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京都レコード・シーンのいまを「垣間見る」2日間

京都レコード・シーンのいまを「垣間見る」2日間

──《京都レコード祭り 第4回》開催!

Jul 07,2016 UP

 京都の若手レコード店主2人が着想し、地道にDIYで作り上げ、2013年の初回開催以来京都の音楽愛好者界隈では夏の風物詩となっている、《京都レコード祭り》(略称:「レコまつ」)。
 第4回となる今回(2016年7月9日[土]・10日[日]|於:ZEST御池 河原町広場)は、吉田省念バンド・オオルタイチらがライブで参加するなど、例年になく多彩な出演者を揃え、参加者の期待も高まっている。
主催の中心メンバーの1人、加地猛さん(〈100000t アローントコ〉店主)に話を聞いた。(村上潔)

■第4回目ということで、これまでと違う点はありますか?

加地:いや、なんもない(笑)。回を重ねるごとにまだ来ていないお客さんを呼べていっているような気はしてるんで、それを続けていくという。やりかたとしてはそんなに変わってない。

■前回は老舗の〈太陽レコード〉さんの参加が話題になり、それが『京都新聞』の記事になったりしましたが、今回の目玉は?

加地:〈クレモナ〉さん。お店が復活するタイミング(2009年1月閉店/2016年4月開店)で、参加してくれる。会場の店番に来るのは、先代の寺井さん。だからたぶん、「あー!」ってなるお客さん、いっぱいいると思う。あとは〈BBG-Audio〉さん。中古オーディオ屋さんなんだけど、レコード部門を最近作らはって。まあ、オーディオ部門と両方で来るねんけど。オーディオのほうは、手頃な価格のセットを組んでもらって。あと、会場のDJセットもここに頼んでる。「こういう音も鳴るよ」みたいな感じで。まあ、全部偶然やけど(笑)。
それと、いつもよりライブとかすごい多なってて。6組出るんやけど。それが全部9日に出て(笑)、10日は落語とトークが中心。9日はもうひっきりない感じ。
韓国のNice Legsっていうバンドは、レコまつのことをネットで検索して見つけたらしくて、それでオファーが来て出演が決まった。そういうことで言ったら、今回は外国人の人に来てほしいな、というのがテーマとしてある。ふだん店に来る外国人のお客さんはすごい増えてるのに、この祭りには来てないから。だから、英語ができる人にTwitterで英語で告知してもらったり、ゲストハウス(京都には外国人向けのゲストハウスが多い)にも初めてチラシを撒きに行った。

■レコまつの当初からの一貫したスタイルは、レコード屋店主の有志がDIYで作る、ということですよね。いわゆる業界が関係することなく。それが京都で行なわれていることの必然性みたいなものはおそらくあると思うんですが、京都のレコード屋ネットワークのありかたが反映されていたりするのでしょうか?

加地:この祭りに関して言えば、まず俺と村松さん(〈ART ROCK NO.1〉店主)が具体的なことをやってて、あと会議に来る人が5人くらい。

■会議ってどのくらいやるんですか?

加地:3回くらいかなあ。実際会ってやるのは。

■ではそもそもの初回開催(2013年)に至る経緯というのは?

加地:村松さんと「こういうのやりたいなあ」という話はしていて、「じゃあ、やっちゃいますか」みたいになって。それで、最初は京都のレコード屋全店に声かけてみて、「出てもいいよ」って言ってくれた人たちでやった感じ。そのときに村松さんと俺ですごいやってるから、それがいまに続いてる感じ。

■全店に声をかけるっていうのは、いつまでやったんですか?

加地:2年間。2回行って断られたところは、3回目来られたら(断るのに気を遣って)嫌やろうな、と思ったから。

■それは、全店に直接足を運んで行った、ということですか? 電話じゃなくて。

加地:行った。電話じゃなくて。

■直談判?

加地:そうそう。

■初回は21店舗でしたが、参加店舗の数はだいたい一定してますよね。

加地:多少の増減と入れ替わりはあるけど、そんなに変化はないね(今回は24店舗)。ゲスト参加枠があるから、すごい多いイメージはあるけど。

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