ele-king Powerd by DOMMUNE

MOST READ

  1. Lana Del Rey - Norman Fucking Rockwell! (review)
  2. ヤプーズ情報 ──『ヤプーズの不審な行動 令和元年』は12月11日発売 (news)
  3. Columns FKA Twigs スクリュードされた賛美歌 (columns)
  4. Yatta - Wahala (review)
  5. LORO 欲望のイタリア - (review)
  6. interview with Floating Points ストリングスと怒りと希望のテクノ (interviews)
  7. Wool & The Pants - Wool In The Pool (review)
  8. FTARRI FESTIVAL 2019 ──国内外の実験/即興音楽の現在が集結する最後の祭典が開催 (news)
  9. Yves Tumor ──イヴ・トゥモアが再来日 (news)
  10. Grischa Lichtenberger - Re: Phgrp (Reworking »Consequences« By Philipp Gropper's Philm) (review)
  11. クライマックス - (review)
  12. マスターズ・アット・ワーク来日直前特別対談 時代を越える存在──DJ NORI と Dazzle Drums が語る MASTERS AT WORK (news)
  13. BLACK OPERAって何だ? ――V.I.I.M × BLACKSMOKER、ラッパーたちによるオペラ! (news)
  14. Adrian Sherwood, Roots Of Beat & Exotico De Lago ──エイドリアン・シャーウッドの来日公演にオーディオ・アクティヴ、ドライ&ヘヴィの面々からなる新バンドが出演、エキゾティコ・デ・ラゴも (news)
  15. Politics 消費税廃止は本当に可能なのか? (3) (columns)
  16. Columns Kim Gordon キム・ゴードン、キャリア史上初のソロ・アルバムを聴く (columns)
  17. interview with BBHF 歓びも、悲しみも痛みもぜんぶ (interviews)
  18. interview with KANDYTOWN 俺らのライフが止まることはないし、そのつもりで街を歩く (interviews)
  19. Columns Stereolab ステレオラブはなぜ偉大だったのか (columns)
  20. Daichi Yamamoto - Andless (review)

Home >  News > Sound Live Tokyo - ――国際舞台芸術交流センター主催の「サウンド・フェス」に行こう

Sound Live Tokyo

Sound Live Tokyo

――国際舞台芸術交流センター主催の「サウンド・フェス」に行こう

Oct 18,2012 UP

 舞台芸術を中心に、国内外のアート・シーンにおける情報と人とのプラットフォームとして芸術や文化の振興に取り組んできた特定非営利活動法人、国際舞台芸術交流センター(PARC - Japan Center, Pacific Basin Arts Communication)企画の音楽フェスティヴァル「サウンド・ライブ・トーキョー」が10月26日(金)~28日(日)にかけて行われる。

 参加アーティストは、菊地雅章、工藤冬里/マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、サンガツ、ティム・エッチェルス、Project UNDARK + ディーター・メビウス、Baby Arabia、山下残と、先鋭的な表現活動を重ねてきた面々が多く並び、演奏のみならず展示や映画上映など、音楽から広くアートへとつながる地点でどのような音が鳴らされるのか楽しみだ。Project UNDARK + ディーター・メビウスのパフォーマンスには後藤まりこもゲスト参加する旨が追加発表されている。以下簡単にトピックスを。

 菊地雅章のピアノ・ソロは、東京文化会館という音響的に優れた環境に加え、PAなしの演奏が予定されており、理想的な条件のもとで公演を楽しむことができそうだ。
 Phewと小林エリカによるProject UNDARKは、「被曝」というテーマに果敢に取り組んだ傑作『Radium Girls 2011』を発表して以来初となる、クラスターのディーター・メビウスを迎えてのライヴ・パフォーマンスに期待が高まる。
 Baby Arabiaは、タイでアラブ/マレー音楽を演奏し、イスラム・コミュニティの聴衆を楽しませ続けているバンドだとのこと。「自分が所属しないコミュニティの歌を自分が話さない言語で35年歌っているという、彼らの音楽活動のあり方にも興味を持ってもらえれば」と言うのは担当氏だ。ライヴの前にはタイにおける「普通の」イスラム教徒をテーマにしたという連作ドキュメンタリー映画から、昨年公開の『Baby Arabia』が字幕付で上映される。
 ティム・エッチェルスの展示『Wall of Sound』の音楽監督も務める工藤冬里は、マヘルでの演奏の他、同展示のコンサートに子どもの合唱団を交えたパフォーマンスを試みる。これまた担当氏は「展示されているテクストの読解のプロセスがそのままパフォーマンスになるような、とても面白いものになりそう」と語気を弾ませる。ぜひ単日だけでなく、通しチケットの方でプログラムの全体を楽しんでいってもらいたいとのことだ(『Wall of Sound』は展示、コンサートとも入場無料)。熱意を持って取り組まれ、熟慮された構成の企画であることがよくうかがわれるだけに、シリアスな音楽ファンと
して、またワークショップ感覚でも全日程を体験したいところである。

サウンド・ライブ・トーキョー
Sound Live Tokyo

会期:2012年10月26日(金)[前夜祭]~28日(日)
会場:東京文化会館 小ホール

参加アーティスト:菊地雅章、工藤冬里/マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、サンガツ、ティム・エッチェルス、Project UNDARK + ディーター・メビウス、Baby Arabia、山下残

日程:
10月26日(金)
17:00~20:30 ティム・エッチェルス『ウォール・オブ・サウンド』(展示)
*19:00 菊地雅章 ピアノソロ(1stセット)
20:30 菊地雅章 ピアノソロ(2ndセット)

10月27日(土)
13:00~20:30 ティム・エッチェルス『ウォール・オブ・サウンド』(展示)
*18:00 Project UNDARK + ディーター・メビウス
19:20 山下残『ヘッドホンと耳の間の距離』
20:30 工藤冬里/マヘル・シャラル・ハシュ・バズ

10月28日(日)
13:00~19:30 ティム・エッチェルス『ウォール・オブ・サウンド』(展示)
*15:30 『Baby Arabia』(HDCAM上映、74分)
17:00 Baby Arabia(コンサート)
18:15 ティム・エッチェルス『ウォール・オブ・サウンド』(コンサート、音楽監督・工藤冬里)
19:30 サンガツ

会場:東京文化会館 小ホール

チケット、詳細:http://www.soundlivetokyo.com/index.html

主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、国際舞台芸術交流センター(PARC)

後援:ブリティッシュ・カウンシル、東京ドイツ文化センター

東京文化発信プロジェクトは、「世界的な文化創造都市・東京」の実現に向けて、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体やアートNPO等と協力して実施しているプロジェクトです。都内各地での文化創造拠点の形成や子供・青少年への創造体験の機会の提供により、多くの人々が新たな文化の創造に主体的に関わる環境を整えるとともに、国際フェスティバルの開催等を通じて、新たな東京文化を創造し、世界に向けて発信していきます。




© Abby Kikuchi  菊地雅章


イラスト:小林エリカ  Project UNDARK + ディーター・メビウス


山下残『せきをしてもひとり』(2010年、原宿VACANT)
山下残『ヘッドホンと耳の間の距離』


工藤冬里/マヘル・シャラル・ハシュ・バズ


Baby Arabia


スペクタクル・イン・ザ・ファーム(2010年、那須)での演奏  サンガツ


We Wanted by Tim Etchells (2011)  ティム・エッチェルス『ウォール・オブ・サウンド』

NEWS