注期間が終了しましたら一色のみの販売となります。
※商品の発送は2022年7月下旬を予定しています。
※限定品につき無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
※Tシャツのボディはギルダン 2000 6.0オンス ウルトラコットン Tシャツになります。
※商品は一部他店にて流通するアイテムとなります。

[TRACK LIST]
・SIDE A
1. Hunk Of Heaven
2. All I've Got To Give
3. Dreams
・SIDE B
1. Mister U (Universe)
2. Get That Happy Feeling
3. Moonlight Affair
4. Mystery Love
5. The Making Of You
6. The Lady And The Dude
・SIDE C
1. Don't Say Their Ain't No Heaven
2. Somebody's Talkin'
3. Who Do You Love
・SIDE D
1. All I’ve Got To Give (Alternate take)
2. Mister U (Universe) (Alternate take)

■リリース情報④

アーティスト:LEMURIA
タイトル:LEMURIA ORIGINAL T-SHIRTS
品番:VGA-1020
フォーマット:Tシャツ
価格:¥5,280(税込)(税抜:¥4,800)
カラー:BLACK / NATURAL / CORN SILK
サイズ:S M L XL 2XL
※期間限定受注生産(~6月16日まで)
※Tシャツは受注期間が終了しましたら一色のみの販売となります。
※商品の発送は2022年7月下旬を予定しています。
※限定品につき無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
※Tシャツのボディはギルダン 2000 6.0オンス ウルトラコットン Tシャツになります。
※商品は一部他店にて流通するアイテムとなります。

■リリース情報⑤

アーティスト:LEMURIA
タイトル:LEMURIA
品番:PLP-7807/8C
フォーマット:LP(BROWN CLEAR VINYL)
価格:¥5,500(税込)(税抜:¥5,000)
★300枚限定生産
※商品の発送は2022年7月下旬を予定しています。
※限定品につき無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
※商品は一部他店にて流通するアイテムとなります。

Cate Le Bon - ele-king

「立ち上がり、歩くこと。立ち上がり、歩くこと。彼がつまづかないことを示すこと。彼は大丈夫だ。大丈夫なのだ」。ジェームズ・ケルマンの『how late it was, how late』における主人公で、グラスゴー人のサミーは、家路につこうとするが、体が言うことをきかない。酔っぱらって頭にかかっていた靄はやがて晴れる。しかし彼は自分が一歩一歩、手と足を使って、身を隠すために奔走していることに思い当たる。

 哲学の勉強のためにグラスゴーを歩き回った4年間で、私は移動することに価値を見出すようになった。飲酒文化が特に有名なこの街における「移動」は、少し飲み過ぎた後でも安全に家に帰れるということを示している。6年ほど前に東京に引っ越してからは、酒の量は減った。しかし定期的に東京の終わりのない通りや小道をぶらぶらと歩き回るようになった。決まった目的地がないときには、歩いているだけで気分が高揚する。

 しかし、多くの人と同じように、パンデミック以来、私は室内から外を見て過ごすことが多くなった。ここ数年は、スコットランド文学を追いかけたり、様々なアーティストやコメディアンがTwitchというストリーミング・プラットフォームに活動の場を移していくのを見守ったりしている。そのなかでの個人的なハイライトのひとつは、「Rust」というゲームで自分の仮想上のクラブ・ナイトを作り、主催した Murlo だ。また、ちゃんとしたヘッドフォンを購入したことで、ポップとエクスペリメンタルを横断するような音楽への興味が再燃した。

 スコット・ウォーカーの “It's Raining Today” を青写真に、私は、私の感覚をぶっ壊すような「歌モノ」の音楽をいつも探している。過去10年間では、ジュリア・ホルターの “エクスタシス” や、ディーズ・ニュー・ピューリタンズの “フィールド・オブ・リーズ”、クワイア・ボーイの “パッシヴ・ウィズ・ディザイア”、ガゼル・ツインの “パストラル・アンド・ソフィー”、オイル・オブ・エヴリー・パールの “アン・インサイド” の際立った、シュールな構造と興味深い歌詞に大きな影響を受けた。マルチ・インストゥルメンタリストでシンガー・ソングライターのケイト・ル・ボンの2019年のアルバム『リワード』が出たとき、アルバムではなくシングルのループ再生の面白さに気づくときまで、また別のお気に入りのアルバムを見つけたと思ったものだ。しかし3年後の新しいアルバム『ポンペイ』には、あらゆる意味で興奮させられた。

 ル・ボンは、グラスゴーの賑やかな通りから離れたウェールズの田舎で育った。しかし、スコットランドや英国の他の地域と同様に、ウェールズもパンデミックによって特に大きな打撃を受け、政府の厳しい規制によって、彼女は7枚目のアルバム『ポンペイ』の制作を受け入れることを余儀なくされた。「レコードを作るときは、どこかに行って、自分を真空のなかに置きたいんだ」と、ル・ボンは最近のインタヴューで語っている*。パンデミックが発生したとき、彼女はアイスランドにいて、ジョン・グラントの『ザ・ボーイ・フロム・ミシガン』の制作作業を終えていた。このアルバムにおける温かいプロダクションは、グラントによる、この世のものとは思えないアメリカ中西部の疲弊した物語の端々を包み込んでいる。状況が悪化したとき、彼女はなんとかウェールズに戻ることができたが、カリフォルニアにある彼女の家からは、遠いところにいなければならなかった。

 では(外的な状況によって、移動が)できないとき、人はどうやってどこかに行くのだろうか? ル・ボンの場合は、旅を内側に向け、外部からの交通が停止に近い状態で、ロックダウン中のアルバムに広大な地表を織り込むことによってだった。

 オープニングの “ダート・オン・ザ・ベッド” では、サックスとベースの方向の違いが、「移動」をシミュレーションする。サックスが、ひっかかったかのようなオフ・ビートで、音の粒子に逆らって仰け反らせる間に、重みのあるベース音が勢いよくスイングし、前方の道を探る。サム・ゲンデルとサム・ウィルクスによる『ミュージック・フォー・サクスフォン・アンド・ベース』は、当時ヘヴィー・ローテーションされていたはずで、それをこの二元論的なレコードの、オルタナティヴなタイトルにすることは容易だったはずだ。サックスはドラムスとともに、彼女が外部に委託している唯一の楽器でもある。

 低音域での歌唱がニコと比較されることもあるが、ここでのル・ボンのヴォーカルは、他の誰の声にも聞こえないくらい際立っている。『ポンペイ』のサウンドの方も、デビュー作『マイ・オー・マイ』のチェンバー・フォークや、2016年の『クラブ・デイ』の生き生きとしたポスト・パンクから離れたものになっているが、完全に異なるわけではない。アルバムのピークはメロウになり、それは、ロキシー・ミュージックのシンセサイザーと一緒に、雑談で時間を潰すには不安にすぎる、80年代のどこかに存在している。なにしろ、外では嵐が吹き荒れているのだから。

 シングル曲 “モデレーション” のプレ・コーラスでは、「節度を、持つことができない。そんなものはいらない。それに触れたい」と、すべてが快調ではないことのしるしが現れる。思考が流動的になり、「できない(can't)」は「いらない(don't want)」へと後退し、それが「したい(want)」へと反転していく。長い孤独のなかで、最大の敵である自分の心の揺らぎを前にして、自分自身のアイデンティティや価値観が混乱に変わっていく。やがて晴れやかなギターが輝きはじめ、泣き叫ぶようなサックスがヴォーカル・ハーモニーからそれていく。そして、ル・ボンは自分自身が「混乱に縛られている」ことに気づく。

 しかし、なお『ポンペイ』は前方へと進んでいる。それぞれの曲は、より広いタペストリーのなかで、際立った位置づけを保持している。不確かな曲たちは去り、その後には風景の変化が待っている。水平線には穏やかさが増しているのだ。晴朗な “ハーバー” では、彼女は自らのヴォーカルの低音域を捨てさり、浮遊感のあるファルセットを好んで使用している。彼女は、これまででもっともキャロライン・ポラチェクのように演奏していて、ゆったりとしたシンセ・ポップ的グルーヴは、ブルー・ナイルのレコードに収録されても違和感がないものだ。

 最終曲の “ホイール” に至るまで、ル・ボンはヨーロッパの海岸線と、自然災害の現場を、安全に航海してきた。「目には見えない都市のフランスの少年たち」(“フレンチ・ボーイズ”)から “ポンペイ” の「記念碑的な怒りの上に作られた都市」まで、である。泣き叫ぶサックスは鳴りを潜め、ベースは誇らしげに行進する。自己が回復し、この力強く、感動的なレコードは終わる。

 我々は元気を取り戻し、歩いている。我々はそれを乗り越えたのだ。

* https://www.undertheradarmag.com/interviews/cate_le_bon_on_pompeii

written by Ray Chikahisa

“Up and walking, up and walking; showing here he wouldnay be stumbling; he wouldnay be toppling, he was fine, he was okay”. Sammy, the Glaswegian protagonist in James Kelman’s how late it was, how lateis trying to make his way home, but his body is not cooperating. His drunken fog eventually clears, but he still finds himself scrambling for cover, using his hands and feet to navigate each step.

In the four years I spent walking around Glasgow studying for a philosophy degree, I came to value being on the move. Especially in a city famed for its drinking culture, being on the move means you’re safely returning home after a few too many drinks. Since moving to Tokyo almost six years ago, I drink less, but regularly head out to wander aimlessly through the city’s never-ending streets and pathways. Without a set destination, being up and walking takes on a state of mind.

Still, like many others, since the pandemic I have been spending a fair amount of time indoors looking out. In the past few years I have been catching up on Scottish literature, and watching various artists and comedians transition over to streaming platform twitch - one of my highlights being Murlo building and then hosting his own virtual club night on the video game Rust. I’ve also invested in a decent pair of headphones and resumed obsessing over music at cross-sections of pop and experimental.

With Scott Walker’s ‘It’s Raining Today’ as my blueprint, I’m always on the hunt for vocal music that subverts the senses. In the past ten years Julia Holter’s Ekstasis, These New Puritans’ Field of Reeds, Choir Boy’s Passive With Desire, Gazelle Twin’s Pastoral and Sophie’s Oil Of Every Pearl's Un-Insides have all affected me in a big way with striking, surreal architecture and lyrical intrigue. When multi-instrumentalist and singer-songwriter Cate Le Bon’s 2019 album Reward came out, I thought I’d found another favourite until I realised I was stuck in a listening loop with the singles and not the album. But three years on, and a new album had me all kinds of excited.

Le Bon grew up in the Welsh countryside, far removed from Glasgow’s busy streets. But like Scotland and the rest of the UK, Wales was hit particularly hard by the pandemic, and strict government restrictions forced her to adapt for her seventh album Pompeii. “When I make a record, I want to go somewhere and put myself in a vacuum,”* remarked Le Bon in a recent interview. When the pandemic hit, she had been in Iceland finishing up her production work on John Grant’s The Boy From Michigan - an album whose warm production grips at the edges of Grant’s weary tales from an otherworldly American Midwest. When conditions got worse, she had managed to return to Wales, but was kept apart from her home in California.

So how do you go somewhere when you can’t? In the case of Le Bon, you turn your travels inward, and weave an extensive geography into your lockdown album as external traffic nears to a standstill.

Right from the start of opener ‘Dirt On The Bed’, movement is simulated by the contrasts in direction from the saxophone and bass. Weighted bass notes swing forth with momentum, scouting the path ahead while saxophones, often snagging on an off-beat, brush back against the grain. Sam Gendel and Sam Wilkes’ Music for Saxofone and Basshad supposedly been on heavy rotation at the time, and it could easily have been an alternative title for this dualistic record. The saxophones, together with drums, are also the only instrumentation she outsources.

While comparisons to Nico follow her in the lower registers, by this point, Le Bon’s vocals are so distinctive it’s hard to hear anyone else. The sound of Pompeii has also moved on from the chamber-folk of her debut My Oh My, and the lively post-punk of 2016’s Crab Day, but not entirely. Its peaks have mellowed, it’s somewhere in the 80s, with a hand on Roxy Music’s synthesizers, but too anxious to stick around for the schmooze. After all, there’s a storm building outside.

Signs appear in the pre-chorus of single ‘Moderation’ that all is not well, ‘Moderation, I can't have it, I don't want it, I want to touch it’. With stream-of-thought fluidity, ‘can’t’ regresses into ‘don’t want’ which then flips into ‘want’. Our own identities and values turn to soup when facing our greatest adversary in times of prolonged isolation - our own wavering mind. Before long bright guitars begin to spark, wailing saxophones veer away from aligned vocal harmonies and Le Bon finds herself “tethered to a mess”.

And yet Pompeii travels onwards. Each song has its own distinct location within a wider tapestry. Songs of uncertainty depart, a change of scenery awaits, and calm grows in the horizon. Take the serene “Harbour,” where she casts aside the sobering lower registers of her vocal range in favour of buoyant falsetto. It’s the most she’s ever sounded like Caroline Polachek, and the slow-burner synth-pop groove wouldn’t be amiss on a Blue Nile record.

By the time of final track ‘Wheel’, Le Bon has navigated safe passage through European coastlines and sites of natural disaster, from the ‘French boys in invisible cities’ to Pompeii’s ‘Cities built on monumental rage’. The wailing saxophones have simmered, and the bass marches on proudly. The self is restored, and so draws this emphatically moving record to a close.

We’re back up and walking. We made it through.

* https://www.undertheradarmag.com/interviews/cate_le_bon_on_pompeii


自転車界の常識を覆す
革命的自転車マニュアル、
新版にて再登場!

自転車乗りにとっての
本当に必要な装備と知識とは何か
実は不要なモノとは、
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アメリカで、人気自転車コラムニストであり、自転車ブランドのリヴェンデルを主宰する米自転車界のカリスマ、グラント・ピーターソンによる、自転車界の常識を覆す、自転車入門ガイド。
自転車の乗り方、必要な装備 (必要だと言われているが、実は不要な装備)、安全性の考え方、健康とフィットネスにおいて自転車はどこまで有効なのか、必要なアクセサリーとは何か、より安く効率的な洗車の仕方、そして自転車哲学まで。自転車界で言われている常識を覆しながら、実践的な知恵や情報を惜しみなく提案する。
私たち、レーサーでもない趣味の自転車乗りは、レーサーよりももっと自由に、もっとお洒落に自転車を楽しめるという特権がある。自転車に関する間違った知識を払拭し、自転車がボロボロになるまで乗りこなそう!

グラント・ピーターセン Grant Petersen
サンフランシスコの自転車メーカー、リヴェンデル(Rivendell)の設立者。ライターとしては『Bicycling』、『Outside』、『Men's Journal』など、多くのメジャーなアウトドア雑誌/自転車雑誌に寄稿。著書に『Eat Bacon, Don't Jog: Get Strong. Get Lean. No Bullshit.』(2014年)がある。

沼崎敦子 Atsuko Numasaki
上智大学新聞学科卒。主な訳書に『R.E.M.ストーリー』、『ガンズ・アンド・ローゼズ』、『プリンス A POP LIFE』、『自伝 裸のジョージ・マイケル』、『トゥルー・カラーズ シンディ・ローパー自伝』、『トータル・パフォーマー ローリー・アンダーソン』など多数。ちなみに本人はバイクライダーでなくジョガー。

BLUE LUG
東京に3店舗構える自転車屋。Rivendell の取り扱いは2014 年から。著者であるグラントから直接教えを乞い、技術はもとより、思想を学ぶ。自転車屋としての日々の修理・メンテナンス業務のかたわら、Just Ride な考え方の普及に尽力。もちろん Rivendell の自転車の購入も可能。https://bluelug.com/

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* 追ってリンク先を追加予定。

訂正
このたび は弊社商品をご購入いただきまして誠にありがとうございます。
『新版ジャスト・ライド——ラディカルで実践的な自転車入門』において、
13ページの13行目の(約3,500キロ)は(約35.000キロ)の誤りです。
謹んで訂正いたしますとともに、
お客様および関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

Ron Trent - ele-king

 彼が16歳のときに発表した “Altered States” は、いまなお色褪せぬエレクトロニック・ミュージックのクラシックだ。シカゴ・ディープ・ハウスの重要人物、ロン・トレントがなんと11年ぶりに新作『What Do The Stars Say To You』をリリースする。新名義「ウォーム(WARM)」の名のもと放たれる同作では、トレント自身によってプレイされたドラムやキーボード、ギターがエレクトロニクスと融合されているという。ゲストも豪華で、クルアンビンアジムスのふたり、ジャン=リュック・ポンティ、ジジ・マシンと、そうそうたる顔ぶれだ。さらにはフランソワ・ケヴォーキアンによってミックスされてもいるらしい。生ける伝説の現在を、この耳でたしかめたい。

Ron Trent, Francois Kevorkian
「ハウス・ミュージックの伝説」として第一線で活躍を続けるロン・トレント
11年ぶりの最新作を発表!!!
CDはフランソワ・ケヴォーキアンによる超スペシャル・ミックス音源!!!

クルアンビン、イヴァン・コンチ(アジムス)、
アレックス・マリェイロス(アジムス)、ジャン=リュック・ポンティ、
そしてジジ・マシンら超豪華ゲストが参加!!!

アーティストが監修を務めるオリジナル・コンピレーション・シリーズで人気を博す〈Late Night Tales〉から派生した姉妹レーベルで、第一弾アーティストのクルアンビンがいきなり世界的ブレイクを果たし、その独特の美学が評価を高めているレーベル〈Night Time Stories〉より「ハウス・ミュージックの伝説」として、さらには超一流のミュージシャン/ソングライター/プロデューサーとして第一線で活躍を続ける、ロン・トレントの最新アルバム『RON TRENT PRESENTS WARM: What do the stars say to you』が6/17にリリース! 現在、アルバムからクルアンビン参加の新曲のMVとアルバム・サンプラーが公開されている。

Ron Trent presents WARM - Flos Potentia (Sugar, Cotton, Tabacco) feat. Khruangbin (Official Video)
https://youtu.be/8dXR5B8GDuA

Ron Trent presents WARM - What do the stars say to you (Album Sampler)
https://youtu.be/0fU31j2S4hc

アルバムの参加ゲストとしては前述のクルアンビンに加えて、ブラジルの伝説的バンド、アジムスのドラマー、イヴァン・コンチとベーシストのアレックス・マリェイロス、フランスのジャズ/フュージョン界のスター、ジャン=リュック・ポンティ、そしてアンビエントのパイオニア、ジジ・マシンといった面々が名を連ねており、マスタリングはフランソワ・ケヴォーキアンが手がけた超豪華なコラボレーション作品となっている。

また、作品中ドラム、パーカッション、鍵盤、シンセ、ピアノ、ギターなどをロン自身が奏でており、生楽器とエレクトロニクスの調和がディープで陶酔的なサウンドを生み出している。ジャズ・ファンク、ポップ、ニュー・エイジ、ニューウェーブ、コズミック、バレアリック、サンバ、アフロビート、ラテンロック他……彼の飽くなき探究心で培われた音楽的豊かさが詰め込まれたキャリア最高傑作がここに誕生している。

本作はCDとLPで6/17にリリースされ、CDはフランソワ・ケヴォーキアンによるミックス音源となっており、5曲のボーナス・トラックが収録、更に国内流通仕様盤CDには解説が封入される。
また、LPにはアンミックス音源が収録され、通常のブラック・ヴァイナルと限定のホワイト・ヴァイナルで発売され、フランソワ・ケヴォーキアンによるミックス音源とアンミックス音源、両方のDLコードが付属する。

label: Night Time Stories / Beat Records
artist: Ron Trent, Francois Kevorkian
title: RON TRENT PRESENTS WARM: What do the stars say to you
release date: 2022.06.17

国内流通仕様盤CD BRALN68 定価 ¥2,100+税(税込 ¥2,310)
国内盤特典:解説封入

ご予約はこちら:
BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12808

TRACKLISTING


CD tracklist
フランソワ・ケヴォーキアンによるミックス音源、5曲のボーナス・トラック入り
*がボーナストラック

01 Melt into you feat. Alex Malheiros (Azymuth)
02 Cool Water feat. Ivan Conti (Azymuth) and Lars Bartkuhn
03 Flos Potentia (Sugar, Cotton, Tabacco) feat. Khruangbin
04 The ride*
05 Cycle of Many
06 In the summer when we were young*
07 Flowers feat. Venecia
08 Sphere feat. Jean-Luc Ponty
09 Admira feat. Gigi Masin
10 Endless Love*
11 Rocking You*
12 WARM
13 On my way home
14 What do the stars say to you
15 Cool Water Interlude*


Vinyl tracklist
フランソワ・ケヴォーキアンによるミックス音源とアンミックス音源、両方のDLコードが付属

A1. Cool Water feat. Ivan Conti (Azymuth) and Lars Bartkuhn
A2. Cycle of Many
A3. Admira feat. Gigi Masin
A4. Flowers feat. Venecia
A5. Melt into you feat. Alex Malheiros (Azymuth)
B1. Flos Potentia (Sugar, Cotton, Tabacco) feat. Khruangbin
B2. Sphere feat. Jean-Luc Ponty
B3. WARM
B4. On my way home
B5. What do the stars say to you

Aldous Harding - ele-king

 オルダス・ハーディングの『Warm Chris』にはある種の魔法がかかっている。魔法がかかっていることにすら気がつかないようなそんな魔法、それは自然で美しく染みわたるようにして入ってくる。奇妙なことが起こっていても頭に疑問なんて思い浮かばない。ここで奏でられている音楽はとても自然で、軽やかで、力んだところがどこにもなく、これ見よがしなキメが作られることもない。いつの間にかそこにいて、その場所にいることが心地が良いことだと感じらるような特別な空間、それがこのアルバムのなかで展開されているのだ。

 ニュージーランド出身、現在ウェールズをベースに活動するオルダス・ハーディングはこのアルバム『Warm Chris』以前に3枚のアルバムを発表しておりいずれも高い評価を得てきた。自らが名乗る名前を冠した2014年の 1st アルバム『Aldous Harding』、〈4AD〉からリリースされた 2nd アルバム『Party』、2019年の 3rd 『Designer』、『Party』は2017年の〈ラフトレード〉の年間ベスト・アルバムに選出され、前作『Designer』はフォークを基調としたサウンドからさらに歩みを進めてアートをポップ・ミュージックと結びつけたような音楽性に変化し高まった期待を裏切ることなくさらなる評価を獲得した。
 2枚目のアルバムからはPJ・ハーヴェイでお馴染み、最近ではドライ・クリーニングとの仕事で知られるジョン・パリッシュがプロデュースを手がけており、この4枚目のアルバムにしても同じくジョン・パリッシュのプロデュースだ。相性の良さは言わずもがな。だかこの 4th アルバムは彼が手がけたオルダス・ハーディングのどのアルバムよりも柔らかく自然でまるで輪郭が消失したような力みのない美しさがある。余韻と隙間があって、リラックスしていて、どこからともなく香り立つ不穏な空気や奇妙なひねくれさえも地面をひとかきしたのちに整えられて決して強調されることはない(それらは不穏な余韻、あるいは姿を見せない何かの軌跡として曲の中に存在する)。オルダス・ハーディングの尖った部分、その芸術性はこれまでのどのアルバムよりも自然にクラシカルなポップ・ミュージックのフォーマットのなかに混ぜられ、ともすると地味に聞こえてしまうくらいに柔らかく穏やかに響く。このアルバムで奏でられている音楽は一聴して素晴らしいと声を大にして叫び出したくなるようなものではなく、聞いているうちに自然と染み込んでくるようなタイプのもので聞く度に違った箇所がお気に入りになる。それは多角的というよりかは多面的で、新たな意味がそこに付与されるのではなく、もともとそこにあったものの意味を理解するようになったという形で染み込んでくるのだ。

 あぁしかし聞けば聞くほどこのアルバムは声のアルバムだという気がしてくる。曲ごとその瞬間ごとに印象が変わる彼女の声、“Fever” ではニコのような低くくっきりとした声が聞こえてきて、“Warm Chris” や “Staring at The Henry Moore” のそれは都市に生きるヴァシュティ・バニヤンのような響きで、“Lawn” の彼女の声は60年代フランスのミュージカル映画のように軽やかで可愛らしくいたずら心が見え隠れする。そして “Leathery Whip” だ。どの曲でもそうなのだが特にこの曲のなかのオルダス・ハーディングは複数人いるような気がしてならない。ニコのように低く気怠げな声を発するオルダス・ハーディング、少し鼻にかかった幼い印象の声、その中間のニュートラルなイメージの声、それらの声が行き来して、ときおり重なり、そして完全に別の声として印象を変えた別人みたいなスリーフォード・モッズのジェイソン・ウィリアムソンの声が聞こえてくる。それはコーラスワークというよりも自分自身との共演と呼びたくなるようなもので、彼女ひとりで何役も演じているような、もしくはオルダス・ハーディングというひとりの人物を何人もの人間で演じているかのように感じさせる。

 あるいはそれは人間が持つ多面性の表れなのかもしれない。当たり前だが人間は複雑で単一の要素だけで成り立っているのではない。だから本来は簡単に理解できないもののはずなのに、指先ひとつで情報を手に入れられる時代の僕らはいともたやすく人間をキャラクターに仕立て上げてしまう。このタイプの人はこういう人、善人はおかしなことをするはずがなく、主張は終始一貫していてブレがない。人間は本来そういうものではないとわかっていながらも理解のためにわかりやすくされたそれを受け入れる。それゆえに大人っぽい人の持つ子供の部分というのは描けても大人っぽい部分と子供っぽい部分が混じり合い、両方が当たり前に存在しているという状態はなかなか思い描けない。そんな単純化の世界に浸かりきった頭にオルダス・ハーディングの音楽は再び複雑の味を思い出させてくれる。いたずらっぽい声に、理路整然とした低い声、そのどちらにもよらないニュートラルな歌声、それらがその時々で位置を変え混じり合い同時に存在し、カテゴライズの決めつけの世界から僕たちを解放してくれる。このアルバム以前から彼女は曲のなかで声色を使い分けていたが、この 4th アルバムではそれをより一層意識して推し進めているように思える。ここで響く彼女の声は単にキャラクターを演じわけたものではなくて人間のなかにある多面性が顕在化されたものなのだ。

 そしてそれをいたずらに強調しないというのがオルダス・ハーディングの素晴らしさだ。アーティスティックな主張を伝統的なポップ・ミュージックのフィールドで表現する。すべてが自然で心地よく、複雑さが音楽のなかに溶け込んでいく。すぐさまに答えを求めてしまうような時代において彼女の音楽は奇妙な優雅さをもって響く。実験的な試みをそうだと感じさせず心地よさをもたらす彼女の音楽、『Warm Chris』に時代を超越したような雰囲気を感じるのはそれがトレンドを追うような世界からかけ離れた場所から来ているからなのかもしれない。わかりやすさは複雑に混ぜられて、カテゴライズはゆるやかに形を失う。オルダス・ハーディングは優れた作家? 音楽家? それとも役者? プロフィール欄に書かれた肩書きに支配されてしまうような世界で、多面性が音楽のなかに溶け込んでいく。そうやって「感じとる」いう行為に心地よさと美しさをもたらす。オルダス・ハーディングの音楽には人間の複雑さが溶けている。そんなことを思い、彼女の出した4枚のアルバムの中でこのアルバムがいちばん好きかも知れないとぼんやりと考え、この心地の良い空間に浸かり続けている。それは複雑で自然で、混じり合っているものなのだ。

black midi - ele-king

 昨年意欲的なセカンド・アルバム『Cavalcade』を送り出したロンドンのバンド、ブラック・ミディ紙エレ最新号のインタヴューで「新しい実験をいくつかやってみた」「ポップな感じの曲を作って、その極論まで突き詰めてみた」「いままでで最高の作品になる」と次の作品について語っていた彼らだが、ついにそのサード・アルバムのリリースがアナウンスされた。題して『Hellfire』、7月15日発売。

 そしてさらに喜ぼう。コロナにより延期となっていた来日公演が、ようやく実現することになった。12月4日東京 SHIBUYA O-EAST、5日大阪 UMEDA CLUB QUATTRO、6日名古屋 NAGOYA THE BOTTOM LINE。前売券をお持ちの方など、詳しくは下記をご確認ください。

black midi
地獄の業火、環状高速道路M25、燃え盛る炎、27個の謎
一体我々はどこへ辿り着くのか.....
ブラック・ミディ最新アルバム『Hellfire』堂々完成。
延期となっていた来日公演も遂に実現!!

『Cavalcade』がドラマだとしたら、『Hellfire』は壮大なアクション映画のようだ - ジョーディ・グリープ

圧巻の演奏スキルと爆発的イマジネーションで次世代UKロック・シーンの中でも突出した存在感を放つカリスマ、ブラック・ミディが衝撃のセカンド・アルバム『Cavalcade』に続く最新アルバム『Hellfire』を7/15にリリース。同作からのリード・シングル「Welcome To Hell」が公開された。戦争の恐怖から闇堕ちした兵士を歌った楽曲はファンキーなギター・リフと破壊力抜群のホーン・セクションが目まぐるしく展開していくブラック・ミディらしいハードコアなプログレッシヴ・ロックで、オフィシャルMVは「Slow」のビデオも監督したグスタフ・ホルテナスが手掛けている。

black midi - Welcome To Hell
https://www.youtube.com/watch?v=Efmq_uXt1Rk

『Cavalcade』リリース後、ロックダウンが続くロンドンで制作されたアルバムは前作のメロディやハーモニーを踏襲しながら、1stアルバム『Schlagenheim』にあった性急で凶暴なバンド・アンサンブルが復活し、希薄になっていく現代社会の道徳を炙り出す様々なストーリーが一人称で語られていく一貫したコンセプトが敷かれている。またプロデュースはバンドの新たな代表曲としてリスナーに熱烈な支持を集めた「John L」を手掛けたマルタ・サローニを迎え、これまでにないほどブラック・ミディの音楽の領域の広さや力強さ、強力なプロダクションを見せつけている。

2022年7月15日(金)に世界同時発売される本作の日本盤CDおよびTシャツ付限定盤には解説および歌詞対訳が封入され、ボーナス・トラックとしてステューヴ・アルビニ録音によるライヴ音源を追加収録。アナログは通常/限定盤ともに初回生産分にはアルバム・アートワークを手がけたデヴィッド・ラドニックによる日本語帯付仕様でのリリースとなる。本日より各店にて随時予約がスタートする。


待望の来日公演の振替日程が決定!

black midi JAPAN TOUR 新日程
2022/12/4 (SUN) 東京 SHIBUYA O-EAST (1st SHOW / 2nd SHOW)
2022/12/5 (MON) 大阪 UMEDA CLUB QUATTRO
2022/12/6 (TUE) 名古屋 NAGOYA THE BOTTOM LINE

昨年9月に予定しており新規入国禁止措置により延期となっていたブラック・ミディのジャパンツアーの振替公演の日程が下記の通り確定しました。ご協力いただいた関係各位、とりわけ前売チケットをご購入いただき、振替日程の発表を長期間お待ちいただきましたお客様には厚く御礼申し上げます。

既にお持ちのチケットは対応する各都市の振替公演にそのまま有効となります。大切に保管していただくようお願い申し上げます。

新しい公演日程に都合がつかないお客様には、お買い求めになられたプレイガイドより払戻しいたします。払戻数が確定後、キャパ制限などの状況に応じた枚数の前売チケットの販売を再開する予定です。チケット購入を希望される方は新たな発表をお待ちください。
※チケット紛失等に関しましては対応致しかねますのでご注意下さい。

詳細はこちらから:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11891


label: BEAT RECORDS / ROUGH TRADE
artist: black midi
title: Hellfire
release date: 2022/07/15 FRI ON SALE

国内盤CD
解説書・歌詞対訳封入
RT0321CDJP ¥2,200+税


国内盤1CD+Tシャツ付き
サイズS・M・L・XL
¥6,200+税


輸入盤LP(限定レッド/初回限定日本語帯付仕様)
RT0321LPE 2,850+税


輸入盤LP(初回限定日本語帯付仕様)
RT0321LP 2,850+税

BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12794

Tower Records: https://tower.jp/artist/discography/2729064

TRACKLISTING
01. Hellfire
02. Sugar/Tzu
03. Eat Men Eat
04. Welcome To Hell
05. Still
06. The Race Is About To Begin
07. Dangerous Liaisons
08. The Defence
09. 27 Questions
10. Sugar/Tzu (Live at Electrical Audio, Recorded by Steve Albini) *Bonus Track for Japan
11. Still (Live at Electrical Audio, Recorded by Steve Albini)
*Bonus Track for Japan

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