「S」と一致するもの

NEON INDIAN - ele-king

 ネオン・インディアン......チルウェイヴから登場した人気者です。彼がDJとして来日します!!! SK8THINGたちと一緒にDJパーティです。インディ・キッズからクラバーまで、幅広く楽しめるでしょう。
 とくにファッション(服)やデザインが好きな人、お洒落が好きな人、快楽主義者のあなたは注目してください。夢見る80sのシンセ・ポップやイタロ・ディスコなんかで踊りましょう。自分を着飾ることはまったく正しいことです。ちょっとここ数年の東京にはなかった夜になりそうですね。

PROM launching party "PROMNITE"

DJ:
NEON INDIAN <https://neonindian.com/>
SK8THING (C.E)
KIRI (YES/REVOLVER)
AVERY ALAN + SEM KAI (PROM)
TETSUYA SUZUKI (honeyee.com)
MR.TIKINI

日時:12月15日(土)
開場:9PM
場所:Le Baron de Paris (南青山) https://www.lebaron.jp/map/

Supported by PHENOMENON, Mr.GENTLEMAN, Revolver

Door Price:¥3.000 w/ 1Drink
RSVP Price:¥1.500 w/ 1Drink

www.tokyoprom.com>にてRSVPフォームを通してお名前とメールアドレスを登録していただければ半額の1,500円にて入場案内させていただいております。

ele-king TV@DOMMUNE - ele-king

 橋元優歩が自意識をぎらつかせながらも署名した、風営法改正にむけての「Let's DANCE署名運動」もついに「88,000筆」を超えたそうです。関係者の方々のお疲れ様です。あともう少しで10万ですね。ようやくマスメディアもこの問題の報道をするなど、クラブに直接関係のない人たちのあいでも関心が高まり、広がりをみせているようです。
 実際、これはクラブ文化内だけで済まされる問題ではないので、ライヴハウス専門のインディ・キッズも一緒に考えて欲しいと思います。12月12日(水)は、夜7時からDOMMUNEで風営法特番が放映されます。いったいいま何が起きているのか、もういちどおさらいしつつ、みんなで考えましょう。出演は磯部涼、大友良英ほか。ちょうど選挙前、参考になる話が聞けるはずです。
 
 さらにDOMMUNEでは、翌13日(木)には、ele-king TVも放映します。これは『TECHNO Definitive 1963-2013』刊行記念+『ele-king vol.8』発売記念としてテクノの話と最新号の話をします。雪国で育ったタフでライトなオタク女、橋元優歩をはじめ、ミタカジのオリジネイター、三田格、奄美の男汁が吹き出す松村正人、タチの悪いツイッター中毒者の竹内正太郎、そして毎日が二日酔いの私野田が出演予定です。当日、入場者には『TECHNO Definitive 1963-2013』ステッカーのプレゼントします。忘年会のつもりでやるので、みんな現場に来てください。一緒に飲みましょう。

Power Animal - ele-king

 それは、はじまりのはじまりなのか? それとも、終わりのはじまりなのか?
 そう、昨今のポップ・ミュージックをめぐる膨大な情報量は、すでにひとりの人間が取捨選択できる量を物理的に超えている。極めて原始的な状況だと言えるが、もちろん、ある意味ではこの上なく健全な状況になったとも言える。そう、底が完全に抜けてしまった焼け野原のような場所で、わたしたちは自分たちの現在地を新しい方法で確かめつつあるように思う。ここで重要な機能を果たしているのが、(いまさらながら)レーベルだ。星の数ほど存在する無数の音楽を最低限のサイズの輪のなかでグループ化する、中間的なコレクティヴとして、それは間違いなく復権している(2012年、欧米の先進的なウェブ・メディアでは「レーベルズ・オブ・ジ・イヤー」が積極的にセレクトされている)。
 たとえば、ヴェイパーウェイヴのセル化で話題を呼んだ〈ビア・オン・ザ・ラグ〉、その母体とも言える〈AMDISCS〉、ジュークにハマっている日本のトラック・メイカー、食品まつり a.k.a. foodmanのリリースを行ったことでも知られる〈オレンジ・ミルク・レコーズ〉など、ウェブ・レーベル以降の流れを踏まえつつ、日本のレコード・ショップでもフィジカル作品が流通するレーベルはいまや少なくない。もちろん、他に挙げだしたらキリがないが、そこに一貫しているのはその「一貫性/整合性のなさ」である。ほとんどのレーベルが、最初からオムニバス的なセレクト・ショップとして立ち上がっている。
 〈クラッシュ・シンボルズ〉も、2010年の創設以降、「Dope F**k」を標榜しているアメリカの新興(在宅)レーベルだが、ヒップホップからガレージ・ロック、テクノ、サンプリング・ポップ、その他アヴァン・ポップなどをカセット/ヴァイナル/MP3でリリースし、そこに整合性らしい整合性はない。インタヴューも何本か発表されているが、「〈クラッシュ・シンボルズ〉は、わたしたち(複数のオーナー)の美意識の重なり合いなんだよ」という言葉が象徴的だろう。いいと思ったら何でもやる、というわけだ。

 今日はそのうち、2012年にフィジカル・リリースされたアルバムを2枚、紹介しよう。まずはテキサスのトラック・メイカー、スティーブン・ファリスがコズミック・サウンド名義で(元々は2010年に)発表した『VHSヴィジョン』だが、簡潔に言うなら、これは〈ノット・ノット・ファン〉と〈ニュー・ドリームス・リミテッド〉のミッシングリンクである。ゴーストリーなローファイ・ファンク(ディスコ)と、1990年代的な終末論とインターネットへの期待感を反省的に仮視する、ヴェイパーウェイヴ的なシンセ・ポップ、あるいはスクラップ処分されたローファイ・ハウスのような音を立ち上げる。2012年によって発見された、2010年の知られざる問題提起、いわば早すぎた2012年の断片である。
 また、キース・ハンプソンと兄弟/友人によるユニット、パワー・アニマルの『エクソシズム』は、アニコレ以降のインディ・ポップに、サンプリングと生演奏をチャーミングに結びつける。自身のレーベル(と言ってもバンドキャンプのアカウント?)からリリースされている前作『ピープル・ソングス』(2011)も、よりバンド演奏に重心を置いた素晴らしい内容で、少し前なら「音楽の編集能力」などと言ってもて囃されたであろうセンスが、いまや「name your price」でゴロゴロしていることを知る。そしてそのことを、他でもなく彼自身が理解しているがゆえに、わかりやすい「アガリ」を設定しないのだろう。『エクソシズム』は、飽和した音楽の情報網がバグとして排出した、あるいは不要になったMP3データが山ほど突っ込まれた、デスクトップの片隅に配置されたごみ箱が奏でるシンフォニーである。

 「コンピュータ、インターネットなどは、音楽へのアクセスを簡単にしたし、音楽を作るのを簡単にした。だから、ひとつの音楽に支配されることは、わたしたちが生きているあいだはきっとないと思う。それは悪いことかしら? いいえ、いいこともたくさんあると思う。」――米音楽メディア『ピッチフォーク』の編集者、エイミー・フィリップは、本誌のインタビューにかつてそうコメントしている。音楽流通の革命的な合理化は、様々な物語(時代を象徴するカリスマ? とか)をわたしたちから奪った、ということにされているが、わたしたちがたどり着きつつあるのは、島宇宙の乱立による物語なき閉塞などではない。そこには希望とも取れる新たな風景が広がっている。
 わたしたちが卒業したのは、多数決という野蛮なシステムであり、いま、時代を定義づけるような大衆文化の社会現象というものが、音楽の担うべき役割から完全に離れつつある、それを何年かかけて確認したに過ぎないのではないか。かつて成立していた「ポップ(多数)」は瓦解し、その残滓が「サブ(下位)」へ細かく再分配されるのは、もう避けられない。それは、より端的に言えば、「良い/悪い」の話ではなく、単に踏まえるべき圧倒的前提である。だとすれば、私たちリスナーに求められるのは、ポップの捏造的な再興を望むことではなく、どれだけ細部にまで愛をもってコミットできるかではないか。たとえそれが、どんなに小さい世界であっても。
 いい時代が来たなと、私は心から思っている。

"No.5"を聴きながら。 - ele-king

 師走といっても東京の空はのんびりと晴れ、天下泰平世はこともなし.....とはさすがに言えないレベルに騒がしき世情ではあるが、このヴィデオを眺めて過ごす3分半ぐらいは、あたたかい陽差しを感じながらだらだらしてもよいのではないだろうか。
 シャムキャッツのニュー・アルバム『たからじま』がいよいよ本日リリースされた。それにともない、特設サイトでは収録曲"No.5"の最新ミュージック・ビデオや、夏目知幸による「レコーディング夢日記」など新しいコンテンツが公開されている。
 さっそく"No.5"を見てみよう。ナインティーズUSインディへの素朴なリスペクトを感じさせながら、ローファイな音像とローアングルな東京の風景とを重ね、2012年のリアリティをゆるやかに描き出している。

 ele-kingでもシャムキャッツのインタヴューを近日公開予定。
 インタヴュアーは、田中宗一郎だ! 乞うご期待!



シャムキャッツ"No.5"


シャムキャッツ"なんだかやれそう"

『たからじま』特設サイト:https://siamesecats.jp/takarajima/

Chart - DISC SHOP ZERO 2012.12 - ele-king

2012年のZERO的注目プロデューサー&レーベル

今年のZERO周辺で盛り上がり、そのサウンドや活動の濃さから来年も更なる進化・発展を期待できるプロデューサー/レーベルを紹介します。ここ数回のチャート・バックナンバーや、ちりばめたキーワードもぜひ検索してみてください


1

KAHN & NEEK - Backchat (Hotline Recordings)
ZEROのお客さんなら、今年のMVPナンバー・ワンであることに異論はないでしょう。Gorgon Sound、そしてソロ(最新作はDeep Mediから)でも人気の若手ブリストリアン。ダンスホール・レゲエやダブとグライム、そしてオリエンタルなエスニック風味と、作品/名義ごとに様々なバックグラウンドを自由自在に組み替える楽曲は、Rob SmithやDaddy Gも一目置く才能です。

2

FLATLINERS, DUBMONGER & THE UNTOUCHABLES - Kangaroo Dub Refix / Hungry Belly (Alphacut)
イスタンブールのプロデューサーFlatlinersがライプツィヒのレーベルからリリースした200枚限定シングル。傘下45Sevenからの7インチでも聴かせてくれた、ジャマイカン・スタイルを受け継いだドラムンベースで、ステッパーズ・ビートとジャングルを今までにない形でフィットさせています。マスタリング/カッティング・エンジニアでもあるLXCが主宰するAlphacutは姿勢も含め刺激的です。

3

SWINDLE - Forest Funk EP (Deep Medi Musik)
Malaのキューバ・プロジェクトのライヴ・バンドにキーボーディストとして抜擢されたプロデューサーによる、大きな話題となった『Do The Jazz』に続くシングル。8歳でピアノを始め、様々な楽器を演奏できる彼の才能は、グライムのスタイル上でも発揮されています。客演・リミックスも要チェックです。

4

unknown - OM UNIT EDITS VOL.2 (unknown)
ジュークに出会い、その作品の幅と奥行きが一気に増したOm Unitのエディット・シリーズの2。A面はVangelis、B面はReinhard Lakomyという、古いシンセサイザー・ミュージックを素材に、外部だからこそ出来るジュークを生み出していると思います。彼が運営するCosmic Bridge、そしてリリースの拠点としているCivil MusicのKuhnも要注目な"Juke not Juke"。

5

ASC - Out Of Sync (Samurai Red Seal)
自らAuxiliaryも主宰し、最新作ではUlrich Schnaussともコラボをしているプロデューサー。軽く聴くと80年代のシンセ・ミュージックだったりダウンテンポ的な響きも持っていますが、その裏の緻密なリズム&空間プログラミングは本当に素晴らしく、ドラムンベースを感じさせつつ遥か先を見せてくれます。姉妹レーベルSamurai Horoからリリースされた、実験的側面の強いアルバム未収曲を集めた12インチもぜひ。

6

SHADOW CHILD AND HORX feat. TK WONDER - Bordertown (Apollo)
R&S傘下でアンビエントな指向を請け負っていたApolloが復活し素晴らしいリリースを続けています。それぞれにキャリアのあるプロデューサーを立たせつつ、レーベルのコンセプトも一貫して現れていると思います。12月頭時点で最新作である本作も、2組のリミキサーが素晴らしい仕事をしています。好みはあると思いますが、どの作品もチェックしてみてほしいです。

7

CHUNKY - The Chunky EP (Swamp 81)
Swamp 81は、ダブステップ好きなら説明不要のレーベルですが、いまでもAddison Groove『Footcrab』を筆頭に別ジャンルのDJ達に売れ続けているということで、今後も更なる広がりが期待できます。本作はLoefahのサイドMCも務めているマンチェスター在住の才能による4曲入で、ディープ・ハウス/テクノ/グライム...etcという折衷感が面白いです。

8

PART2STYLE SOUND - Original Baba Loo / Run Down Dada (Future Ragga)
日本のベース・ミュージックを、レゲエを起点に盛り上げるクルーが立ち上げた新レーベルから、名前通りの7インチが2枚同時にリリース。クラシックなダンスホール・リディムを改変し、彼らにしか成し得ないサウンド生み出しています。このベースは魔物です。

9

ENA - Purported / Whereabouts (7even Recordings)
前回チャートでも紹介したENAは、個人的にも2012年にビビらされた才能のひとり。やっぱり今も言葉にできないし、言葉にしたくない音。来春にもリリースというアルバムが一体どんなものになるのか、今から楽しみです。

10

B-LINES DELIGHT Exclusive Dub Mix / Mixed By DJ END - (B-Lines Delight)
栃木のベース・ミュージック・クルー/イヴェントB-Lines DelightのDJ EndによるDJ Mix(2011年9月作)。全曲がクルー(Doctor Jeep / Dd Black / Negatins / Sivarider / Tat'scha / Ryoichi Ueno / Rebel Aoyama)によるオリジナル曲で構成されている...というだけでも今までの日本にはあまりなかったし、そのトラックそれぞれも、海外にひけをとらないハイ・クオリティ。現在の彼らは更にアップデートされているし、現場での体験含め、もっともっと注目してほしい集団です!! もちろん2013年も期待MAX!!

Sun Araw - ele-king

 2012年は奇妙な年だった。バランスは崩れ、何人かの人たちは東京から脱出した。ものごとは二元化され、逃げることも組みすることもできない中途半端な人間はサン・アロウを聴いた。『ジ・インナー・トリーティ』はコンゴスとの共作『アイコン・ギヴ・サンク』に続くリリースで、昨年の『Ancient Romans』に次いでのソロ・アルバム。ファラオ・サンダースのカヴァーをやっている。1970年に〈インパルス〉から発表されている『Summun Bukmun Umyun - Deaf Dumb Blind』というアルバムのA面の最初のパートをやっているわけだが、しかし、なんという、まったく、なんという気の抜けようだろうか......。

 先日、紙エレキングの年末座談会のために、木津毅、田中宗一郎、松村正人、三田格という面々と1年を振り返った。そのとき、結局誌面には載らなかったのだが、「アメリカの終焉」という話が出た。ラナ・デル・レイの繰り返されるアメリカン・ドリーム用語集をはじめブルース・スプリングスティーンの新作のメッセージ、同性婚と大麻合法、そして白い子供たちのレイヴ三昧......まあ、戦後アメリカの繁栄とそれを支えた価値観が壊れているのだろう。そもそも僕には、木津毅や倉本諒のように、アメリカが良い国だなんて、まあ、とてもじゃないが思えない。もちろん、彼らが賞揚するような良い部分はあるにはある、が、僕が何度も何度もアメリカに行くたびに感じたのは、より露骨な格差社会、日本の格差社会などかわいいものだと不謹慎に思えてしまうほど生々しく視覚化され、都市の構造と化した貧富の差。ああいう社会でサヴァイヴするのは、自分には無理かもな......と思った。

 そういうなかにおいてサン・アロウのファンク(恐怖)のないファンク、気が抜けたダブはちょっとした突然変異に思える。昔ながらの、アメリカ的なレイドバックな感じではない。ただ、とにかく、腰が入っていない。覇気がない。サン・アロウは、そのずっこけ感を極めつつある。
 かつてリー・ペリーがプロデュースを手がけたキングストンの伝説のコーラス・グループ、コンゴスとの共作は、サン・アロウのキャリアにおけるピークかと思えたが、新作『ジ・インナー・トリーティ』は、彼のジャマイカ体験が無駄ではなかったこと、それどころか体験が彼の養分となったことを明らかにしている。「こんなユルくていいんですか」と、僕は、1曲目の"アウト・オブ・タウン"の隙間だからけのリズム、ベース、ギターを聴きながら感心した。これは......ザ・スリッツにもブリストルにもアレックス・パターソンにも(もちろんベーシック・チャンネルにも)思いつかなかった、間抜けなダブの真骨頂だ。
 ダブという技法、スタイル、ジャンルは、もうたいがいのことがやられているけれど、サン・アロウを聴いていると、まだ次の一手が残っていたことを思い知らされる。徹底的に脱力すること、気合いなど入れないこと。マスタリングをソニック・ブームが担当しているように、これをEARのダブ・ヴァージョンと位置づけることもでるかもしれない。小刻みなリズムが気持ち良すぎる。全体的にだらしないが、バランスを失っていはない。

 ああ、疲れた。肩が凝る。サン・アロウを聴こう。嬉しいことに日本盤には訳詞がついている。そして、キャメロンの歌詞が、興味深いダブルミーニングの言葉遊びとナンセンスであることを知る。それでこの音楽性か......ますます好きになったわ。

Chart JET SET 2012.12.03 - ele-king

Chart


1

Slow Motion Replay Presents Dunk Shot Brothers - Love Me Tender Ep (Smr)
早くも、HikaruやMr.Melody、やけのはら等がプレイするなど、前作同様のヒットを予感させるエディット集が到着しました。様々なシチューエーションでばっちりハマるレコード・バック内のスタメン確定な1枚です。

2

Maxmillion Dunbar - Woo (Rvng Intl.)
Beautiful Swimmersの片割れにして、Future Times主宰者のAndrew Field

3

Greg Foat Group - Girl And Robot With Flowers (Jazzman)
これまでの作品は全て即完売で先行シングルも大ヒット。エレガントでサイケデリックでグルーヴィーな独自の世界を進化させた、待望のニュー・アルバムが遂にリリース!!

4

七尾旅人 - サーカスナイト (felicity)
2012年リリースの最新作『リトルメロディ』より名曲「サーカスナイト」がアナログ盤で登場!!名曲オリジナルVerに加えて、向井秀徳、Mabanua、Luvraw&btb、Grooveman Spotによるリミックスも収録!!

5

Will sessions - Xmas Break (Funk Night)
素晴らしく骨太な楽曲に加え、今回は赤と緑のラベルで完全クリスマス仕様です!!

6

Lusty Zanzibar - Empress Wu Hu Remixes (Glenview)
100枚限定で先行リリースされたVakula & Oeによるリミックスに加え、気鋭Volta Cabによるリミックス+オリジナル・トラックを追加収録した話題の一枚が到着。

7

Pepe California - Yureru - Dj Nozaki's Pure Pleasure Control Mix (10 Inches Of Pleasure)
Mick「Macho Brother」のカルト・ヒットも記憶に新しい"10 Inches Of Pleasure"から話題沸騰の新作第二弾が無事到着。2010年に自主レーベルからリリースされたPepe California最新アルバム『White Flag』収録曲をレーベル首謀Dj Nozakiがリミックス!!

8

Star Slinger - Ladies In The Back Feat Teki Latex (Pias)
フィジカル12"第1弾『Dumbin'』のメガヒットも記憶に新しいマンチェスターのStar Slinger待望のソロ第2弾には、シカゴのベース人気者Chrissy Murderbotによるジューク・リミックスも搭載です!!

9

Dntel / Herbert - My Orphaned Son - Die Vogel Remix (Pampa)
音響ハウス帝王Lawrenceのリリースでもお馴染み、天才Dj Koze率いる越境ミニマル・ハウス名門Pampaから、看板デュオDie Vogelと主宰による極上リミックスを搭載した特大傑作が登場です!!

10

Echocentrics Feat. Grant Phabao - Echocentrics Remixes (Ubiquity)
名門Ubiquityお抱えの人気バンドEchocentricsの1st.アルバム収録曲をGrant Phabaoがジャマイカン・リミックス!!

ROOM FULL OF RECORDS主宰のパーティ@吉祥寺 - ele-king

 先日DOMMUNEでも訴えさせてもらったヴァイナルの新しい流れ。今年になってその流れを牽引するROOM FULL OF RECORDSがいよいよレーベルとしては初のコンセプト・パーティーを開催。世界流通の道もはじまり、いよいよ今後の活動が楽しみになった同レーベルの最初のパーティの開催場所がこれまた東京ローカルとして近年良質なトラックメーカーを多数排出している吉祥寺。以下レーベルより頂いた熱いメッセージをどうぞ!! (五十嵐慎太郎)


 データ音源が主流になった現在だからこそ、実際に手に取れるアナログ・レコードの魅力に取り付かれた亜流な連中が世界にはわんさかいます。"ライブ・パフォーマンスが出来るアーティストのオリジナル曲とそのダンスリミックスというカップリングにてアナログ・レコードをリリースする。そして、その全てを日本人アーティストで行う。"こんなコンセプトを引っ提げて誕生した「ROOM FULL OF RECORDS」はリリース3枚目にして世界への流通を開始。日本人の作品が世界への足掛かりを掴みました。

 中央線沿線に脈々と流れるバンド熱、渋谷、青山といったクラブ発ダンスミュージック。レーベルコンセプトとしてのこれらの融合を、井の頭線、渋谷からの帰着駅"吉祥寺"にて、おこないます。ジャーマン・ロックを語る上で外すことのできない最重要バンドのひとつ、CANのボーカルダモ鈴木との共演は勿論、先日のDOMMUNE出演でも"マニュエル・ゲッチング再来?!"とのつぶやき多数だった今まさに世界へ向けて発信すべきイツザイMandog !!!

 アウトドアブランド"コロンビア"のイメージソング提供から、ロサンゼルスのネットラジオ局"dublab"とアメリカの"Creative Commons"によるプロジェクト、"Into Infinity"への参加と実力のほどは間違いのないスリリングで荒削りなサウンドと、繊細なメロディーメイクに定評のある札幌発スリーピースバンド、The Olololop。

 そして地元吉祥寺の夜を牽引する弁天通り発、dextraxのryo of dextraxとAutoPilotのUZNKによるThe Dubless。キャリア満点、引っ張りダコの人気DJであるYOGURT氏の胸を借りて、上記3バンドとともにおこなうレーベル初のショーケース・パーティ。

 普段はあまり吉祥寺に足の向かない、遊び場が渋谷周辺の方、ダンスミュージックはちょっと......という中央線沿線の方、このパーティーで、そんな皆さんもレーベルコンセプト同様に融合出来たら最高です。

Manhattan Records Presents
「ROOM FULL OF RECORDS Show Case 2012」
2012.12.08 SAT @ STAR PINES CAFE
23:30~5:00

LIVE : MANDOG, Olololop, The Dubless
DJ : Yogurt, DJ hiroki onodera - lil - Olololop
VJ : Tajif (FORTE / VIDEO ORCHESTRA), Satoshi (BLIND ORCHESTRA)
FEE : 2500yen (1D) / with Flyer 2000yen (1D)

URL : https://www.roomfullofrecords.com/


CAMPANELLA & TOSHI MAMUSHI - ele-king

 福岡天神は親不孝通りを代表したILL SLANG BLOW'KER、その唯一となるセイム・タイトルは、マニア界隈において周知の名盤である。。元々は別個に活動するメンバーが集い、ワンボックス・カーで全国行脚を行うも、あるものはその土地に住み着くなどして、グループは離散。そうした逸話もまた、彼らの奔放さを表していていい話だし、この盤からもそんな人となりがなんとなく想像できる。生活臭のなかに入り混じった生のブルーズとでも言おうか。そんなものがパッケージされているからか、たまに聴き返したくなるときがある。CAMPANELLAとTOSHI MAMUSHIがタッグを組んで作った『キャンピー&ヘンピー』にはその作品を想起させるわずかな片鱗があった。振れ幅の広い、ひと癖あるトラックが並ぶなか、異なる話法を持つ語り手がひとつの世界観を作品に落とし込んでいること。高い熱量とクールな空気感が同居し、たえず常温を保つような、ほどよいドープさとチル加減。もちろん、ハイライトとなるいくつかのヴァースはスリリングだし、何より終盤を飾るCAMPANELLAのソロ曲"ナイト&ナイト"こそが、くだんの作品をもっとも強く思い出させる。煙の立ちこめる夜の音楽である。

 フリーのミックス・テープ『デトックス』をはじめ、ネット上で旺盛な音源リリース――MINTとJinmenusagi、daokoとの"ヒート・オーヴァー・ヒア"(リミックス)は必聴――を行い、粘着質のある独特のフロウが持ち味のCAMPANELLAと、抜けのいい声と小気味よいライミングでさすがは名フリースタイラーといったラップを披露するTOSHI MAMUSHIからなるこのコンビは、HIRAGEN、YUKSTA-ILLらを擁するTYRANT、MIKUMARI、ICHIBA SICKNESSが参加するグループ、HVSTKINGSとともに実体のつかめないTOKAI DOPENESS/NEO TOKAIという独自のコミュニティに属している。
 TOKAI DOPENESS/NEO TOKAIという言葉でまず思い出されるのは、かつて名古屋で絶大な人気を誇ったラッパー、TOKONA-Xの最初にして最後のアルバム『トーカイ×テイオー』。2004年、彼の早すぎる逝去以来、いまなお名古屋のヒップホップ・シーンには彼の存在が影を落としていて、そんなシーンの滞りに対するジレンマは確実に溜まりつつあった。そんな現状を打破するために新たに立ち上げた呼称がTOKAI DOPENESSであり、NEO TOKAIなのである。
 彼らの徹底した上昇志向とスキル絶対主義の姿勢は、もはや聴き手に共感とは別種のものを抱かせる。地域性に根差したコミュニティではない彼らが、口ぐちにレップしているのは架空の都市RACOON CITY。これが何のことかと言うと、(たしか)四日市辺りにある工業コンビナートのことで、遊び場にしているこの地域一帯が、夜間はイルミネーションに煌々と照らされる都市のように見えることから取ったそうだ(偶然ではあるが、親不孝通りもまた、実在しない名称である)。
 この集合体は、同じ地元を持つ絆の強い同胞......というより、純粋にスキルの高い個々の才能がひとつの呼称と指標を合言葉に集まったようで興味深い。やや話が脱線するが、2005年あたりからはじまったUMBのような、いわゆるフリースタイルの巧さを競ったMCバトルの開催は、ラッパー全体のスキルの向上・底上げだけでなく、点在するシーンを繋げ、活性化を促したという部分において、何よりもその後のシーンへの恩恵を感じさせる。

 『キャンピー&ヘンピー』の聴きどころはやはり、まったくスタイルの異なる両者のラップ。展開やトリッキーな韻の置き方や、オフビートにも動じない安定感。トラックの中核を成すのはどこか異国的な音像と繊細なエディット感覚が耳を惹くRAMZA、そしてCAMPANELLAとは共作のあるC.O.S.A。バウンシーだが揺れのある、変則的なリズムを刻む。ソウルフルな"ストリート・リンク"はTONOSAPIENSプロデュースで、他にも"チェス・ボクシング"など、完成度の高い曲が並ぶ。
 しかし、昨年リリースされたYUKSTA-ILLの『クエスチョナブル・ソウト』を聴いたときにも思ったことなのだけれど、現場感を作品にパッケージングすることはつくづく難しい。ライヴでは質の高い見応えのあるパフォーマンスも、作品としてのアルバムにうまく作用するとは限らないということだ。ことにラップ表現においては、言葉が直接的すぎるため、聴き手に息苦しい印象を与えてしまうきらいがある。『キャンピー&ヘンピー』というアルバムは、TOSHI MAMUSHIが淡々とラップを繰り広げる反面、醒めた酩酊感を伴ったようなCAMPANELLAがヨレや破綻を生むことで成立しているアルバムだと感じた。思えば、ILL SLANG BLOW'KERのあの作品が素晴らしいのは、ユルさやミスや悪ノリが閉塞感を脱するメソッドとして、明確に提示されていたからだった。TOKAI DOPENESSの今後がシーンの現状にどう影響してくるのか、ひとまず12/8に渋谷FICTIONで行われるリリース・パーティ(https://www.residentadvisor.net/event.aspx?427129)に足を運んで思いを巡らせてみたい。

Gerry Read - ele-king

 『テルマエ・ロマエ』のヒットは発想がグローバルだったから......だそうである。インドネシアにはあと10年以内にセヴン・イレヴンが1000件はできるらしい。ブロック経済の行方を占うようにしてオランドーが提案したユーロ債はメルケルに一蹴され、市場=帝国に立ち向かう超民主主義をジャック・アタリは提唱するw。とにかくありとあらゆるものが国境を越えてノマド化するなか、なぜか「選挙権」だけがグローバル化しない。ある人が一国だけの経済に収まっていないのはもはや明白なのに、取引先の政権に対して何ひとつ影響力を行使できないというのは、まるで婦人参政権が与えられる以前の女性たちのようなものではないのかw。ジョージ・ブッシュが再選される際、ラルフ・ネーダーに投票するよう呼びかけたトム・ヨークに対して、モービーはイギリス人がアメリカの民主党票を割るような発言をするなとクレームをつけたことがある。つまり、国外から他の国の政治状況に影響を与えることが可能なランクとそうでないランクがこの世界には存在するということである。この不平等を是正し、グローバリズムを徹底させたいのなら、他国の政治状況に対しても投票が可能となる制度を構築するしかない。たとえば世界中のあらゆる人が外国への投票を一定票有し、それを外部要因としてパーセンテージを設定することで、一定の影響力とするわけである。日本との取引を進めたい中国の貿易業者が石原の対立候補に入れるとか、ジンバブエから安い労働力を輸入したい南アの企業はムガベを応援するとか(ちょっとブラック過ぎるか)。これぞグローバリズムではないだろうか。世界市場=帝国の完成ではないだろうか。ネタニヤフやベルルスコーニを失脚させたいと考える人たちが世界中に一定数いれば、圧制に対するストッパー要因にはなるだろうし、アメリカ軍もいちいちアラブ界隈に出かけていって面倒を引き起こす機会も減るだろう(つーか、シリアにも派兵しなかったアメリカはホントに病気かも)。あるいは、ブラジルのようにトービン税を導入した国だけ、こうした権利を認めるというのはどうだろう。攻め型と守り型の経済国家がジグソー・パズルのように入り組んだ世界が出来上がり、金田淳子が「人類皆BL」と書かれた旗を振るのである! ああ、ウゴ・チャベス! そうよ、ユーリヤ・ティモシェンコ! 投資マネーで突き刺して!

 冗談はさておき、BNJMNの快挙に続いて、ベース・ミュージックからハウスへと越境を果たしたジェリー・リードの1作目(これが言いたかっただけでした......)。昨年、ダーク・アークから「パターンズ」でデビューした弱冠19歳のリードは〈ランプ・レコーディングス〉が新たにスタートさせた〈4thウェイヴ〉から矢継ぎ早に5枚のシングルをリリースし、〈セカンド・ドロップ〉からの「ルームランド」にはディスタルによるリミックス盤も加えるなど、早くも新しいセンスのオン・パレード状態となっている。なかでは、どこからどう説明していいのかわからない"ウイ・アー"(スケベは見るべし→https://www.youtube.com/watch?v=TfV-Te608bA)を差してディスクショップ・ゼロの飯島さんはこともあろうに「粗さとしなやかさが同居する黒グルーヴ」と手短に片付けているけれど、ガラージにもミニマルにもダウンテンポにもダブステップにも聴こえるダンス・ミュージックのグローバリゼイション状態(なんだそれ)として聴かせ、日本からは消えうせた未来をハウス・ミュージックの前方にあっさりとつくり出していく。また。今年に入って(20歳になって)温故知新の総本山と化してきた〈デルシン〉からの"イエー・カム・ダウン"ではエイフェックス・ツイン"ヴェントリン"をハウスにアレンジしたような不思議なパーカッション・グルーヴが編み出され、最新シングルとなる「ライノ」ではジャム・シティを意識したようなインダストリアル・テイストも取り入れられていた。そして、そのどれも採録されていないファースト・アルバムにはさらに洗練された作風が並べられ、いままでになかったスウィング感があちこちから滲み出し("ギボン"や"クロール"を聴いてジャイルズ・ピータースンが放って置くとは思えない)、"ビー・プッシン(シー)"を筆頭にジュークをハーフで聴かせているような粘っこいグルーヴが腰にまとわりついて離れない。セクシーである。新井将敬に聴かせてやりたかった......(ウソ)。無法松の暴れ太鼓をアンチ‐Gがイタロ風にリミックスしたような「メイク・ア・ムーヴ」、スクリッティ・ポリッティをベース化したら......という想像がはたらく"ギヴ・マイセルフ・トゥー・ユー"、ムーディマンを思わせる"レッツ・メイク・イット・ディーパー"(実際、ピッチフォークはリードをムーディマンやフライング・ロータスと比較している)、デリック・メイをセオ・パリッシュでかち割ったような"ムーヴィング・フォワード"。どれをとってもいかにも新世代である。若い。新しい。ひゃっホー。

 Quench and anger on the other side of the graciousness of Hashimoto, a sense of loneliness rising from a gap of tranquility Kizu-kun, the day it was made to feel quite exhausted. (by 田中宗一郎) *ツイッターより英訳して無断転載

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