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AOKI takamasa RV8 raster-noton / p*dis |
昨年イギリス人から「タカマサ・アオキって知ってる?」と訊かれ、スイスの〈Svakt〉から「君がタカマサ・アオキについて書いた原稿を見せてくれる?」とメールされ、AOKI takamasa(青木孝允)は、外国人から教えられる日本人アーティストは少なくないが、いまやその代表のようだ。彼、そしてコーヘイ・マツナガ(NHK)の欧州での知名度、評価、人気は、ここ最近のエレクトロニック・ミュージックのシーンにおいてちょっと抜けているように思える。
先日、〈Svakt〉レーベルから12インチを発表したばかりの彼の4年ぶりのアルバム『RV8』がベルリンの〈ラスター・ノートン〉から5月9日にリリースされる。これこそ、ダンス・ミュージックと実験音楽との見事な交錯だと言えよう。実に多彩なリズム、そしてさまざまなコードが自在に、巧妙に変化していく。最小の音数による大きな空間では、小さな工夫がたくさん待っている。耳と身体と想像力が突かれる。ele-kingでも、5月の下旬には、彼のインタヴューを掲載する予定ですが、リリースは5月9日なので!
さらにまた、5月14日から5月18日まで、恵比寿リキッドルームの2階にあるKATAにて、AOKI takamasaとデザイナーのMAAとのデザイン・プロジェクト、〈A.M.〉の展示会が開かれる。開催中は、彼らの作品の展示のみならず、Tシャツの販売もあり。また、5月17日には、同所でアルバム『RV8』のリリース・パーティが開催される。
日程 : 2013.05.14(火) -18(土)
open15:00-21:30
入場無料 ※17日は有料イベントあり
BEATS | RHYTHM | groove | MNML |
AOKI takamasa new album "RV8" release party
LIVE : AOKI takamasa, DJ : MAA
日程 : 2013.05.17(金)
open/start 20:00
料金 : フライヤー呈示 1000円 当日1500円 ドリンク代別
■以下、送られてきたプロフィールです。
AOKI takamasa
1976年生まれ、大阪府出身。自身にとってのファースト・アルバム「SILICOM」をリリースして以来、自らの方法論を常に冷静に見つめ続け、独自の音楽表現の領域を力強く押し拡げる気鋭のアーティスト。2004年~2011年はヨーロッパを拠点に制作活動、世界各国でのライブ活動を行い、国際的に非常に高い評価を受けている。2011年に帰国し、現在は大阪在住。これまでにPROGRESSIVE FOrM、op.disc、fatcat、raster-noton、commmons等、国内外の人気レーベルからのソロ作品や、過去には高木正勝とのユニットSILICOM、Tujiko Norikoとのコラボレーション・アルバムもリリース。また、坂本龍一、半野喜弘、サカナクション等のリミックスやエンジニアとしてACO、BUN / Fumitake Tamuraらのミックスも手掛けている。音楽活動の他、写真家としても精力的に活動中。また、2013年よりグラフィックデザイナーMAAとのハイブリッドデザインプロジェクト 『A.M.』を始動。
MAA
2008年より本格的なDJ活動を開始し、すでに東京のアンダーグラウンドなテクノ・パーティの数々でプレイを重ねている。 タイトで重心低めのグルーヴを持ったミニマルなテクノを中心に選曲。 そのプレイには長年のリアルなパーティ体験で培われた揺るぎない感性が息づく。グラフィックデザイナーとしての活躍も目覚ましく、これまでにAOKI takamasa / RADIQ / Yoshihiro HANNO / FUMIYA TANAKAなどのアルバム、12インチのアート・ワーク等を数多く担当。また、大阪難波CLUB ROCKETSにて行なわれていた名パーティi like.をはじめ、dance rodriguez / Lr / dj masda主宰CABARET @UNIT TOKYO / 半野喜弘主宰I WANT YOUなどのパーティフライヤーデザインを長きにわたって手がけている。2013年よりAOKI takamasa とハイブリッド・デザイン・プロジェクト 『A.M.』が始動。